製作所日誌

「通崎好み」の最近の日誌

きのう、きょう

昨日は、本村さんと練馬にて、作曲家当摩泰久さん立ち会いのもと、新曲『斜面のクーラント』の合わせ。
あっという間に時間が経って、スタジオを延長。
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夜は、神楽坂方面に移動。
別件で、飲む。
あっという間に時間が経って、酔っ払う(笑)

東京からの帰りの新幹線。
EX予約は、iPhoneから簡単に何度でも変更出来るので、いつもあまり深く考えず予約しているのですが、今日早い時間に変えようと思ったら、思った時間が、どれも見事に満席。
お盆の帰省客、夏休みの家族連れなど、そういえば、そうでした。

まっいいか、とブリジストン美術館で時間を潰す。
ちょうど、行きの新幹線で原田マハ『楽園のカンヴァス』(新潮社)(←アンリ・ルソー作品に対する二人の研究者の鑑定対決)を読んでいたので、頭の中がなんとなくブリジストン美術館に近かった(笑)

「ドビュッシー、音楽と美術〜印象派と象徴派のあいだで」展。
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で、新幹線に乗ろうと思ったら、名古屋方面の大雨で、1時間ほど遅れ。
かなりため息ではありましたが、改札で偶然、高校の時の先輩、タカヨちゃんに出くわし、なんかちょっとうれしい気分だったので、遅れもまぁ許せました(笑)





五条坂・陶器まつり

1曲譜読みができて「よしっ!」と思った瞬間に電話が鳴り、誘惑に負けた(笑)昨夜は、五条坂の陶器まつりに出かけました。

毎年、朝9時頃から夜11時頃まであいているのですが、昨夜は行ったらもう終わりかけ。
今年から夜は10時に閉めることになったのだそうです。
不景気それとも、何らかの規制?!
心なしか、ちょっと寂しい感じでした。
とはいっても、五条通にずらっと並ぶ陶器屋さん作家さんらのお店群は壮観です。

367に置いている、箸置きのヴァリエーションが少ないので、今年は箸置きを買いました。
洋風にも和風にも使えそうなの。
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小振りで、石ころのような、キャラメルのような、の。
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面白かったのは、多治見から来られている方のお店。
飛行機型の箸置きです。
ディスプレイはセントレア空港を模しているそうです(笑)
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これがなんと、ひとつずつ違う機種なんです。おじさんの説明っぷりに惚れました。マニアックな説明を聞くのは、楽しい。
JALやANAをはじめ各国の旅客機はもとより、政府専用機からスペースシャトルまで揃っています。
私は、コレを買いました。
実物を買えば550億円だそうです!
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箸置きではなく、普通に飾ってもかわいいです。
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陶器祭りは明日が最終日。明日の夜遅めに行くと、かなり安くしてもらえる可能性アリです。

そうそう、こんなお皿があった。
どうして、ファゴット?!
ヴァイオリンやチェロが先に売れて、ファゴットが売れ残ったそうです...
ちなみに、オーボエもありました(笑)
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プロフィール写真

演奏しているところの写真は、リハーサルで撮ってもあまりよくなくて、やはり本番で、ということになるのですが、クラシックの演奏会の会場は静かだし、撮影にもいろいろと制限があります。

マリンバや木琴は、バチが下にあると動きがなくておもしろくないし、バチが上がっていると顔が隠れたりする。上下も左右も動きが激しいので、カメラマン泣かせだと思います。
最近、木琴の演奏写真を更新してないことが気になっていて、ふと思い立ち、本番当日にカメラマン中川忠明さん(『天使突抜一丁目』の写真を撮ってくださった方です)に電話してみたところ、偶然空いておられ、飛んできてくださいました。楽器がはっきりわかること、マレット、顔がはっきり写っていること、その上で動きのある写真...
三脚、一個所に固定、でがんばってくださいました。

何枚か候補があります。
コレは自分では、ベスト4の中の一枚。
膝を曲げているから、その姿勢がどうかな?
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演奏写真ではないけれど...
この写真、とってもやさしそうな人に写っています(笑)
この間、弟子のヤスコちゃんに「ツウザキ先生がやさしいと、落ち着かない」と言われ、ちょっと気にしています(笑)
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傘立て!

ずっと「傘立て」が欲しかったのですが、367に似合う物がなかなかなくて、1年以上買えずに過ごしていました。
なので、雨の日にお客さんがあると、申し訳ない感じ...
でも、もう大丈夫です!
ようやく傘立てを買いました。
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イギリスのアンティーク。
ブリキのコールバケツ(石炭を運ぶのに使うバケツ)です。
このちょっとかわいいそっけなさ、を探していました。
安定感もなかなかよい、です。

お菓子『日本狂詩曲』

昨日のブライトンホテルでのコンサート。
たくさんのお客さまに来ていただき、ありがとうございました。
ピアノの松園さん、編曲、そしてアンコールで連弾にも参加してくださった当摩さん、ありがとうございました。

ラウンジでいただける、オリジナルデザート。
ブライトンのパティシエ、渡辺さん、がんばってくださいました!
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この日のメインの曲『日本狂詩曲〜貴志康一作品による(かごかき〜花見〜竹取物語〜龍)』をお菓子で表現してください、というお題。やっぱり「かごかき」に、かなり苦労してくださったそうです(笑)
お菓子を紹介します。

「かごかき」
かごに見立てたクレープの中には、黒糖のカスタードとわらび餅が入っています。
かごの前後にブドウ。これを、かごかきに見立てています。
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「花見」
和風ティラミス。
中には、花見にかけて、桜餡がはいっています。
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「竹取物語」
お〜!竹取物語〜という感じです(笑)
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「龍」
龍は、ラインで表現されていて、ホワイトチョコレイトをウロコに見立てています。

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これらが、一つのお皿に盛りつけられ『日本狂詩曲』と相成りました。
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ところで、聴きに来てくれたゆっこちゃんが「かごかきって何?」といいました。ゆっこちゃん、さすがです(笑)
かごかきとは、昔の乗り物の一種である「駕籠(カゴ)」をかつぐ人夫のことであります。

宵山デート?!


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明日は、ブライトンホテルでのコンサート。
当摩さんの作品も演奏するので、当摩さんが、今日リハーサルに立ち合ってくださいました。

松園くんは「疲れているから帰る」というので、二人で宵山に出かけました。
東京人の当摩さんは、祇園祭初体験。
とっても仲良しな写真になりました(笑)

ブライトンのお菓子。

17日、ブライトンでのコンサート。
ラウンジ「クー・オ・ミディ」では、オリジナルデザートが楽しめます。
今年は『日本狂詩曲〜貴志康一作品による』を最後に弾くので、それにちなんだお菓子をお願いしました。
この曲は「かごかき」「花見」「竹取物語」「龍」と4つの貴志作品がメドレーになっています。なので、これをお菓子で表現してください、とお願いしました。
まぁ、安易なリクエストといえば、それまでなのですが「かごかき」のお菓子って興味ありません?ブライトンのパティシエが作る「かごかき」(笑)
「え〜っ」と言われるかと思ったら、昨日、担当の林さんから「お菓子、張り切っています」とメールがありました。「竹取物語」あたりはまぁ想像がつくのですが「かごかき」どうなるんでしょう。「かごかき」のお菓子、う〜ん、楽しみです!

ところで、貴志康一は平岡養一と同世代。
25才でベルリンフィルを指揮、将来を嘱望されていたのですが、28才で亡くなります。
貴志康一については毛利眞人著『貴志康一〜永遠の青年音楽家』(国書刊行会)に詳しいです。御興味のある方は是非。
この本の中に載っている中山岩太撮影のポートレイトがかっこいい!
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リニューアルへ

リニューアル後のブログのページでは、かなり遅ればせながら、ツイッターとフェイスブックを連動させることになっていて、とにかく使い始められるよう、登録しました。まだ一歩を踏み出していない状態ですが、近日中に始動する予定。
よろしくお願いいたします。

夕方から、そこそこ雨が降っていましたが、浴衣や着物姿の方がちらほら見られました。
毎年のことですが、やはり鉾の上からお囃子が聞こえるとちょっとそわそわします。
と、こういうことは、ツイッターに書くのかなーと思いつつ、このページも名残惜しく...
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リニューアル

少し前から、このブログのリニューアル計画を進めています。
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今日は、谷本さんと、このサイトの製作でお世話になっている阿部さんの事務所にお邪魔しました。
うちと谷本さんちは、自転車で3分くらいの距離ですが、阿部さんの事務所は、ちょうど道の途中にあります。なので、この3人なら、どこの家にでも、3分以内に集合できます(笑)

とりあえず祇園祭宵山の日にサイトの引っ越しをして、五山の送り火の日にリニューアル完了しようという計画。
特に京都らしさをねらったわけでもないのですが、そんなタイミングになりました(笑)

ところで、このあたりは、そろそろ鉾が建ち始め、渋滞が多くなっています。
今年は、宵宵山日曜日、宵山は「海の日」祝日で、ものすごい人手になりそうです。

試演会

昨日は、試演会(うちでやる、生徒さんらのとっても簡単な発表会みたいなもの)でした。
不定期開催で、都合の合う人が演奏します。

広島の靖子ちゃんが夜行バスの往復でやってきてバッハのシャコンヌを熱演したり、裕子ちゃんも新しいレパートリーに挑戦したり、また飛び入りゲストもありで、楽しい会になりました。
私は、香織ちゃんとライヒの「ナゴヤ・マリンバ」を弾きました。

この試演会の目玉?!は、演奏終了後の打ち上げ??!!
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カレシができたとか、そういう話でも盛り上がり(笑)
最後は、午前2時をまわっていました。
みなさん、お疲れ様でした!
ばっちり片付けて帰ってくれた絢子ちゃん、ありがとう。

菊水

何度となく前を通っているけれど、あらためて見上げることはない「レストラン菊水」のビル。
昨日、南座の前で待ち合わせだったので、待っている間あらためて眺めていると、屋上ビアガーデンの感じが、とってもかわいい。
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大正15年に建てられたビル。

ある日、一階部分が、明るくオープンな感じに改装されたのを知っているのだけど、それって昭和49年の出来事らしく、自分の歴史も感じます(笑)




優れものの軍手!

楽器を運んだり組み立てたりする時など、グローブがあると助かるのですが、なかなか気に入った物に出会えませんでした。
というのも、アレルギー体質なので、素材によっては、かゆくなる。
かっこいいのは、たいてい、かゆい。
そうなると、古典的な軍手をよく洗濯して使う、というのが無難なのですが、かわいくないし、フィット感もいまいち。

で、最近見つけた優れもの!
「日本野鳥の会」のオリジナルグッズ「アウトドアグローブ」。
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SMLのサイズがあり、フィット感抜群。
掌部分の滑り止めも、天然ゴムで、グリップ感最高!
この軍手をつけたまま、紐も結べますし、ねじもOKです。色もかわいいです。
2色セットで1260円です。

私は、たまたま雑貨やさんで見つけたのですが、日本野鳥の会のHPからも購入できます。
よく荷物を運ばれるみなさん、いかがでしょうか。







長屋の整理

6月のある日。
おそらく軽く50年は掃除してないんじゃないか?!....という友達の家の掃除、というか整理をお手伝いしました。

なんでも、経験は役に立つものです。
367の解体を見ていたので古い長屋の整理、といえば、持ち物「ゴーグル」「マスク」「着替え」「てぬぐい(←頭用)」等、心得ております!
えっへん。この作業、おそらく「普通の女子」では無理ですね。

結構大変でしたが....(笑)
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宝探しのように楽しかったです。

軸の山が出てきたので、鉄斎か栖鳳か?!と思ったら、天皇でした(笑)
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天皇もの、はいろいろあって「今上天皇」と書いてある軸もありましたが、天皇さんの姿をみても、どの時代か全然ピンときませんでした。

友達のおじさんの小学校卒業証書も出てきました。
名前の前に「京都府平民」!
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箪笥に敷いてある新聞をみると、ヤマハは山葉。
昭和5年のものでした。
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かなり片付いて、すっきりしました。
江戸時代から続くお家なので、お商売の「大福帳」など、見始めると面白くてとまらなくなりそうだったので、とりあえず、かためて袋に入れました。

私は、ネズミも恐れず陣頭指揮、という感じでしたが、代々続く自分の家の歴史を整理した友達は気分的に、大変だったと思います。
おつかれさまでした!


カレーうどん。

趣味で畑仕事をされている方から、夏の野菜が届き始めました!

今日のお昼は、昨日のカレーに、茄子、じゃがいも、万願寺唐辛子、油揚げを加え、醤油味の出汁と合体させて、カレーうどん。
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今日は、めずらしく?!マリンバを練習しています。
スティーヴ・ライヒ。
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木琴は軽めのバチ2本で弾くことが多いのですが、マリンバは重め4本なので。
単純に...
重い!


ベートーヴェン

今日は、捜し物があって、平岡の楽譜ファイルを広げていました。

平岡養一は、戦前のニューヨークで、モーツァルトやベートーヴェンのヴァイオリンソナタを木琴で弾いていました。
よく演奏された「クロイツェルソナタ」の楽譜は、ボロボロです。
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私も、学生の時レッスンでは「教養として」という感じで、ベートーヴェンやモーツァルトのヴァイオリンソナタをやりました。
久しぶりに弾いてみようかな、と思ってみたり。

文鳥。

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定期的に通っている漢方の病院。
待合のところに、こんな張り紙がありました。
「中野」というのは院長先生です。
なんか、可笑しいなー。

鳳泉

大人になって京都以外で中華料理を食べてから、京都の中華料理は「京都の中華だ」ということに気がつきました(笑)

河原町二条の「鳳泉」は、ほんとに「京都の中華」の味がします。
鶏ガラと昆布のスープが決め手でしょうか。
食欲炸裂。
(注:二人分です、さすがに....それでもすごい?!)

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今日はとても気持ちのよいお天気だったので、ごはんの後、木陰で仕事をしました。
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眼科でPC画面の見過ぎはよくないと言われ、PCと緑を交互にみる作戦(笑)
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我ながら、快挙!

ここ数年かけて取り組んだ平岡養一の評伝が、第19回小学館ノンフィクション大賞の最終候補作に選ばれました!
タイトルは『忘れられた響き〜木琴王 平岡養一』といいます。

こうして、正式発表を見ると、我ながらスゴイと思います(笑)
よくやった、わたしっ!
他4作品の著者のうち2名はプロの文筆家、そして写真家の八木澤高明さんもカメラマンというよりはフォト・ジャーナリストですから。
素人が一人紛れ込んじゃいました、という感じです。

300余りの作品から選ばれたというだけで、
これはもう「やったぁ〜!!」ですが、賞をもらったわけじゃないので、
控えめに「やったぁ〜!!」
最終目標は、本になること!です。

小さなスツール

367用に、かわいいスツールを買いました。
私の膝の高さの半分くらい、の高さです。
正座が苦手な人用に(笑)367の2階に似合う、小さなスツール。
ようやく出会いました。
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さくらんぼ

先日は、北海道から届いたアスパラガスを豪快にいただき、今日は山形のさくらんぼ。
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季節が夏に向かっています。
夜、外にでてちょっと歩くと「コンチキチン」と祇園祭のお囃子の練習が聞こえてきました。
今年もあっという間に半分終わり、7月がすぐそこです。

胃袋

昔は、勉強や仕事が大変になると、あまり食べられなくなってやせ細っていましたが、最近はどんな時でも、もりもり食べられるようになってしまい、体重計に乗るのがコワイ。
どんな時でも、というより、原稿を書き続けていると、男子系カロリーの高いものが、食べたくなる。
身体を動かすマリンバの練習をしているときは、豆腐とかベジタリアンのようなヘルシーなメニューなんですが...おかしいなあ。

昨夜は、鉄板焼き屋さんで、かなり節操なく食べてしまいました。
脳が故障している?!としか思えないオーダーでした。
大丈夫か、胃袋?!
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明日からは、当摩さんアレンジのとっても素敵な「椰子の実」の譜読みを始めるので、胃袋も正常化してくれることと思います。
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あっという間の

あっという間に一週間経っていました。
ばたばたしていて、ブログの更新が滞っていました。

ようやく一息ついたところで、今日は姉がお昼ご飯をごちそうしてくれるというので、家族でランチ。
うちのお姉ちゃんは、大阪で、某証券会社勤務ですが、来月1日付けで「課長代理」に昇進するらしい。「会社」には縁がないので、それがえらいかえらくないか、よくわからないのですが(笑)とにかくめでたい、ということで。
でも、この間上司に「最近態度がでかい」と注意されたそうで、それ、可笑しい。
上司の気持ちもわからないではない(笑)

帰りに、西邑さんのアクセサリーの展覧会に行く。
私は、アクセサリーは一切しないので(←金属アレルギー)観に行ってもお買い物できないのですが、お姉ちゃんは、ゆっこちゃんに、いろいろつけてもらったりして、すっかりはまってました。
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蚊取り線香!

蚊取り線香!
お皿との相性、イメージ通りです!
無化学物質のナチュラル蚊取り線香です。
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ミカちゃん

うちにレッスンに来ているミカちゃん。
いつまでも子どもだと思っていたら...
もう高校生です!
4本バチも始めました。
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私と同世代のマリンバ奏者、ミカさん。
ニューヨークのミカさんのご主人は70才のリチャード・ストルツマンさん。帯広のミカさんのご主人も70代のクニ河内さん。
私のまわりの「マリンバを弾くミカさん」は、どうやら年の差婚みたいです。

ちなみに、今日のレッスンで、うちのミカちゃんに「どんなタイプのオトコの子が好き?」と尋ねみたら「思いやりがあって、おだやかな人」だそうです。しぶいなあ。
「黄瀬さん、ぴったりやん」というと「うんうん」と言ってました。
年の差的にはいい感じですが(笑)

彫刻。

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先日、佐川美術館で「生誕100年 彫刻家佐藤忠良展」を観て、40年ほどわからなかった「彫刻」というものがどういうものなのか、少しわかったような気がしました。

子どもの頃から「日展」なんか観に連れて行かれて
「彫刻部門」の部屋に入ると、作品がどう、ということよりも、こういうのを作品として作る人は何を考えているのか、ということの方が、気になっていました。
そのような長年の疑問がちょっとばかり溶けた、展覧会でした。

少し前に行った「井田照一の版画」展。井田さんの作品は、私が思っているより、どれも「ちょっと多め」で、それが、面白かった。
これは、西岡さんデザインのチラシにつられて出かけたのでした。
西岡さんのデザイン、と言えば、今和次郎展も早く行かないと終わっちゃいますね。
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昨日の来客は。

昨日の来客。
谷本さんと、もう一名。
IT関連の仕事をしている人が367に来ることって、初めてかも。
と思って、よく考えてみたら、367解体工事前にお祓いをしてもらった神主さんの本業(?!)が、「ITコンサルタント」でした(笑)

その正体は、また後日!
仕事はIT関係なのに、文系男子。仏文出身です。タマネギが苦手です。
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ところで、PCを見るには、zoffのPC用レンズ眼鏡がいいんだとか。
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本日のがらくた市 その2

一つの仕事を引き受けるにあたって、演奏以外に、いろいろ勉強しないといけないことがでてきます。
今、やっているのは、日本海軍、です(笑)

で、にほんかいぐん〜と思ってがらくた市を歩いていると、こんな豆本をみつけました!
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骨董屋のおばちゃんは「いい本に目をつけてもらって、おばちゃんもうれしいわ。」と言って500円まけてくれました!

海軍の何かというと、歌の歌詞が載っているんですね。
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今度、千花ちゃんの伴奏で!
『軍艦行進曲』を弾く予定があります。
平岡さんが使っていた軍艦行進曲の楽譜です。
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昭和3年の楽譜なので、おそらく日本で買ってアメリカに持っていったということ。
こんな書き込みもあるのに、戦時中帰国するにあたってよくFBIに没収されなかったものです。
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でも、いろいろみていると「軍艦行進曲」より「愛国行進曲」がいいかな、と思ったり...。
千花ちゃんに愛想つかされないようにしよう!(笑)

本日のがらくた市 その1

京都の骨董市。
毎月21日東寺の「弘法さん」と25日北野天満宮の「天神さん」はよく知られていますが、第一日曜東寺の「がらくた市」は、あまり知られていません。数年前から思うのですが、弘法さんよりがらくた市の方が、業者さんの数は少ないけど、内容が充実しているような...
弘法さんの、ところせましと店が並んでいる「ごちゃごちゃ感」も悪くないけど、がらくた市は、境内に余裕があって、風通しがいい。
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店の数も、少ないとはいえ、結構なもん、です。
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今日は、367で蚊取り線香を置く、かわいいお皿があるといいな、と思っていました。
で、かわいいのを見つけたんですが、一枚3500円。
う〜ん、高い、どうしよう〜
と、じっとお皿を見つめていたら、露店のおっちゃんに「欲しいんやろ。若いお姉ちゃんやし、2枚で4000円にしとくわ」と言われました。
一言も発していないんですけど。
オーラで値切った?!
しかし、すかさず、隣の露店のおっちゃんに「この人、若くないで〜。東寺に20年は通ってるもん」とリアルにばらされ、お金を払ってそそくさと退散しました(笑)
今日は、曇りで雨が落ちてきそうだったので、おじさん達、荷物を減らして早く帰りたかったんですね。
それにしても、帽子と眼鏡は変装になります(笑)

桃太郎の図柄。
京都の楽焼、浮田楽徳作のお皿、昭和10年のものです。
結構大ぶりです。
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セットで買ったのは「舌切り雀」。
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天声人語!

本日、朝日新聞天声人語に「天使突抜」が紹介されました!
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「取材でお邪魔したことがある」という、その取材は、たしかもう5年くらい前のこと。朝日新聞論説委員の方の引き出しの多さ、奥行きには、本当に驚きです。

ここに出てくる「高校生の時、叱られた」というエピソードは本当。職員室まで呼び出されましたもん。まぁ、呼び出されても仕方がない「前科」があったわけですが...しでかした本人はほとんど忘れていますが、クラスメイト、ピアノの平林さんはほとんど覚えているみたいです...うぅっ。
担任の塩谷則子先生、お元気ですか。
その節は、ほんとに、いろいろスミマセンでした。

それはさておき、です。
私は何が嬉しいかって、限られた文字数のなかで「木琴」を省略せずしっかりいれてくださったことですね!

ル・アーヴルの靴みがき

今日は、アキ・カウリスマキ監督「ル・アーヴルの靴みがき」を観る。
http://www.lehavre-film.com/
とても色がきれいで、それだけでも幸せな気分でした。
お話しもよかったけど「心を磨けば、奇跡はおきる」というひとつのテーマは、ある意味、ちょっとせつないなあ、と思いました。

ところで、9月14日、ルーテル市ヶ谷での本村さんとのデュオコンサート。
当摩さんの新曲「斜面のクーラント」の進捗状況のメールが来たり、昨日は、谷本さんにお願いするチラシの打ち合わせをしたりと、着々と準備がすすんでいます。

先日、清滝のギャラリーテラでの演奏がYouTubeにアップされました。
PCを使う仕事は、全て本村さんにおまかせ!
さすが東大工学部!(と、こんなことで言われたくないと思います・笑)

野田雅巳「発明家」より 美女センサー
林光「ピアノの本」より ソネット
ヘンデル ソナタHWV367「フリオーソ」
ヘンデル ソナタHWV369「アレグロ」
です。
9月の本番には、ブラッシュアップしてお届けします!
YouTube「本村 通崎」で検索していただければ4曲出てきます。

あじさい

あじさいが咲き始めました。
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お菓子もあじさい、和三盆。
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あやしい....

我ながら、あやしい。
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だって、こんなところにいたんだもん。
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松丸本舗

丸の内の丸善にある「松丸本舗」を覗いてみました。
はじめてだったので、松岡正剛さんの頭の中を見るようで、ちょっとクラクラしました(笑)
ここで、何を買ったかをいうのは、照れくさいですね。
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本の分類が独特ですが、吉本隆明と吉本ばななが並んでいる「吉本家」、「岡本家」とか「吉行家」とか、家別分類コーナーは、面白いですね。

最近、読む本が、男子系。
日本海軍モノとかね(笑)

でも、こんな感じでのんびり読めば、ちょっとは女子っぽい?!
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どこにいったでしょう。

昨日は、ココに行きましたよ。
さて、どこでしょう。
ヒント1
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ヒント2
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ヒント3
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わかりませんよね、フツウ(笑)

ボーナス・ヒント!
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ところで、一昨日東京に行くのに、新幹線の改札に入ったら、着付けの、大西典子ちゃんに会いました。
いや、もうびっくり。
のりちゃんは、アンティーク着物ショップponiaponの大野さんがやっておられるボランティア活動「女学生スタイル撮影キャラバン」
の着付けボランティアで気仙沼まで出かける、とのことでした。
この活動のことを知らなかったのですが、ほんとに素敵な活動ですね。
アルバムにするところまでがセットというのが、大野さんらしいです。

で、もひとつびっくりしたのが、ちょうど谷本さんも、この週末、阪田さん(←かつくんの大学院の先生)が気仙沼の仮設住宅改善に取り組んでおられるのをお手伝いに行っていたそうです。みんな、気仙沼!
谷本さんは「気仙沼のほぼ日」にも寄ってきたそうですよ。



スカイツリー!

決して、スカイツリー見物に出かけたわけではないんです。
目的地、最寄り駅でおりて地上へ出たら、こんな風景でびっくりしたのです!
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でも、つい、つられて、ここまで歩いたのは、完全に物見遊山です。
はい(笑)
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そのあと、ここまで来たのは、乗り換えがあったからなんですよ。
乗り換えが!
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45

昨日45才になったのですが...
「しじゅうご」と言うと、かなり迫力あります(笑)

朝から、赤帽の山田さんが「おめでとうございます」と、畑でとれたタマネギを持ってきてくださり、とってもなごみました!
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お手製のケーキとか
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演奏会じゃない日のお花とか。
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いいなー、誕生日は(笑)

金環日食ショー

特に天体好き、というわけでもないのですが「明日は、金環日食」と思って寝たら、五時半に目が覚めたので、東寺に行きました。
ちょうど、今日は、弘法市の日だったので。

グラスは持っていなかったのですが、弘法さんに行けば、なんとかなるだろうと。

六時半頃には、東寺に着いて一通り見終わった頃、暗くなってきました。
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「五重塔と金環日食」が写せるところは、どうやら一つの撮影スポットらしく、三脚をたてて本格的なカメラを構えた人がたくさん並んでいました。
やっぱり!親切な人がグラスを貸してくれました。
弘法さんは裏切らないね。
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露店を見ながら空を気にしていると、そのうち、ますます暗くなってきました。
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また、別の知らないおじさんが、謎のシートを貸してくれました。
不思議な写真がとれました。
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でも、そのおじさん、とってもお気の毒なことに、カメラが突然故障して撮れなくなったらしく、ほんとにお気の毒でした...

東寺では、お堀のカメも、日食を観ていました!
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今日の買い物は、広島産減農薬特大レモン5個で200円!のみ。
下蒲刈島を思い出しながら、レモネードでも作って飲みましょう。
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京町家が、美術館

今日は、版画家の木田安彦さんの美術館のオープニングに、出かける。

京都の古い家には、必ずといっていいほど玄関の小屋根のところに置いてある「鍾馗さん(しょうきさん)」。
木田さんのところは、鍾馗さんじゃなくて、ねこちゃん、です。
かなり、大きいです(笑)
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中京の真ん中に、こんな状態のよい、それも大きな町家があるとは、びっくりです。
改修には、京町家再生研究会が関わっておられたので、工務店は「大下工務店」。大下さん始め、大下工務店のイケメン達も勢揃いでした!
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古物。

古書店で入手したものに、かわいいらくがきを見つけました。
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まるで、今和次郎の世界です!
現在、今和次郎の展覧会、国立民族学博物館でやってます(笑)

古本といえば、楽しみにのぞくのが、林哲夫さんのブログ。
もちろん、古書だけではなく、本、美術、いろいろですが、写真もきれいだし、情報も満載で、丁寧で、こういうもの好きの方には、おすすめのサイトです。

ところで、突然ですが。
ナニワ調和楽団の「シロホン調和楽」のレコードを入手しました。
ナニワ調和楽団、この楽団の名前は初めて知りました。
おそらく昭和4〜7年くらいのものではないかと思われます。
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演奏曲目は「小鍛治」「吾妻八景」です。
シロホン(木琴)が主役で、ヴァイオリンやピアノ、そしてサックスなどの合奏。
とってもイカしたサウンド!です(笑)

谷本邸ニュース

今日は、谷本さんにちょっとしたシゴトをお願いしたいという方を、工事中の谷本邸にお連れしました!

久しぶりに、谷本さんちの工事進捗状況をお知らせします。
2階の床に穴が!
穴を開けるとき、楽しかっただろうな〜(笑)
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これは、一階の明かりとりになります。

キッチン予定地の横に、押し入れの枠も出来ています。
これが、部屋のしきりになるんですね。
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洗濯機を置く場所も、しっかり確保、です。
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まだ、カバーがかぶせたままですが、なかなかゴージャスなお風呂も設置済みです。
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このドイツ製の、お風呂の品番は「367」だそうです(笑)


フォークリフトとわたし。

今日は、午後から撮影アリの取材が入っていたので、朝から楽器のまわりに散乱した楽譜を整理!
よっしゃ、間に合った!

こんな企業が発行されている媒体です。
ここが製造されているフォークリフトの、ミニカー(とは言わないのかなぁ)をいただきました。
かわいい!
うれしい!
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ライターさんもカメラマンさんも、とってもいい方でしたので、こんなポーズもしちゃいましたよ(笑)
フォークリフトと木琴とわたし。
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7月号なので、ゆかたに着替えて367でも撮影しました。

インタビューで「これまでに挫折を味わったことは」と尋ねられ、困ってしまいました。決して挫折していない、というわけではないのですが、普段自分の挫折について、あまり振り返ったことがないので(笑)
まぁ、日々挫折って感じですね。

ミカ・ストルツマン!

先日、カーネギーホールでのリサイタルを大成功で終えられた、NY在住のマリンバ奏者、吉田ミカさんが、クラリネット奏者のリチャード・ストルツマンさんと御結婚されました。
おめでとうございます!
今、日本で流行りの年の差婚でもありますね(笑)

しかし「ミカ・ストルツマン」さんからメールが届くと、さすがにびっくりします(笑)
音楽に興味のある方ならご存じかと思いますが、ストルツマンさんは、ヨーヨー・マらとの共演で、グラミー賞も受賞されている、現代クラリネット界最高峰におられる方です。
ジャズやクロスオーヴァーの分野でも活躍されているので、そちらの方でご存じの方もあるかもしれません。
今日が、パーティーだったということで、早速写真を送ってくださいました。
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メテユンデ、です。
アメリカの大学生、ミカさんのお嬢さんも。
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直前にYoutubeを見て、特訓された?!そうで、初めての着付けも、上々です。
ストルツマンさん、戸矢崎さんのアロハシャツもお似合いですね!

末永くお幸せに!

367の新規購入。

367には、できるだけモノを置かないと思っていたのですが、長時間いるとどうしてもほしくなるものが出てきます。
「この台所では料理しない、お湯を沸かすだけ」と言われていたけど(笑)ここにずっといると、おうどんくらいは作りたくなります。

で、ねばっていたけど、やはり欲しくなって買いました。
なんでもないステンレスにしようかと思ったけど、どうも合わないような気がして、これに決めました。
色は、迷いに迷って、黄色にしました。
ポップな色だけど、シリコン製なので、キツくはないかな、と思うけど。
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あと、くず箱は、上田さんでいただいたアンティークがあるけれど、やっぱり台所用の蓋付きも欲しいかな。
お客さんがある時は、中にしまえる最低限の大きさ。
これも、随分探してコレにしました。
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たまには着物。

昨日はおよばれ。
着物を着て出かける。
お魚は、もう、鱧でした。
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ふぅ、美味しかった。
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勢いよくいただいてしまいました。
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久しぶりに会って
「ふとった?」と言われる。
「わかった?」




プラネタリウムの夢

この間、作曲の西邑さんとプラネタリウムに行った夢を見ました。
なんなんだ〜 と思っていたら、ココに答えが。

西邑さんの新しい楽譜が出版されたんですね。
そのタイトルが「Winter Milky Way」と「Orange Moon」!
カールフィッシャーのサイトからサンプルの音源が聴けます。

みんな、仕事してるね〜



五条天神社の大祭

外へ出ると、雅楽の音が聞こえてきました。
今日は、五条天神社の大祭。
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ここだけ、違う空間になっていました。
『天使突抜367』で紹介した、367のお祓いをしていただいた、佐々部昭一さん。
がんばれ〜と応援してしまいました(笑)
普段は東京でIT関係コンサルタントの仕事をしておられます。
いつもはおしゃれな眼鏡姿ですが、神主業の時は地味な眼鏡に変えるとおっしゃってました。今日は、眼鏡がなかったから、コンタクトにされたのかな。

ところで、明日、うちの隣の隣の隣に、コインパーキングがオープンします。
その名も「フルーツパーク天使突抜一丁目」。
う〜っ、看板がかわいすぎる〜(苦笑)
天使突抜一丁目にも、コインパーキングとマンションが増えてきました。
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映画「少年と自転車」の続き

いい映画なんだけど「音楽」について「?」と思っていたら、昨日京都新聞に、音楽について監督さん(ダルデンヌ兄弟)のコメントが出ていました。

ダルデンヌ作品にはめずらしく劇中に音楽を使用した。「今回は例外的に、シナリオの段階から音楽を入れようと思っていた」と弟のリュックが言う。「あの音楽はシリルに欠けているもの、親からもらえなかった愛の慰め、愛撫のようなものです。そういうものが彼にもたらされる可能性があることを告げています」

とのことでした。

うーん、そういうことか。
ひっかかるのは、わたしだけか。

風水土のしつらい展

10年以上前のこと。
ある日、北野の天神さんで、ナンパされました。
おじいさんに(笑)

私は、アンティークの派手な着物を着ていて、そのおじいさんは、いかにもこだわりがある絹の衣を纏っておられた。
何度かすれ違って、目があって、声をかけられ、そこからの詳細は忘れましたが、うちに遊びに来られました。
えっ、私がナンパした?!いやいや(笑)

今井俊博という名刺をいただき、う〜ん、何か聞いたことがある。
そうか今井俊満!
フランスで活躍し、アンフォルメルを日本に紹介した画家です。
どことなしか、顔も似てる?!
「失礼ですが、今井俊満と何かご関係が....」
と尋ねてみたところ「あぁ、それ弟。」
ということで、意気投合し、おつきあいがはじまりました。

明日から14日まで、梅田大丸で開催される「風水土のしつらい展」(←企画をされています)のために、関西に来られたついでに、367へお越しくださいました。

なんとも、367にぴったりなお客さまでした。
大正一五年のお生まれなので、御年八六才!
不思議な魅力のある方です。
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SP盤の整理

367に電化製品を増やさないといいながら、また新入りです。
SPレコードの音源をPCに取り込める、というレコードプレーヤーです。

以前買った、SP、EP、LPレコード対応、カセット、CD、ラジオ一体型で、すべてUSBに落とせるという優れものを、以前たしか、ここでも自慢していましたが、これに一つ欠点がありました。オートリターンなので、決まったところで針が勝手に戻ってしまうのです。
なので、最後の数秒聴けない!というレコードが出てくる。
まぁ、とりあえず聴く分には問題ないのですが、PCにとりこんで、きちんと資料として残すためには、ダメです。

で、新しくターンテーブルを購入しました。
持ち歩ける、場所をくわないタイプです!
367用のものは、収納のことも考えて買います!
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これには、ピッチコントロールもついているので、回転数の微調整が出来ます。
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これは、有り難い機能なのですが、自分の耳を頼りにするには、私の絶対音感が「おおよそタイプ」なので、こんな時、不便。

レコードって、同じSP盤でも、ものによって、かなり回転数が違うんですね。
知らなかった....
半音も違うと、ハ長調の曲が嬰ハ長調になるので、こんなややこしい調でこの曲は弾かないよね、と考えられるのですが、もっと微妙な差は、う〜ん、あんまりわかりません。
気持ち悪いのは、わかるけれど、何パーセント調整すればよいか即座に判断できるほどの絶対音感は、持っていない。
SPは、3分ほどで終わるので、次から次と何十曲も、微妙に違う回転数がきて、次第にいらいら....しつつ楽しみました!(笑)

何十枚も聴いていると、戦中のビクターより、戦前のポリドールの方が音、よくない?
な〜んて、ちょっとオタクっぽくなってきました。

昔のは、レコードの中の紙袋もなかなか素敵です。
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でも、このロゴはちょっと不思議です(笑)
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戦争中に発売されたレコード。
30代の平岡養一さんのイラスト、似てる〜
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映画「少年と自転車」

ゴールデンウィーク中に映画館に行くなんて...
と思われるかもしれませんが、この類の映画はすいている。
余裕でゆったり座れました。
フツウにいい映画、でした。

しかし、音楽が残念。
フランス語の映画なのに、音楽がベートーヴェンなんですよね。
ベートーヴェンのピアノ協奏曲「皇帝」の第2楽章。
この曲、メロディーは確かに優しい雰囲気なのですが、音楽の構造としては、やはりがっつりドイツ的。
日本語も英語も聞きたくない気分だったので、私には、ちんぷんかんぷんなフランス語の「響き」がちょうどよかったのですが、う〜ん、やはりベートーヴェンは違和感。
カンヌの審査員は、そうは感じなかったのかな(笑)
まぁ、監督さん、なんらかの意図があったのでしょう、ね。

ところで、今、聴いているのは、昨日amazonから届いた、高橋悠治、です。
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坂口安吾


思いの外、坂口安吾の書斎、がうけていたようで...(笑)
本物はコレです。
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ここまでひどくはなかったですが(ほんとうです)まぁ、相当なことになっておりました367の2階。
先日、打楽器/マリンバ奏者の藤井里佳さんが遊びに来てくださることになり、おかげで、見事に片付きました!

里佳さんには、もっと、心のこもったおもてなしをしたかったのですが、掃除に手間取り、無念...! でしたが、とにかくあるべき姿の367に来ていただくことができ、ほっとしました(笑)

ところで、367には、不用意に電化製品を増やさないようにしています。
が、
最初に、導入したのは「掃除機」。
当初、ほうきとぞうきんで掃除をするつもりだったのですが、町内の地蔵盆の福引き、一等賞で掃除機が当たり、掃除機を導入!
その次は「電気ストーブ」。
寒さに負けました。
で、今回は「デスクライト」。
暗さに負けました。
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本当は、イギリスあたりのいい感じのアンティークを探していたのですが...
ヨドバシカメラで、さくっと買いました!



清滝!

28日、本当に気持ちのいい日でした。
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会場のすぐ前ですが、絵はがきのような風景が広がっていました。
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清滝のギャラリーテラでのコンサート。
本村さんとバロックから現代まで、結構本気なプログラムでしたが(笑)
お客さんも楽しんでくださったようで、よかったです。

打ち上げでは、タケノコづくしのおもてなしをいただきました。
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うなぎと、おくどさんで炊いたタケノコごはんも!あまりに美味しくて、ご飯大盛り2膳もいただいてしまいました。大丈夫か、私。
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散策に行ったんじゃないですよ!
ご飯を食べに行ったんじゃないですよ!!
演奏の証拠写真はコチラ(笑)

そうそう、演奏中に横からちらっと、本村さんの姿を見ると、谷本さんのイラストと同じで、くすっと笑ってしまいそうでした。

もひとつ、そうそう。
9月、ルーテル市ヶ谷で本村さんのコンサート。
当摩泰久さんに新曲をお願いしています。
タイトル、仮ですが、決まりました。
「斜面のクーラント」
斜面ですか、クーラントですか、う〜ん、どんな曲でしょう。楽しみです!

367の床

この間の雨で、367の2階の戸、2カ所が開きにくくなっていました。
黄瀬さんに「戸がヘン」というと、「ヘンなのは戸じゃなくて、床です」と言われ、なるほど。
板が暴れて、ちょっと盛り上がっているところに、建具がつっかえていました。
雨が降ると、湿気で特にひどくなるみたい。

谷本さんにメールしたら、早速まーくんと。
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367でこの図は久しぶり。
今度、床をちょっとカンナで削ってもらうことになりました。
原稿書きかけ、資料散らかり放題の部屋をみて「坂口安吾の書斎みたい」と言われました。いや、あそこまでひどくはないと思います!!

あっ、そうそう、谷本さん、この春で、大学、さくっとやめました。もうすぐ教授じゃなかったの(笑)「画家」いや絵を描くスペースが完成するまでは、専業建築家、いや大工?!みたいです(笑)


ぎりぎり。

ブログに何を書くか、ちょっとは考えています。

今日演奏した曲は、
一週間前に受け取った新曲であるにもかかわらず!
初共演にもかかわらず!!
合わせは当日のリハーサルだけ!!!

そういうことを前もってブログに書くと、お客さんを緊張させてしまいますから、そこそこに、とか(笑)
今回ご一緒させていただいた、バリトンの大石哲史さん。
長年東京を中心に活躍されていますが、さすが京都出身、お寺のぼん。久しぶりに出会った「京都のオトコ」でした。

いろいろぎりぎりが続きますが、ぎりぎりに慣れてくると「ぎりぎりのぎりぎり」とか「まぁまぁぎりぎり」とか、ぎりぎりに種類ができてきます。
今までで「もうほんとにぎりぎりのぎりぎり」と思ったのは、大山崎山荘美術館での展覧会の展示でしょうか。前日徹夜で、開館たぶん3分前くらいに滑り込んだ(笑)
私は、お〜ぎりぎり!!!と思ったけれど、一緒に徹夜した谷本さんは開館3分前にもかかわらず、余裕の様子だった。だって、3分も前だもんね。
次に同じようなパターンに陥ったときは、1分くらい前に滑り込んだけど、私も「よっしゃー、余裕」という気になりました(笑)

学生の時、先輩から「直前に何がおこってもいいように試験の曲は1週間くらい前に仕上げておくつもりで」とアドヴァイスを受け、なるほどと思って実行していたのですが、あの1週間は何処へ....
恵良先輩お元気ですか〜

SP盤

ネットオークションで買った「木琴獨奏とオーケストラ」のSP盤。
真っ二つに割れて届いたので、お店に問い合わせると、簡易書留なので保証がきく、とのこと。
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早速、先方で連絡をとってくださり、日本郵便の方がうちまで来てくださったのですが、手続きがややこしいぃ。
連絡ある度、説明が八分目(笑)
もう、いいです、と言いたくなってきたけど、基本的には、丁寧で親切な対応なので、いいそびれたまま、サインをしたり、ハンコをついたりしています。
でも、最後に「手続きはしましたけれど、認められませんでした」と言われる可能性もあるそうでう〜ん、よくわかりません(苦笑)

でも、今日は黄瀬さんに出張修理していただき、ばっちり聴けるようになりました!
なので、ごきげんです!

正面写真

今日は、朝から姉に電話で起こされる。
「日経の朝刊にでてるよ〜」って。
知ってますし...(笑)
姉は、証券会社勤務なので、早起きして日経新聞読んで、会社に行くらしい。

友達からもメールあり。
顔写真が不評(笑)
いつも、使っている公式プロフィール写真はちょっと斜め向きで、他にもいろいろあるのですが、いくつか見せたのがどれもダメ、真正面のでお願いします!と言われ、これなら文句なく真正面、と送りました。
写真全体を見れば面白い写真(撮影・平野愛さん)ですが、まぁ、100円玉分くらいの面積、顔だけ切り取れば、ただの無愛想よね(笑)
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エレクトーンの生演奏

伯父が亡くなったりして、ばたばたしていました。
「通崎」が一人減りました。
日本のどこかで、増えているのかな「通崎」...

京都市内で、土砂降りでない限り、お葬式は着物で出かけるけれど、最近和服の人が少ないので、よく「愛人みたい〜」と言われる。
一昔前のドラマのイメージか(苦笑)

喪服というのは、コーディネイトを考えなくてよいので、どんな着物より着るのが早い。準備から着付け完了まで10分もあればOK。なのに、今回黒いぞうりを探すのに、20分かかった...
MKタクシーは着物着用だと1割引。補助がないと歩けない母(←障害者)も1割引。今回は、一緒に乗ったので、なんと、2割引にしてもらって、ちょっと申し訳ない気がしました。

御通夜もお葬式も、親族だけの小さなもので、いい時間を過ごせました。
ただ、葬儀の会館の演出で、住職さんの入退場?!の時、エレクトーンの生演奏でベートーヴェン交響曲第七番の二楽章が演奏されたのには、度肝を抜かれた。お経の前後にミュージックはいらん(笑)
とはいえ、伯父はそんなこと気にする人じゃなかったので、まぁ、いいや。


明日は、フェニックスホールで中川さんの追悼コンサート。
チケット完売です。


漆壁の修繕

今日は、別件で黄瀬さんと川合さんが367に寄ってくださったのですが、ついでに、漆壁の和紙の剥がれているところ、を修繕してもらいました。
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一番よく使う扉の所なので、剥がれやすいのかもしれません。
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「普通の糊、カッター、つまようじ」この三つがあれば修繕可能、ということで、お願いしました。
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おそらく「さりげないすご技」で、きれいになりました!
川合さん、働かせてスミマセンでした!

ところで、今日の京都は暖かく、一気に桜がさいています。
近所の道祖神社の小さな桜がかわいらしいです。
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植物については詳しくないので、責任ある発言ではありませんが...。
円山公園のしだれ桜は、もうかわいそうで写真を写す気にもなれません。そろそろ世代交代させてあげてもいいのでは、と思ってしまいます。

新美女センサー

4月28日に演奏する「新美女センサー」の楽譜が届きました。
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昨秋初演した野田雅巳さんのリコーダーと木琴のための作品「発明家」。この曲の第1曲「美女センサー」の新ヴァージョン「新美女センサー」が出来ました。
28日には、これも加えて「発明家」全曲初演となります。

昨日、今日、と本村さんと合わせ。
京都らしいお昼ご飯を作ろうかと思ったけれど、全く余裕なし。
せめてお吸い物は、生湯葉など入れてみました。
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お菓子は、末富さんに桜のものでも買いに行こうかなと思っていたけれど、これも余裕なし。
でも、美味しそうでしょ。
近所のケーキ屋さんのケーキです。
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28日は二回公演ですが、一回目はまだ少しお席に余裕があるそうです。
新緑の清滝。
お天気だったらいいな。

さくらさくら

京都の桜、満開はまだですが、いい感じです。
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でも、かなり寒いです。
しかし、高瀬川の上に台を組んでこんなことをされているみなさんがおられました。
高瀬川に面したお家の方々、みたいでした。かなり寒いとは思いますが、贅沢ですね。
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今日は、真冬と同じ格好でちょうど、というくらいの、寒さ。
なので、ごはんは、こんなことになりました。
まだ、賀茂ねぎが美味しいです。
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今日は、桜もですが、お月さんがとてもきれいでした。
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やはり、今日はこの曲ですね。
戦時中に発売された平岡養一のSP盤「さくらさくら」!
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清野さんの本。

清野恵里子さんの『清野恵里子のきものの愉しみ帯あそび』(集英社)がでました!
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美しい装丁は、鈴木誠一さんです。カヴァーをとっても、素敵な本、です。大人の着物好き、裂好きにはたまらない本ですね。いろいろな布が帯に使われているのですが上質の更紗や日本の織物だけではなく「トルコのシーツ」など「清野さんやってくれますね〜系」のものも満載です。本文は、すっきりしたデザインで、着物着用のモデルさんは出てきませんが、帯締めと帯揚げの取り合わせなど迷われる方には参考になりそうな、実用性の高い本、でもあります。
裂や文様の説明など勉強にもなります!


ところで、今日、とっても欲しいものに出会ったのだけれど、よく言う「自分のご褒美に買う」というのは、どれくらいのことをすれば、どれくらいのものを買ってもいいのかな、私の場合... などと考えています(笑)


遅れてきたエイプリルフール

先日、開催されたウエディング・フェアに素敵なカップルが来場されました。
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あ〜ら、よく見れば西脇千花さんと当摩泰久さんではありませんか!

この真相は、4月6日西脇千花ピアノリサイタルで!(明らかにされるかどうかはわかりませんが、是非お出かけください・笑)

紹介文は西邑さんのブログで

久々のレポート

久しぶりに「谷本邸勝手にレポート」をお届け致します!

谷本邸に灯りがともりました!
電気屋さんは367でお馴染み、ホリテックさんです。
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一階は広いスペースですが、谷本さんが立っているところで仕切られ、奥は、ご両親が来られたとき、泊まれるようなスペースになる予定です。
よっ、孝行息子!

でも、お風呂は完成後もかなり寒いことが予想されるので、ご注意ください(笑)
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キッチン予定地ですが、まだわかりませんねー
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1930年代の東京

自分の中で、お別れはすんでいるのだけれど、やっぱり「林光さんを送る会」に出かける。
1930年代東京生まれの光さんのお別れ会の前に、世田谷文学館にて「都市から郊外へ〜1930年代の東京」展を観る。
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なぜか、この日は無料!
光さん、ありがとう!と言う(笑)
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知らないことがたくさんの展覧会も楽しいけれど、新しい発見をしつつも、自分が好きな時代「そうそう、これこれ」と思いながら観る展覧会も楽しい。
まさに、銘仙や木琴の時代、なので!

早めに銀座に出て、なぜか(笑)カメラマンの田村さんとお蕎麦やさんで光さんに献杯。
お蕎麦の前のこういうメニューは、東京、という気がする。
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辛み大根で、しゃきっと引き締め、お別れ会に。
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記帳のカードに、メッセージを書く欄があったのだけれど、どうもこういうのが苦手。結局空欄に。
今、光さんが目の前に現れて、何か話せるとしたら感謝の言葉の前に、
めずらしい照れ笑いで「あっ、書くの忘れてた」とおっしゃった、あの曲の左手の一小節「あっ、光さん、ここ、お願いします!」と言っちゃいそうです。

えっ。

ここのところ、忙しいです。
この状況、一昔前なら痩せ細っていたはずなんですが、えっ、体重、増えてます(笑)
埼玉では、今夜は軽くすまそう、と一人でおそばを食べた後、かかってきた誘惑の電話にのって出かけ、ピザなんて食べたりしてましたから....さもありなん、です。

佐世保でも、しっかり食べました。
高校時代のクラスメイトである、平林さんと一緒に出かけると、どこか修学旅行の気分になります。実際、修学旅行は長崎だったし(笑)

前回の佐世保でお知り合いになった和楽器屋さん前川楽器店の前川さんから情報を得て、地元の人が通うお店「ささいずみ」で、活イカの刺身!
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これは、後で、天ぷらにしてくれます。
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仕上げには「ひらすの巻き寿司」もいただきました。
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本番の日のお昼は、佐世保バーガーを食べたし、帰りは、空港で10分ほどしかない、というのに、根性で?!五島うどんも、食べました。平林さんのセレクトにつられオーダーした(笑)ゴボウの天ぷらがのっているおうどんが、なかなか美味しかったです。
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と、食べ物の話ばかりになりましたが、ちゃんと演奏もしてきました(笑)

一日目は、地元の中学校でのファミリーコンサート。ブラスバンド部の打楽器の生徒さんへ『マリンバ練習帖』を使った公開レッスンも交え、楽しい時間でした。

二日目メインのリサイタル。アルカスSASEBOの中ホールは、石の作りで、これまで弾いたホールの中でもよく響く上位3位にはいるくらいの残響がありました。
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それに加え、ピアノは、平林さんのお好みの、ベーゼンドルファーだったので、大変ゴージャスなサウンドとなりました。

よく考えれば、マリンバ・リサイタルは、久しぶりかも。最近は、すっかり木琴奏者の気分になっていました。豊かな響きの中にいて、あらためて、マリンバも、捨てがたいなぁと、思いました。
「マリンバをとるか、木琴をとるか」
まぁ、そんな選択、誰にもせまられていないので、両方できればいいですね(笑)

聴きに来てくださったみなさん、アルカスSASEBOスタッフのみなさん、ピアノの平林さん、ありがとうございました!

そうそう。
佐世保の町でみつけた、こんな看板。
フツウの飲食店みたいだけど...
久美子さんって、どんな方でしょうね。
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うしろ・まえ

衣装作ってくださる田中さんは、いつもパンツの後ろと前がわかるように、マークをいれてくださいます。
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でも、このマークが実にきまぐれで。
後ろに入れる時と、前に入れる時があるんだな。

私は、このマークを見ると、いつも、これは前だったっけ、後ろだったっけ、と幼稚園児のように、迷ってしまいます....

明後日の昼間に、佐世保の中学校で公演があるので、明日から佐世保です。
中学校のブラスバンド部の生徒さんへのレッスンも予定されていて、それも楽しみです。

どうやら、私より飛行機嫌いらしい平林さんと、飛行機に乗って行ってきます!

たべものいろいろ

今日、わかったこと。
お米を綿の袋に入れると、戦後の配給みたいだ(笑)
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こんなドレッシングをいただきました。
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神山旬感工場の「すだちピリ辛」ドレッシング。

みんな、いろいろ考えますね。
すだち、だから徳島、ですね。
無添加なのが、うれしいです。

「いかなごの釘煮」が届いたりして、春を感じています。
いかなごの写真を撮ったけれど、目がこちらをにらんでいて、こわかったので、写真は削除(笑)
おいしくいただきました。

図書館にて

この人の視線が気になった。
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審査な一日。

今日は、朝から夕方までアゼリア推薦新人演奏会のオーディションの審査をしてきました。
私は、器楽部門(弦・管・打)の審査で、14分の制限時間、20人の演奏を聴かせていただきました。若者達の熱演、なかなか聴き応えがありました。ふぅ〜(笑)
ヴァイオリンあり、ホルンあり、マリンバあり...という内容ですが、審査員の審査結果を集計してみていると、ほぼ意見が同じになる、というのが面白いです。

ところで、今日、一緒に審査をさせていただいた、音楽ジャーナリストの寺西肇さん、が訳されたヤープ・シュレーダーの著書『バッハ 無伴奏ヴァイオリン作品を弾く〜バロック奏法の視点から』。
最近増刷されたそうです。みなさん、勉強してますね〜
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で、本といえば。
探していた本が諏訪市図書館にあることがわかり、京都の下京図書館に借りてもらえたのですが、昨日下京図書館から電話があって「貸し出せない本なので、読みに通ってください」って。
明日、図書館に行けば私に会えます(笑)

でこぽん

下蒲刈から「デコポン」と「はるか」が届きました!
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うん、わかりやすい!

ほんとに、下蒲刈島はすてきな島です!
たくさん勉強したの、忘れないうちに「下蒲刈島検定」の問題を作って発表したいと思います!(笑)






昭和三年

平岡養一さん、昭和三年のリサイタルの時の写真です!
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この時使っておられたのと同じディーガンの木琴が手に入りました!!!
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座って演奏するタイプです。
木と金属の組み合わせっぷりが「工業系」で、シンガーミシンのイスとも、ばっちり似合います!
かわいすぎて、泣けてきます(笑)

いつの間にか、Deaganが5台!
木琴博物館ができそうになってきました。

縦型木琴

現在のマリンバや木琴はピアノと同様にドレミファソラシドが左から右へ並んでいますが、昔のヨーロッパの木琴は、手前から奥に並んでいました。
舞台の上でそう説明すると「へぇ〜」とちょっとした笑いが起こります。
私も、民俗的なスタイルのものは見たことがありますが、このような立派なものは、はじめて見ました!
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届きました!

