製作所日誌

「通崎好み」の最近の日誌

きのう、きょう

昨日は、本村さんと練馬にて、作曲家当摩泰久さん立ち会いのもと、新曲『斜面のクーラント』の合わせ。
あっという間に時間が経って、スタジオを延長。
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夜は、神楽坂方面に移動。
別件で、飲む。
あっという間に時間が経って、酔っ払う(笑)

東京からの帰りの新幹線。
EX予約は、iPhoneから簡単に何度でも変更出来るので、いつもあまり深く考えず予約しているのですが、今日早い時間に変えようと思ったら、思った時間が、どれも見事に満席。
お盆の帰省客、夏休みの家族連れなど、そういえば、そうでした。

まっいいか、とブリジストン美術館で時間を潰す。
ちょうど、行きの新幹線で原田マハ『楽園のカンヴァス』(新潮社)(←アンリ・ルソー作品に対する二人の研究者の鑑定対決)を読んでいたので、頭の中がなんとなくブリジストン美術館に近かった(笑)

「ドビュッシー、音楽と美術〜印象派と象徴派のあいだで」展。
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で、新幹線に乗ろうと思ったら、名古屋方面の大雨で、1時間ほど遅れ。
かなりため息ではありましたが、改札で偶然、高校の時の先輩、タカヨちゃんに出くわし、なんかちょっとうれしい気分だったので、遅れもまぁ許せました(笑)





五条坂・陶器まつり

1曲譜読みができて「よしっ!」と思った瞬間に電話が鳴り、誘惑に負けた(笑)昨夜は、五条坂の陶器まつりに出かけました。

毎年、朝9時頃から夜11時頃まであいているのですが、昨夜は行ったらもう終わりかけ。
今年から夜は10時に閉めることになったのだそうです。
不景気それとも、何らかの規制?!
心なしか、ちょっと寂しい感じでした。
とはいっても、五条通にずらっと並ぶ陶器屋さん作家さんらのお店群は壮観です。

367に置いている、箸置きのヴァリエーションが少ないので、今年は箸置きを買いました。
洋風にも和風にも使えそうなの。
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小振りで、石ころのような、キャラメルのような、の。
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面白かったのは、多治見から来られている方のお店。
飛行機型の箸置きです。
ディスプレイはセントレア空港を模しているそうです(笑)
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これがなんと、ひとつずつ違う機種なんです。おじさんの説明っぷりに惚れました。マニアックな説明を聞くのは、楽しい。
JALやANAをはじめ各国の旅客機はもとより、政府専用機からスペースシャトルまで揃っています。
私は、コレを買いました。
実物を買えば550億円だそうです!
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箸置きではなく、普通に飾ってもかわいいです。
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陶器祭りは明日が最終日。明日の夜遅めに行くと、かなり安くしてもらえる可能性アリです。

そうそう、こんなお皿があった。
どうして、ファゴット?!
ヴァイオリンやチェロが先に売れて、ファゴットが売れ残ったそうです...
ちなみに、オーボエもありました(笑)
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プロフィール写真

演奏しているところの写真は、リハーサルで撮ってもあまりよくなくて、やはり本番で、ということになるのですが、クラシックの演奏会の会場は静かだし、撮影にもいろいろと制限があります。

マリンバや木琴は、バチが下にあると動きがなくておもしろくないし、バチが上がっていると顔が隠れたりする。上下も左右も動きが激しいので、カメラマン泣かせだと思います。
最近、木琴の演奏写真を更新してないことが気になっていて、ふと思い立ち、本番当日にカメラマン中川忠明さん(『天使突抜一丁目』の写真を撮ってくださった方です)に電話してみたところ、偶然空いておられ、飛んできてくださいました。楽器がはっきりわかること、マレット、顔がはっきり写っていること、その上で動きのある写真...
三脚、一個所に固定、でがんばってくださいました。

何枚か候補があります。
コレは自分では、ベスト4の中の一枚。
膝を曲げているから、その姿勢がどうかな?
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演奏写真ではないけれど...
この写真、とってもやさしそうな人に写っています(笑)
この間、弟子のヤスコちゃんに「ツウザキ先生がやさしいと、落ち着かない」と言われ、ちょっと気にしています(笑)
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傘立て!

ずっと「傘立て」が欲しかったのですが、367に似合う物がなかなかなくて、1年以上買えずに過ごしていました。
なので、雨の日にお客さんがあると、申し訳ない感じ...
でも、もう大丈夫です!
ようやく傘立てを買いました。
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イギリスのアンティーク。
ブリキのコールバケツ(石炭を運ぶのに使うバケツ)です。
このちょっとかわいいそっけなさ、を探していました。
安定感もなかなかよい、です。

お菓子『日本狂詩曲』

昨日のブライトンホテルでのコンサート。
たくさんのお客さまに来ていただき、ありがとうございました。
ピアノの松園さん、編曲、そしてアンコールで連弾にも参加してくださった当摩さん、ありがとうございました。

ラウンジでいただける、オリジナルデザート。
ブライトンのパティシエ、渡辺さん、がんばってくださいました!
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この日のメインの曲『日本狂詩曲〜貴志康一作品による(かごかき〜花見〜竹取物語〜龍)』をお菓子で表現してください、というお題。やっぱり「かごかき」に、かなり苦労してくださったそうです(笑)
お菓子を紹介します。

「かごかき」
かごに見立てたクレープの中には、黒糖のカスタードとわらび餅が入っています。
かごの前後にブドウ。これを、かごかきに見立てています。
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「花見」
和風ティラミス。
中には、花見にかけて、桜餡がはいっています。
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「竹取物語」
お〜!竹取物語〜という感じです(笑)
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「龍」
龍は、ラインで表現されていて、ホワイトチョコレイトをウロコに見立てています。

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これらが、一つのお皿に盛りつけられ『日本狂詩曲』と相成りました。
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ところで、聴きに来てくれたゆっこちゃんが「かごかきって何?」といいました。ゆっこちゃん、さすがです(笑)
かごかきとは、昔の乗り物の一種である「駕籠(カゴ)」をかつぐ人夫のことであります。

宵山デート?!


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明日は、ブライトンホテルでのコンサート。
当摩さんの作品も演奏するので、当摩さんが、今日リハーサルに立ち合ってくださいました。

松園くんは「疲れているから帰る」というので、二人で宵山に出かけました。
東京人の当摩さんは、祇園祭初体験。
とっても仲良しな写真になりました(笑)

ブライトンのお菓子。

17日、ブライトンでのコンサート。
ラウンジ「クー・オ・ミディ」では、オリジナルデザートが楽しめます。
今年は『日本狂詩曲〜貴志康一作品による』を最後に弾くので、それにちなんだお菓子をお願いしました。
この曲は「かごかき」「花見」「竹取物語」「龍」と4つの貴志作品がメドレーになっています。なので、これをお菓子で表現してください、とお願いしました。
まぁ、安易なリクエストといえば、それまでなのですが「かごかき」のお菓子って興味ありません?ブライトンのパティシエが作る「かごかき」(笑)
「え〜っ」と言われるかと思ったら、昨日、担当の林さんから「お菓子、張り切っています」とメールがありました。「竹取物語」あたりはまぁ想像がつくのですが「かごかき」どうなるんでしょう。「かごかき」のお菓子、う〜ん、楽しみです!

ところで、貴志康一は平岡養一と同世代。
25才でベルリンフィルを指揮、将来を嘱望されていたのですが、28才で亡くなります。
貴志康一については毛利眞人著『貴志康一〜永遠の青年音楽家』(国書刊行会)に詳しいです。御興味のある方は是非。
この本の中に載っている中山岩太撮影のポートレイトがかっこいい!
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リニューアルへ

リニューアル後のブログのページでは、かなり遅ればせながら、ツイッターとフェイスブックを連動させることになっていて、とにかく使い始められるよう、登録しました。まだ一歩を踏み出していない状態ですが、近日中に始動する予定。
よろしくお願いいたします。

夕方から、そこそこ雨が降っていましたが、浴衣や着物姿の方がちらほら見られました。
毎年のことですが、やはり鉾の上からお囃子が聞こえるとちょっとそわそわします。
と、こういうことは、ツイッターに書くのかなーと思いつつ、このページも名残惜しく...
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リニューアル

少し前から、このブログのリニューアル計画を進めています。
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今日は、谷本さんと、このサイトの製作でお世話になっている阿部さんの事務所にお邪魔しました。
うちと谷本さんちは、自転車で3分くらいの距離ですが、阿部さんの事務所は、ちょうど道の途中にあります。なので、この3人なら、どこの家にでも、3分以内に集合できます(笑)

とりあえず祇園祭宵山の日にサイトの引っ越しをして、五山の送り火の日にリニューアル完了しようという計画。
特に京都らしさをねらったわけでもないのですが、そんなタイミングになりました(笑)

ところで、このあたりは、そろそろ鉾が建ち始め、渋滞が多くなっています。
今年は、宵宵山日曜日、宵山は「海の日」祝日で、ものすごい人手になりそうです。

試演会

昨日は、試演会(うちでやる、生徒さんらのとっても簡単な発表会みたいなもの)でした。
不定期開催で、都合の合う人が演奏します。

広島の靖子ちゃんが夜行バスの往復でやってきてバッハのシャコンヌを熱演したり、裕子ちゃんも新しいレパートリーに挑戦したり、また飛び入りゲストもありで、楽しい会になりました。
私は、香織ちゃんとライヒの「ナゴヤ・マリンバ」を弾きました。

この試演会の目玉?!は、演奏終了後の打ち上げ??!!
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カレシができたとか、そういう話でも盛り上がり(笑)
最後は、午前2時をまわっていました。
みなさん、お疲れ様でした!
ばっちり片付けて帰ってくれた絢子ちゃん、ありがとう。

菊水

何度となく前を通っているけれど、あらためて見上げることはない「レストラン菊水」のビル。
昨日、南座の前で待ち合わせだったので、待っている間あらためて眺めていると、屋上ビアガーデンの感じが、とってもかわいい。
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大正15年に建てられたビル。

ある日、一階部分が、明るくオープンな感じに改装されたのを知っているのだけど、それって昭和49年の出来事らしく、自分の歴史も感じます(笑)




優れものの軍手!

楽器を運んだり組み立てたりする時など、グローブがあると助かるのですが、なかなか気に入った物に出会えませんでした。
というのも、アレルギー体質なので、素材によっては、かゆくなる。
かっこいいのは、たいてい、かゆい。
そうなると、古典的な軍手をよく洗濯して使う、というのが無難なのですが、かわいくないし、フィット感もいまいち。

で、最近見つけた優れもの!
「日本野鳥の会」のオリジナルグッズ「アウトドアグローブ」。
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SMLのサイズがあり、フィット感抜群。
掌部分の滑り止めも、天然ゴムで、グリップ感最高!
この軍手をつけたまま、紐も結べますし、ねじもOKです。色もかわいいです。
2色セットで1260円です。

私は、たまたま雑貨やさんで見つけたのですが、日本野鳥の会のHPからも購入できます。
よく荷物を運ばれるみなさん、いかがでしょうか。







長屋の整理

6月のある日。
おそらく軽く50年は掃除してないんじゃないか?!....という友達の家の掃除、というか整理をお手伝いしました。

なんでも、経験は役に立つものです。
367の解体を見ていたので古い長屋の整理、といえば、持ち物「ゴーグル」「マスク」「着替え」「てぬぐい(←頭用)」等、心得ております!
えっへん。この作業、おそらく「普通の女子」では無理ですね。

結構大変でしたが....(笑)
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宝探しのように楽しかったです。

軸の山が出てきたので、鉄斎か栖鳳か?!と思ったら、天皇でした(笑)
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天皇もの、はいろいろあって「今上天皇」と書いてある軸もありましたが、天皇さんの姿をみても、どの時代か全然ピンときませんでした。

友達のおじさんの小学校卒業証書も出てきました。
名前の前に「京都府平民」!
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箪笥に敷いてある新聞をみると、ヤマハは山葉。
昭和5年のものでした。
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かなり片付いて、すっきりしました。
江戸時代から続くお家なので、お商売の「大福帳」など、見始めると面白くてとまらなくなりそうだったので、とりあえず、かためて袋に入れました。

私は、ネズミも恐れず陣頭指揮、という感じでしたが、代々続く自分の家の歴史を整理した友達は気分的に、大変だったと思います。
おつかれさまでした!


カレーうどん。

趣味で畑仕事をされている方から、夏の野菜が届き始めました!

今日のお昼は、昨日のカレーに、茄子、じゃがいも、万願寺唐辛子、油揚げを加え、醤油味の出汁と合体させて、カレーうどん。
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今日は、めずらしく?!マリンバを練習しています。
スティーヴ・ライヒ。
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木琴は軽めのバチ2本で弾くことが多いのですが、マリンバは重め4本なので。
単純に...
重い!


ベートーヴェン

今日は、捜し物があって、平岡の楽譜ファイルを広げていました。

平岡養一は、戦前のニューヨークで、モーツァルトやベートーヴェンのヴァイオリンソナタを木琴で弾いていました。
よく演奏された「クロイツェルソナタ」の楽譜は、ボロボロです。
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私も、学生の時レッスンでは「教養として」という感じで、ベートーヴェンやモーツァルトのヴァイオリンソナタをやりました。
久しぶりに弾いてみようかな、と思ってみたり。

文鳥。

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定期的に通っている漢方の病院。
待合のところに、こんな張り紙がありました。
「中野」というのは院長先生です。
なんか、可笑しいなー。

鳳泉

大人になって京都以外で中華料理を食べてから、京都の中華料理は「京都の中華だ」ということに気がつきました(笑)

河原町二条の「鳳泉」は、ほんとに「京都の中華」の味がします。
鶏ガラと昆布のスープが決め手でしょうか。
食欲炸裂。
(注:二人分です、さすがに....それでもすごい?!)

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今日はとても気持ちのよいお天気だったので、ごはんの後、木陰で仕事をしました。
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眼科でPC画面の見過ぎはよくないと言われ、PCと緑を交互にみる作戦(笑)
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我ながら、快挙!

ここ数年かけて取り組んだ平岡養一の評伝が、第19回小学館ノンフィクション大賞の最終候補作に選ばれました!
タイトルは『忘れられた響き〜木琴王 平岡養一』といいます。

こうして、正式発表を見ると、我ながらスゴイと思います(笑)
よくやった、わたしっ!
他4作品の著者のうち2名はプロの文筆家、そして写真家の八木澤高明さんもカメラマンというよりはフォト・ジャーナリストですから。
素人が一人紛れ込んじゃいました、という感じです。

300余りの作品から選ばれたというだけで、
これはもう「やったぁ〜!!」ですが、賞をもらったわけじゃないので、
控えめに「やったぁ〜!!」
最終目標は、本になること!です。

小さなスツール

367用に、かわいいスツールを買いました。
私の膝の高さの半分くらい、の高さです。
正座が苦手な人用に(笑)367の2階に似合う、小さなスツール。
ようやく出会いました。
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さくらんぼ

先日は、北海道から届いたアスパラガスを豪快にいただき、今日は山形のさくらんぼ。
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季節が夏に向かっています。
夜、外にでてちょっと歩くと「コンチキチン」と祇園祭のお囃子の練習が聞こえてきました。
今年もあっという間に半分終わり、7月がすぐそこです。

胃袋

昔は、勉強や仕事が大変になると、あまり食べられなくなってやせ細っていましたが、最近はどんな時でも、もりもり食べられるようになってしまい、体重計に乗るのがコワイ。
どんな時でも、というより、原稿を書き続けていると、男子系カロリーの高いものが、食べたくなる。
身体を動かすマリンバの練習をしているときは、豆腐とかベジタリアンのようなヘルシーなメニューなんですが...おかしいなあ。

昨夜は、鉄板焼き屋さんで、かなり節操なく食べてしまいました。
脳が故障している?!としか思えないオーダーでした。
大丈夫か、胃袋?!
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明日からは、当摩さんアレンジのとっても素敵な「椰子の実」の譜読みを始めるので、胃袋も正常化してくれることと思います。
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あっという間の

あっという間に一週間経っていました。
ばたばたしていて、ブログの更新が滞っていました。

ようやく一息ついたところで、今日は姉がお昼ご飯をごちそうしてくれるというので、家族でランチ。
うちのお姉ちゃんは、大阪で、某証券会社勤務ですが、来月1日付けで「課長代理」に昇進するらしい。「会社」には縁がないので、それがえらいかえらくないか、よくわからないのですが(笑)とにかくめでたい、ということで。
でも、この間上司に「最近態度がでかい」と注意されたそうで、それ、可笑しい。
上司の気持ちもわからないではない(笑)

帰りに、西邑さんのアクセサリーの展覧会に行く。
私は、アクセサリーは一切しないので(←金属アレルギー)観に行ってもお買い物できないのですが、お姉ちゃんは、ゆっこちゃんに、いろいろつけてもらったりして、すっかりはまってました。
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蚊取り線香!

蚊取り線香!
お皿との相性、イメージ通りです!
無化学物質のナチュラル蚊取り線香です。
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ミカちゃん

うちにレッスンに来ているミカちゃん。
いつまでも子どもだと思っていたら...
もう高校生です!
4本バチも始めました。
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私と同世代のマリンバ奏者、ミカさん。
ニューヨークのミカさんのご主人は70才のリチャード・ストルツマンさん。帯広のミカさんのご主人も70代のクニ河内さん。
私のまわりの「マリンバを弾くミカさん」は、どうやら年の差婚みたいです。

ちなみに、今日のレッスンで、うちのミカちゃんに「どんなタイプのオトコの子が好き?」と尋ねみたら「思いやりがあって、おだやかな人」だそうです。しぶいなあ。
「黄瀬さん、ぴったりやん」というと「うんうん」と言ってました。
年の差的にはいい感じですが(笑)

彫刻。

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先日、佐川美術館で「生誕100年 彫刻家佐藤忠良展」を観て、40年ほどわからなかった「彫刻」というものがどういうものなのか、少しわかったような気がしました。

子どもの頃から「日展」なんか観に連れて行かれて
「彫刻部門」の部屋に入ると、作品がどう、ということよりも、こういうのを作品として作る人は何を考えているのか、ということの方が、気になっていました。
そのような長年の疑問がちょっとばかり溶けた、展覧会でした。

少し前に行った「井田照一の版画」展。井田さんの作品は、私が思っているより、どれも「ちょっと多め」で、それが、面白かった。
これは、西岡さんデザインのチラシにつられて出かけたのでした。
西岡さんのデザイン、と言えば、今和次郎展も早く行かないと終わっちゃいますね。
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昨日の来客は。

昨日の来客。
谷本さんと、もう一名。
IT関連の仕事をしている人が367に来ることって、初めてかも。
と思って、よく考えてみたら、367解体工事前にお祓いをしてもらった神主さんの本業(?!)が、「ITコンサルタント」でした(笑)

その正体は、また後日!
仕事はIT関係なのに、文系男子。仏文出身です。タマネギが苦手です。
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ところで、PCを見るには、zoffのPC用レンズ眼鏡がいいんだとか。
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本日のがらくた市 その2

一つの仕事を引き受けるにあたって、演奏以外に、いろいろ勉強しないといけないことがでてきます。
今、やっているのは、日本海軍、です(笑)

で、にほんかいぐん〜と思ってがらくた市を歩いていると、こんな豆本をみつけました!
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骨董屋のおばちゃんは「いい本に目をつけてもらって、おばちゃんもうれしいわ。」と言って500円まけてくれました!

海軍の何かというと、歌の歌詞が載っているんですね。
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今度、千花ちゃんの伴奏で!
『軍艦行進曲』を弾く予定があります。
平岡さんが使っていた軍艦行進曲の楽譜です。
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昭和3年の楽譜なので、おそらく日本で買ってアメリカに持っていったということ。
こんな書き込みもあるのに、戦時中帰国するにあたってよくFBIに没収されなかったものです。
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でも、いろいろみていると「軍艦行進曲」より「愛国行進曲」がいいかな、と思ったり...。
千花ちゃんに愛想つかされないようにしよう!(笑)

本日のがらくた市 その1

京都の骨董市。
毎月21日東寺の「弘法さん」と25日北野天満宮の「天神さん」はよく知られていますが、第一日曜東寺の「がらくた市」は、あまり知られていません。数年前から思うのですが、弘法さんよりがらくた市の方が、業者さんの数は少ないけど、内容が充実しているような...
弘法さんの、ところせましと店が並んでいる「ごちゃごちゃ感」も悪くないけど、がらくた市は、境内に余裕があって、風通しがいい。
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店の数も、少ないとはいえ、結構なもん、です。
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今日は、367で蚊取り線香を置く、かわいいお皿があるといいな、と思っていました。
で、かわいいのを見つけたんですが、一枚3500円。
う〜ん、高い、どうしよう〜
と、じっとお皿を見つめていたら、露店のおっちゃんに「欲しいんやろ。若いお姉ちゃんやし、2枚で4000円にしとくわ」と言われました。
一言も発していないんですけど。
オーラで値切った?!
しかし、すかさず、隣の露店のおっちゃんに「この人、若くないで〜。東寺に20年は通ってるもん」とリアルにばらされ、お金を払ってそそくさと退散しました(笑)
今日は、曇りで雨が落ちてきそうだったので、おじさん達、荷物を減らして早く帰りたかったんですね。
それにしても、帽子と眼鏡は変装になります(笑)

桃太郎の図柄。
京都の楽焼、浮田楽徳作のお皿、昭和10年のものです。
結構大ぶりです。
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セットで買ったのは「舌切り雀」。
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天声人語!

本日、朝日新聞天声人語に「天使突抜」が紹介されました!
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「取材でお邪魔したことがある」という、その取材は、たしかもう5年くらい前のこと。朝日新聞論説委員の方の引き出しの多さ、奥行きには、本当に驚きです。

ここに出てくる「高校生の時、叱られた」というエピソードは本当。職員室まで呼び出されましたもん。まぁ、呼び出されても仕方がない「前科」があったわけですが...しでかした本人はほとんど忘れていますが、クラスメイト、ピアノの平林さんはほとんど覚えているみたいです...うぅっ。
担任の塩谷則子先生、お元気ですか。
その節は、ほんとに、いろいろスミマセンでした。

それはさておき、です。
私は何が嬉しいかって、限られた文字数のなかで「木琴」を省略せずしっかりいれてくださったことですね!

ル・アーヴルの靴みがき

今日は、アキ・カウリスマキ監督「ル・アーヴルの靴みがき」を観る。
http://www.lehavre-film.com/
とても色がきれいで、それだけでも幸せな気分でした。
お話しもよかったけど「心を磨けば、奇跡はおきる」というひとつのテーマは、ある意味、ちょっとせつないなあ、と思いました。

ところで、9月14日、ルーテル市ヶ谷での本村さんとのデュオコンサート。
当摩さんの新曲「斜面のクーラント」の進捗状況のメールが来たり、昨日は、谷本さんにお願いするチラシの打ち合わせをしたりと、着々と準備がすすんでいます。

先日、清滝のギャラリーテラでの演奏がYouTubeにアップされました。
PCを使う仕事は、全て本村さんにおまかせ!
さすが東大工学部!(と、こんなことで言われたくないと思います・笑)

野田雅巳「発明家」より 美女センサー
林光「ピアノの本」より ソネット
ヘンデル ソナタHWV367「フリオーソ」
ヘンデル ソナタHWV369「アレグロ」
です。
9月の本番には、ブラッシュアップしてお届けします!
YouTube「本村 通崎」で検索していただければ4曲出てきます。

あじさい

あじさいが咲き始めました。
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お菓子もあじさい、和三盆。
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あやしい....

我ながら、あやしい。
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だって、こんなところにいたんだもん。
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松丸本舗

丸の内の丸善にある「松丸本舗」を覗いてみました。
はじめてだったので、松岡正剛さんの頭の中を見るようで、ちょっとクラクラしました(笑)
ここで、何を買ったかをいうのは、照れくさいですね。
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本の分類が独特ですが、吉本隆明と吉本ばななが並んでいる「吉本家」、「岡本家」とか「吉行家」とか、家別分類コーナーは、面白いですね。

最近、読む本が、男子系。
日本海軍モノとかね(笑)

でも、こんな感じでのんびり読めば、ちょっとは女子っぽい?!
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どこにいったでしょう。

昨日は、ココに行きましたよ。
さて、どこでしょう。
ヒント1
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ヒント2
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ヒント3
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わかりませんよね、フツウ(笑)

ボーナス・ヒント!
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ところで、一昨日東京に行くのに、新幹線の改札に入ったら、着付けの、大西典子ちゃんに会いました。
いや、もうびっくり。
のりちゃんは、アンティーク着物ショップponiaponの大野さんがやっておられるボランティア活動「女学生スタイル撮影キャラバン」
の着付けボランティアで気仙沼まで出かける、とのことでした。
この活動のことを知らなかったのですが、ほんとに素敵な活動ですね。
アルバムにするところまでがセットというのが、大野さんらしいです。

で、もひとつびっくりしたのが、ちょうど谷本さんも、この週末、阪田さん(←かつくんの大学院の先生)が気仙沼の仮設住宅改善に取り組んでおられるのをお手伝いに行っていたそうです。みんな、気仙沼!
谷本さんは「気仙沼のほぼ日」にも寄ってきたそうですよ。



スカイツリー!

決して、スカイツリー見物に出かけたわけではないんです。
目的地、最寄り駅でおりて地上へ出たら、こんな風景でびっくりしたのです!
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でも、つい、つられて、ここまで歩いたのは、完全に物見遊山です。
はい(笑)
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そのあと、ここまで来たのは、乗り換えがあったからなんですよ。
乗り換えが!
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45

昨日45才になったのですが...
「しじゅうご」と言うと、かなり迫力あります(笑)

朝から、赤帽の山田さんが「おめでとうございます」と、畑でとれたタマネギを持ってきてくださり、とってもなごみました!
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お手製のケーキとか
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演奏会じゃない日のお花とか。
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いいなー、誕生日は(笑)

金環日食ショー

特に天体好き、というわけでもないのですが「明日は、金環日食」と思って寝たら、五時半に目が覚めたので、東寺に行きました。
ちょうど、今日は、弘法市の日だったので。

グラスは持っていなかったのですが、弘法さんに行けば、なんとかなるだろうと。

六時半頃には、東寺に着いて一通り見終わった頃、暗くなってきました。
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「五重塔と金環日食」が写せるところは、どうやら一つの撮影スポットらしく、三脚をたてて本格的なカメラを構えた人がたくさん並んでいました。
やっぱり!親切な人がグラスを貸してくれました。
弘法さんは裏切らないね。
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露店を見ながら空を気にしていると、そのうち、ますます暗くなってきました。
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また、別の知らないおじさんが、謎のシートを貸してくれました。
不思議な写真がとれました。
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でも、そのおじさん、とってもお気の毒なことに、カメラが突然故障して撮れなくなったらしく、ほんとにお気の毒でした...

東寺では、お堀のカメも、日食を観ていました!
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今日の買い物は、広島産減農薬特大レモン5個で200円!のみ。
下蒲刈島を思い出しながら、レモネードでも作って飲みましょう。
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京町家が、美術館

今日は、版画家の木田安彦さんの美術館のオープニングに、出かける。

京都の古い家には、必ずといっていいほど玄関の小屋根のところに置いてある「鍾馗さん(しょうきさん)」。
木田さんのところは、鍾馗さんじゃなくて、ねこちゃん、です。
かなり、大きいです(笑)
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中京の真ん中に、こんな状態のよい、それも大きな町家があるとは、びっくりです。
改修には、京町家再生研究会が関わっておられたので、工務店は「大下工務店」。大下さん始め、大下工務店のイケメン達も勢揃いでした!
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古物。

古書店で入手したものに、かわいいらくがきを見つけました。
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まるで、今和次郎の世界です!
現在、今和次郎の展覧会、国立民族学博物館でやってます(笑)

古本といえば、楽しみにのぞくのが、林哲夫さんのブログ。
もちろん、古書だけではなく、本、美術、いろいろですが、写真もきれいだし、情報も満載で、丁寧で、こういうもの好きの方には、おすすめのサイトです。

ところで、突然ですが。
ナニワ調和楽団の「シロホン調和楽」のレコードを入手しました。
ナニワ調和楽団、この楽団の名前は初めて知りました。
おそらく昭和4〜7年くらいのものではないかと思われます。
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演奏曲目は「小鍛治」「吾妻八景」です。
シロホン(木琴)が主役で、ヴァイオリンやピアノ、そしてサックスなどの合奏。
とってもイカしたサウンド!です(笑)

谷本邸ニュース

今日は、谷本さんにちょっとしたシゴトをお願いしたいという方を、工事中の谷本邸にお連れしました!

久しぶりに、谷本さんちの工事進捗状況をお知らせします。
2階の床に穴が!
穴を開けるとき、楽しかっただろうな〜(笑)
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これは、一階の明かりとりになります。

キッチン予定地の横に、押し入れの枠も出来ています。
これが、部屋のしきりになるんですね。
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洗濯機を置く場所も、しっかり確保、です。
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まだ、カバーがかぶせたままですが、なかなかゴージャスなお風呂も設置済みです。
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このドイツ製の、お風呂の品番は「367」だそうです(笑)


フォークリフトとわたし。

今日は、午後から撮影アリの取材が入っていたので、朝から楽器のまわりに散乱した楽譜を整理!
よっしゃ、間に合った!

こんな企業が発行されている媒体です。
ここが製造されているフォークリフトの、ミニカー(とは言わないのかなぁ)をいただきました。
かわいい!
うれしい!
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ライターさんもカメラマンさんも、とってもいい方でしたので、こんなポーズもしちゃいましたよ(笑)
フォークリフトと木琴とわたし。
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7月号なので、ゆかたに着替えて367でも撮影しました。

インタビューで「これまでに挫折を味わったことは」と尋ねられ、困ってしまいました。決して挫折していない、というわけではないのですが、普段自分の挫折について、あまり振り返ったことがないので(笑)
まぁ、日々挫折って感じですね。

ミカ・ストルツマン!

先日、カーネギーホールでのリサイタルを大成功で終えられた、NY在住のマリンバ奏者、吉田ミカさんが、クラリネット奏者のリチャード・ストルツマンさんと御結婚されました。
おめでとうございます!
今、日本で流行りの年の差婚でもありますね(笑)

しかし「ミカ・ストルツマン」さんからメールが届くと、さすがにびっくりします(笑)
音楽に興味のある方ならご存じかと思いますが、ストルツマンさんは、ヨーヨー・マらとの共演で、グラミー賞も受賞されている、現代クラリネット界最高峰におられる方です。
ジャズやクロスオーヴァーの分野でも活躍されているので、そちらの方でご存じの方もあるかもしれません。
今日が、パーティーだったということで、早速写真を送ってくださいました。
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メテユンデ、です。
アメリカの大学生、ミカさんのお嬢さんも。
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直前にYoutubeを見て、特訓された?!そうで、初めての着付けも、上々です。
ストルツマンさん、戸矢崎さんのアロハシャツもお似合いですね!

末永くお幸せに!

367の新規購入。

367には、できるだけモノを置かないと思っていたのですが、長時間いるとどうしてもほしくなるものが出てきます。
「この台所では料理しない、お湯を沸かすだけ」と言われていたけど(笑)ここにずっといると、おうどんくらいは作りたくなります。

で、ねばっていたけど、やはり欲しくなって買いました。
なんでもないステンレスにしようかと思ったけど、どうも合わないような気がして、これに決めました。
色は、迷いに迷って、黄色にしました。
ポップな色だけど、シリコン製なので、キツくはないかな、と思うけど。
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あと、くず箱は、上田さんでいただいたアンティークがあるけれど、やっぱり台所用の蓋付きも欲しいかな。
お客さんがある時は、中にしまえる最低限の大きさ。
これも、随分探してコレにしました。
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たまには着物。

昨日はおよばれ。
着物を着て出かける。
お魚は、もう、鱧でした。
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ふぅ、美味しかった。
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勢いよくいただいてしまいました。
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久しぶりに会って
「ふとった?」と言われる。
「わかった?」




プラネタリウムの夢

この間、作曲の西邑さんとプラネタリウムに行った夢を見ました。
なんなんだ〜 と思っていたら、ココに答えが。

西邑さんの新しい楽譜が出版されたんですね。
そのタイトルが「Winter Milky Way」と「Orange Moon」!
カールフィッシャーのサイトからサンプルの音源が聴けます。

みんな、仕事してるね〜



五条天神社の大祭

外へ出ると、雅楽の音が聞こえてきました。
今日は、五条天神社の大祭。
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ここだけ、違う空間になっていました。
『天使突抜367』で紹介した、367のお祓いをしていただいた、佐々部昭一さん。
がんばれ〜と応援してしまいました(笑)
普段は東京でIT関係コンサルタントの仕事をしておられます。
いつもはおしゃれな眼鏡姿ですが、神主業の時は地味な眼鏡に変えるとおっしゃってました。今日は、眼鏡がなかったから、コンタクトにされたのかな。

ところで、明日、うちの隣の隣の隣に、コインパーキングがオープンします。
その名も「フルーツパーク天使突抜一丁目」。
う〜っ、看板がかわいすぎる〜(苦笑)
天使突抜一丁目にも、コインパーキングとマンションが増えてきました。
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映画「少年と自転車」の続き

いい映画なんだけど「音楽」について「?」と思っていたら、昨日京都新聞に、音楽について監督さん(ダルデンヌ兄弟)のコメントが出ていました。

ダルデンヌ作品にはめずらしく劇中に音楽を使用した。「今回は例外的に、シナリオの段階から音楽を入れようと思っていた」と弟のリュックが言う。「あの音楽はシリルに欠けているもの、親からもらえなかった愛の慰め、愛撫のようなものです。そういうものが彼にもたらされる可能性があることを告げています」

とのことでした。

うーん、そういうことか。
ひっかかるのは、わたしだけか。

風水土のしつらい展

10年以上前のこと。
ある日、北野の天神さんで、ナンパされました。
おじいさんに(笑)

私は、アンティークの派手な着物を着ていて、そのおじいさんは、いかにもこだわりがある絹の衣を纏っておられた。
何度かすれ違って、目があって、声をかけられ、そこからの詳細は忘れましたが、うちに遊びに来られました。
えっ、私がナンパした?!いやいや(笑)

今井俊博という名刺をいただき、う〜ん、何か聞いたことがある。
そうか今井俊満!
フランスで活躍し、アンフォルメルを日本に紹介した画家です。
どことなしか、顔も似てる?!
「失礼ですが、今井俊満と何かご関係が....」
と尋ねてみたところ「あぁ、それ弟。」
ということで、意気投合し、おつきあいがはじまりました。

明日から14日まで、梅田大丸で開催される「風水土のしつらい展」(←企画をされています)のために、関西に来られたついでに、367へお越しくださいました。

なんとも、367にぴったりなお客さまでした。
大正一五年のお生まれなので、御年八六才!
不思議な魅力のある方です。
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SP盤の整理

367に電化製品を増やさないといいながら、また新入りです。
SPレコードの音源をPCに取り込める、というレコードプレーヤーです。

以前買った、SP、EP、LPレコード対応、カセット、CD、ラジオ一体型で、すべてUSBに落とせるという優れものを、以前たしか、ここでも自慢していましたが、これに一つ欠点がありました。オートリターンなので、決まったところで針が勝手に戻ってしまうのです。
なので、最後の数秒聴けない!というレコードが出てくる。
まぁ、とりあえず聴く分には問題ないのですが、PCにとりこんで、きちんと資料として残すためには、ダメです。

で、新しくターンテーブルを購入しました。
持ち歩ける、場所をくわないタイプです!
367用のものは、収納のことも考えて買います!
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これには、ピッチコントロールもついているので、回転数の微調整が出来ます。
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これは、有り難い機能なのですが、自分の耳を頼りにするには、私の絶対音感が「おおよそタイプ」なので、こんな時、不便。

レコードって、同じSP盤でも、ものによって、かなり回転数が違うんですね。
知らなかった....
半音も違うと、ハ長調の曲が嬰ハ長調になるので、こんなややこしい調でこの曲は弾かないよね、と考えられるのですが、もっと微妙な差は、う〜ん、あんまりわかりません。
気持ち悪いのは、わかるけれど、何パーセント調整すればよいか即座に判断できるほどの絶対音感は、持っていない。
SPは、3分ほどで終わるので、次から次と何十曲も、微妙に違う回転数がきて、次第にいらいら....しつつ楽しみました!(笑)

何十枚も聴いていると、戦中のビクターより、戦前のポリドールの方が音、よくない?
な〜んて、ちょっとオタクっぽくなってきました。

昔のは、レコードの中の紙袋もなかなか素敵です。
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でも、このロゴはちょっと不思議です(笑)
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戦争中に発売されたレコード。
30代の平岡養一さんのイラスト、似てる〜
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映画「少年と自転車」

ゴールデンウィーク中に映画館に行くなんて...
と思われるかもしれませんが、この類の映画はすいている。
余裕でゆったり座れました。
フツウにいい映画、でした。

しかし、音楽が残念。
フランス語の映画なのに、音楽がベートーヴェンなんですよね。
ベートーヴェンのピアノ協奏曲「皇帝」の第2楽章。
この曲、メロディーは確かに優しい雰囲気なのですが、音楽の構造としては、やはりがっつりドイツ的。
日本語も英語も聞きたくない気分だったので、私には、ちんぷんかんぷんなフランス語の「響き」がちょうどよかったのですが、う〜ん、やはりベートーヴェンは違和感。
カンヌの審査員は、そうは感じなかったのかな(笑)
まぁ、監督さん、なんらかの意図があったのでしょう、ね。

ところで、今、聴いているのは、昨日amazonから届いた、高橋悠治、です。
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坂口安吾


思いの外、坂口安吾の書斎、がうけていたようで...(笑)
本物はコレです。
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ここまでひどくはなかったですが(ほんとうです)まぁ、相当なことになっておりました367の2階。
先日、打楽器/マリンバ奏者の藤井里佳さんが遊びに来てくださることになり、おかげで、見事に片付きました!