アメリカの楽器屋さん、ではなくて、道具屋さん、から買ったものが、昨日届きました。
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えっ、でかい!重い!!
久々、367の大扉を開けました。

まず、端っこからテープをはがしてみたのですが、梱包の様子がわからず、いろいろこぼれてきて、ぎゃ〜。
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本体が顔を出すまで、随分時間がかかりました。
ようやくここまで。
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ふぅ〜。
まだか〜。
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とにかく丁寧に梱包してくれ、と激しく訴えたのですが、つたない英語が脅迫に受け取られたか?!というほど丁寧な梱包でした(笑)

ようやく、箱がでてきて、本体に出会えました!
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木琴です!
いえ、正確に言います「シロリンバ」です!
笑わないでね。
ほんとにシロリンバという名前なので。
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シカゴのディーガン社で、1924年から1939年にかけて作られていた(らしい)「Xylorimba/シロリンバNo.730 」。数あるシロリンバの中でも、小型のタイプで、一般的に、とても人気があったようです。
この楽器は、ほとんど実態が知られていないのですが、メシアンやブーレーズの作品にも「シロリンバ」が出てくるので、そういう意味では「謎の楽器」として知られています。(実際は、たいていの場合、シロフォンかマリンバで代用される)
パーツ全てでこんな感じ。
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組み立て方がよくわからず、谷本さ〜ん、黄瀬さ〜ん、と叫んでしまいました。
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とりあえず、組んでみました!
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ちょっと大きく写っていますが、実際はとってもかわいらしいサイズです。
これは、イスに座って演奏する時の高さ。ここに足を取り付けると、立って演奏できる様になります!
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ディーガンのロゴもステキです。
なぜか、「N」の上に、穴をあけようとした後がありますが....
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音は...
聴いてのお楽しみ!
意地悪〜(笑)

夢と現実

この間、留守中の井幡さん宅に侵入し、チェンバロを練習しまくる、という夢をみました。練習した後は、楽譜棚と「レコード」棚から資料をひっくりかえし「井幡さん、帰ってきて見つかったら叱られる!!!」と思い、怯えながらも、資料を見ていました。
やはり、帰ってこられた井幡さんには、しっかり叱られました...
「寝室には入るな」と(笑)
夢の中とはいえ、井幡さんスミマセンでした。

次の日は、平林さんに叱られる夢を見ました。
現実で叱られないよう、まだ伝えていなかった佐世保で演奏するバッハの曲について連絡しました。
こちらは現実で「遅いっ!」と叱られずにすみました(笑)

たわもないことシリーズの続き。
雑誌取材のオファーがあると、同時に「このページに載ります」と「見本誌」が送られてきます。
うん、今月は五木ひろしか(笑)
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話題は飛びますが...
先日、田口ランディさんが367へ遊びに来てくださって、うれしかった!

マリンバ修理。

今日は、黄瀬さんと聖和大学に「コロムビアミヤカワマリンバ」の修理に行ってきました。
支え棒がよじれて、ネジがうごかなくなり、応急処置され、ちょっと気の毒な感じになっていたこの部分。
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ネジが動かないということでしたが、黄瀬さんの手にかかると、なんでもなく動きました(笑)
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部品を叩いてフラットにして、棒の先のねじれもなおす。
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楽器の足の小さな穴には、あたらしいネジが止まりやすくするため、おがくずで埋める。
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きちんとはまるのを見届けて、最後は着色。
筆を持つのはお手のものです。
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それから、ピンが倒れているのもまっすぐになおしてもらいました。
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鍵盤のひもも取り替えて、出来上がり!
というところで、楽器屋さんではない黄瀬さんに、聖和大学の丸尾先生は「オルガンもなおしていただけますか?」
ずっこけそうになりましたが、谷本さんはチェロもなおしましたからね(笑)

古いオルガン。
ほとんど音が出なかったのですが、ペダルの部分をなおして、ばっちり音が出るようになりました!
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修理をするのに、蓋を外したりして、この楽器の歴史も判明しました。
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黄瀬さんも谷本さんも、笑っちゃうくらいなんでもできますね。
このお道具箱をみると、歯医者さんもできそうです!
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黄瀬さん、お世話になりありがとうございました。
それから、貴重な楽器ということで修理の許可をくださった大学関係の方、そして前もって諸々の段取りをしてくださった野田美佳さんにも感謝です。

タバコ・カード

これは、1880年代、アメリカのタバコカードと言われるものです。
タバコを買ったら中に入っていたオマケみたいなものです。
お花シリーズとか女優シリーズとか立身出世シリーズとか....いろいろあって、これは、楽器シリーズ。
その中の「木琴」!
ステキです!
手のひらより小さいサイズです。
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このタバコ・カードは、アメリカから始まって、ヨーロッパや日本にもあったそうです。会社によって、サッカーの技を書いたものとか、ほんとにたくさんのシリーズがあるので、これ専門のコレクターさんもおられるとか。

最近、円高なので「資料」と称して、つい、ちょっとしたものを買ってしまいます。
それにしても、この切手の貼りっぷりは?!
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西脇千花ピアノリサイタル、のチラシ。

4月6日、ティアラこうとう(東京)で、千花ちゃんのリサイタルがあります。
バッハ、ベートーヴェンに現代曲と、かっこいいプログラムです。
チラシのデザインは谷本さんです!
う〜ん、素敵です。
こちらのPDFをクリック!
お近くの方は、是非。
ちょっと遠くの方も、是非!

ところで、昨夜見た夢。
京都会館第一ホールで、ベルリオーズの幻想交響曲を聴いていると、突然建物が大きく揺れ出し、あわててロビーに出ると、そこは船だった!それで、海に落ちるかと思った時、ちょうどちかづいてきた島に飛び移って、濡れもせず奇跡的に助かった!そしたら、海上保安庁の船がやってきて....終わりました。
昨日、毎年恒例の確定申告のアルバイトを絢子ちゃん(←お父さんが海上保安庁)に頼んだところだったので、そのせいかな(笑)
とにかく、自分がアブナイ目に遭う、という夢を見る時は「練習しろ〜」という夢のお告げだと思って、たくさん練習することにしています。
今日は、ひっかかっていたココをクリア。
ふぅ〜
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ねばり。

いつも、家では、私だけ、玄米ご飯を炊いて、食べています。
玄米だけだと、ぱさぱさして味気がないので、黒米(=もちもちしてる)を少しまぜています。そうするとふっくらとなります。そこに、黒豆も一緒に入れて炊きます。色もかわいいです!
今日は、大和芋、納豆を載せ、ごまを振りかける。
粘りがほしい〜
ということですね。
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衣装

着やすい、弾きやすい、という衣装は、何度も着てしまいます。
またアレか〜
と思われるといけないので、そろそろ新しいのを作らなきゃ、と思っていた所へ、生地屋さんから「おもしろいのが入った」と電話がありました。
早速、いつも縫ってもらっている田中さんを誘って生地屋さんへ。
電話をもらったソレは、いまいち、だったのですが、他に面白いものを見つけて手に入れました。

で、生地をもって、田中さんと一緒に、谷本邸へ!
なんとなく、ひとひねりほしい気がしたので、谷本さんにアイディアをもらいにいきました!って、田中さんが「家、見たい!」とも言ったので(笑)

工事もずいぶん進みましたよ。
寝室予定地は、作業場状態まで進化していました。
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一階部分、ここまできたので、あと床をはると、かなり家っぽくなりますね。
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お休みの日、一人コツコツ作業する谷本さんの邪魔をして、衣装考えてもらいました。
一部、ちらっ。
こんな感じ。
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アドヴァイスにのっとって、もう一度生地屋さんに戻り、こんな生地を買い足しました。
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田中さんとは「仮縫い、谷本邸で、しよか〜」と言っているので、早く一部屋完成させてもらいたいです(笑)

西陽子箏リサイタル

次の週末は、久しぶりの和歌山。西陽子さんの箏リサイタルにゲストで出演させていただきます。
私は、
トラディショナル・ジプシー音楽「ホラ」「シルバ」
野田雅巳「ボスポラス橋」
港大尋「ヨマイゴト」
そして、ワークショップ参加者とラベル/野田編「ボレロ」
を演奏します。

超絶技巧も涼しい顔で演奏される西さん。
ほんとに素敵なおねえさん、って感じです!
古典から現代まで、箏のいろいろが楽しめるプログラムです。
和歌山近くの方、是非お出かけください。
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谷本さんのイラスト!

「本村さんと通崎さんの写真をください!」
と言われ
「ない.....」
で、谷本さんに電話。
「本村さんがリコーダーを吹いて私が木琴を叩いている絵をお願いします!」

というわけで、後日主催者さんには、写真ではなくイラストをお渡ししました。
我ながら、よい考え!(笑)
谷本さん、ありがとう!
さきほど校正が届きましたが、いい感じになっています!
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3月25日のチラシも届きました。
公演情報、しばらく更新をさぼっていましたが、まとめてアップしております。
無料、申し込み制、という催しもありますので、よろしければチェックしてみてください。
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関係ないけど、天使突抜のマンションのかこいもとれました。
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あっという間に。
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春?

昨夜は、新潮社さんと久しぶりに「めなみ」。
「白魚のてんぷら」で、春を先取り、と思ったら今日は雪が吹雪いていました。
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「Bar うえと」で、柿が置いてあって、なにごと?と思ったら、これはこの時期にとれるイスラエルのシャロンという柿なのだそうです。
清楚に甘くて美味しかったです。
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その後10年以上ぶりで「Bar コペルニクス的転回」へ。
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いろいろお話しして頭の中がコペルニクス的転回したので、今日は原稿、ばさばさカット。
あー、すっきり。

原稿書きたいっ。
練習したいっ。
サンパツ行きたいっ。


故宮博物院

今進めている仕事の関係で、コンサート前後の日東京にて、マリンバ界、そして指揮者界の大御所、それぞれに取材をさせていただきました。
まもなく八十才というお二人ですが、あらためて若若しいというのも失礼なくらい「普通に現役」という雰囲気がすごかったです。
詳細は、いずれ。

合間には、故宮博物院展へ。
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会期終了間近の日曜日でしたが、思ったほど混雑もしておらず、そこそこゆっくり見られました。
私も「中国の皇帝の服の生地で作った帯」(と言われる物)を持っていますが、それの何百倍高価な物が展示されていました。
刺繍かと思ってよく見ると、珊瑚と真珠で作ったビーズが縫い付けてありました。緑の光沢は孔雀の羽を織り込んであるんですね。豪華!
11世紀、12世紀あたりの絵を見ていると、清の時代なんて、ほんの最近のように思えてくるから、不思議。

......そんなこんなで、ちょっと欲張りな二泊三日が終了。


つくしんぼ保育園

週末は、林光さんが30年ほど続けてこられたという、群馬のつくしんぼ保育園でのコンサート。平林さんと行ってきました。
楽屋は、こたつで和みました(笑)
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光さんのうたが大好きという子ども達に「みんな、林光さん知ってるの」と聞くと「うん、死んじゃった!」と元気よく応えてくれました(笑)こういう子どものノリ、光さん大好きなんだよね、と思うと、泣けてきます。
ラデツキー行進曲から港大尋やバルトークまで、70分のコンサートをなんと二歳児もしっかり聴いてくれました。みんな音楽が大好きなんですね。光さんが積み上げられてこられたものをひしひしと感じました。

ところで、今回のつくしんぼ保育園で、心残りはヤギの「かこ」と「めい」と遊べなかったこと。写真も撮れなかった。もし次にお邪魔する機会があれば、ヤギの散歩についていきたいです!「かこ」と「めい」は、二匹で仲良くするため、子ども達とあまり仲良くないのだそうです。そりゃだめだー。一緒にマリンバ聴かせればよかったねえ。あっ、ワタシ別に動物好きじゃないんです。どちらかというと苦手なのですが、あのヤギはどうも気になる....。
あっ、つくしんぼ保育園より。
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ところで、客席のイスの片付けをがんばってる子どもがいました。将来マリンバ運搬のアルバイトに雇いたいですね!
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保育園であまりに全力投球したためか?!東京への新幹線で爆睡。平林さんとビールを飲む元気もなく解散しました。めずらしい。(笑)
平林さんもありがとうね。
今日のお昼は、高崎で買ってきた、ほうとううどん。
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明日は、こっち(笑)
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打研祭りに木琴研究会。

昨夜は「打研祭り(だけんまつり)」。
打研とは「打楽器研究室」の略。京都芸大の打楽器の教授の部屋で、日頃打楽器専攻の学生が集まり練習するところ。
打研祭りは、京都芸大の学生と打楽器卒業生が集う宴会。正式な同窓会というわけではなく、なんとなく声がかかって、という感じなのですが...現役学生から六十代までが、市内の居酒屋に集まります。今回は三十名くらい。
京都芸大の音楽学部は毎年定員60名で、打楽器を専攻する人はその中で、1〜3名、最近たまに4名、という構成なので、みんな仲良し、縦のつながりが強いです。
打楽器は、先輩の重い楽器を運ぶのを手伝う、というような日常から、体育会系のノリがあります。
昨夜も、六十代女性大先輩から「男性ファンを作ることを考えず、女性ファンを増やさないといけない」とアドヴァイスされ、特に男性ファンを増やそうと努力はしていないのですが(笑)「わかりましたっ!」と元気よくこたえました。
現場で出会うプレーヤーが中心で、教職へ進まれた方など、まだ、声をかけられていない先輩方もおられるので、次からもっと広く声をかけようという話になりました。最近七十代の卒業生の方とも知り合ったので(笑)

一昨日は、野田美佳さんがこられて「木琴研究会」!
戦前のSP盤など聴いて、オタクな会話を繰り広げました(笑)
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あっという間に夜8時を過ぎて、近所のカフェで、急いでごはん。
赤ワインと、こんなものとか
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こんなもの(→ブルーチーズの塩ハンバーグ)
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をオーダーしたら、イメージと違うとびっくりされました(笑)

あっ、聖和大学にある木琴はこのモデルだということがプログラム(多和千賀子木琴リサイタル/1965)からわかりました。
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住まいの設計

『住まいの設計』(扶桑社)2012年3/4月号で、『天使突抜367』を紹介していただきました。本が出てからしばらくになりますが、息が長い感じでうれしいです!
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今気づいたのですが、私の場合、家を買う時も、リノベーションするにも、不動産、建築関係の雑誌、一冊も買っていなかったかも(笑)
こういう雑誌を読むといろいろ勉強できますね。

まだ、募集がはじまっていませんが、3月25日、京都市主催の催し「平成の京町家シンポジウム〜これからの京都のすまいを考える」で、講演と演奏、そしてシンポジウムのパネラーをさせていただきます。またチラシが届いたら詳細アップします。
講演のタイトルは、いろいろ考えたのですが...
「40年目の発見〜長屋と木琴」としました。
今年は、わたし、マリンバをはじめて40年になるんですねー。
同級生のドイトモ(=土居知子/ピアノ)の年賀状に「デビュー20周年リサイタルをします」と書いてあって、これについても、そうかそうなのか!と思いました。


コロムビアミヤカワマリンバ

西宮の聖和大学が、戦後一時期だけ作られていた「コロムビアミヤカワマリンバ」を所有されていることを帯広のマリンバ奏者野田美佳さんのブログで知り、見せていただくため、先日大学にお邪魔しました。
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軽やかでのびのあるかわいらしい音色。
まだまだ使える!大切にしていただきたい!と思いました。
見学でお世話になった、聖和幼稚園の園長先生や、聖和大学の丸尾先生、ありがとうございました。
この日は、その横の聖和乳幼児センターで開催された美佳さんとご主人による、子ども達のコンサートも見学させていただきました。夢中になっているこどもを見ているのも楽しかった。
ちゃっかり子ども達の給食までいただきました。
具だくさんのお味噌汁と菜飯とグレープフルーツ、というなかなか渋めの献立。
お味噌汁の中には、たくさんのお野菜とこんにゃく、ちくわ、厚揚げに豚肉。ご飯は、菜っ葉とおじゃことゴマで適度な塩味。こどもの頃、給食は苦手だったけど、この日はおいしくいただきました。食器もプラスチックじゃなくてよかったです。
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あっ、そうだ。
マリンバの足が壊れていて「黄瀬さんになおしていただけないか」という話がでていました。
ブログをご覧くださっている方は、会ったことがなくても「困ったときは黄瀬さん!」と思われるのが、可笑しいですね。黄瀬さん、いかがでしょう、真ん中の下の方、はずれている部分なんですが(笑)
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蘭島閣ギャラリーコンサート おまけ

なんと、生まれて初めてぎっくり腰?!なるものになりました。
それも、広島行きの新幹線の中で。
スーツケースを棚にあげようとして「ん?!」と思って、その後は広島まで座席でかたまってました。で、下車したら、スーツケースをひっぱるのもつらい状態に。
広島駅で待ち合わせた当摩さんに荷物をもっていただき(←ほんとに、スミマセンでした)なんとかタクシーに乗り、楽器の組み立ては手伝いに来てくれたヤスコちゃんに、ほとんどおまかせ。どうやら、ほんもののぎっくり腰からすると、軽傷のようではありましたが、リハーサルでは右足を踏み込むと激痛、10センチの段差がつらい、靴下履き替えるのもいつもの10倍時間がかかる、というような状態で、ほんとに、どうなることかと思いました。
でも、本番だけは、なぜか治って、いつもより絶好調?!でした。
脳内から何かあやしい物質が放出されたのでしょうか。

しかし、打ち上げ会場では、また痛くなり.... こんな状態でビールを飲んでもいいものかとグラスを手に逡巡していると、なんとも不思議なパワーをお持ちの(「気」ですね)ムラカミさんという呉の音楽の先生が、なんと7割方まで治してくださいました。
翌朝の焼きみかんも効きました(たぶん・笑)

そんなわけで、かなり悲惨な状態ではありましたが、仕事も観光もばっちりこなして帰ってまいりました。
今日も鍼に行って、もう、ほとんど平気です。

広島では、長時間同じ姿勢で座っているのがつらいことがわかり、駅まで来てそのまま新幹線に乗る勇気がなく、う〜ん痛くてもさっさと帰るべきかと迷いつつ、広島現代美術館で「シャルロット・ペリアンと日本」展を観て帰りました。
結構、元気ですね、わたし。
そんな、おまけ、でした。(おわり)
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蘭島閣ギャラリーコンサート その3

コンサートの翌日、朝からまた盛り上がります。
贅沢なお味噌汁に焼き魚。しそのきいた梅干しまでもがおいしい朝ご飯。
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お給仕してくださるのは、このお店の...じゃなくて、なんと、美術館の職員の方でした!
何から何までありがとうございます!
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朝から満腹、と思ったところデザートに出てきたのはコレ。
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えっ?!
焼きみかんです。
はじめてです。
ここでは、これを食べればお腹の痛いのくらい治る、のだそうです。
花岡さんに食べ方のレクチャーをしていただき、さっそくいただきました。
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こげということではなく、焼くことによって苦み成分が増すらしく、なかなか新鮮なオトナの味、でした。

引き続き、花岡さんには、島についてのレクチャーを受け、すっかりこの島に詳しくなりました。過疎化対策の一つとして前町長さんが考えられたアイディア、そして行動が、この美術館を生んだこと。そして行政、財団、地域の方、原さんのなどの応援しておられる方のご尽力等々が上手くかみあってまわっている様子がよくわかりました。
ちなみに、花岡さんは、JICAボランティアで、ヨルダンにおられたことがあるそうです。前夜この話に、当摩さんは興味津々でした。

で、今度は、吉川さんとドライヴに出発!
花岡さん、そして吉川さんはさすが学芸員さんで、説明が的確でわかりやすい。「下蒲刈検定」があれば、私は2級くらい楽々合格できそうです。1級の問題も作ってみたいですねー
いろいろ学んだことをここにレポートしたいですが、そんな時間があれば、仕事しろ!と言われそうなので、さくっといきます(笑)
下蒲刈の島から橋でつながったその先3つの島まで車を走らせてくださいました。
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その行き着いた先は「御手洗」という町並み保存地区のあるところ。
ガイドの吉川さんです(笑)
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日本一古い時計屋さん「新光時計店」の看板。
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外から覗いていたら、中へ招き入れてくださいました。
このレトロな視力検査盤、かわいい。
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看板と言えば、これもかわいかったです。
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これでいいのか、耐震補強(笑)古い遊郭跡。
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カフェ「若長」採れたてレモンのレモンスカッシュも最高でした。(このあたりは、みかんと共に、レモンがとれます)
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こちらは、うまく改装された「乙女座」という劇場。蘭島閣でのコンサートの時「乙女座に木琴が似合いそう」と声をかけてくださったお客さんがいらっしゃいました。なるほどー。
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まだまだいろいろあるのですが、あまり載せると、平林さんと当摩さんが悔しくて眠れなくなるといけないので、このへんにしておきます(笑)
それにしても、穏やかなお天気で、ドライヴ日和でした!ふふふっ。
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最後に「お月さん」で少し遅めのお昼ご飯。
おうどんと、素朴でおいしいおすし。
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もう、食べ過ぎが三食めで、能力の限界を超えたところで、教えていただきました。
この地方は「残すくらいたくさん出す、だから残してよい」のだそうです。え〜!だめでしょ、あんなに美味しいの残すのは。前夜から根性で完食をめざしていましたが、最後は少し残しました(笑)

そんなわけで、楽しいコンサート&観光の二日間でした。お世話になった皆さん、ありがとうございました!
(つづく?!)

蘭島閣ギャラリーコンサート その2

このコンサートは、サントリーホール総支配人である原武さんがコーディネートされているものです。原さんは、呉市のご出身で、この島の文化を応援されている「重要人物」のお一人だそうです。その原さんが、一昨年、サントリーホールでのランチタイムコンサートを聴いてくださり、今回のコンサートに呼んでくださいました。実際聴いてくださり「これ!」と思っていただけるのは、本当にうれしくて、なんだか、わたしは、とっても張り切っていました(笑)

蘭島閣のスタッフの方は男性も、女性も、動きよく笑顔よく、また設営に集まられた地域ボランティアの方も黙々と仕事をされていました。
関西でみかんといえば、和歌山ですが、広島では、このあたりが一つのブランドなのだそうです。
楽屋にもみかん。
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こういうのも、地域の方が持ち寄ってくださるそうです。みかんやぽんかんなど、いろいろまざっていて、どれも新鮮で、濃厚なお味。普段あまり食べないのに、皆の食べるみかんの香りがよくて、つい、楽屋に入る度に、食べてしまいました(笑)

スタッフの対応がいい、というところまでは、まぁ想像がつくのですが、ここはお客さんもノリノリで、とっても弾きやすかったです。
「よかった」「よくなかった」という感想はさておき、聴いて欲しい音を聴いてくださっているという感覚は、伝わってくるものなのです。トークの時は、客席もリラックスして笑いいっぱいで、演奏の時は集中して、とお客さんのお手本、のようなお客さまでした。
「平岡養一は、第一回NHK紅白歌合戦(この時代は紅白音楽試合)に出演して、峠の我が家を弾きました」と説明すると客席から「弾いてください!」と声があがったのにはびっくりしましたが、これも楽しかったです。弾きましたよ、もちろん。これから、説明する曲はすべてすぐに弾けるようにしておこう、とも思いました(笑)

コンサートは、いい感触で終わりました。
で、噂に聞く、打ち上げ!です。
島が「迎賓館」として使っているという、一棟貸しする和風の建物に移動。
そこに「お月さん」という普段はうどんや焼きそばを食べさせる食堂の三姉妹が、特別出張料理を作ってもてなしてくださいました。
お刺身や、お鍋の他、めばるの煮付け。
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鯛の塩焼き。
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など、なんと一人一匹なんですね。
せっかくお魚の美味しい地域にいっても、味付けが濃すぎたり、甘すぎたりして、素材がもったいない、ということもよくあるのですが、ここは、薄味で余計なものがなく、満足でした。
もう無理...というくらいいただきましたが、最後にご飯と美味しい自家製の沢庵がでてきて、またつい、いただいてしまいました。
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理事長さんや、最後列には、主任学芸員吉川さん、キュレイターの花岡さんなどなど、楽しい様子が伝わるでしょうか。

11時半頃お開きになって、当摩さんと平林さんは忙しく翌朝早くに出発するというので駅方面に移動。私だけ、ここに泊めていただきました!
おおきな建物に、私一人(+当直としてキュレイターの花岡さん)
そんなわけで、大きなお風呂も独り占め。
ここでも、レモンやみかんなどがうかしてあるなど、心憎い演出です。
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お花も、美術館の職員の方がいれてくださっているそうです。玄関には、水仙、お部屋には、かわいいバラが、入れてありました。
そして客室の床の間には「アマリリス」の複製が!
う〜ん、やりますねー
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(つづく)

蘭島閣ギャラリーコンサート その1

昨夜、呉の蘭島閣美術館にて、とても気持ちのいい演奏会をさせていただきました!
美術館が用意してくださった鳥海青児「アマリリス」の前で、アマリリス編曲者の当摩さんと、ピアニストの平林さん。
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話題満載なので、呉編は連載になりそうです(笑)




竹製手すり

このブログの右上から、ニュースレターに登録できるのですが、今日ご登録くださった方は「竹製手すり」で検索していて、このページを見つけてくださったそうです。

試しにいくつかの検索エンジンで「竹製てすり」と入れると、たしかに通崎好み製作所が上位に表示されます。
思いがけないところで、いろいろな方とつながっていきますね。

いそろく!

「聯合艦隊司令長官・山本五十六」を観に行ってきました!
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レディース・デイで1000円の日なので、混んでるかなと思ったのですが、そうでもなく(そりゃそうか....)
お客さんは9割がおじさんとおじいさん。女子は、おじいさんと一緒に来ているおばあさん、という感じでした(笑)

中学校の時、山本五十六はお父さんが五十六歳の時に生まれたので、五十六と名付けられたと知って、衝撃的でした。新島襄が生まれた時、お父さんが「しめた!」と言ったので、幼名が七五三太(しめた)だったというのも、かなり衝撃的でしたが...(笑)

映画は、第二次世界大戦の話題に集約されており、ひたすら五十六がかっこいいオトコで、それにひきかえ南雲は...という内容でした。
私としては、五十六の実像にせまるなら、愛人Aとか愛人Bとか、そういう色っぽい話題も取り混ぜ、もうひとひねり欲しい!と思いましたが「戦争スペクタクル」と思って観に行く人には、こういう感じがいいのかもしれません。
まぁ気楽に観られて、暗譜の合間の息抜きには最適でした(笑)

迷っていること。

迷っていること。
映画「聯合艦隊司令長官・山本五十六」を観に行くかどうか(笑)

眼科

あんまり目の調子がよくないので、先日久しぶりに眼科へ。
高橋眼科の女医さんのファンなので、うきうき出かけました。
美人な高橋先生の診察には、こだわりを感じます(←ファンのコメント?!)
しかし。
手元の字を読む検査で「これ読めますか」と渡された文書を大きな声で読み上げてはずかしかったです。
「妻をめとらば才たけて...」
えっ(笑)
二行目は「広き門からはいれ...」
次は聖書かい(笑)
忘れようと思っても忘れられないので、次もすらすら読めてしまいそうです...

ところで、度を強くした方がいいと言われたので、新しい眼鏡にしようと、眼鏡やさんに行ったのですが、なかなか気に入ったのがありません。
今かけているのと同じようなテイスト(黒のセルロイド)で、もう少し軽めの、と思って今使っているのを見せると、眼鏡やさんのお兄さんに「これは、もう作ってないので、大切にしてください!」と言われました。
これは「中学卒業後セルロイド眼鏡作り一筋、鯖江眼鏡職人の長老的存在、正義さん」という方が引退されたので、もう作られない眼鏡なんだそうです。
眼鏡の世界も奥が深そう。
こういうところの作りも違うのだそうです。
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さて、目の方は、使っていた市販の目薬の添加物が悪かったみたいです...

ゼロ歳児に挑戦?!

2月、ほんとだったら、光さんと演奏するはずだった、群馬の保育園でのコンサート。
ちょうど、その次の日、東京で仕事があるという平林さんをつかまえ、一緒にいってもらうことになっています。
ゼロ歳児も鑑賞、ということで、かなり手強いシゴトですが、子ども達と仲良くなれるように演奏してきたいと思います。う〜ん、でもゼロ歳児より、二歳児くらいの方が手強いかなぁ。

ところで、少し前、髪を短くしたのですが、いまいち不評のように思うので、元に戻すことにしました!
迷った時は、正直にずばっと言うまーくんあたりの意見が参考になるはずだったのですが、最近すっかりオトナの対応を身につけてしまったため、あまりあてにならない(笑)
まぁ、髪型なんてどっちでもいいようなものですが、プロフィール写真とあまりに違いすぎると、それもややこしいので...
というわけで、現在は、短めのおかっぱ頭に戻りつつあります。

もひとつところで。
当摩さん編曲の「アマリリス」が、かなり面白い!です。
フランスの古城の暗い部屋でろうそくを灯して、ルイ13世が絵本を読み聞かせているような「アマリリス」です。
ご興味のある方は、是非聴きにいらしてくださいね。

1月21日、呉の蘭島閣美術館で初演。
3月22日、埼玉会館で再演予定です。


追悼。

東京は、昨日、今日といい気持ちのお天気で、だから、最寄り駅からの式場への案内看板が余計に寂しかったです。
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読売新聞に、谷川俊太郎さんが「林光さんを悼む」という文章を書いておられました。
「〜 イデオロギーに偏らない柔軟な反権威、反体制を貫いてきたと思う。」

私は、作品にも惹かれたけれど、そういう生き方が、かっこよくて、好きでした。
光さんがこの世にいなくなられても、作品は残っているのだから、これからは、その曲を大切に弾いていく、ということしかないのだけれど、やっぱり、これからもう新しい作品が生まれない、というのは何とも残念だし、悔しいです。一緒に演奏できないのは、なにより、さみしいです。

うまい追悼の言葉は書けませんが、そのうちに演奏の形でその気持ちを表したいです。

FAX、光さん。

うちのFAX。
受信はできるのだけれど、こちらから送信すると、縞模様が出るらしい。
掃除するとなおるかも、と言われ、掃除したけれど、なおらない、みたい。

少し前まで、特に雑誌など、原稿の校正は必ずFAXだったので、どうしても必要だったけれど、最近は仕事関係もPDFで届くので、まぁFAXがなくても、やっていけるかな。
まぁ、受信はできるわけだし。
これまで、どうしても、FAXが必要だったのは、林光さんがFAX派だったから。
一日三回くらいFAXでやりとりすることもありました。
いつも短い言葉で、必要なことだけが書かれているのだけれど、単なる事務的な感じではなくて、そんなところがとても素敵でした。どれも、捨てるのがもったいなくて、とってある。だから「ファイル」がぶあつくなるのだけど。

そういえば、昨年の今頃、正確には2月末。
声楽の中川保子さんが亡くなった時、林光さんの弔辞もこのFAXで受け取ったのでした。
中川さんは、癌で闘病されていたのに、私達は何も聞かされていなかったので、本当に突然の訃報でした。その時、光さんは「別れを告げるのは本当にむずかしい」と書いておられましたっけ。

今年4月14日、中川さんの追悼コンサート。
当初は光さんのスケジュールにあわせて、日程を決めたのでした。
先日出来上がった、谷本さんデザインのチラシ。
はぁ〜とため息が出ます。
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そういえば、この谷本さんのイラストの「光さん」。
光さんが気に入っておられ、特に奥さんが「ハンコにしたい!」とおっしゃっていたのでした。
これも、深く、ためいきです。
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林光さん

林光さんがお亡くなりになりました。
9月末に転倒して後頭部を強打され、そのまま意識が戻らず、でした。

光さんが書いてくださった曲、一緒に演奏させていただいた曲。
この20年近いおつきあいで、本棚には「林光」と書いたファイルが3冊になりました。

初演のコンチェルトでさえ「ここは、こう弾いて欲しい」と一切おっしゃらなかったので、楽譜に何が書いてあるのかを必死で読みました。
共演する時も、ほとんど打ち合わせがなかったので、光さんの音楽を全身で聴きながら演奏しました。
そうする中で、光さんには、音楽の大切なことをたくさん教えていただきました。
光さん、本当にありがとうございました。

覚悟はしていたものの、いざとなると寂しすぎて、いけません。

北朝鮮

突然ですが、オススメ映像をご紹介。
井上道義さんが昨秋北朝鮮にて、朝鮮民主主義人民共和国国立交響楽団を指揮されたのですが、道義さんの字幕解説入りで、その様子がアップされています。
ニュースなど限られたテレビの映像から受ける北朝鮮の印象とはひと味違ったもので、そういう意味でも大変興味深いです。
私は、アンコールのアリラン。
道義さんらしくて、いいなーと思いました。




新しいアマリリス

みなさんご存じの「アマリリス」をいろんな作曲家に編曲してもらって演奏する、という試みを続けています。
鷹羽弘晃、港大尋、野田雅巳さんに続いて、当摩泰久さんにお願いしていたアマリリスが、年末に届きました。三が日に、譜読み予定。
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とうまさんは、いつも、どこか、かわいい♡です(笑)

ふと思いついたのですが、平岡養一がよく演奏していた曲に、フランスの作曲家、トマ(1811-1896)の作品があるのですが、それを当摩さんにアレンジしてもらうのはどうでしょう。
トマ作曲、とうま編曲。

いやいや、冗談じゃなくて(笑)
大正時代の「浅草オペラ」で流行ったフランスのオペラアリアを当摩さんに編曲してもらうと、なかなか素敵になりそうな。

ところで。
谷本邸は、谷本さんとまーくんで、お正月も工事が進んでいるようです。
寝室はまだ「予定地」のままですが、
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二階は、壁が貼れて、随分部屋っぽくなってきました!
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あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。

2012年のスタートです。

自分の力だけではなんともならないことも多いですが、それでも自分の力で出来ることは、こつこつとやっていきたいと思っています。

お正月から、お重からはみ出す海老の勢いで!がんばります。
(ほんとかな・笑)
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皆さんにとってよき一年となりますように。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

おせち料理。

今日は、10時から6時まで、おせち料理を作り続けました!
明朝、再度火を入れて、仕上げます。
おせち料理とは...
いつもより出汁に上等の昆布を使うこと、かな(笑)
錦の「大友」さんで買った利尻の昆布です。
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さきほど、ポストに行ったら、12時を過ぎているのに、卵屋さんのおじさんがだし巻きを作っていました。今日は徹夜なのかな。

本当に、いろいろあった2011年も、あと1日で終わりです。


ひゃ〜!

「ひゃ〜!」と、あまりにびっくりしたので、書きます(笑)
樋口可南子さんから本が届きました!
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うん、たしかに「その1も買わなきゃね」と書きました。
はい、確かに。
でも、それをご覧になって、ご本人から、本が届くとは夢にも思っていませんでした。

びっくりを分析するならば、まずびっくりしたのは、なによりすごいスピードで本が届いたことですが、それよりなによりびっくりしたのは、可南子さんがこのブログをご覧くださったということですか。
びっくりしすぎて、一人でゲラゲラ笑ってしまいました。もう、かなちゃんったら、って感じです。(笑)

この本には、いろいろ素敵な写真があるのですが、わたしはコレが好きかな。
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浅井佳代子さんの写真は、どれも素晴らしいので、是非本の実物をご覧ください。

『樋口可南子のいいものを、すこし。』の「おわりに」にある、清野恵里子さんの文章。
「カメラマンは光の魔術師、浅井佳代子さん。多少気むずかしいところはあるものの、美しいものを前にしたときの、決して経験則に頼らない、彼女の謙虚な姿勢にいつも驚かされています。」うん、上手い!さすが、清野さん!
撮影の際、浅井さんの仕事を間近で見せていただいて、私もそんな風に感じました。

『エクラ』は、本日発売です!
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国芳ゲット?!

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江戸時代です!
木琴叩いてます!

あと一つゼロが多くても確実に買ってたなー。

一八〇四年に初演された歌舞伎の演目「天竺徳兵衛」。これは、尾上菊五郎が演ずる「天竺徳兵衛」の引き札(ポスター)です。「天竺徳兵衛」の中に木琴が出てくるのは、知識として知っていましたが、こんな引き札があるなんて!それも、今、家に!(笑)

「尾上松緑一七回忌追善公演」と書いてあるので、これが初代の松緑、三代目の菊五郎を指しているなら、一八三二年前後の刷物です。
国芳画と書いてあるので、国芳が一七九八ー一八六一であることを考えると、それに間違いないような気がしますが、「昔の国芳の絵」を利用して刷ったものだとすると、次に松緑と菊五郎の時代が合うのは、明治二〇年代です。
江戸のものと明治のものとの見分けがつかないなんていうのは、全くなさけない話ですが、布じゃなくて、専門外の紙だからねー(笑)

どちらにしても、私にとっては貴重な資料なので、非常に、うれしいです!

どなたか、浮世絵に詳しい方がおられましたら、是非教えてください。

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マンション建設

天使突抜一丁目で売りに出ていた町家は、その後買い手がつき、念入りに改修されていました。この工事には「京町家作事組」が、関わっておられたので、水道屋さんとか、屋根屋さんとか367と同じ業者さんで「やぁーやぁー、どうも」という感じでした。(うちは作事組とは関係なかったのですが、かつくんが、作事組出入りの電気屋さんでバイトをしていたことがあり、そのつながりで、古い家が得意な業者さんにお世話になっていました。)
こちらの方は、どうやら年内引き渡しに間に合うような様子です。

それとは、対照的に、ちょうどその家の向かい。古い家を壊して建設中のマンション。
先日、こんな広告がとりつけられました。
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工期が遅れているとかなんとか、休日の作業も増えているようで、大変そうな内容を書いた言い訳のチラシが入っていました(笑)

この間、調べ物をしていて、ついつい笑ってしまった話。
1922年(大正11年)帝国ホテルの新館オープン。
ここは、フランク・ロイド・ライトの設計ですが、予算が当初の3倍の900万になり、工期も大幅に伸びたため、ライトは完成を待たずに解雇されたそうです。あーあ。
367は「お金がなくなったら終わり」という予算?!だったので、それがよかったですね。(笑)

可南子さんの

本が届きました。
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『樋口可南子のいいものを、すこし。その2』
清野恵里子さんが文章と企画も担当されている、集英社『エクラ』の連載がまとめられたものです。

写真がどれも素敵。でも「女優・樋口可南子」のステキばっかりじゃなくて、ちょっと面白いのとか、微笑ましいのが混ざっているのがいいです。
撮影現場のわいわい楽しい雰囲気が伝わってくる写真です。「その1」も買わなくちゃね。
『エクラ』367を訪ねてくださった回ですが、今月28日に発売です。
これは、この単行本「その3」に掲載予定、とか。

推薦文はやっぱり、糸井さんですね。
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暖房器具投入。

早いもので、367の引き渡しから、ちょうど1年ほどが経ちます。
昨年は使い始めたのが、年明けの寒い頃だったので、あまりに寒くて「冬は無理!」と断定していましたが、今年は夏から秋になって、段々寒くなる経過を経験しているので、なんとか冬も367を使えるように、と工夫しています。エアコンの調整を始め、お客さんには、一人一枚、ブランケットを用意するとか。
でも、おそらく外の気温が5度を下回るくらいから、かなり厳しくなるみたいです。

367に、できるだけ物を増やしたくなかったのですが、泣く泣く、電気ストーブを投入しました。ガスファンヒーターの方が暖かいのはわかっているのですが、今エアコンを30度に設定しても暖かい空気が上にあがってしまい足元が寒いので、ファンヒーターでも同じかなと。
節電を考えれば火鉢がいいのですが、それはお客さんの時だけ(笑)
というわけで、昨夜ヨドバシカメラにいって、小さな電気ストーブを買ってきました。
シンプルなデザインを探したけど、なかなかいいのがなくて。といって、黄瀬さんにつくってもらうわけにもいかないし(ん?作れるかなー・笑)とりあえず、一番当たり障りのなさそうなのを買ってきました。
しばらくこれでいけそうです。
でも、一人一台いりそうな気もする....
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クリスマス!

マリンバ二人とパーカッション。
ありそうで、実は始めてだったユニットで、今年最後の本番も無事終わりました。
香織ちゃんに、選曲してもらったクリスマスメドレー。
頼りになります、香織ちゃん。
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クリスマスの曲をたくさん演奏して、おかげさまで、私達もすっかりクリスマス気分になりました(笑)

終わった後は、久しぶりに「吉田屋料理店」へ。
キタくんと。
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一緒に仕事するのは2回目ですが、すっかり仲良しになりました。
10年近いおつきあいになる香織ちゃんは、妬ける...と言ってました。
音楽的に、です(笑)
香織ちゃんと三人、音楽もですが、食べ物の好みが合うのは、うれしいです。
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ジキモン。

京都女子高校の一年生に授業。
私の前に、杉本家の杉本歌子さんがお話しされたのだけれど、う〜ん、由緒ある家を守るというのは、たいへんだな〜、と高校生と一緒になって聞き入りました。
その中で「ジキモン」と何度もおっしゃっていたのですが....。
はい、わかる人、手をあげてください!
みんな、わかるかなー。
浄土真宗、本願寺さんのジキモン。直接の門徒のことを「直門」。直弟子(ジキデシ)の「直」と一緒ですが、高校生の頭の中では「ポケモン」の仲間みたいな図が浮かんでるだろなーと思うと、可笑しかった。

今日は、京都市の社会教育委員の会議。
おとなりの席は、京大法学部の教授、土井真一先生なのですが。
なんというか、頭良さそうで、規律正しく人柄もよさそうで、そういう感じがルックスにもにじみ出ていて。
いつも、隣に座るだけで「すみません」と謝ってしまいそうになります(笑)

明日は、本番。
がんばろー。
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物理。

龍谷大学理工学部の三浦雅展先生と博士課程の安井希子さんにお世話になり、苦手な物理をやってます。
物理以前に算数が苦手なワタシですが、とにかくやってます。
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1秒の100分の1の世界なのですが、いちいち単位が変わると、割り算の時点でつまずきます...(笑)
が、波形を見ながら「お〜!」と歓声をあげるのは、別世界で、楽しいです。
大学院で音響学をやったので、昔取った杵柄と言いたいのですが、杵柄をとったかどうか、かなりびみょー、です。
それにしても、学生の時、半泣きで読んだロッシングの本の日本語訳が出ているのにはびっくり。もう20年くらい前から出ているようで、えっ、そうか私が読んだのは20年以上前なんですねえ。
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朝からきもの。

今日は、朝から着物でシゴト。
たまには、こんな写真。
iPhoneで撮ってみた(笑)
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朝起きて、洋服ではなく着物に着替えるというのは、なんだか違う職業になったみたいで、自分で可笑しい。

プロフェッショナル?!

こんな本が役立つ季節です。
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その名も「ザ・プロフェッショナル クリスマス・ソングブック」(村尾陸男編)。
今年、導入しました(笑)
何がプロフェッショナルかというと、たくさんのクリスマスにまつわる曲が、メロディーラインとコードネームだけで、とにかく、たくさん載っているのです。
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2006年に初版が出て、2009年に増刷されているので、地味に根強く、売れているんでしょう。特に、クリスマスシーズン、ホテルで数日、何時間も弾き続けるというようなお仕事の方には、もってこいですね。かなり知らない曲が多いので、仕事していて自分が退屈しない?!
クラシック、賛美歌、ポップス、各国民謡、いろいろなものが網羅されているので、資料的にも役立ちます。
それにしても、たくさん載っています。曲の並びがアルファベット順というそっけなさが、これまた、なんとも、プロフェッショナル?!


八〇年前の

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約八〇年前の木琴教則本です。
装丁、かわいい!

楽譜は、数字譜ですが、内容的には、しっかりと書かれています。
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ロングロングアゴー変奏曲。
変奏が細かくなってくると、数字がややこしーい。
ちなみに「5」は「ソ」です。
ドソソソソソソソ ドソソソレソソソ/ミソソソソソソソ ミソソソファソソソ
と書いてあります。これの下に32分音符を表す三本線があるので、
かなり早いです(笑)
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木琴友達。

木琴をこよなく愛する、木琴友達、帯広在住の野田美佳さんが、大阪でのお仕事の合間を利用して、我が家まで来てくださいました。
今日を含め、まだ2回しか会っていませんが、すっかり友達です!(笑)
今日は、うちで、平岡養一が使っていた古い楽譜を観ていただいたり、
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367で、SPレコードの鑑賞会をしたりと、盛り上がりました。
楽しい時間でした。
「でした。」と一応締めくくりましたが、実は全然時間が足りなくて、今日は泊まっていただきたいくらいでした。

美佳さんを紹介してくださった、ニューヨークのミカさんに、感謝!です。ミカさんの方は、チック・コリア氏にマリンバのための作品を委嘱、4月に初演されるとのことで、これもまたスゴい話です。


皆既月食

空が澄んでいて、肉眼でもきれいに観られました。
皆既月食。
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今日のお昼は、アルティに。
谷本さんのチラシの似顔絵、そのままのsaraさん、でした!
終演後。
慌ててカメラ取り出したので、こんな写真ですが、記念すべき一枚?!
描いた人と描かれた人。
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今回は、西邑さんの新曲初演がありました。
西邑さんの譜面づらは、おおよそのところわかるので、いや、これは、書く方も、弾く方も、なかなか大変だ、と思いながら聴きました。師弟の信頼関係が見える、誠実な作品そして演奏でした。普通に感想を言えば「かっこよかった!」でいいと思います(笑)

サラさん、CDには、カタカナでもサインをしておられました。
そういえば、思い出した!
中学か、高校の時、モーツァルトのフルート・コンチェルトをマリンバで練習していて、フルートのランパルがその曲を演奏するというので、コンサートにランパル版の楽譜を持っていって、サインをしてもらったんだけど。
カタカナが、ちょっとびみょうな感じ、でした(笑)
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毎日新聞最終回

今日は、夜行バスを使って広島からヤスコちゃんがレッスンに来ました。このところ、1日10時間くらいパソコンに向かって原稿を書き続けていたので、その反動からか、レッスンで私の方が「ほら、ここ、この方がよくない?」と盛り上がって弾きまくってしまい...もっと、レッスンしたかったのですが、ヤスコちゃんに「センセイ、これでもう充分です」と言われてしまいました。(笑)
でも、夜、一緒に、すみちゃんの演奏会に行けて、よかったです!

京都芸大の打楽器科は、毎年入学するのが、1〜3人くらいなので、みんな顔がわかります。今日は、客席に、20代から70代まで揃ってました!
チャレンジの部分が多い「同業者」の演奏会は、つい客席から応援する気分で聴いてしまうので、疲れます。バッハでも、それいけ〜!という気分になるところ、ありますからね(笑)
すみちゃんのやりたいことがよくわかる、好感度の高い演奏会でした。

ところで、毎日新聞の連載、本日が最終回でした。
カラーかモノクロか、地域によって、まちまちなのですが、今日は関西版もカラーでした。
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平野さんの撮り下ろしも含む、写真4点もカラー掲載でうれしいです。
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記者の澤木政輝さん、おつかれさまでした。素敵な記事をありがとうございました!


演奏会いろいろ

明日12月8日、バロックザールにて、堀音→京芸の後輩、伊藤朱美子さんのマリンバリサイタルがあります。
私が大学院の時、高校生だったので、いつまでもかわいらしいイメージがあるのですが、いつの間にか、えっ、30代後半だよね(笑)
全曲ソロですが、聴いているのがつらいタイプの現代曲(曲自体の完成度が低いわりに技術的には超絶技巧を強いられる)がないので、私としては、オススメです!(笑)
いつも、衣装も自分で手作りしているようで、かわいらしいです。

マリンバ界を2つに分けたら、おそらく一緒のグループかな、と思いますが、私とはまた全然違うタイプのマリンバ奏者ですので、是非聴いてみてください。
7時からです。
すみちゃん、です。
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10日もこちらの演奏会、楽しみですね。


マナビィ

少し前、講演した内容が、京都市教育委員会の「京まなびねっと」で公開されています。

当初、動画で撮影して公開、という話もあったのですが、撮影されていると思うとのびのびできない部分もあるし、かといって、公開されることを前提に自分なりの綿密な台本でしゃべるのも楽しくないので、教育委員会の方がレポートに来られ、そのレポートの文書を確認して公開する、というスタイルにしました。確認といっても、今回特に直すところもなく、優秀なレポートでした!(笑)こうして見ますと、ほんとに渾身のレポート!で、動画よりよくわかりそうな気がしますし、ある人の目を通して2時間を集約するというのは、その人の味が出ていてそれなりに別の物が生まれるという点で、有意義かと思います。マナビィさん(こと、教育委員会の脇さん)お疲れ様でした!

それから、別の話題。
5才の時に買ってもらって高校入学まで使っていた愛おしい楽器、こおろぎ社の小さな4オクターブのマリンバ。これまで置かせていただいていたお宅からの引っ越しが決まり、引っ越し先を探そうか367に持って帰ろうかと、野田さんにちらっと話したところ、野田さんがすんなり借りてくださることになりました!
おうちにマリンバがあると、これから作風が変わったりして(笑)
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それにしても...
高校入試は、マリンバの実技試験が「自由曲」だったので、バッハの無伴奏チェロ組曲を弾いたのでした。先生に「それはむずかしいし、下手だったらばれやすい」と言われたのですが「大丈夫です、この曲好きなんで!」と根拠のない自信を持って受験しました(苦笑)
今なら勘弁してください、といいますね(笑)
こんなにかわいい楽器で、けなげにバッハを弾いてたんだな、ワタシ。



マタイによる福音書

今日は、昨年亡くなった小百合ちゃんの「命日祭」でミサに参加させていただきました。
心のこもった、よいミサでした。

個人的に、衝撃的(ちょっとおおげさ)だったことが一つ。
我が家の宗派は浄土真宗ですが、通っていた中学校で毎朝礼拝があり、また週に一度、聖書の時間があったので、聖書についての勉強もしていました。

で、今日のミサでは「マタイによる福音書」第6章の有名な部分が朗読されました。第6章はほとんど暗記していたところなのですが、今回の朗読は私が知っているものと訳が違ったよう。
その最後のところ「あすのことを思い煩ってはならない。あすのことはあす思い煩えばよい。」
そう聞いて、びっくり。えっ、そうなん?
私は「あすのことを思い煩うな。あすのことは、あす自身が思い煩うであろう」と覚えていたからです。「あすのことは、あす自身がおもいわずらう」という言い回しが中学生の時、とても気に入って聖書に赤線ひいていたほど。
「あすのことはあす煩う」と「あすのことはあす自身が煩う」
「一日の苦労は、その日一日で充分」という意味合いにかわりはないのだけれど、この部分だけみれば、全然ちがう。
小百合ちゃんの闘病中も、いろいろと心配がつのったけれど、時々この言葉を思い出していたので。(苦笑)
それにしても、訳によって、心の持ちよう、微妙に変わるよなぁ....

何が言いたいかって、そんな屁理屈のようなことをニコニコしながら聞いて、ナイスな発言をしてくれる小百合ちゃんが今ここにはいないんだなーと思った時、なんともいえない寂しさがこみ上げてきた、ということです。



週刊新潮掲示板

今日は、毎日新聞の連載、最終回に向けての取材。
あっという間の6ヶ月でした。
そうそう、前回の記事アップするのをうっかりしていました。
次回の掲載は、12月8日です。

ところで、現在発売中の『週刊新潮』。
92ページ「週刊新潮掲示板」のページに出ています!
情報を寄せてくださる方があるでしょうか。
楽しみです!
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『月刊京都』12月号にも出ています。
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綾瀬はるかちゃん

今、CMで綾瀬はるかちゃんがメテユンデのゆかたを着ている話は前に書きました。
おそらく、スタイリストさんの手持ちのものの貸し出しだろう、とは思っていましたが、犯人がわかりました(笑)
東京の古着やさん、着物スタイリストもしておられる、Ponia-ponの大野らふさんが、コーディネートされたそうです!
すごく苦労して作った配色だったので、うれしいです!
大野さん、ありがとうございました。

以前、宮崎あおいさんがメテユンデを撮影で着てくださった時は、男性ファンがそのゆかた一式を買い求めるというという面白い現象がおこりましたっけ。

ところで、今夜は、南座の顔見世。
やっぱり着物かなと思いますが、久しぶりすぎて、着付けに時間がかかりそう。
だれか、今すぐ、糸と針をもって「半襟つけ」に来て欲しい。
お裁縫キライ(笑)

御火焚きまんじゅう

基本的には京都から出たことがないので、これが京都ならではの風習なのか、それとも全国区のものなのか、よくわからないことがたくさんあります。
「御火焚きまんじゅう」はどうでしょう。
「おまんじゅう」と「みかん」と「おこし」がセットです!

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ライヴは楽しい。

今日は京都芸術センターで開催されたペトロフ・ピアノコンサートへ。「ピアニスト・文筆家」である、青柳いづみこさんの演奏会。いづみこさんは、池田逸子さんの紹介で知り合ったのですが、お祖父さまにあたるフランス文学の青柳瑞穂さんのエッセイを好きで読んでいたので、私の頭の中では、青柳瑞穂の孫。いづみこさんは、ピアニストの経歴も素晴らしいですが、吉田秀和賞や、講談社エッセイ賞受賞などいろいろ、文筆家としても活躍されています。
今日は、林光さんの作品も演奏されましたが、そういえば夏、光さんと食事しながら、いづみこさんの話をしたっけ、と思い出して、ちょっとほろっとしました。光さんは今病院のベッドの上。
いづみこさんは、かなり我が道を行く状態でしたが、それもまた楽し、というライヴでした。いづみこ×ペトロフピアノで聴く「亜麻色の髪の乙女(ドビュッシー)」は、今ここでしか聴けないもの、という一種の迫力がありました。なんというか、そういう演奏家にとっての武器、みたいなものがあるのは、素晴らしい。
共演されたバリトンの和田ひできさんも、素敵でした。
今日は、生の音楽はいいなーと、ものすごく当たり前な感想を持ちました(笑)

12月は、アルティにて、1日に山本裕樹ヴァイオリンリサイタル(伴奏は西脇千花さん)10日には西邑さんの新曲も演奏されるサラ・デイヴィス・ビュクナーピアノリサイタルがあります。
サラ・デイヴィス・ビュグナーさんについては、西邑さんの先生、という以外何も知らないのですが「100曲の協奏曲を含む幅広いレパートリーを持ち〜」というプロフィールにはびっくり。

2つとも、谷本さんデザインのチラシ。来年東京で開かれる千花ちゃんのリサイタルのチラシデザインも谷本さんです。楽しみです。みんな谷本デザインの魅力にとりこ、ですね(笑)
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人は死なない

昨日、茶道資料館でのコンサートが終わり、今秋の演奏関連はこれで一息。
12月からいよいよ冬、という感じ。

今日は、いくつか、そのままになっていた取材原稿の校正など。
PDFで届くと、iPhoneでも見られるし、ほんとに便利な時代です。
とはいえ、私の場合、プリントアウトして見るわけですが(笑)
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367が登場する『エクラ』(集英社)「樋口可南子のいいものを、すこし。」は、12月28日発売です。
校正が届くと、話したことと全然違うことが書かれていて「いらっ」とすることも多いけれど、清野さんの文章はパーフェクトで「ニコっ」。
367にたたずむ樋口可南子さんの美しい写真にもご期待ください!