里佳さんには、もっと、心のこもったおもてなしをしたかったのですが、掃除に手間取り、無念...! でしたが、とにかくあるべき姿の367に来ていただくことができ、ほっとしました(笑)

ところで、367には、不用意に電化製品を増やさないようにしています。
が、
最初に、導入したのは「掃除機」。
当初、ほうきとぞうきんで掃除をするつもりだったのですが、町内の地蔵盆の福引き、一等賞で掃除機が当たり、掃除機を導入!
その次は「電気ストーブ」。
寒さに負けました。
で、今回は「デスクライト」。
暗さに負けました。
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本当は、イギリスあたりのいい感じのアンティークを探していたのですが...
ヨドバシカメラで、さくっと買いました!



清滝!

28日、本当に気持ちのいい日でした。
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会場のすぐ前ですが、絵はがきのような風景が広がっていました。
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清滝のギャラリーテラでのコンサート。
本村さんとバロックから現代まで、結構本気なプログラムでしたが(笑)
お客さんも楽しんでくださったようで、よかったです。

打ち上げでは、タケノコづくしのおもてなしをいただきました。
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うなぎと、おくどさんで炊いたタケノコごはんも!あまりに美味しくて、ご飯大盛り2膳もいただいてしまいました。大丈夫か、私。
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散策に行ったんじゃないですよ!
ご飯を食べに行ったんじゃないですよ!!
演奏の証拠写真はコチラ(笑)

そうそう、演奏中に横からちらっと、本村さんの姿を見ると、谷本さんのイラストと同じで、くすっと笑ってしまいそうでした。

もひとつ、そうそう。
9月、ルーテル市ヶ谷で本村さんのコンサート。
当摩泰久さんに新曲をお願いしています。
タイトル、仮ですが、決まりました。
「斜面のクーラント」
斜面ですか、クーラントですか、う〜ん、どんな曲でしょう。楽しみです!

367の床

この間の雨で、367の2階の戸、2カ所が開きにくくなっていました。
黄瀬さんに「戸がヘン」というと、「ヘンなのは戸じゃなくて、床です」と言われ、なるほど。
板が暴れて、ちょっと盛り上がっているところに、建具がつっかえていました。
雨が降ると、湿気で特にひどくなるみたい。

谷本さんにメールしたら、早速まーくんと。
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367でこの図は久しぶり。
今度、床をちょっとカンナで削ってもらうことになりました。
原稿書きかけ、資料散らかり放題の部屋をみて「坂口安吾の書斎みたい」と言われました。いや、あそこまでひどくはないと思います!!

あっ、そうそう、谷本さん、この春で、大学、さくっとやめました。もうすぐ教授じゃなかったの(笑)「画家」いや絵を描くスペースが完成するまでは、専業建築家、いや大工?!みたいです(笑)


ぎりぎり。

ブログに何を書くか、ちょっとは考えています。

今日演奏した曲は、
一週間前に受け取った新曲であるにもかかわらず!
初共演にもかかわらず!!
合わせは当日のリハーサルだけ!!!

そういうことを前もってブログに書くと、お客さんを緊張させてしまいますから、そこそこに、とか(笑)
今回ご一緒させていただいた、バリトンの大石哲史さん。
長年東京を中心に活躍されていますが、さすが京都出身、お寺のぼん。久しぶりに出会った「京都のオトコ」でした。

いろいろぎりぎりが続きますが、ぎりぎりに慣れてくると「ぎりぎりのぎりぎり」とか「まぁまぁぎりぎり」とか、ぎりぎりに種類ができてきます。
今までで「もうほんとにぎりぎりのぎりぎり」と思ったのは、大山崎山荘美術館での展覧会の展示でしょうか。前日徹夜で、開館たぶん3分前くらいに滑り込んだ(笑)
私は、お〜ぎりぎり!!!と思ったけれど、一緒に徹夜した谷本さんは開館3分前にもかかわらず、余裕の様子だった。だって、3分も前だもんね。
次に同じようなパターンに陥ったときは、1分くらい前に滑り込んだけど、私も「よっしゃー、余裕」という気になりました(笑)

学生の時、先輩から「直前に何がおこってもいいように試験の曲は1週間くらい前に仕上げておくつもりで」とアドヴァイスを受け、なるほどと思って実行していたのですが、あの1週間は何処へ....
恵良先輩お元気ですか〜

SP盤

ネットオークションで買った「木琴獨奏とオーケストラ」のSP盤。
真っ二つに割れて届いたので、お店に問い合わせると、簡易書留なので保証がきく、とのこと。
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早速、先方で連絡をとってくださり、日本郵便の方がうちまで来てくださったのですが、手続きがややこしいぃ。
連絡ある度、説明が八分目(笑)
もう、いいです、と言いたくなってきたけど、基本的には、丁寧で親切な対応なので、いいそびれたまま、サインをしたり、ハンコをついたりしています。
でも、最後に「手続きはしましたけれど、認められませんでした」と言われる可能性もあるそうでう〜ん、よくわかりません(苦笑)

でも、今日は黄瀬さんに出張修理していただき、ばっちり聴けるようになりました!
なので、ごきげんです!

正面写真

今日は、朝から姉に電話で起こされる。
「日経の朝刊にでてるよ〜」って。
知ってますし...(笑)
姉は、証券会社勤務なので、早起きして日経新聞読んで、会社に行くらしい。

友達からもメールあり。
顔写真が不評(笑)
いつも、使っている公式プロフィール写真はちょっと斜め向きで、他にもいろいろあるのですが、いくつか見せたのがどれもダメ、真正面のでお願いします!と言われ、これなら文句なく真正面、と送りました。
写真全体を見れば面白い写真(撮影・平野愛さん)ですが、まぁ、100円玉分くらいの面積、顔だけ切り取れば、ただの無愛想よね(笑)
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エレクトーンの生演奏

伯父が亡くなったりして、ばたばたしていました。
「通崎」が一人減りました。
日本のどこかで、増えているのかな「通崎」...

京都市内で、土砂降りでない限り、お葬式は着物で出かけるけれど、最近和服の人が少ないので、よく「愛人みたい〜」と言われる。
一昔前のドラマのイメージか(苦笑)

喪服というのは、コーディネイトを考えなくてよいので、どんな着物より着るのが早い。準備から着付け完了まで10分もあればOK。なのに、今回黒いぞうりを探すのに、20分かかった...
MKタクシーは着物着用だと1割引。補助がないと歩けない母(←障害者)も1割引。今回は、一緒に乗ったので、なんと、2割引にしてもらって、ちょっと申し訳ない気がしました。

御通夜もお葬式も、親族だけの小さなもので、いい時間を過ごせました。
ただ、葬儀の会館の演出で、住職さんの入退場?!の時、エレクトーンの生演奏でベートーヴェン交響曲第七番の二楽章が演奏されたのには、度肝を抜かれた。お経の前後にミュージックはいらん(笑)
とはいえ、伯父はそんなこと気にする人じゃなかったので、まぁ、いいや。


明日は、フェニックスホールで中川さんの追悼コンサート。
チケット完売です。


漆壁の修繕

今日は、別件で黄瀬さんと川合さんが367に寄ってくださったのですが、ついでに、漆壁の和紙の剥がれているところ、を修繕してもらいました。
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一番よく使う扉の所なので、剥がれやすいのかもしれません。
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「普通の糊、カッター、つまようじ」この三つがあれば修繕可能、ということで、お願いしました。
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おそらく「さりげないすご技」で、きれいになりました!
川合さん、働かせてスミマセンでした!

ところで、今日の京都は暖かく、一気に桜がさいています。
近所の道祖神社の小さな桜がかわいらしいです。
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植物については詳しくないので、責任ある発言ではありませんが...。
円山公園のしだれ桜は、もうかわいそうで写真を写す気にもなれません。そろそろ世代交代させてあげてもいいのでは、と思ってしまいます。

新美女センサー

4月28日に演奏する「新美女センサー」の楽譜が届きました。
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昨秋初演した野田雅巳さんのリコーダーと木琴のための作品「発明家」。この曲の第1曲「美女センサー」の新ヴァージョン「新美女センサー」が出来ました。
28日には、これも加えて「発明家」全曲初演となります。

昨日、今日、と本村さんと合わせ。
京都らしいお昼ご飯を作ろうかと思ったけれど、全く余裕なし。
せめてお吸い物は、生湯葉など入れてみました。
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お菓子は、末富さんに桜のものでも買いに行こうかなと思っていたけれど、これも余裕なし。
でも、美味しそうでしょ。
近所のケーキ屋さんのケーキです。
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28日は二回公演ですが、一回目はまだ少しお席に余裕があるそうです。
新緑の清滝。
お天気だったらいいな。

さくらさくら

京都の桜、満開はまだですが、いい感じです。
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でも、かなり寒いです。
しかし、高瀬川の上に台を組んでこんなことをされているみなさんがおられました。
高瀬川に面したお家の方々、みたいでした。かなり寒いとは思いますが、贅沢ですね。
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今日は、真冬と同じ格好でちょうど、というくらいの、寒さ。
なので、ごはんは、こんなことになりました。
まだ、賀茂ねぎが美味しいです。
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今日は、桜もですが、お月さんがとてもきれいでした。
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やはり、今日はこの曲ですね。
戦時中に発売された平岡養一のSP盤「さくらさくら」!
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清野さんの本。

清野恵里子さんの『清野恵里子のきものの愉しみ帯あそび』(集英社)がでました!
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美しい装丁は、鈴木誠一さんです。カヴァーをとっても、素敵な本、です。大人の着物好き、裂好きにはたまらない本ですね。いろいろな布が帯に使われているのですが上質の更紗や日本の織物だけではなく「トルコのシーツ」など「清野さんやってくれますね〜系」のものも満載です。本文は、すっきりしたデザインで、着物着用のモデルさんは出てきませんが、帯締めと帯揚げの取り合わせなど迷われる方には参考になりそうな、実用性の高い本、でもあります。
裂や文様の説明など勉強にもなります!


ところで、今日、とっても欲しいものに出会ったのだけれど、よく言う「自分のご褒美に買う」というのは、どれくらいのことをすれば、どれくらいのものを買ってもいいのかな、私の場合... などと考えています(笑)


遅れてきたエイプリルフール

先日、開催されたウエディング・フェアに素敵なカップルが来場されました。
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あ〜ら、よく見れば西脇千花さんと当摩泰久さんではありませんか!

この真相は、4月6日西脇千花ピアノリサイタルで!(明らかにされるかどうかはわかりませんが、是非お出かけください・笑)

紹介文は西邑さんのブログで

久々のレポート

久しぶりに「谷本邸勝手にレポート」をお届け致します!

谷本邸に灯りがともりました!
電気屋さんは367でお馴染み、ホリテックさんです。
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一階は広いスペースですが、谷本さんが立っているところで仕切られ、奥は、ご両親が来られたとき、泊まれるようなスペースになる予定です。
よっ、孝行息子!

でも、お風呂は完成後もかなり寒いことが予想されるので、ご注意ください(笑)
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キッチン予定地ですが、まだわかりませんねー
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1930年代の東京

自分の中で、お別れはすんでいるのだけれど、やっぱり「林光さんを送る会」に出かける。
1930年代東京生まれの光さんのお別れ会の前に、世田谷文学館にて「都市から郊外へ〜1930年代の東京」展を観る。
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なぜか、この日は無料!
光さん、ありがとう!と言う(笑)
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知らないことがたくさんの展覧会も楽しいけれど、新しい発見をしつつも、自分が好きな時代「そうそう、これこれ」と思いながら観る展覧会も楽しい。
まさに、銘仙や木琴の時代、なので!

早めに銀座に出て、なぜか(笑)カメラマンの田村さんとお蕎麦やさんで光さんに献杯。
お蕎麦の前のこういうメニューは、東京、という気がする。
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辛み大根で、しゃきっと引き締め、お別れ会に。
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記帳のカードに、メッセージを書く欄があったのだけれど、どうもこういうのが苦手。結局空欄に。
今、光さんが目の前に現れて、何か話せるとしたら感謝の言葉の前に、
めずらしい照れ笑いで「あっ、書くの忘れてた」とおっしゃった、あの曲の左手の一小節「あっ、光さん、ここ、お願いします!」と言っちゃいそうです。

えっ。

ここのところ、忙しいです。
この状況、一昔前なら痩せ細っていたはずなんですが、えっ、体重、増えてます(笑)
埼玉では、今夜は軽くすまそう、と一人でおそばを食べた後、かかってきた誘惑の電話にのって出かけ、ピザなんて食べたりしてましたから....さもありなん、です。

佐世保でも、しっかり食べました。
高校時代のクラスメイトである、平林さんと一緒に出かけると、どこか修学旅行の気分になります。実際、修学旅行は長崎だったし(笑)

前回の佐世保でお知り合いになった和楽器屋さん前川楽器店の前川さんから情報を得て、地元の人が通うお店「ささいずみ」で、活イカの刺身!
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これは、後で、天ぷらにしてくれます。
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仕上げには「ひらすの巻き寿司」もいただきました。
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本番の日のお昼は、佐世保バーガーを食べたし、帰りは、空港で10分ほどしかない、というのに、根性で?!五島うどんも、食べました。平林さんのセレクトにつられオーダーした(笑)ゴボウの天ぷらがのっているおうどんが、なかなか美味しかったです。
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と、食べ物の話ばかりになりましたが、ちゃんと演奏もしてきました(笑)

一日目は、地元の中学校でのファミリーコンサート。ブラスバンド部の打楽器の生徒さんへ『マリンバ練習帖』を使った公開レッスンも交え、楽しい時間でした。

二日目メインのリサイタル。アルカスSASEBOの中ホールは、石の作りで、これまで弾いたホールの中でもよく響く上位3位にはいるくらいの残響がありました。
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それに加え、ピアノは、平林さんのお好みの、ベーゼンドルファーだったので、大変ゴージャスなサウンドとなりました。

よく考えれば、マリンバ・リサイタルは、久しぶりかも。最近は、すっかり木琴奏者の気分になっていました。豊かな響きの中にいて、あらためて、マリンバも、捨てがたいなぁと、思いました。
「マリンバをとるか、木琴をとるか」
まぁ、そんな選択、誰にもせまられていないので、両方できればいいですね(笑)

聴きに来てくださったみなさん、アルカスSASEBOスタッフのみなさん、ピアノの平林さん、ありがとうございました!

そうそう。
佐世保の町でみつけた、こんな看板。
フツウの飲食店みたいだけど...
久美子さんって、どんな方でしょうね。
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うしろ・まえ

衣装作ってくださる田中さんは、いつもパンツの後ろと前がわかるように、マークをいれてくださいます。
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でも、このマークが実にきまぐれで。
後ろに入れる時と、前に入れる時があるんだな。

私は、このマークを見ると、いつも、これは前だったっけ、後ろだったっけ、と幼稚園児のように、迷ってしまいます....

明後日の昼間に、佐世保の中学校で公演があるので、明日から佐世保です。
中学校のブラスバンド部の生徒さんへのレッスンも予定されていて、それも楽しみです。

どうやら、私より飛行機嫌いらしい平林さんと、飛行機に乗って行ってきます!

たべものいろいろ

今日、わかったこと。
お米を綿の袋に入れると、戦後の配給みたいだ(笑)
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こんなドレッシングをいただきました。
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神山旬感工場の「すだちピリ辛」ドレッシング。

みんな、いろいろ考えますね。
すだち、だから徳島、ですね。
無添加なのが、うれしいです。

「いかなごの釘煮」が届いたりして、春を感じています。
いかなごの写真を撮ったけれど、目がこちらをにらんでいて、こわかったので、写真は削除(笑)
おいしくいただきました。

図書館にて

この人の視線が気になった。
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審査な一日。

今日は、朝から夕方までアゼリア推薦新人演奏会のオーディションの審査をしてきました。
私は、器楽部門(弦・管・打)の審査で、14分の制限時間、20人の演奏を聴かせていただきました。若者達の熱演、なかなか聴き応えがありました。ふぅ〜(笑)
ヴァイオリンあり、ホルンあり、マリンバあり...という内容ですが、審査員の審査結果を集計してみていると、ほぼ意見が同じになる、というのが面白いです。

ところで、今日、一緒に審査をさせていただいた、音楽ジャーナリストの寺西肇さん、が訳されたヤープ・シュレーダーの著書『バッハ 無伴奏ヴァイオリン作品を弾く〜バロック奏法の視点から』。
最近増刷されたそうです。みなさん、勉強してますね〜
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で、本といえば。
探していた本が諏訪市図書館にあることがわかり、京都の下京図書館に借りてもらえたのですが、昨日下京図書館から電話があって「貸し出せない本なので、読みに通ってください」って。
明日、図書館に行けば私に会えます(笑)

でこぽん

下蒲刈から「デコポン」と「はるか」が届きました!
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うん、わかりやすい!

ほんとに、下蒲刈島はすてきな島です!
たくさん勉強したの、忘れないうちに「下蒲刈島検定」の問題を作って発表したいと思います!(笑)






昭和三年

平岡養一さん、昭和三年のリサイタルの時の写真です!
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この時使っておられたのと同じディーガンの木琴が手に入りました!!!
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座って演奏するタイプです。
木と金属の組み合わせっぷりが「工業系」で、シンガーミシンのイスとも、ばっちり似合います!
かわいすぎて、泣けてきます(笑)

いつの間にか、Deaganが5台!
木琴博物館ができそうになってきました。

縦型木琴

現在のマリンバや木琴はピアノと同様にドレミファソラシドが左から右へ並んでいますが、昔のヨーロッパの木琴は、手前から奥に並んでいました。
舞台の上でそう説明すると「へぇ〜」とちょっとした笑いが起こります。
私も、民俗的なスタイルのものは見たことがありますが、このような立派なものは、はじめて見ました!
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届きました!