あと。
一冊、本を読んだ。
最近、資料の本ばかり読んでいるので、仕事じゃない本は久しぶりかも。東大病院循環器内科の稲葉さんからご紹介いただいたもの。
矢作直樹著『人は死なない』(バジリコ株式会社)
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東大医学部教授が「人は死なない」って何ですか?!ってタイトルです。9月1日初版で、今8刷なので、かなり関心が持たれている本のようです。

内容的には、現代医学の限界、代替治療のこと、そして宗教的な話、臨死体験など非日常のこと、いわゆる「スピリチュアル系」のお話し、などが、個人的な体験(これが凄い!)も踏まえて書かれています。

「実際の臨床医である私がこんなことを言うと顰蹙をかうかもしれませんが、実際の医療の現場ではわからないことだらけというのが本当のところです。」
「自分の身内は、絶対に東大病院に入院させたくない」という人が少なからずいた。(←平成11年の話)

等々、「あーあ、言っちゃった...」という話がたくさんでてきます。というか、東大医学部の教授が真面目に誠実に『白い巨塔』と正反対のことを語っている、というのが、この本の存在価値かもしれません。
あまり内容を書くとこれから読まれる方の楽しみを奪うので、やめておきますが、『白い巨塔』の次はどなたかに「矢作直樹物語」を書いてもらいたいくらいです。何よりも、飄々とコレを書いちゃう、矢作さんという人物が面白いのです。金沢大学を出られてから現在に至る道のりなど、関心があります。(笑)


マンション工事

今年の3月、こんな写真を撮っていたけど、震災の直後だったので、ブログに載せるのを躊躇していました。
天使突抜一丁目「カメラのとめはら」とその隣の蔵のある大きなおうちの解体。
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今日、窓をあけると、こんな人が!
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こんなことになってました。
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見る見る間に高くなっていきます、天使突抜のマンション。

どんな分野でも、自分が到底できそうもないことをたやすく(実際たやすいかどうかはわかりませんが....)やってのけている人を見ると、気持ちがいいです。お兄さん達、かっこいいです。

それにしても、マンションって「立ちはだかる」って感じです。うちの367の工事も漆のにおいなど大変だったので、何事もお互い様、とは思いますが、このビル全体が塗装される時のことを考えると、今から頭が痛くなります。

中津にて

林光さんとの演奏を聴いてくださりご依頼くださった仕事で、大分県の中津まで行ってきました。
「自分が聴いてよかったので、他の人にも聴かせてあげたい」と演奏会をコーディネイトしてくださるのは、何よりうれしいことです。なんだか、張り切ってしまいます!
今回は、光さんとではなく、マリンバトリオでしたが、香織ちゃんも裕子ちゃんも、よい演奏をしてくれました!おつかれさまでした。

昨日本番だったのですが、今日は、裕子ちゃんも、香織ちゃんも、忙しくてすぐに帰ってしまったので、私一人のんびり(笑)
前夜の打ち上げで、中津の方に観光スポットを尋ねたところ「耶馬溪」と教えてくださったので、今日は、一人で耶馬溪に行ってきました。どうやって行くのかも調べずに、とりあえず駅まで行ってみたら、偶然にも「駅長おすすめ、JR九州のウォーキング」というイベントをやっていて、駅前から耶馬溪まで直通バス往復500円というのが出ていましたので、早速それに乗ってみました。
耶馬溪が何かよくわからずに行ったのですが、すばらしい景色でした。

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紅葉には少し早かったのですが、お天気に恵まれ最高でした!

みんな下から眺めたり麓を歩いたりしているけれど、果たしてこの山は登れるのか?!
と思ったところ、入り口っぽいところを見つけたので登ってみました。
この山を越えるために、多くの人が命をおとす(コワイ....)と聞いた禅海和尚(この方です!)
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が、ノミと槌で30年かけて岩を掘り進んでトンネルを作ったそうです。
それが「青の洞門」と呼ばれ、そのトンネルを通るのが観光コースとなっています。
それにしても、この標識「現代人へ なにかを語る・青の洞門」「なにか」って...無料駐車場の看板に書くには、あまりに曖昧、あるいは哲学的?!で、笑っちゃいました。
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で、ピクニック気分で歩きはじめました!
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しかし、5分ほどたっても、人と出会わない。そのうち、道なき道っぽくなってきて。
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少し不安に感じ始めたところ、こんな看板が。
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「この先断崖絶壁です。」
え〜〜〜〜〜っ!
駐車場から、ほんの少し歩いたくらいで断崖絶壁に行けるなんて!
ほんとの断崖絶壁は通行止めになっているようでしたが、とりあえず行ける方面に行ってみることにしました。
下調べがないので、どこにたどり着くのか、かなりスリリングではありましたが、実際にはそんなに時間もかからず「窟」に到達しました。

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上を見上げると岩でした(笑)
ここから、少し進んでみると、さらにスリリング!
でも、地面には、前日の雨がまだ残っていたこともあり、普通の服と靴とバッグで、おそらくこの先は無理。まさに自分が「軽装備で登って滑落する人」に思えてきたので、引き返しました。

でも、誰にも会わず高いところでのんびりできて、最高でした!

駅に戻って、電車に乗る前に、もう一つのおすすめ、福沢諭吉記念館へ。
駅で、無料で自転車が借りられたので、すいすいでした。
「人の上に人を作らず...」で有名な福沢諭吉ですが、これまで「フツウの偉人」と思ってましたが、改めて資料をみてみると「かなりすごい偉人」だと思いました。いや「偉人」って呼ぶのがぴったりだ!と思いました。
それにしても、この諭吉先生の像。発注を受けた人は「胸から上をつくってください」と言われたのでしょうが、なんか空を飛んでいるみたいでかわいいです。胸からの下の部分が、台座に埋め込まれている方が、自然なのではないか、と思いますが、どうなんでしょう。
それにしては、台座が狭すぎるか(笑)
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中津の街は、そう広くないので、自転車で走っていると地図にのっているところ、どこへでも行けてしまいました。
中津城
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合元寺
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それにしても、人がいない。
こんな入り口の素敵なカフェも貸し切りで、贅沢な気分でした。
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全力で仕事をして、全力で観光をして(笑)
今日もがんばろう!という気分。

神戸ビエンナーレ2011

今日は、朝から練習をして、午後は戸矢崎さんの作品「銀の雨・金の環」を観に、神戸ビエンナーレ2011に出かけました。いくつかの会場で展示が行われているようですが、私はとにかく戸矢崎さんのを観る!という目的があったので「元町高架下会場」のみ。13の作品を観ました。

13作品には、はっきり言って、かなりレベルの差がありました。
この作品は、ダントツによかったと思います!ほんとに。
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戸矢崎さんですから、もちろん、全てボタンです。
近くによると、こんな感じ。
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この13の作品の会場は、空き店舗が利用されているのですが、やはり作品以前に、その空間の処理というのが大きくものをいう、というように思いました。そのまま生かして作品の一部と見立てるか、あるいは空間を作り込むか、等。
戸矢崎さんの作品は、吊されたり、並んだりしたボタンはもとより、丁寧に塗られたブルーの壁や床の色に「らしさ」を感じました。

その後は、豊中で、バロック・ヴァイオリン奏者寺神戸亮さんと、大内山薫さんのデュオを聴く。
寺神戸さんはホントにすばらしい奏者です!CDいっぱい持っています(笑)古楽をやる人がみんな(というのは言い過ぎか)留学するデン・ハーグ音楽院の教授でもあります。
大内山さんは、京フィル団員時代を知っているのだけれど、彼女は京芸の博士課程を出た後、オランダで修行して、いつの間にか古楽の奏者に。師弟のデュオでした。いいな、いいな寺神戸さんとデュオができるなんて!と思いながら聴きました(笑)

神戸ビエンナーレ2011は、23日までです!
おまけに記念写真。嬉しそうな私です。
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今日は練習。

裕子ちゃんと香織ちゃんと土曜の本番の練習。
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思い返せば、裕子ちゃんは大学受験の時からうちに来ているので、かなり長いおつきあいです。あっという間に、間もなく20年?!
今では、すっかり頼っています(笑)
香織ちゃんは、裕子ちゃんの後輩で、裕子ちゃんに紹介されてうちにきて、こちらも結構長いですね。軽く10年くらい?!

それにしても、キミたち。
ご飯を食べたら、合わなかったところがばっちり合う、ってどういうことですかねー。

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今日は、少し余裕があったので、近所の小さな洋食屋さんで、ランチ。オードヴルと、ますのチーズカツレツ。ワインでも飲みたくなるね。

谷本邸。

半年ほど前になりますが...

谷本さんが家を買いました。
お〜っ!

谷本さんが家をこわしました。
お〜っ!

2トントラックなんと8台分の廃材を処分したあと、すっきりです。
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2階では、まーくんが、壁を作り始めています。
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谷本さんの寝室を紹介します。
あっ、予定地、です。
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全然頼まれてませんけど、また進捗状況報告します(笑)

陶画塾展

367の洗面鉢も焼いていただいた、陶芸家の近藤あかねさんが出品されている「陶画塾展」(ギャラリーマロニエ・15日ー20日・12時ー19時)を観てきました。
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陶芸家さんの絵の展覧会です。四君子や山水など水墨画で代表的なもの、絵付けに使われる文様などを基礎から勉強されているのだそうです。
例えば、あかねちゃんの絵、近くで見ると、こんな感じに書き込まれています。(許可を得て撮影)
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プロにむかっていまさら何を、というかんじですが、楽しく書いた感じがいきいきと好ましい、と感じる絵でした。

ちょうど同じ階で、室田さんの作品展示もありました!

ヴィヴァルディ、終了。

コンサートの前日は、東京でリハーサル。
ヴィヴァルディの四季。
バロックを勉強しはじめる前に頼まれていたら、おそらく軽くこなせていたと思うのですが、一歩踏み込んでしまっているので、これがなかなか、ハードル高かったです。
これまで、素通りできたところが素通りできなくなってしまっているので(苦笑)

東京ハルモニア室内オーケストラの中にもバロックを勉強されている方があったりで、練習では、こちらの音楽的提案を、前向きに聞き入れてくださいました。当たり前のように思えますが、いつもそんな風にいくとは限らないのです。特に、オケの方にとっては馴染みがあり、何度もこなしておられる曲の場合....。そんなこともあって、ほんとに幸せな時間でした。
先方からのリクエストとはいえ、実際に演奏してみて、木琴でのヴィヴァルディを面白いと思ってもらえた、その感触がうれしかったです。

コンサートでは、四季の他いろいろ、そしてアンコールではソロで「相馬流れ山」それから、このコンサートでは毎回演奏されているという矢代秋雄編曲「赤とんぼ」を演奏。この「赤とんぼ」のアレンジがかなり凝っていて、とてもきれいでした。手法が、ちょっと野田さんに似ているところがあって、そのことを野田さんにメールしたら、矢代秋雄は高校時代の野田さんの「アイドル」だったらしい。そして辿れば「孫弟子」に当たるらしい。やっぱり影響ってあるのかな。今回は、練習当日突然楽譜を渡されて演奏したのですが、とてもきれいなハーモニーなので、いつか機会があれば、もっと精度をあげて、演奏したい。もちろん、ヴィヴァルディも含めて。そんな風に思いました。

本番、自分では、いろいろありましたが、平佐さんに合格点をもらったので、とりあえず合格、です。よしっ!次に向けてがんばります。

今回は、移動も少々ややこしかったのですが、赤帽ふるさと運送さんに、お世話になりました。
初仕事で、いきなり、木琴の組み立ても手伝っていただきました。
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ステマネの巨漢!浅野さんもサクサク動いてくださり助かりました!
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メンバーのみなさんの写真がない、のですが...
主宰の西山さんはじめ、みなさんありがとうございました!


ところで、箱根へは夜に移動したので、自分がどこにいるのか、いまちわからなかったのですが、朝起きて窓の外を見てびっくりしました。
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窓の外は、ゴルフ場でした!

本番の翌日は、ホール隣の、箱根ラリック美術館へ。ラリックは、いつも骨董屋さんで見ているので、つい値段を考えてしまうのは悪いクセ。展示物の中では、いわゆるラリックらしくないものが新鮮で面白かった。
その後、バスで芦ノ湖畔に出て、ロープウェイ、ケーブルカー、箱根登山鉄道と乗り継ぎ、小田原へ。途中、お茶を飲もうと立ち寄った箱根富士屋ホテル。
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このタイルの魚はなんでしょう。
鯉ですか???
思わず山崎暢子さんを思い出しました。山崎さん元気?
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と、まぁ、演奏会+観光シリーズ(ん?)
今週末、大分県中津へと続きます!

富士山!

この秋、最大の難関、ヴィヴァルディの四季が終わり、とりあえず、ほっ。
演奏会のいろいろは、また書くことにして、とにかく今日は休暇!

芦ノ湖からロープウェイに乗って素晴らしい富士山を見て、
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美味しい相模湾の「鯵丼」を食べて、
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リフレッシュ。

箱根の話もいろいろあるな。
また、書きます。
が、今夜は早く寝ます!

忘れ物なし?!

演奏家の人は「楽器」「楽譜」「衣装」「靴」...楽器によってその他いろいろ、忘れてはいけないものが、ある程度決まっていますが、私の場合、最近はコレ。

木琴は宅急便で対応するので、帰りの梱包用ガムテープです。
一回の梱包でコレ一本近く使います。
ちゃんと、入れたね。
よしっ!
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パプリカを見て

うちの近所のスーパー、フレスコで売っているパプリカ。
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なんとなく誇らしげな感じで、大きく「オランダ産」と書いてあります。

オランダという文字を見ると、長くオランダに住んでおられたリコーダーの本村さんを思い浮かべます。本村さんと言えば、バロック!
今、ヴィヴァルディ(=バロック音楽)を練習しているので、スーパーに行ってパプリカを見ると、ドキッとします(笑)

12日に演奏する、ヴィヴァルディの「四季」。これをヴァイオリンではなく木琴で、弦楽合奏と演奏するというのは、なんといいますか...
フランス人が京都に来て、お家元のお茶会でお点前をする、くらい冒険感があります。「フランス人のやることも、結構面白い」と思ってもらえるか、どうか。
奇をてらうことなく、いくつもり。
なぜフランス人かって(笑)
アメリカでもなくアフリカでもなく、なんとなくそういう距離感かな、というところ。

疲れた時は、完走メダルをみて元気をだそう!
京都音協の岸本さん、大阪マラソン完走おめでとうございます!
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あっ、それから、ちょっとうれしいはなし。
先日のリサイタルで弾いた「日本狂詩曲〜貴志康一作品による」はオーケストラと木琴のためにアレンジされたもの。先日は、ピアノと弾きましたが、いつかオケとできたらな、と思っていたところ、その機会がめぐってきました。
平岡さんの楽譜をひっくり返して、スコアとパート譜を揃えて、本日発送。
よしっ!
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テキパキ。

雑用、というわけではないけれど、楽器に向かう以外の用事をテキパキこなそう!と心に決めて2日間ほどを過ごす。来年1月21日呉市、蘭島閣美術館でのコンサートの楽譜をコピー・製本して、平林さんに送る。この日は、西邑さんアレンジのナザレ、そして当摩泰久さんに委嘱している「アマリリス」のアレンジなど新しいレパートリーも演奏予定。
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あと、3月22日、埼玉会館ランチタイムコンサートのプログラムを決めて、ヒラサオフィスと千花ちゃんに知らせる。この日は、上記の2曲も演奏します。
そして、来週、東京でリハーサルの後、箱根までの楽器運搬を最終確認する。
これは、この春「赤帽」に転身された元境島小学校校長先生に依頼!楽器と一緒に箱根まで助手席に乗せていただくことになりました。これは先日届いた、いせさき新聞に「ふるさと運送」さんが、紹介された記事です。
「山田さんに負けないようがんばります」とメールいただきました。まず、木琴の組み立てから覚えていただきましょうか(笑)
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あと、来年3月、ご入院中の林光さんのかわりのピアノを松園さんにお願いしたりとか、いろいろ。
全て完了!と思ったところで、平佐さんから「チラシ用原稿、佐世保で演奏する楽しみなど、400字で大至急」とメールが届く。佐世保で演奏する楽しみか...ハンバーガーとか新鮮なお魚が楽しみとか、それもちょっと不謹慎なので(不謹慎、というか...ワタシの文章力で、それをセンス良く入れようと思うと、1時間余分にかかってしまう)聴き所など中心に佐世保のみなさんへのメッセージを書いて送る。
よしっ、と思ったら.....と続くのだけれど、とにかく完了。
箱根で弾く、ヴィヴァルディの四季「春」と「秋」の練習に集中しています。

あっ、今日、髪、切りました。
おかっぱじゃなくなりました。
11月10日、毎日新聞朝刊に写真が掲載されますので、お楽しみに!
髪を切ったニュースじゃないです。
連載中の「ツウザキさんの京都長屋再生術」記事の中です!(笑)


働きました。

演奏の合間のトークは、結構慣れています。
「講演」という仕事にも、慣れてきました。
しかし、今日は「講演」と「演奏」を、という依頼。
1時間45分のうち、前半「講演」後半「演奏」なんて、面白くないしなーと「着物から洋服へ」「木琴からマリンバへ」と時代が移り変わる様子を、音楽と着物の話を交差させながら、演奏を交えて構成してみました。
聴かれる方は、寝ているヒマがないほど忙しかったかも(笑)

楽器の説明をします。
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着物の説明もします。
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いろんな着物を見ていただきます。
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時には、着ますよ!
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で、もちろんマリンバも弾きます。
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質問もどうぞどうぞ。
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と、かなりがっつり働きました。

今日は、京都でしたので、運搬は赤帽の山田さん。山田さんは以前呉服やさんにつとめておられたこともあるので、衣桁の片付けまで、ばっちりです!
撮影は、絢ちゃん。
午前中の仕事だったので、朝から全開!になるよう、めずらしく6時前に起きたら、講演がはじめる時には、すでに腹ぺこでした。(笑)
聞きに来てくださった絢ちゃんのお母さんの案内で、中華料理屋さんへ。
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酢豚にエビマヨにおいしいチャーハン。
満腹で家に帰ったら、2時間も昼寝してしまいました。う〜ん。

北九州 その3

木曜日は、朝一番から幼稚園での公演。
子ども達とも一緒に演奏しました。
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奥田さん、やさしい解説で、幼稚園児のハートをゲット(笑)
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なんと3歳児も含む70人が、誰に強制されることなく、興味深そうに、聞いてくれていました。これも誰に誘われるでもなく知っている曲で時々おこる、手拍子や歌声がすこぶる音楽的で、びっくり仰天しました。楽しかったです。
帰り、かっこよかったので、幼稚園バスに乗せていただきました。
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迎えのタクシーに乗ろうと、バスから降りると、子どもに「どうして降りるの?」と真剣に不思議がられました。似合ってた?(笑)

午後は、響ホールに移動してリハーサル、そして本番。
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奥田さん、今度は小学生向けの解説、でした。
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手際のよいスタッフのみなさんが助けてくださったとはいえ、朝から「組み立て→演奏→分解して積み込み」を2回やると、気分的にもかなりクタクタでした。

で、夜は音楽祭の担当豊嶋さんと奥田さんのオススメ「おはしの国」へ。
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ビール一口で寝てしまいそうでしたが、しっかり食べました!
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自家製の手打ちそばも、うれしかったです。
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財布の中がまた寂しくなってきましたが、お財布は、翌日本番の会場に着払いで届くことになっていたので、もう安心、です(笑)

金曜日は、西日本工業倶楽部でのコンサート。マリンバと相性が良く、ずっと弾いていたくなるような響きの会場でした。以前九州から「367」を尋ねて来られたご婦人方も聴きに来てくださっており、感激でした。
演奏終了後は、お庭も使ってのティー・パーティ。
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心配された雨もうまく上がってよかったです!

また、楽器を片付け積み込む。
絢ちゃんは、楽器を載せた車を運転して京都まで!午前3時京都着だったそうです。本当にお疲れ様でした。

今回は、何かと手際よく動いてくださった音楽祭のスタッフ豊嶋さん(左)そして偶然にもマリンバを演奏されるスタッフの方がおられ、搬入出、とても助かりました。ありがとうございました!
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と、これで終わりそうなものですが....

新幹線に乗るまで時間があったので、晩ご飯。
「ここは駅ビルの回転寿司でも結構いける」と、またまた奥田さん情報で、行きました、回転寿司。
うれしそうな、後藤さん。(笑)
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香織ちゃんは急いで帰って、残念でした。
それにしても、よく働き、よく食べました。明日の本番。衣装が入るか、心配。
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北九州 その2

今回は、平岡養一が大変慕っていたいう、当時の売れっ子テノール歌手藤原義江の記念館に行きたいと思っていました。その話を、この音楽祭のミュージックアドヴァイザーを長年つとめておられる奥田佳道氏にしたところ、オススメのルートを教えてくださいました。
小倉から在来線で10分少しの門司港まで出て、そこから連絡船にのり下関に渡るのもオツです、と。
それ、いただき!です。
降りたところが唐戸市場で、美味しいモノもいただけるし、お買い物もできる。西日本最大という水族館も、あり。赤間神宮でお参りして、下関条約の館を見て、英国風のカフェで珈琲を飲んでから藤原義江記念館に行けば、フルコース!と貴重な情報を。

この記念館は予約制ということで、早速3時に予約を入れました。

小倉でホテルに荷物を置き、早速門司港へ。青空が広がる「行楽日和」。船の乗り場を見つけ、気分も盛り上がる。
で、往復の連絡船切符たしか790円を買おうと財布を捜したところ、ない!!!!!
鞄の中に財布が、ない。
門司港までは小銭入れしか使っていなかったので、気がつかなかったのです。
で、ホテルに電話して、部屋に入って探してもらう。でも、見つからない。
で、落としたことが決定的に。
どーしよー。
と、小銭入れを見ればとにかく連絡船の切符は買えそうだったので、船に乗ることにしました!
だって、この3時の予約を逃すと、いつ行けるかわからない。
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甲板に一人!
財布はなくても、気分は最高!

で、唐戸市場に着きましたが、お金がないので、何も食べられません。
う〜ん。現実に向き合い、電話をし始めました。
京都駅とか博多駅とか新幹線に在来線とか、いろいろ。でも、ない。

困ったけど、とりあえず。記念館へ向かう。
だって、予約は3時。
まず聞きましたよ、わたし。
「入館料は入りますか?」
「いいえ」と聞いて、ほっ。
気持ちのよい景色を見て、また財布のないことを忘れてしまいました。
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来てよかった、と思えるいくつかの資料と出会え、満足。

お茶を飲むお金はないので、とにかく赤間神宮へ。
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ここで、景色をみながら考えたこと。
「お賽銭はどうしよう」
財布の中には、177円。帰りの船の切符はあるけど、小倉まで帰るには270円いるので、どちらにしても足りません。
なので、とりあえず7円お賽銭を入れることにしました。
お腹減ったなーと思いながらぼんやりとする。
天気が良く眺めがいいので、とにかくなんとかなりそうな気分になる(笑)
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ここで、いろいろと自分の行動を思い返しているうちに「絶対新幹線車内、それも座席のところにあるに違いない」と思えてきました。
で、さきほどない、と言われた博多駅に電話して、車両を調べて貰うことにしました。
数分後、折り返しの電話があり「車庫にはいっていた車両を調べたらありました!」と。現金もカードも帰りの新幹線チケットも、そのままでした!!!ありがとうございます!

でも、ここには、170円しかないわけで...

でも、とにかく日清講和記念館に行きました。
この時代の調度品もみたかったので。(笑)
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それから、唐戸市場に向かい、どなたかに100円を借りることにしました。
きょろきょろ見渡していると交番らしきものを発見。警官でもなさそうだけど「相談員」という方がおられたので、まさにこの「相談」にはぴったり。早速、相談してみました。
「100円貸していただけませんか」
と。すると、なんと1000円も貸してくださいました。
で、さらに「これで足りる?」
私は、思い切って言ってみました。
「お腹ぺこぺこなんです」すると、さらに1000円プラス、2000円もお借りすることが出来ました!
交番相談員の松田さん!ありがとうございました。
やさしいおじさんの写真を撮りたかったのですが、不謹慎なので、辞めました...
で、そのすぐそば、唯一あいていたふぐのお店に入り、880円のふぐ刺しぶっかけ丼をいただきました!松田さんのおかげです。
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帰りの連絡船からの風景の、また美しいこと。
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ちょっとお散歩して、入りたいカフェを見つけたけれど、人に借りたお金で460円の珈琲は贅沢な気がして景色だけ楽しみました。(笑)
それでも、充分でした。
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小倉に戻り、後藤さんや絢ちゃんと落ち合い、ほっ。
絢ちゃんに一万円借りて、豪遊?!しました。
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まだ、一音も出していないのに、なんだか充実した一日、でした。
お財布を捜してくださった博多駅の方。2000円貸してくださった松田さんに心から感謝します。絢ちゃんもありがとう。

ちなみに奥田さんご推薦の水族館は、2000円なので、無理でした(笑)


北九州 その1

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昨日は、北九州国際音楽祭の公演。明治に建てられた素敵な洋館(明治41-45年、辰野金吾設計)で演奏してきました。大山崎山荘美術館、目白の和敬塾本館をはじめとして「素敵な洋館」には何かとご縁があるようですが、こちらの「西日本工業倶楽部」旧松本家住宅は、普段結婚式にも使われているそうで、きちんと管理され隅々まで手入れが行き届いている感じがしました。
響きもマリンバにぴったりで、最高、でした。

幼稚園訪問、響ホールでの小学生鑑賞教室、そしてこの公演、それプラスα!盛りだくさんな話題で、北九州の旅は連載、となりそうです(笑)

肉!

昨日は、山形から367へお客さま。
「『七緒』に出ていましたね。ブログで紹介しないところが、またカッコイイですねー」と言われ、「うっ、忘れてただけです...」(笑)
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6ページのコーナーで、原稿も書いております。
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戸矢崎さんの赤いボタンのコレクションの本も発売になっています。こちらも、しっかり紹介するつもりが、追いついていません!
改めて見所など紹介しますが、とりいそぎ、こちらで。ほんとにかわいい本なので、もう是非是非、お手元に!

ところで、今夜は、およばれ。
京都に暮らして44年。
三嶋亭のお肉は買いますが、お店でのすきやきは初体験!
鉄板の上に砂糖を敷いて肉をのせ、その上から割りしたをかけるやり方です。
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栄養つきました!
明日もがんばろう!って感じ。



大人買い

木琴のマレットを大人買い。
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海外のメーカー。
Paypalで支払えるかと思ったら、クレジットカードの番号と暗証番号を教えてくださいと言われ、びっくり!
いくら信頼できるメーカーでもちょっとそれはないので、面倒だけど銀行から送金しました。

マリンバのマレットは、基本的に毛糸や綿糸の巻いたものを使いますが、木琴は基本的に巻いていないモノを使います。
なので、マリンバは緊張して手が震えても、バチに重みもあるし、毛糸の部分がクッションになるのでそうたいしたことありませんが、木琴で手が震えるとアウト!音が震えます...。

枯れてる?

先日、367に似合いそうな花を買いました。
どういう状態になった時が替え時か...
葉っぱが茶色くても花として成り立ちそうな...
これって枯れてます?
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困ったことなど。

本日、朝日新聞京都版の朝刊。
よく見れば、うん、たしかに私ですねえ。(笑)
真剣に審査しております!
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ところで、困ったこと。
この20年近く使い続けてきた丸善の便箋が廃番
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になりました。
京都に丸善がなくなってからは、いつも3〜5冊くらいはストックしていたつもりなのですが、四条烏丸のラクエに丸善が入ったので安心していて...
今日買いに行ったら、もう作っていないと。
これまで、ちょっとした手紙も、大事な手紙も、いつもこれに書いてきたから....
ほんとに困ったなぁ、という感じ。

写真展の審査

今日は、京都現代写真作家展の審査に行ってきました。
点数を元にした合議制、納得のいく審査手順でした。
審査員で、カメラマンの井上隆雄さんに「さすが、発言に破壊力がある。」と言われたのですが、それって?!まぁ、いくつかのエッセイを読んで、井上さんが、私を特別審査員に挙げてくださったそうなので、まぁ破壊力を期待されてたのかな(笑)

ところで、この「マル/ペケ」。
いつどんな風に使うのか気になっていたのですが、一度も使いませんでした。
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あげてみたかったなー(笑)


毎日新聞と京都新聞

10月13日、毎日新聞の連載「ツウザキさんの京都長屋再生術」第4回が掲載になりました。今回は、川合さん登場!です。古着の仕分け場面で菅野さんも登場。漆和紙がカラーじゃなくて残念ですが、モノクロでも、陰影がきれいです。触ってみたくなる感じ。
こちらからPDFでご覧いただけます。

15日は、京都新聞に、こんな記事が出ていました。
ツウザキ、語っております。(笑)
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この記事担当の松田さんとは同世代。お互いがまだ「駆け出し」の頃、1994年の記事。
「5歳の時、心に決める」か、すごいな(笑)
ちゃんと、とってあるんですよ、松田さん!
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27歳の頃の私は、こんな感じでした。若っ。
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木琴文庫vol.1終了

13日のコンサート、通崎睦美リサイタル「木琴文庫vol.1」が無事に終わりました。
ご来聴くださったみなさま、そして共演者の西脇千花さん、本村睦幸さん、作曲の野田雅巳さんと当摩泰久さん、そしてスタッフのみなさん、ありがとうございました。

自分のコンサートについて、何か書くのはむずかしいですが....
(そのうち、西邑さんが書いてくれるでしょう・笑)
京都での自主企画のコンサートには、必ず「実験的」あるいは「挑戦」の部分を入れることにしているので、その分、準備が大変なのですが、今回もやってよかったと思える内容になったかな、というところです。

こんな感じで弾いていたみたいです。舞台袖から絢ちゃんが撮影。
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ピアニストへの絶賛の声もたくさん寄せられました!
終わって、にっこり。
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本村さんとは、こんな感じ。
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地味なはずのバロック作品の後の拍手の大きさが印象的でした。
本村さんは、演奏はもとより、ほのぼのトークも人気でした。

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一部の衣装が「木琴文庫」していたのですが、写真を取り忘れました。この日は、平野さんに撮影に入ってもらっていたので、そのうちまた載せたいと思います。
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打ち上げは、367で。今回は、絢ちゃんのおかあさん、満永くみ子さんにお料理をおまかせしました。お手製のテリーヌやパテなど、みんな絶賛の品々でした。
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気がついたら午前3時。
片付け終わったのが午前4時過ぎ。みんなありがとー!

翌日は、静岡県から聴きに来てくださった「川島さまご一行様」が、367の見学に。
演奏で世界中飛び回る、というよりは、いろんなところの方が京都に聴きに来てくださる、というのが若い頃からの一つの理想だったので、そういう意味でも、うれしい時間となりました。

最後に、かわいらしい、アンケートにあったイラストを。
小学生のさやかさん。
メモ帳を持って、サインの列に並んでくれたかわいい女の子かな?
「金魚の片思い」を気に入ってくれたみたいでうれしいです。
イラスト、ありがとね。
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谷本デザイン

衣装が出来ました。
いつぞやは、楽屋でまだ手直ししていたから、それを考えれば、今回は余裕です!(笑)
洋服の中に「木琴文庫」を作りました。
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さて、どんな部分でしょうか?!
このデザインをするのに、谷本さんを呼び出したかったのですが、さすがに気が引けたので自力でやりました(笑)

谷本さんも、かなり忙しそうです。
こんなかわいいチラシも谷本さんのデザインです!
たいてい、プログラムデザインもセットなので、谷本さんには、演奏会前にもバタバタが訪れます(笑)
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西邑さんのこの12月の演奏会も、もちろん谷本さん。
あっ、12月1日、千花ちゃん伴奏、山本裕樹ヴァイオリンリサイタルも谷本さんですね。こちらは、まだ見てないなー。

10月13日アルティをスタートに「谷本さんのチラシの音楽会、ツアー」はいかがでしょうか。

プログラム入稿

頼まれた原稿は、締め切りを気にしながら書くので、遅れるにも限度がありますが、自分が企画した、自分が演奏する演奏会の「プログラム・ノート」というのは、催促が、やかましくないため「書いている時間があったら練習したい」とかなんとか言い訳しながらうだうだしてしまい、つい遅くなります。で、デザインの谷本さんに迷惑をかけます。
で、急に慌てて落ち着きのないデータを送り、校正の手間をとらせたり、もうまったくダメなヤツになってしまいます。ふぅ、ようやく入稿。
プログラムも曲や楽章が多いので、ややこしいんです。
「ふぅ」と私の何倍も言いたいのは谷本さんですね...
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これだけの文字量がおさまったのは、驚異的!
谷本さんに足を向けて寝られません。うちが近所なので、改めて確認しますが、谷本さんちはうちから北です。足は東向きです。はい、確かに足は向けてません。

ところで、京都音協の岸本さんはランナーです!
マラソン・ランナーです!!!
でも、マラソンは一度も走ったことがないんです!
ハーフマラソンはあるけど(笑)
で、今月末の大阪のマラソンに出場するかどうか悩んでいます!
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最近、お休みがなくお疲れ気味の様子。マラソンは気分転換というのにはハードですから、無理に勧められませんが、でも出場してほしいなー。特製の応援幕を作りましょうか(笑)


今日は、届いた荷物(→書類)の箱の中に、思いがけないものが入っていて、びっくり。喜ぶ。近くの農家でとれたものだそうです。
じゃがいもを見ると「現場メシ」を作りたくなります。
しばらく、コレで暮らせそう(笑)
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衣装の続きと美女センサー

今日は、田中さんと衣装の仮縫い。

「木琴文庫」のチラシのイメージで衣装をアレンジできないか?!と思いつき、こんな布地を買ってきました。
ちょっと楽しい洋服ができそうです。
さて、どんな仕上がりになるかは、当日のお楽しみ。
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ところで、野田さんの新曲「発明家」のタイトルにみなさん興味津々みたいです(笑)
「美女センサー」さて、どんな曲でしょう。
今回のプログラムは、野田さんによる「美女センサー」のイラスト付きです!ご期待ください。
その前に、私は「美女センサー」を練習しなくっちゃ、です。


しんぶん→FM京都αステーション

昨日は、京都新聞の夕刊に13日のコンサートの記事が掲載されました。
大きなスペースで内容もしっかり書いていただき、うれしいです。

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でも、写真が「細かいことを気にかけないおばさん風」に写っていて、ギョっとしました。写真部の写真じゃなくて、記者さんのデジカメなのでこんなこともあるか、という感じかな。(笑)

今日の読売新聞夕刊は、想定内の自分、でした。ほっ。(笑)
こちら、PDF↓

毎日新聞さんもありがとうございます。

明日(6日)は、16時半頃からαステーションに出ています。京都の方、よかったらラジオをつけてみてください。

ところで、毎日忙しいんですが...
今日はこんなことになってました...
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お隣は、美術界の重鎮、木村重信先生。
御年86才、と聞けば、まぁ、許しますか。(笑)
センセイ、手品、楽しかったです。はい。

13日の衣装

衣装は、買うこともあるけれど、誂えることも多い。
京都で自分が企画するコンサートの時に新しいものを作って、それを着回す感じかな。
で、13日は京都で自分が企画するコンサートがあります。
あっ、衣装...!!!!!!!

早速、いつも縫製してもらっている田中さんに電話。
「あのぉ、衣装」
「えっ、13日やね。フツウにチケット買って聴きに行こうと思ってたんやけど....」
「......今からでも、なんとかなります?」
「簡単なデザインやったら、なんとか。簡単なのにしてよー」

というわけで、お引き受けいただきました。
ほっ。
自転車に飛び乗り、生地屋さんへ。
気に入った生地が見つかりました!
ほっ。
その生地の写真をそこから田中さんにメールで送り、電話。
「あの、これとコレで、と思ってるんやけど、大丈夫かな。」
「えっ、2着?! 無理。それは無理。」
「.................」
「もお、しかたないなぁー。やります。」

というわけで。心から途方に暮れた結果、「沈黙」が勝ち(笑)めでたく、今から2着縫ってもらうことになりました!
ほっ。
田中さんありがとー!

本日打ち合わせ。
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デザイン画はナシで、鏡の前で、これをこんな風にこんな感じで、と説明。
最終的には、田中さんと相談しながらデザインを決めます。いつも仮縫いで最終的に詰めるので、仮縫いが楽しみです。
田中さんよろしくお願いします!

そうそう、先日、367に鏡が来ました!
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鏡の上下のフチは、上田善さんの材を利用してます。
谷本さん、ありがとうございます。製材してくれたのは、柳生くんでしたか。置き場の台を作ってくれた、まーくんもありがとう。


戸矢崎さんの帯

今日は、戸矢崎さんデザインの帯のあがりをチェックしました。
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戸矢崎さんお馴染み、ボタンの柄。
手前が裏面です。

戸矢崎さんが参加されている神戸ビエンナーレ2011でのプロジェクト「銀ボタン金ボタン」のブログでも紹介されていました、ボタンの本。
西岡勉さんデザインのこの本は、まもなく完成予定です。
待ち遠しいですね。

で、「この本とお揃いの帯を作りましょうよ」と戸矢崎さんをのせてしまいました。(笑)
かわいい帯が出来上がりました。
限定品ですが、お求めいただくことも可能ですので、戸矢崎ファンの方で是非という方があれば、お問い合わせください。



かなちゃん

北海道から戻って、翌日は枚方で講演。
帰りは、着物などの荷物と一緒に、元枚方市長の大塩和男さんが直々に車で送ってくださいました。で、367の見学会。
というのも、『天使突抜367』を熟読してくださっているとのことで、それなら是非とお誘いしたわけです。
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で、昨日は、集英社『エクラ』の撮影で、樋口可南子さんが367へ来られました!
以前、『メイプル』の取材でご一緒させていただいたのが、今書棚をみると2004年1月号だから、もう8年ほどのおつきあいになります。
長年、樋口さんと一緒に仕事をしておられる清野恵里子さんが拙著『天使突抜一丁目』をご覧になって「かなちゃんと行ってもいい?」と、ご連絡くださったのが、きっかけでした。清野さん、この唐突具合はサイコーです。ますますいい感じに仕上がっているような。(笑)
それから、樋口さんつながりで糸井重里さんの「ほぼ日刊イトイ新聞」でハラマキのおしごとをさせていただいたりと、いろいろ楽しい出会いがありました。
今回は『エクラ』四ページ分の撮影ですが、前もって清野さん、カメラマンの浅井佳代子さん&アシスタント2名、編集の仲田さんでロケハンに来られ、打ち合わせ。とても、丁寧に撮影してくださいました。浅井さんは、ちょっと近寄りがたいかな...と思っていたのですが(笑)気持ちがすっと通じる方で、楽しい撮影となりました。

デジカメ画像を無線でMacにとばして、チェック中。
本番画像は、年末に発売予定の『エクラ』2月号をお楽しみに!
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清野さんが、樋口可南子さんのことを「かなちゃん」とおっしゃるものだから、うちでは「かなちゃん」。かなちゃんに「おとうさん」と呼んでもらえるうちの父も幸せものです。(笑)

かなちゃんと撮った写真を載せたいところですが、女優さんの写真を勝手にブログに載せるわけにもいかないかな、とロケ弁の写真。
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京都の料理研究家大原千鶴さん(あの、美山荘の次女)のお弁当、です。
美味しかった!


まぁ、そんなわけで、バイトまで雇って2階の梁の上までお掃除していた、というわけでした。浅井さんに「梁の色つやもきれいねー」とほめていただき、よっしゃー、という感じ!

一息つきたいところですが、野田雅巳さんの新曲が届いているので、次々譜読み。
ところどころ「難関」がありますが、ほんと、かなりいい感じの仕上がりなので、演奏するのが楽しみです。


北海道 その2 帯広へ。

kitaraの公演の後、帯広に寄って帰りました。

というのも、私の使っている平岡養一の木琴、当時のディーガン社の楽器をモデルに作られたマレテック社ボブ・ベッカーモデルの木琴、この初期の試作品を持っておられるマリンバ奏者の野田美佳さんが帯広におられる、ということで。
せっかく北海道に行くので、是非見せていただきたいと思い、数ヶ月前に、御連絡したみたところ、なんとその日は札幌まで車で4時間かけて聴きにきてくださるとのこと!
そして、よかったら、帯広まで同乗させてくださると!

美佳さんとは、この数ヶ月で、何度かメール等のやりとりをしていたので、なんだか初めてあったような気がせず、終演後はあつかましくも、楽器の片付け、梱包まで手伝っていただきました。ほんとに、助かりました。

で、すぐに帯広へ向けて出発すればよかったのですが、谷本さんから、今度谷本さんの大学に特別講師で来られるアートプロデューサーの漆さんという方が、kitaraのすぐそばで、事務所兼ご飯屋さんを始められた、という情報を得たので、のぞいてみることに。
おちゃ&めし「オノベカ」
美佳さんも誘ってちょっと遅いランチを食べに行きました。
初めて出会った人を、知らない土地の知らない店に誘うのは勇気がいりましたが、そういうことを許してくださいそうな美佳さん、に思えたので(笑)

ご飯を作っておられるお兄さんは、京都の「たん熊」で二年修行されたそうで、なかなか上品なお味の「カフェめし」でした。
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ここで、びっくりしたのが、その漆さんと美佳さんが偶然にも、以前一緒に仕事をされたことがあるお知り合いだったということ。「えっ、漆くん?!」って(笑)
私も、ダンサーのたまみちゃんとか、アサヒビールの加藤種男さんとか、共通の知人がいっぱいで、びっくりしました。さすがの私もちょっと躊躇しましたが...強引に誘ってよかったです!

で、帯広まで四時間のドライブ。いろいろお話していたらあっと言う間でした。で、その日、私は帯広駅近くのホテルに一泊。翌朝、ホテルまで迎えに来てくださり、観光スポットを通って、ご自宅へ。
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お宅に到着して、またここでびっくり。
おうちのお庭にバスがあるんです!
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中は、立派な宿泊施設になっていました!
ちょっと曇り空で残念でしたが、それでも充分北海道のスケールを楽しめました。バスを背にすると、こんな風景がひろがっています。
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で、肝心の木琴。
これは、ここに書き出すと、止まらなくなるのでまたの機会に。
貴重な「コロムビア・ミヤカワ」のマレットにも出会えたし、それはそれは楽しい時間でした。
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「私、ジョージ・ハミルトン・グリーン(→平岡養一より前の時代にアメリカで活躍した木琴の天才)と誕生日が同じなんです」と言うと、かなりうらやましがられました(笑)美佳さんはグリーンの大ファンなのです。こんなことで盛り上がれる友達はそうそういない!これからも、いろいろ木琴の情報交換をさせてもらえるよう、私の情報にも磨き?!をかけていきたいと思います。

この日のお昼もこんな気持ちのよいところへ案内していただき、あっという間に飛行機に乗る時間がきてしました。
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ほんとに名残惜しかったです。
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美佳さんのブログでこんな素敵に紹介してくださっています。
素敵な出会いがあると「がんばろう!」という気持ちになります。

北海道 その1

22日のお昼が本番なので、21日に札幌入りしてちかちゃんとリハの予定だったのですが、台風で飛行機が飛ばないかもしれない!ということで、急遽20日の最終便で札幌に入りました。ばたばたと飛び出して、iPhoneから更新しようと思ったら、できなくて...日があいてしました。
ちょうど本番の頃、札幌方面に台風直撃かという予想だったのですが、全てがうまくいった、というお天気になりました。

前日、夕方の空。
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前夜、ごちそうになりました、お寿司!
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当日のゲネプロ。
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撮影は篠原嬢(kitaraの担当、篠原さんは、本番で譜めくりもしてくださいました。なんというか、かわいらしい方で、ちかちゃんと「私達にはないよねー」を連発)

ちかちゃん撮影。
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本番前にkitaraの大野さんが「今日は、ロビーにおしゃれな方が多いです!」と。
なんだかうれしくなって演奏しました(笑)

終了後、篠原嬢と大野係長!
お世話になり、ありがとうございました!
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kitaraのある中島公園は緑が美しく、気持ちがいいです。
そんな中、今期間限定で、安田侃の彫刻が展示されていました。367で石の運搬にアタマを悩ませた経験から、どうも「設置経費」を考えてしまうワタシでありました(笑)
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もうすぐkitara

22日はkitaraでのコンサートです!
21日に現地でリハなので、21日午前着だと19日に楽器を発送しないといけません。
これが、なんとなく気ぜわしい理由。

一つずつエアキャップで包んで、7個の荷物。
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このエアキャップは使い捨てにすればいいようなものですが、大きなロールをいちいち買いにいくのが面倒なのと、なんとなくもったいないような気もするので、使いまわしています。
破れたところには、ツギをあてました。
ちょっと貧乏くさい?!(笑)
でも、その分丈夫になるので悪くないような気がします。
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今日は、私がそんなことをしている間に、アルバイトをお願いして367の撮影に向けて、大掃除。自分では間に合わない!
いつもありがとうね、絢ちゃん。
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シェードを一つずつ外して水洗いとか、計8時間の労働。ぱっと見たところ汚れていないように見えるんですが、やはり天井を張っていないので、いろいろ降ってきておりまして...(笑)
いくつかの困ったポイントのヘルプに黄瀬さんも。
胸ポケットにペンを指している友達はいるけど、歯ブラシはなかなかないですねー。細かい細工の仕事をするとき、埃を払う用、なんだそうです。
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みなさんに助けていただき、なんとかやっています。
台風に向かっていった、九州行きでは、なんと一度も自分の傘をささずにすんだけれど、北海道はどうだろ。のろのろ台風の予報の中、苦手な飛行機に乗るのはかなりの恐怖ですが...
乗りますよ!飛ぶ限り。

門司港にて

最近はシゴトで初めての方と会う前に、ネットで検索してどんな方か情報を得てから、というのがいわば礼儀のようになっているけれど、なかなかネットの中だけではわかりません。って、当たり前ですけど。
今回のトークでご一緒させていただいた、山田美也子さんとは、お目にかかって長年第一線で活躍されているわけがわかりました。さりげないですが、現場を仕切る気迫が違いますね(笑)もちろん知識や経験の豊富さはいうまでもありませんが、気配り、ですか。展示の着物のことまで気遣って現場の方に指示してくださってました。仕事の準備から、仕事中の言葉の選び方はもとより、なんというか本番中以外も最初から最後まで。とにかく、素晴らしい進行でした!
ミュージックアドヴァイザーをつとめておられる音楽評論家の奥田佳道さんは、なんとなく「ザ・クラシック!」なイメージがあって「親しく話せる雰囲気はないなぁ」と思っていたのですが...(笑)親しくお話しさせていただきました。よかったです!
お二人とも、歴史から何から、頭の中にいろいろなことがいっぱい詰まっておられる様子で、どんな話題でもオッケーな感じでした。

北九州国際音楽祭のスタッフの方にも何かとお気遣いいただき、和やかなトークショーとなりました。帰りは小倉までのタクシーチケットをお返しして在来線で。だって、この駅を利用したかった。
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雲はこんなに黒く低く垂れ込めていましたが気合いで?!もちました。
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黒川紀章設計の高層ビル、31階カフェからの眺め。
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オマケ。
「シュールにみえる看板。」実りのある学会になりますようにと祈ります。
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夜一人で迷い込んだ繁華街にて。
「めぐみママの誕生日、を祝う花輪。」
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木琴を持って。

ぎりぎりまで、何を弾こうか考えていたので、着物と一緒に送れなかった...。
卓上木琴を携えて北九州へ行って参ります。
以前共演させていただいた、打楽器奏者の藤井里佳さんが作ってくださった、木琴ケース。
どうしてこんなにかわいいのか眺めてみると、持ち手がかわいいんだな。
かわいすぎて、これを持って新幹線に乗るのはちょっとはずかしいかなあ。風呂敷に包もうか、いやこのままがかわいくていいか(笑)
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それにしても、台風は大丈夫かな...

実りの秋

以前、佐世保で知り合った和楽器のお店、前川楽器店の前川さんが京都に仕入れに来られるということで、367に立ち寄ってくださいました。
367には、九州からのお客さまが多いような(笑)
今日はご飯作る余裕ナシ。
仕出しのお店、松粂さんのお弁当。
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末富さんの御菓子は「実りの秋」でした。
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私に余裕がない時に来た方が美味しいものにありつけるって?!(笑)

27日、雑誌の撮影。現場メシを作ろうかと思っていたけれど、スタッフ含めご一行様10名と聞き、現場メシは早々にあきらめた。


コンサート告知

今日は、コンサート面とはまた別の紙面での取材に京都新聞の記者、松田さんが来られました。
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ずっとお会いしてなくて、2年ほど前に久しぶりにお目にかかったのですが、初めて取材してくださったのが、1994年、ということで、時の流れを感じました。

夕方、コミュニティーFMで、京フィルさんの枠の、短い番組を2本収録。
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京都にいながら、こんなところに、こんなスタジオ施設があるのを初めて知りました。

ところで、コイツは367の天敵。
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野良猫、なんですが、うちの北側の隣との境界が、どこかへ行く抜け道になっているようで、特に悪さをするわけではないけれど、いつも南天の下の玉砂利を蹴散らしてブロック塀に登る。
ふいに撮ったのがこの写真。改めてカメラを向けると、ポーズをとった(笑)
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梱包。

著名な作家先生なんかの講演だと、身一つで出かければいいと思うだけれど、私の場合、いろいろと準備があります。
18日の北九州。50分トーク、10分休憩、50分トーク。
うわぁーよくしゃべります、ワタシ(笑)
でも、キャスターの山田美也子さんが司会、とのことで安心です。

主催者さんからのリクエストにお応えし...
楽器や着物の写真をお見せするということで、スライドショーの準備。
そして、着物を展示するということで、展示の準備。
着物を展示する衣桁を発送するのに、梱包です。
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展示する着物を選んで、箱につめる。
あっ、その前に、アイロンという作業があるんですねー。
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卓上木琴でデモンストレーション。
うーん何を弾きましょうか...
という感じで、全く手ぶらというわけにはいきません。
ストアデポでこんなテープを買いました。
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なんとか「梱包するぞー!」という気分を盛り上げます。(笑)
次は、九州から帰ってきて、札幌に木琴を送る梱包です。FRAGILEいっぱい使おう!

みんな自転車

今日の午後は、自宅で取材2件。
京都新聞さんも自転車ですか。
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あれ、朝日新聞さんも自転車ですね。(笑)
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もちろん、京都音協の岸本さんも自転車でした。

夜は、英語の資料整理の手伝いに遊羽ちゃんが来てくれました。上桂から、自転車!
机を二つ向かい合わせに並べて、367を寺子屋風にレイアウトしてみました。
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そそっかしい。

前回のブログで、毎日新聞の連載、計4回と書いていましたが、計6回の間違いでした。
スミマセン。直しました。
私は、何を隠そう、そそっかしいのです...
子どもの頃、テストの問題を最後まで読まずに答えていたタイプです。
よく親に「ハヤガテン」と言われていたのですが、それは漢字で「早合点」と書く、と知った時は、子どもながらに、なるほどー、と感激しました。

なにはともあれ、連載の続きが楽しみです。
今日は、同じ毎日新聞でも京都支局へ。
考えてみれば、コンサートの取材はたいてい大阪本社か自宅なので、この建物ができて随分経つのに入るのは初めて。
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若林広幸設計のこのビル。
かっこよく写真を撮らないと、フツウの階段に写っちゃいますね。スミマセン、若林さん。

毎日新聞の連載

月に一回、6ヶ月、計6回ということで、終わるのは随分先のことのように思っていたのですが、すでにそのうちの3回が終了しました。
全国版ではありますが、地域によってモノクロのところとカラーのところがあるそうです。
それぞれクリックしていただければ3回分の記事をカラーで、ご覧いただけます。
最新の第3回は、実物の写真と、谷本さんのイラストを見比べるというおもしろさがあります。(笑)
記者の澤木さん、最終回をどうまとめられるかが楽しみです。

今月は、新聞取材やなんかがあと7つ。
来週末からの一週間、九州に行ってトークして、札幌に行って演奏して、帰ってきて枚方で講演する。あれ? 演奏会より講演が多い(笑)
367の雑誌撮影もあるので、念入りにお掃除もしなくっちゃ、です。
その前に、まずは練習!

シェード

自宅の改装は、とっくに終わったはず、なのですが、いくつかのこだわりポイントが「検討中」のままでした。
その一つ、ようやくイメージに合う、玄関の電気の傘が見つかりました。
100年ほど前のイギリスのものです。
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この手のものは、「花柄」が多く、でも、花はうちのイメージに合わないので、とにかく花が描かれていないものを探していました。
ようやくみつかり、まさに明かりが灯りました。

DM発送

ようやく秋らしくなってきたところで、10月のコンサートのご案内を発送しました。
京都音協の吉村さんといつも絢ちゃん。
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猛スピードで発送作業完了してました。

秋らしくなると、こういうものが美味しくなります。京都では「たぬきそば」というとコレです。お揚げさんとねぎ、あんかけにしょうがをのせたもの。
しょうがはいつも大盛り!です。
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黄瀬さんに。

自宅に新しく付けた建具(367で使わなかった2枚)に、引き手の付いていないところがあったので、黄瀬さんにお願いしておいたところ
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早速、作ってきて
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はめ込んでくださいました。
こういうのが家で作れるというのが、いくら考えてもすごい。

ついでに、平岡養一さんが使っておられたケースにガムテープでとめた、今にも崩れそうな所があったので、
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補修してもらいました。これまで、だましだまし使っていたのですが、これで安心して使えるようになりました。
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もうひとつついでに、明後日367の前の水道管の工事があるようなので、養生もしてもらいました。
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さらについでに、覚えかけの曲の暗譜と、書きかけの原稿をしあげてもらいたい気分でしたが「いいですよ」と言われると、それもちょっとコワイので(笑)自分でやっています!