アメリカの楽器屋さん、ではなくて、道具屋さん、から買ったものが、昨日届きました。
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えっ、でかい!重い!!
久々、367の大扉を開けました。

まず、端っこからテープをはがしてみたのですが、梱包の様子がわからず、いろいろこぼれてきて、ぎゃ〜。
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本体が顔を出すまで、随分時間がかかりました。
ようやくここまで。
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ふぅ〜。
まだか〜。
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とにかく丁寧に梱包してくれ、と激しく訴えたのですが、つたない英語が脅迫に受け取られたか?!というほど丁寧な梱包でした(笑)

ようやく、箱がでてきて、本体に出会えました!
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木琴です!
いえ、正確に言います「シロリンバ」です!
笑わないでね。
ほんとにシロリンバという名前なので。
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シカゴのディーガン社で、1924年から1939年にかけて作られていた(らしい)「Xylorimba/シロリンバNo.730 」。数あるシロリンバの中でも、小型のタイプで、一般的に、とても人気があったようです。
この楽器は、ほとんど実態が知られていないのですが、メシアンやブーレーズの作品にも「シロリンバ」が出てくるので、そういう意味では「謎の楽器」として知られています。(実際は、たいていの場合、シロフォンかマリンバで代用される)
パーツ全てでこんな感じ。
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組み立て方がよくわからず、谷本さ〜ん、黄瀬さ〜ん、と叫んでしまいました。
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とりあえず、組んでみました!
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ちょっと大きく写っていますが、実際はとってもかわいらしいサイズです。
これは、イスに座って演奏する時の高さ。ここに足を取り付けると、立って演奏できる様になります!
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ディーガンのロゴもステキです。
なぜか、「N」の上に、穴をあけようとした後がありますが....
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音は...
聴いてのお楽しみ!
意地悪〜(笑)

夢と現実

この間、留守中の井幡さん宅に侵入し、チェンバロを練習しまくる、という夢をみました。練習した後は、楽譜棚と「レコード」棚から資料をひっくりかえし「井幡さん、帰ってきて見つかったら叱られる!!!」と思い、怯えながらも、資料を見ていました。
やはり、帰ってこられた井幡さんには、しっかり叱られました...
「寝室には入るな」と(笑)
夢の中とはいえ、井幡さんスミマセンでした。

次の日は、平林さんに叱られる夢を見ました。
現実で叱られないよう、まだ伝えていなかった佐世保で演奏するバッハの曲について連絡しました。
こちらは現実で「遅いっ!」と叱られずにすみました(笑)

たわもないことシリーズの続き。
雑誌取材のオファーがあると、同時に「このページに載ります」と「見本誌」が送られてきます。
うん、今月は五木ひろしか(笑)
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話題は飛びますが...
先日、田口ランディさんが367へ遊びに来てくださって、うれしかった!

マリンバ修理。

今日は、黄瀬さんと聖和大学に「コロムビアミヤカワマリンバ」の修理に行ってきました。
支え棒がよじれて、ネジがうごかなくなり、応急処置され、ちょっと気の毒な感じになっていたこの部分。
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ネジが動かないということでしたが、黄瀬さんの手にかかると、なんでもなく動きました(笑)
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部品を叩いてフラットにして、棒の先のねじれもなおす。
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楽器の足の小さな穴には、あたらしいネジが止まりやすくするため、おがくずで埋める。
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きちんとはまるのを見届けて、最後は着色。
筆を持つのはお手のものです。
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それから、ピンが倒れているのもまっすぐになおしてもらいました。
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鍵盤のひもも取り替えて、出来上がり!
というところで、楽器屋さんではない黄瀬さんに、聖和大学の丸尾先生は「オルガンもなおしていただけますか?」
ずっこけそうになりましたが、谷本さんはチェロもなおしましたからね(笑)

古いオルガン。
ほとんど音が出なかったのですが、ペダルの部分をなおして、ばっちり音が出るようになりました!
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修理をするのに、蓋を外したりして、この楽器の歴史も判明しました。
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黄瀬さんも谷本さんも、笑っちゃうくらいなんでもできますね。
このお道具箱をみると、歯医者さんもできそうです!
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黄瀬さん、お世話になりありがとうございました。
それから、貴重な楽器ということで修理の許可をくださった大学関係の方、そして前もって諸々の段取りをしてくださった野田美佳さんにも感謝です。

タバコ・カード

これは、1880年代、アメリカのタバコカードと言われるものです。
タバコを買ったら中に入っていたオマケみたいなものです。
お花シリーズとか女優シリーズとか立身出世シリーズとか....いろいろあって、これは、楽器シリーズ。
その中の「木琴」!
ステキです!
手のひらより小さいサイズです。
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このタバコ・カードは、アメリカから始まって、ヨーロッパや日本にもあったそうです。会社によって、サッカーの技を書いたものとか、ほんとにたくさんのシリーズがあるので、これ専門のコレクターさんもおられるとか。

最近、円高なので「資料」と称して、つい、ちょっとしたものを買ってしまいます。
それにしても、この切手の貼りっぷりは?!
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西脇千花ピアノリサイタル、のチラシ。

4月6日、ティアラこうとう(東京)で、千花ちゃんのリサイタルがあります。
バッハ、ベートーヴェンに現代曲と、かっこいいプログラムです。
チラシのデザインは谷本さんです!
う〜ん、素敵です。
こちらのPDFをクリック!
お近くの方は、是非。
ちょっと遠くの方も、是非!

ところで、昨夜見た夢。
京都会館第一ホールで、ベルリオーズの幻想交響曲を聴いていると、突然建物が大きく揺れ出し、あわててロビーに出ると、そこは船だった!それで、海に落ちるかと思った時、ちょうどちかづいてきた島に飛び移って、濡れもせず奇跡的に助かった!そしたら、海上保安庁の船がやってきて....終わりました。
昨日、毎年恒例の確定申告のアルバイトを絢子ちゃん(←お父さんが海上保安庁)に頼んだところだったので、そのせいかな(笑)
とにかく、自分がアブナイ目に遭う、という夢を見る時は「練習しろ〜」という夢のお告げだと思って、たくさん練習することにしています。
今日は、ひっかかっていたココをクリア。
ふぅ〜
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ねばり。

いつも、家では、私だけ、玄米ご飯を炊いて、食べています。
玄米だけだと、ぱさぱさして味気がないので、黒米(=もちもちしてる)を少しまぜています。そうするとふっくらとなります。そこに、黒豆も一緒に入れて炊きます。色もかわいいです!
今日は、大和芋、納豆を載せ、ごまを振りかける。
粘りがほしい〜
ということですね。
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衣装

着やすい、弾きやすい、という衣装は、何度も着てしまいます。
またアレか〜
と思われるといけないので、そろそろ新しいのを作らなきゃ、と思っていた所へ、生地屋さんから「おもしろいのが入った」と電話がありました。
早速、いつも縫ってもらっている田中さんを誘って生地屋さんへ。
電話をもらったソレは、いまいち、だったのですが、他に面白いものを見つけて手に入れました。

で、生地をもって、田中さんと一緒に、谷本邸へ!
なんとなく、ひとひねりほしい気がしたので、谷本さんにアイディアをもらいにいきました!って、田中さんが「家、見たい!」とも言ったので(笑)

工事もずいぶん進みましたよ。
寝室予定地は、作業場状態まで進化していました。
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一階部分、ここまできたので、あと床をはると、かなり家っぽくなりますね。
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お休みの日、一人コツコツ作業する谷本さんの邪魔をして、衣装考えてもらいました。
一部、ちらっ。
こんな感じ。
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アドヴァイスにのっとって、もう一度生地屋さんに戻り、こんな生地を買い足しました。
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田中さんとは「仮縫い、谷本邸で、しよか〜」と言っているので、早く一部屋完成させてもらいたいです(笑)

西陽子箏リサイタル

次の週末は、久しぶりの和歌山。西陽子さんの箏リサイタルにゲストで出演させていただきます。
私は、
トラディショナル・ジプシー音楽「ホラ」「シルバ」
野田雅巳「ボスポラス橋」
港大尋「ヨマイゴト」
そして、ワークショップ参加者とラベル/野田編「ボレロ」
を演奏します。

超絶技巧も涼しい顔で演奏される西さん。
ほんとに素敵なおねえさん、って感じです!
古典から現代まで、箏のいろいろが楽しめるプログラムです。
和歌山近くの方、是非お出かけください。
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谷本さんのイラスト!

「本村さんと通崎さんの写真をください!」
と言われ
「ない.....」
で、谷本さんに電話。
「本村さんがリコーダーを吹いて私が木琴を叩いている絵をお願いします!」

というわけで、後日主催者さんには、写真ではなくイラストをお渡ししました。
我ながら、よい考え!(笑)
谷本さん、ありがとう!
さきほど校正が届きましたが、いい感じになっています!
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3月25日のチラシも届きました。
公演情報、しばらく更新をさぼっていましたが、まとめてアップしております。
無料、申し込み制、という催しもありますので、よろしければチェックしてみてください。
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関係ないけど、天使突抜のマンションのかこいもとれました。
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あっという間に。
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春?

昨夜は、新潮社さんと久しぶりに「めなみ」。
「白魚のてんぷら」で、春を先取り、と思ったら今日は雪が吹雪いていました。
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「Bar うえと」で、柿が置いてあって、なにごと?と思ったら、これはこの時期にとれるイスラエルのシャロンという柿なのだそうです。
清楚に甘くて美味しかったです。
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その後10年以上ぶりで「Bar コペルニクス的転回」へ。
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いろいろお話しして頭の中がコペルニクス的転回したので、今日は原稿、ばさばさカット。
あー、すっきり。

原稿書きたいっ。
練習したいっ。
サンパツ行きたいっ。


故宮博物院

今進めている仕事の関係で、コンサート前後の日東京にて、マリンバ界、そして指揮者界の大御所、それぞれに取材をさせていただきました。
まもなく八十才というお二人ですが、あらためて若若しいというのも失礼なくらい「普通に現役」という雰囲気がすごかったです。
詳細は、いずれ。

合間には、故宮博物院展へ。
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会期終了間近の日曜日でしたが、思ったほど混雑もしておらず、そこそこゆっくり見られました。
私も「中国の皇帝の服の生地で作った帯」(と言われる物)を持っていますが、それの何百倍高価な物が展示されていました。
刺繍かと思ってよく見ると、珊瑚と真珠で作ったビーズが縫い付けてありました。緑の光沢は孔雀の羽を織り込んであるんですね。豪華!
11世紀、12世紀あたりの絵を見ていると、清の時代なんて、ほんの最近のように思えてくるから、不思議。

......そんなこんなで、ちょっと欲張りな二泊三日が終了。


つくしんぼ保育園

週末は、林光さんが30年ほど続けてこられたという、群馬のつくしんぼ保育園でのコンサート。平林さんと行ってきました。
楽屋は、こたつで和みました(笑)
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光さんのうたが大好きという子ども達に「みんな、林光さん知ってるの」と聞くと「うん、死んじゃった!」と元気よく応えてくれました(笑)こういう子どものノリ、光さん大好きなんだよね、と思うと、泣けてきます。
ラデツキー行進曲から港大尋やバルトークまで、70分のコンサートをなんと二歳児もしっかり聴いてくれました。みんな音楽が大好きなんですね。光さんが積み上げられてこられたものをひしひしと感じました。

ところで、今回のつくしんぼ保育園で、心残りはヤギの「かこ」と「めい」と遊べなかったこと。写真も撮れなかった。もし次にお邪魔する機会があれば、ヤギの散歩についていきたいです!「かこ」と「めい」は、二匹で仲良くするため、子ども達とあまり仲良くないのだそうです。そりゃだめだー。一緒にマリンバ聴かせればよかったねえ。あっ、ワタシ別に動物好きじゃないんです。どちらかというと苦手なのですが、あのヤギはどうも気になる....。
あっ、つくしんぼ保育園より。
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ところで、客席のイスの片付けをがんばってる子どもがいました。将来マリンバ運搬のアルバイトに雇いたいですね!
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保育園であまりに全力投球したためか?!東京への新幹線で爆睡。平林さんとビールを飲む元気もなく解散しました。めずらしい。(笑)
平林さんもありがとうね。
今日のお昼は、高崎で買ってきた、ほうとううどん。
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明日は、こっち(笑)
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打研祭りに木琴研究会。

昨夜は「打研祭り(だけんまつり)」。
打研とは「打楽器研究室」の略。京都芸大の打楽器の教授の部屋で、日頃打楽器専攻の学生が集まり練習するところ。
打研祭りは、京都芸大の学生と打楽器卒業生が集う宴会。正式な同窓会というわけではなく、なんとなく声がかかって、という感じなのですが...現役学生から六十代までが、市内の居酒屋に集まります。今回は三十名くらい。
京都芸大の音楽学部は毎年定員60名で、打楽器を専攻する人はその中で、1〜3名、最近たまに4名、という構成なので、みんな仲良し、縦のつながりが強いです。
打楽器は、先輩の重い楽器を運ぶのを手伝う、というような日常から、体育会系のノリがあります。
昨夜も、六十代女性大先輩から「男性ファンを作ることを考えず、女性ファンを増やさないといけない」とアドヴァイスされ、特に男性ファンを増やそうと努力はしていないのですが(笑)「わかりましたっ!」と元気よくこたえました。
現場で出会うプレーヤーが中心で、教職へ進まれた方など、まだ、声をかけられていない先輩方もおられるので、次からもっと広く声をかけようという話になりました。最近七十代の卒業生の方とも知り合ったので(笑)

一昨日は、野田美佳さんがこられて「木琴研究会」!
戦前のSP盤など聴いて、オタクな会話を繰り広げました(笑)
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あっという間に夜8時を過ぎて、近所のカフェで、急いでごはん。
赤ワインと、こんなものとか
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こんなもの(→ブルーチーズの塩ハンバーグ)
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をオーダーしたら、イメージと違うとびっくりされました(笑)

あっ、聖和大学にある木琴はこのモデルだということがプログラム(多和千賀子木琴リサイタル/1965)からわかりました。
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住まいの設計

『住まいの設計』(扶桑社)2012年3/4月号で、『天使突抜367』を紹介していただきました。本が出てからしばらくになりますが、息が長い感じでうれしいです!
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今気づいたのですが、私の場合、家を買う時も、リノベーションするにも、不動産、建築関係の雑誌、一冊も買っていなかったかも(笑)
こういう雑誌を読むといろいろ勉強できますね。

まだ、募集がはじまっていませんが、3月25日、京都市主催の催し「平成の京町家シンポジウム〜これからの京都のすまいを考える」で、講演と演奏、そしてシンポジウムのパネラーをさせていただきます。またチラシが届いたら詳細アップします。
講演のタイトルは、いろいろ考えたのですが...
「40年目の発見〜長屋と木琴」としました。
今年は、わたし、マリンバをはじめて40年になるんですねー。
同級生のドイトモ(=土居知子/ピアノ)の年賀状に「デビュー20周年リサイタルをします」と書いてあって、これについても、そうかそうなのか!と思いました。


コロムビアミヤカワマリンバ

西宮の聖和大学が、戦後一時期だけ作られていた「コロムビアミヤカワマリンバ」を所有されていることを帯広のマリンバ奏者野田美佳さんのブログで知り、見せていただくため、先日大学にお邪魔しました。
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軽やかでのびのあるかわいらしい音色。
まだまだ使える!大切にしていただきたい!と思いました。
見学でお世話になった、聖和幼稚園の園長先生や、聖和大学の丸尾先生、ありがとうございました。
この日は、その横の聖和乳幼児センターで開催された美佳さんとご主人による、子ども達のコンサートも見学させていただきました。夢中になっているこどもを見ているのも楽しかった。
ちゃっかり子ども達の給食までいただきました。
具だくさんのお味噌汁と菜飯とグレープフルーツ、というなかなか渋めの献立。
お味噌汁の中には、たくさんのお野菜とこんにゃく、ちくわ、厚揚げに豚肉。ご飯は、菜っ葉とおじゃことゴマで適度な塩味。こどもの頃、給食は苦手だったけど、この日はおいしくいただきました。食器もプラスチックじゃなくてよかったです。
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あっ、そうだ。
マリンバの足が壊れていて「黄瀬さんになおしていただけないか」という話がでていました。
ブログをご覧くださっている方は、会ったことがなくても「困ったときは黄瀬さん!」と思われるのが、可笑しいですね。黄瀬さん、いかがでしょう、真ん中の下の方、はずれている部分なんですが(笑)
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蘭島閣ギャラリーコンサート おまけ

なんと、生まれて初めてぎっくり腰?!なるものになりました。
それも、広島行きの新幹線の中で。
スーツケースを棚にあげようとして「ん?!」と思って、その後は広島まで座席でかたまってました。で、下車したら、スーツケースをひっぱるのもつらい状態に。
広島駅で待ち合わせた当摩さんに荷物をもっていただき(←ほんとに、スミマセンでした)なんとかタクシーに乗り、楽器の組み立ては手伝いに来てくれたヤスコちゃんに、ほとんどおまかせ。どうやら、ほんもののぎっくり腰からすると、軽傷のようではありましたが、リハーサルでは右足を踏み込むと激痛、10センチの段差がつらい、靴下履き替えるのもいつもの10倍時間がかかる、というような状態で、ほんとに、どうなることかと思いました。
でも、本番だけは、なぜか治って、いつもより絶好調?!でした。
脳内から何かあやしい物質が放出されたのでしょうか。

しかし、打ち上げ会場では、また痛くなり.... こんな状態でビールを飲んでもいいものかとグラスを手に逡巡していると、なんとも不思議なパワーをお持ちの(「気」ですね)ムラカミさんという呉の音楽の先生が、なんと7割方まで治してくださいました。
翌朝の焼きみかんも効きました(たぶん・笑)

そんなわけで、かなり悲惨な状態ではありましたが、仕事も観光もばっちりこなして帰ってまいりました。
今日も鍼に行って、もう、ほとんど平気です。

広島では、長時間同じ姿勢で座っているのがつらいことがわかり、駅まで来てそのまま新幹線に乗る勇気がなく、う〜ん痛くてもさっさと帰るべきかと迷いつつ、広島現代美術館で「シャルロット・ペリアンと日本」展を観て帰りました。
結構、元気ですね、わたし。
そんな、おまけ、でした。(おわり)
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蘭島閣ギャラリーコンサート その3

コンサートの翌日、朝からまた盛り上がります。
贅沢なお味噌汁に焼き魚。しそのきいた梅干しまでもがおいしい朝ご飯。
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お給仕してくださるのは、このお店の...じゃなくて、なんと、美術館の職員の方でした!
何から何までありがとうございます!
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朝から満腹、と思ったところデザートに出てきたのはコレ。
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えっ?!
焼きみかんです。
はじめてです。
ここでは、これを食べればお腹の痛いのくらい治る、のだそうです。
花岡さんに食べ方のレクチャーをしていただき、さっそくいただきました。
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こげということではなく、焼くことによって苦み成分が増すらしく、なかなか新鮮なオトナの味、でした。

引き続き、花岡さんには、島についてのレクチャーを受け、すっかりこの島に詳しくなりました。過疎化対策の一つとして前町長さんが考えられたアイディア、そして行動が、この美術館を生んだこと。そして行政、財団、地域の方、原さんのなどの応援しておられる方のご尽力等々が上手くかみあってまわっている様子がよくわかりました。
ちなみに、花岡さんは、JICAボランティアで、ヨルダンにおられたことがあるそうです。前夜この話に、当摩さんは興味津々でした。

で、今度は、吉川さんとドライヴに出発!
花岡さん、そして吉川さんはさすが学芸員さんで、説明が的確でわかりやすい。「下蒲刈検定」があれば、私は2級くらい楽々合格できそうです。1級の問題も作ってみたいですねー
いろいろ学んだことをここにレポートしたいですが、そんな時間があれば、仕事しろ!と言われそうなので、さくっといきます(笑)
下蒲刈の島から橋でつながったその先3つの島まで車を走らせてくださいました。
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その行き着いた先は「御手洗」という町並み保存地区のあるところ。
ガイドの吉川さんです(笑)
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日本一古い時計屋さん「新光時計店」の看板。
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外から覗いていたら、中へ招き入れてくださいました。
このレトロな視力検査盤、かわいい。
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看板と言えば、これもかわいかったです。
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これでいいのか、耐震補強(笑)古い遊郭跡。
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カフェ「若長」採れたてレモンのレモンスカッシュも最高でした。(このあたりは、みかんと共に、レモンがとれます)
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こちらは、うまく改装された「乙女座」という劇場。蘭島閣でのコンサートの時「乙女座に木琴が似合いそう」と声をかけてくださったお客さんがいらっしゃいました。なるほどー。
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まだまだいろいろあるのですが、あまり載せると、平林さんと当摩さんが悔しくて眠れなくなるといけないので、このへんにしておきます(笑)
それにしても、穏やかなお天気で、ドライヴ日和でした!ふふふっ。
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最後に「お月さん」で少し遅めのお昼ご飯。
おうどんと、素朴でおいしいおすし。
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もう、食べ過ぎが三食めで、能力の限界を超えたところで、教えていただきました。
この地方は「残すくらいたくさん出す、だから残してよい」のだそうです。え〜!だめでしょ、あんなに美味しいの残すのは。前夜から根性で完食をめざしていましたが、最後は少し残しました(笑)

そんなわけで、楽しいコンサート&観光の二日間でした。お世話になった皆さん、ありがとうございました!
(つづく?!)

蘭島閣ギャラリーコンサート その2

このコンサートは、サントリーホール総支配人である原武さんがコーディネートされているものです。原さんは、呉市のご出身で、この島の文化を応援されている「重要人物」のお一人だそうです。その原さんが、一昨年、サントリーホールでのランチタイムコンサートを聴いてくださり、今回のコンサートに呼んでくださいました。実際聴いてくださり「これ!」と思っていただけるのは、本当にうれしくて、なんだか、わたしは、とっても張り切っていました(笑)

蘭島閣のスタッフの方は男性も、女性も、動きよく笑顔よく、また設営に集まられた地域ボランティアの方も黙々と仕事をされていました。
関西でみかんといえば、和歌山ですが、広島では、このあたりが一つのブランドなのだそうです。
楽屋にもみかん。
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こういうのも、地域の方が持ち寄ってくださるそうです。みかんやぽんかんなど、いろいろまざっていて、どれも新鮮で、濃厚なお味。普段あまり食べないのに、皆の食べるみかんの香りがよくて、つい、楽屋に入る度に、食べてしまいました(笑)

スタッフの対応がいい、というところまでは、まぁ想像がつくのですが、ここはお客さんもノリノリで、とっても弾きやすかったです。
「よかった」「よくなかった」という感想はさておき、聴いて欲しい音を聴いてくださっているという感覚は、伝わってくるものなのです。トークの時は、客席もリラックスして笑いいっぱいで、演奏の時は集中して、とお客さんのお手本、のようなお客さまでした。
「平岡養一は、第一回NHK紅白歌合戦(この時代は紅白音楽試合)に出演して、峠の我が家を弾きました」と説明すると客席から「弾いてください!」と声があがったのにはびっくりしましたが、これも楽しかったです。弾きましたよ、もちろん。これから、説明する曲はすべてすぐに弾けるようにしておこう、とも思いました(笑)

コンサートは、いい感触で終わりました。
で、噂に聞く、打ち上げ!です。
島が「迎賓館」として使っているという、一棟貸しする和風の建物に移動。
そこに「お月さん」という普段はうどんや焼きそばを食べさせる食堂の三姉妹が、特別出張料理を作ってもてなしてくださいました。
お刺身や、お鍋の他、めばるの煮付け。
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鯛の塩焼き。
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など、なんと一人一匹なんですね。
せっかくお魚の美味しい地域にいっても、味付けが濃すぎたり、甘すぎたりして、素材がもったいない、ということもよくあるのですが、ここは、薄味で余計なものがなく、満足でした。
もう無理...というくらいいただきましたが、最後にご飯と美味しい自家製の沢庵がでてきて、またつい、いただいてしまいました。
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理事長さんや、最後列には、主任学芸員吉川さん、キュレイターの花岡さんなどなど、楽しい様子が伝わるでしょうか。

11時半頃お開きになって、当摩さんと平林さんは忙しく翌朝早くに出発するというので駅方面に移動。私だけ、ここに泊めていただきました!
おおきな建物に、私一人(+当直としてキュレイターの花岡さん)
そんなわけで、大きなお風呂も独り占め。
ここでも、レモンやみかんなどがうかしてあるなど、心憎い演出です。
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お花も、美術館の職員の方がいれてくださっているそうです。玄関には、水仙、お部屋には、かわいいバラが、入れてありました。
そして客室の床の間には「アマリリス」の複製が!
う〜ん、やりますねー
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(つづく)

蘭島閣ギャラリーコンサート その1

昨夜、呉の蘭島閣美術館にて、とても気持ちのいい演奏会をさせていただきました!
美術館が用意してくださった鳥海青児「アマリリス」の前で、アマリリス編曲者の当摩さんと、ピアニストの平林さん。
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話題満載なので、呉編は連載になりそうです(笑)




竹製手すり

このブログの右上から、ニュースレターに登録できるのですが、今日ご登録くださった方は「竹製手すり」で検索していて、このページを見つけてくださったそうです。

試しにいくつかの検索エンジンで「竹製てすり」と入れると、たしかに通崎好み製作所が上位に表示されます。
思いがけないところで、いろいろな方とつながっていきますね。

いそろく!

「聯合艦隊司令長官・山本五十六」を観に行ってきました!
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レディース・デイで1000円の日なので、混んでるかなと思ったのですが、そうでもなく(そりゃそうか....)
お客さんは9割がおじさんとおじいさん。女子は、おじいさんと一緒に来ているおばあさん、という感じでした(笑)

中学校の時、山本五十六はお父さんが五十六歳の時に生まれたので、五十六と名付けられたと知って、衝撃的でした。新島襄が生まれた時、お父さんが「しめた!」と言ったので、幼名が七五三太(しめた)だったというのも、かなり衝撃的でしたが...(笑)

映画は、第二次世界大戦の話題に集約されており、ひたすら五十六がかっこいいオトコで、それにひきかえ南雲は...という内容でした。
私としては、五十六の実像にせまるなら、愛人Aとか愛人Bとか、そういう色っぽい話題も取り混ぜ、もうひとひねり欲しい!と思いましたが「戦争スペクタクル」と思って観に行く人には、こういう感じがいいのかもしれません。
まぁ気楽に観られて、暗譜の合間の息抜きには最適でした(笑)

迷っていること。

迷っていること。
映画「聯合艦隊司令長官・山本五十六」を観に行くかどうか(笑)

眼科

あんまり目の調子がよくないので、先日久しぶりに眼科へ。
高橋眼科の女医さんのファンなので、うきうき出かけました。
美人な高橋先生の診察には、こだわりを感じます(←ファンのコメント?!)
しかし。
手元の字を読む検査で「これ読めますか」と渡された文書を大きな声で読み上げてはずかしかったです。
「妻をめとらば才たけて...」
えっ(笑)
二行目は「広き門からはいれ...」
次は聖書かい(笑)
忘れようと思っても忘れられないので、次もすらすら読めてしまいそうです...

ところで、度を強くした方がいいと言われたので、新しい眼鏡にしようと、眼鏡やさんに行ったのですが、なかなか気に入ったのがありません。
今かけているのと同じようなテイスト(黒のセルロイド)で、もう少し軽めの、と思って今使っているのを見せると、眼鏡やさんのお兄さんに「これは、もう作ってないので、大切にしてください!」と言われました。
これは「中学卒業後セルロイド眼鏡作り一筋、鯖江眼鏡職人の長老的存在、正義さん」という方が引退されたので、もう作られない眼鏡なんだそうです。
眼鏡の世界も奥が深そう。
こういうところの作りも違うのだそうです。
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さて、目の方は、使っていた市販の目薬の添加物が悪かったみたいです...

ゼロ歳児に挑戦?!

2月、ほんとだったら、光さんと演奏するはずだった、群馬の保育園でのコンサート。
ちょうど、その次の日、東京で仕事があるという平林さんをつかまえ、一緒にいってもらうことになっています。
ゼロ歳児も鑑賞、ということで、かなり手強いシゴトですが、子ども達と仲良くなれるように演奏してきたいと思います。う〜ん、でもゼロ歳児より、二歳児くらいの方が手強いかなぁ。

ところで、少し前、髪を短くしたのですが、いまいち不評のように思うので、元に戻すことにしました!
迷った時は、正直にずばっと言うまーくんあたりの意見が参考になるはずだったのですが、最近すっかりオトナの対応を身につけてしまったため、あまりあてにならない(笑)
まぁ、髪型なんてどっちでもいいようなものですが、プロフィール写真とあまりに違いすぎると、それもややこしいので...
というわけで、現在は、短めのおかっぱ頭に戻りつつあります。

もひとつところで。
当摩さん編曲の「アマリリス」が、かなり面白い!です。
フランスの古城の暗い部屋でろうそくを灯して、ルイ13世が絵本を読み聞かせているような「アマリリス」です。
ご興味のある方は、是非聴きにいらしてくださいね。

1月21日、呉の蘭島閣美術館で初演。
3月22日、埼玉会館で再演予定です。


追悼。

東京は、昨日、今日といい気持ちのお天気で、だから、最寄り駅からの式場への案内看板が余計に寂しかったです。
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読売新聞に、谷川俊太郎さんが「林光さんを悼む」という文章を書いておられました。
「〜 イデオロギーに偏らない柔軟な反権威、反体制を貫いてきたと思う。」

私は、作品にも惹かれたけれど、そういう生き方が、かっこよくて、好きでした。
光さんがこの世にいなくなられても、作品は残っているのだから、これからは、その曲を大切に弾いていく、ということしかないのだけれど、やっぱり、これからもう新しい作品が生まれない、というのは何とも残念だし、悔しいです。一緒に演奏できないのは、なにより、さみしいです。

うまい追悼の言葉は書けませんが、そのうちに演奏の形でその気持ちを表したいです。

FAX、光さん。

うちのFAX。
受信はできるのだけれど、こちらから送信すると、縞模様が出るらしい。
掃除するとなおるかも、と言われ、掃除したけれど、なおらない、みたい。

少し前まで、特に雑誌など、原稿の校正は必ずFAXだったので、どうしても必要だったけれど、最近は仕事関係もPDFで届くので、まぁFAXがなくても、やっていけるかな。
まぁ、受信はできるわけだし。
これまで、どうしても、FAXが必要だったのは、林光さんがFAX派だったから。
一日三回くらいFAXでやりとりすることもありました。
いつも短い言葉で、必要なことだけが書かれているのだけれど、単なる事務的な感じではなくて、そんなところがとても素敵でした。どれも、捨てるのがもったいなくて、とってある。だから「ファイル」がぶあつくなるのだけど。

そういえば、昨年の今頃、正確には2月末。
声楽の中川保子さんが亡くなった時、林光さんの弔辞もこのFAXで受け取ったのでした。
中川さんは、癌で闘病されていたのに、私達は何も聞かされていなかったので、本当に突然の訃報でした。その時、光さんは「別れを告げるのは本当にむずかしい」と書いておられましたっけ。

今年4月14日、中川さんの追悼コンサート。
当初は光さんのスケジュールにあわせて、日程を決めたのでした。
先日出来上がった、谷本さんデザインのチラシ。
はぁ〜とため息が出ます。
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そういえば、この谷本さんのイラストの「光さん」。
光さんが気に入っておられ、特に奥さんが「ハンコにしたい!」とおっしゃっていたのでした。
これも、深く、ためいきです。
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林光さん

林光さんがお亡くなりになりました。
9月末に転倒して後頭部を強打され、そのまま意識が戻らず、でした。

光さんが書いてくださった曲、一緒に演奏させていただいた曲。
この20年近いおつきあいで、本棚には「林光」と書いたファイルが3冊になりました。

初演のコンチェルトでさえ「ここは、こう弾いて欲しい」と一切おっしゃらなかったので、楽譜に何が書いてあるのかを必死で読みました。
共演する時も、ほとんど打ち合わせがなかったので、光さんの音楽を全身で聴きながら演奏しました。
そうする中で、光さんには、音楽の大切なことをたくさん教えていただきました。
光さん、本当にありがとうございました。

覚悟はしていたものの、いざとなると寂しすぎて、いけません。

北朝鮮

突然ですが、オススメ映像をご紹介。
井上道義さんが昨秋北朝鮮にて、朝鮮民主主義人民共和国国立交響楽団を指揮されたのですが、道義さんの字幕解説入りで、その様子がアップされています。
ニュースなど限られたテレビの映像から受ける北朝鮮の印象とはひと味違ったもので、そういう意味でも大変興味深いです。
私は、アンコールのアリラン。
道義さんらしくて、いいなーと思いました。




新しいアマリリス

みなさんご存じの「アマリリス」をいろんな作曲家に編曲してもらって演奏する、という試みを続けています。
鷹羽弘晃、港大尋、野田雅巳さんに続いて、当摩泰久さんにお願いしていたアマリリスが、年末に届きました。三が日に、譜読み予定。
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とうまさんは、いつも、どこか、かわいい♡です(笑)

ふと思いついたのですが、平岡養一がよく演奏していた曲に、フランスの作曲家、トマ(1811-1896)の作品があるのですが、それを当摩さんにアレンジしてもらうのはどうでしょう。
トマ作曲、とうま編曲。

いやいや、冗談じゃなくて(笑)
大正時代の「浅草オペラ」で流行ったフランスのオペラアリアを当摩さんに編曲してもらうと、なかなか素敵になりそうな。

ところで。
谷本邸は、谷本さんとまーくんで、お正月も工事が進んでいるようです。
寝室はまだ「予定地」のままですが、
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二階は、壁が貼れて、随分部屋っぽくなってきました!
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あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。

2012年のスタートです。

自分の力だけではなんともならないことも多いですが、それでも自分の力で出来ることは、こつこつとやっていきたいと思っています。

お正月から、お重からはみ出す海老の勢いで!がんばります。
(ほんとかな・笑)
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皆さんにとってよき一年となりますように。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

おせち料理。

今日は、10時から6時まで、おせち料理を作り続けました!
明朝、再度火を入れて、仕上げます。
おせち料理とは...
いつもより出汁に上等の昆布を使うこと、かな(笑)
錦の「大友」さんで買った利尻の昆布です。
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さきほど、ポストに行ったら、12時を過ぎているのに、卵屋さんのおじさんがだし巻きを作っていました。今日は徹夜なのかな。

本当に、いろいろあった2011年も、あと1日で終わりです。


ひゃ〜!

「ひゃ〜!」と、あまりにびっくりしたので、書きます(笑)
樋口可南子さんから本が届きました!
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うん、たしかに「その1も買わなきゃね」と書きました。
はい、確かに。
でも、それをご覧になって、ご本人から、本が届くとは夢にも思っていませんでした。

びっくりを分析するならば、まずびっくりしたのは、なによりすごいスピードで本が届いたことですが、それよりなによりびっくりしたのは、可南子さんがこのブログをご覧くださったということですか。
びっくりしすぎて、一人でゲラゲラ笑ってしまいました。もう、かなちゃんったら、って感じです。(笑)

この本には、いろいろ素敵な写真があるのですが、わたしはコレが好きかな。
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浅井佳代子さんの写真は、どれも素晴らしいので、是非本の実物をご覧ください。

『樋口可南子のいいものを、すこし。』の「おわりに」にある、清野恵里子さんの文章。
「カメラマンは光の魔術師、浅井佳代子さん。多少気むずかしいところはあるものの、美しいものを前にしたときの、決して経験則に頼らない、彼女の謙虚な姿勢にいつも驚かされています。」うん、上手い!さすが、清野さん!
撮影の際、浅井さんの仕事を間近で見せていただいて、私もそんな風に感じました。

『エクラ』は、本日発売です!
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国芳ゲット?!

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江戸時代です!
木琴叩いてます!

あと一つゼロが多くても確実に買ってたなー。

一八〇四年に初演された歌舞伎の演目「天竺徳兵衛」。これは、尾上菊五郎が演ずる「天竺徳兵衛」の引き札(ポスター)です。「天竺徳兵衛」の中に木琴が出てくるのは、知識として知っていましたが、こんな引き札があるなんて!それも、今、家に!(笑)

「尾上松緑一七回忌追善公演」と書いてあるので、これが初代の松緑、三代目の菊五郎を指しているなら、一八三二年前後の刷物です。
国芳画と書いてあるので、国芳が一七九八ー一八六一であることを考えると、それに間違いないような気がしますが、「昔の国芳の絵」を利用して刷ったものだとすると、次に松緑と菊五郎の時代が合うのは、明治二〇年代です。
江戸のものと明治のものとの見分けがつかないなんていうのは、全くなさけない話ですが、布じゃなくて、専門外の紙だからねー(笑)

どちらにしても、私にとっては貴重な資料なので、非常に、うれしいです!