ゆうちゃん

お手洗いに新しい花が入ると、お客さま、という367、です。
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月曜日、367に来てくれたのは19才の遊羽ちゃん。
今進めているシゴトで、能力の限界を超えた分量の英文著作を読みこなさねばならず、思わずヘルプ!をお願いしました。

私が中学の頃からマリンバを習っていた早坂さんのお嬢さんで、現在京都大学の英文科在学中。赤ちゃんの時、よく預かってお守りしましたっけ。(笑)かなり、感慨深いです。
ちょうど、烏丸五条の予備校で先生のアルバイトをしているというので、寄ってもらうことになりました。

ただ翻訳する、ということではなく、ちょっと複雑で国語の能力が必要なことにつきあってもらうのですが、最初の「業務説明」で興味をもってくれたみたいで、有り難いです。
有能な若者と接していると、それだけで嬉しくなってニコニコしてしまいます。



先週末。

いろいろありすぎて更新が滞ってしまいました。
昨日、進まなかった原稿を入稿して、ようやく一息。
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土曜日の岸和田での演奏会。
1932年の建物(渡辺節設計)は予想通り木琴にぴったりでした。
私の写真だとコレですが、実際はもっと素敵です!
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久々に、弾いていて「打たれても完投勝利するピッチャー」的気分になる演奏会でした。なんだか、ちょっと強くなったような。(笑)
主催者のみなさんもイメージ通りだったと喜んでくださりよかったです。
アンコールは急にチャールダシュをリクエストされ、私はレパートリーなのですぐに弾けるのですが、ピアノの松園さんは、いつも弾いているわけではないので楽譜もないし、無理?!と思ったのですが、涼しい顔で弾いてくれました。さすが作曲家。頭の中で反芻すればリハなし、楽譜なしでも全く大丈夫のようでした。
それにしても、いつも思うのですが、練習しなくて弾ける曲の拍手が一番大きいというのは、ある意味、理にかなっているような、理不尽なような。(笑)

翌日は、永江朗さんの新刊『そうだ、京都に住もう。』関連で、永江さんと京都マルイで対談。
永江さんにお会いすると思うと、私はなぜか小学校の時の「清潔検査」(=ハンカチ、ティッシュ、爪を整えているか)を思い出します。
清潔感かな。白は、ちゃんと白い、というイメージです。
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打ち上げも「下京と、中京と、上京の違い」など、京都のネタで盛り上がる。
そのうち、永江さんと、京都の町中で自転車ですれ違うのが楽しみです。


クロワッサン

本日発売『クロワッサン』9月10日号のCD紹介ページにコラムを書いています。
プロフィール写真はこちらにしてみました。
以前、コンサートチラシ用の写真を撮ったとき、平野さんと「エッセイスト用も撮っておこう!」と撮影した物です。(笑)
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ちなみに、今号のクロワッサンは「若い頃の小顔をめざす。」特集です!

自泉会館

夕方、京都音協の岸本さんとちょこっと10月リサイタルの打ち合わせ。
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岸本さんは仕事サクサク派なので、話が早くてストレスなし。ありがとうございます!です。
DMの発送準備もしないといけないのですが、とりあえず、週末の岸和田の演奏会が終わってから。

で、ひとつ、岸和田関連の情報。
会場となる自泉会館が、建築家渡辺節の設計であることは、前にも書きましたが、この渡辺節設計の別の建物が、ちょうどこの日27日に見学できるそうです。
大阪、本町にある「日本綿業倶楽部」。毎月第4土曜日に有料で開放されているそうですが、ちょうど27日がこの日にあたるということで!
これも何かのご縁?!ということで、建物見学と演奏会セットでいかがでしょうか。
事前申し込みが必要です。詳しくはこちら。
と書いたところで、新しい情報が。
すでに予約でいっぱいなんだそうです。
残念でしたが、またの機会に!


ツナ

特に自分から買って食べることがない食材。
ツナ。
今日、突然食べたくなって、ヨドバシカメラにインクを買いに行ったついでに地下のスーパーに立ち寄る。
ツナ缶って、なんとなく油や添加物など、毒々しい気がするのですが、こういうのがあったので、コレにしました。
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ツナって男子っぽいし、現場メシにも使えそう。って、もう現場は終わったけど(笑)
家に帰って調べてみると、いろいろこだわりのツナ缶もあるようで、また試してみようと思います。

ところで、日曜日、町内の地蔵盆の福引きで、掃除機があたりました。これが目玉の商品だったみたいなのですが、テント張りや提灯の設営など町内の活動に貢献していないので、なんだか申し訳ないです。
でも、「1」を引き当てるというのは、悪い気はしませんね(笑)
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それにしても、天使突抜一丁目にはお地蔵さんがないのに、地蔵盆の行事はあるのです。その昔、お地蔵さんがあると子どもに祟りがあったそうで、そのお地蔵さんは壬生寺にまつってあるらしい。でも、慣例的に町内会長さんのところには「お供」は持って行くんです。(笑)
もちろん、町内会費の一部とみなして使われます。
京都はいろいろありますね。


ねばねば。

一昨日は、松園くんと合わせ。
自分の練習が大変になることを忘れて?!「松園くんのピアノとならこの曲もいいかな」と初めての曲をプログラムに入れてみたりして、ちょっと大変なことになってます。(笑)
でも、合わせの練習は楽しいばっかり!
8月27日、岸和田での演奏会、是非お出かけください。
通崎睦美木琴コンサート「1932×1935」
岸和田市立自泉会館 16時開演
チケットは自泉会館072-437-3801 岸和田市商工会議所072-439-5023

で、書きかけの原稿と、練習のツメと、もうひとがんばり。
ねばりを出すため?!ねばねばうどんにしてみました。
いただきものの自家菜園で作られたモロヘイヤとおくらをきざんで、谷本さんのうめぼし、をのせてごまをふりました。
ここのところ、もうひとふんばりの連続なので、とりあえず食べ物から。納豆とか大和芋など、ねばりにこだわってます。(笑)
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ところで、昨日夕食の準備をする時間にふとテレビをつけたら、NHKの特集番組で「今年の五山送り火に被災地の松を燃やすかどうか...の問題」についての、検証のようなことをやっていました。最初から見られなかったのが残念。ゲストが山折哲雄(宗教学者)さんで、京都市の対応などはさておき(さておき、という言葉ではなかったですが)きちんと「東電が悪い」ということをおっしゃっていて、すっとしました。送り火は「宗教行事」でありながら「観光行事」の側面もあること。それから、国の責任、我々のあり方、に続いて、最終的には「文明」というものを見直すいいきっかけになった、という結論でした。
全然関係ないんですが、最近、よく街で山折先生を見かけます。この間も西洞院通りで見ました(笑)

南天

367に元々植わっていた南天。
これがジャングル?!のようになっていて、なんとかしなくては、ということで、昨日植木屋さんに来ていただきました。
鬼門に植えられた「難を転じる」南天なので、適当に刈るというのもどうかと。
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実は、よく人から「いい植木屋さん知ってる?」と尋ねられます。
なぜか...。
友達に植木屋さんがいそうに見えるのかな(笑)
うちには、そんな立派な庭もないので、知りません。
で、今回はネットで検索して見つけた「植繁」さんにお願いしてみました。
京都で三代目、金沢美術工芸大学を卒業して、おうちの仕事を継いでおられるという長尾さん、です。
「今なら大丈夫です」とすぐに来てくださいました。

この間、黄瀬さんと京都のスピードについて話していたのですが、やはりここも早い!
外からみると、京都はのんびりのイメージかもしれませんが、普段京都で過ごしていると、実はみんなすごく動いています。末富さんのご主人でさえ「電話より早いし、寄せてもろたわ」とうちまで来られるくらいなんで。電話より走ってきた方が早い、というのが京都です。それだけ狭い範囲で顔を見ながらの商売が成り立っているということでしょうか。

「南天一本の依頼ははじめて!」ということで、料金の方もお安くしてくださいました。
「おれにまかせとけ!」みたいな感じじゃなくて、意向を聞きながら剪定してくださり、さっぱりしました。
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長尾さんもさわやか系です。(笑)
注:まわりのミドリはおとなり、です。
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京都観光

昨日は、長崎からお客さま。
滋賀県におられるお嬢さんの所へ来られたとのことで、367にお立ち寄りくださいました。長崎で、おいしいお魚をごちそうになったので、ちょっと京都でお魚は出しにくい...
普通のいえのごはん、を召し上がっていただきました。
小さな黒豆をいれたご飯に、くみ上げ湯葉をのせてあんかけにした「くみあげ湯葉どんぶり」。ちょっと京都を意識してみました(笑)
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姉妹のような母と娘で京都観光、いいですね。
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月と大文字

特別な年の五山の送り火。

全体に火が付いた頃、月が顔を出し始め
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大と共にその姿が見え隠れ。
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大の火が消える時、月は再度力強い姿で現れました。明るい月でした。

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素晴らしい自然の演出に「芸術」のあり方を考えさせられるほどでした。

今年は、被災地の松を使うとか使わないとか、いろいろありましたが、いろんなことを「月」が引き受けてくれたというくらい、素晴らしい送り火でした。

コピーのバイト

先日とある所でお借りした、貴重な資料を片っ端からコピー。
絢ちゃんがバイトに来てくれました。
午前11時から午後5時まで、お昼休憩をはさんでハン六でコピーし続けてくれた絢ちゃん、お疲れ様でした。
ありがとう!
コピー枚数、880枚。
約5時間、ひたすらコピーして、コピー代が4400円。
なんだか、コピー代が安いような気がするね(笑)
終わり頃、持って帰るの重いかな、と覗きに行ったら、ハン六の店員さんにも「おつかれさまでした」と声をかけられていた絢ちゃんでした。


プロフィール写真

よく若い頃、ずっと同じ写真を使っておられるセンセイ方を見て「そりゃないでしょ」と思ったものですが、自分もこの年になると、ふと気づくと5年10年経っているということがしばしば、で、気をつけねばと思っています。
着物関係の講演でプロフィール写真をと言われ、コレを送ったのですが、若いかな五年前...。微妙なところのような...。
平野さん、また、そのうち撮影よろしくお願いします。
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ところで、紙焼きの写真を送って欲しいと言われ、あせりました。最近、メールでデータのやりとりしかしていないので、えっと...という感じです。
写真用の光沢紙がなかったので、写真屋さんでプリントして郵便で送る。なんだか、とても働いた気がします。(笑)


魚そうめん

そういえば、子どもの頃好物でした、魚そうめん。
しぶい?!(笑)
最近、自分で買って食べることはないな。
おいしいお魚屋さんの魚そうめんをいただいて、久しぶりに食す。
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この手の添付のつゆは、たいてい添加物がいっぱいで、使わずじまいとなるのですが、ついていたのは無添加「孝太郎の酢」製のつゆ。
ちょうど、この間お客さんがあった時に買っていたわさびもあり。
こういうことでかなり幸せな気分になれる私です。(笑)
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酢というよりは普通にお出汁の味で、隠し味に梅酢が入っているようでした。
ごちそうさまでした。

367で

猛暑日が続いています。
367の2階は窒息しそうに暑いですが、1階はかなり快適です。
ちょっと出て、帰ってきたら、散らかりぶりが「シゴトしてる」って感じで思わず写真に撮ってしまいました。(笑)
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367にいると、書くか寝るか、なので、原稿がはかどります。寝ると言っても布団も枕もないわけで....

今日の午後は、京都市社会教育委員の会議。お向かいの席は、新任の井上章一さん。茂山千三郎さんも出席で、顔ぶれ的に、なんだか関西テレビの会議に出席しているようでした。(笑)
今日の議題は、リニューアルした「京まなびネット」のことなど。

凄い!が迫る

最近うちに迷い込んできた?!学生が、今月東京で開催されるコンクールを受けるというので、課題曲のレッスンをしています。課題曲、なんていうのを弾いていると、自分も若者になったような気がします。(笑)
この間、ふと出てきた、林光さんが私のことに触れてくださっている日経新聞の記事を久しぶりに読みました。

「あまた存在するこのクニの輝かしい「女流」マリンバ奏者のなかで、「凄い!」が迫ってこない芸風の睦美さんと、なんとなくウマがあうことから、折りにふれてパートナーをつとめるようになった。」

よほど超越した演奏でない限り、コンクールにおいては「凄い!」が迫った方が勝ち進みやすいような気もするが... まぁいつも通り、でレッスンするかな。


本日の新入り

高さ5センチほど。
1890年頃、イギリスのものです。
銀の細工がきれいです。
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天使突抜のマンション建設

町内のマンション建設が始まり、家の前に大きな車が通るので危ないです。
騒音も、今のところ、まぁ我慢できる程度ですが、これからまだひどくなるのかな。
今日のぞくと、きれいに穴が掘られていました。
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うちの家の50メートルほど(?)北の大きな黒染工場もつぶされ、今日新聞折り込みに「10区画堂々誕生」とセンチュリー21の新築一戸建広告がはいっていました。ちなみに、ここは天使突抜ではなく「舟屋町」です。広告には書いていませんが、ほぼ向かいに銭湯がありますよ。(笑)

むかしばなし。

昨夜は、367に、ちょっと緊張するうれしいお客さま。
打楽器関係の先生と先輩計3名。
大フィルの坂上さん、村上さんと早坂さん。
いつも、お手洗いのカウンターには、野の花っぽいものを入れているのですが、昨日は、ちょっと華やかなお花を一輪飾ってみました。
黒い壁にはこういうのも悪くないかな。
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ところで、昨日、もう30年のおつきあいになりますね、と話していたのですが、よく考えると事の始まりは、中学校一年生の時の夏のキャンプ。
海も、キャンプも、気が進まなかったのですが、学校から全員参加だったので、仕方がないナーと出かけた丹後の由良。
鞄には、ブラームスのシンフォニーのスコア(楽譜)をしのばせいていました。自由時間、海に行く気もせず、一人木陰でスコアを読んでいたら「一人で何をしてるの?」と、アルバイトで来られていた大学生の先輩に声をかけられる。
これが、現在合唱界で活躍されている本山秀穀さん!大阪音大短大の副学長でもあります。もちろんその時は、まだ20才くらいでした。
本山さんが芸大生と聞き「クラシックオタク」の私には、本山さんがまさに白馬の王子に見えました(笑)
で、海がキライでクラシックが好きで、暇つぶしにスコアを読んでいるというような話をして、それからどうしたんだろう、正確には忘れたけど、おそらくワタシは本山さんの電話番号を聞き出した。(笑)
で、その後、一度芸大に連れて行ってもらい、芸大生にレッスンをしてもらう機会を得る。その時に教えてくださったのが、早坂さん。かっこよかったので、即弟子入りしました!

本山さんにはかわいがってもらい、自身がコーディネートされていたミュージカルのコンサート。その芸大生寄せ集めのオーケストラに打楽器が足りないと、エキストラによんでもらったこともありました。この時の指揮が、これまた、まだ芸大生だった佐渡裕さん。で、この時一緒に打楽器を演奏したのが村上さん。何もわからない中学生はお荷物だったかと思いますが、村上さんは、嫌な顔もせず、演奏から休憩時間まで、何かと面倒をみてくださいました。
本山さんから「これは仕事だから」と、いただいたこの時の1万円のギャラが、ある一つの原点かもしれません。

あらためて、諸先輩方に感謝。
というような、昔話も交え、昨夜はあっという間に6時間。
それにしても、30年も経つのか...


竹製手すり

母の歩行がいよいよ怪しくなってきたので、家のいろんなところに手すりをつけています。
介護用のものだと、やはり味気ないので、古い竹を使い、それに合う金物は黄瀬さんのお手製というちょっと贅沢な手すりです。
今日も、一階と二階の間の踊り場に手すりを追加してもらいました。
追加前。
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追加中。
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追加後。
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玄関の上がり口に付けた竹の余りを、うまく利用してくださいました。
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おまけに、端材で竹とんぼ。
アイディア、谷本さん。製作、黄瀬さん。だそうです。
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いろんな意味で、あつかった。

昨日は、1000人が集まる体育館で、林光さんとのコンサート。
お客さんは、全国から集まられた学校の音楽の先生。3日間にわたる音楽教育の会、全国大会という催しでの演奏。
熱気でクラクラしそうな体育館の舞台の上で、休憩なし90分の演奏でした。
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まもなく80才という林光さんがとにかく「平気」で、素晴らしいピアノを弾かれるので、私としては、弾くしかないです。(笑)
一緒に弾きながら、体力・知力全てにおいて、同じ人間という生き物として「出来」が違うと、つくづく感じました。ほんとに「人間」なのだろうか。宇宙人かもね。(笑)

いつも楽器を運搬してくださる赤帽の山田さんは、この20年近く毎回搬出時間より前に来て、演奏を聴いてくださるのですが、昨夜「今日はきつかったと思いますが、完璧でしたよ!」とメールが入っていました。
赤帽さんからの、お褒めメール。
まぁ、完璧かどうかは別として、こういうの、なんだか、なごむ。(笑)

昨日は、前日、同じ場所でコンサートをされていたピアニスト、志村泉さんともゆっくりお話しすることができ、うれしかったです。20年ほど前のCDですが「志村泉による三人展」。このCD、一柳慧「タイム・シークエンス」(1976)から、ほんとに素晴らしいので、80年代の現代音楽に興味がある方、あるいはつまらないと思っておられる方(笑)は、是非一度聴いてみてください。オトコマエなピアノ、です。




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通崎睦美リサイタル
木琴文庫vol.1
2011年10月13日(木)19時開演
京都府立府民ホールアルティ

谷本さんデザインのチラシが出来ました!
画像がきれいに読み込めていないのですが...文字情報はこちらのPDFで拡大してごらんいただけます!

文庫というと本のイメージ。それを残しつつ、木琴らしい軽やかで動きのあるイメージのデザインを、とお願いしました。
そんなんできるのかなーと思いながらお願いしたのですが(笑)見事にできました!
さっすが、谷本さん。

音楽家にとって「よいデザインのチラシ」とは、何を隠そう「練習をする気がおこるチラシ」です。

ところで、367に関する毎日新聞の連載。
この谷本デザインのカットには、こんな秘密があるんですよ。
全国版の掲載なので400万人の方がご覧になっているということになりますが、気づかれた方は何人おられるでしょう。
あっ、わたしですか?
言われるまで気づきませんでした。(笑)
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曇り空

夏の日差しかと思えば曇り空、このところ、そんな感じの繰り返しです。
でも、食卓は夏、です。
野菜炒めも夏色。
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ずいきの酢の物もかわいい。
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ただいま、宅急便で、林光さんから、マリンバとうた、の新曲譜面到着。明明後日本番。みんなちゃんと滑り込んで間に合いますね。(笑)


ACTUS

四条烏丸のビル、cocon烏丸に入っているアクタス。
http://www.actus-interior.com/
時間つぶしにふらっと入ることはあるけど、ほとんど買い物をしたことがありません。
おしゃれな家具や雑貨を扱っているのですが、ここに行くとつい「う〜ん、これなら黄瀬さんやまーくんに頼んだらすぐに作ってもらえそう」なんて思ってしまうのです。
「家で自分で作れるわ」というのなら別ですが、自分で作れるわけではないので、よく考えればおかしな話です。(笑)
で、先日、めずらしく買い物をしました。
スリッパラック。
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簡単な仕組みなので、これもすぐに作ってもらえそうな気もするのですが...たまにはね。


木琴とマリンバ

このところずっと木琴を弾いていたのですが、週末の本番はマリンバなので、今週はマリンバ、です。
木琴とマリンバは、楽器の高さも違うし、鍵盤の幅なども違うので、違う楽器と思えばそんなに演奏上の苦労はないのですが「同じ曲をそれぞれの楽器で弾く本番」が続くと、さすがに楽器の上で迷子になってしまいそうになります。

ところで、最近、いただきもので暮らしているツウザキ家、です。
隣のおじさんからいただいた、とうがらしをおじゃこと炊きました。
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きれいな桃にも癒されています。
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そうそう、唐辛子と言えば、辛い物好きの方には、コレがおすすめです。
孝太郎の酢の「とんがらし酢」
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特に、夏は、温かな料理からそうめんつゆにまで、何にでも入れていただいています。
さっぱりしておいしくて、ついたくさん食べてしまうので、一向に夏やせしないのは、コレのせい?(笑)

ザ・フォーク・クルセダーズ

以前、一緒に仕事をされていた港大尋さんと、加藤和彦さんのお宅にお邪魔した時にいただいた「ザ・フォーク・クルセダーズ」のゆかた反物。
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367への引っ越し仕分け作業で、これを仕立てて着ることは絶対なさそうだけど、処分するのもしのびない、とそのままになっていました。ふと、私の衣装を縫ってくださっている田中さんが加藤和彦の大ファンだったことを思い出し、連絡。
欲しい!と即返信あり。
で、今日とりに来られました。
こんなに喜んでいただいて、反物も喜んでいると思います。
絶対仕立てて着て、友達に自慢するそうです。
フォークルといえば「帰ってきたヨッパライ」「イムジン河」...60年代後半が青春、ですね。
ワタシその頃に生まれたので...(笑)
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ちょうど、お願いしていた物も出来上がり、持ってきてくださいました。気に入っているコートとジャケットの裏地のほつれ補修。
わからなく補修するのでもなく、全面つけかえるのでもなく、面白いつぎあてを!とお願いしておいたら、こんな具合になりました。
まずコートの裏地、裾。
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それから、ジャケット
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グレーの裏地でいい感じに補強できました。
これで、今年の冬も着られます!


愚痴です。

昨日は、早朝からの取材+撮影(←される方)。
気合いで午前4時半に起きて出かけた。
なのに!
待ち合わせ場所で、20分近く待たされる。こちらから電話するまで連絡もナシ。
午後の撮影で午前中の予定が押してくるというのならまだわかるけれど、朝一番でこれはナイ。早朝、野外での待ち合わせ。私が編集者なら、もし予期せぬ事情で1分でも遅れそうなら事前に電話するなー。
編集者が悪びれず現れたので、怒る気にもなれず、曖昧な笑顔でカメラにおさまる。あんまりブスっとしていても、読者に「ブス」と思われるのはワタシだし。(笑)
最初の依頼から、大丈夫かな、という感じだったので、そこでピンときて断らなかった自分の感覚が鈍っている、と反省。だって「○○を撮影するにはどこに許可がいりますかって」それを調べるのが編集者でしょう。考えてみれば可笑しい(笑)
他も何かとゆるゆる。普段から「これが普通」で進んでいるんだろうなという様子。
この東京の某出版社、つぶれなきゃいいけど。
なんて、嫌みの一つも言いたくなるね。

イラッとすることもあるけれど、ゆっこちゃんが褒めてくれたりしているので
気を取り直して、練習しよう!と思います。

今日のお昼ご飯。
隣のおじさんが貸し農園で作っているプチトマトを大量にいただいたので、ぐつぐつ煮て、トマトソースにしました。ちょっと酸っぱく、夏らしくて美味しかった。
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ブライトンのデザート

毎年恒例、ブライトンでのコンサートが終わりました。
心配された台風の影響もなく、たくさんの方にお越しいただきました。
ありがとうございました。
初演の「金魚の片想い」メインのウェーバー「コンチェルティーノ」、アンコールの一曲目が初めて弾く曲だったので、ふうっ、て感じです。

特別のデザート。
シロフォンにちなんで、言葉遊び「シロいシフォンケーキ」。
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初演曲にちなんだ五線の上の「きんぎょ草」。
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木琴の上を走るマレットのイメージ。
夏らしいマンゴのお菓子。
どれも、美味しくかわいらしいものでした。
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パティシエ前田さん、ありがとうございました!
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ピアノの西脇千花ちゃんのファンが増えているような手応え。
今回で、当摩ファンもできたようで、嬉しい限り。
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ワタシ、小さい(笑)

明日はブライトン。

今日、締め切りの原稿を入稿し、ほっ。
よく考えると、京都のことや着物のことなど、生活に根ざしたテーマの原稿依頼がほとんどで、音楽については、数えるほど。
今回は、おすすめのCDについて書きました。
メイン1枚プラス3枚のCDを紹介しています。
ツウザキさんのも1枚マスト!という編集部のうれしいお心遣いだったのですが、これをいれるバランスが意外にむずかしかったです。(笑)でも、しっかり入れさせていただきました!
『クロワッサン』8月25日発売号です。

明日は、ブライトンでのコンサート。
今日は、千花ちゃんと当摩さんも来てくださり、リハーサル。
今回、当摩泰久さんの「金魚の片思い」は、初演。
楽譜を見て想像していた音が、実際に鳴る瞬間は、わくわくします。
明日は、金魚をエレガントに泳がせたいと思います。
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おやつには、当摩作品にちなんだ千花ちゃんのおもたせをいただきました。金魚が泳いでいます。
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今、京都は雨は降っていませんが不気味な風が吹いています。明日台風がふといなくなるとよいのですが。
20時スタートです。是非お出かけください。



長刀鉾

いつもは五条通りのフレスコ(というスーパー)に行くのですが、今日はそろそろこんな時間かなと四条通りのフレスコへ。
ちょうど人波があったので、新町通りをのぞいてみると、ちょうど向こうから長刀鉾がやってきました。
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この細い道を通り抜ける巡行の帰り道、臨場感があっていいですね。
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お祭りだから。

実は切羽詰まったいろいろがあるのだけれど...
お祭りだから。
野菜の陰に鱧の天ぷらあり。
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鮎ご飯。
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ところで、これって甘くない?
「すくえなくても金魚あげます」
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屋台で、かなり斬新?!なディスプレイを見つけました。
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同じ品物でも、几帳面な店主の屋台は、こんなディスプレイ。(笑)
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実際に売っているのは、こんなきゅうりでした。
明日は、巡行。
熱中症に注意!です。
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そうだ、京都に住もう。

永江朗さんの新刊『そうだ、京都に住もう。』(京阪神エルマガジン社)が発売になりました。
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文章の中に「通崎睦美さん」「通崎さんのお父さん」までもが登場していて、うれしはずかしな感じです。

で、8月28日に四条河原町のFUTABA京都マルイ店にて、永江さんのサイン会&対談トークショーがあります。
対談のお相手は...
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えっ、ワタシです。(笑)

ツウザキさんの京都長屋再生術

本日から、毎日新聞にて「ツウザキさんの京都長屋再生術」連載がスタートしました。
月に1回、6ヶ月続きます。
こんなに大きなスペースです!
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右上、タイトルのカットは、谷本さん。
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記者の澤木さんと打ち合わせの際「谷本さんが描いてくれます!それが一番いいと思います!」と強引な提案をしてしまいました。(笑)
谷本さん、シゴトを増やしてすみませんでした。
次回は、8月11日の掲載です。
お楽しみに。
毎日新聞の澤木さん、引き続き楽しみにしております。
よろしくお願いいたします!

ヤスコちゃんのバッグ。

レッスンにきているヤスコちゃんがご主人の転勤で、広島に引っ越すことに。
さみしいなー。
先日、お世話になりましたって、手作りのバッグを持ってきてくれました。
私のマレットスタンドの箱が崩壊寸前なのを見るに見かねて作ってくれた(笑)心のこもったマレットスタンド用のバッグです。
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この手縫い部分が泣かせる。
いや、ほんとに泣かせる。
かわいくて、いい味出しています。
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ワカレのつもりで話していると「えー。センセイ、広島から来ますよー」って。
なんだか、うれしいねー。

鉾建て

昨夜は、遅くまで鉾建てが行われていました。
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うちのあたり、いよいよ渋滞の始まりです。(笑)
今年は、祇園祭宵山、巡行と週末にあたるので、すごい人手になるでしょう。

今日は、黄瀬さんとかつくんが、365最後の出勤。
建具に引き手を付けてもらいました。
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玄関チャイム「ピンポン問題」もなんとか解決し、電池のカヴァーを黄瀬さんに化粧してもらうことになりました。
あと、玄関の扉を残すのみです。
これは、まーくん製になる予定。

20日のブライトンでのコンサート。
この日のデザートが、演奏とコラボ、ということになっているのですが、こちらのリクエストに応えて試行錯誤を重ねてくださっているようで、楽しみです。それにしても、ブライトンのコンサートは今年で第16回。初回から毎年出演しているから、今年で16回目。実感があるような、ないような。



そういえば

さんざん、食事ネタを書いているけれど、そういえば朝食については、書いたことがなかったような。
うちは、毎朝パンとコーヒーです。
京都のパンの消費量は全国一!ですからね。

今日は「生きている珈琲」のコーヒーが楽しみで早起き。
気がつけば10年以上使っているマグカップにコーヒーをいれて飲む。
美味!
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ブランジェリー・マッシュ・キョウトのベーグル。
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にんじん、カリカリ。
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最近、いろんな方から家庭菜園でとれたお野菜をいただくので、何も買わずに生活できそうです。(笑)

生きている珈琲

スターバックスはそこそこ利用するけれど、でも、スタバのコーヒーはちょっと苦手。なので、スタバに行くとtazo teaのカモミール・ブレンドを頼むことが多い。
この写真は...長崎空港のスタバ(笑)
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ところで、今日、はじめての喫茶店に入りました。
なにやらこだわりの珈琲屋さんらしき看板が目にとまり、今朝でコーヒー豆がなくなったことを思い出したので。
その名も「生きている珈琲」。
四条通り、富小路と麩屋町の間、北側の地下にあります。

四条界隈は、ゆっくりできる喫茶店が少ないといわれているけれど、ここは図書室的にものんびりできそう。
時間がなかったので、豆だけ買って帰りました。
お店のお兄さんの説明ぶりに「あー珈琲が好きなんだろうな」という気持ちが伝わってきて、好感がもてました。
明日の朝が楽しみです。
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七夕

今日は、七夕なのに、雨です。
おうちで、星形のクッキーを焼いてみました。
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うそ、うそ、うそです!
たまには、そういうかわいいことを言ってみたいなー、と思いますが(笑)
いただいたクッキーをぱくぱく食べただけです。
あー、美味しかった。

今日の夕方は川島テキスタイルスクールで講義。
テキスタイル専門の学校で音楽家がテキスタイルの授業をするというのも可笑しな話ですが...(笑)
学生さんは、浴衣姿でした。
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教務の美女お二人が、なんとメテユンデをステキに着こなしてくださっており、感激。
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担当の野田涼美先生、お世話になりました。

授業で戸矢崎さんの帯をみんなに見せて説明して、家に帰ったら、戸矢崎さんから新作帯の図案が届いていて、びっくり。かわいいボタン柄、いい感じです!




コンクリートのマリンバ?!

神戸のマリンバ奏者佐藤梨栄さんより、コンクリートのマリンバを演奏されるとのご案内をいただきました。7月13日、午後2時と4時。JR大阪駅ノースゲートビルの2階アトリウム広場。
詳しくは、コンクリート工学会のHPで。
コンクリートのマリンバを作ろうと思った人と会ってみたい(笑)


金魚

365は完成したの?と尋ねられるのですが...
もう一息です!
ほとんど出来ているのですが、あと棚とか細かいのがいくつか。
川合さん作の拭き漆電話台とか、黄瀬さん塗装の鍵とか、ステキです。
母用に、介護用ではなく、煤竹の手すりもつけているので、またそのうちに紹介します。

ところで、365の建具。
引き手を見つけるとか言っている間に、日が経ってしまっていたのですが、今朝方「東寺にある!」という夢をみて目覚め、早朝、第一日曜に開催される東寺のがらくた市に出かけました。
家にあった2つの引き手がイメージにぴったりだったのですが、4つ必要なのでこれはつけられないと諦めていました。
しかし!
同じのが2つ、見つかりました!
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ちょっと傷があるけど、使っていたら傷くらいつくから、まぁ、いいか。
京都で有名な「室金物」でこの調子のものを4つ買うと、5万円くらい。私は、一つ500円で手に入れたので!(笑)
ちゃんと銘(というか店名)も入っています。

ついでに、夏らしいおちょこ、金魚の模様のを買いました。
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なます皿もお揃いで。
雑器が増えていきます。
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7月です、祇園祭です。

7月になりました。
先日から、祇園祭のお囃子の練習が始まっています。
鉾町によってちがいますが、鉾が建つまでの間、町内ビルの一室で練習されている町もあります。
おそらく建物内の反響が大きいからでしょう、鉦など、本番よりもよく響いて大きな音がします。
同じお囃子でも、サウンドが、ちょっと現代的に聞こえるのが面白い。
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一年の半分

6月30日。
あっという間に一年の半分が経ちました。
今日は、水無月をいただく日です。(って京都だけ?)
水無月の△は氷を表しています。あづきは邪気払いですね。
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ところで、367用にようやく手に入れました。
これ。
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これからは、複数のお客さんにもスムースにコーヒーが入れられます。いままで、お客さんがあると、あわてて、自宅に走っていたので。(笑)
無難な白がいいか、でも白はかえってういてしまいそうだし、茶色はなじみそうだけど中途半端かな。サイズと形はどうしようと、呻吟すること数ヶ月。(笑)
うん、結構かわいいと思います、と自画自賛。

もひとつところで。
先日、雑草のことを書いたら「かわいそうだけれど、迷わず引っこ抜くべき」とご教示いただきました。ありがとうございます。
なので、迷わず引っこ抜きました。
367初の雑草のみなさんには、並んでいただき、記念撮影をしました。
さよなら、雑草。
kusa.jpg
で、今度は、版築の壁が少しみどりになっているのですが、これは苔でしょうか?
わたしはどうしたらよいでしょうか。
よろしくお願いいたします。

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メテユンデ2011

まだ6月なのに、すっかり真夏のような日差しです。

夏といえば、ゆかた!です。

遅くなりましたが、以下、メテユンデ2011年のお知らせです。

今すぐなら、祇園祭に間に合うかも!

是非、今夏「あなただけの!メテユンデ」をお楽しみください。


2011年のメテユンデは「おあつらえ」です。

「他にはない花火の柄のゆかたが欲しい」「昨年買ったゆかたを新しい帯一本でがらっと違うイメージに着こなしにしたい」そんなちょっとわがままなご要望にお応えします。

ゆかたはインクジェットプリント、帯は西陣織の半幅です。

谷本天志、戸矢崎満雄、アーティストをご指名ください。

 

お問い合わせ meteyunde@j-spirit.com

 

 

ゆかたは、女性用・子ども用、帯は女性用半幅帯、男性用角帯。

ゆかたのみ、帯のみのご注文も承ります。

浴衣の生地は綿100%、縫製は京都にてミシンと手縫いの併用です。

S/M/Lの対応となりますが、別途料金にて細かい寸法指定でのお仕立ても承ります。

帯は、絹100%の西陣織です。同料金にて多少の長め、短めにも対応できます。

 

欲しいゆかた、帯のイメージをお聞かせください。

例えば、

「黒地で百合の大胆な柄のゆかたがほしい」

「小柄で子どもっぽく見られる私を少しおとなっぽく見せるゆかたが欲しい」

「帯だけ、さりげなくカレシとペアにしたい」

 

等、できるだけ具体的なご要望をお伝えください。

お写真などご要望に関する資料をお送りいただけると、よりご希望にそぐったものを提供できるかと思います。

 

1→柄と納期に関するご要望をお聞かせいただき、受注可能と判断した段階でご注文成立。お支払いをいただきます。これ以後のキャンセルはできません。

2→デザイン案を見ていていただき柄の検討、決定。

3→商品完成後、納品。

 

納期は、通常1ヶ月ですが、ご希望にそうよう、スケジュールを組むことも検討可能です。着用希望日をお知らせください。

 

ゆかた仕立て上がり 63000円(税込み)

帯 31500円(税込み)

版築前に

367のちいさな庭に、こんなのとか
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こんなのが、
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芽吹いていました。
これを雑草というのでしょうか...
とった方がいいのでしょうか...
せっかくなので、摘んでしまうのはかわいそうな気がするのですが。
私はどうしたらいいのでしょう...

アンティークの日傘

ずっと前に購入したアンティークの日傘。
一部ほつれていたので、張り替えようかと、先日、近所の手作り傘屋さん「Satou」へ。
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土日だけ開いているこのお店。
いつもは奥さんがおられるのだけれど「細かいことがわからないので」とのことで、昨日は職人さんであるご主人がわざわざお越しくださり、張り替えについて、説明してくださいました。
この傘は、こういうところとか、
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こんなところも、
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「傘屋さんも、感動!」という代物なのだそうです。なので、結局、ほつれのみ補修してそのまま使うことになりました。
その代わりに、そこまで貴重というわけではないけれど、そこそこ味のある傘を張り替えることにしました。


傘の布地は真っ黒にして、外側にミシン目ステッチを3本入れてもらうことに。で、家から糸を持ち出して色見本としてお渡しする。

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普段は「まっすぐが命!」の傘の三巻加工をされている佐藤さんですが、今回は、少し遊びのあるラインで、とお願いしました。最初は「やったことがない」とおっしゃっていたのですが、今回初挑戦してくださることに決定!

おまかせとか言いながら、4ミリと6ミリの幅で、2本は、まっすぐ、一本だけ少し回転させてということになりました。
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生地が傷んだら張り替えがきくので、よい傘の骨は、代々使えるそうです。
みんなに傘を大事に楽しく使って欲しいという思いなどもお話くださり、楽しい時間でした。

うちの家業も、風呂敷のはしっこの三巻加工をしているので、傘のはしっこの三巻加工職人佐藤さんとは、とても話が合うような気がしました。

直線がこだわりの職人さんによる曲線が楽しみです!(笑)

宴会場?!

最近、367がコンサート後の打ち上げ会場になっています。
西邑さんも聴きに来てくれて、その後、打ち上げの準備まで手伝ってくれて、ありがとうね。
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あっという間に、23時を過ぎ、それから絢ちゃんが洗いもの、楽器の組み立てまで手伝ってくれて、解散は25時でした。こちらも、ありがとうねー。
裕子ちゃんもですが、絢ちゃんもよく気が利きます。
お嫁さんにいかがでしょうか。(笑)

年3回お引き受けしている茶道資料館でのコンサート。
次回が最終、11月25日を予定しています。




タイトル

平岡養一関連で、新しいレパートリー。
平岡自身が
「日本狂詩曲」貴志康一・平岡養一
と記している作品。
よく考えると、果たして、これが正確にこの曲の成り立ちを表しているかどうか。

楽譜には
NIPPON RHAPSODY
from the original music of Koichi Kishi - as conceived by Yoichi Hiraoka
Arr. by Hans Spialek
と記されている。

調べてみると、平岡養一がヴァイオリンの辻久子が弾く貴志康一作品にピンときて、楽譜を借り、いくつかの作品をつなげて木琴用に自身でアレンジした。それをHans Spialekが木琴とオーケストラ版にアレンジした、というエピソードがある。
うーん。
このエピソードも踏まえて、この曲のタイトルと作曲・編曲者を日本語で書くと、どうなるのだろう...
オリジナルの楽譜も検証しながら、実際に誰が何を行ったのかを、考える。

貴志康一に「日本狂詩曲」という、この作品は存在しないのだから貴志の作曲ではなく、
「日本狂詩曲」〜貴志康一作品による
と記載するのが、正しいのではないか。
で、conceived by とあるので、おそらく平岡がアイディアを出して、それを譜面にしたのが、H.スピアレク。
だから、平岡養一とH.スピアレクの共同編曲となるのでは?

この結論に至るまで、結構時間がかかりました。
「日本狂詩曲」〜貴志康一作品による 平岡養一・H.スピアレク編曲
と書くことにしました。

平岡とスピアレクの間は「・」がいいのかな「/」がいいのかな、とまだ考えているワタシ。

8月27日の岸和田でのプログラムは、1部、2部、それぞれの終わりに「日本狂詩曲」と「ハンガリアン狂詩曲」をもってくる構成を考えました。
コンサートのタイトルは1932年の建物で1935年の木琴を弾くので「1932×1935」。
どうかな?


台車デビュー

今日の本番は、楽器の搬入経路がややこしそうだったので、367常設の「My台車」(左手前)を積んで行きました。
ばっちり活躍しました!
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絢ちゃんも、セッティングからアイロンあてまで、ばっちり活躍してくれました!
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本番の後、平佐さんと。
仕事のご用命はヒラサ・オフィスまで!
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この頃、食べ物に癒されています。(笑)
以前、野田さんに「食い気に走ったら終わり」と注意されました。
この間、田村&八尾さんとの海老。
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その後「うえと」
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パンチの効いた新生姜のカクテル。

今日は、絢ちゃんを強引に誘って全家福で「イカと季節野菜の炒め物」他いろいろ。
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先日は、西邑さんがリハーサルを聴きに来てくれて
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「現場」の分まで持ってきてくれたデザートの差し入れ。
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明日の本番、西邑さんアレンジのビートルズなどを弾きます。(満席。受け付け終了)
なんか、いいこと書いてくれていて、がんばらなくちゃという気分。

ここのところ、キャプション隅々まで読み込んでくださった記者さんの嬉しい取材があったり(右は編集者・神野さん)
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美味しい物をいただきながら、日々、駆け抜けています。
あっという間に日が経って、この間は、祇園祭のお囃子の練習が聞こえてきました。もうすぐ、7月か...
温泉でも行って、のんびりしたいなー。

力持ちっす。

この週末、自宅1階に置いていたモノ、いろいろ、処分しました。
私は、幼稚園の時「小学校に行っても勉強机はいらないから、ピアノ買って」と言ったらしい。
で、ピアノは買ってもらったけど、ほんとに勉強机を買ってもらえませんでした。で、しばらく、ちゃぶ台で勉強してました。(笑)でも、5年生くらいになって、かわいそうだと思ったのか、机を買ってもらえることになりました。
それで、子どもっぽいのはいや、ということで選んだ机。引き出しの上の板を手前に引っ張ると板が出てきて机になるタイプです。これも、行き場がなくリサイクルショップ(=ゴミ処分)へ。
さようなら。
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古い本箱も、さようなら。
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お兄さんが処分料を値引きしてくれたので、運ぶのを手伝ったら「おねえさん、力持ちっすねー」とびっくりされました。はい、マリンバの低音パイプよりは軽いですから。(笑)
日曜日は父の日ということで、姉も来ていたので、今井のお寿司。
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ピンポーン。

改装時に荷物を置かせていただいているお宅との約束期限がせまり、正式な引き渡し前ですが、とにかく引っ越しをスタートしました。
今回も、古建具の仕立て直しは、まーくんが担当。
ばっちり仕上げてくれています。
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引っ越しは、谷本さんと黄瀬さんも手伝ってくださり、ありがたい限り!うちの親は「もったいない...」と連発してました。(笑)

なかなかよいもの、だけどシミが出ていた箪笥もきれいに磨いて塗装してもらって、生まれ変わりました。
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昨日の大きな問題は、チャイムの音。
うちは、家業で動力ミシンを使っているし、私はマリンバを弾いているし、で「こんにちは」と言われても、聞こえないため、玄関を開けたらチャイムが鳴るようになっています。家業の関係で出入りがかなり頻繁なので、いちいち施錠しないのです。
それに加え「フツウのお客さん」がフツウにチャイムを押された時にも、もちろん鳴ります。
で、その鳴る範囲が1階と2階。
これが、電気系統的には、意外とややこしいのだそうです。なので、チャイムの機種の選択肢が少ない。

音を聴いて、びっくりしました。音楽がなるのです。
思わず「フツウのピンポーンでいいんですけど」といったのですが、それがない!
えっ?!
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一応「ピンポンコール」というのもあるのですが、これが「ミシー、ミシー、ソ♯ミー」となるので、うるさいのです。
パナソニックさん的にはさわやかな音色なんだと思いますが...
なにがうるさいか。
つまり「ミシー」だけの繰り返しだと、まだチャイム=「合図」としてとらえられるのだけれど、それがソ♯ミーと進行することで「ホ長調のⅠ」の和音が鳴り響くことになり「合図」ではなく「音楽」となるのです。
「そんな理屈を言うあんたがうるさい」と言われそうですが、音楽をやっている人ならわかってくれるはず。
メロディーコールというのは「ファ♯レラレミラー、ミファ♯ミラレー」とフツウにコンビニでもなっているメロディー。接続のテストをしているだけで、気が狂いそうになりました...(苦笑)
私は「ピンポーン」あるいは「ブー」だけが、いいです。
たしか、平林さんがパナソニック合唱団の伴奏をしていたはずなので、是非チャイム開発部長(そういう人いるのかなー)に一言、言っておいていただきたいものです。「好みに合わせてメロディーが切り替えられるって、好みがないから、むりむりむり。」
パナソニックさんの今後の開発に期待しつつ、とりあえず、電気屋「ホリテック」さんには、パナソニック以外で、違う物を探していただくことにしました。お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

自宅改装完成間近

ここのところ連日、夜9時、10時まで仕事してくださっています。
今日も、かつくんと黄瀬さんのコンビで仕事が続いています。
もう、完成間近です。
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玄関から見て、手前が家業の仕事場、トイレで仕切って奥が両親の寝室、その奥にミニキッチンと、ミニミニシャワー。トイレは寝室からでも仕事場からでも出入りできるように扉がつきます。
トイレの壁の紅殻の赤がきれいです。さすが谷本画伯!
お気づきでしょうか。壁のラインが斜めです!

ところで「佐世保バーガーは美味しかったですか。」とのメールをいただいております。(笑)
はい、美味しかったです。昼間にあいているお店ということで推薦していただいたヒカリ。おそらく、ハンバーガーという食べ物を20年くらいぶりに食べました。(笑)


佐世保にて、えっ!

佐世保の講演。
プロジェクターとMacの接続に不安があったので、先方の機器の写真を送っていただき、それをヨドバシカメラのお兄さんに見せて、DVIアダプタを購入し、持参したのに...
なんと、繋がりませんでした。
とほっ。
でも、Winをお借りして、データを移し替え、無事終了しました。
Macを持って行って何度か繋がらなかったことがあるので、念には念を入れたつもりだったのですが、やはりだめでした。でも、繋がらなくてもあせらない、というところに自分の成長を感じました。(笑)なんでも経験です!
アルカスSASEBOの石松さん、伊藤さん他スタッフのみなさん、ありがとうございました!
プロジェクターのテスト中。
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終了後は、アルカスのエグゼクティブプロデューサーの田中さんと佐世保文化協会会長の小西さんとご一緒させていただきました。
元NHKと元講談社編集部というおじさま二名。桑原武夫、貝塚茂樹...梅棹忠夫...と京都学派の話などで盛り上がる。私は聞いていただけですけれど(笑)楽しく美味しい時間でした。

翌日は、一人で佐世保を探索。
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こんな雰囲気の市場があって、おいしそうなものがいろいろ売っていた。
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京都ではあまり見かけない、新鮮そうなホルモン系の肉やさんが、多いように思いました。あと、鯨肉。京都とは「肉の文化」が違うな。

で、街を歩いていたら「ツウザキさん」と講演を聴きに来てくださっていた方から声をかけられ、美味しい佐世保バーガーのお店を教えてもらう。
夜しか開いてないけど、ここが一番美味しいですって。(笑)確かに、聞いてなければ通り過ぎてしまいそうなお店です。来年3月に演奏会で行った時、平林さんと一緒に出かけたいと思います。
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曇り空だったけれど、少しのんびりしてリフレッシュしました。
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帰りの飛行機は、女子高、修学旅行生の団体と乗り合わせる。私はなぜか、一番前で先生の隣の席。引率しているみたいで可笑しかったです。


岸和田1932年の建物でコンサート

8月、岸和田市立自泉会館での木琴コンサートのプログラムを決めないといけないのに、なかなか決められません。もう決めないと、さすがにまずい。そう思い続けているこの数日、特にこの一日、でした...
今回初めて、平岡養一も弾いていたらしい、ウェーバーのクラリネットのための小協奏曲をピアノ伴奏で弾いてみようかと思っているのですが、他の曲との相性がむずかしい。そんなことを考えていると、すぐに時間が経ってしまいます。

自宅の改装は追い込み。
みなさん、暗くなるまで残業ありがとうございます。
こんな色の相談。
さて、何がはじまるのでしょう!
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そんな合間に、明日の講演、黄瀬さん製のスイッチプレートの写真がなかった!と367に写しに行ったり。
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なんとなくバタバタしているけれど、明日の佐世保は、忘れ物がないように!と言い聞かせています。(笑)

佐世保のイメージ?!

火曜日は佐世保で講演なので、着物の用意。
講演をするのに着物で来てくださいと頼まれたわけでもないけれど、チラシは着物を着た写真だし、話題も着物なので、やっぱり素直に着物かな、というところ。
「佐世保のイメージで選びました!」
と見せたら、現場の谷本さんと黄瀬さんは「ん?」
佐世保なら、軍艦とかじゃないですか...と言われたのですが、軍艦の着物は持っていないので、海のイメージで許してください。(笑)
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帯や小物もセットして、半襟をつけます。
お裁縫は大嫌いです!
自宅の隣は、裁縫塾ですけど(笑)
でも「待ち針」という言葉はスキです。
針を、じっと待つ、針。風貌もかわいらしいし。
自分とは正反対のキャラクターです。(笑)
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367の鬼門の南天に花がさいて、ハチがたくさん来ていました。
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本日、塗り
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塗り
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のお二人には。

近所の餃子屋さんの餃子を定食で。

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作業が終わってからは、京都では有名な古い建具を扱っているお店、井川建具店さんの倉庫におじゃましました。
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これ、全部「戸」です。これの何倍もあります!

ヴィヴァルディの四季

平佐さんより、弦楽合奏との仕事。
ヴィヴァルディの「四季」から「2つの季節」を木琴で演奏可能かどうか、との問い合わせ。
えっ、弾いたことない。
弾けないものを弾けるというのは詐欺だけど、こういう場合「弾けません」あるいは「弾きません」とも言いたくないわけで...
耳馴染みはあるけれど、実際弾いたことはないので、まずはあわてて楽譜を購入して、弾いてみる。
原曲はヴァイオリンなので、ヴァイオリン独特の技巧の見せ場をどう処理するか少し問題はあるけれど、うん、なんとかなるかな、という感触。
一緒に舞台にのっている弦楽器の方々は、イヤというほどよくご存じの曲なので、そのみなさんの前でソロを弾くというのは、イタリア人が日本人を招いて「茶会」をするようなもの(笑)
でも、ちょっと今日弾いていると、木琴なりの魅力を出せそうな気がしてきたので、明日もう一度「季節」を検討して、お引き受けします、と返事するつもり。

今日の現場は、かつくんと黄瀬さん、谷本さん。
アスパラガスがあったので、ベーコンとレタスとマイタケと炒める。
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今日のイスは脚立じゃなくて、一斗缶。
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ご飯にのっているのは、満永さんの手作り。奄美のピーナッツみそ、です。
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黄瀬さんは、壁の下地。下地が美しく、上塗りするのがもったいないよう。

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今日の谷本さんは左官屋さん、です。かつくんが「さすが」ってつぶやいてました。
「さすが、左官屋さん!」じゃないですよ(笑)
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香港庭・萬楽

写しながら、おいしそうに撮るには絶対無理、と思っていました。
やっぱり無理でした(笑)
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昨夜、大学での講義の後、香港庭・萬楽にて、浜名湖の海苔と白子を使ったお料理、その他いろいろをいただきました。
中華料理に詳しいわけではないですが、素直に上品なお味で、美味しい!と思いました。
気取ってなくて、気が利いているという味付けには、なかなか出会えません。

現場など。

日が暮れるまで、現場のみなさん、ものすごい勢いで仕事してくださってます。
新築ではないので、細かいところのおさまり、その都度相談しながら。
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私も、毎日いろいろ。
昨日、今日と、リコーダーの本村さん、来宅。
10月のコンサートでは、木琴とのデュオで、バロックの小品(10分弱)と野田さんの新曲(12分ほど?)をお願いしています。今回は、その選曲と野田さんの新曲スケッチを試す。
リコーダーには、ソプラニーノ、ソプラノ、アルト、テナー、バスといろんな種類があって、それぞれに、一番きれいに鳴る音域があるので、そのあたりと音型の相性などをチェック。野田さんも、リコーダーの曲を書くことってそうそうないですからね。
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タイトル決まり。

10月13日、京都府立府民ホール「アルティ」で京都音協主催のコンサートがあります。
そのタイトルを、この1ヶ月くらい、なんとなく考えていたのですが、そろそろ締め切りとなり、気合いを入れて考えました。
思いつきました!
「木琴文庫」(モッキンブンコ)です。
今回は、クラシックの古典から現代曲(新曲)そして、気軽に楽しめるタイプの曲まで、好きなものをいわば無節操に並べる、というのがコンセプト(?!)。
文庫というのは、もともと蔵書蔵、そのコレクション。ちょっとした大事な物を入れる小箱も文庫(手文庫)といいます。
蔵書棚や、手文庫から好きな曲をひっぱりだしてきて、順番に演奏するっていうイメージ。
通崎睦美コンサート「木琴文庫 vol.1」ということで。

今日現場で、アイディアを披露したところ、谷本さんと黄瀬さんに「いいと思います」と言ってもらったので、決めました(笑)
チラシのデザインは、もちろん、谷本さんです!

脚立

今日はお約束のカレー。
サラダは「そらまめとパプリカ」オレンジのドレッシングでさっぱりと。
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三人がお行儀よく、脚立に腰掛けている食べている様子が、ほほえましいです。
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365・367

今日は365の引き渡し日!
しかしっ!
改装なので、壁や天井をめくると思わぬ物が出てきたりで工事が二週間伸びることになりました...。
今週末は、土日返上で工事が続きます。
今日は、壁の下地、パテ埋めの作業に、贅沢にも、黄瀬さんと谷本さんが出動!
すみません...
明日も、とのことで、今カレー作ってます...

パテ状態の壁はかわいくて、スキです。(笑)
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夕方は、367が新聞社の取材を受けました。
谷本さん、壁の成り立ちを説明中。
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なんと、367について、6回の連載が組まれる予定です!
詳細は情報解禁になったら、お知らせします!

講義の用意

先日、カメラマンの平野さんと「講義」の話で盛り上がる。
で、結論「講義はライブだ!」ということになりました。

でも、電話を切った後、私のはライブ過ぎるのではないか?!と反省して、今日は半日かかって資料の作り直し、一人撮影大会をしました。

で、何を撮影していたかというと...
これは現代美術作家草間彌生の「パンプキン」です。
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これは、草間彌生デザインの銘仙着物の柄です。
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というのは、冗談です(笑)
というような話が、特にデザインや着物に興味のない人にでも「へぇ〜」と言ってもらえるようにするための、資料作りです。
疲れた...
おおよそ3分の2まで進んだかな。
とりあえず、撮影を一段落して練習しようと思ったら、一時間も寝てしまいました....

マナビィ

今日は、京都市教育委員会の社会教育委員会議。
前回、議題になっていた、生涯学習のパンフレットのデザインを検討。私としては「谷本さんにお願いすればどうですか」と言いたいところですが(笑)おとなしく、出てきた中で検討する。
前回は、デザイン事務所から、いろいろと新しいキャラクターがプレゼンされていたけれど、ふと目にとまったハチの絵が結構よくて「新しいの考えなくて、今までのコレでいいんじゃないですか」と言いました。
聞いてみると、これは生涯学習のキャラクターで「マナビィ」。石ノ森章太郎のデザインなのだそうです。やはり、それなりのなりたちがあったんですね。
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今日、いわれなど、聞いたのですが、3本の触角は「学」の字の冠の「ツ」を表している。なるほどー。よく見ると、壺のもようもマナビィの「M」ですね。
で、この壺にはいっているのは、蜂蜜ではなく「マナ」なのだそうです。「マナ」とは旧約聖書「出エジプト記」にでてくる食べ物。イスラエルの民がシンの荒野で飢えた時、天から降ってきた食べ物を「これは何だろう」と言った。その「これはなんだろう」を意味するヘブライ語が「マナ」なんだそうです。なるほどー。「これはなんだろう」という探求心は、まなびの基本です。
で、家に帰って、早速「聖書」を開いて、出エジプト記を読んだところ、たしかに第16章に出てきました。「コエンドロの実のように白く、その味は密を入れたせんべいのようであった」。コエンドロとはコリアンダー。どんな味がしたのでしょう。
個人的には「マナ」と「まなび」を掛け合わせる言葉遊びのようなこと大好きですが、よく考えると特定宗教に通じるものをこういうキャラクターに忍び込ませていいのかなぁと素朴な疑問がわいてきます... 思わず、調べてみましたが、石ノ森章太郎さんには戒名があるので、キリスト教信者じゃなさそうです。(笑)



事件?!