どなたか、浮世絵に詳しい方がおられましたら、是非教えてください。

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マンション建設

天使突抜一丁目で売りに出ていた町家は、その後買い手がつき、念入りに改修されていました。この工事には「京町家作事組」が、関わっておられたので、水道屋さんとか、屋根屋さんとか367と同じ業者さんで「やぁーやぁー、どうも」という感じでした。(うちは作事組とは関係なかったのですが、かつくんが、作事組出入りの電気屋さんでバイトをしていたことがあり、そのつながりで、古い家が得意な業者さんにお世話になっていました。)
こちらの方は、どうやら年内引き渡しに間に合うような様子です。

それとは、対照的に、ちょうどその家の向かい。古い家を壊して建設中のマンション。
先日、こんな広告がとりつけられました。
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工期が遅れているとかなんとか、休日の作業も増えているようで、大変そうな内容を書いた言い訳のチラシが入っていました(笑)

この間、調べ物をしていて、ついつい笑ってしまった話。
1922年(大正11年)帝国ホテルの新館オープン。
ここは、フランク・ロイド・ライトの設計ですが、予算が当初の3倍の900万になり、工期も大幅に伸びたため、ライトは完成を待たずに解雇されたそうです。あーあ。
367は「お金がなくなったら終わり」という予算?!だったので、それがよかったですね。(笑)

可南子さんの

本が届きました。
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『樋口可南子のいいものを、すこし。その2』
清野恵里子さんが文章と企画も担当されている、集英社『エクラ』の連載がまとめられたものです。

写真がどれも素敵。でも「女優・樋口可南子」のステキばっかりじゃなくて、ちょっと面白いのとか、微笑ましいのが混ざっているのがいいです。
撮影現場のわいわい楽しい雰囲気が伝わってくる写真です。「その1」も買わなくちゃね。
『エクラ』367を訪ねてくださった回ですが、今月28日に発売です。
これは、この単行本「その3」に掲載予定、とか。

推薦文はやっぱり、糸井さんですね。
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暖房器具投入。

早いもので、367の引き渡しから、ちょうど1年ほどが経ちます。
昨年は使い始めたのが、年明けの寒い頃だったので、あまりに寒くて「冬は無理!」と断定していましたが、今年は夏から秋になって、段々寒くなる経過を経験しているので、なんとか冬も367を使えるように、と工夫しています。エアコンの調整を始め、お客さんには、一人一枚、ブランケットを用意するとか。
でも、おそらく外の気温が5度を下回るくらいから、かなり厳しくなるみたいです。

367に、できるだけ物を増やしたくなかったのですが、泣く泣く、電気ストーブを投入しました。ガスファンヒーターの方が暖かいのはわかっているのですが、今エアコンを30度に設定しても暖かい空気が上にあがってしまい足元が寒いので、ファンヒーターでも同じかなと。
節電を考えれば火鉢がいいのですが、それはお客さんの時だけ(笑)
というわけで、昨夜ヨドバシカメラにいって、小さな電気ストーブを買ってきました。
シンプルなデザインを探したけど、なかなかいいのがなくて。といって、黄瀬さんにつくってもらうわけにもいかないし(ん?作れるかなー・笑)とりあえず、一番当たり障りのなさそうなのを買ってきました。
しばらくこれでいけそうです。
でも、一人一台いりそうな気もする....
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クリスマス!

マリンバ二人とパーカッション。
ありそうで、実は始めてだったユニットで、今年最後の本番も無事終わりました。
香織ちゃんに、選曲してもらったクリスマスメドレー。
頼りになります、香織ちゃん。
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クリスマスの曲をたくさん演奏して、おかげさまで、私達もすっかりクリスマス気分になりました(笑)

終わった後は、久しぶりに「吉田屋料理店」へ。
キタくんと。
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一緒に仕事するのは2回目ですが、すっかり仲良しになりました。
10年近いおつきあいになる香織ちゃんは、妬ける...と言ってました。
音楽的に、です(笑)
香織ちゃんと三人、音楽もですが、食べ物の好みが合うのは、うれしいです。
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ジキモン。

京都女子高校の一年生に授業。
私の前に、杉本家の杉本歌子さんがお話しされたのだけれど、う〜ん、由緒ある家を守るというのは、たいへんだな〜、と高校生と一緒になって聞き入りました。
その中で「ジキモン」と何度もおっしゃっていたのですが....。
はい、わかる人、手をあげてください!
みんな、わかるかなー。
浄土真宗、本願寺さんのジキモン。直接の門徒のことを「直門」。直弟子(ジキデシ)の「直」と一緒ですが、高校生の頭の中では「ポケモン」の仲間みたいな図が浮かんでるだろなーと思うと、可笑しかった。

今日は、京都市の社会教育委員の会議。
おとなりの席は、京大法学部の教授、土井真一先生なのですが。
なんというか、頭良さそうで、規律正しく人柄もよさそうで、そういう感じがルックスにもにじみ出ていて。
いつも、隣に座るだけで「すみません」と謝ってしまいそうになります(笑)

明日は、本番。
がんばろー。
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物理。

龍谷大学理工学部の三浦雅展先生と博士課程の安井希子さんにお世話になり、苦手な物理をやってます。
物理以前に算数が苦手なワタシですが、とにかくやってます。
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1秒の100分の1の世界なのですが、いちいち単位が変わると、割り算の時点でつまずきます...(笑)
が、波形を見ながら「お〜!」と歓声をあげるのは、別世界で、楽しいです。
大学院で音響学をやったので、昔取った杵柄と言いたいのですが、杵柄をとったかどうか、かなりびみょー、です。
それにしても、学生の時、半泣きで読んだロッシングの本の日本語訳が出ているのにはびっくり。もう20年くらい前から出ているようで、えっ、そうか私が読んだのは20年以上前なんですねえ。
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朝からきもの。

今日は、朝から着物でシゴト。
たまには、こんな写真。
iPhoneで撮ってみた(笑)
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朝起きて、洋服ではなく着物に着替えるというのは、なんだか違う職業になったみたいで、自分で可笑しい。

プロフェッショナル?!

こんな本が役立つ季節です。
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その名も「ザ・プロフェッショナル クリスマス・ソングブック」(村尾陸男編)。
今年、導入しました(笑)
何がプロフェッショナルかというと、たくさんのクリスマスにまつわる曲が、メロディーラインとコードネームだけで、とにかく、たくさん載っているのです。
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2006年に初版が出て、2009年に増刷されているので、地味に根強く、売れているんでしょう。特に、クリスマスシーズン、ホテルで数日、何時間も弾き続けるというようなお仕事の方には、もってこいですね。かなり知らない曲が多いので、仕事していて自分が退屈しない?!
クラシック、賛美歌、ポップス、各国民謡、いろいろなものが網羅されているので、資料的にも役立ちます。
それにしても、たくさん載っています。曲の並びがアルファベット順というそっけなさが、これまた、なんとも、プロフェッショナル?!


八〇年前の

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約八〇年前の木琴教則本です。
装丁、かわいい!

楽譜は、数字譜ですが、内容的には、しっかりと書かれています。
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ロングロングアゴー変奏曲。
変奏が細かくなってくると、数字がややこしーい。
ちなみに「5」は「ソ」です。
ドソソソソソソソ ドソソソレソソソ/ミソソソソソソソ ミソソソファソソソ
と書いてあります。これの下に32分音符を表す三本線があるので、
かなり早いです(笑)
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木琴友達。

木琴をこよなく愛する、木琴友達、帯広在住の野田美佳さんが、大阪でのお仕事の合間を利用して、我が家まで来てくださいました。
今日を含め、まだ2回しか会っていませんが、すっかり友達です!(笑)
今日は、うちで、平岡養一が使っていた古い楽譜を観ていただいたり、
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367で、SPレコードの鑑賞会をしたりと、盛り上がりました。
楽しい時間でした。
「でした。」と一応締めくくりましたが、実は全然時間が足りなくて、今日は泊まっていただきたいくらいでした。

美佳さんを紹介してくださった、ニューヨークのミカさんに、感謝!です。ミカさんの方は、チック・コリア氏にマリンバのための作品を委嘱、4月に初演されるとのことで、これもまたスゴい話です。


皆既月食

空が澄んでいて、肉眼でもきれいに観られました。
皆既月食。
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今日のお昼は、アルティに。
谷本さんのチラシの似顔絵、そのままのsaraさん、でした!
終演後。
慌ててカメラ取り出したので、こんな写真ですが、記念すべき一枚?!
描いた人と描かれた人。
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今回は、西邑さんの新曲初演がありました。
西邑さんの譜面づらは、おおよそのところわかるので、いや、これは、書く方も、弾く方も、なかなか大変だ、と思いながら聴きました。師弟の信頼関係が見える、誠実な作品そして演奏でした。普通に感想を言えば「かっこよかった!」でいいと思います(笑)

サラさん、CDには、カタカナでもサインをしておられました。
そういえば、思い出した!
中学か、高校の時、モーツァルトのフルート・コンチェルトをマリンバで練習していて、フルートのランパルがその曲を演奏するというので、コンサートにランパル版の楽譜を持っていって、サインをしてもらったんだけど。
カタカナが、ちょっとびみょうな感じ、でした(笑)
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毎日新聞最終回

今日は、夜行バスを使って広島からヤスコちゃんがレッスンに来ました。このところ、1日10時間くらいパソコンに向かって原稿を書き続けていたので、その反動からか、レッスンで私の方が「ほら、ここ、この方がよくない?」と盛り上がって弾きまくってしまい...もっと、レッスンしたかったのですが、ヤスコちゃんに「センセイ、これでもう充分です」と言われてしまいました。(笑)
でも、夜、一緒に、すみちゃんの演奏会に行けて、よかったです!

京都芸大の打楽器科は、毎年入学するのが、1〜3人くらいなので、みんな顔がわかります。今日は、客席に、20代から70代まで揃ってました!
チャレンジの部分が多い「同業者」の演奏会は、つい客席から応援する気分で聴いてしまうので、疲れます。バッハでも、それいけ〜!という気分になるところ、ありますからね(笑)
すみちゃんのやりたいことがよくわかる、好感度の高い演奏会でした。

ところで、毎日新聞の連載、本日が最終回でした。
カラーかモノクロか、地域によって、まちまちなのですが、今日は関西版もカラーでした。
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平野さんの撮り下ろしも含む、写真4点もカラー掲載でうれしいです。
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記者の澤木政輝さん、おつかれさまでした。素敵な記事をありがとうございました!


演奏会いろいろ

明日12月8日、バロックザールにて、堀音→京芸の後輩、伊藤朱美子さんのマリンバリサイタルがあります。
私が大学院の時、高校生だったので、いつまでもかわいらしいイメージがあるのですが、いつの間にか、えっ、30代後半だよね(笑)
全曲ソロですが、聴いているのがつらいタイプの現代曲(曲自体の完成度が低いわりに技術的には超絶技巧を強いられる)がないので、私としては、オススメです!(笑)
いつも、衣装も自分で手作りしているようで、かわいらしいです。

マリンバ界を2つに分けたら、おそらく一緒のグループかな、と思いますが、私とはまた全然違うタイプのマリンバ奏者ですので、是非聴いてみてください。
7時からです。
すみちゃん、です。
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10日もこちらの演奏会、楽しみですね。


マナビィ

少し前、講演した内容が、京都市教育委員会の「京まなびねっと」で公開されています。

当初、動画で撮影して公開、という話もあったのですが、撮影されていると思うとのびのびできない部分もあるし、かといって、公開されることを前提に自分なりの綿密な台本でしゃべるのも楽しくないので、教育委員会の方がレポートに来られ、そのレポートの文書を確認して公開する、というスタイルにしました。確認といっても、今回特に直すところもなく、優秀なレポートでした!(笑)こうして見ますと、ほんとに渾身のレポート!で、動画よりよくわかりそうな気がしますし、ある人の目を通して2時間を集約するというのは、その人の味が出ていてそれなりに別の物が生まれるという点で、有意義かと思います。マナビィさん(こと、教育委員会の脇さん)お疲れ様でした!

それから、別の話題。
5才の時に買ってもらって高校入学まで使っていた愛おしい楽器、こおろぎ社の小さな4オクターブのマリンバ。これまで置かせていただいていたお宅からの引っ越しが決まり、引っ越し先を探そうか367に持って帰ろうかと、野田さんにちらっと話したところ、野田さんがすんなり借りてくださることになりました!
おうちにマリンバがあると、これから作風が変わったりして(笑)
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それにしても...
高校入試は、マリンバの実技試験が「自由曲」だったので、バッハの無伴奏チェロ組曲を弾いたのでした。先生に「それはむずかしいし、下手だったらばれやすい」と言われたのですが「大丈夫です、この曲好きなんで!」と根拠のない自信を持って受験しました(苦笑)
今なら勘弁してください、といいますね(笑)
こんなにかわいい楽器で、けなげにバッハを弾いてたんだな、ワタシ。



マタイによる福音書

今日は、昨年亡くなった小百合ちゃんの「命日祭」でミサに参加させていただきました。
心のこもった、よいミサでした。

個人的に、衝撃的(ちょっとおおげさ)だったことが一つ。
我が家の宗派は浄土真宗ですが、通っていた中学校で毎朝礼拝があり、また週に一度、聖書の時間があったので、聖書についての勉強もしていました。

で、今日のミサでは「マタイによる福音書」第6章の有名な部分が朗読されました。第6章はほとんど暗記していたところなのですが、今回の朗読は私が知っているものと訳が違ったよう。
その最後のところ「あすのことを思い煩ってはならない。あすのことはあす思い煩えばよい。」
そう聞いて、びっくり。えっ、そうなん?
私は「あすのことを思い煩うな。あすのことは、あす自身が思い煩うであろう」と覚えていたからです。「あすのことは、あす自身がおもいわずらう」という言い回しが中学生の時、とても気に入って聖書に赤線ひいていたほど。
「あすのことはあす煩う」と「あすのことはあす自身が煩う」
「一日の苦労は、その日一日で充分」という意味合いにかわりはないのだけれど、この部分だけみれば、全然ちがう。
小百合ちゃんの闘病中も、いろいろと心配がつのったけれど、時々この言葉を思い出していたので。(苦笑)
それにしても、訳によって、心の持ちよう、微妙に変わるよなぁ....

何が言いたいかって、そんな屁理屈のようなことをニコニコしながら聞いて、ナイスな発言をしてくれる小百合ちゃんが今ここにはいないんだなーと思った時、なんともいえない寂しさがこみ上げてきた、ということです。



週刊新潮掲示板

今日は、毎日新聞の連載、最終回に向けての取材。
あっという間の6ヶ月でした。
そうそう、前回の記事アップするのをうっかりしていました。
次回の掲載は、12月8日です。

ところで、現在発売中の『週刊新潮』。
92ページ「週刊新潮掲示板」のページに出ています!
情報を寄せてくださる方があるでしょうか。
楽しみです!
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『月刊京都』12月号にも出ています。
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綾瀬はるかちゃん

今、CMで綾瀬はるかちゃんがメテユンデのゆかたを着ている話は前に書きました。
おそらく、スタイリストさんの手持ちのものの貸し出しだろう、とは思っていましたが、犯人がわかりました(笑)
東京の古着やさん、着物スタイリストもしておられる、Ponia-ponの大野らふさんが、コーディネートされたそうです!
すごく苦労して作った配色だったので、うれしいです!
大野さん、ありがとうございました。

以前、宮崎あおいさんがメテユンデを撮影で着てくださった時は、男性ファンがそのゆかた一式を買い求めるというという面白い現象がおこりましたっけ。

ところで、今夜は、南座の顔見世。
やっぱり着物かなと思いますが、久しぶりすぎて、着付けに時間がかかりそう。
だれか、今すぐ、糸と針をもって「半襟つけ」に来て欲しい。
お裁縫キライ(笑)

御火焚きまんじゅう

基本的には京都から出たことがないので、これが京都ならではの風習なのか、それとも全国区のものなのか、よくわからないことがたくさんあります。
「御火焚きまんじゅう」はどうでしょう。
「おまんじゅう」と「みかん」と「おこし」がセットです!

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ライヴは楽しい。

今日は京都芸術センターで開催されたペトロフ・ピアノコンサートへ。「ピアニスト・文筆家」である、青柳いづみこさんの演奏会。いづみこさんは、池田逸子さんの紹介で知り合ったのですが、お祖父さまにあたるフランス文学の青柳瑞穂さんのエッセイを好きで読んでいたので、私の頭の中では、青柳瑞穂の孫。いづみこさんは、ピアニストの経歴も素晴らしいですが、吉田秀和賞や、講談社エッセイ賞受賞などいろいろ、文筆家としても活躍されています。
今日は、林光さんの作品も演奏されましたが、そういえば夏、光さんと食事しながら、いづみこさんの話をしたっけ、と思い出して、ちょっとほろっとしました。光さんは今病院のベッドの上。
いづみこさんは、かなり我が道を行く状態でしたが、それもまた楽し、というライヴでした。いづみこ×ペトロフピアノで聴く「亜麻色の髪の乙女(ドビュッシー)」は、今ここでしか聴けないもの、という一種の迫力がありました。なんというか、そういう演奏家にとっての武器、みたいなものがあるのは、素晴らしい。
共演されたバリトンの和田ひできさんも、素敵でした。
今日は、生の音楽はいいなーと、ものすごく当たり前な感想を持ちました(笑)

12月は、アルティにて、1日に山本裕樹ヴァイオリンリサイタル(伴奏は西脇千花さん)10日には西邑さんの新曲も演奏されるサラ・デイヴィス・ビュクナーピアノリサイタルがあります。
サラ・デイヴィス・ビュグナーさんについては、西邑さんの先生、という以外何も知らないのですが「100曲の協奏曲を含む幅広いレパートリーを持ち〜」というプロフィールにはびっくり。

2つとも、谷本さんデザインのチラシ。来年東京で開かれる千花ちゃんのリサイタルのチラシデザインも谷本さんです。楽しみです。みんな谷本デザインの魅力にとりこ、ですね(笑)
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人は死なない

昨日、茶道資料館でのコンサートが終わり、今秋の演奏関連はこれで一息。
12月からいよいよ冬、という感じ。

今日は、いくつか、そのままになっていた取材原稿の校正など。
PDFで届くと、iPhoneでも見られるし、ほんとに便利な時代です。
とはいえ、私の場合、プリントアウトして見るわけですが(笑)
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367が登場する『エクラ』(集英社)「樋口可南子のいいものを、すこし。」は、12月28日発売です。
校正が届くと、話したことと全然違うことが書かれていて「いらっ」とすることも多いけれど、清野さんの文章はパーフェクトで「ニコっ」。
367にたたずむ樋口可南子さんの美しい写真にもご期待ください!

あと。
一冊、本を読んだ。
最近、資料の本ばかり読んでいるので、仕事じゃない本は久しぶりかも。東大病院循環器内科の稲葉さんからご紹介いただいたもの。
矢作直樹著『人は死なない』(バジリコ株式会社)
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東大医学部教授が「人は死なない」って何ですか?!ってタイトルです。9月1日初版で、今8刷なので、かなり関心が持たれている本のようです。

内容的には、現代医学の限界、代替治療のこと、そして宗教的な話、臨死体験など非日常のこと、いわゆる「スピリチュアル系」のお話し、などが、個人的な体験(これが凄い!)も踏まえて書かれています。

「実際の臨床医である私がこんなことを言うと顰蹙をかうかもしれませんが、実際の医療の現場ではわからないことだらけというのが本当のところです。」
「自分の身内は、絶対に東大病院に入院させたくない」という人が少なからずいた。(←平成11年の話)

等々、「あーあ、言っちゃった...」という話がたくさんでてきます。というか、東大医学部の教授が真面目に誠実に『白い巨塔』と正反対のことを語っている、というのが、この本の存在価値かもしれません。
あまり内容を書くとこれから読まれる方の楽しみを奪うので、やめておきますが、『白い巨塔』の次はどなたかに「矢作直樹物語」を書いてもらいたいくらいです。何よりも、飄々とコレを書いちゃう、矢作さんという人物が面白いのです。金沢大学を出られてから現在に至る道のりなど、関心があります。(笑)


マンション工事

今年の3月、こんな写真を撮っていたけど、震災の直後だったので、ブログに載せるのを躊躇していました。
天使突抜一丁目「カメラのとめはら」とその隣の蔵のある大きなおうちの解体。
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今日、窓をあけると、こんな人が!
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こんなことになってました。
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見る見る間に高くなっていきます、天使突抜のマンション。

どんな分野でも、自分が到底できそうもないことをたやすく(実際たやすいかどうかはわかりませんが....)やってのけている人を見ると、気持ちがいいです。お兄さん達、かっこいいです。

それにしても、マンションって「立ちはだかる」って感じです。うちの367の工事も漆のにおいなど大変だったので、何事もお互い様、とは思いますが、このビル全体が塗装される時のことを考えると、今から頭が痛くなります。

中津にて

林光さんとの演奏を聴いてくださりご依頼くださった仕事で、大分県の中津まで行ってきました。
「自分が聴いてよかったので、他の人にも聴かせてあげたい」と演奏会をコーディネイトしてくださるのは、何よりうれしいことです。なんだか、張り切ってしまいます!
今回は、光さんとではなく、マリンバトリオでしたが、香織ちゃんも裕子ちゃんも、よい演奏をしてくれました!おつかれさまでした。

昨日本番だったのですが、今日は、裕子ちゃんも、香織ちゃんも、忙しくてすぐに帰ってしまったので、私一人のんびり(笑)
前夜の打ち上げで、中津の方に観光スポットを尋ねたところ「耶馬溪」と教えてくださったので、今日は、一人で耶馬溪に行ってきました。どうやって行くのかも調べずに、とりあえず駅まで行ってみたら、偶然にも「駅長おすすめ、JR九州のウォーキング」というイベントをやっていて、駅前から耶馬溪まで直通バス往復500円というのが出ていましたので、早速それに乗ってみました。
耶馬溪が何かよくわからずに行ったのですが、すばらしい景色でした。

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紅葉には少し早かったのですが、お天気に恵まれ最高でした!