367で事件がおこりました!
ん?かつくん?
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かつくん、だだだだいじょうぶでしょうか....
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「だいじょうぶじゃないみたいっす。井戸が生きてるみたいっす。」

一階のほんの一部分に湿気を感じ、かつくんにみてもらったところ、特定部分からの雨漏りや水漏れではなく、どうやら井戸の湿気が上がってきているもよう。
ちゃんと処理したんだけどね...
処理の前に、お祓いでお酒をまいたので、井戸が息を吹き返したのかも?!
まずは、緊急事態ではないことがわかったので、365が落ち着いてから対応してもらうことにしました。
夜の現場。
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写真がゆがんでいる?
いえ、玄関の戸を斜めに入れるというちょっとかわったデザインになっています。
今日は、黄瀬さんもヘルプにはいってくださり、天井も半分はれました。
お昼は、おうどん。
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現場はごはんもセットでね。
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明太子とかきんぴらごぼうとか、あるもの添えて、がっつり食べて、がっつり働いていただきました。

ところで、以前連載をしていた関係で、今も毎号届けてくださる繊研新聞社『季刊きもの』。今日届いた夏号をぱらぱらとめくっていると、『天使突抜367』を紹介してくださっていました。
ありがとうございます!
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きぬさや

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どっかん!と、採れたて「きぬさや」が届きました。
昼ご飯。
どうする?
いためる!

ベーコンとじゃがいもときぬさやとエリンギ。
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塩と「野菜畑のブイヨン」で少し味を付けて、マヨネーズと黒胡椒で仕上げました。
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まだまだ、あるので、同じもの作って、明日現場の息子に食べさせよう。

ところで、今日も、雨。
楽譜の整理をしています。
本棚に「怪しいゾーン」がありまして...
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事情があって、見て見ぬ振り出来なくなってきまして...
これらの封筒に何が入っているかというと。
例えば...

「とにかく林光の曲なんです、林光がいろいろなんです。」という中味?!です。
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地道にやってます。ほとんどが出版されていないコピーの譜面なので、たいへんです。
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野田さんだけでも、まだ途中だけれど、70曲以上を初演しているみたいです。
西邑ファイルも手強そうだー。高校生の頃から積み重ねてるからね。
自分のシゴトをきちんとまとめるというのが、どうも苦手で、よく「レパートリーは何曲くらいありますか」と尋ねられるけれど、よくわかりません...

お誕生日のケーキ

今日は、母の誕生日。
今は、現場に「息子」が二人いるので、大きなケーキを買ってきました。
苺のケーキがチョコレートのフリルで飾られている、エレガントなケーキです。
近所のケーキ屋さん「とむて」のもの。
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現場で食べるので、箱から出してこのままカットしてお皿にね。
ろうそくの立て方がむずかしい....
75才分のろうそく(大7+小5)を立てると、全く色気がなくなってしまいましたが、火を付けたらなんとか成り立ちました。(笑)
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ケーキ屋さんからの帰り。
天使突抜一丁目の売りに出ていた町家の戸が開いていました。
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瓦屋さんのおじさんによると、購入希望者が見学に来られているとのことでした。つぶされずに、住まわれるといいな。

と、思いながらケーキを食べ終わって玄関にいると、地図片手の二人連れのご婦人に「通崎睦美さんのお宅は...?」と声をかけられる。何度かに分けて東海道五十三次を歩くツアーで、東京から来られたのだとか。最後の自由時間「みんなは、御所などに行かれたけれど、私は天使突抜367を探しに来ました!」と。
先月出演したNHKラジオを聞かれて、どうしても来たかったのだそうです。「大阪から東京に移って40年になるけど、大阪弁しかしゃべれませーん」という「大阪のおばちゃん」でした。(笑)
「ホンモノに会えた!」と、あまりに喜んでくださるので、思わずまた367をご案内してしまいました。

男子のメロン

到来物のメロン。
現場にメロンは似合わないけど、四分の一をどかんと出せば、男子っぽいね。
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今日は玄関の仕切りが出来ていて、ちょっと部屋っぽくなってきました。
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夜、ひさしぶりに市バスに乗ったら(市バスで行けるところは、通常自転車)後ろの席から歌声が。
よく聴くと「おじいさんの古時計」。おそらく70代のおじいさんが、ちょうど聞こえるか聞こえないかくらいの大きさの声で、しっかり聴かせるように歌ってました。(笑)
「おじいさんの古時計」の次は「翼をください」。そして「さっちゃん」。なんとも、びみょーな選曲。次は何が来るかと耳をすましていたら、美空ひばりの「川の流れのように」が始まりました。
その次に何がくるか...気になりながら、降りました。(笑)



京都マルイ

もうそろそろすいているかなと、出かけたついでに、四条河原町阪急の後に入った、マルイに立ち寄りました。
本屋さんの「使い方」が面白いと聞いていたので。
なるほど、でした。
スタバでコーヒーを飲みながら「立ち読み」じゃなくて「座り読み」できるいうスタイルは、すでにお馴染みではあるけれど、デパート内のいろいろなところに、本が置かれていて、自由に読めるというのは、めずらしいかな。
フタバ書房さん、東京っぽい、って思いました。(笑)

この本屋さんの建築の棚で『ブータン伝統住居』という本を見つけました。
企画構成は、ブータン伝統住居実測調査団。千葉工業大学建築都市環境学科、古市徹雄研究室が問い合わせ先になっています。
『天使突抜367』を書くとき「版築」について、いろいろ調べたけれど、この本には行き着かなかった。なぜか...
367の小さな庭の壁「版築」はブータンの伝統的な工法なのです。この本にはたくさんの版築写真が出ています。説明をざっとみたところ、ワタシの書いたことに間違いはなかったようで、ほっ。
お金を持っていなかったので(自転車で出かける時、財布を確認せず、時々100円しかもってなかったりする....)次の機会に買いましょう。

そうそう、マルイに入っている雑貨やさんで、見慣れた刺繍のラインが。
広げて写真を写す勇気はなかった(笑)
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木部訓子さんの刺繍のTシャツや小物が並んでました。
知り合いの作品を思いがけず見つけるのは、うれしいです。

天使突抜案内

365の工事は「かつくん/まーくん」ではなく「かつくん/げんきくん」で行われています。
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この間「天使突抜367」を持って、この界隈を歩いておられたご夫婦?が、かつくんを見て「本に載っている人だ」とおっしゃってたそうです。でも、開いていたのはまーくんが載っているページだったらしい。(笑)

今日は、錦で酒屋を営んでいる、というおじさんが367を探しに来られていました。今、工事のため自宅玄関を開けっ放しにしているので、そういう方と出会いやすいのかも。
そのおじさん曰く、錦で道を尋ねられるのは「イノダコーヒー」「文化博物館」そして「天使突抜一丁目」なのだそうです。(→ちょっとおおげさだと思いますが・笑)。で、天使突抜だけ自分もわからず案内できないので、探しに来られたそうです。
と言われても...というところなのですが「音楽が大好きで、これまでに何度もコンサートに行っています。今度の茶道資料館にも行きます!」と。
こう言われると、弱いね。(笑)
つい367の中までご案内してしまいました。

京都現代写真作家展

この秋開催される、第13回京都現代写真作家展で、審査員をします。
「なぜ、ワタシが、写真展の審査員?!」なのですが、この公募展は、毎年、写真家のセンセイ方の他に、写真が専門分野ではない人が審査員に加わるそうです。
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大賞、準大賞、優秀賞、奨励賞の他「梅原猛賞」があります。
梅原先生が選ばれるのは、どんな写真でしょうか。
こちらにも、興味があります。
応募にご興味のある方はこちらまで。

竹選び

早朝、弘法さんに出かけたけれど、めずらしく買い物なし。
トピックスと言えば、NHKテレビ撮影中の樹木希林さんに出会ったことくらいかな。偶然、ディレクターが、以前ご一緒させていただいた佐藤健さんで、びっくり。「367」読んでますって、うれしい。

手ぶらで帰るのも寂しいので、昼ごはんのおかずに「しいたけ」。
1盛りを「山盛り」に、おまけしてもらった。
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午後は、かつくんと谷本さんと父と四人で、再び「竹平商店」へ。
お店は老舗の構えの大宮通り西側の他、向かいの東側にも倉庫があります。天井が高く、広くていいなーと別の部分でも盛り上がりました。周りに高層ビルが建つまでは五山の送り火が見えたという屋上にも上がらせていただきました。
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階段もいい感じ、とか。

谷本さんは、竹平商店の利田さんに「建築家さんですか」と間違われてました。(笑)
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膨大な量の竹を見せてもらって、これぞという一本を選び終え、時計を見ると、2時間も経っていました!
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長くて、車には乗せられないので、谷本さんが、かついで持って帰ってくれることに。
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重さはそうでもないけど、一人で竹をかついで歩くのは恥ずかしいかなーと思い、お伴しました。(笑)

谷本さん、何から何まで、ありがとうございました!

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毎日いろいろ。

一昨日は、神戸芸術工科大学大学院ご一行様、が367に来られました。
30名以上!なんとか入れました。
『天使突抜367』を熟読して来てくれた学生さんには「あっ、ほんもの」と喜んでいただきました!
留学生の方も数名。写真、撮り続けてました。(笑)
戸矢崎さんのブログに写真あり。

昨日は、大阪でのリサイタル。
先日、布屋さんでかわいい生地を見つけたので、田中さんにパンツを縫ってもらいました。出来上がったのが、前日。どうして、いつもギリギリ...
それは、私の頼むのが遅いからです!(笑)
だって、突然思いつくので...
共演の香織ちゃんが、このパンツを持ってくるかなと思っていたので、ぴったりでした!
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2部は、トリオでの演奏。
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ソロから始まって、デュオ、トリオ、そしてアンコールの最後はソロに戻って福島民謡「相馬流れ山」を演奏しました。
終わったら、かなりへとへと。打ち上げで、勢いよくビールを飲んだけれど、家に帰ったら体重が減っていました。(笑)

今日は、朝からレッスンをして、昼間、かつくんと父と3人で、玄関、そして室内の手すり用につける「竹」を探しに。
母に手すりが必要なのですが、介護用品ではちょっと味気ないので、竹を付けることにしました。
有名な銘竹問屋「竹平商店」。
実は、こちらの代表取締役「利田くん」とは、同級生。小学校の時、学習塾で一緒でした!
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いろいろと説明してもらいながら、あちこち見せていただきました。
こちらの煤竹は180年もの。
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変わったものも、いろいろ置いてあります。
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竹をとめる金具は、やっぱり黄瀬さん製かなー。
367はこだわったけれど、365は、そこそこに、と言っていたのにいつの間にか、こんなこと、に...ならないよう気をつけないと(笑)

365解体

今日から、自宅の一階改装工事のための解体が始まりました。
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ツウザキ家、家業の作業場「なんでもない空間」が、どのように生まれ変わるでしょうか。

解体はかつくんと、土木屋さんの神出さん。
明日は元樹くんも参加予定。
順調に進み、夜には、壁が。
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天井も。
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すっかり「現場」になっていました。

ところで、現場メシは?
ありません!
今日は、一日中練習。
そんな余裕はないので、ごめんねー。

天使突抜一丁目の町家

天使突抜一丁目の町家が売りに出ています!
土地面積75.34坪、建物面積66.19坪。
7480万です!
(すみしん不動産の新聞折り込み広告より)
壊されてまたマンションが建つと悲しいので、どなたか町家を探しておられる方、買ってください!

ただし!
すみしんに叱られるかもしれませんが...
隣のおばちゃんが、ハトにえさをやるので、鳥嫌いの方は住めません。
まず、隣のおばちゃんと交渉してから、すみしんと交渉されることをおすすめします(笑)

この間解体された天使突抜一丁目の町家と「カメラのとめはら」の跡地には、40戸のマンション「天使突抜」が建設予定です。
実は、その北隣の古家も解体されることになりそうです...
何が建つんでしょう。
なんだか、寂しいですね。



結婚式。

今日はいとこ、順子の結婚式。
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万博公園内の「迎賓館」。
「結婚雑誌」に出てきそうな結婚式でした。

私の友達は結婚率が低いし、結婚する人も豪華披露宴はしないパターンがほとんどなので、なんだか別世界に迷い込んだようでした(笑)
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披露宴は、新郎の勤務先が電通ということで、友人のスピーチなど、なにかとビジュアルにまとめてあるのが可笑しかった。ヘリコプターの中でプロポーズしたんだって。それも映像作品になってました。
新婦の勤務先は「日本生命」で、私の友達にはいない「OLさん」がたくさん。華やかでした。

華やかと言えば新婦の姉。
私の箪笥からいろいろ試着して選んだら、コレになりました。
新郎側より、親戚の数は少なかったけれど、着物の派手さでは圧倒してました。(笑)
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ケーキはお庭で。
初夏の気持ちのよいお天気が最高でした。
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明日は

明日は、いとこの結婚式。
母、姉、新婦の姉、自分と4人分の着物のセット。
着付けは、いつもお願いしている山崎さんに式場まで来てもらうことになっているので、今日うちで、持ち物のチェックをしてもらう。
姉のセット。帯揚げはおめでたく「松」。
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帯締め帯揚げなどはまあいいとして、足袋や帯枕などの小物、そしてバッグと草履...
金銀の扇子、うっかりしていました。
展覧会などが続くと、この手のセットは手慣れた感じなのですが、久しぶりだし。それに、マネキンに合わせるのではなく、相手が人間なので足袋のサイズとか...あぁーややこしぃ、でした。
山崎さんにお願いして、大正解。わがまま言って今日来てもらって、助かりました。

18日のコンサートに向けても、ひとつうまくいかなかったところが解消され、ほっ。譜面に工夫を施したら弾けるようになったという簡単なことなのですが、このような図形楽譜はソレが重要なのです。どうしたらよいか、と考えている時間の方が長い場合もあります。
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ところで、昨日、ご婦人方のお集まりで演奏...と書いてから、いつも見ているニューヨーク在住のマリンバ奏者ミカさんのブログを見ると、ミカさんもニューヨークでご婦人方のお集まり「日米婦人会」のスペシャルランチの会で演奏されるみたい。(笑)
ミカさんのエネルギーにはいつも圧倒されます。

ビートルズ。

演奏の仕事の中で「ご婦人方のお集まり」に呼ばれる、ということがよくあります。
ライオンズとかロータリーとかおじさま方の集まりとはちょっと違う感じ。

戦前生まれ中心の「ご婦人方」からは、たいてい「日本のうた」のリクエストがあるのだけれど、戦後生まれ中心の「ご婦人方」だと「日本のうた」はとりたててうれしくないのかなぁ。
そんな風に考えて、新しいレパートリーを開拓。「日本のうた」と「ユーミン」の間の世代で、多くの人が口ずさめる歌ってなんだろう、と西邑さんに相談。「ビートルズは?」ということになり、それに決定。
今日、マリンバトリオにアレンジされた西邑由記子編「Beatles' Hits」が出来上がってきました。
楽譜はPDFで、午前4時前の送信、38時間ぶりに寝るらしい...お疲れ様でした!

はっきり言って、この仕事を引き受けた西邑さんは「ミスった...」と思ったことでしょう。(笑)
「ベートーヴェンをアレンジする」のが難しいくらい原曲の原色テイストが強い感じが、料理を難しくする。と西邑さんが自身のブログに書いていましたが、確かにビートルズの曲にはそういうところがあります。
この間、東北にちなんだ曲をと思って、野田さんに山田耕筰「松島音頭」のアレンジを頼んだのですが「これは完成されているから、触りにくい。民謡にしよう」ということで「相馬流れ山」を選んだのでした。曲のレベルが高いとか低いとかそういうことではなく、アレンジに向いているか向いていないか、という曲の個性もあります。

完成したのは、8分の間に10曲がちりばめられた力作、でした。
ちょっと前に、私が候補で出したみんなが知ってる「オブラディ・オブラダ」について「ベタすぎて恥ずかしい」と泣きのメール(笑)が入っていましたが、ちゃんと最後にもってきてにこやかに終わっているあたり「シゴトしてるなー」と思いました。(笑)
裏切らないアレンジ、です。
一般の方に聴いていただける最初のチャンスは、6月24日茶道資料館(京都)、あと10月北九州でも演奏予定です。

ところで、今日はかつくん&まーくんに手伝ってもらって、365一階の荷物を、工事期間中お借りしている数軒隣のお宅へ引っ越し。ややこしい雨模様のお天気でしたが、重いモノを運ぼうとしたほんの1分ほど、ふと雨があがってくれたり、ある意味、有り難いお天気でした。
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一階、家業の仕事場がしばし2階に引っ越し。和室に置くと、ミシンに風格が。(笑)
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あっという間に

あっという間にGWも終わり、もう10日。
仕事、家の用事...合間にちょっとおよばれ、など。
お料理屋さんでは、もう夏のお野菜「賀茂茄子」がでています!
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福島より

今日は、福島より嬉しいお客さま。
この間手に入れた小さな壺にお花を入れてみる。ほんとは「名もない草花」がいいのだと思うけれど、お花は育ててないし、近くに野山があるわけでもないので、お花屋さんに。
はかない雰囲気にするはずが、賑やかになっちゃいました。(笑)
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このところ、家の整理をしていて、探していたものを発見。タンバリン!
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たしか、高校生の時に買ったラディックのタンバリン。
この間、たまたまちょこっと使うことがあって、久しぶりに「あるはず」のところを探してもなくて、焦った...
中学から20才くらいまでは、マリンバ奏者ではなく打楽器奏者をめざしていたので、実は、かなり楽器を持っています。シンバルからスネアドラムにバスドラムなど、ほとんど後輩に貸したままで何がどこにあるか、もひとつ定かでない。返さなくてもいいから使ってちょうだい、と預けたままなので。(笑)30年近く前で、タンバリンやトライアングル、カスタネットあたりの「小物」はたしか1万円〜1万5千円くらいだったような記憶。お小遣いをためて、一つずつ買いそろえていったのでした。

特に中学生の頃はクラシックの中でもオーケストラが大好きでした。クラブも管弦楽部。自分のトライアングルを手に入れてニヤっとする中学生って...
中学2年の美術の課題で作った木箱にはマーラーの交響曲第二番のフレーズを彫ってました。かなりのオタクです。
これも出てきました。
ちなみに、側面にはそれぞれ「♯」と「♭」が踊っています。
美術の才能は....なさそうです(笑)
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こどもの日

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こどもの日にちなんで...
小学校たぶん4年生の通崎睦美さん。
子どもの頃は、大柄でした!
6年生からほとんど変わっていません(笑)

それにしても「立ち方」が今と同じなのが、可笑しい。

通崎商店

367の工事も一段落し、まもなく自宅365の改修にとりかかります。
母の足が不自由になってきたので、極力1階で生活できるようにするための改修工事です。
設計は、かつくん、一部デザイン谷本さん、です。

この機会に家全体の荷物を減らしたいので、屋根裏まで整理したりしています。
たぶん祖父の代、家業で使っていたこんなものをしまっていたこと、思い出しました。
古いぼて。
ふたに書いてあるので、文字が反対?
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ところで、あまり読みなおさずに、アップすることがあるので、後で「しまった!」と思う、「国語の問題」があります。
今、昨日の記事をみると「実用的な部分はさることながら」と書いていますが、何を考えていたのでしょうね。「さることながら」じゃなくて「もとより」です。なおしとこっと。
少し前の記事、赤帽を始められた新井さんも「変身」ではなく「転身」です。(笑)

うどんすき

昨夜は姉が来ていて、久しぶり家族4人で、権太呂のうどんすきを食べる。
まず、そばの実が入った豆腐。
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うどんすきは、蛤からスタート。
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活海老が元気良すぎて、押さえ込み。さすがに、ちょっとかわいそう。でも、美味しかった。
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このお姉さん。あまりに初々しく、かわいいので、思わず「取材」。
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奈良県出身。今年大学を卒業して、権太呂に入社したそうです。
本店に行けば会えます(笑)

今朝は、東寺のがらくた市へ。
知人に会い、お友達を紹介してもらう。「あっ、ツウザキさん。西岡くんから噂はきいてます」って、どんな噂?!
展覧会のカードをいただきました。
吉田佐和子銅版画展5月3日ー15日 ギャラリーマロニエ
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買い物は「五線と飛行機」模様のコップ。
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ああ無情。

この人は誰でしょう?
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学校教育に疑問を抱いていた通崎睦美さん(小学校6年生)です。(笑)

母が引き出しを整理していると、いろいろな可笑しいものが出てきます。

一年三組の時の「かんじちょう」。
斬新です(笑)
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読書日記もおもしろい。
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姉が「ああ無情」を読んだと言っているのを聞き、てっきり「アーム城」だと思っていたので本を手に取った時は、ほんとにびっくりしました。
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マス目のあるノートは子どもっぽいと思っていた小学2年生、でした。

リアル京都

昨日、産経新聞朝刊。
ライターの高橋マキさんの連載「高橋マキのリアル京都」の中で、先日のコンサートを取り上げてくださいました。人物紹介に、さりげなく367も紹介してくださっているのが、うれしいです(笑)
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今日も、読者の方からお葉書が届きました。本のタイトルがそのまま住所なので、出版社宛ではなく、直接来ます。(笑)
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「若者」はこのブログの問い合わせからメッセージを送ってくださる方が多いので、葉書は平均的に年齢層が高いです。
先日は、一句、添えられていました。
「平岡の 愛弟子木琴奏でしは
地名通りの 天使突抜」
愛弟子じゃないけど、うれしいですね。(笑)

買い物、など。

367で使うモノ、どんどん買い物しているように見えるかもしれませんが、実はなかなか買えないモノがいくつかあります。
その中の一つが、ちりとり、でした。
なんでもないブリキのちりとりを探していたのですが、なかなかこれといったものがなく、ようやく「まぁ、とりあえずこれでいいかな」というものを選んで、買いました。
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もうひといき上等で、さらにそっけないものがあればよかったのですが、まぁ、とりあえず、ということで。
525円(笑)

今日は、パウル・クレー展を観に行く。
新緑が美しい岡崎周辺。
一般客はそんなに多くなかったけれど、どこかの美術大学の学生さんが授業で来られていたようで、ノートと鉛筆を持った若者でいっぱいでした。
40代前後の大学教員と見られる男性が、学生の質問に自信に満ちあふれた大きな声で答えていて、うるさかった。貸し切りじゃないんですからねー。クレーについての理解以前に「鑑賞態度」という点で、この大学は教員が小学生以下だな、と思った。

ところで、帰り道でみつけた、こんなボード。
普通のおうちの前に立てかけられていました。
「く」がいいね。(笑)
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天神さんでスクープ?!

今日は、25日、天神さんの市の日です。
何年も骨董市とはご無沙汰していましたが367の工事を機に、市通いが復活しています。
今日は、露店のおばちゃんに「あんた、日本に帰ってきたん?」と声をかけられました。ずっと日本にいますけど(笑)
天神さんと弘法さんとは、同じ業者も多いですが、ちょっと味わいも違うので、気分が向けば両方出かけます。でも、弘法さんの方が家から近いのでメインは弘法さん、かな。
天神さんは、業者の車出入りの規制があって、スタートが遅い。なので、私としては、7時過ぎに現地にいれば余裕、です。

今日の買い物。
夏、風格のある葛のお菓子をのせると似合うと思う、ガラスのお皿。
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かわいい盃。
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ホーロー製のちりれんげ。
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1つ100円は安い!
「10買ったらいくら?」と尋ねると「1000円」。
「はい、わかりました」(笑)

今日の買い物のメインは、5センチにも満たない壺。
たぶん江戸初期の美濃(のはず)。
自信はないけど、惚れたので、買ってみた。
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367が出来てから、こういうものに目がいくようになりました。

ところで、今日は天神さんでスクープ映像を撮りました!
全国のまーくんファンのみなさん、ごめんなさい。(笑)
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偶然に。

367のちょっとした補修に来てもらう約束の谷本さんから「10分ほどで行きます」と電話があったので自宅を出たら「ツウザキさん!」と呼び止められる。
先日、尋ねてきてくださった「赤帽に華麗なる変身をとげられた元校長先生」が昨年度まで勤務されていた境島小学校の先生でした。会議に出席するため、群馬から京都に来られた帰り道に、天使突抜に立ち寄られたらしく、367の前で記念撮影され、帰途につかれるところだったとか。(笑)
それにしても、すっごい、タイミングでした。
(隣のおばちゃんによると、よく367の前で記念撮影しておられる方があるそうです)

早速、367へご案内。
このブログもみてくださっているようで...番犬もご存じでした。
改めて、先生方、それぞれのケイタイで記念撮影。
生タニモトさんにも会えて、ラッキーでしたね。(笑)
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ところで、元校長の新井さんとは、軽井沢で知り合ったのですが、その時の演奏会の写真がヒラサ・オフィスに眠っていることがわかり、ちょうど一昨日、送ってもらったのでした。
だって、撮影は、十文字美信。
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話題は飛びますが...
東日本大震災がおこって、比較的すぐ、一冊の本をamazonで購入しました。が、かなり注文が殺到していたようで、先日やっと届きました。
やっぱり「緊急重版出来!!」の帯が付いていました。
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番犬

「番犬が心細そう...」というお声を受けて、仲間を増やしました!
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これは、アンチモニーという素材にブロンズメッキされた、たぶん昭和初期のものです。
ということは、老犬...
ですが、がんばってもらいたいと思います。
ちなみに、手のひらにのるほどのサイズです。

今日は、弘法さん。
こんなものも見つけました。
「ヴァイオリンを弾く少年」
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これはmade in Japanで、輸出用の陶器製人形。
露店ならでは、間違ったような値段が付けられていました。私が「業者さん」だったら、箱ごと買い占めて10倍の値段で販売すると思います。←それでも安い!(笑)
そんなわけで「マンドリン五重奏?!」
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着物選び

今、多くの時間を過ごしている自宅三階の部屋は、楽譜や書類のこんなカタマリがいくつかあって、動かすとわからなくなる...
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という理由で、お客さんがあるからといってすぐには片付かない状態なのですが、367は、さすがにまだ整っています。(笑)

この間は、母のお友達がお孫さんを連れて来られ、367へご案内。
「どれ着る?」と好きな着物を選んで羽織ってみました。
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かわいいっ。

この間は、従姉妹がやってきました。
随分前のメテユンデの撮影で、モデルを頼んだ順子。
5月に結婚するということで「私の嫁入り道具」のはずの着物を「嫁入り道具」としてあげることにしました。ん?
お姉ちゃんの由利子(左)は『天使突抜一丁目』成人式の振り袖選びの場面で登場しています。もう、三十才。時の経つのは早いです。
両親が、私と姉のために買っていた着物、袖を通していないものを、この姉妹に、というわけです。
どちらがどちらを着るか、試着中。
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婚約者のタカノくんも無理矢理同行させられ、撮影係になってました。
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披露宴の時、由利子が着る着物も物色。姉だけど独身という立ち位置がむずかしいなー、などと言いながら、結局私のアンティークに決定。タカノくんは博報堂勤務なので、博報堂を意識して選びました。(笑)

『京の美 都の響』

「中川一政展」を見て、その後「ギャラリー鉄斎堂」に立ち寄る。
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どこから見ても「竹久夢二」な軸。
特に好きというわけでもないけれど、なんかちゃんと成り立っている感が、やっぱりスゴイなあと思う。
すみません、えらそうに...。(笑)
でも、いつも弾き慣れた曲を弾くむずかしさを感じているので、描き慣れたものを描き続けるむずかしさというのもあるのだろうな、と思う。
だから、描き慣れた感と緊張感のバランスにひしひしとプロを感じる、というわけです。

今、鉄斎堂では、近代絵画作品展という展示販売会をやっていて、いろんな掘り出し物の絵が見られます。
これは、何かの下絵らしいけれど、鏑木清方、ええなぁー、と思う。
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ところで、とある、どうみても5万円クラスの絵に9万円の値札。鉄斎堂の川崎さんに「どうしてこれが9万円?」と尋ねると、地方出身画家の作品は、その地方の方に「郷里の画家」として買ってもらえる事が多いので、値段が高く付けられるのだそうです。リアルな話です。そういう意味では「京都画壇」が一番損?!らしい。そう言われれば、そうですね。京都出身の日本画家なんて、すばらしい先人が多すぎる...。


そんなこんなやりとりをした後、コレを読み始めました。
毎日新聞大阪本社版の文化面に連載されていた「都の美〜京都芸大百三十年」が、澤木政輝著『京の美 都の響』(求龍堂)として刊行されました。
絵に対する批評的なものではなく、丹念に取材されたエピソードが満載なので、読みながら「へぇ〜、そうやったんやー」と連発してしまいます。(笑)
ご興味のある方は是非。
やはり表紙は麦僊ですね。


キゴト

郵便局に行く。
コンサートでお預かりした563,861円(先日このブログで金額報告した後、5000円を届けてくださった方があり、その分をプラス)を振り込む。
郵便局で「10万円以上は本人証明がいる。だから「キゴトコンサート」では、本人証明がむずかしい」と言われる。何を言われているのかさっぱりわからなかったけど、木琴→キゴトですね....。
義援金は、新聞での掲載を考え、私個人ではなくコンサート名義にしたかったので「あぁ、なんだかややこしい....」というやりとりになり、つい不機嫌な顔をしてしまいました。そしたら、臨機応変な対応に切り替えてくださいました。(苦笑)

京都芸術センターとの共催事業だったので、今日「報告書」を書き、提出。
これにて、催しは本当に「無事終了」となりました。
ご協力くださった皆様、本当にありがとうございました。

ところで、宴の後、こんな状態だった芍薬。
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綺麗に開きました。
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昨日は、367に群馬県伊勢崎市から境島小学校の元校長先生がお越しくださいました。以前、軽井沢で私の演奏を聴いてくださり、校長先生から直々に熱烈オファーを受けて(笑)全校三十数名の小学校で学校公演。その際、校長指令で?!教職員のみなさん、全員着物姿で出迎えてくださったのでした。
その、新井先生です。この春、教員生活を3年を残して退職され、ななななんと赤帽を始められるのだそうです。うーん、私の周りの人は、みんな「濃い」。学校の先生としては、やることは全て成し遂げたので悔いはなく、これからは、より自由に生きられるのだそうです。赤帽の車にも憧れておられたとか?!
群馬方面の方、あるいは群馬方面へお引っ越しされる方?!「赤帽・ふるさと運送」をよろしくお願いいたします。
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その前には、平佐さんが、10月のコンサートのちょっとした打ち合わせに。
ついさっきは、西岡さんがふらっと。
西岡さんは、戸矢崎さんの本のデザインを手がけておられます。詳細は、戸矢崎さんが最近始められたブログを。

このところ、倉庫367が立派な応接室となっています。

祝・367初宿泊

京都芸術センターでのコンサート。
お昼過ぎに会場に入って、芸術センターのスタッフの方と、絢子ちゃんと、ペトロフの会の小島さんもお越しくださり、会場作り。この日は主催者ということで、みなさんのご協力を得つつ、雑務も出来る限り引き受ける。日常にない仕事は楽しいので、ついつい張り切って椅子を並べる。(笑)
演奏会は、無事終了。
かつくんや元樹くんや黄瀬さんなどなど、椅子の片付けを手伝ってくださり、有り難い限り。

その後、367に移動して「軽く」打ち上げ。
のはずが...
これは、明朝の仕事の入り時間が早い平林さんなどが帰った後。何時頃かな。
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その後、電車のなくなる人達が帰って、電車がなくなってもまぁいいか、という人達が残る。(笑)
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作曲の西邑由記子さんと、私が中学生の時から大学入試の頃までマリンバを習っていた早坂雅子さん。共に酒豪でお二人はご近所。
ゆっこちゃんと早坂さんは「本音派」なので、話をしていても楽しい。
この時点で、裕子ちゃんは、すでに367に泊まることが決定。
私もまだここでは寝たことがないけれど「地鎮祭」もしたので、たぶん「何も出ない」ということで(笑)

この状態は、午前4時半でした!
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裕子ちゃんは、せっせと後片付けをしてくれました。
気の利く弟子の存在は、有り難いです。
どなたか、お嫁さんにいかがでしょうか。(笑)
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翌朝、朝食を届けると、食器も片付け、ほうきで掃除までしてくれていました。
机も運びます!
力もあります!
どなたか、ホントに、お嫁さんにいかがでしょうか。(笑)

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打ち上げの間に、絢ちゃんに手伝ってもらって募金の集計。この、一枚ずつ袋を開けてお金を取り出す作業が、準備から演奏、打ち上げまでで、一番疲れたかもしれません。一万円札から1円玉まで、実際にお金を触りながら、お金について、しみじみと考えました。

ちなみに、今回の募金先は、いろいろと考えて、私としてはかなり思い切ってスタンダードな路線にしました。被災地の地方自治体から、直接被災者へ届くということを確認し、みなさんへ報告できるという点を考慮して、募金者の名前と金額が掲載される地元新聞、京都新聞社を選びました。
明日にでも、届けたいと思います。

快く、場所の提供から当日の音響・照明までご協力くださった京都芸術センタースタッフのみなさん、チラシデザインの谷本さん、編曲の野田さん、ペトロフの会の小島さん、楽器運搬の赤帽・山田さん、当日手伝ってくれた絢ちゃん・靖子ちゃん・裕子ちゃんとイノウエさん。そしてなによりピアノの平林知子さん!ご来場くださったみなさん、ありがとうございました。

「募金を逡巡していたのでいい機会をありがとう」という声も聞こえてきて、今日はうれしい気分です。


相馬流れ山

昨夜、野田さんからFAX。
15日のためにアレンジされた福島民謡「相馬流れ山」。
うっ、譜割がややこしい...。
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それにしても、この震災がなければ、相馬の地名も知らなかったし、この曲も知らなかったし、こうしてこれを演奏することもなかったわけで。
せっかくなので、コンサートの最後に演奏しようと思います。コンサートは通常のリサイタルと同じ約二時間です。

このペースでいくと、たぶん、明日で札留めになりそうです。お申し込みいただいたみなさん、ありがとうございます。
せっかくなので、お断りしたくない!という思いがあり、もう少し席が増やせないか、明日芸術センターの方と打ち合わせてみるつもりです。

新しい曲といえば、先日当摩泰久さんから譜面が届きました!
かわいいタイトル、気に入っています。
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この夏には初演予定です。

日々。

普段のコンサートでは、主催者さんが集客してくださるので、本番、舞台に出るまで客席の様子がわからないことも多いのですが、15日のコンサートはワタシが主催者さん、なので広報係も自分でやっています。(笑)
「こんなの行くよ」とか「行けないけれど」と、情報を受け取った方が、ご自身のブログでコンサートのご紹介くださったりして、有り難いです。
ほんとにありがとうございます。
谷本さんのインパクトあるデザインのチラシのおかげで、たくさんの方にお申し込みいただいております。受付が混み合いそうなので、受付人員、一人プラスの手配をしました!
京都芸術センターは昭和6年の建物。
素敵なレトロな講堂で、椅子を並べるスタイルなので、客席数は融通が利きます。かなりいい感じにいっぱいになっておりますが、まだ少し入れそうですので、ご検討中の方は是非お運びください!

毎日いろいろあります。
箪笥の棚の調整が必要になり、7日は黄瀬さんとかつくんが来てくれました。
これで、地震がきても大丈夫なはず、となりました。
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久しぶりに現場メシ。
メニューは「焼き魚定食」。
この日は、まともな白和えを。(笑)
アスパラガスの白和え、でした。
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8日は、バプテスト病院の理事長山岡先生ご夫妻が、完璧なる予習の上、367にお越しくださいました。
「367検定」をしたら、たぶん一級合格だと思います。(笑)
お客さんがあると、お花を買いに行ったり、お香を選んだり、そういうのも楽しいです。
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後で、奥野史子さん&ねねちゃん・たいちゃんも合流。
歩いて行ける「トラットリア・マンマ・ディ・ブー」に移動して、お食事をいただきました。
二人がかわいいから、まるで子ども好きな人、のようになってました。(笑)
「子ども好きですか?」と尋ねられ、う〜んどうだろう。「子どもでも大人でも好きな人は好き、苦手な人は苦手かな...」と思う。
ご一緒させていただいた、バプテストのチャプレン(牧師)浜本さんとは、あまりたくさんお話ししていなかったような。後から考えると、人の話に耳を傾ける職業の人だからかな、なんて、妙に納得しました。

9日は、NHKのラジオ生放送。
打ち合わせはほとんどないので、後でああ言えばよかったとか、そういうことはあるのですが...約50分、楽しい時間でした。

なんだかバタバタしているのですが、出かけたついでに円山公園。
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今年のしだれ桜は、満身創痍の様相。
なんとか、お花はつけているのですが、やせ細った感じ。
カタチにはなっているのですが、よく見ると、これは、テグスのような糸にひっかけてうまくカタチが作ってあるのです。
この桜、数年前からかなり弱っているように思っていたけど、もう寿命なのかな。
がんばっている姿が痛々しく、せつない気分になりました。





15日コンサート予約スタート

15日のコンサートでは山田耕筰「松島音頭」と、もう一曲東北地方にちなんだ曲を。
ここから探して「相馬流れ山」という民謡を選びました。
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野田雅巳さんがこの日にむけてアレンジをしてくださっています。
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アイネ・クライネ・ナハトムジークやクライスラー作品など、耳馴染みのあるクラシックの小品と共に、楽しんでいただければと思います。


現在チラシ制作中!!!
電話予約と問い合わせは、都合により7日から受付ですが、メールによる先行予約をスタートします。
入場は無料ですが、整理番号が必要です。
必ず事前にご予約ください。

通崎睦美木琴コンサート 

通崎睦美(木琴)

平林知子(ピアノ)

2011年4月15日(金)18時半開場 19時開演

京都芸術センター 講堂 

お申し込み・お問い合わせ 

(株)ジェイ・スピリット

メール info@j-spirit.com

電話  075-255-4743 受付時間11時−18時(7日より、12日は休み)

お名前、人数、御連絡先をお知らせください。

整理番号をお伝えいたします。

 

3月11日の東日本大震災。ここ京都では、直接的な被害はありませんでしたが、連日報道される被災地の状況に、心が沈む毎日です。そんな中、皆で集い楽しいひとときを過ごせればと、コンサートを企画致しました。昭和6年に改築され今に生きる京都芸術センター(旧明倫小学校)で、昭和10年製、往年の名木琴奏者平岡養一が愛用した木琴の音色を。ピアノは大正時代、明倫学区の御有志によりこの小学校に寄贈された「ペトロフ」です。しばし、ほっこりとしていただき、そんな気分を「義援金」として被災地にお届けできればと思っております。みなさんのご来場をお待ちしております。通崎睦美

主催:通崎睦美 

共催:平林知子 京都芸術センター 

協力:明倫ペトロフの会 (株)ジェイ・スピリット 

 


松島音頭

15日のプログラムを考えています。
せっかくなので、1曲は東北地方にちなんだもの...と探していて、平岡養一のレパートリーに「松島音頭」があったことを思い出しました。
山田耕筰作曲「松島音頭」これは実際に平岡養一が使っていた昭和3年出版の楽譜です。
この松島の美しい景色も津波ですっかり姿を変えてしまったそうですが...
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平林さんの歯切れの良い音色がぴったりきそうな曲です。

小宴の前に

367の玄関のドア。
これは、『天使突抜367』の表紙の構図を想定して、デザインされたものです。
家の細部デザインと本のデザインが同じ谷本さんなので実現した、というちょっと他ではないものです。
普段は小さな引き戸をくぐって入りますが、大きな荷物を入れるときは、大きな戸が開きます。
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日曜日は、朝から小宴準備で何回も365(自宅)と367を行き来しました。
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二階はいっぱいになるだろうから、一階の土間に料理が置ける大きなテーブルを設置。
高くて大きなテーブルはないから、いすと机を使って、何とか工夫。この上にもう一つ板を置いて出来上がり。こういうのを運び入れる時は、大きいドアオープン!です。
で、ここには白いテーブルクロスがいるよなーと白い布を買いに行ったりして、またこの期に及んで「どの布がいいかなー」と迷っているうちに時間が経ってしまいました。(笑)

実は、キッチンのふきんかけと、お手洗いのタオルかけが、まだ付いていなかったのですが、この日に間に合うよう取り付けてもらいました。
棚の下に取り付けられたふきん掛け。マリンバの鍵盤とお揃いのローズウッド、谷本製。
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同じく、タオル掛け。
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番犬?!も、おとなしく、みなさんをお迎えしました!
ここがしばらくの指定席になりそうです。
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ただいま、番犬?!の愛称募集中。

367へ大集合!

昨日、松岡正剛さんが、京都新聞朝刊一面のコラムに『天使突抜367』を取り上げてくださいました。セイゴウさん、ありがとうございます!
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「彼女を扶ける(たすける)仲間の人柄ともども頼もしい。」その通りです!みなさん、ほんとに頼もしいです。

一昨日は、そんな頼もしい皆さんに、367へお集まりいただきました。

本当は、登場人物大集合にしたかったのですが、たぶん入りきれないので、まずは、第一回ということで。
谷本さんに「20人、入れるでしょうか」と尋ねると「ぎりぎり大丈夫だと思います」ということだったので、自分を入れて18人。
わーい、こんな感じになりました。
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正直言うと「うわっ、ほんとに、入れた!」(笑)

おもてなしは「現場メシ」とお誘いしたのですが、18人、まあ余裕を見て20人分の「現場メシ」。
前々日にメニューを考えていて、一人で20人分の料理など作ったことがないことに気がつきました。遅いっ。
でも、版築壁も、漆壁も、みんなやったことがないことに挑戦して出来た367なので、まぁ、いいか、ということでトライしました。
「サーモンの南蛮漬け」など、現場メシよりは、少しおすましなものも入れて。じゃないと、前日からの仕込みがムリ、ということで。
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現場メシでは、冷奴が活躍しましたが、豆腐をそのまま大鉢に盛るわけにもいかないので「おまめさんの白和え」。現場メシはいつも大盛りなので、一丁を6人で、という計算で3丁の水切りをして裏ごしを始めたところで、ほとんど「給食のおばさん」になってました。
「八寸」のように何品かを盛りつけて、一人ずつとも思ったのですが、机が狭いので、とにかくドン、好きなだけどうぞ、じゃないとこれもムリ。
それにしても、色気のない大盛りで、みんなに笑われました。
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メニューは、菜の花の辛子和えからカレーまで、そして本に出てくる「松原キムラ」のミンチカツなど、いろいろ。最初は写真を撮るつもりだったのですが、途中でそんな余裕はなくなりました。
(笑)

367自慢のかわいいキッチンも、よく考えれば2〜3人の方にお茶を出す、という程度の能力なわけで、洗いもの一つもかなり限界を超えていました。
でも、みんなに集まってもらって、うれしかった!もてなすつもりが、私が一番うれしかったかも、という感じ。5時から始まった小宴は、あっという間に10時半でした。
後から考えれば、せっかく集まったのに、どうして最後にみんなで記念撮影しなかったんだろう...とか、どうしてカレーのスプーンを用意してなかったんだろ(笑)とか「どうして○○○だったんだろ」という反省点がありますが、これはまたいずれみんなで集まりましょう!ということかな、と思うことにして、その時に向け、367を大事に使おうとあらためて思いました。

番外編。
午前12時半の図。
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設計のかつくんは、建築家の瀧澤さん(古材文化の会)に、こう言われました。
「美人の施主の奥さんと恋に落ちそうになるのをがまんする、という経験を2度ほど経れば、一人前の建築家になる」(かなり要約・笑)

午前2時半。
「ろれつの怪しい谷本さんの理路整然とした話を真剣に聞くかつくんの図」
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3月の天神さん

気分転換に、6時に起きて天神さんの市に行きました。
人も少ないし、なんだか、活気がなかったです。
お店の人曰く「みんなこの時期、地震で割れそうな物、買う気にならないんじゃないの」
なるほど。
諦めムードでした。
でも、やはり活気は大切ですから!
私は、ちょこちょこ、買いましたよ。

今日、初めて天神さんで店を出したという、妙にテンションの高いおじさん。
「1枚1000円、3枚2000円」のお皿を見ていると「全部、買ってくれるか?」と言うので「いくら?」と聞くと「全部なら3000円!」。
数えると、17枚。
どんな計算?
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ホーローのピッチャー。
70年代くらいかな。
ドレッシングなどいれるのにも使えそうです。
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で、ついに、コレを連れて帰ってきました。小さいのがいたので。
番犬にはならないサイズです!
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オーディション

今日は11時から、アゼリア推薦新人演奏会のオーディション。
客席中央の審査員席で、制限時間14分、24名の熱演を聴かせていただきました。
ふぅ〜。
主催者側の段取りがよく、何も考えず「はい、休憩」「はい、お昼ご飯」と言われるがままに動いてました。(笑)
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結果発表まではコメントできませんが、なかなか充実した時間でした。

これまで、何度かファッションショーの審査もやっていますが(笑)これは、応募の書類を見たり、時にはインタビューも交えて審査するのですが、音楽の場合は名前も経歴も完全に伏せてやります。だから、蓋を開けてびっくり、というところが面白い。

講評のため、久しぶりに鉛筆でたくさん字を書きました。それにしても、座りっぱなしだったので、かなり運動不足。

大掃除

367の工事が終わって一段落し、気が抜けてしまわないうちに、自宅1階の簡単な改装、の準備を始めました。
母の足の状態が悪くなり、スムースな歩行が難しくなってきたので、できるだけ一階で生活できるような空間に、ちょっとした改装、です。
それをふまえ、掃除というか、大整理大会。
私の着物類は、ほとんど367に引っ越したのですが、私のコレクションではない着物と帯(両親のもの、両親が私達姉妹に買ってくれたもの)というのが、まだ家に軽くたぶん百枚くらいあり....まずは、それらを整理。あと、いろいろ、いろいろ。

不要な物はどんどん捨てる、というつもりなのですが、捨てるにはしのびない、ちょっとしたもの、というのも出てきます。
今は天国にいる小百合ちゃんが小学生の頃、マリンバのレッスンの時作って持ってきてくれたビーズの「象とうさぎ」。「小百合ちゃんとの思い出」という感傷的な話ではなく、マレットを持った楽しそうな象とうさぎはかわいらしいし、デザイン的にもなかなか!です。
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自分の洋服類は処分済みだったのですが、こんなものが出てきました。20年ほど前に着ていたKENZOの麻のスーツ。このジャケットの下は、黒のミニスカートでした。で、ヒールの靴を履いていたような...(笑)
まだまだ、バブルな頃でした。
自分で思い出しただけでも、笑えてきます。
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第4位!

今日は、淡交社営業部の深田さんと川添さんと編集の神野さんとで京都の書店さんまわり。
待ち合わせて行った最初の書店、大垣書店三条店では「今週の話題の本」ということで、どどんと並べてくださっていました。
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四条店では、なんと今週の第4位!
全国第4位ではなく、大垣書店四条店での文芸第4位ですけど(笑)うれしいです!
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川添さん手作りのPOPも、かわいいです!
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ジュンク堂、談、ブックファーストやくまざわ書店、ふたば書店の各店舗でも目立つところに置いてくださっていて、ありがとうございます!です。
本は書店で、が基本ですが、京都では和雑貨のお店でも扱ってくださっています。
四条烏丸近くの「布屋みさやま」
独自のPOPで、かわいい小物と並べてくださっていました。
この本に、ふきんを付けてプレゼントする、とかそんな感じでしょうか。(笑)
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ここのオリジナルふきんはよく水を吸って使いやすそうです。
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夕方には終了。
367で一服。
昨日のブログのマーマレイドとお菓子を。
淡交社のみなさんは裏千家のお茶をばっちり(?)習っておられるので、いつもお行儀が抜群です。
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私も最初はお行儀よくお皿に盛って出したのですが、マーマレイドがオイシイと言うことで、瓶ごと、お好きなだけどうぞ、となりました。ところで、深田さんは、出張時、これまでで最高、一日にお抹茶14服をいただいたことがあるそうです。お菓子もついてきますからね、大変です。
淡交社はそもそも裏千家の出版社なので、お茶の先生関係とのおつきあいが多いのです。営業さんにも、いろいろなエピソードがあるものです。

なにはともあれ、祝・第4位!という気分で家に戻ったけれど、報道をみればシュンとなって「祝」と書くのは自粛だな、と思う。




落とし物

一昨日の夕方、家の前で「Japan Rail Pass」を拾った。
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外国人用、指定の期間中、JRなら新幹線も乗れるパス。45100円。13日が発行日で期限が26日だから、旅行を始めたばかりの人のものらしい。
The pass cannot be reissued if lost or stolenと書かれていたので、急いで届けてあげなくちゃ!
すぐに、交番に持って行けばよかったのですが、旅行者にとっては、交番に行くと手続きも大変だろうから、家から歩いて数秒の所に2軒、外国からの旅行者がよく利用するゲストハウスがある。そこに出向いて、落とした人がいないかを直接尋ねてみた。それで、落とし主がいなければ、交番に持って行こうと。パスには、名前もパスポートナンバーも書かれているので、簡単に照合できるだろう。
で、そのうちの一軒で「うちのお客さんです、ありがとうございます!」と言われ、よかったなぁーと安心していたのだけれど、翌日になってから「やっぱり違った」と。結局、私が交番へ届けることに。拾ってから、一夜明け、お昼前になっていました。どうして、しっかり確認せずに、いいかげんな返事をするのかなぁ。
命にかかわることはもとより、小さな落とし物一つでも、無責任な対応はいけません。根本は同じですから。
東京電力の会見を見ていて、やりきれない思いが交錯するワタシでした。
ーーーーーー
今日うれしかったのは、満永さんから届いた、たくさんのマーマレイド。
お父さんの勤務地、和歌山の新鮮な甘夏、じゃなくて、夏みかん製。(笑)
新鮮な手作りは、なによりです。
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これにつけて食べるんですって。
もちろん、こちらも手作り。
いいなー、こんなお母さんがいたら。
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たわいもない話、など。

普段テレビを見ないのですが、震災後はなんだか気になって、ついテレビの前に座ってしまいます。とはいえ、慣れないもので、何もせずにテレビの前にいるのは落ち着かず、ストレッチをしたり、腹筋したり。なんだか、身体が柔らかくなってきたような気がします。

阪神淡路大震災の時と比べると、京都ではそんなに揺れがなかったこと、また知り合いの数が圧倒的に少ないことで、今回は少し遠いところで起こった出来事という気がします。
でも、その分、少ない情報から、自分なりに現状を理解しようと想像力を駆使するので、余計に疲れるのかもしれません。

今できることは募金って感じですが、多くの金額ができるわけではないので、例えば確実に文化の復興に使ってもらえるところとか、考えてからにした方がよいのかな。
図書館も、美術館もなくなっているだろうし、京都芸大の先輩も在籍している仙台フィルも心配。こういう事、考え出すと、さっさと行動できなくなってしまいます...

ということを考えつつ。
たわいもない話。

その1 私はよく道を聞かれる。あまりに聞かれるので、教えてあげたいそぶりをしているのかな、と思わなくもないのだけれど、今日は自転車を飛ばしていたところ、呼び止められた。「危ない」と注意されるのかとドキッとしたら、フツウに道を尋ねられた。う〜ん、私は余程、道を知ってそうな顔をしているのでしょうか...

その2 最近B4の書類を使う人が少なくなったせいか、B4サイズのクリアファイルが少ない。無印良品でも、A4とA3はあるのに、B4は生産されなくなった。楽譜はB4が多いので、不便。

その3 自分の部屋になんとなく置いていたテーブルを、367に引っ越してみた。
悪くはないと思うのだけれど、どうかな?
何も置かないのが一番すっきりしているけれど、実際に使い出すとやはり何か必要になってくる。
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歌舞伎。

「チケットあるけど、行かない?」と誘われ、南座にお芝居を観に行く。
新聞でもいい批評が載っていた出し物だったので「じゃぁ、行く」と、着物に着替えて出かける。
でも、私にとっては(誘ってくれたトモダチにとっても)全然面白くなかったです。
一人十五役の早替わりに宙乗り、と華やかな演出のはずなのに、いまいち華やかさや鮮やかさがない。キレがないのか、ばたばたするだけで全体的なテンポが悪いのか。もちろん、中には、いい役者さんもおられたけど...。演じる方にもいろいろ事情があるだろうから、ダメと一言ですますわけにもいかないけど...それにしてもなぁ、という感じ。まぁ「ライブ」に足を運んで「あーだ、こーだ」と言うのも芝居見物の楽しみかもしれません。

ところで、幕間にいただく南座のお寿司屋さん。
いつも決まったところから仕入れておられるため、地震の影響でお魚が入らないのだとか。
「え〜っ!」というと、急ぎでとりあえず、これなら、と。
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美味しかったです。(笑)
それにしても、いろいろなところで影響が出てくるものです。

震災被害の様子を見ていると、なにかできることはないのか、と思うのですが、普通の人にでも今すぐできるであろうこと。
「節電」「募金」「献血」。
そんなところのようです。
できることからやろうと思います。

あしたのジョー

昨日は、気分転換!
映画『あしたのジョー』を観に行った。
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実は、ボクシング好き。
以前テレビに、女子ボクシング、初代WIBA世界ミニマム級王者の袖岡裕子さんが出演されているのを観て、京都のジムでトレーナーをされていることを知り、そのジムに入会しました!
これは、うれしくて、かなり自分で言いふらした(笑)
同じ「ミット打ち」の練習でも、袖岡さんと他のトレーナーだと、ミットを構えるリズム感からして、全く違う。さすがチャンピオンって感じでした。
右ストレート「そう!その音!」と言われると「そうか」とわかる自分が可笑しかったです。
しばらくはがんばっていたのですが、子どもの頃のアキレス腱のケガが影響しているらしく、トレーニングすると「腓骨筋腱」という足首の腱がすぐ腫れるので、ジム通いを諦めました。
実は、結構その気になっていたので、残念でした。
しかし、パンチそのものはさておき、リングにあがっても、一分も経たないうちに息切れはするし....打楽器的すばしっこさを発揮する以前の問題が多すぎました。(笑)

というわけで「あしたのジョー」は「立つんだジョー」というセリフしかしらなかったので、フツウにボクシングの映画として、楽しみました。(たぶん、点数が甘いと思います...)
月並みな感想ではあるけれど、ボクシング選手役の二人の肉体改造ぶりには、惚れ惚れしました。
昭和の「どや街」のセットは、いかにもセットという感じではあるけど、がんばってました。クレジットに「塗装エイジング」と名前が出てきたので、黄瀬さんや川合さんみたいな人が、汚しの塗装をしてるんだろうなーと思いました。
最後に出てくる、亡くなった力石徹のグローブを包んでいる風呂敷。「う〜ん、一言相談してくれたら、もう少しそれなりの物を用意してあげたのになぁ」と残念。包み方も違和感あったし。原作では、どんな風呂敷が描かれていたんだろう、と確認したくなりました。(笑)


平日昼間、観客10名未満の映画館から帰ってきたら、地震の報道で、何が起こったのか把握するのに、1時間くらいテレビの前にいました。でも、まだほんとに何が起こったのか、よくわからないです。たくさんの方がいまだ動きがとれず、孤立されているようで、さぞかし夜は心細く怖かっただろうなと思います。屋上の上で手を振って助けをもとめている人をみると、テレビの中に手を突っ込んで助けてあげたいような気持ちになります。
本物の救助隊のみなさん、よろしくお願いいたします。
そして、菅総理も、ほんとによろしくお願いします。


兄弟弟子?!

今日の夕方は、ミカちゃんの次にヤスコちゃんのレッスン。
「音楽家になるためには、勉強も大事だよ、と言われているミカちゃん」の図。
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この二人は同じセンセイに習っているので「兄弟弟子」と言うことになりますが、ヤスコちゃんの方が新入りなので、ミカちゃんは確実に「自分が先輩」と思っている様子であった。(笑)
ミカちゃん、ヤスコちゃんは東京の音楽大学を卒業しているのだよー。

さぁ、いよいよ4月から、ミカちゃんも高校受験生です。音楽高校へ行くには、マリンバ、小太鼓、ピアノ、聴音、視唱、音楽理論、それから勉強の試験があるので、大変です。さぁ、どうするかなぁ。
高校に入った時には、担任の先生から、休みの日は、8時間練習、8時間勉強、8時間睡眠!と言われましたっけ。それは、練習ばっかりしてないで、勉強もしなさい、という意味でした...

確定申告完了!

確定申告。
例年通りプラス、今年は367関連でわからないことがあったので、ほぼ仕上がり状態で税務署に持って行く。
待ち時間ゼロ。
親切なお兄さんが、サクサクと仕上げてくれた。
とっても早いので「すごいですね〜」と言うと「足し算だけですから、たいしたことはありません」って。
仕事の早い人のセリフですねー
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下京税務署の今井さん、ありがとうございます!



郵便物

今日は、講演の仕事なので、着物で出勤。
明日は、新聞取材なので、着物で対応。
「通崎睦美さんは、着物で生活している」と勘違いしておられる方がおられますが、普段は服です、洋服!
最近は、取材の時は前もって記者の方に「洋服でいいですか。和服がいいですか」と尋ねることにしています。以前、洋服の写真を撮って帰ってデスクに叱られ、出直してこられた記者の方がおられたので(笑)

今日嬉しかったことは、初めて「天使突抜367」宛の郵便物を受け取ったこと。
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自宅(=天使突抜365)に届いたので、正確に言えば誤配ですが...(笑)

政治・文化セミナー

毎日いろいろなことが「勃発」するので、時々、ブログの更新が滞ってしまいます。

あっという間に2月も終わり、明日から3月。
そろそろ『天使突抜367』も、書店に並ぶかな。
たくさんの方にご予約いただき、感激でした!
ありがとうございました。
引き続き『天使突抜367』をよろしくお願いいたします。

ところで、明後日は、こんなセミナーでお話しをします。
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「よきものを長く使う〜アンティーク着物と長屋の話」というタイトルにしたのですが「よきもの」とは何であるか、というのは難しい話ですね。
私はインターネットなしでは、もはや生活できない...というような生活ですが、家の電話はいまだに、ダイヤル式の黒電話です。だって、こわれないんだもん、という理由です。(笑)
たしかに、びっくりするくらい長く大事に使ってはいるけれど、そんな場合の黒電話は「よきもの」といえるのかどうか...
まぁ、屁理屈はそこそこに(笑)楽しい90分にしたいと思います。

ちなみに同様の講演、6月に佐世保でも行います。
最近長崎とご縁があるようです!


西村鮮魚店

本が出来た!予約受付!と華々しく宣言すること。
今度、初めて木琴のための新曲を書いてくださる作曲家の当摩泰久さんに資料をそろえて送る、という地味ながらニタっとする作業、など日々いろいろ。
ちなみに当摩さんは西脇千花さんのお知り合い。
デザイナー岡本一宣さんのHPの音楽は当摩さん作曲、西脇さんの演奏、です。

で、21日からはリコーダーの本村さんと明日のコンサートのリハをしています。
前日は、オペラをみたわけですが、そのスケール感とは180度違う音楽です。
本村さんの清らかな音色に接すると「まじめに生きていこう」という気になります。(笑)
今回は、茶道資料館でのコンサートということで、プログラムには「ルネサンス小品集〜千利休の時代の音楽」と題して、スザートやダウランド、バッサーノなどの作品を入れています。勉強することが山積みです。(笑)
(コンサートはすでに満席に達しております。ありがとうございます。)

それはそうと、21日、本村さんと、うちのまあまぁ近所の「西村鮮魚店」に行きました。
お昼は全くフツウの魚屋さんなのですが、夜は息子さんにバトンタッチで、カウンターのみ、魚中心の飲食店に早変わり。ちょうど現在発売中の『週刊新潮』の中の「とっておき私の京都」で東儀秀樹さんによって紹介されています。

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ここの店主と同級生、という常連さんとのふとした会話から、店主とその常連さん共に、私が同志社中学校に教育実習に行っていた時の生徒であることが判明しました。
「あっ、4本もって弾いてた弾いてた!」と盛り上がりました。中学生にとって、四本のバチをもってマリンバを弾く教育実習生は、かなりインパクトがあったらしい。
何を隠そう、私は、中学・高校の音楽教師の免許をもっております。似合いませんけど...
まあそんなわけで、西村鮮魚店もよろしくお願いします。(笑)

平野愛さん

『天使突抜367』のカバー写真、その他コレ!という写真はカメラマン平野愛さんの撮影です。
実は、年内に撮影するはずだったのですが、撮影は1月の末になりました。
というのも、平野さんが原因不明の高熱、癌の疑い?!で入院生活を送ることになったのです!そんな、事の顛末は、見所・読みどころたっぷりの平野さんのブログ(2月1日)に詳しくあります。
こちらでも『天使突抜367』を、素敵に紹介してくださっています。


イリス本番

20日は、イリスの本番。
客席で聴かせていただきました。
この日の舞台は「名演」でした。
この「名演」は、曲そのものがもたらしたというよりは、マエストロ井上道義の世界がもたらしたというように感じました。
お客さんも、多くの方が感動されている様子で、少しですがお手伝いさせていただき身内気分の私にとっては、大変うれしかったです。
この感動には、最初と最後に出てくる合唱の「衣装」も、かなり大きな一役を買っているように思いました。
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この合唱の衣装は、谷本さんのデザインに基づいて、室田泉さん&室田さんの学生さん、卒業生の方が手袋に至るまで、手染めで仕上げられたものです。「太陽賛歌」を表す大胆な色使いもさることながら、東京公演と京都公演で合唱団が違うので、サイズにもうまく対応できるよう考えられたカタチは「さすが!」という感じでした。80人が照明の下に並ぶと、シルク素材のドレープ感も美しかったです。やはりよい素材を使って手間暇かけただけのことはありますね。衣装製作の若者達に拍手を送りました!
このオペラ、道義さんにはまた再演していただき、さらに進化させてもらいたいです。
イリス役の小川里美さんは、容姿も歌声も美しかったです!
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☆舞台の写真はゲネプロ時に撮影。

ところで、この日は、衣装デザイン谷本天志ということで、私も谷本さんデザインの着物を着ていったのですが(笑)この着物を着ると、いつも谷本デザインの、この帯。いろいろ合わせてはみるけれど、やはりこれが一番似合う。というわけで、帯締めだけアンティークの大胆なものに変えてみました。
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で、この格好でロビーにいると、知らない女性から「ツウザキムツミさんですよね」と声をかけられ「はい」と応えると。
「あの洗濯娘の衣装ってメテユンデのゆかたの柄ですよね」と言われました。
す、す、すごい!
見ている方は、見ておられるものです。
洗濯をする村娘達の衣装は、道義さんが気に入られたメテユンデのゆかたの柄を、みんなが並ぶと虹色になるようインクジェットで染め、このオペラのための製作したものでした!



イリスゲネプロ・本見本

昨日は、オペラ「イリス」のゲネプロ(最終リハーサル)。
「衣装さん」として行くのは、これが最初で最後でしょう。(笑)
たいていは、一階の楽屋なのですが、昨日は地下の衣装さんの楽屋へ。
何かあったらすぐ作業が出来るようミシンも持ち込まれています。
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明日井上道義指揮/京都市交響楽団、マスカーニ歌劇「イリス」の公演。まだ少しだけ残席があるそうです。
衣装的見所は、やはり谷本さんデザイン、室田さんら制作のコーラス80名の衣装、壮観です。
キョウト(という役柄名)の着物も谷本さんならでは。
吉原の場面の衣装は私もお手伝いさせていただきました。
イタリア語上演ですが、日本語の字幕が出ますので、初めての方もご安心を。

そんなこんなでバタバタして、夜になってしまいました。
谷本さんと神野さんで、『天使突抜367』できあがった「見本」を見る。
たしかに、本になりました!
あのぼろぼろの367が、よくぞここまで、というちょっとちがった意味での感激もあります。
机の上には、お茶ではなくワイン!
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多くの方に手にとっていただけるとうれしいです。引き続き予約受付中、よろしくお願いいたします!

大原和服専門学園

今日は、奈良にある大原和服専門学園の学校案内の冊子のための取材がありました。
大正13年から続く、歴史ある和裁、着物の学校だそうです。
若い理事長さんがとても一所懸命な方であること、学園寮の三食の給食が美味しそうなこと...学校に行ったことがあるわけではないのですが、良い学校な予感がしました。

カメラマンさんは、今日初めてお目にかかる、康輔さん。
(フジフォトハウスhttp://www.north5.com/fuji/
冊子の編集を請け負っておられる制作会社、ベックの方もいい感じの方で、楽しい取材でした。

そう、カメラマンといえば。
先日、書店で立ち読みしていたら「平野愛」さんの写真があったのですが、どうも「平野愛」さんの写真じゃない。平野さんがこんなタイプの写真を撮るかなぁ、と不思議に思ってよくよく見たら、そのかたは「平野愛」と書いて「ひらの・めぐみ」さんと読むカメラマン「平野愛」さんだったのでした。
なんてことはない出来事ですが、誰かに言いたくなった。(笑)





ご予約に感謝!本日の367

早速ご予約いただいているみなさま、ありがとうございます。
もちろん、これから千の単位で売れていかないと困るのですが、ここで最初にこうして一冊ずつ、メッセージ付きで申し込んでいただくというのは、著者のワタシにとって、大変贅沢でうれしいことです。(あっ、メッセージなしでもうれしいです!)
特典のポストカードのデザインも仕上がり、ただいま印刷中です。このポストカードは、宛名面にも、さすが谷本さん!な、デザインがされています。
お楽しみに!

367は本も出来て、家も完成のはずですが、まだちょこちょことありまして。
今日は、黄瀬さんがクローゼットの取っ手をつけにきてくださいました。
取っ手なし。
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取っ手あり!
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この取っ手そのものも、黄瀬さんのお手製、ローズウッド製です!
この扉にも
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コレが付きます。
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あと、この間あれっ?!と欠けてしまった箪笥の背の板。
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これも黄瀬さんに補強してもらいました。
修理中。
欠けたところをきれいにボンドで貼ってもらう、くらいに思って気軽に話したのですけれど、黄瀬さんは修理も丁寧でした。
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明日は、一つ取材がはいっているので、367の方で対応しようかな。
あっ、着る着物、決めなきゃ、です。

『天使突抜367』校了!

本日、大阪福島の図書印刷さんへ出張校正!
編集者、デザイナー、カメラマン、著者。
四名でおしかけることは、フツウないそうです。
色がなおっていなかったら「暴れる」という計画でしたが...
(うそうそ・笑)
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この間、お願いした場所、かなりばっちりなおっていました!
もう一息のところを細かくチェックして指示を出します。
表紙も!
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写真のチェックが終わった後、神野さんと最終の文字チェック。

校正は、これにて終了、校了です。
ふぅ〜!

後は、図書印刷の比嘉さんに託して帰りました。
真剣な表情の比嘉さん。
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あっ、笑うとかわいいです。
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というわけで、18日に見本ができあがり、25日に取次(→書店の問屋さんみたいなところ)搬入。
月末には書店に並びそうです。

お世話になった皆さん、ありがとうございました!
って、この挨拶は、少し気が早いでしょうか(笑)

校正し続けて。

自分の原稿を読み返し続け、さすがに疲れてきました...
でも、もう一息です。
原稿をチェックする男、神野慎一郎。
ただいま23時半、これから谷本さんちに自転車を飛ばします!
編集者って大変ですねー。
って、私のせいです。
すみません。
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今日の幸せ。
午前中、プリンターのインクがなくなり、京都駅前のヨドバシカメラへ。地下2階で、添加物・保存料無添加、天然酵母のパン屋さんを見つける。ここで買った、焼きたての「石窯塩パン」が美味しかった。


初稿。

『天使突抜367』の初稿があがってきました!
いろいろ、ばっちり、滑り込みで間に合いました。
神野さん、谷本さん、平野さんに、平野さんのご主人も特別参加で、写真の色校。
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平野さんのご主人は、平野さんの公私共々のパートナーで、こちら系の仕事をされているので、心強いです。

写真の細かな色合いなどチェック。
注文が山ほどありますが、図書印刷さん、なにとぞよろしくお願いいたします!
私が撮った写真も登場するのですが...
現場メシのページ、今かなりくすんでいますので、もう少し明るく、おいしそうな色でお願いします。(笑)

本の帯は、こんな感じです。
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この本は、谷本さんが尊敬するデザイナー、西岡勉さんデザインの『天使突抜一丁目』とセットになるよう、工夫してデザインされています。是非、二冊そろえて書棚に置いていただきたいです。(笑)
まもなく、このサイトからの予約もスタートです。現在、特典検討中。



アドレナリン。

定期的な血液検査の結果。
この間から、アドレナリンが大量放出されていたことがわかりました。
納得。(笑)
おまけに、コレステロールと蛋白が足りないこともわかりました。
漢方のお医者さんに、ベジタリアンですか?と聞かれました。
いや、お肉も食べていますが、どうやら追いついてなかったみたいです...

わっかりやすい身体だなーという程度で病的なものではありませんので。
ぼけっとして、お肉を食べるのがよいそうです。(笑)

校正とか。

今日は、朝からレッスンの日。
還暦を前に、マリンバを始められた女性。まだ数ヶ月なのですが、どんどん上達され、教えていても楽しい。それにしても、どんどんうまくなるってすごいなーと思う。

昼からは、原稿をみながら、ひたすら校正。
近くの神社は「五條天神社」か「五條天神宮」か、正式名称があやふやなので、聞きに走る。
答えは「どちらでもいいです」
「え〜っ」

ついで、というわけではないのですが、節分の日のみ授与される日本最古「宝船の図」を買ってきました。
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今日のおやつは「福は内」。
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と、まいた気分で食べる豆。
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新しいMac!

いろいろうまくいかなくなり、ヨドバシカメラに直行。
新しいMacBookを買いました。
当初、OSを新しく入れ替えようかと思っていたけど、最新のはやはり画面もきれいなので、買い換えました。
すっきり。
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AtokとOfficeもOSについていかないため新規購入。まだ使えるのに、新しいものを買うのは、策略にはまっているようで、悔しいけど、この態勢で仕事する限り仕方ない。ってほど大げさなことでもないけど。(笑)とにかく、使っている以上、ある程度ついていかないと、かえって面倒なことになる、と実感しました。

ちょうど下京区役所から「3月2日、講演のタイトル、早く出してください」との電話あり。
思わず「よきものを長く使う〜アンティーク着物と長屋のお話し」にしました。
講演に関して、詳しい情報は、15日版市民しんぶんに掲載されるそうです。


天使突抜367 表紙撮影

今日は、朝8時半からヘアメイクの濱﨑さん(アトリエ・ディディ)と着付けの山﨑さんが来てくださって撮影準備、10時からのスタートでした。
ここに、編集の神野さんも加わり、和やかに楽しい撮影となりました。
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表紙、それから中のカット、ワタシが入っての4場面。
その後、神野さんと谷本さんと3人で編集会議をしながら、平野さんに建物の部分など撮影をしてもらいました。

全て終わって夕食をすませ時計をみると、ちょうど8時半でした。
一日、長かった〜
でも、楽しい表紙が撮れたと思います!
さぁ、これから一日の後半戦です。まず寝ようかなー。

当初128ページで、文章と写真半分ずつのかわいらしい本になる予定だったのですが、文章だけで128ページを越してしまい...144ページの本になりました。

入稿まであと4日!
豪快に滑り込みたいと思います!(笑)

小学校一年生

捜し物をしていて、掘り出しました。
通崎睦美、小学校一年生。
貼り絵「プール」。
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絵「はな」。
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なんか、銘仙の図案っぽいです。(笑)

せまい家に、こんなものまで残してあるから367がいるんですねー

リンナイが

黄瀬さんの手で、リンナイが素敵な「無印・良品」になりました。
注意書きは覚えておりますので、リンナイさんご安心ください。
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黄瀬さんには、私の自室の狭間にCDがおける間隔で棚板を設置してもらいました。367だけじゃなく、365もきれいにしないと。
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こんな狭いところだったので、大変でした。
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ところで、今日、びっくりしたこと。
私がカレンダーになってました...
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来年の3月18日、佐世保の「アルカスSASEBO」でリサイタルです。
長崎のみなさん、またお会いしましょう!

その前に、原稿をなんとかしましょう。
本の発売は2月28日(予定)です。


えっ。

淡交社の神野さんが、やってきました。
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事件です。
ツウザキが書き過ぎました...
ページ足りません。


女子力なし

367のキッチンに似合うもの、と思って探しだして、自分に「女子力」がないことに気づきました。これまで、かわいいフライパンとかお鍋とか、料理を作る時、そういうこと、一切考えていませんでした。
で、まず、やかん。やかんではなく「ケトル」とでもいわないと、かわいくないですかね....
いろいろ探したけれど、このキッチンに合いそうなのは、北欧系でした。
フィンランドの古いもの。
ネットでかなり苦労して見つけました。
見つけてからよく考えると、実は、うちで使っている物とほとんどおそろいでした。(笑)
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北欧雑貨marimariというお店。
サービスということで、ストックホルムスタッドミッションのエコバックを入れておいてくださいました。ありがとうございます!
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ところで、この間買った、コレもどこか北欧っぽい?
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でも、後ろになぜか「虎」って書いてあるので、絶対北欧じゃないと思います....
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今日は、まーくんが最後の引き手をつけにきてくれていました。
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私は朝からレッスンやら京都市の社会教育委員会議やらでばたばたしていて、夕方に367を見に行ったのですが...
消し忘れた(私が)庭の電気がついていて、壁がきれいでした。自画自賛ですみません....
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これも、探しに探して買った、リンナイのそっけないガステーブル。
やかん、いや、ケトルがよく似合います。(笑)
また、自画自賛ですみません...
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えべっさん。

十日戎。
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「本が売れますように」とお願いしました。
「早く書いてください」と聞こえてきました。

お正月から、お家ごはん続きで、急に白いテーブルクロスで食事がしたくなった。
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四条河原町で芝居の書き割りのようなお月さんが見えた。
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断捨離中

時間を見つけては、ちょこちょこ今流行の「断捨離」をしています。
着物は仕分けしたけれど、まだいろいろ残っていて、今日は端布を整理。
これらは、ちょっとおもしろいので残しておく分。
競馬とか麻雀とか、だれが着ていたのでしょう。
ちょっとおもしろいものはおいておきます。
よく見ると「100%THRILL」って書いてあります。
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ほんとのハギレは、いつももらっていただく、着物で洋服など作っておられるお向かいの大澤さんに引き受けてもらいました。
捨てるのは忍びないので、喜んでいただけるとうれしいです。
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おもち

新潟からおうちでついて、
送っていただいたお餅を食べる。
粟・よもぎ・豆餅
風味がよくて美味しい。
今こられた方には、火鉢で焼いて、差し上げますよ。
と言いたいところですが、これで最後となりました。(笑)
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原稿

お正月から原稿を書き続けています。
このところ、夢も見ず、爆睡しているみたい。
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おせちの残り。

にんじん、しいたけ、高野豆腐。
おせち料理を作ったときの「ヘタ」をきざんで「橙」の絞り汁とお酢と砂糖と一緒にご飯にませる。
本日の昼食。

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初夢・がらくた市

初夢報告。

カウンターのある割烹へ行く。
カウンターが無垢のきれいな材で感激する。
そのうち、なぜかしゃぶしゃぶのお鍋が出てくる。
で「お肉は?」とお店のご主人に尋ねると「カウンターの下が引き出しになっています。引いてみてください」と言われ、引いてみると、引き出しの中にお肉が整然と並んでいた。
わぁ〜と思ったところで、目が覚めた。
初夢は、微妙な、工事ネタでした。(笑)

今日は、第一日曜で東寺のがらくた市。
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お正月らしい、ちょっとレトロ?!な凧など売ってました。
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私は、赤膚焼き(あかはだやき)の器。
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たぶん瀬戸?かな?という小さなもの。
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など、購入。

さすがに、367には動きはないですが、お手洗いに入れておいた、水仙のつぼみが開いていました。
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元旦から

朝からやり残した掃除。
そして、原稿を書いています。
色気のないお正月です。
年末「3月には書店に並びます、広告の段取りがあります」と神野さんに脅かされ(笑)ちょっとあせっています。
あせると、時々コワイ夢をみます。
数日前は、京都駅から「雷鳥」に飛び乗ろうとしたらドアが閉まり、しがみついたら電車が加速して振り落とされそうになる夢を見た。ちょうど石川県出身、かつくんのことを書いていた日だったので「雷鳥」は正しい....
果たして今日はよい初夢が見られるのでしょうか。
「一富士二鷹三茄子」をめざしています!
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あけましておめでとうございます 2011

あけましておめでとうございます。

適当に手抜きしながら作る、なんということはないおせち料理ですが、それでも毎年同じ事が同じように繰り返せるというのは、ありがたく嬉しいことだなと思いながら、新しい年を迎えました。
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よき一年となりますように。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。



天使突抜367 雪化粧

新聞やテレビでは、金閣寺の雪化粧の様子がとりあげられていますが、天使突抜367も、雪化粧しました。(笑)
今日の谷本さんはカメラマン。
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私は、昨日からおせち料理を作ったり。
幼なじみの春美ちゃんと2人で2軒のおせち料理を作るようになって、今年でなんと20年。昨年の暮れには、「来年は、特別豪華メニューにしようか」と話していたのですが、そんなことを考える暇もなく当日を迎え、いつものようにいつものメニューを作りました。
私としては、作っただけでも奇跡?!(笑)
春美ちゃんに感謝です。
仲良く半分に分けて、お重に詰めます。
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このところ、野田さんにおせち料理のお裾分けしています。ペコちゃんの三段重で。
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367は、細かいところ、ほんのもう少しもう一息!なのですが、ほぼ仕上がっています。
お正月を迎える準備も出来ました。
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今年特に後半の一年、このブログはほとんど天使突抜367リノベーションの話題でした。
おつきあいくださったみなさんありがとうございました。

2011年、よい年になるといいなと思います。

壊れました。

先日、Macが音をたてて壊れました。
どんな音かというと「ジジジジ、ジリジリ」というイヤな音です....

困った時はタカセさん!ということで、高瀬さんに連絡すると(高瀬さんについての紹介は省略(笑)とにかく頼れるんです)すぐに来てくださり、診断。その後すぐに、ソフマップに行って交換のパーツを購入。さくっとなおしてくださいました。
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今、修理にだせば、年末年始で2週間以上はかかりそうなのに、1日でなおりました。ありがたい。
取り出せなかったデータもありますが、今一番大事なものの一つ「工事関係の写真」を整理して谷本さんに渡した後だったので、大きな迷惑をかけずにすみました。
こんな状況で、よかったーと思えることがあるのは、幸せです。

高瀬さんは、この後、クリスマスパーティーに行かれる予定があったりで、ご主人と息子さんにもつきあわせてしまいました。ほんとに、お騒がせしました...
でも、待っている間に、マリンバ弾いたもんねー
拓海くんは、ピアノを習っているというだけあって、鍵盤感覚があり、なかなかのもん、でした。
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飽きずにかなり長時間弾いていたので、音楽が好きなんだと思います。おかげさまで、和みましたよー。

昨日は、レッスンに来たヤスコちゃんのかばんから、英語のペーパーバックがのぞいていて「英語得意なん?」と聞くと元気よく「はい!」と言うので、今読んでいる資料の中のちょっと困っている英語部分を見せると「訳してきます!」と持って帰って、すぐに日本語訳を送ってくれました。

デジカメ、プリンター、そしてパソコンと壊れ続けていますが「人間関係が壊れるよりいいわー」と思える日々です。みなさんありがとうございます。

終い天神では、こんなものを購入。最近、367を思い浮かべての買い物です。
北欧っぽい、と思ったら、昭和時代、日本で作って北欧に輸出していたモノらしいです。
デッドストックが出ていました。
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終い弘法、終い天神で、道義さんから頼まれていたオペラの衣装、女性25人分を無事調達。梱包して発送完了しました。
こんな役柄の着物も。
「やり手ばばあ」。
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今年も顔見世

今日はおよばれ!
顔見世に行ってきました。
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ベタな感想ですが「阿国歌舞伎夢華」での玉三郎がきれいでした。
肩や肘の関節のしなやかさが、なんともいえません。でも、身体的なことだけではなく、音楽と微妙にずれる、同じ振り付けをしている人とも動きが微妙にずれる。その「ずれ感」がより一層動きをしなやかに見せているように思いました。
音楽でもそうですが「ずれ」は奥が深い、と思いながら見ました。
「伊賀越道中双六・沼津」の仁左衛門と我當のお芝居もよかったけど、このお話、長い...
10時半から3時半の観劇は、なかなか気合いがいります。

夕方は、367に、道義さんと谷本さん、京響の白方さんが来てくださり、オペラ「イリス」の衣装の打ち合わせ。
もしかして....「一応完成」後、最初のお客さまが道義さんでした!
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オペラでは、谷本さんデザインの衣装もありますが、私がお手伝いしているのは、道義さんのイメージを谷本さんが絵にして、私が実際のものを探す、という作業。
今日は「紫の羽織」を選びました。菅野さんからもお借りしてきて、たくさんの中から1枚を選んでもらいました。





壊れた...

MP810の電源が入らなくなってから、このところ、プリンターなしでシゴトしていました。
そのことについて考える時間もなかったので...
で、ようやくCanonに尋ねたら、修理は発送料込みでたぶん13125円、とのこと。
「フツウこの手のプリンターの寿命ってどうなんですか」と尋ねたら4〜6年。
もう3年以上使っているから、買い換えた方がよさそうです...

で、買い換えるぞ〜!と思ったら、今度はデジカメが壊れました。
勘弁してほしいです...
これは迷わず買い換え。
谷本さんのアドヴァイスも聞き、リコーのCX4にしました。ネットで最安値を検索してさくっと購入。まもなく到着予定。

昨夜、プリンターをどうしようかな、と最近オープンした10時まで開いているヨドバシカメラにふらっと出かける。店内は、目が痛くなるくらい、明るかったです。店員さんが勧めてくれた「Brother」は、なるほど性能がよさそうで本体価格もインクも安いけれど、デザインどうだろ。「HP」は結構安くてかっこいいけど迷っている機種は、ん?うちはまだOS.10.4.11なので、無理かぁ。
これにしようかな、と思うcanonの型番がぴったり私の誕生日の数字なので、これにしようと思います。こだわっているのか、いないのか...






週末は

この週末。
杉本家住宅にて、京都女子高校と京都女子大学の学生さんへ着物に関する授業を担当。
朝起きて、そのまま着物に着替えて「出勤」するのは、違う職業の人になったようで、なんだか可笑しい。
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最初に、杉本家のお嬢さんによるお話しがありました。電気がないところでみる壁の陰影や、床のお軸の見方。また、障子一枚で仕切られる庭と座敷で感じる「気配」。受動的に見ること、見せられることではなく、能動的に見て感じ、慮ることの大切さ。このお宅での一見不便が生み出す、豊かな暮らしについてのお話しは大変興味深いものでした。「この家が建った時代は、電気が通っていませんでした。今日通崎さんがお持ちになっている着物は、大正、昭和になって電気が通ってからの色彩豊かな着物です」とご紹介下さいました。あ〜この言い回し、京都らしくって、しびれます。(笑)
こういう言い方は、やはり江戸時代から脈々と続いたお家に育たないと、できません。

367の方も、地道にこつこつ仕上がっています。
マリンバの鍵盤で出来た黄瀬さんのスイッチプレートも、コンセントプレートと共に、設置が完了しました。少しへこんでいるのは、この前(上)を引き戸が通るからです。これから隙間を着色して壁に馴染ませる作業を経て、この部分も完成です。
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お昼は、黄瀬さんを誘って近所の気軽なレストランで食事。
たまには、ね。
原稿のために、いろいろお話しをうかがいました。
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強風が吹くと、天井から謎の土が吹き込んでくることがわかったので、谷本さんに、家の隙間を埋めてもらいました。
養生中。
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夕方、西邑さんがやってる「手芸部」の展示会をのぞく。
「忙しいのに、何やってんねんなー」とつっこむ。(笑)
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価格の安さに、西邑さんの「人柄」が出ていた。(笑)

西邑さんには、ちょうど6月の仕事のために、新しいアレンジを頼んだところ。
この日は、ビートルズのメドレーをやることになっていて、どの曲が良いか、選ばないといけません。
367で、片付けをしながらCDを聴いていたけど、本来こういうのは、机に向かって鉛筆を持って、真剣に聴かないと選べません。いい曲とマリンバでやって効果的なものは違うので、いろいろを想像しつつ。
これから、全54曲を聴きます。


さみしいけれど...

9日、10日。
カトリック教会でのお通夜、そして告別式でマリンバを弾きました。
普段なら、誰から頼まれても「そんな洒落くさいこと、まっぴらごめん」なのですが、清らかな24才の教え子の旅立ちは、私を自然にマリンバへと向かわせました。
小学校3年生の時初めてうちにきて、マリンバのバチの持ち方から教えたこと。もう、ほんとに思い出は数え切れないのですが「原発不明癌」というむずかしい病気を患った、この2年の闘病期間、毎日毎日気がかりだったので、なんだか、ふぅっと力が抜けた感じです。

子どもの頃からいつも発表会で伴奏してくれたピアノの平林さん。
レッスンの度に練習曲を作曲してくださった土肥さん。
西邑さんアレンジのディズニーシリーズ、気に入って弾いていたっけ。
谷本さんデザインの別冊太陽で初めて着物モデルをしてくれたのは高校生の時、たしか2002年のことでした。
カメラマンの平野さんとは特別に仲良しになったし、野田さんも仲間でした。
裕子ちゃん、香織ちゃん他マリンバ仲間のお姉さん達は、みんな「妹」のように思っていました。
みなさん、おまいりして下さりありがとうございました。

かわいらしくて聡明で控えめで、非の打ち所がない小百合ちゃんでした。
「天使」のイメージがぴったりで、それがなんともせつないです。

お母さまは「先生には、なんでも相談して、頼りにしていました」とおっしゃったけれど、彼女のそれは、私が谷本さんになんでも相談して頼りにしていることからすれば、その100分の1にもなりませんでした。遠慮していたのか、いまいち頼りにならん、とわかっていたのか、単に私が厚かましすぎるだけか.... 今となってはよくわからないけれど、特にこの2年は、もっとわがままを聞かせてもらいたかったと、それが残念です。
小百合ちゃん、どうか安らかに眠ってください。

天使突抜367の完成も楽しみにしてくれていたので、あと一息、こちらいつも通りがんばっています!

自転車の顛末

私の自転車、なんとかなりそうです。
『華麗なる双輪主義』
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の著者小池一介さんにまでアドヴァイスいただいたり、有り難いです。
取り替えられたブレーキは「Vブレーキ」でマニアの間では「あれは利きすぎる」とか「外観がイヤ」という人が結構いるそうです。弱いフレームだと、補強をいれないと、フレームが広がってしまうくらい強力なブレーキなのだそうです。いまどき、なブレーキです。

Vブレーキではなく、カンチブレーキにすれば、かなり復元できそうです。
私のGary Fisherは、現在、自転車屋のお兄さんからすれば、時代遅れっぽい感じでしょうけれど、ヴィンテージと言われるまで?!大切に乗るつもりです。
自転車は、奥が深いです。

それにしても、谷本さんも詳しいです。



自転車の悲劇。

20年近く前に買った自転車「Gary Fisher」をメンテナンスに出した。
このところ全く乗っていなかったのだけれど、367が完成したら、そこに置きたいし、きちんと使えるようにしておこうと。
近所に、そんなにマニアックではないけれど若い人がきちんと対応してくれそうな自転車屋さんが出来たので初めてそこに持って行った。
なんだか、楽しくなって、ペダルを取り替えようかとか、いろいろ考えたけれど、やり出すとかなり大変そうなので「デザイン的なことにはこだわりがあるので、とにかく今回は安全に関わることだけ」とお願いした。コレが大好きで乗っていただけで、自転車については詳しくないので、修理や交換するのにデザインが変わってしまう個所については、勉強してからにします、とにかく今回は機能面だけ、と念を押して。

そうすると、少しして電話がかかってきて「ブレーキも取り替えていいですか」とのこと。「取り替えないと、危ないんですよね」と聞くと「取り替えないと乗れません」と言われ「では、お願いします」と答える。

で、修理完了の連絡をもらい、取りに行くと「えっ?!」
自転車の顔がかわっているではありませんか。
尋ねると、私の自転車は古いスタイルのブレーキなので、そっくり別の物に取り替えるしかないとのこと。ブレーキを取り替えて「デザインが変わった」と言われるとは、夢にも思っておられなかったらしく、私のがっくりした様子に、店員さんはきょとんとした様子。
ブレーキを全然違う意匠のものにすると、デザインが変わるんですよー!
少なくとも、オリジナルのブレーキを返却してもらえればよく似たものやデッドストックを探せるかと思って「壊れていてもいいので元のものを返却してください。」と言うと「捨ててしまった」とのことなのです。え〜っ。
元のものさえ返してもらえれば黙って帰ろうかと思ったのですが、捨てられたと聞き、思考が停止してしまい「自転車に詳しい友達に尋ねてからもう一度来ます。」と自転車を引き取らずに帰ってきました。

この正面のシルバーの部分、いかつくないですか?
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以前は、細いワイヤーが走っていたのに、このシステムでは、輪っかで吊るしかないって。黒いのいやなら、シルバーもありますって。
ヤダ。
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そんなに手入れして使っていたわけでもないけれど、少なくともオリジナルの状態を気に入っていたので、好きじゃない方向に、思いがけず変わってしまうのは、かなしいばっかりです。

ブレーキを取り替えるとはどういうことか、きちんと説明してくれれば、確認しに行ったのに... まぁ、今考えれば、ワイヤーを代えたりするだけにしては見積もりが高かった。こちらの無知も大きな原因ですが、専門店と素人なのですから、もう少し気遣いがあってもよいのでは。あれだけ「デザイン」と叫んでいたんだから。
とにかく、壊れていたとはいえ、オリジナルの部品を捨ててしまう、というのは何よりひどい、と思います。

自転車屋のお兄さんは、誠実な態度でしたが、私が何を言っているのか根本的には全く理解していない様子でした。
今時、小さな自転車屋さんで働くなんて、自転車が大好きな人に違いない、と思い込み、信用した私も悪いのですが、どうすればいいんでしょうね...
これは、自転車を愛しているとは言えない修理だと思うのです。
もうほんとに、がっくりです。




12月4日の演奏会が近づいてきました。
15年ほど前から「弾きたい!」と思っていたヴィヴァルディの協奏曲を初めて弾きます。弾きたい!と思ったとき楽譜を買ってぱらぱらと弾いていたのですが、弦楽合奏との仕事というのもなかなかなくて、目先のことに追われ、弾きたいと思いながらそのままになっていた曲です。
このところバロックに目覚め、改めて考えると、マリンバではなく木琴にぴったり。
この曲は通称「ピッコロ協奏曲」と呼ばれていますが、当時は現在の「ピッコロ」が存在していないので、おそらくオリジナルは「ソプラニーノ・リコーダーのための協奏曲」ではないかと、言われています。で、バロック、リコーダーとくれば、本村睦幸さん!
昨日、ちょうど「関西レッスン」を兼ねてうちに合わせに来てくださった本村さんに無理を言って、レッスンしていただきました。私にとっては、願ってもないタイミング。(笑)
バロック独特の語法のようなこと、そしてリコーダーで演奏した場合の特色など。とても勉強になりました。

本村さんは全てにおいて論理的なので、レッスンがおもしろい。今年スタートされた「関西レッスン」。来年も季節に一度くらいは、と計画されていますので、アマチュアの方もプロの方も、そしてリコーダー奏者に限らず他の楽器でバロック作品を演奏される方にも、お薦めです。

この日のお昼は合同現場メシ。
本村さんには、ご飯の後、谷本さんとまーくんに、リコーダーを見せていただきました。
木で作った楽器はやはり興味深いようでした。
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さて、4日のコンサートですが、レパートリーを渡して、演奏する曲は弦楽アンサンブル側に選んでいただいたので、自分自身の企画だと、たぶん組み合わせないだろうな、というプログラムとなっています。バイキングで友達に盛ってもらったものを食べる、って感覚でしょうか。(笑)
ヴィヴァルディ全楽章の他、ロサウロのマリンバコンチェルト第1楽章、野田さんアレンジのパガニーニ、西邑さんアレンジのピアソラ、山田耕筰にチャルダシュ、ラフマニノフのヴォカリーズもあります。
盛りだくさんのプログラム、がっつり、弾きます!
なかなか弾く(聴く)機会のない曲もありますので、是非ご来聴ください。
高槻現代劇場、14時開演です。お問い合せは072-671-9999(高槻現代劇場)

話、飛びすぎですが...
この日のまーくんは、引き手をつけてくれていました。
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谷本さんは、ほんとに狭いスペースなのですが、版築前を素敵な庭に仕上げてくださいました。
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また、ほんとに話が飛びますが、今日は、オペラの衣装の打ち合わせ。私はちょっとしたヘルプ!で入っただけなのですが、谷本さんはすでにすごい仕事量をこなしておられます。すっかり道義さんのお気に入り!
出来上がりつつある衣装の写真をお見せしたいところですが、本番までがまん。
それにしても、京響の練習場に谷本さんが来て、みんなに「衣装の谷本さんです」と紹介されるのを見るのは、なんだか、愉快!
いつから「衣装の谷本」になったの?(笑)
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公演詳細はこちら
オペラ「イリス」衣装デザイン谷本天志です。
成蹊大の研究生さん達も、ばっちり仕事をこなしてました。



ブラームス

25日の夜はアルティに「山本裕樹×西脇千花」の演奏会に行く。
普段は敬遠気味の、ブラームスのヴァイオリンソナタ3曲、を聴く。
裕樹くんと千花ちゃんなので、聴きに行く。(笑)
ソナタ3曲がっつり、はツライかなと思っていたけど、とても清らかで新鮮なブラームスでした。ブラームスも演奏も、楽しめました。
千花ちゃんのドレスもきれいでよかった。
思い返せば、昨年のこのコンビの演奏を聴いて、千花ちゃんに「私も是非!」と伴奏をお願いしたのでした。今年は3回の本番でお世話になりました。来年は早速1月、そして5月、10月、再来年3月とお願いする予定になっています。楽しみです。

チラシもプログラムも、谷本さん。
素敵でした。
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翌日は、久しぶりに京響の定期演奏会を聴きに行く。
お目当ては、吉松隆作曲、マリンバ協奏曲の初演。演奏は三村奈々恵さん。
マリンバ協奏曲が世に出るということ自体が貴重なことで、またオケの定期のソリストにマリンバ奏者が登場するということも稀なので、同業者としては、それだけで感慨深いものがありました。
この日のメインはブラームスの交響曲第2番。久しぶりに聴いて、はぁ、こんな曲だったのかと思う。
中学生の頃、ブラームスの交響曲が大好きだったけど、あれは、どこを好きだと思っていたのかなぁ。


天使突抜367 天神さんお買い物。

今日は、北野天満宮の露店「天神さん」の日で、早朝から出かけました。

この建具の「穴とへこみ」がうまるような引き手があればということで、気合いを入れていました。
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へこみ部分にぴったりのものが見つかりました!
かなりかわいい。値段もかわいい。
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電気の「碍子」この写真だと天井の梁についている部分、もあと4つ足りないのでした。
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碍子の山も見つけました!
他の店にもあったので、きれいなの、数が揃いました。

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電気の傘も、とびきり安かったので、自宅の方でも使えるかなと買っておきました。
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とっても面白い引き手を見つけたけれど、どこにもサイズが合わなさそうだったので、買うのは断念しました。
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それにしても、今日はよいお天気でとても気持ちよかったです。
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天使突抜367 弘法さんで、引き出しを

今日は弘法さん。
晴天の日曜日ということで、帰りがけの朝9時頃には、歩きづらいくらいの人手でした。

私は「今日は大きなものを買うから自転車には積めないのでタクシーでいきなさい」と夢の中で言われたような気がしたので、タクシーで行きました。いや、大きなものが買いたかっただけかもしれません。(笑)

今日、ねらっていたのは、家の小引き出しの棚の「余白」部分に入れる引き出し。
昨夜測っておいた寸法表を持って家を出る。
まず、見つけたいのは、幅23.5センチ以内、足袋が入れられるような長めの引き出し。
すぐに見つかりました!
幅を測ってみると、なんと23.5センチ。
買うしかないです。
裏には、明治16年に新調したという覚え書きがありました。
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こんな引き出しです。
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鍵の位置がオリジナルなのにビミョウにずれているのが愛嬌。もう一つ、この上におけるようなものも手に入れ、家に帰って左が空いていた棚のスペースに載せてみると、ばっちりでした!
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あと、この棚の一番上も、家にあった間に合わせのものを置いていたのですが、まさにぴったりサイズのものが手に入りました。
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これは、昔「露天商見習い」をしていた頃、店番をさせてもらっていた長島さんのところで見つけたので、とっても安くしていただきました。
余談ですが、この長島さんの店の隣は「鯛焼き屋」なので、夏はぶったおれそうに暑かった。ちなみに今でも、隣は「鯛焼き屋」です。

それから、367にぴったりの「ちりとり」も見つけました。
掃除するぞ〜という気分。
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これを持ってタクシーの所まで行く私はすごい、と思いました。
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これだけの荷物があることがわかっているのに、「すぐき」まで買っているワタシ。
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上賀茂から来られているこのおばあちゃん、今年も元気です。
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大工道具がたくさんでていたので、まーくんにおみやげでも、と思ったけど、全然わからないので、やめました。
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文化な日。

今日は戸矢崎さんと。

その1 
京都造形芸術大学 GALLERY RAKUへ「スティルライフ」展を、観に行く。

シャツの袖部分のみを大量に使って製作された「CENTER EAST+井上雅人」の作品写真を見た時「戸矢崎さん!」と思ったのでした。
80年代「同種の衣類」を大量に使った作品を製作しておられた戸矢崎さんがこの展覧会をご覧になると、どのような感想を持たれるのか。そのことに、とても興味があり、ブログでつぶやいてみたら、戸矢崎さんご本人がご連絡くださり、ご一緒することになりました。ブログでも、つぶやいてみるもんです。(笑)

ご参考まで、以下戸矢崎さんの作品。
これ以外にも軍手、ストッキングなどを使った作品があります。

ショーツをグラデーションに染め分けアクリルケースに詰める『グラデーションパンティ』
Tシャツを染め分けて床にしきつめる『海』

会場には、CENTER EAST(→ナカヒガシさん)もおられ、ちょっとした講評会みたいな感じになっていて、なんというか...おもしろかった。
初対面でも、自然につっこんだ話ができるというのは、アーティストとして、やはり何か同じよう方向を向いておられるんだろうな、とも感じた。
このユニット、またナカヒガシさんの今後の展開も楽しみです。
よい展覧会でした。

その2
ギャラリー素型へ
須藤玲子さん(「布」)の展覧会。
布が作品でありながら実用品であるという「スティルライフ」とは正反対の展覧会。

以前、マンダリンオリエンタルに宿泊したとき、このホテルのテキスタイルが不思議によくて、どこの何なんだろうと思って写真を撮っていたのでした。
戸矢崎さんから、マンダリンのテキスタイルは全て須藤さん、とうかがい納得!しました。
写真、iPhotoの中にありました。
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その3
なぜか?!盆栽を観に行きました。
戸矢崎さんの解説で、盆栽初体験。
おおよそのことがわかったような気になりました。
戸矢崎さんのお知り合い、盆栽界のアイドル河﨑仁美さん。
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着物の裾模様はもとより、紋も盆栽でした。
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仁美さんの後ろにある松は、「徳川一八代 徳川慶朝公所蔵・五葉松」です。

盆栽の展示を見た後、販売コーナーを見ていると、おおよその「価値」がわかったような気がしました。
この世界、数十万とか、フツウなんですね。
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3000円ほどの手のひらサイズのコーナーでひときわ光っているものの値段を見ると15000円とか。
やはりよいと思う物は高い!

昨日はNHKの収録、11時のヘアメイクスタートから21時の撮影終了まで...くたくたになってしまいましたが、今日は、良質な展覧会、そして戸矢崎さんの芸術論から恋愛論までを聞かせていただき、よい一日となりました!



うそ、ついてました...

今日は箪笥10棹と着物の引っ越しでした。
谷本さん、典子ちゃん、そして夕方には黄瀬さんも顔を出して下さり、無事完了しました。
昨夜遅くまで準備をし、今日は朝9時からスタート、とりあえず完了、解散した後、やり残した「家に残していく箪笥」の中の整理などをしていて、もうクタクタです。
なので、写真は後日。

一つ、今日、判明したこと。
わたし、うそをついていました... (苦笑)
雑誌などのインタビューで「着物や帯は何点くらいお持ちですか」と尋ねられ「4〜500点くらいでしょうか」と応えていたのですが、軽く600点以上あることが判明しました...
これは定番の質問なので、以前から、なんとなく気になってはいたものの、わざわざ数えるのも大変なので、控えめに申告していたのでした。
今日は、移動するのに、15枚ずつまとめて紐でしばっていったので、容易に数えることが出来ました。
いくら「違います」と言っても「銘仙着物コレクター」と言われるのですが、約600点のコレクションの中に銘仙着物が占める割合は3割弱なので、言われるならば「アンティーク着物コレクター」なんですよね、やっぱり。
これからは、具体的な数が言えそうです。
でもまだ「仕分け作業」が残っているので、結局4〜500枚でおさまるかな。


綾部と福知山

今日は朝から、香織ちゃんと裕子ちゃんで、マリンバトリオの練習。
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来週3公演。
綾部市立東綾中学校
福知山市立有仁小学校
福知山市立天津小学校
に行きます。

よく大人からは「知っている曲を」を言われますが、小学一年生が知っている曲の数なんてほんのわずかなわけですから「今日」聴いて初めて知ってくれればいい、と思っています。
後日送っていただく感想文ではフツウに「バルトークがよかった」とか「バーバーが楽しかった」とか、凝りに凝った野田さんアレンジの「しゃぼん玉」を絶賛する子どもとか、結構いますから。
とはいえ、今回も、土肥さんアレンジの「イッツ・ア・スモールワールド」や西邑さんアレンジの「崖の上のポニョ」も弾きます!

今日は、時間に余裕があったので、お昼は近所のお店でランチ。
自家製パン
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そして前菜のサラダ
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これだけでもかなり満足でした。
もちろん、パスタも食べたけど。


毎日新聞。

先日、部分だけ、それも「ご自身で90度回転して見てください」な、PDFを載せていたところ「紙面データ」を送ってくださいました。
まいにちしんぶんさん、失礼いたしました。ありがとうございます。
これで、作品のカラー写真もきれいに見られます。

麦僊の『髪』は、麦僊芸大の卒業作品。
とても若者の絵、とは思えません。
最初から、おとな。
麦僊は49才で病気で亡くなっています。
濃密な人生です。

池田遊子の熱い時代展

古門前のギャラリー「SHINYA Japanese Art & Design」から届いたDMを見て、初めて知った作家の名前。
池田遊子(1909-2006)
カードの写真を見て、これは!と思い、出かけました。
明日30日17時までですが、お薦めです。
こちらから情報、そして写真ではなかなかよさが伝わりにくいけど、作品も見られます。

すぐ隣の古美術「柳」では、細川護煕の作陶展が開かれていました。
なんだか、ものものしい感じで、到底足を踏み入れられるような雰囲気じゃなかったです。

その隣の骨董屋で、引き手を見る。
うちの長屋の建具はまだ引き手を付けてなくて。
ちょうどいいものって探すとなかなかないです。
これ、形もよく、いい味なんですが、ちょっとこってりしすぎるかな。
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こういうのも、かわいいけど、中途半端だよね、と思う。
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長崎 その3

長崎でゆっくり、と滞在を1日延ばすも、大雨の予報。
でも、まだ雨が落ちていなかったので「オトナの修学旅行」大浦天主堂に行ってみる。
着いたら身動きできないほどの大雨が。
観光バスの観光客が2組、入ってはあわただしく出て行く。びしょぬれで気の毒。
そんな中、しばし大浦天主堂を独り占め。
中学校の「聖書」の時間に暗唱した主の祈りを思い出したりする。
といっても「Our father who art in heaven,hallowed be thy name」という最初のところと「Give us this day our daily bread」そして最後の「アーメン」くらい。(笑)
聖書の時間、主の祈りを英語で最初に暗唱できた人には、革張りの聖書が与えられるということだったんだけど、燃えなかったなー。ぎりぎりなんとか合格したのではなかったか。たしか、一番に暗唱したのはサカイマリコちゃんではなかったかな。どうしてるのかなー。
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この大浦天主堂、入り口のマリアさま後ろ姿が印象的でした。残念だったのは、スピーカーから自動的に流される説明の音声。戦災にあった後、修復された個所。いずれも寂しいものでした。

過激な雨が上がらず移動できないので、となりのキリシタン資料室に行き時間をつぶす。
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すっかりキリシタン迫害の歴史等に詳しくなりました。
16ー7世紀、ヨーロッパ文化が入ってきた頃若い武士の間で流行したという十字架をあしらった刀の鍔や、マリアさまの観音さん?!など、地味な展示ながら、よく見ると面白かった。
キリスト教関係の書籍を扱う売店の女性と仲良くなり「どうぞ、思う存分立ち読みしてください」と言ってもらったので『遠藤周作と歩く長崎巡礼』など、遠慮なく、読破。
ずっと立ち読みも申し訳ないので、隣のグラバー園のカフェで本でも読んで時間をつぶそうかと、曾野綾子の自選短編集を購入。小雨を見計らって移動。
そしたら、見事に雨があがりました!!!!
普段そんなに良い行いはしていないけれど、とちょっと照れくさく思う。
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実は、このあたり高校の修学旅行で来ていました。クラスメイトだった平林さんはバスガイドの名前や泊まったホテルまで覚えているのですが、私は全く覚えていないので新鮮に楽しめました(笑)

その後雨は降ったりやんだり。でもなんとなくうまくいったので、黄檗宗の唐寺なども見てみたく「寺町」界隈に行く。
京都の黄檗の万福寺からすると、随分かわいらしいけれど、そこがまた大らか過ぎずよい雰囲気。端正に整っているなぁ、などとえらそうなことを思う。しかし、元を正せば黄檗宗の開祖は中国から長崎に渡来しその後京都で万福寺を開山したわけなので、こちらの方が歴史があるということでした。失礼しました、という感じ。
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お寺に行っても細かい細工が気になるワタシでした。
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とまぁ、いろいろあるのですが、これ以上書くと呆れられそうなので、このへんで終了。
ワタシが歩いた長崎の街は、本屋さんが少なく、お花屋さんが多い、という印象でした。

長崎、また行きたいです。

おわり。



「キモノの文字文様に託された世界」展

昨日は、武庫川女子大でシンポジウム。
着物関係のシンポジウムのパネリストで呼ばれたら、そりゃキモノで出かけるべきでしょ、と思いながら、電車を乗り換え、阪神「鳴尾」って行ったことのないところまで、着物姿で出かけるのも面倒...と着物にするか洋服にするか、朝から逡巡していました。
『天使突抜一丁目』の本でワタシを知ってくださった方は、毎日着物で過ごしているようなイメージのようなのですが、実は、今年着物3回くらいしか着てないし...
あの本は約10年前の本なのです。
と、うじうじ考えていても仕方ないので、ここは立派な社会人的態度で、着物を着て出かけました。(笑)

資料館での展示はコンパクトなものですが、入場無料で図録付きというのはかなりお得感があります。
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うちの銘仙もこんな風に紹介されると、随分たいしたもの、に見えます。
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シンポジウム。
近代きもの研究家の磯映美さんなど、他のパネリストの方のお話しも面白かったのですが、せっかくのシンポジウムなので、各人の講演的な発言よりも討論の時間が長い方が楽しかったのになあ、とそこが残念でした。

一つ展覧会情報。
昨日、いただいたチラシ。
この大学の専任講師、井上雅人さんの展覧会。
CENTER EAST(ナカヒガシ・C/E・ユウコさん)とのコラボレーション。
「スティルライフ」
ナカヒガシさんはいつも「いいなぁ」と思ってみせてもらっている作家さんなので、私がこれまで知らなかっただけだと思いますが、思いがけないつながりがうれしかったです。
それにしても、井上さんとお話しさせていただくと、話が早い!という感じでした。
プロフィールを拝見すると、文化服装学院服飾専門課程卒業、東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得満期退学。そっか、そういうことか、と思いました。(笑)

この展覧会、戸矢崎さんと出かけて、戸矢崎さんの感想をききたいなー。


長崎 その2

朝からめずらしく、ホテルのバイキングをがっつり食べる。
だって、あじの干物とか、めちゃくちゃ美味しい。

で、元気に、朝からリハーサル。
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主催者側で本番どうしても聴けない、というみなさんがリハーサル見学、ということで客席におられ、なんだか一所懸命弾いてしまう。
そういう習性...。

昼食用意しますとおっしゃるのを、適当に食べますので、とお断りし、会場のビル地下の「このあたりで一番新鮮」という市場にいって食べ物を仕入れる。こういうことには、かなりこだわる。(笑)

ビルの入り口にたっている看板がよかった。(笑)
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美味しそうだけど、さすがにイカは諦める。
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ちぎり天。
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とれたて魚のすり身のレンコンはさみ揚げ。
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お寿司など。
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楽しく買って、楽屋で食べる。

本番。
実は前日「保育園児が40名ほど来ます」と聞き、えっ!と絶句した。
それならそれなりのプログラムがあるわけで...
ちゃんと聴いてくれるかなと心配でしたが、全く問題なし。
長崎のこどもがイイ子ばっかりなのか、「つばさ保育園」の教育がとりわけ素晴らしいのか?!
途中でうれしくなって、予定になかった子ども達のための「体験コーナー」を入れることにしました。

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突然赤ちゃんが這い上がろうとして、お母さんが引きづりおろすのに、必死だったので、舞台に上げて弾かせてあげた。
赤ちゃんも客席もゴキゲンになりました。(笑)
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一言で言えば「むずかしい曲」もあったと思うのですが、終わった後、保育園児のみんなにも「また聴きたいー」と言ってもらってうれしかったです。
長崎音楽教育の会のみなさん、ありがとうございました。
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終演後、絢ちゃんも平林さんも帰ってしまい一人。
食事に誘ってもらったけれど、とりあえずホテルに帰って何がしたいか考える。

お昼が軽かったので、ホテルの近くの中華料理店「康楽」で、鶏ガラスープのさっぱり系ちゃんぽんを食べる。
さっぱりといっても、結構ボリュームがありました。
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で、一息ついて、8時までやっている長崎県美術館へ。
企画展は、日本画「松尾敏夫展」。
うち(の家業)で縫製している松尾敏夫の風呂敷がミュージアムショップで売っていました。(笑)
それは、スルーして、東松照明の写真や、スペインの近・現代絵画が中心に展示されている常設展へ。
その後、屋上庭園へ行く。
途中、建物に「これでいいのかな」という部分があった。「これは施工の問題か、隈研吾の設計の問題か」と考えてしまう、最近のワタシです。
しかし、そんなことはどーでもよいくらい、出島の夜景がきれいでした。
それにしても、こんな気持ちのいい場所に、誰もいない!週末なのに!!
長崎の人はこういうところでデートしないのかなー
出島の夜景を独り占め。
風がとても心地よく、守衛のおじさんに「閉めます」と言われるまでぼーっとして過ごしました。贅沢な時間でした。
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で、また歩いて街へ。
こういうの、太るよなーと思いながら、一人で打ち上げ!をしました。
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つづく。

いろいろと。

急に寒くなりました。
昨日は、長崎で見つけてマリンバと一緒に積んで帰ってもらった、美味しそうな具材でおでんを作りました。
現場に誰もはいっていなかったので、まーくんに連絡したら、夕飯前に、小鍋を持ってもらいに来てくれました。
はい、配給(笑)
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片手に鍋を持って自転車片手運転で帰っていきました。
大丈夫だったかな。

天使突抜の方は、現場以外での作業が進んでいますが、またそろそろ...というところ。
月曜は、谷本さんと照明計画のための下調べ。
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電気の傘は買うだけでなく、取り付け、接続のこと等、かっこよくしようと思うと、何かとむずかしい問題が山積み。
アンティークショップ「Pro Antiques COM」でいろいろと教えていただきました。
あらためて古い物を利用するのはむずかしい、ということがよくわかりました。

話題はとびますが...
23日毎日新聞朝刊で、現在京都市美術館で開催中の展覧会「京都日本画の誕生〜巨匠たちの挑戦」について、通崎睦美さんが魅力を語っています。(笑)
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大きな紙面なので、
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テキスト部分だけPDFにしました。
「音楽家が日本画を語って大丈夫でしょうか」と思いましたが、大丈夫かどうかは依頼される側がお決めになること、ということだったので、遠慮なく語らせていただきました。(笑)

今日の午後は、武庫川女子大資料館で行われる展覧会オープニングセレモニー。シンポジウムのパネリスト。テーマは「きものと生活文化」ということで、行ってきます。

あっ、もひとつそれから。
平佐さんから「良い話と悪い話」という件名でメールあり。
悪い話は、突然主催者の都合で10月31日の仕事がキャンセルになりました。
唖然、です。
ご予定してくださっていた方申し訳ありません。
良い話は、来年10月13日京都府民ホールアルティでのリサイタル決定。
別途、再来年1月のブッキング。
ほんとにいろいろあります.....