みんな下から眺めたり麓を歩いたりしているけれど、果たしてこの山は登れるのか?!
と思ったところ、入り口っぽいところを見つけたので登ってみました。
この山を越えるために、多くの人が命をおとす(コワイ....)と聞いた禅海和尚(この方です!)
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が、ノミと槌で30年かけて岩を掘り進んでトンネルを作ったそうです。
それが「青の洞門」と呼ばれ、そのトンネルを通るのが観光コースとなっています。
それにしても、この標識「現代人へ なにかを語る・青の洞門」「なにか」って...無料駐車場の看板に書くには、あまりに曖昧、あるいは哲学的?!で、笑っちゃいました。
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で、ピクニック気分で歩きはじめました!
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しかし、5分ほどたっても、人と出会わない。そのうち、道なき道っぽくなってきて。
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少し不安に感じ始めたところ、こんな看板が。
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「この先断崖絶壁です。」
え〜〜〜〜〜っ!
駐車場から、ほんの少し歩いたくらいで断崖絶壁に行けるなんて!
ほんとの断崖絶壁は通行止めになっているようでしたが、とりあえず行ける方面に行ってみることにしました。
下調べがないので、どこにたどり着くのか、かなりスリリングではありましたが、実際にはそんなに時間もかからず「窟」に到達しました。

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上を見上げると岩でした(笑)
ここから、少し進んでみると、さらにスリリング!
でも、地面には、前日の雨がまだ残っていたこともあり、普通の服と靴とバッグで、おそらくこの先は無理。まさに自分が「軽装備で登って滑落する人」に思えてきたので、引き返しました。

でも、誰にも会わず高いところでのんびりできて、最高でした!

駅に戻って、電車に乗る前に、もう一つのおすすめ、福沢諭吉記念館へ。
駅で、無料で自転車が借りられたので、すいすいでした。
「人の上に人を作らず...」で有名な福沢諭吉ですが、これまで「フツウの偉人」と思ってましたが、改めて資料をみてみると「かなりすごい偉人」だと思いました。いや「偉人」って呼ぶのがぴったりだ!と思いました。
それにしても、この諭吉先生の像。発注を受けた人は「胸から上をつくってください」と言われたのでしょうが、なんか空を飛んでいるみたいでかわいいです。胸からの下の部分が、台座に埋め込まれている方が、自然なのではないか、と思いますが、どうなんでしょう。
それにしては、台座が狭すぎるか(笑)
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中津の街は、そう広くないので、自転車で走っていると地図にのっているところ、どこへでも行けてしまいました。
中津城
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合元寺
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それにしても、人がいない。
こんな入り口の素敵なカフェも貸し切りで、贅沢な気分でした。
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全力で仕事をして、全力で観光をして(笑)
今日もがんばろう!という気分。

神戸ビエンナーレ2011

今日は、朝から練習をして、午後は戸矢崎さんの作品「銀の雨・金の環」を観に、神戸ビエンナーレ2011に出かけました。いくつかの会場で展示が行われているようですが、私はとにかく戸矢崎さんのを観る!という目的があったので「元町高架下会場」のみ。13の作品を観ました。

13作品には、はっきり言って、かなりレベルの差がありました。
この作品は、ダントツによかったと思います!ほんとに。
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戸矢崎さんですから、もちろん、全てボタンです。
近くによると、こんな感じ。
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この13の作品の会場は、空き店舗が利用されているのですが、やはり作品以前に、その空間の処理というのが大きくものをいう、というように思いました。そのまま生かして作品の一部と見立てるか、あるいは空間を作り込むか、等。
戸矢崎さんの作品は、吊されたり、並んだりしたボタンはもとより、丁寧に塗られたブルーの壁や床の色に「らしさ」を感じました。

その後は、豊中で、バロック・ヴァイオリン奏者寺神戸亮さんと、大内山薫さんのデュオを聴く。
寺神戸さんはホントにすばらしい奏者です!CDいっぱい持っています(笑)古楽をやる人がみんな(というのは言い過ぎか)留学するデン・ハーグ音楽院の教授でもあります。
大内山さんは、京フィル団員時代を知っているのだけれど、彼女は京芸の博士課程を出た後、オランダで修行して、いつの間にか古楽の奏者に。師弟のデュオでした。いいな、いいな寺神戸さんとデュオができるなんて!と思いながら聴きました(笑)

神戸ビエンナーレ2011は、23日までです!
おまけに記念写真。嬉しそうな私です。
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今日は練習。

裕子ちゃんと香織ちゃんと土曜の本番の練習。
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思い返せば、裕子ちゃんは大学受験の時からうちに来ているので、かなり長いおつきあいです。あっという間に、間もなく20年?!
今では、すっかり頼っています(笑)
香織ちゃんは、裕子ちゃんの後輩で、裕子ちゃんに紹介されてうちにきて、こちらも結構長いですね。軽く10年くらい?!

それにしても、キミたち。
ご飯を食べたら、合わなかったところがばっちり合う、ってどういうことですかねー。

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今日は、少し余裕があったので、近所の小さな洋食屋さんで、ランチ。オードヴルと、ますのチーズカツレツ。ワインでも飲みたくなるね。

谷本邸。

半年ほど前になりますが...

谷本さんが家を買いました。
お〜っ!

谷本さんが家をこわしました。
お〜っ!

2トントラックなんと8台分の廃材を処分したあと、すっきりです。
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2階では、まーくんが、壁を作り始めています。
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谷本さんの寝室を紹介します。
あっ、予定地、です。
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全然頼まれてませんけど、また進捗状況報告します(笑)

陶画塾展

367の洗面鉢も焼いていただいた、陶芸家の近藤あかねさんが出品されている「陶画塾展」(ギャラリーマロニエ・15日ー20日・12時ー19時)を観てきました。
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陶芸家さんの絵の展覧会です。四君子や山水など水墨画で代表的なもの、絵付けに使われる文様などを基礎から勉強されているのだそうです。
例えば、あかねちゃんの絵、近くで見ると、こんな感じに書き込まれています。(許可を得て撮影)
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プロにむかっていまさら何を、というかんじですが、楽しく書いた感じがいきいきと好ましい、と感じる絵でした。

ちょうど同じ階で、室田さんの作品展示もありました!

ヴィヴァルディ、終了。

コンサートの前日は、東京でリハーサル。
ヴィヴァルディの四季。
バロックを勉強しはじめる前に頼まれていたら、おそらく軽くこなせていたと思うのですが、一歩踏み込んでしまっているので、これがなかなか、ハードル高かったです。
これまで、素通りできたところが素通りできなくなってしまっているので(苦笑)

東京ハルモニア室内オーケストラの中にもバロックを勉強されている方があったりで、練習では、こちらの音楽的提案を、前向きに聞き入れてくださいました。当たり前のように思えますが、いつもそんな風にいくとは限らないのです。特に、オケの方にとっては馴染みがあり、何度もこなしておられる曲の場合....。そんなこともあって、ほんとに幸せな時間でした。
先方からのリクエストとはいえ、実際に演奏してみて、木琴でのヴィヴァルディを面白いと思ってもらえた、その感触がうれしかったです。

コンサートでは、四季の他いろいろ、そしてアンコールではソロで「相馬流れ山」それから、このコンサートでは毎回演奏されているという矢代秋雄編曲「赤とんぼ」を演奏。この「赤とんぼ」のアレンジがかなり凝っていて、とてもきれいでした。手法が、ちょっと野田さんに似ているところがあって、そのことを野田さんにメールしたら、矢代秋雄は高校時代の野田さんの「アイドル」だったらしい。そして辿れば「孫弟子」に当たるらしい。やっぱり影響ってあるのかな。今回は、練習当日突然楽譜を渡されて演奏したのですが、とてもきれいなハーモニーなので、いつか機会があれば、もっと精度をあげて、演奏したい。もちろん、ヴィヴァルディも含めて。そんな風に思いました。

本番、自分では、いろいろありましたが、平佐さんに合格点をもらったので、とりあえず合格、です。よしっ!次に向けてがんばります。

今回は、移動も少々ややこしかったのですが、赤帽ふるさと運送さんに、お世話になりました。
初仕事で、いきなり、木琴の組み立ても手伝っていただきました。
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ステマネの巨漢!浅野さんもサクサク動いてくださり助かりました!
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メンバーのみなさんの写真がない、のですが...
主宰の西山さんはじめ、みなさんありがとうございました!


ところで、箱根へは夜に移動したので、自分がどこにいるのか、いまちわからなかったのですが、朝起きて窓の外を見てびっくりしました。
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窓の外は、ゴルフ場でした!

本番の翌日は、ホール隣の、箱根ラリック美術館へ。ラリックは、いつも骨董屋さんで見ているので、つい値段を考えてしまうのは悪いクセ。展示物の中では、いわゆるラリックらしくないものが新鮮で面白かった。
その後、バスで芦ノ湖畔に出て、ロープウェイ、ケーブルカー、箱根登山鉄道と乗り継ぎ、小田原へ。途中、お茶を飲もうと立ち寄った箱根富士屋ホテル。
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このタイルの魚はなんでしょう。
鯉ですか???
思わず山崎暢子さんを思い出しました。山崎さん元気?
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と、まぁ、演奏会+観光シリーズ(ん?)
今週末、大分県中津へと続きます!

富士山!

この秋、最大の難関、ヴィヴァルディの四季が終わり、とりあえず、ほっ。
演奏会のいろいろは、また書くことにして、とにかく今日は休暇!

芦ノ湖からロープウェイに乗って素晴らしい富士山を見て、
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美味しい相模湾の「鯵丼」を食べて、
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リフレッシュ。

箱根の話もいろいろあるな。
また、書きます。
が、今夜は早く寝ます!

忘れ物なし?!

演奏家の人は「楽器」「楽譜」「衣装」「靴」...楽器によってその他いろいろ、忘れてはいけないものが、ある程度決まっていますが、私の場合、最近はコレ。

木琴は宅急便で対応するので、帰りの梱包用ガムテープです。
一回の梱包でコレ一本近く使います。
ちゃんと、入れたね。
よしっ!
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パプリカを見て

うちの近所のスーパー、フレスコで売っているパプリカ。
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なんとなく誇らしげな感じで、大きく「オランダ産」と書いてあります。

オランダという文字を見ると、長くオランダに住んでおられたリコーダーの本村さんを思い浮かべます。本村さんと言えば、バロック!
今、ヴィヴァルディ(=バロック音楽)を練習しているので、スーパーに行ってパプリカを見ると、ドキッとします(笑)

12日に演奏する、ヴィヴァルディの「四季」。これをヴァイオリンではなく木琴で、弦楽合奏と演奏するというのは、なんといいますか...
フランス人が京都に来て、お家元のお茶会でお点前をする、くらい冒険感があります。「フランス人のやることも、結構面白い」と思ってもらえるか、どうか。
奇をてらうことなく、いくつもり。
なぜフランス人かって(笑)
アメリカでもなくアフリカでもなく、なんとなくそういう距離感かな、というところ。

疲れた時は、完走メダルをみて元気をだそう!
京都音協の岸本さん、大阪マラソン完走おめでとうございます!
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あっ、それから、ちょっとうれしいはなし。
先日のリサイタルで弾いた「日本狂詩曲〜貴志康一作品による」はオーケストラと木琴のためにアレンジされたもの。先日は、ピアノと弾きましたが、いつかオケとできたらな、と思っていたところ、その機会がめぐってきました。
平岡さんの楽譜をひっくり返して、スコアとパート譜を揃えて、本日発送。
よしっ!
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テキパキ。

雑用、というわけではないけれど、楽器に向かう以外の用事をテキパキこなそう!と心に決めて2日間ほどを過ごす。来年1月21日呉市、蘭島閣美術館でのコンサートの楽譜をコピー・製本して、平林さんに送る。この日は、西邑さんアレンジのナザレ、そして当摩泰久さんに委嘱している「アマリリス」のアレンジなど新しいレパートリーも演奏予定。
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あと、3月22日、埼玉会館ランチタイムコンサートのプログラムを決めて、ヒラサオフィスと千花ちゃんに知らせる。この日は、上記の2曲も演奏します。
そして、来週、東京でリハーサルの後、箱根までの楽器運搬を最終確認する。
これは、この春「赤帽」に転身された元境島小学校校長先生に依頼!楽器と一緒に箱根まで助手席に乗せていただくことになりました。これは先日届いた、いせさき新聞に「ふるさと運送」さんが、紹介された記事です。
「山田さんに負けないようがんばります」とメールいただきました。まず、木琴の組み立てから覚えていただきましょうか(笑)
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あと、来年3月、ご入院中の林光さんのかわりのピアノを松園さんにお願いしたりとか、いろいろ。
全て完了!と思ったところで、平佐さんから「チラシ用原稿、佐世保で演奏する楽しみなど、400字で大至急」とメールが届く。佐世保で演奏する楽しみか...ハンバーガーとか新鮮なお魚が楽しみとか、それもちょっと不謹慎なので(不謹慎、というか...ワタシの文章力で、それをセンス良く入れようと思うと、1時間余分にかかってしまう)聴き所など中心に佐世保のみなさんへのメッセージを書いて送る。
よしっ、と思ったら.....と続くのだけれど、とにかく完了。
箱根で弾く、ヴィヴァルディの四季「春」と「秋」の練習に集中しています。

あっ、今日、髪、切りました。
おかっぱじゃなくなりました。
11月10日、毎日新聞朝刊に写真が掲載されますので、お楽しみに!
髪を切ったニュースじゃないです。
連載中の「ツウザキさんの京都長屋再生術」記事の中です!(笑)


働きました。

演奏の合間のトークは、結構慣れています。
「講演」という仕事にも、慣れてきました。
しかし、今日は「講演」と「演奏」を、という依頼。
1時間45分のうち、前半「講演」後半「演奏」なんて、面白くないしなーと「着物から洋服へ」「木琴からマリンバへ」と時代が移り変わる様子を、音楽と着物の話を交差させながら、演奏を交えて構成してみました。
聴かれる方は、寝ているヒマがないほど忙しかったかも(笑)

楽器の説明をします。
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着物の説明もします。
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いろんな着物を見ていただきます。
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時には、着ますよ!
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で、もちろんマリンバも弾きます。
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質問もどうぞどうぞ。
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と、かなりがっつり働きました。

今日は、京都でしたので、運搬は赤帽の山田さん。山田さんは以前呉服やさんにつとめておられたこともあるので、衣桁の片付けまで、ばっちりです!
撮影は、絢ちゃん。
午前中の仕事だったので、朝から全開!になるよう、めずらしく6時前に起きたら、講演がはじめる時には、すでに腹ぺこでした。(笑)
聞きに来てくださった絢ちゃんのお母さんの案内で、中華料理屋さんへ。
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酢豚にエビマヨにおいしいチャーハン。
満腹で家に帰ったら、2時間も昼寝してしまいました。う〜ん。

北九州 その3

木曜日は、朝一番から幼稚園での公演。
子ども達とも一緒に演奏しました。
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奥田さん、やさしい解説で、幼稚園児のハートをゲット(笑)
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なんと3歳児も含む70人が、誰に強制されることなく、興味深そうに、聞いてくれていました。これも誰に誘われるでもなく知っている曲で時々おこる、手拍子や歌声がすこぶる音楽的で、びっくり仰天しました。楽しかったです。
帰り、かっこよかったので、幼稚園バスに乗せていただきました。
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迎えのタクシーに乗ろうと、バスから降りると、子どもに「どうして降りるの?」と真剣に不思議がられました。似合ってた?(笑)

午後は、響ホールに移動してリハーサル、そして本番。
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奥田さん、今度は小学生向けの解説、でした。
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手際のよいスタッフのみなさんが助けてくださったとはいえ、朝から「組み立て→演奏→分解して積み込み」を2回やると、気分的にもかなりクタクタでした。

で、夜は音楽祭の担当豊嶋さんと奥田さんのオススメ「おはしの国」へ。
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ビール一口で寝てしまいそうでしたが、しっかり食べました!
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自家製の手打ちそばも、うれしかったです。
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財布の中がまた寂しくなってきましたが、お財布は、翌日本番の会場に着払いで届くことになっていたので、もう安心、です(笑)

金曜日は、西日本工業倶楽部でのコンサート。マリンバと相性が良く、ずっと弾いていたくなるような響きの会場でした。以前九州から「367」を尋ねて来られたご婦人方も聴きに来てくださっており、感激でした。
演奏終了後は、お庭も使ってのティー・パーティ。
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心配された雨もうまく上がってよかったです!

また、楽器を片付け積み込む。
絢ちゃんは、楽器を載せた車を運転して京都まで!午前3時京都着だったそうです。本当にお疲れ様でした。

今回は、何かと手際よく動いてくださった音楽祭のスタッフ豊嶋さん(左)そして偶然にもマリンバを演奏されるスタッフの方がおられ、搬入出、とても助かりました。ありがとうございました!
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と、これで終わりそうなものですが....