長崎 その1

長崎に行ってきました。
みなさんにご心配いただいていた楽器運搬の絢ちゃん。
前夜に楽器積み込み。第1日目、高速道路夜間割引を利用するため、朝4時前に家を出て長崎に午後2時頃着。
その後はしっかり観光などして、翌日朝8時半には会場入り、さわやかに通常のアシスタント業務をこなす。
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コンサート終了後は即車に乗って京都へ向かい、午前4時頃京都着。その後楽器返却。
と、無事しっかりとシゴトをこなしてくれました。
決して「経費節約のため過酷な労働を強いた」というわけではなく、これが自分としては一番諸々の段取りがよい、ということだったので(笑)
ほんとに、お疲れさまでした。
そうそう、長崎で「満永行き」のバスとすれ違いました。
満永という地名があるんですね。

で、私は。
平林さんと飛行機で長崎へ。
機内では普段ほとんど聴かないiPod。今、聴いていて一番ご機嫌!な音楽は、めずらしく同業者(笑)吉田ミカさんのCD「Mikarimba」。
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ミカさんの真摯な情熱がひしひしと伝わってきて、聴いていると元気になります。
スティーヴ・ガッド(ドラムス)をはじめとする共演陣のプレイも、アレンジも、選曲も。暖かな手触りがあるのにしっかりとした「商品」として成り立っている、という希有な「作品」です。

と、いうCDを聴いている間に長崎着。
空港までは主催者の方が迎えに来てくださっていて、そのまま夜の町へ!
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ん?着物姿。
長崎音楽教育の会の山口さん。楽器柄の着物姿で熱烈歓迎してくださいました。

「銀鍋」というお店でみなさんと一緒にお食事をいただく。
新鮮なお刺身
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鯨など。
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長崎なら魚はどこでも美味しい、というのは少々乱暴で、やはりきちんと選ばれきちんと調理されたものを美味しいというのだろうな、と感じる。魚はもとより、付け合わせの栗や、ご飯とでてきたおつけものなど、脇役も気が利いた感じでした。林光さんも絶賛、らしい。(笑)

主催「長崎音楽教育の会」の方は、以前私が林光さんの伴奏で弾いた演奏を聴いて、今回のコンサートを企画してくださいました。演奏後その場で「長崎に来てください!」と情熱的にプロポーズされ、この日に至ったわけです。
実際に聴いてくださり「もう一度聴きたい」と言ってくださるのは、本当にうれしいことです。
そんなわけで、楽しみに出かけました。

楽しいみなさんとのお食事の後、平林さんとコーヒーでも飲んで帰ろうかと少しぶらぶら歩く。

長崎の思案橋で「スナック京都」を見つけました。
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「睦美ビル」もありました。
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つづく。

落ち穂拾い!

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ミレーの「落ち穂拾い」。
ではなくて...

着物の柄です!
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今日は、東寺の弘法さんで「玄関につけるいい鍵がないかなー」と探しにいったのですが、こんなレアものを手に入れました。
たぶん売っていたおばさんがミレーを知らなかったのかな。
もともと安いところを、まだ半額近くにしてくれました。

それにしても、ミレーのオリジナルと同じ「3人の女性」。構図のみならず着ている物や帽子も似ています。背景の馬車などは、たぶんオリジナルで、絵も結構うまい。
着物の職人さんがミレー気分で書いたのでしょう。
染めの調子などからみて1930年前後のものではないかと思われます。
オルセー美術館に売り込みましょうか!(笑)

肝心の鍵ですが、こんな感じの蔵の鍵だと、良い感じのものがあるのですが、玄関にはむりですよねぇ。
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鍵付きで、ドアノブもあったけど、引き戸だし、だめですよねぇ。
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今日の弘法さんは時々雨が落ちる、曇り空。
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こんな日は、業者さんが、早く売って、早く帰りたいので、安くしてくれるのです。
起きるの遅れたけれど、目が覚めてから20分で家を飛び出し自転車とばして、起床30分後には東寺にいました。
低血圧なんですけど...やれば出来る!

あっ、番犬?!増えてました。
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来年5月

来年5月18日、大阪新音主催、フェニックスホール(大阪)でのリサイタル。
プログラムは年明けで充分かと思っていたら、急ぎだった...
木琴で、と思ったけれど、すでにマリンバで広報がでているとのことで、マリンバで考える。
ピアノ伴奏ではなく、マリンバのみ。
一晩で「ソロ・デュオ・トリオ」を聴いていただくことにしました。

昨日のマリンバ×朗読の会。
演奏後のトーク。
質問コーナーなどあり、和やかな雰囲気。
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この後、朗読の豊島さんはご予定があるということだったので、その場でさくっと解散。

「今井」で、お鮨を食べる。
なごむ。
最後の楽しみ、太巻き!
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天使突抜367 電気の傘とか、いろいろ

昨日、自転車で出かけた時、一度しかはいったことのない骨董屋に吸い寄せられ、中を見ると、探していた雰囲気のガラス製電気の傘が。
思っていた数分の一のお値段だったので、迷わず購入!
たぶん、アメリカの古いもの。
かつくんにも、谷本さんにも合格点をもらいました。
よかったー。
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一部ダウンライトの個所もありますが、あと気に入った、場所にあった、電気の傘を8つ!手に入れなければならず、大変ですが、こういうのはとても楽しみです!

今朝は、このところ続いている瓦の作業。
やはりもう少し古い色の瓦の方がいいかと...
そう思って歩いていると、屋根を葺き替えておられるお家があり、屋根やさんに声をかける。
かつくんも呼んで、上に上がらせてもらいよい感じの物を見つける。
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「捨てる物だから、よかったら持って行って」と言ってもらったのですが、古くてめずらしいものは、うちには大きすぎたり、
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さりげなく良い感じのは、数が足りなかったり...
残念でした。
でも、とても感じのいいお兄さん達が親切にしてくださり、嬉しかったです。(笑)

今日の作業。
うちは、黒い!
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ので、こういう樋は取り外して、黒い樋をつけ直しています。
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あと、玄関の天井を西岡さんにいただいたアドヴァイスを取り入れ、和紙や左官ではなく杉板をはる。
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4軒長屋なので、おとなりとの境がいろいろとむずかしい。お隣さんがとりつけられていた「猫よけ」をとりはずさせてもらって、かっこいい「猫よけ」をつけるべく、谷本さん、採寸。
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で、10時半には、来週末長崎でのコンサートの合わせに平林さんが来てくれる。
「現場の方にも」と岐阜の梨「新高」をいただく。
えっ、大きい!
みかんと比べてみましょう。
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ほんとは、平林さんにも「現場メシ」をと思っていたのですが、余裕なく、お菓子でしのいで、時間ぎりぎりまで練習。
こんな時に限って、お菓子のストック、少...。
でも、コレ平林さんが気に入ってくれた(笑)
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これから、明日、マリンバ×朗読の会のリハーサル。
今、玄米ご飯の火の番をしながらブログを更新。

天使突抜367 瓦 お昼ご飯35

今日も、版築の上に瓦をのせる作業。
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瓦がのると、かっこよくなります。
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お昼前。
「かつくん、お昼食べる?」と聞きに行ったら「ちょっと、今、いいっすか?」と言われ、全然よくないのに何も考えず「いいよー」と言ってしまう。
「ここのところの瓦、どうしましょう」というような話。
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瓦に夢中になって、こがしました、ご飯...

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おいしいを通り越したコゲになりました。
みなさん、ちょっとした気のゆるみで事故はおこります。
気をつけましょう!!!
で、かつくんには、だまってコゲじゃないところをすくってよそった。(笑)
でも、おかずを作る気力がなく、コロッケなどを買って、近所のおばちゃんにもらったかまぼことかのせておいた。
かつくんは「ごちそうっすね」と言ってくれた。
あっ、最近かつくんにカノジョができた。
おめでとー!
新車も買った。
おめでとー!
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午後は、京都芸術センターで17日の打ち合わせ。展覧会も見る。
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夕方は、定期的に通う漢方の病院。
今日、上野先生は、中国語のなぞの書物?!を参考に、処方してくださった。効きそう。
今回の煎じ薬には「蒲公英(たんぽぽ)」が入っているらしい。
それにしても漢方薬の味はマズイ(笑)
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ところで、昨日の京都市教育委員会の会議の後、「平安京創生館」の見学がありました。
平安時代から現代までの「土層のはぎ取りパネル」というのが興味深い。
赤茶けた層は「蛤御門の変」(1864)など、かなりリアルです。
自然の版築、という感じ。
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天使突抜367 瓦・昼ご飯34 など。

今日は、瓦やさんの西出さんと、かつくんが作業に入ってくれることになっていたので、久しぶりに朝9時前から現場。
谷本さんも一緒に、版築上にのせる瓦のチェック。
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小さいのをのせるとかわいいね、ということだったのですが、古い物で揃えるには数が足りないことが判明し、果たして大きい物でよいのかなど、4人で悩む。
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午前中はその後、ひとりレッスン。
お昼は、久しぶりにかつくんに「現場メシ」。
炊き込みご飯。
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ずっと「夏の現場メシ」だったので、スーパーで白菜を見て感慨深く...
白菜と豚ミンチの炒め物、生姜醤油風味。
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卵としいたけのスープ。
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万願寺とうがらしの炊いたん。
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午後からは、毎日新聞の取材。
カメラマン同行ということだったので、取材の前に掃除。(笑)

夕方家を出て、京都市社会教育委員の会議に出席。
京大工学研究科教授、前副学長、VBL施設長の松重和美先生の御発表「学生、児童を対象とした京大・京都でのベンチャー精神涵養の取り組み」の後、委員長から「どなたかご発言は」と言われるも、挙手なく。
で、「通崎委員何かございませんか。」と当てられた...
松重先生の発表の中には、興味深い取り組みがいろいろあったのだが「京都風電気自動車」→先端技術と伝統文化の融合、京都の町に合う電気自動車ということで、漆を使ったボディの自動車とか、京友禅の柄を転写したものとか、西陣織の外装....
このあたりはちょっとひっかかりがあり。
議題にそって発言するならば「漆を例にとって、教育、という観点から見た伝統文化の継承についての普遍的なこと」かと思い話し始めたが「ひっかかり」を失礼のない言葉で話そうと思うと、かえってしどろもどろになった。結果、委員長には「通崎委員らしいご意見をありがとうございました」と言われてしまう。(苦笑)
常に状況をわきまえつつ理路整然と持論を述べられるような人間になりたい、と切に思いました。ふぅ。この件は、そのうち、落ち着いてきちんと文章化したい。


狭間の楽しみ。

世間でいうところの「連休」は東京→神戸。
所用の狭間に、いろいろ楽しむ。

一度客席側で聴いてみたいと思っていた、田口ランディさんの朗読。
以前「アングリマーラ」(釈迦の弟子の一人)の現代語訳を書き下ろして一緒にやりたい、とおっしゃっていたこともあり、ちょうど仏教つながり「般若心経」の語り、ということで、新宿区の経王寺へ足を運びました。
京都駅構内の書店でこんな本をみつけ、行きの新幹線では、にわか勉強。
般若心経を読みながら。(笑)
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ランディさんは、全体のコーディネイトではなく、出演者の一人として「語り」をされました。自分の言いたいことを「自分の声」で語る、というのはやはり迫力があります。
全体を言えば、共感できる部分と、そうでない部分がありましたが、実際その場に居合わせるというのは、大きなことだと思いました。行ってよかった催し、でした。

その後、代々木上原に移動。時間があったので、駅近くの人気のドーナツ屋さんへ。
特にドーナツ好きというわけではないのですが、一所懸命手作りで美味しい物を作っていると評判の所へは、行きたくなります。
こんなところであっているのかな、とiPhoneのマップを頼りに進む。
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普通のおうちを改装した小さなお店。
毎日数種類のドーナツがあるそうですが、私が行った時にはプレーンのみ。
で、私の次の方で売り切れ、閉店、でした。ふぅ。
きれいな味のするドーナツでした。
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神戸では、下町の商店街の鉄板焼「大榮」というお店で、お肉!を食べた。
鉄板焼きというか、お好み焼き屋さん風情なんですが、仕入れから吟味した美味しいお肉。店主の肉へのこだわりがほとばしる!というお肉でした。かなり栄養補給したので、しばらく粗食で過ごします。
肉のたたき。
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ステーキ。
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昨日は、ギャラリー島田で「林哲夫新作油画・ちくま表紙原画展」を観る。
林哲夫さんのブログ。

これも「印刷物や写真では知り得ないことがたくさんある」と思わされる展覧会でした。コンサートも展覧会も、当たり前なのですが、時々深くそう思います。
いい展覧会でした。
明日まで!




木田安彦の世界「三十三間堂」展

このところ、大丸の裏の木田さん宅には何度も行っているのですが、今日の夕方ようやく大丸ミュージアムで開催中の「木田安彦の世界「三十三間堂」展に行きました。
板絵やお軸もたくさんでていたけど、わたしはガラス絵や木版の緻密な作品が好きでした。
ところで、木田さん。
展覧会前に人手が足りないということで「君のところの気の利く弟子、一人紹介して」と電話があり、しかたないなぁー(笑)と満永あやちゃんを紹介。
仕事のあいている時に、バイトに入ってくれることになりました。
アシスタントの佐竹さんから説明を聞くあやちゃん。
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ばっちり務まっているようです!

その後、また木田さんから「エアコンのトラブルで箪笥が一棹水浸しになったので、中に入っていた着物のシミ落とし屋紹介してほしい」と連絡あり。
それが一段落したら、今度はその箪笥の修理。水浸しで木がふくらんで中の物が出ないので、一部をたたき割った!らしい。それも、あせってかなりバラバラに...
その修理。
「君のところの誰か、直してくれへんか」と言われてもですねえ...。
困りましたね...黄瀬さんですか....。
というわけで、先日黄瀬さんを紹介し、箪笥は黄瀬さんちへ。
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その後、無事修理が完了し木田さん宅に運び込まれました。
黄瀬さんの敏速な対応と、ありあわせの釘やボンドを使わない丁寧な修理に木田さんはとっても満足の様子でした。
黄瀬さんには、ご苦労をかけてしまいましたが、ありがとうございました!

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現代玩具博物館(美作市湯郷)

20代後半、とてもお世話になったピアニスト戎洋子さん。そのパートナーの、加藤裕三さん。
加藤さんは「グリコのおまけ」のおもちゃなどもデザインされていたおもちゃデザイナーだったのですが...10年ほど前に亡くなられました。その加藤さんが敬愛されていた仕事仲間でもある玩具作家の西田明夫さん、が館長をつとめられていたのが「現代玩具博物館」。
そんなつながりで、以前、現代玩具博物館が岡山県東粟倉村にあった頃、演奏をさせていただいたことがありました。とても星空のきれいなところで、お隣に西田さんが経営されている素敵なペンション。西田さんもとても素敵な方で、機会があればもう一度行きたい、と思っていたのですが、西田さんもお亡くなりになり...
今年になって大人も楽しめるこの博物館は、湯郷に移転。
そんなこともあり、一度湯郷に訪れてみたいと思っていたのでした。

西田さんデザインのからくりオルゴール。
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この箱を開けると!
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メルヘン調は苦手な私ですが、これはかわいい!
加藤さんのことは、ここに詳しいです。
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ピアニストの戎さんとのご縁から始まった数珠つなぎはいろいろを経て「加藤さんのお嬢さんが大学で谷本さんの教え子だった!」というところまで、つながります!

湯郷では、しみじみ加藤さんや西田さんのことを思い出したりして、いい時間でした。


岡山フィル 親子deクラシック

昨日から岡山に来ています。
昨日は、リハーサルの時平佐さんが現れて「倉敷にいこう」と。
倉敷の大原美術館で同じヒラサオフィス所属のチェリスト、ヨハネス・モーザーさんのリサイタルがあるとのことで、リハ終了後、電車で15分ほど、倉敷まで出かけました。
モーザーさんは「チェロの貴公子!」です。
ベートーヴェン、ブリテン、バッハ、ブラームスと硬派なプログラムを大熱演でした。

それはそうと、大原美術館といえば。
最近見つけた小学校低学年の頃の日記に、家族で大原美術館に行った時のこと、「フーシャ」の絵の技法が印象に残ったという内容が書いてあり「それって何?」と思っていたのでした。
今回その疑問が解けました!
ポール・シニャックの「オーヴェルシーの運河」のことです。きっと。
結構、感激、でした。
このブログも含め、日記って面白い、と思いました。

今日は、11時からの本番なので、9時にホールへ。
早起きしました。
0歳児から入れるコンサートということで、ホールのディスプレイもかわいい!
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リハーサルの後、お弁当が出たけどちょっと食べたいものと違うかなーとふらっと町にでる。
なんとなくよさげな雰囲気の店
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を見つけ近づこうとすると、後ろかチェロのお兄さんに「そこ、おいしいですよ」と声をかけられ、入る。
ベンガル地方の家庭料理を基に、良質なスパイスを使用し、小麦粉、化学調味料、ラードを使用していないカレー。
ベジタリアンメニューです。
野菜の茹で具合、歯ごたえも絶妙。
丁寧に作られた「美味しい味」でした。
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本番前には、芸大打楽器、3年後輩の旧姓北條さんが、赤ちゃんを連れて、楽屋訪ねてきてくれました。岡山に住んでいるとも知らなかったので、ほんとにびっくり。うれしかった!
孔悌くんというんだって。立派な、いい名前だねー。
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本番では、子ども達にもマリンバを体験してもらいました。
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今日のチャールダシュはハープも入ってゴージャス。
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岡山フィルとは、指揮者がかわって、明日練習、そして総社、美作、と移動してのコンサートです。
またチャールダシュ、弾きます。
指揮者の中井章徳さんとも息が合い、なんだか今日は気分良く豪快に弾き終えたみたい。(笑)
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あっ、今日の他の出演者を紹介します。
岡山のキャラクター。
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司会と歌の四宮貴久さん。今月出演されるミュージカル「王様と私」の衣装で。
「王様とワタシ」。
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メテユンデ!

「昨日の朝日新聞夕刊みた?」と久しぶりに山崎暢子さんからメール。
見ていないというと、記事をPDFで送ってくれました。
その後、数人からメール。
気付いた方は「わけもなく、なんだかうれしかった」とのことで、ありがとうございます!

この記事に登場する三橋順子さんがお召しになっているのは、メテユンデのゆかたです!
着物的に着こなしておられます。
80年ほど前の着物の柄を復刻したものなので、この期に及んでデザインが廃れることはないと思いますが、この商品自体はメテユンデ初年度に発売されたものなので、もう8年も大切にしてくださっていることになります。
そういう風に着てもらいたいなと思って作ったブランドなので、とてもうれしいです。
三橋さま、ありがとうございます!
インパクトありました。
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現場は静か。

夏休みも終わり、火曜日から谷本さんは大学の授業が始まりました。
あっ、谷本さんは学生ではありません。准教授です!
それに合わせ、現場の工事も大きなところが終了し、これから、これはこれでまた大変な細かい作業に入ります。
「現場メシ」を作らない日、普段の昼ご飯は粗食です。
冷蔵庫にあるものを炊いたもの。お豆腐を焼いてお醤油をかけて食べる。そして、玄米ごはん。
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お豆腐は、山中油店の落花生油で焼いています。香りがいいです。
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昨日は、近藤さんが、手洗いの器のサンプルを仕上げてきてくださいました。写真ではわかりづらいのですが、蛇口のひねるところ、十文字を花の模様に見立てて、それと同じ花の模様がうっすらと彫られています。彫ったのは谷本さん!
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これでオッケーということで、もう一回り大きな本番のを製作してもらいます。


今日は、版築前、裏の壁の塗装の下塗り。
谷本さん一人でコツコツ作業。
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コスト的なことも考えて、下には砂利をひくことになりそう。どんな砂利が似合うか、いろいろ買ってきて並べてもらいました。
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お昼ご飯は、京都の人が(みんなとは言いません)時々無性に食べたくなる「冨美屋のうどん」。
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ごはん、梅干しのせておきます。谷本さんちからいただいた梅干しですけど。(笑)
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午後は、明日から京都市美術館で始まる「京都市立芸術大学創立130周年記念展 京都日本画の誕生」展の内覧会へ。後日、取材予定があるので、いろいろ考えながら観る。
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入り口に「口紅ちゃん」がいた。
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展示作品、岡本神草「口紅」(1918)から飛び出してきた?!口紅ちゃん、ですね。
現役学生がつくったとか。
せっかくやるなら、着物や帯を誂えるくらいまで、とことんやってほしかったなー。芸大なんだしねー。

夜は、ビストロ山形にてメキシコ帰りのOさんのテキーラを持ち込んでの「テキーラを飲む会」。山形さんのお料理も素直に美味しくて、楽しい夜でした。
テキーラは飲み慣れないけど、上質のテキーラはかなりの美味だということがわかった。
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ちょっとはしょりつつ、そんな一日。

今朝はトモダチから電話があり、カレシと別れた、ホントに大変だった話を聞いた。
そんなことなら、ほんとに、別れてよかったよ、と思った。
で、出遅れた。(笑)

なので、出かけたついでに、大丸の地下でハンバーグを買った。
せめて、ポテトをつけておきます。
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大振りのプチトマト?も、トマトらしい味がしそうな色をしていたので...
このまま、お召し上がり下さい。
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剥げていた屋根がきれいになった。
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で、黒くなった。

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谷本さんありがとう。

昨日は、朝6時半に家を出て、弘法さんに行きました。
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ちょこっと買い物をした。

午後からは、黄瀬さんについてきてもらって、エアコンを買いに、Joshinへ。
電気屋さん、苦手なので頼み込んでついてきてもらいました。
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あまりの数のエアコンに圧倒され、黄瀬さんにまかせて、写真を撮ってるワタシ....

カリスマ販売員のような「小林さん」は、この店に入って、この日が初日で我々が初めてのお客さん、ということで、がんばって説明してくれて、がんばって値引きしてくれた。小林さんありがとう。
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そして、黄瀬さん、ほんとに助かりました。
ありがとう!

オマケ。
弘法さんでみつけた熊谷守一の贋作。
贋作過ぎてかわいい。
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おさけ。

なぜか、お酒に強い、と思われるのですが、残念ながらそんなに強くはありません。でも、お酒の「味」は美味しいなあと思います。家で飲むとすると、23時以降にちょこっと。

結構、ビール好き。
あと、美味しい和食と、美味しい純米酒のぬる燗。
ワインは、渋くない濃いめの赤ワイン。
それから、寝る前に、カルヴァドスをちょっと。

何が言いたいか。
「カルヴァドスがなくなりそう...」
それだけでした。

おやすみなさい。
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昨日は、黄瀬さんとまーくんで、鉄素材をはめるところの採寸、型紙作りが行われていました。
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階段の蹴込み(階段踏み板と踏み板の垂直の部分)や上がり框はないけど、上がり框の垂直の面にあたるところ、など。

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随分、漆の臭いも消えて、大丈夫そうなので、2階へもあがってみましたが、階段を上から見下ろしてもかっこいいです。
左手壁面上部は、もともと火袋の黒い壁(土)。その下部が漆で和紙を貼った部分。
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2階もこんな具合です。
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なかなか私のデジカメ写真ではかっこよさを伝えられませんので、そのうちカメラマン平野さんの写真で!

それにしても、この漆和紙の作業は、大変でした。ようやく川合さんのかぶれも、おさまってきたようでほっとしていますが、皮が一枚めくれたので、やけどの後のように、まだまだ痛々しいです。
時間差で、最初大丈夫だった、まーくんのかぶれが進行しているようで、こちらは心配です。

この日のごはんは「すき焼き丼」。
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ごぼうや糸蒟蒻なども入れようと思って買ってきたのですが、時間がなくなって、玉葱、ネギ、まいたけと牛肉。すきやきというよりは、牛丼プラス、という感じになりました。

黄瀬さん製、スイッチのプレートも完成しています。
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マリンバの鍵盤、ローズウッドを薄くに切って、こんな型にそって
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こんな機械で穴を開ける。
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角の処理などは手作業なので、かなり手の込んだスイッチプレートです。

今日は、さきほど谷本さんが来てくれました。
これから、近藤さんのところで素焼きできた洗面鉢の加工です。これはまだサンプル。どのようになるのか楽しみです。
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ところで、谷本さんは井上道義さん演出・指揮のオペラ、マスカーニ「イリス」の衣装のデザインもされています。
そちらもただいま進行中のようで、忙しそう。
2008年、同じ演目が上演された時の道義さんHPのメッセージには、こんなことが書かれていました。
「何より衣装デザインの谷本さんの発見は京都の通崎さんを取り巻く愛情ある世界に感謝だ。来年もお願いします。」
文章が道義流で少しわかりにくいですが(笑)道義さん、谷本さんと出会ってうれしかったんですね。
来年1月東京で、そして2月には、京都でも上演されます。

がんばれ、阪神タイガース?!

今日は、武庫川女子大の横川公子先生が秋に大学の資料館で開催される展覧会の打ち合わせに来られました。
「生活文化の玉手箱 シリーズ1 きものの文字模様に託された世界」ということで、うちにある着物や帯を少し貸し出すことになっています。
今回、うちの目玉は、コレです。(笑)
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1935は私の使っている木琴が作られた年代で、CDのタイトルでもありますが、実は、阪神タイガースが設立された年でもあります!
これは、たぶん、阪神タイガース(当時は大阪タイガース)の設立を記念して作られた帯だと思います。
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基本的に、着られないもの、着たくないものは買わない主義のコレクターですが、これはめずらしく勢いで買ってしまいました。特に、阪神ファンというわけではないのですが...「1935」に縁があったのかな。
あと、文字がテーマなので、それに関連して本の模様の半襟とか。
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シンポジウムには、パネリストとして参加することになっているのですが、そういえば、最近着物のこと考えていなかったなぁ、という感じ。もう少し涼しくなってから考えよう!

夕方には、初めてのレッスンの方が来られました。
音大卒で、しっかりとした目標を持っておられるので、レッスンするのも楽しいです。
熊本出身で、子どもの頃、吉田ミカさんに習っておられたとか。
ミカさんは現在ニューヨーク在住のマリンバ奏者で、ちょうど今日本ツアー中。
通崎好み製作所のパソコン袋も愛用してくださっています。
なんだか、いろいろつながってるなー


お誕生日と天使突抜367

毎日いろんな出来事があります。
その合間を縫って、練習しています。
でも、この合間!と思うと集中できたりして、悪くはないです。
かなり早起きな毎日です。

20日は、年下のトモダチ24才の誕生日。
カメラマンの平野さんと一緒に、お家でのお誕生日会によんでいただく。
お家でのお誕生日会ランチなんて、何十年ぶり?!と平野さんと盛り上がる。
手作りピザのパーティー。
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焼きたてがどんどん出てきて、5種類のピザを食べる。こんなにたくさん美味しくピザを食べたのは、生まれて初めてかも。
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21日、工事はお休み(別所での作業)のはずでしたが、黄瀬さんがやり残したシゴトがあるからと現場に顔を出してくださいました。
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天使突抜367のコンセントやスイッチのプレートは、マリンバとお揃いの「ローズウッド」。黄瀬さんの手作りです。スイッチそのものは既製品を買ってそれに合わせての制作。ローズウッドは堅い木なので、加工が大変そうです。
これは、ネジの部分や塗装具合、まだまだサンプルですが、イメージはこんな感じ。
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黄瀬さんすごい。

と思っていたら、現場に来るはずのない、谷本さんとまーくんが。
今日は父の誕生日。
えっ?!
おとーさんに誕生日プレゼント?!!
思いがけないプレゼントに、父は大喜び。
みんなの愛!
ありがとうございます。
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この日のお昼は両親を連れて食事に出かける。
前菜とメインの間にでるこの麺は、その場で作ってくださるものです。
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この製麺の機械もしぶい。
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24才のお誕生日と77才の誕生日。
うれしい顔が見られた、うれしい日でした。



お盆

「お盆までに」と言われるとサバを読まれている気がするけれど「お盆明けに」いう約束の締め切りは、正味そのもの、という気がします。
今日はあせって書きました。

催促される立場とする立場。

31日に演奏する港さんの新アレンジがまだとどかないので「17日に平林さんと合わせをしますから、なんとか!」と催促したら、今日届きました。
みんなぎりぎりだ〜
練習だ〜

とか言いつつ、五山の送り火。
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いつも自転車で出かけて見ます。
でも、さすがに早く戻って続きの仕事。

ところで、今日、天使突抜一丁目町内会から地蔵盆の福引き券が配られました。
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何を意味するかといいますと。
天使突抜367も、まだ使ってはいないけれど町費を支払っているので、一世帯とみなされている。だから、福引券がもらえる。
ということは!
お地蔵さんのお供えを持って行かなきゃ!です。
お供えもせずに福引きだけするのは、とってもまずいでしょ...
はぁ、全然気づいてなかった。
あらためて「ちっちゃいけれど、家を買ったんだな〜」としみじみ思う次第。

今日も工事が進んでいます。様子はまた。



小学二年生

ちょっとわけあって、小学校の時のクラス名簿を探していたら「作文」を見つけました。
たぶん、作文コンクールか何かに応募して、入賞したのかな。新聞に載ったもの、切り抜きがひらっと出てきました。
通崎睦美(小学二年生)というのが新鮮です。

タイトルは「おじいちゃん」
書き出しは、
「むかいのおじいちゃんのおなかは、すいかより大きいです。」
って、いきなり失礼です。
衝撃的な出だしを狙ったか?!
最後はしっかり美談でまとめています。(笑)

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今日は、谷本さんと池上くんでの作業。
このお二人は、兄弟みたいです。
お昼ご飯は、定食みたいな感じ。
休憩時間がきっちり決まっているわけではなく、仕事の切りがついたところで、ということになるので、うまく熱いものを熱いうちに食べてもらうのがむずかしい。
茄子田楽、写真だと美味しそうだけど、時間の調整がうまくいかず、ちょっと油っぽくなったかも。ごめんなさい。
お味噌汁も、面倒になって、省略。ごめんなさい。
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今日は、
2階の床に古材がはれました!
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これから、まだ表面をきれいにして、塗装の作業があります。
ちいさなキッチンスペースも。


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お手洗いの方も、順調です。
大工さんにしか見えないけど、谷本さんです。(笑)
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ところで、この間「8月31日の衣装、何を着ようかな」とふと考えていたら、たまたま別件で、衣装を縫ってもらっている田中さんからメールが届く。
これは、作れということか。(笑)
というわけで、布を見に行く。
面白い布を見つけて購入。
どんな衣装になるでしょう。
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しばらくぶり。

しばらく更新があいてしまいました。
いろいろあると、書ききれなく、日記は毎日付けるべきだと痛感します。

いろいろ、あるけれど...

はい、催促にびびって、原稿を書きました。
2日間必死で書いて原稿用紙20枚。この勢いであと10枚書く予定。
予定、です。

日曜日には、初めてのことをしました。
講演の仕事。
講演や大学の授業、もちろん初めてではないのですが、たいていは90分。
今回は、初めて人前で一人で2時間しゃべり続けました。この30分の差は大きい。JRで京都から大阪までいけちゃいますから(笑)
レジュメというものが苦手で、いつも用意しません。その場で、ホワイトボードに書く。
なんか授業とか講演って、ライブ感覚なので、あまりいろいろ決めてしまわず、お客さんの反応をみつつアドリブをいれながらできればいいかな、と思っています。
「あっという間に時間がたちました」と言っていただき、ほっ。

週末には、京都芸大の後輩、沓野勢津子さんのマリンバリサイタルにも行きました。
27才といったかな?妊娠8ヶ月でのリサイタル。パワフルです。
「マリンバのソリストです」と仕事をしている後輩はほとんどいないので、益々活躍してもらいたいです。





異色の催促。

先日ブログに「原稿の催促のないのが不気味」と書いたら、催促が来ました。(苦笑)
それも、封書だし。
鳩居堂の便せんだし。
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「御筆をお進め下さい」って...

 上品な原稿が書けそうです!(笑)



清水ミチコ!

今日は、清水ミチコのコンサート「清水ミチコのお楽しみ会 TOUR 2010」に行った。
2時間半休憩なしで、たっぷり。
楽しかった。
いろいろ感想はあるけれど、それはさておき、才能ある人が一所懸命やっている姿は美しかった、というのが一番の印象。
たった一人で舞台を仕切って「楽しませる」という芸はすごい。
まぁ、それを言えば、ピアニストのリサイタルでも同じ事だけど...
それにしても、チケット代4800円分、絶対損はさせません、というような心意気がよかった。(笑)

帰りにゴハンを食べて、自転車での帰り道、初めてのカフェに入る。
寺町御池のJAPONICA
このHPの印象より随分居心地良い感じがするけど。
こんな時間にこんなもの食べたらダメ!と思いながら食べた...
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明日から、岡山。
初めての指揮者。
どんな感じかな。
いってきます。




久しぶりの弘法さん

天使突抜367には、箪笥を12棹を入れる予定なのですが、かなりボロいものなどはこの機会に買い換えたい、ということで、今日は早起きして弘法さんの市に行ってきました。
何年ぶりだろう。
以前は、毎月必ず、台風の日でも!夜明けと同時くらいに出かけていたのですが...
露店商のおじさん達に「久しぶり!どうしてたん」と声をかけられ、懐かしくて、ちょっと嬉しかったです。
「5年ぶりくらいで来ましたよ」というと「いや、もっと来てない」と断言されました(笑)
そうかもしれないです。
6時台に行ったのですが、顔見知りのお姉ちゃんに「もう暑くなってきたし、気をつけや」と言われました。7時過ぎには、充分猛暑状態でした。

よく行っていた頃とは違い、全体的に店の数は減り、そしてほんとの骨董屋は少なくなり、手作り市風の店が増えていました。と言いつつ、私もフツウのお箸やさんで、きれいな形の竹のお箸を見つけ買い物しました。かつくん達に使ってもらおうと、一膳300円のところ、あるだけ四膳1000円、で購入。

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ぶらぶら歩いていると、やはり家に関係あるものに、目がいきます。
電気の傘とか。
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この犬、番犬がわりに買おうかと思ったけど、みんなに叱られそうなので、やめました。(笑)
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箪笥は、見つけられなかったのですが、がらくたを少々購入。9時には帰宅、でした。

今日一番きれいだったもの。
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岡山日記

岡山日記を書き忘れてました。
なぜ思い出したかというと、月末また岡山なので練習しなきゃということで。(笑)

今回は岡山で岡山フィルとリハーサル、翌日に矢掛まで移動して、やかげ文化センターでこどものためのコンサートです。
オケとの演奏の他に6分間ソロをと言われているのですが、オーケストラの人たちの前で6分ソロを弾くというのは、結構イヤなものです。前におられるお客さんへの緊張とは違い、同じ舞台上後ろにある同業者の耳...これってビミョーなんです。
まあ、そういう仕事もあります。(笑)

前回の岡山。シンフォニーホールのそばで、よいお店を3軒発見。
まずカフェ「CoMA」。
入り口がわかりにくく、ちょっと勇気がいるけど、入ってみると快適です。
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コーヒーをとても丁寧に入れてくれる。シフォンケーキも同様で美味しかった。
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次は、Bar「Pablo」。
とてもよいバーでした。
ふらっと入ってくる人はほとんどいないそうです。で、たまに一人でふらっと入ってくる勇気ある人は、ほぼ女性なのだそうです。(笑)

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実は、お昼間に見つけて、夜には絶対行こう!と決めていたのでした。

最後はパン屋さん。
本番の後時間があったので、「三岸節子展」を見て帰ろうと美術館に立ち寄った道で見つけたお店。
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この看板に誘われて入るには、これもちょっと勇気が...
でも、入ってみるとこの看板の雰囲気とは違うお店でした。
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「National Department store」

風味のよいカンパーニュ。欲しいだけカットしてもらえます。
近くにこんなパン屋さんがあったらなぁ...

ということで、岡山日記を終わります!


夏スタート!

祇園祭のおよばれ。
祇園祭といえば鱧!
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鱧!!
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鮎もね。
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なんでもないように見えるずいきも美味でした。

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夜はじぶんがごちそうを食べると思うと、かつくんとまーくんにもいつもよりごちそうにしないと悪いような気がするワタシです。
で、お昼彼らには分厚めのトンカツ。

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梅雨も明けて、お天気続き。
これから工事も一気に進む?のでしょうか...







天使突抜367 柱の塗装・版築

補強も兼ねて、建物の北側に鉄の柱が建ちます。
その間に箪笥を積み上げることになっています。
柱は、鉄製の黄瀬製!
現場で作業ができないので、別のところで進めてくださっています。
こんな感じに並べて塗装。
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塗装後の柱はこちら。
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お天気になるのを待って持ち込む予定。

でも、まだしばらく雨が続きそうです。
今日夜に祇園祭のゾーンを通ったら、お囃子もやっていて、屋台もたくさんでていたけれど、人はまだまばら。
鉾にビニールのかかっているのがちょっとさみしいです。
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歩行者天国に人が歩いていないので、何も考えず自転車に乗っていたら、おまわりさんに「そこの、自転車、降りなさい!」とメガホンで叫ばれ恥ずかしかった。

うちの裏の壁。
「版築」というちがった素材を幾層にも積み上げ、突き固めて作る工法で仕上げる計画になっています。かつくんがいくつかのサンプルを完成させてくれたけれど、まだ版築についての勉強が追いついてなくて、何もいえない。かつくんごめんという気分。
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素材の比率を変えて積み重ねることにより、層を模様に見せる。
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どうなることでしょう...
楽しみです。
版築はとにかく突き固めるので体力も必要です。また大盛りカレーかなあ。




天使の鉄骨。

久しぶりに高瀬川沿いというか、鴨川沿い、というかのカフェ「エフィッシュ」に行きました。
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いかにもおしゃれな様子のカフェはあまり居心地がよいと思わないのないですが、ここは、風通しのよいイメージがあって、結構好きな場所です。

この間、あじさいをいただいてから、あじさいが気になります。
高瀬川、というと桜ですが、気まぐれに咲いている風情のあじさいもよいなぁと思いました。
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近所のおばちゃんが育てているあじさいも、かわいく咲いていてうれしい気分。
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さて、工事はこつこつ進んでいます。

昨日は、黄瀬さんのもとに材料が届いたと連絡いただきました。
加工してから持ち込まれ、天使突抜367の鉄骨部分が組み立てられます。
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家の北壁面、収納部分に補強を兼ねてこのパイプが通ります。




天使突抜367 家っぽく。

昨日は、朝から一件打ち合わせがあって、あとはものすごくぼけ〜っと過ごしました。
片付けないといけない雑用を一つしてはぼけ〜っとして、また一つしてはぼけ〜っ...という感じ。
久しぶりに、夕方テレビなんてつけてみると、この間関西テレビの番組審議会で審議したドラマ「ジェネラルルージュの凱旋」の続き、再放送をやっていて、なんとなく観てしまった。で、今夜が最終回、と出たので、また夜に最終回を観てしまった...
一日2時間テレビを観たのは何年ぶりでしょうか...
「ジェネラルルージュの凱旋」の豊福プロデューサーはとても良い感じの女性で、好感度高!だったので。
って、そんなにここで言い訳する必要ないか(笑)

家の方をやってくれいてる若者2人は、ぼけっ〜ともせず、毎日コツコツ作業してくれています。ちょっと罪悪感を感じて、今日のお昼は彼らの好物のカレーを作って食べてもらうことにしました。
昨日、堀川くんは、2階ミニキッチン部分に取り付ける換気扇の個所を作業してました。
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あと、玄関を入るとどんと現れる予定、長屋に似つかわしくない立派な階段、につける電気の位置など相談しました。
想定する位置に仮の電気をつけてくれたので、わかりやすいです。
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池上くんの方は、こつこつと、鴨居を作ったり、壁を作ったりの造作。

ちょっと家っぽくなってきました。
でも、家じゃないんですよ、倉庫です。

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あっ、この切れ端かわいい。

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何屋さん?

この3日間、自分が何屋さんかわからない状態になってました。(笑)
水曜日は、東京に行き、自分が書いている物に関する取材(する方)で、人に会う。貴重なお話しをきかせてもらって、感謝。その後、師匠上尾くんと本村さんらのコンサートで古楽を聴く。
で、木曜日はサントリーホールにて、音楽の友社の取材(される方)。これには、楽しい偶然があってうれしかった。
今ちょうど読みかけていた本『トスカニーニ』。
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今回の取材のインタビュアーがなんとこの本の著者、音楽評論家の山田治生さんだったのです。
重いなあ〜と思いながらカバンに放り込んでいって、よかったです。
はい、サインをいただきました!
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で、これだけでは終わりません。
山田さんは京都のご出身で、洛星中高卒。(かしこい、ってことです...)
私の名刺をご覧になって、山田さん洛星時代の親友のお家がうちの近所だということが判明。ほんとに数メートルのところ、『天使突抜一丁目』にも出てくる「小島餅本店」の息子がその親友だとわかり、盛り上がりました。何度か、遊びに行かれたこともあるそうで、じゃあ、うちの家の前、絶対通ってましたね、と盛り上がりました。
学習塾は、もちろん成基学園!一緒でした。(笑)
今回は平岡養一のことを話したのですが、平岡さんも山田さんも慶応の経済学部卒というおまけつき。

木曜の午後は、練馬で、リコーダーの本村さんとリハーサル。
プログラムの順番など、決まりました。
リハが終わった6時の時点でへとへとでしたが、帰りもう一つの約束があり神楽坂へ。
サーモンとホワイトアスパラと...そば粉のクレープ、ガレットに癒される。
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BeerBar [Bitter]
のビールも美味で、最終新幹線に乗り遅れたくなりました...

ここまでなら、まぁ許容範囲でしたが、今朝は取材(される方)で、下鴨神社へ。
ちょっと、とどめっぽい。
左は、今回の取材の企画をされているお一人、前田さん。
実は、私が小学校の頃所属していた合唱団の「オペレッタ」の演出に来られていたお兄ちゃん先生、が、この前田さん。なので、もう30年以上のおつきあい。
たまには、こういう写真も。
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撮影場所がとっても気持ちのよい下鴨神社でちょっとほっとしました。

明日は、一日、マリンバ弾きます!



通崎好み製作所展Ⅳはじまります。

今日は搬入でした。
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明日からはじまります。
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小さなスペースにかわいいものが詰まっています。
平野さんの写真も、かなり、いいです!
私は...明日は東京で...週末まで顔を出せそうにないのですが...
よろしければ、是非お出かけください。

通崎好み製作所展Ⅳ

今週は、水曜日から通崎好み製作所展Ⅳが始まります。
このかわいいカードも、もちろん、谷本さんデザインです。
19日のコンサートも、是非!

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メテユンデの帯、それから現場、そして。

今日は、メテユンデの帯を織ってくださっている田中伝さんと、谷本さん、朝9時半にうちに集合。
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このあいだ織りあがったサンプル。修正の指示を出していたところが今回うまくあがっているかのチェック。
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今日、この時間に最終チェックすれば、6日の撮影に間に合う!
よい感じで仕上がっていました。
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またぎりぎり滑り込む我々でした。

そういえば、以前展覧会の直前。
「ツウザキさん、いくらなんでも、そのスケジュールでは無理です。天皇陛下に頼まれても無理です」と言いながら間に合わせてくれた染め屋さんがあったっけ。
京都の織り屋さん、染めやさん、仕立てやさん....ほんとにすごいです。
まぁ、この地域がそういうスピード感の中心にあるということですが。
うちも家業は風呂敷の縫製をしていますが、子どもの頃から「せきもん」という単語は日常でしたから。「急く(せく)品物」=「せきもん」。「せきもんが入ったし、晩ご飯遅なる」とかそういう風に使われます。(笑)
父はまもなく77才ですが、今でもせきもんがあると、明朝に間に合わせるため、夜中12時くらいまでフツウに仕事しています。
まぁ、このへんのシゴトは、そういうシゴト、ってことです。
娘は人に無理をいい、父は人の無理をきく。因果応報とは言わないね...

帯がなんとかなりそうなことを確認し、田中さんに託して、谷本さんと現場へ。
照明どうする?という話。
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そして、この2階の壁、どうする....という話。
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LANは、2階の窓際なら、うちの無線LANが使えることが判明。
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で、この忙しいときに...
梅酒を漬ける!
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柳野さんに黒糖焼酎でつけると美味しいと教えてもらってから、うちは黒糖焼酎で漬けています。
まったりして美味しいです。

この忙しいときに...
昨夜大きな酒屋さんの棚の前で、どの焼酎を買おうか30分くらい悩んでいたこと、大きな声では言えません...



いろいろ

今週後半は、忙しすぎて、元気でした。(笑)
何が忙しいかというと、なんとなくフルコースな感があり。

家のことは、まぁプライヴェート。
でも、いろいろ決めることがあったり、記録も必要。

で、原稿も書いた。
3日ほど、で原稿用紙50枚ごえは、人生初のスピード。
やればできるではないか、と思った。(笑)

金曜日には、12月に共演するヴァイオリンの金関さんが来てくださり、プログラムを決める。
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このところ、工事現場の写真ばかりだったので、たまには高尚な感じで。(笑)

せっかくの弦楽合奏との共演なので、何かと欲張りになる。初めてお目にかかるのだけれど、すっと話が通じる方で、よかった!
野田さんのアレンジを気に入ってくださり、それもよかった!
かねてから、私のやりたかったヴェヴァルディのコンチェルトに賛成してくださって、これもよかった!!
帰りに送りがてら、必要な楽譜を近所の「ハン六」でコピー。ハン六のコピーの早さとお兄さんの親切さに感動された金関さんでした。(笑)


あと、ゆかたも進行中です。
一昨日、戸矢崎さんのが染め上がって届きました。
黒地に出目金。
早速、仕立ての段取り。
久しぶりにメイクユーさんに電話。
我がチームのぎりぎり体質にもすっかり慣れてくださったようで(スミマセン...)
「いつですか?必要な日に間に合わせます」と頼もしい対応!
ありがとうございますっ。
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これで一安心、なはずなのに「これ、男物のシャツにしても、かっこよくないですか」と戸矢崎さんに提案し、自分で自分のシゴトを増やす。
田中さんよろしく、です。

このところ、1時半頃に寝て6時にぱっと目が覚める。
漢方の先生に言わせると「肝臓のためにいくらなんでも2時までには寝てください。食べる量を少なくすると、睡眠時間が少なくても大丈夫です」とのこと。
う〜ん、毎日がっつり食べてます。
ビミョー。

最後の番審

関西テレビの番組審議委員をさせていただき、あっという間に5年が経っていました。
昨年、自分から「辞めます」と言わないと、たぶん余程のことがない限りクビにはならないであろうことに、自分のこととしてようやく気づき「辞めなきゃ!」と思いました。
あまり長く続けると、いくらマジメにやっていてもお互い新鮮味がなくなるから、です。

番組審議委員会は、放送法で義務づけられた機関なのですが、何をしていたか簡単に言うと、月に一本課題番組が届き、それを視聴し、関西テレビに行って、その番組を制作したプロデューサーや、社長さん他取締役さんなど、えらい方々の前で番組の感想を言う、というようなシゴト。ドキュメンタリーあり、お笑いあり、ドラマあり。

会議は苦手といいながら、5年も続けさせていただいたのは、関テレのみなさんがなんかいい感じ、だったからかなあ、と思ってみたり。
審議委員の先生方も弁護士さんとかお医者さんとか...。様々な視点からの意見をうかがえたこともべんきょうになりました。森毅さんと入れ替わりだったのは、ちょっと残念だったかな。

審議会は来月までが任期なのだけど、来月は欠席、レポート提出になるので、今回「あいさつを」と。
本来なら起立して、これまでのお礼、そして関西テレビの益々のご発展をお祈りします、とか言うんだろうけど、そういうのが一番苦手で... 
私はこれからの人生において、そういうあいさつがきちんとできる人間になれるのだろうか、と考え込んでしまいました。(笑)

審議室長の服部さんは私が最後の出席ということで、音楽なネクタイ、をしてきてくださいました。うれしいですね。
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すっかり終わった気分になってしまいましたが、任期は来月まで、ということで、来月のレポートもしっかり書こうと思います!


五條天神宮の例祭

5月10日は、うちの近くの五條天神宮の大祭。
先日「天使突抜367」解体前のお祓いをしてくださった宮司さんの息子、昭一さんが、大役を務められるということで、のぞきにいってきました。
普段は東京でIT関係のコンサルティングの仕事をしておられるので、病気のお父様にかわっての神職「本番」はまだ数えるほど。
というわけで「がんばれ〜!」と応援モードなワタシでした。

篳篥の音に誘われ、神社裏手から。
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この例祭をとりしきるのが昭一さんです。
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段の上、神殿の扉を開けるところ。
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中に、いろいろお供え物がされ、拝礼。
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神事は大変、美しかったです。
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夕方たまたま神社の前を通りかかったら、
iPhone片手の昭一さんが。
普段の姿に戻ってました。
差がありすぎ。(笑)

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本日の幸せ。

パン屋さんにて。
いつも買う「パン・ド・ミー」が焼けていなかった。
ので。
お兄さんがオマケをくれた。
本日の小さな幸せ。
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「マイ・フェイバリット」展

今日は、結構早起き。
雑用を片付ける。

お昼ご飯を食べて京都国立近代美術館へ。
晴れ!
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カフェでのんびりする。
GW中なので、こんな席は当然空いていないだろうと思っていたのだけれど、意外にすんなり座れました。
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観た展覧会は「マイフェイバリット ーとある美術の検索目録 / 所蔵作品から」

「何か持って帰っていいよ」と言われたら何にしようか、なんて思いながら観る。
ハンス・アルプと銘仙着物を並べて展示したら面白そうかなとか、池田満寿夫の昔のちょっとしたもの、もいいなぁ、とか。

7日に本番と原稿の締め切りひとつ。
大丈夫か、わたし...


週末

土曜日は、鉄斎堂で父と待ち合わせ。
恒例の「近代絵画作品展」をのぞく。
大家の作品もいわば無造作に販売されているのが面白い。
この催しは大好き。
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で、ぎゃらりぃ思文閣「木田安彦の世界」展レセプションへ。
木田さん60年代の作品、おちゃめでかわいらしかった。

帰りに、大和大路古門前の骨董屋さんにぶらっと入る。
初めてのお店。
センスいい。
久々に欲しいと思うモノと出会う。
昭和初めの銅製の花器。
モノが増えすぎて倉庫がわりの家を買うはめになったので、これからは不用意にモノは増やさないと思っていたのだけれど、「コレ新しい家に似合うな...」などと思ってしまうワタシ。
だめだめ。
どうしようもないです。
あっ、まだ買っていません。(笑)




昨夜。

昨夜は、チェンバロ奏者三橋桜子さん、CD「ネオ・バロック」発売記念のコンサートに行く。安定感のある技術で、音楽的にも素晴らしい演奏でした。

それにしても、チラシも見ず「今日、そういうのがあったなぁ」とふらっと出かけたので入場料1500円にはびっくり。安っ。

ご主人のP.エスカンデさんが作曲家で、彼によるチェンバロのための作品も演奏された。どこかピアソラを思わせる響きだなと思ってプロフィールをみると、アルゼンチン生まれだった。(笑)
1部は、チェンバロ・ソロとエスカンデさんとの連弾。
2部は、モダンピアノで、モーツァルトのソナタからスタート。
チェンバロからいきなり時代を超えたその響きに違和感を覚えた自分に、成長を感じた(笑)
メインは、シューベルトのファンタジー。
チラシを見ずに出かけた私にとっては「懐石料理を食べるつもりで出かけたら、メインがステーキでした」みたいなコンサートとなりました。(笑)
それにしても、チェンバロとピアノではタッチが全く異なるはずなのに、一晩で両方。
耳とセンスと運動神経がいいんだろうな、と思う。

アルティからぶらぶら、ではなく、早足で歩いて帰る。
途中で寄り道。ドラッグストアで歯ブラシを買い、大垣書店で本を買い、スーパーでヨーグルトを買う。
こんな本を買ったけれど、何か共感できることはあるのかな...
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緑の色

末富さんの羊羹「春爛漫」。
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昨日、控え室の窓から見えた東山の緑を思い出しました。

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赤帽の山田さん

今日の本番。
楽器を搬入するのに、会場の扉を開け、ギョッとしました。
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一面、いす!
右上にマリンバ、見えますか〜
「1500人のホール」と思えばそんなに違和感はないはずですが、1500脚のパイプイスというのはやはり圧巻でした。
今日は、この会場で「君が代」他、を弾きました。イデオロギーとかなんとかはさておき、リクエスト曲だったので...
これまで「君が代」は弾いたことがなかったので、ここ2週間ほど毎日朝晩「君が代」弾いてました。私の場合、それがどんな曲であれ、曲と近しくなるには時間がかかる。
ふぅ。
「君が代」間に合いました。
それにしても、ご近所のみなさん、突然、毎日「君が代」が聴こえてきて、さぞかし「?」だったことでしょう。明日からは弾きませんので(笑)

ところで、市内で楽器を運ぶときはたいてい赤帽の山田さんにお願いしています。
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もう15年くらいのおつきあいになるので、マリンバの組み立てもばっちりです。
元呉服屋さんでもあるので、展覧会の搬入の時など、着物のアイロンあてまで手伝ってくださいます!私のまわりでは「スーパー赤帽!」として有名です。
時間のある時は、早く来て本番も聴いてくださるので、私のレパートリーにもかなり詳しいです。今日も「君が代」を弾く、というと「誰のアレンジですか?」って、フツウの赤帽さんの質問とは思えません。(笑)「港さんの半拍ずれた君が代も、おもしろそうですねえ」ってかなり通のことをおっしゃいます。

今日は、助手席にのっけてもらったのですが、こんなものを見つけました。
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明日は、詩吟のコンクールなのだそうです。
なんというか、広く文化に興味や関心があるっていうのは、いいなぁと思います。
山田さん、がんばれ〜。



仲井戸麗市×新谷祥子ライヴ

昨夜は、久しぶりにライヴハウス「磔磔」に行く。
磔磔36周年、8夜連続ギタリスト仲井戸"CHABO"麗市のライブ。
ゲストは、日替わりで、この日のゲストはマリンバ&パーカッションの新谷祥子さん。

新谷さんは、20年ほど前からクラシック畑のプレーヤとして知っていたのですが、ここ数年いろいろな活動をされていて、最近は、マリンバの弾きがたりでライブをやっておられるとか。これがまたとっても評判良くって、一度聴いてみたいと思っていたところでした。京都に来られる、そしてお相手がRCのギタリストCHABOということで、もうそれは楽しみに出かけました。

私は、実は、ロック好き!
中学生の時、ディープ・パープルのコピー・バンドでドラムス叩いてました。
高校生の頃は、RCサクセション、忌野清志郎の大ファンだったのであります。

で、ライヴはとても楽しかった。
私にとって新谷さんは、これまでさらっとかっこいいイメージだったのですが、今回はなんだかとにかく楽しそうな様子で、それを見ているだけでも幸せな気分になれました。
マリンバ関係のコンサートに行くと、どうしても同業者的な耳になってしまい、つい「私ならこう弾くかな」などと思ってしまうことが多いのですが、新谷さんのパフォーマンスはそんなことを思う間もなく、楽しいばっかりでした。
もちろん、CHABOも最高。もうすぐ60才とは思えません。20は若く見えます...
が、たしかにお客さんの年齢層は高かったかな(笑)

ライヴでは、マリンバ、パーカッション、そしてザイロシンセというマリンバの形をしたシンセも登場していました。
いろんな不思議な音がしました。
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新谷さんのライブ、また行こっ!と思いました。

春の味


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静岡の仕事から帰ってこられた黄瀬さんの、おみやげ。
美味しいっ!



天使突抜367 第3期解体終了

午後の部も順調。
またトラック1台の廃材を運び出しました。

これで、大きな部分の解体は終了のようです。
家、というか、土地って感じになってきました。
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井戸のありかもわかりました。
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家の中の井戸で夏には野菜を冷やしたりって、素敵ですが、そんなこと言い出すと、またさらに設計が大変になるでしょうね(笑)
といいつつ、一応、言っておこう!

続きは、7日に大工さんに見てもらって、細かい部分を検討することになっています。

ところで、桜、です。
円山公園のしだれ桜。
数年前から具合が悪く、痛々しくて、見るのもかわいそうな様子だったのですが、素人目には随分元気になったように見えます。
まだ妖艶な姿とまではいきませんが、この調子でよくなるといいなあ、と思います。
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カレー。

明日は、「天使突抜367」第3回目の作業。
廃材の運び出しと、たぶん最後、の解体です。
堀川くんと池上くんと、成蹊大の鯖チーム(月末、美山に鯖のモニュメント、無事納品とのこと)20代男子5名、が来てくれるので、今、カレーを作っています。
この間のカレー、岩野さんが30回くらい「美味しい」と言ってくださったので...
黄瀬さんと川合さんが来てくださるときは「麻婆丼」と決まっていたのですが、今回は不参加なので、やっぱりカレーです。

実は、あまりに岩野さんに「美味しい!」と言われ、フツウにフレスコ(近所のスーパー)で売っているカレー粉です、とは言いにくくなった...
隠し味...と尋ねられ、そういうのも特にないのですが...
考えれば、お肉は細切れでもよいので、ちょっとよいお肉を買う、というのはポイントかも。
それを姿がなくなるくらいまで煮込んで、肉の存在をなくし、最後に実は油揚げを入れています。精進風をよそおう。
あと「愛」の表現に、さといもをいれています。(笑)
なんというか、とろっとした感じに「愛」を感じていただきたい、という気分。
さといもをむきながら、手がかゆい〜と思ってもがんばってむく、あたりも「愛」です。
結構「いい味」がでるのです。

あと、根菜好きなので、ゴボウなんかも入れます。
アクに気をつけ、下ゆでしてから放り込むなど、少しの工夫はあるかも。

と、書きながら、自分がとってもどうでもいいことを書いているような気分になってきたので、このヘンで。

今日は、初めてマリンバを弾かれる生徒さんが来られ『マリンバ練習帖』を使って初レッスン。この本は、初めてバチを持つ人が使えるように考えたものなので、感慨深いものがありました。

夜は、夏のコンサートの打ち合わせ。
いつの間にか「お宅拝見」みたいになっていた。
詳細は、また追って。


通崎好み製作所展とコンサート日程!

「通崎好み製作所展」
今年は、ジェイ・スピリットのギャラリーにて開催です。
6月9日から20日まで。
関連企画のコンサートは6月19日(土)ちおん舎にて。
リコーダー奏者の本村睦幸さんをゲストに開催いたします。



平和な一日。

今日の午後は、久しぶりにサンパツに。
普段、髪は自分で切っているのですが、何ヶ月かに一度は、美容院に行きます。
自分で切り続けていると、なんとなくどこかぼさぼさになってくるので、たまにプロに整えてもらう、という感じ。25年くらい通っている近所の、おしゃれとか、そんなことには縁のないテクニック重視のところ、です。(笑)
さっぱりすると、頭の回転もよくなりそう。って、気のせい...

今日は、高槻現代劇場の担当の方から12月の公演のことで連絡がありました。
もう12月か...

金関環(ヴァイオリン)と弦楽アンサンブル ラ・ストラーダ
〜通崎睦美(マリンバ・木琴)を迎えて

というコンサートです。
弦楽合奏との演奏会、とってもとっても楽しみ。
やりたいことがたくさんあります。
今日、電話で、初めて金関さんとお話しましたが、いろんなアイディアを盛り込んだ、楽しい演奏会になりそうです。

公演のことと言えば、今日はもうひとつ。
7月焼津の公演。
副題の打診がありました。

「通崎睦美木琴コンサート
〜浴衣でナイト♪」

ゆかたか着物でご来場の方にはプレゼントがあるそうです。
う〜ん、浴衣でナイト♪か...
ゆかたを入れるなら

「ゆかたでいこう!
通崎睦美木琴コンサート」

の方がよいかなと思います、とご提案しました。

詳細はこれから。
焼津市の主催ですが、チラシデザインは谷本さんご指名!です。





作文指導

今日は午後から、ミカちゃんのレッスン。
ミカちゃんは、国語が苦手、でも高校の入試には作文がある、というので、作文の指導をかってでました。
全然、頼まれてないけど(笑)
マリンバの先生に作文を習う、というのも面白いでしょう。
きちんと構成を考えて表現するというのは、音楽にも通じるところなので、がんばってもらいたいと思います。

ミカちゃんは、このあいだから、小太鼓のレッスンにも通いはじめたので、そのことをテーマに書いてきてもらいました。
600字の中に「嬉しい」が3回も出てきて、余程うれしかったんだなあ、ということはよくわかるのですが、ちょっと多いかなあ。
でも、文章の中にうれしさがあふれているのは、悪くない。
個性を生かしながら指導するというのは、なかなかむずかしいです。
これも音楽と同じです。

と、えらそうなことを言ってますが、私は子どもの頃、読書も作文も、嫌いでした...
『ああ無情』を『アーム城』だと思っていたくらいです。
でも、今日はミカちゃんに「本物の赤ペン先生みたい」とほめてもらいました。(笑)

そうそう、ミカちゃんのお父さんは美容師さんですが、出張でのカットもされるということで、この度、そのお仕事のチラシデザインを谷本さんに依頼されました!
今日、初めての打ち合わせだったそうですが、どんなチラシができるのか、楽しみですね。

平岡養一木琴演奏曲選集

レコード・プレーヤーは随分前に処分してしまったので、うちではレコードが聴けません。
カセットテープは、つなげば聴けるけれど...という状態。

日々、出来る限りモノを増やしたくないと思っているのですが、先日、ついに、こんなものを購入しました。
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レコードプレーヤー(LP/SP/EP対応)なのですが、カセット、ラジオ、CD、それにUSB端子が付いているので、再生したものをファイルに保存できるという優れものです。
線をつなぐのが面倒だし、常に置いておく場所もないので、使うときだけ出してこられる一体型を探し、機能と値段でこれに決めました。デザインは「なぜかレトロ」なところがビミョウですが。(笑)

オークションで買ったまま聴けていなかった、平岡養一がアメリカに渡る前のSP盤などを聴き、また新たな発見をしています。

ところで、これを買うには、SP盤などレコードを聴くという他にも、目的がありました。

この手作りの箱は、この2年ほど、横浜から時には夜行バスに乗ってコンサートに駆けつけてくださる平岡養一ファンの方からいただいた、すっごいプレゼントです。

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中に入っているのは、ご自身が「昭和40〜50年代、真空管式のラジオのスピーカーの前にマイクを置き、ダブルモーター式の重いオープンリールで録音した平岡養一の演奏」を、編集して10巻のカセットテープにまとめてくださったものです!

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これらが、120分テープなので、このまま聴き続けるのには不安があり、データで保存できないかと思っていたのです。

それぞれのテープには、これもご自身による「平岡養一」が描かれています。
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曲目も、手書きによる冊子にまとめられています。
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すべて「通崎好み」を意識して作ってくださったそうです。

よく見れば、箱の中も凝っています。このあたりが通崎好み、ですね!
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かなり大変な作業だったと思うのですが、お手紙には「貴重な音源を誰かのために役立てたいと思っていたので、私としては大変嬉しいことです」と書かれていました。
貴重な音源はもとより、ここには、平岡養一に対する思いが、ずっしりと詰まっているようで、それも含めしっかり受け取りたいと思っています!


G.H.Green

今月末は、木琴コンサート。
普段は、「マリンバ」か「マリンバと木琴」なので「木琴」だけのコンサートは久しぶり。
2回目、かな、です。

木琴だけでやるとなると、いろいろと欲が出て、初めての曲や久しぶりの曲を弾いてみようと思います。で、出してきた譜面が、G.H.グリーン「ワルツ・ブリランテ」。

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本来木琴のために書かれているのですが、たいていはマリンバの代用で弾かれています。
私も、そうでした。
ですが、今回は、ようやく晴れて木琴で!

この方が、作曲者のGeorge Hamilton Greenさんです。
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自身も木琴奏者でした。このレコードでご本人の演奏を聴くことが出来ます。
10代で、すでに「世界一の木琴奏者」とよばれていたそうです。1916年にエジソン・カンパニーで録音しているという記録があります。
彼は、木琴奏者、作曲家としてのみならず、Magazine Cartoonist(イラストレーターみたいな仕事だと思う)水彩画家としてもよく知られていたそうです。

ところで、この曲、前回本番で弾いたのは、たしか20年くらい前?!
なのですが、平林さんは、ちゃんと伴奏譜を保管してくれていた!
感激です。
テープのパシパシ具合に年月を感じました。(笑)




シュナーベル

日米開戦後のニューヨーク。
日本人一切外出禁止の中、平岡養一がどうしても聴きたくて出かけたというコンサートが、シュナーベルのベートーヴェン。平岡養一が敬愛するピアニストってやはりどこか平岡っぽいのだろうか。シュナーベルのベートーヴェンは聴いたことがなかったので、CDを買ってみた。
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1930年代の録音です。
それにしても、このCD。ベートーヴェンのソナタ全集(10枚組)なのですが、HMVのマルチバイ価格で、なんと1132円。
えっ? 
何かの間違い、のような価格です。

ちょうど一緒に買った矢野顕子『音楽堂』は、定価3150円。
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自分で話題をふっておきながら、だからどう、ってことは、特にないのです...(笑)



國母選手の服装

オリンピックが開幕しました。
競技とは関係ないところで、國母選手の服装の乱れがニュースになっています。

記者会見の様子を見ていて、思い出したこと。
私も高校生の時、制服を着るのがいやで、校外学習の機会に私服(真っ赤なジャケット...)を着ていって反省文を書かされましたっけ。
「この学校の制服は、格好悪すぎてとても着られません。ポケットの位置が悪すぎる。グレーの色目も重すぎる」という内容を連綿と綴った反省文でした。たしか。(苦笑)
で、可笑しいのがその後。
「この制服は、とある有名デザイナーのデザインだから、価格も高く特別なものなのだ」という話だったのですが「絶対そんなわけないと思います!」と訴えると、ほんとにそんなわけなかった?!らしく、なんと、次の学年から制服のデザインが変わりました。
しかし...
私たちは古い制服のまま、でした...
詳しいことは、記憶力のよい平林さんにまかせます。

そんなわけで、國母選手の態度も大人げなかったとは思うけれど、その気分には少々同情的、であります。がんばって金メダルをとっていただきたいです。

高校、といえば、我が母校、京都市立音楽高校(新年度より京都市立京都堀川音楽高校)が、4月から新校舎に移転します。5月、こけら落としのコンサートとして、リサイタルをさせていただくことになっています。
何度か反省文を書いた私ですが、よんでいただきありがとうございます!
伴奏は、もちろんクラスメイトの平林さんです。西邑先輩の曲も入れますか。
コンサートでは、現役の打楽器専攻生との共演をお願いしています。
よく考えると、親子の年の差ですね。楽しみです。

このところ、出たり入ったりしている間に、林光さんから3月に共演予定の楽譜がどさっと届いていました。さぁ、練習。
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新国会丼

東京にいます。
昨日は、国会議事堂!
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となりの、国立国会図書館へ。

お昼は食堂で昼食。
メニュー「新国会丼」味噌汁付き600円、が目をひきました。
真っ白などんぶり(クリーンな器!)に盛られた親子丼にカツがのっています。カツ+親子、で親子にカツ!を入れるというシャレ。国民が望む「平和」な暮らしにちなんでグリーン「ピース」がちらされています。
がっつり、男子向きメニューですね。

オーダーを通す食堂のおばさんの声
「スパイシーと国会!」
(スパイシーカレーと国会丼の意味)
が新鮮でした。



アメリカのMethod

『マリンバ練習帖』。
右のオレンジ色バナー(マリンバ練習帖のマーク)をクリックしていただくと購入フォームへいくようになっています。
発送は2月5日以降になりますが、いち早く手に入れてマリンバの練習をしたい!谷本さんのデザインを眺めたい!という方は、こちらからお申し込みください。

ところで、この画像は、1938年に出版されたアメリカの『マリンバ練習帖』です。
正しくは『Marimba and Xylophone Method』(M.M.Cole Publishing co.)。
内容は、初心者向けですが、モデルさん、私より背が高そうですね。(笑)

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ア・プ・プレ

雑誌で、おいしいお店を紹介してくださいと言われると「たいてい、家で食べるのであまり知りません」と愛想のないことを言うのですが、それは、本当です!
一度、編集者にぶちぎれられたことがありますが、本当なのです。
だって、数回行ったことがあるだけの店を、いかにも行きつけのように書くのは、恥ずかしいでしょう。
でも、このブログなら、ここに行ったとか、あそこに行った、と気軽に書けるので、よいです。(笑)

今日は、フレンチのア・プ・プレ。
私の通っていた幼稚園(今は下京中学校)のすぐ裏手です。
町屋というと、それをウリにしていて味はいまいち、というところもありますが、こちらはそんなことはないです。
「がたがただった古家を、使えるように、がんばった!感」(これはイメージです)のあるスペースで、近所の友達のところへ遊びに行ったようにほっこりできます。使い手の個性とうまく折り合っているのでしょう。
建具も、オリジナルかな。
昭和のフツウのおうち、を感じるなつかしいガラスです。
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向こうに見えるお庭も、なごみます。
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お料理も、丁寧に作られたお味です。

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烏丸五条からすぐ、京都駅から徒歩圏内の場所です。
ちなみにシェフは女性です。

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もひとつ、ちなみに。本日の私の晩ご飯は「大根の葉っぱのおにぎり」です。

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Orto

昨日は、菅野さんと中井さんと昼食。
「火星人で霊合星人」(by 細木数子)という同じ星を持つ三人の集い。
このあたりは、中井さんが詳しい。
改めて年齢確認すると、3人は未→未→午とほぼ一回り違い。
そうなんだ、という感じ。素敵なお姉様方です。

中井さんは、おしゃれセンスも、さすがフランス文学者って感じで(笑)普段のシャネルやエルメスをさりげなく着こなしておられるのだけど、昨日は「うん?ん???」と思いました。
後できくと、やっぱり。(笑)
ビスチェのように着ておられたのは、「ほぼ日ハラマキ」千鳥格子柄、でした!
写真撮っておけばよかった。

中井さんお薦めのお店、イタリア料理店「Orto」はとても美味しかった。
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野菜が美味しいお店といわれても、料理があまりに素材重視で素朴すぎると「家でも無農薬野菜を取り寄せて食べてるからなあ...」と思ってしまう。やはりリストランテでしか食べられない食べ方をしたい。かといって、うやうやしく、大きなお皿にちょこんとのっていても、腹が立つ(笑)
そういう意味でも、ここのお料理の「調子」は、とてもよかったです。

ところで、この間から、中井さんにサガンの新訳を書いてもらって、谷本さんのデザインで本を作れば売れるだろうなと思っているのですが...
新潮社さん、いかがでしょう(笑)

本を作る

『マリンバ練習帖』。
私が「発行者」なので、何を決めるにも、最後の「はい!」を言わなければなりません。
実のところ、谷本さんにまかせておけば、何の心配もないのですが...(笑)

最後の仕事は、表紙と本文の紙を決定。
紙によって発色も違うし、手触りも。
色&紙の見本を見て触りながら選びます。

同じ紙質でも、99キログラムか118キログラムか、どちらがいいかな、とか。
(グラムによって厚みが変わります)
ペラペラもいやだけど、綴じたときあまり分厚くなるのもイヤだし。
....とか、いろいろ。

仕上がりが楽しみです。

午後からは、絢ちゃんが来てくれて確定申告の準備。
また領収書の山。
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さくさく片付けてくれました。
ありがとうね!



「日米交換船」と「マリンバ練習帖」

鶴見俊輔・加藤典洋・黒川創『日米交換船』(新潮社)を読んだ。
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買った時に、パラパラと見た後、いずれゆっくり読もうと思いながら、4年間書棚に飾ったままになっていたもの。
私の木琴(=平岡養一の木琴)も、戦時中この「日米交換船」に乗って帰ってきたはずなのだから「日米交換船」には大変ご縁があるわけで。
それにしても、約500ページ。黒川創の参考資料のページだけで10ページ。読む方にも気合いのいる本でした。
船が赤道を通る日、船内では「赤道祭」と称したコンサートが開かれ、平岡養一もそこで木琴を演奏したそうです。


ところで、この本の装丁は一目見て、平野甲賀ですが、『マリンバ練習帖』の装丁はもちろん谷本さんです!
はい!見本が出来上がりました。
(見本ですので、現物とは少々異なります。)
2月4日発売開始予定です!
マリンバをやっておられる方は少ないと思いますが、マリンバの楽譜はご覧の通り五線譜に書かれていますので、ピアノで弾いてみることも可能です。
挿絵がとってもかわいいので、楽譜が読めない方にもお薦めです!(笑)



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嬉遊笑覧

昨日鳥の写真を載せたら、ブログを読んでくださっている方から「おっしゃるとおり鷺の仲間のアオサギです。」とメッセージをいただきました。
ありがとうございます!

今日、調べ物をしていたら、喜多村筠庭『嬉遊笑覧』(江戸後期風俗の百科事典みたいなもの)にたどり着きました。
明日起きたら「そのあたりは、私の専門です」という方からメッセージが入っていないかなあ、と期待しつつ...
寝ます。



竹久夢二展

今日夕方、高島屋に「竹久夢二展」を観に行きました。
ポスターの感じなどからして、そんなに期待せず、出かけたついでに立ち寄ったという感じだったのですが...なかなか見応えのある内容でした。
竹久夢二の本名は、茂次郎(もじろう)というそうです。知らなかった。(笑)
今回の展示で、私が興味をもったのは、「夢二」ではなく「茂次郎」的な部分なのかも。商品になっていないもの、普段あまり目に触れる機会がないであろう物の中に、ため息の出るような作品がありました。
京都高島屋7階にて25日まで。

ところで、その前に、祇園の新橋で、鳥に出会いました。
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鷺の仲間?
また、無知を露呈してしまいます...

京都では、街の中、鴨川や本願寺のお堀で「えっ...」というような鳥に出会うことがあります。
「えっ...」というのは、その風貌が大変立派で、とても街中にフツウにいるとは思えないということです。




通知票

音楽をやるには、勉強も大切です!
というわけで、マリンバのレッスンに来ている中1のみかちゃんに「通知票見せて!」と言ったら持ってきてくれました。
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感想は...
紙質がいまいち。
印刷がいまいち。
デザインがいまいち。

我々の頃の通知票といえば、もうちょっと上質な紙にきちんと印刷されており、通知表にも「威厳」があったように思うのですが。

細かいことはいいので、もっと喜びとかショックなどが、ガツンとくる、デザインってないんでしょうか。

西岡さんや谷本さんに通知票のデザインを頼めば、生徒によい影響を与えるような気がしました。5なら5,2なら2,で、額に入れて飾りたくなるような通知票とかね。私学では、制服や給食に凝っている学校があるようですが、通知票のデザインってどうなんでしょう。やっぱり、通知票のデザインは大事だと思います!学校の先生方、ご一考を。

ところで、みかちゃんとは「次の学期に成績が下がったら、このブログで通知票を公開する!」という約束になっております。
みなさん応援よろしくお願いいたします。
「絶対、がんばる!」(by みか)



メテユンデ2010

ちょっと更新をさぼってしまいました。
ものすごくフツウにさぼってしまいました。
ご心配くださったみなさま、失礼いたしました。

昨日は、京都芸術センターの前田珈琲にて、メテユンデ関連のミーティング。
「両手に花」なんて言い回しがありますが...
昨日の私は「ツウザキ的両手に花」でした。
左手に戸矢崎さん。

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「う〜ん、そんな感じでいいんじゃないかな」の図。

右手に谷本さん。
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「はい、そんな感じで、いいと思います」の図。

というわけで、今年の「メテユンデ」も新しい趣向で楽しく進められそうです。

ところで、戸矢崎さん、と言えば、ボタン!ですが...
先日、久しぶりに寺町のアンティークセンターにふらりと立ち寄り、かわいい古ボタンを見つけました。
身長1.5センチです。
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ちょっとおしゃれな手袋も。
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nui project

四条河原町「ギャラリー・ギャラリー」でnui projectの展覧会をやっています。
nui projectについて、詳しくはこちら。

私は、昨日の夕方観に行きました。
偶然、久しぶりに刺繍の木部訓子さんと会えたのがうれしかった。
顔を見ていて、今年また何か一緒にできたらいいな、と思った。

前日に、両親に面白い展覧会やっているよ、と話していたら「日展」に行く前に寄っていく、と。「ギャラリー・ギャラリー」「日展」その後、西邑さんが音楽を担当していた舞台を観にALTIに出かけたもよう。毛色違う過ぎるけど...元気でなにより。
「西邑さんのどうやった?」と聞くと「ご主人がうれしそうな顔をしたはった」と。
それは、よかった、ということですね。(笑)

ギャラリーギャラリーでは、シャツの他に制作サンプルというのかな、端布も売っています。いいものが見つけられたらお買い得です。これは、両親が買ってきたもの。
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一部を切り取って、コートにでも縫いつけたらかっこよくなりそうです。

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さて、これはどうするかな。

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床の間は

今年のお正月、床の間はこんな感じです。
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雪の伏見稲荷の軸の下に何を置くか...
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少し華やかなもの、と思いボタンを使った戸矢崎さんの作品「長寿の白い花」「幸せの黄色い実」にしました。

誰かに、この作品について尋ねれた時のために、台の下にメモ書きを忍ばせています。「幸せの黄色い花」とか言わないように。(笑)
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玄関には、お正月らしい海老がいます。
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あけましておめでとうございます

2010年になりました。
あけましておめでとうございます。

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「メテユンデ」も、今年の夏で8年目を迎えます。
谷本さんと知り合って、8年。戸矢崎さんのお宅におしかけて8年...。あらためてそう考えると感慨深いです。

平岡養一の木琴を譲り受けたのが2005年ですから、これももう5年目となります。

ヒラサ・オフィスの所属となったのは、2008年。
今年も、平佐さんの奥さまが干支の型染めを送ってくださいました。子・丑・寅と経ったんですね。
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時の経つのが早く感じるのは、年のせい?
今しかできないことを、しっかりとやっていきたいと思っています。

年賀状を書きながら「旧年中はお世話になりありがとうございました」ほんとに、お世話になりました!
「本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。」ほんとに、よろしくお願いいたします!と心から思いました。
そしてほんとに「よき1年となりますように!」ですね。

今年も終わり。ありがとうございました。

朝から、おせち料理の残りの作業をしました。
昨日仕上げたものには、再度火を入れます。
幼なじみの春美ちゃんと二人で二軒分のおせち料理を作るようになって、今年でもう19年目、らしい。『天使突抜一丁目』の本の中では座布団の上に寝かされていた春美ちゃんちの長男、壮一郎くんも、もう3年生。今日は、味見をして、作り終えた料理のチェックをしてくれました。生麩が好物というのは、おせち料理の影響かな。
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今年も、いろいろ作りました。
19年の間にはいろいろとメニューの入れ替わりがありました。最近定番になったのが、コレ。
何?肉?
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切ると、断面に大根とにんじんの紅白市松模様が現れます。
ほら。
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ちょっと不揃いですが...(笑)

来年は、20周年記念ということで、ちょっと内容を考えようなんて話していましたが、その時になると「普段通りがいいね」となりそうな気もします。(笑)


さてさて、あっという間にまた一年が経ちました。
今年一年、このブログを見てくださった皆さん。ありがとうございました。
まもなく、2010年。
みなさんにとってよき一年となりますように!


有次の抜き型

おせち料理では、「有次」の抜き型が活躍します。
なんでもない、山芋もこんな型にすれば、お正月っぽい一品になります。
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本日、予定通りの一日が終了。


今年もおせち料理

出かけたついでに錦市場に立ち寄る。
なんとなくばたばた過ごしていると、年末のような気がしないのですが、このお店の前を通るとお正月が来る!という気がします。
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お正月のおせち料理とお客さんのための料理を作るときは、いつもより、よい鰹節を買います。
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明日の予定は、朝からおせち料理のために包丁を握る。
夜は練習のためにマレットを握る。
その後は、年賀状のために万年筆となりますか。


ヴェルサイユ宮殿?!

昨日は、お昼間に谷本さんも同行してもらって、新しく始まる、かもしれない、プロジェクトの打ち合わせ。その後「マリンバ練習帖」の話もしました。いろいろと考えてもらっているようで、できあがりが楽しみです。

夜は、フェニックスホールへ。
ダンス付き、バロック音楽を聴いた。
入っていたチラシは、こんなの。
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興味はあるけれど「踊ってみませんか」と言われて「はい」というには勇気がいる。(笑)

昨夜のダンサーは、本当にこういうドレスを着ておられました。きれいなドレスでした。

終演後ちらっとのぞいた楽屋スペースは、ヴェルサイユ宮殿のようだった?!
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帰りは、おきまり、駅前のリド飲食街へ。

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ヴェルサイユから抜け出した〜!
という感じ。

クリスマス・ツリー

今日は、クリスマス・イヴ。
うちのクリスマス・ツリーは末富さんのお菓子です。

野田さんの料理

昨夜、京都に来ている港さんがちょこっと立ち寄ってくれました。
「野田さんの、どうだった?」
やっぱり(笑)気になりますね。
とてもいい会だったよ、と報告しました。

昨日の石井一男さんに張り合うわけじゃないけれど、野田さんの生活ぶりもなかなか魅力的です。
『奇蹟の画家』では、石井さんは飲食店には出かけることはなく総菜パックを買ってすませる、と書いてありましたが、やはり清貧ぶりは料理の腕前で語れることの量が変わってきますね。
野田さんにフツウの人がとまどうような「生の鰯を一箱分」渡せば、これでかなり暮らしてくれると思います。締め切り前だとお手上げだろうけど。(笑)

一昨日、ブログに載せた料理について。
カリフラワーとジャガイモの味付け。ご本人に確認したところ、ソースの中身は以下の通りでした。

ヨーグルト、マヨネーズ、アンチョビの刻んだの、刻みネギ、白ワインちょっと、たっぷりめのレモン汁、黒胡椒、ブラウンマスタードシード、塩



奇蹟の画家

先日、お近づきになった後藤正治さんの新刊『奇蹟の画家』(講談社)を読んだ。

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奇蹟の画家とは、石井一男さんという作家さんのこと。清貧の画家、と書かれてます。

この本では、石井さんや絵のことについて、というよりは石井さんを発掘された「ギャラリー島田」の島田さんや石井一男の絵に感動した人達のこと(彼らと石井さんの絵のつながり等々)に多くのページが割かれていた。

登場人物の多さに目が回りそうになりながら、ようやく読み終えようとしたところ、最後の下りに「〜この画家の仕事は描かれた絵がすべてを物語っているのであって、それに余分な言葉を添える必要はないのだ、と。」と書かれていた。
あっ、これが、本音!(笑)と思いました。
後藤さんったら...正直で、なんだか、かわいい。

本の最後にある、石井一男さんのポートレイト。力が抜けていてよい感じの方だな、と見えました。
石井一男さんは、来年1月17日TBS「情熱大陸」で紹介されるそうです。

と、ココまで書いて、一度アップしたのだけれど、ちょっと気になって本を開いて読み返す。
「余分な言葉」について。
石井一男自身が言葉を必要としないから、後藤正治が周辺を取材することで言葉集め本にした、ということか...
ブログに自分の考えを書こうとすると、ちょっと時間がかかります。

とにかく、気になる方はこちらへ、と書くのが正しいかな。
石井一男展 1月10日から2月3日まで(ギャラリー島田)

やっぱり、昨日池田逸子さんと食べた、高倉錦「さか井」の穴子丼が美味しかった!とかいう話題が気楽でいいなあ。
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野田さんのお誕生日会

先日、野田さん宅で「野田雅巳生誕50年記念のつどい」が行われました。
行く予定で行けなかった方は、どんな様子だったか、気になるようで(笑)
だって、ご自身のための箸、スプーンと防寒具をお持ちください、他、注意書きがあまりに野田さんっぽかったので。

つどいは、野田さんのあいさつで始まり、和やかに歓談。
そして、久しぶりに!野田さんの手料理をいただきました。
味付けはもとより、色遣いにも野田さんのこだわりを感じました。

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最後は、にんじんと豆のピラフに、ミートボールのトマトソース煮込みを添えて。
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その間に出てきた、豆乳ベースのスープ等々、どれも美味しくいただきました。

生誕50周年というだけあって、子どもの頃の写真を編集したアルバムを見せていただいたり、床の間には、野田さん小学生の時の「書」が飾られていたり。(これは普段もかなあ)

最後には、おみやげまで!いただき楽しい一夜となりました。やっぱり野田さんはおもしろい。

一つ、可笑しかったのは、
お客さんの一人KAKI HOUSE
の末野さんと名刺交換したら、二人とも西岡さんデザインの名刺だったこと。
西岡さんは風邪気味で欠席だったけど...
大丈夫かな。


ストール

昨夜はアルティで17世紀フランス音楽演奏を専門に活動している、アンサンブル・コレスポンダンスのコンサートに行きました。
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演奏家の名前も演奏曲目も知らないけれど、とりあえず生の音が聴きたくて、コンサートに足を運ぶというのは10代の頃以来のことでしょうか。
古楽に関しては、まだ10代のスピリット、です。(笑)
何を聴いても新鮮で、何らか、得るものがあります。

今朝は、縫製の田中さんが納品の前に、うちに寄ってくださいました。
ストールと、唐草の巾着。
今回のストール。
ウール素材が、かなりよいです!
オレンジの無地ですが、素材がよいので存在感があります。こういうことに興味がある人なら、端っこの処理どうしているの?と思われることでしょう。実は、手が込んでいるのです。
写真がうまくないので残念なのですが(スミマセン)黒いのも、素敵です。是非、ショップで現物を見ていただきたいです。
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いろいろあって

師走とは特に関係ないのですが、いろいろあってばたばたしています。

昨日は、新たに始まるかもしれないプロジェクトの初顔合わせ。
今回は、音楽ではなく布関係、です。
で、名刺交換したその方の名は、なんと「布さん」。
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この方とお仕事できるなら、うまくいかないわけがない!と思えるお名前ですね。

ところで、先日の京女の講座は、姑射(こや)さんという教務部の方がご担当でした。
常々、こういう珍しいお名前のお名刺をいただいた時「へぇ、珍しいお名前ですね。」ではなく、気の利いた一言が言えるような人間になりたいと思いますが、歴史や古典は不得意なので、ハードルが高い...
でも、次に別のところで別の「姑射さん」と出会った時は、「縁起の良いお名前ですね」くらいは言えそうです。帰って調べましたから(笑)
この姓「姑射」の由来はわかりませんが、姑射と言えば...
姑射山というのがありまして、これは、中国古代伝説で不老不死の仙人が住む山のことをいうそうです。上皇、法皇の御所もさす。
いいお名前ですね。



京女の講座

今日は、京都女子大学の「杉本家との連携活動」ということで、築約140年杉本家にて、午前、午後と講座をしてきました。

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実際、学生さんに羽織ってもらったり
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写真を使って説明したり。
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これは、今日着ている着物が谷本天志さんのデザインで、実はこの昭和初期の一枚の封筒と深い関係がある、という話をしているところ。
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あっという間に時間が経ちました。

少し雨のおちた時間帯があったので、お庭の色がよりいっそう美しかったです。
生活造形学科の先生方、スタッフのみなさん、学生さん、お疲れ様でした。杉本先生、奥様もありがとうございました。
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メディア・リテラシーのことなど。

一昨日、本村さん京都滞在2日目。
ブログで募ったレッスン。
自ら企てたことではありますが、知らない方が家に来られるということで、ちょっとどきどきしましたが、実際は大変「善良」なお二人で、場を提供して良かった、と思える時間となりました。
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あと、チェンバロの井幡さんが来てくださり3人で音を出し、リコーダーとシロフォン、チェンバロの編成でトリオソナタの可能性を探ってみたり、野田さんに来てもらって、いろいろな試みを聴いてもらいリコーダー+シロフォン、リコーダー+マリンバ、音色の相性を探る、ということもしました。
かなり、内容の濃い2日間でした。

昨日は、関テレで番組審議会。
「メディア・リテラシー」に関する番組を審議したのですが、私にとって、この数年の中で一番納得のいかない審議だったかもしれません。

メディアが伝えることは「ある人」の見方を通してのことなので、それが「100%の真実」ではないということを視聴者に知ってもらわなければならない、というようなことが番組の趣旨の一つなのだけれど、そんな当たり前のことをわざわざ「放送」という枠のなかで言う必要があるのかな、と。
なんだかちょっとさみしい気がする。

あんまりこういうことに過敏になると、そのうち、コンサートの後に「3楽章の4小節目、2拍目の音をはずしました。勢い余った結果ですので、ご了承ください。」なんて、ロビーに掲示しないといけなくなるんじゃないの、と皮肉なことを考えてしまいます。

このブログにしても、写真をみて、たまに「通崎家は豪邸」と、とんでもない勘違いしている人がいる。けれど、それは楽しい勘違い。たまにはそういうのも、いいでしょ。決して、隣の家を写しているわけではないので。
個人のブログであっても多くの人が見るテレビというメディアであっても、そのあたりは、あくまでも作る側の「良識」に委ねることではないのだろうかと思います。(もちろん、報道や情報番組で大きな勘違いが生じるであろうことを放送するなどは、ダメにきまってます...。でもそういう話になると、また、何が大きな勘違いで、何が許される楽しい勘違いなのか...という議論になるのでね...むずかしいです。)
普段の人付き合いにしろ、メディアの受信にしろ、人は様々な「想像力」をもって受容すべきであると思うのだけど、現代社会はどうやらその想像力、相互理解力が欠如しているので、メディア・リテラシー教育も必要なのかな。
とりあえずは、そのように納得してみようと思いました。

夜は、恒例、年末の懇親会。
阪急インターナショナルの「竹茂楼」でおいしいお食事をいただきました。
おじさま率、高。
ここはつい最近まで「吉兆」だった場所で、ほぼそっくりそのまま「竹茂楼」になっていたので、狐につままれたような、どっきりカメラのような、不思議な気分になりました。
自分で「今日は冴えないな〜」と思っていたのですが、お向かいの席の服部審議室長のクリスマス柄ネクタイを見て楽しい気分になりました。
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お隣の席は、ノンフィクション作家の後藤正治さん。
さすが作家さん、というのかな、質問攻めに合いました。質問に答えるのも楽しかった。でも、まだ知りたいことの2割くらいらしい。(笑)
私は、今「書きたい」と思っているテーマがあるので、全て話して後藤さんに書いてもらったら素晴らしい本になるだろうな、なんて。
いやいや、苦労して自分で書きます。
そのうちに。

明日は、京都女子大学の授業。
特別に京都の町屋、杉本家にて行われます。
「着こなすアート〜アンティーク着物からゆかたまで」というタイトルにしました。
2コマなのですが、午前は京都女子高等学校の1年生向け。
「大学生と高校生の理解の差」をいまいち把握していないので、同じ内容ではきびしいのかな。明日は講義中にいろいろ修正が必要になりそう。

エチュード完成間近

夏からスタートしたエチュードの編集作業。
ようやくゴール地点が見えてきました。
とはいえ、ここからがもう一息たいへんなところなのですが。

このところ楽譜を見直し、曲の意図がすんなり伝わるようにと、製作してもらった楽譜の校正と同時に、速度記号を見直したりしています。
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今日は、谷本さんが来てくださって装丁の打ち合わせをしました。
久しぶりの谷本さん登場です!
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タイトルは「マリンバ練習帖」としました。
やはり、曲のイメージで表紙のデザインも考えてもらわないと、ということで、実際、曲を聴いていただきました。
もう、ばっちりだと思います!

谷本ファンなら、マリンバを弾かない人でもこのエチュードがほしくなるかも(笑)
完成をお楽しみに。

夜は、レッド・プリーストを聴きに。
舞台もレッド・プリーストだった。
チェンバロも赤かった。
チェンバロのお兄さんの赤いシャツは素敵だった。

10年ほど前から一度聴いてみたいと思いながら、実は今回が初めて。
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何を聴いても勉強になります。

帰りに食事して、その後柳野へ足を伸ばし、ほっこり。
上品でまろやかにまとまった、愛らしい味のコニャックを。
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レッド・プリーストとは対称的な味わいでした。(笑)


今年も顔見世

京都の師走といえば、南座の吉例顔見世興行です。
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このところ、地味な演目が多かったのですが、
今年は「土蜘」「助六曲輪初桜」等、オーケストラで言えば「3大交響曲の夕べ」みたいな、メジャー演目も並び、なかなか華やかでした。
「石橋」などは、袖がないラメっぽい衣装に、体育会系の振り付けと、ちょっとウケをねらいすぎではなかろうか...とも思いましたが、楽しんでもらおう、という心意気は充分感じられました。

今年は「助六」があるということで、「助六」の帯を締めて出かけました。昭和の初めのものです。
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数日前からうちの床の間も土田麦遷「助六」。
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この足の細さが偶然にも仁左衛門さんと
同じで、お芝居を見ていてなんだか可笑しかった。

集中力

片山洋次郎『骨盤にきく』(文藝春秋)。
集中力と骨盤の状態との関係など、面白く読んだ。
簡単に言えば、一つのことに集中できない人は骨盤に問題があるらしい。

昨日は、絶対この曲を暗譜しよう!と集中しながら小豆を炊いた。
さて、私の骨盤はどうなっているのでしょうか...
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京都私の三ツ星レストラン

秋の京都、本屋さんには、とりわけたくさんの「京都本」が並んでいます。

先日発売になった「京都私の三ツ星レストラン」(青幻舎)では、2つのお店を紹介させていただきました。
ひとつは、気軽に美味しいお肉がいただける「麒麟亭」。
そして、小料理屋さんというのかなあ...「喜幸」。
お豆腐と川魚、美味です。
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ところで、昨日から、京都文化博物館では「木田安彦の世界」展がはじまっています。
版画は作品の他に、版木も展示されており圧巻です。
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また荷造り。

ますますかわいらしいピンクになっていく日の菜を「よしよし」という気分で眺めています。
いや、もう食べ始めています。
こんなところでいただいたものです。
真ん中に写っているのが、その、日の菜、です。
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明日から東京なので、この写真とは正反対の世界です。(笑)

また荷造りしました。
雨模様なので濡れないように !
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今月は、着物とマリンバ、セットの仕事が多いです。
今回は安倍圭子さん作曲「竹林」を弾いてその流れで、いろんな竹の模様の着物をお見せしたりしようかな、と思っています。
どこに何があるか、じっくり思い出してみると、夏物でこんなきれいな着物があることを思い出しました。着ると透けるので、とても涼しげなのです。
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少し早いけれどクリスマスみたいな銘仙も持って行くことにしました。
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トークの内容はお客さまの顔を見てからかな。

今回も藤井里佳さんにお願いしています。
新しい曲もあるので、楽しみです。

ピンク。

お酢に漬けたらかわいいピンクになりました。
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Dorops

Gallery Maronieでやっている室田さんの展覧会「Dorops」を見ました。
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ご本人がおられたので、いろいろとお話をうかがうことができ、楽しかったです。
なんというか余技っぽい作品帖みたいなのも、かわいかった。

今日は、曲がっているけれど、といただいた無農薬の日の菜を漬け物用にきざみました。
良い香り。
こうして見れば、日の菜も、Dorops。
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やっぱり包丁を使った方が美味しくなりそうで、1時間くらい刻み続けた。
今日は塩漬け、明日お酢につけます。
いつも黄瀬さんにいただく日の菜漬けがとびきり美味しいので、電話をしてお酢の配合を尋ねたのだけど、黄瀬流にするか、自分流にアレンジするか、まだ迷い中。
つい、何か試したくなる性分です...

宮津市へ

宮津市に行きました。
天橋立の松並木など見ながら教頭先生と40分弱ドライブ。
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晴れたと思えばどしゃ降りになったり、この地方特有の気候を体験しました。
小学校は山の上。
校舎からは180度海が見渡せるという、素晴らしい環境の小学校でした。
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先生は「なかなか外部の人と接する機会がないので、児童はみな自分を表現するのが苦手だ」とおっしゃっていましたが、掲示されていた1年生の作品を見て、いやいやそんなことはない、と思いました。

くるとくん、のくるくる。
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たいがくん、のいがいが。
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表現は、これで充分でしょう!

荷造り


今週末は大阪府民共済主催のコンサート、で着物のお話もすることになっているので、また荷造りしています。
「にしお」さんから返ってきた荷物をそのまま送ればよいようなものですが、にしおさんは群馬なので銘仙中心の話。(群馬県伊勢崎市は銘仙の産地として有名)でも、今度は、大阪なのでちょっと違う話も...
そんなことを考えだすと、荷造りも、あっという間に時間が経ってしまいます。

秋だしね。
こんな紅葉の着物もお見せしましょうか。
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このコンサートは、加入者向けサービスの一環で無料なのですが、競争率高し。このブログ読者の方から「行きます!」とメッセージをいただいています。御当選おめでとうございます!です。

ところで、「にしお」さんから返却された着物。
その梱包を見て、ちょっとうれし恥ずかし、な気持ちになりました。だって、私が送ったものの数倍美しい梱包。こちらからは帯もそのまま「たとう」に入れて送ったのですが、こんな紙に大切に包まれ返ってきました。
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もちろん、返却時の心得、というようなことにも感激しましたが、着物を扱うプロ、また本当の意味でお商売のプロとしても、素晴らしいのだろうな、と感じました。

見習えよ!と思うのですがとりあえずは「練習優先」ということで(笑)またざっくり箱に詰め込み宅急便に電話。
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夜は伴奏の松園くんとじっくり練習。
初めて弾く曲も、ようやく様子が見えてきました。

何やってんの、わたし...

たまに、ふと、何やってんの、わたし....
と思うことがあります。

小さいことから大きいことまで「何やってんの、わたし...度」については、いろいろあるのですが、NHKの番組で、十二単を着て収録した時など、かなり「何やってんの、わたし...」と思いました。

今日は、WAFUKUコンテストin京都の審査員の仕事。まぁ、そのたぐいは、初めてではないのですが、賞を発表するっていうのは、たぶん初めて。
「●●●●に選ばれたのは!」と言うと、ドラムロールが流れ、ダン!と終わったところで「エントリーナンバー●●番、●●●●さんです!」と言うヤツです。
今日は、このドラムロールを聴きながら「何やってんの、わたし...」と思いました。(笑)
やりたいやりたくないという問題ではなく、たぶん「とっても非日常」ということだと思います。

審査員の控え室。
私の手前は、ラグビーの大八木淳史さん。手前だから大きいのではなく、ホントに大きいのです。身長は40センチ近く違うし、体重も倍ほど違うみたい。めずらしい着物姿です!
左手の狂言師茂山正邦さん、着物研究家の毛利ゆき子さんはさすがな着こなし。
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参加者は、玉石混淆でしたが、とにかくみなさん晴れやかな笑顔で着物を楽しんでおられ、よかったです。

今日は、先日お世話になった「末富」のご主人が会長をされているということで、祇園の歌舞練場で開催されていた「百味会」
にも立ち寄りました。
そこには、ディープな京都がありました。
末富さんはクリスマスのお菓子も出しておられました。
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リサイタル終了。

金曜日、無事にリサイタルが終了しました。 
聴きにきてくださったみなさん、ありがとうございました。

舞台には、木琴とマリンバ、チェンバロその奥にピアノ、と楽しく配置してみました。
リハーサル時の写真。
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この日は、衣装の打ち合わせをしていなかったのですが、偶然二人ともピンク!でした。
出番前の楽屋にて。
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コンサートの中には、お客さんを100%に近く満足させなければ成功でないタイプのコンサートと、自分自身に新たな発見がなければ成功とはいえないタイプがあります。決して、どちらか一方、というわけではなく、両方のバランスを保つことが必要ですが、コンサートによって、常にその比率が違う、ということ。
今回の場合は、後者の比率高。そういう意味で、成功でした。
共演の港さんにも感謝。

その上「よかったよ」という声が聞こえてくると、それはうれしいです。
西邑さんなんて、ブログで宣伝して、感想まで書いてくれて、ほんとに、よい友達です。
いくつになっても、褒められるのはうれしいな...と思い、今日レッスンに来たミカちゃんを褒めてみました。(笑)
ん?褒めたりなかったか?!

明日は、来月初め群馬でのコンサートのリハーサルで日帰り東京です。
藤井里佳さんという若い打楽器奏者とのデュオ。
実は、藤井さんの演奏を聴いたことないのですが、とても感じのよい方だったので、仕事を頼んでしまった...
私は、こういう時のカンがいいので、ゴキゲン!だと思う。
谷本さんにだって、作品を見ずにいきなり仕事をお願いしたわけで...

そうそう、コンサートの時のお菓子。
こんな感じになりました。
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お菓子・お茶セット、菓子皿付き1000円はお得でしょう!
やはり、ハートと言えば谷本!でした。

準備中。ならぶと、圧巻。
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あっ、何かわかりますか?
バロックヴァイオリンの駒をデザイン化した杉板の菓子皿です。
お菓子は、バロックをイメージした色彩、マレットを思わせる円形、縞模様は鍵盤にも見立てられますね。
末富さん、谷本さん、ありがとうございました。
完売だったので、チケット購入できなかった方のためにも展示を、と。
気の利く京都音協の岸本さん!もありがとうございました。
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時代祭

昼間、外に出たら大渋滞。
そうです。今日は、時代祭でした。
自転車で3分ほど足をのばすと、馬に会いました。
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こういう行列が2000人ほど続きます!
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で、偶然、京都音協の岸本さんにも会いました。
早く帰って練習しよっ、という気分になりました。(笑)

鎌倉時代が通り過ぎ、藤原時代が来るところ、でしたが、まぁ、このあたりは衣装も地味なので...
見物、一分で終了!

明日は、本番。
もうひと練習!


末富さんのお菓子

23日のコンサートでは、ホール内喫茶で京菓子司「末富」さんがこの日のために作ってくださるお菓子が楽しめる、という企画もあります。
コーヒーまたは紅茶とセットで1000円(税込み)です。
限定60がすぐに売り切れ、追加をお願いしています。

それで、今日は、どんなお菓子を作ってくださるのか。
末富のご主人山口さんと打ち合わせしてきました。
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色鉛筆で、アイディアを描いて見せてくださり、いくつかの中から相談して、決定しました。スケッチの部分を写したいけれど、当日のお楽しみ!

お懐紙がわりのお皿(たぶん紙製)は谷本さん製です。
早速、末富さんのスケッチを谷本さんにお見せしました。何か似合う「器」を作ってくださることになっています。
お菓子のチケットは、前売りをご購入いただくのが安全です。
お問い合わせは京都音協まで
075-211-0261
アルティでも販売しています。
075-441-1414

明日は、神戸でWS。
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岩野さん、黄瀬さん、川合さんをはじめ、成蹊大の学生さんらにもお世話になります。
8時半神戸集合ということは、5時半起床。
私にとっては、これが明日の第一関門です。

ウィリアム・ケントリッジ

本日晴天なり!
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9月初めから開催されているウィリアム・ケントリッジの展覧会。
行こう、行こうと思いながら、これも日が経ってしまっていました。
18日まで!今日の午前中しかない!!
ということで、駆け足で見てきました。
kentridge.JPGのサムネール画像
まさに「見た!」という気がする展覧会でした。
駆け足はかなり残念だったけれど、見られてよかったです。
手持ちのチケットがあり、使わないのはもったいない!ということで、近美から近くに住む友達に「自転車置き場の横のオブジェの下に、招待券、隠しておくから、よかったら観に行って」とメールしておきました。
うまく見つけられたみたいで、よかったです!
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それにしても、午前中だったからか、お客さんがほとんどいなかった。
なのに、漆芸の川合さんに会いました!
中年の恋、とかいう作品の前で(笑)

夕方からは、港さんと練習。
港さんとは10年のおつきあいになりますが、
今回が一番練習しているかも、と思います。
10月23日アルティでのコンサート、是非聴きにいらしてください!
それにしても、スピネットとジャンベ(アフリカの太鼓)が並ぶ図は、なかなかないですねぇ。
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100キロカロリー

先週、台風の影響で関西テレビの番組審議会が中止になったので、そのかわりにレポート提出。
その期限が明日。
出席して話す方が、書くより、楽。
すぐに書けばよかったのですが、1週間あるか、と思っていると...1週間経ちました。
でも、今回の審議番組は、ダイエットを扱った番組。今の私にぴったりなので興味を持って見ました。
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というのも、この間気がついたら2キロ太っており、まずい!と思ってダイエットしたばかり。
どんなダイエットか?
面倒なことが苦手なので、走りました。
何年ぶり?というくらい走り続けたら、5日間で戻って、ほっ。
基本的には夜中に集中して走りましたが、昼間も京都駅や四条烏丸など、いつも自転車で行くところを、走っていきました。ちょっと怪しい?(笑)


グッドデザイン賞!

谷本さんが関われた西陣の町家改修が、グッドデザイン賞を受賞しました!

よく見てください。
デザイナーのところには、池上くんの名前もあります。

以前、偶然!ここで港さんの弾き語りライブがあり、私も一度訪れましたが、建具の精巧さを見て「もしかして、これ池上くんの仕事?」と思っていました。

建築の阪田さんもとても素敵な方です。
谷本さん、池上くん、みなさんおめでとうございます!

そうそう、メロディーネーム
の木琴(作曲された自分の名前(=メロディーネーム)しか弾けない特別な木琴)も、昨日納品がありました。
池上くんの仕事です。
あっ、調律は、絢子ちゃんです。
メロディーネームのロゴは谷本さん。
素敵に仕上がっています。

プレゼントに一つ、いかがでしょう。

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2012年8月

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筆記者

通崎睦美
製作所スタッフ
谷本天志(tanimoto)
戸矢崎満雄(toyazaki)
山崎暢子(yamazaki)
近藤あかね(kondo)

過去の日誌一覧

2009年9月以前の記事はこちらより閲覧できます。事情により、一部リンク切れや、正常に表示されない箇所があるかもしれません。あらかじめご了承ください。

2009年9月以前の日誌

メテユンデ 通崎睦美プロデュース ゆかたブランド METEYUNDE(メテユンデ)プロモーションサイト