新幹線に乗るまで時間があったので、晩ご飯。
「ここは駅ビルの回転寿司でも結構いける」と、またまた奥田さん情報で、行きました、回転寿司。
うれしそうな、後藤さん。(笑)
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香織ちゃんは急いで帰って、残念でした。
それにしても、よく働き、よく食べました。明日の本番。衣装が入るか、心配。
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北九州 その2

今回は、平岡養一が大変慕っていたいう、当時の売れっ子テノール歌手藤原義江の記念館に行きたいと思っていました。その話を、この音楽祭のミュージックアドヴァイザーを長年つとめておられる奥田佳道氏にしたところ、オススメのルートを教えてくださいました。
小倉から在来線で10分少しの門司港まで出て、そこから連絡船にのり下関に渡るのもオツです、と。
それ、いただき!です。
降りたところが唐戸市場で、美味しいモノもいただけるし、お買い物もできる。西日本最大という水族館も、あり。赤間神宮でお参りして、下関条約の館を見て、英国風のカフェで珈琲を飲んでから藤原義江記念館に行けば、フルコース!と貴重な情報を。

この記念館は予約制ということで、早速3時に予約を入れました。

小倉でホテルに荷物を置き、早速門司港へ。青空が広がる「行楽日和」。船の乗り場を見つけ、気分も盛り上がる。
で、往復の連絡船切符たしか790円を買おうと財布を捜したところ、ない!!!!!
鞄の中に財布が、ない。
門司港までは小銭入れしか使っていなかったので、気がつかなかったのです。
で、ホテルに電話して、部屋に入って探してもらう。でも、見つからない。
で、落としたことが決定的に。
どーしよー。
と、小銭入れを見ればとにかく連絡船の切符は買えそうだったので、船に乗ることにしました!
だって、この3時の予約を逃すと、いつ行けるかわからない。
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甲板に一人!
財布はなくても、気分は最高!

で、唐戸市場に着きましたが、お金がないので、何も食べられません。
う〜ん。現実に向き合い、電話をし始めました。
京都駅とか博多駅とか新幹線に在来線とか、いろいろ。でも、ない。

困ったけど、とりあえず。記念館へ向かう。
だって、予約は3時。
まず聞きましたよ、わたし。
「入館料は入りますか?」
「いいえ」と聞いて、ほっ。
気持ちのよい景色を見て、また財布のないことを忘れてしまいました。
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来てよかった、と思えるいくつかの資料と出会え、満足。

お茶を飲むお金はないので、とにかく赤間神宮へ。
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ここで、景色をみながら考えたこと。
「お賽銭はどうしよう」
財布の中には、177円。帰りの船の切符はあるけど、小倉まで帰るには270円いるので、どちらにしても足りません。
なので、とりあえず7円お賽銭を入れることにしました。
お腹減ったなーと思いながらぼんやりとする。
天気が良く眺めがいいので、とにかくなんとかなりそうな気分になる(笑)
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ここで、いろいろと自分の行動を思い返しているうちに「絶対新幹線車内、それも座席のところにあるに違いない」と思えてきました。
で、さきほどない、と言われた博多駅に電話して、車両を調べて貰うことにしました。
数分後、折り返しの電話があり「車庫にはいっていた車両を調べたらありました!」と。現金もカードも帰りの新幹線チケットも、そのままでした!!!ありがとうございます!

でも、ここには、170円しかないわけで...

でも、とにかく日清講和記念館に行きました。
この時代の調度品もみたかったので。(笑)
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それから、唐戸市場に向かい、どなたかに100円を借りることにしました。
きょろきょろ見渡していると交番らしきものを発見。警官でもなさそうだけど「相談員」という方がおられたので、まさにこの「相談」にはぴったり。早速、相談してみました。
「100円貸していただけませんか」
と。すると、なんと1000円も貸してくださいました。
で、さらに「これで足りる?」
私は、思い切って言ってみました。
「お腹ぺこぺこなんです」すると、さらに1000円プラス、2000円もお借りすることが出来ました!
交番相談員の松田さん!ありがとうございました。
やさしいおじさんの写真を撮りたかったのですが、不謹慎なので、辞めました...
で、そのすぐそば、唯一あいていたふぐのお店に入り、880円のふぐ刺しぶっかけ丼をいただきました!松田さんのおかげです。
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帰りの連絡船からの風景の、また美しいこと。
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ちょっとお散歩して、入りたいカフェを見つけたけれど、人に借りたお金で460円の珈琲は贅沢な気がして景色だけ楽しみました。(笑)
それでも、充分でした。
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小倉に戻り、後藤さんや絢ちゃんと落ち合い、ほっ。
絢ちゃんに一万円借りて、豪遊?!しました。
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まだ、一音も出していないのに、なんだか充実した一日、でした。
お財布を捜してくださった博多駅の方。2000円貸してくださった松田さんに心から感謝します。絢ちゃんもありがとう。

ちなみに奥田さんご推薦の水族館は、2000円なので、無理でした(笑)


北九州 その1

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昨日は、北九州国際音楽祭の公演。明治に建てられた素敵な洋館(明治41-45年、辰野金吾設計)で演奏してきました。大山崎山荘美術館、目白の和敬塾本館をはじめとして「素敵な洋館」には何かとご縁があるようですが、こちらの「西日本工業倶楽部」旧松本家住宅は、普段結婚式にも使われているそうで、きちんと管理され隅々まで手入れが行き届いている感じがしました。
響きもマリンバにぴったりで、最高、でした。

幼稚園訪問、響ホールでの小学生鑑賞教室、そしてこの公演、それプラスα!盛りだくさんな話題で、北九州の旅は連載、となりそうです(笑)

肉!

昨日は、山形から367へお客さま。
「『七緒』に出ていましたね。ブログで紹介しないところが、またカッコイイですねー」と言われ、「うっ、忘れてただけです...」(笑)
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6ページのコーナーで、原稿も書いております。
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戸矢崎さんの赤いボタンのコレクションの本も発売になっています。こちらも、しっかり紹介するつもりが、追いついていません!
改めて見所など紹介しますが、とりいそぎ、こちらで。ほんとにかわいい本なので、もう是非是非、お手元に!

ところで、今夜は、およばれ。
京都に暮らして44年。
三嶋亭のお肉は買いますが、お店でのすきやきは初体験!
鉄板の上に砂糖を敷いて肉をのせ、その上から割りしたをかけるやり方です。
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栄養つきました!
明日もがんばろう!って感じ。



大人買い

木琴のマレットを大人買い。
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海外のメーカー。
Paypalで支払えるかと思ったら、クレジットカードの番号と暗証番号を教えてくださいと言われ、びっくり!
いくら信頼できるメーカーでもちょっとそれはないので、面倒だけど銀行から送金しました。

マリンバのマレットは、基本的に毛糸や綿糸の巻いたものを使いますが、木琴は基本的に巻いていないモノを使います。
なので、マリンバは緊張して手が震えても、バチに重みもあるし、毛糸の部分がクッションになるのでそうたいしたことありませんが、木琴で手が震えるとアウト!音が震えます...。

枯れてる?

先日、367に似合いそうな花を買いました。
どういう状態になった時が替え時か...
葉っぱが茶色くても花として成り立ちそうな...
これって枯れてます?
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困ったことなど。

本日、朝日新聞京都版の朝刊。
よく見れば、うん、たしかに私ですねえ。(笑)
真剣に審査しております!
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ところで、困ったこと。
この20年近く使い続けてきた丸善の便箋が廃番
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になりました。
京都に丸善がなくなってからは、いつも3〜5冊くらいはストックしていたつもりなのですが、四条烏丸のラクエに丸善が入ったので安心していて...
今日買いに行ったら、もう作っていないと。
これまで、ちょっとした手紙も、大事な手紙も、いつもこれに書いてきたから....
ほんとに困ったなぁ、という感じ。

写真展の審査

今日は、京都現代写真作家展の審査に行ってきました。
点数を元にした合議制、納得のいく審査手順でした。
審査員で、カメラマンの井上隆雄さんに「さすが、発言に破壊力がある。」と言われたのですが、それって?!まぁ、いくつかのエッセイを読んで、井上さんが、私を特別審査員に挙げてくださったそうなので、まぁ破壊力を期待されてたのかな(笑)

ところで、この「マル/ペケ」。
いつどんな風に使うのか気になっていたのですが、一度も使いませんでした。
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あげてみたかったなー(笑)


毎日新聞と京都新聞

10月13日、毎日新聞の連載「ツウザキさんの京都長屋再生術」第4回が掲載になりました。今回は、川合さん登場!です。古着の仕分け場面で菅野さんも登場。漆和紙がカラーじゃなくて残念ですが、モノクロでも、陰影がきれいです。触ってみたくなる感じ。
こちらからPDFでご覧いただけます。

15日は、京都新聞に、こんな記事が出ていました。
ツウザキ、語っております。(笑)
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この記事担当の松田さんとは同世代。お互いがまだ「駆け出し」の頃、1994年の記事。
「5歳の時、心に決める」か、すごいな(笑)
ちゃんと、とってあるんですよ、松田さん!
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27歳の頃の私は、こんな感じでした。若っ。
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木琴文庫vol.1終了

13日のコンサート、通崎睦美リサイタル「木琴文庫vol.1」が無事に終わりました。
ご来聴くださったみなさま、そして共演者の西脇千花さん、本村睦幸さん、作曲の野田雅巳さんと当摩泰久さん、そしてスタッフのみなさん、ありがとうございました。

自分のコンサートについて、何か書くのはむずかしいですが....
(そのうち、西邑さんが書いてくれるでしょう・笑)
京都での自主企画のコンサートには、必ず「実験的」あるいは「挑戦」の部分を入れることにしているので、その分、準備が大変なのですが、今回もやってよかったと思える内容になったかな、というところです。

こんな感じで弾いていたみたいです。舞台袖から絢ちゃんが撮影。
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ピアニストへの絶賛の声もたくさん寄せられました!
終わって、にっこり。
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本村さんとは、こんな感じ。
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地味なはずのバロック作品の後の拍手の大きさが印象的でした。
本村さんは、演奏はもとより、ほのぼのトークも人気でした。

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一部の衣装が「木琴文庫」していたのですが、写真を取り忘れました。この日は、平野さんに撮影に入ってもらっていたので、そのうちまた載せたいと思います。
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打ち上げは、367で。今回は、絢ちゃんのおかあさん、満永くみ子さんにお料理をおまかせしました。お手製のテリーヌやパテなど、みんな絶賛の品々でした。
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気がついたら午前3時。
片付け終わったのが午前4時過ぎ。みんなありがとー!

翌日は、静岡県から聴きに来てくださった「川島さまご一行様」が、367の見学に。
演奏で世界中飛び回る、というよりは、いろんなところの方が京都に聴きに来てくださる、というのが若い頃からの一つの理想だったので、そういう意味でも、うれしい時間となりました。

最後に、かわいらしい、アンケートにあったイラストを。
小学生のさやかさん。
メモ帳を持って、サインの列に並んでくれたかわいい女の子かな?
「金魚の片思い」を気に入ってくれたみたいでうれしいです。
イラスト、ありがとね。
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谷本デザイン

衣装が出来ました。
いつぞやは、楽屋でまだ手直ししていたから、それを考えれば、今回は余裕です!(笑)
洋服の中に「木琴文庫」を作りました。
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さて、どんな部分でしょうか?!
このデザインをするのに、谷本さんを呼び出したかったのですが、さすがに気が引けたので自力でやりました(笑)

谷本さんも、かなり忙しそうです。
こんなかわいいチラシも谷本さんのデザインです!
たいてい、プログラムデザインもセットなので、谷本さんには、演奏会前にもバタバタが訪れます(笑)
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西邑さんのこの12月の演奏会も、もちろん谷本さん。
あっ、12月1日、千花ちゃん伴奏、山本裕樹ヴァイオリンリサイタルも谷本さんですね。こちらは、まだ見てないなー。

10月13日アルティをスタートに「谷本さんのチラシの音楽会、ツアー」はいかがでしょうか。

プログラム入稿

頼まれた原稿は、締め切りを気にしながら書くので、遅れるにも限度がありますが、自分が企画した、自分が演奏する演奏会の「プログラム・ノート」というのは、催促が、やかましくないため「書いている時間があったら練習したい」とかなんとか言い訳しながらうだうだしてしまい、つい遅くなります。で、デザインの谷本さんに迷惑をかけます。
で、急に慌てて落ち着きのないデータを送り、校正の手間をとらせたり、もうまったくダメなヤツになってしまいます。ふぅ、ようやく入稿。
プログラムも曲や楽章が多いので、ややこしいんです。
「ふぅ」と私の何倍も言いたいのは谷本さんですね...
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これだけの文字量がおさまったのは、驚異的!
谷本さんに足を向けて寝られません。うちが近所なので、改めて確認しますが、谷本さんちはうちから北です。足は東向きです。はい、確かに足は向けてません。

ところで、京都音協の岸本さんはランナーです!
マラソン・ランナーです!!!
でも、マラソンは一度も走ったことがないんです!
ハーフマラソンはあるけど(笑)
で、今月末の大阪のマラソンに出場するかどうか悩んでいます!
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最近、お休みがなくお疲れ気味の様子。マラソンは気分転換というのにはハードですから、無理に勧められませんが、でも出場してほしいなー。特製の応援幕を作りましょうか(笑)


今日は、届いた荷物(→書類)の箱の中に、思いがけないものが入っていて、びっくり。喜ぶ。近くの農家でとれたものだそうです。
じゃがいもを見ると「現場メシ」を作りたくなります。
しばらく、コレで暮らせそう(笑)
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衣装の続きと美女センサー

今日は、田中さんと衣装の仮縫い。

「木琴文庫」のチラシのイメージで衣装をアレンジできないか?!と思いつき、こんな布地を買ってきました。
ちょっと楽しい洋服ができそうです。
さて、どんな仕上がりになるかは、当日のお楽しみ。
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ところで、野田さんの新曲「発明家」のタイトルにみなさん興味津々みたいです(笑)
「美女センサー」さて、どんな曲でしょう。
今回のプログラムは、野田さんによる「美女センサー」のイラスト付きです!ご期待ください。
その前に、私は「美女センサー」を練習しなくっちゃ、です。


しんぶん→FM京都αステーション

昨日は、京都新聞の夕刊に13日のコンサートの記事が掲載されました。
大きなスペースで内容もしっかり書いていただき、うれしいです。

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でも、写真が「細かいことを気にかけないおばさん風」に写っていて、ギョっとしました。写真部の写真じゃなくて、記者さんのデジカメなのでこんなこともあるか、という感じかな。(笑)

今日の読売新聞夕刊は、想定内の自分、でした。ほっ。(笑)
こちら、PDF↓

毎日新聞さんもありがとうございます。

明日(6日)は、16時半頃からαステーションに出ています。京都の方、よかったらラジオをつけてみてください。

ところで、毎日忙しいんですが...
今日はこんなことになってました...
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お隣は、美術界の重鎮、木村重信先生。
御年86才、と聞けば、まぁ、許しますか。(笑)
センセイ、手品、楽しかったです。はい。

13日の衣装

衣装は、買うこともあるけれど、誂えることも多い。
京都で自分が企画するコンサートの時に新しいものを作って、それを着回す感じかな。
で、13日は京都で自分が企画するコンサートがあります。
あっ、衣装...!!!!!!!

早速、いつも縫製してもらっている田中さんに電話。
「あのぉ、衣装」
「えっ、13日やね。フツウにチケット買って聴きに行こうと思ってたんやけど....」
「......今からでも、なんとかなります?」
「簡単なデザインやったら、なんとか。簡単なのにしてよー」

というわけで、お引き受けいただきました。
ほっ。
自転車に飛び乗り、生地屋さんへ。
気に入った生地が見つかりました!
ほっ。
その生地の写真をそこから田中さんにメールで送り、電話。
「あの、これとコレで、と思ってるんやけど、大丈夫かな。」
「えっ、2着?! 無理。それは無理。」
「.................」
「もお、しかたないなぁー。やります。」

というわけで。心から途方に暮れた結果、「沈黙」が勝ち(笑)めでたく、今から2着縫ってもらうことになりました!
ほっ。
田中さんありがとー!

本日打ち合わせ。
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デザイン画はナシで、鏡の前で、これをこんな風にこんな感じで、と説明。
最終的には、田中さんと相談しながらデザインを決めます。いつも仮縫いで最終的に詰めるので、仮縫いが楽しみです。
田中さんよろしくお願いします!

そうそう、先日、367に鏡が来ました!
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鏡の上下のフチは、上田善さんの材を利用してます。
谷本さん、ありがとうございます。製材してくれたのは、柳生くんでしたか。置き場の台を作ってくれた、まーくんもありがとう。


戸矢崎さんの帯

今日は、戸矢崎さんデザインの帯のあがりをチェックしました。
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戸矢崎さんお馴染み、ボタンの柄。
手前が裏面です。

戸矢崎さんが参加されている神戸ビエンナーレ2011でのプロジェクト「銀ボタン金ボタン」のブログでも紹介されていました、ボタンの本。
西岡勉さんデザインのこの本は、まもなく完成予定です。
待ち遠しいですね。

で、「この本とお揃いの帯を作りましょうよ」と戸矢崎さんをのせてしまいました。(笑)
かわいい帯が出来上がりました。
限定品ですが、お求めいただくことも可能ですので、戸矢崎ファンの方で是非という方があれば、お問い合わせください。



かなちゃん

北海道から戻って、翌日は枚方で講演。
帰りは、着物などの荷物と一緒に、元枚方市長の大塩和男さんが直々に車で送ってくださいました。で、367の見学会。
というのも、『天使突抜367』を熟読してくださっているとのことで、それなら是非とお誘いしたわけです。
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で、昨日は、集英社『エクラ』の撮影で、樋口可南子さんが367へ来られました!
以前、『メイプル』の取材でご一緒させていただいたのが、今書棚をみると2004年1月号だから、もう8年ほどのおつきあいになります。
長年、樋口さんと一緒に仕事をしておられる清野恵里子さんが拙著『天使突抜一丁目』をご覧になって「かなちゃんと行ってもいい?」と、ご連絡くださったのが、きっかけでした。清野さん、この唐突具合はサイコーです。ますますいい感じに仕上がっているような。(笑)
それから、樋口さんつながりで糸井重里さんの「ほぼ日刊イトイ新聞」でハラマキのおしごとをさせていただいたりと、いろいろ楽しい出会いがありました。
今回は『エクラ』四ページ分の撮影ですが、前もって清野さん、カメラマンの浅井佳代子さん&アシスタント2名、編集の仲田さんでロケハンに来られ、打ち合わせ。とても、丁寧に撮影してくださいました。浅井さんは、ちょっと近寄りがたいかな...と思っていたのですが(笑)気持ちがすっと通じる方で、楽しい撮影となりました。

デジカメ画像を無線でMacにとばして、チェック中。
本番画像は、年末に発売予定の『エクラ』2月号をお楽しみに!
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清野さんが、樋口可南子さんのことを「かなちゃん」とおっしゃるものだから、うちでは「かなちゃん」。かなちゃんに「おとうさん」と呼んでもらえるうちの父も幸せものです。(笑)

かなちゃんと撮った写真を載せたいところですが、女優さんの写真を勝手にブログに載せるわけにもいかないかな、とロケ弁の写真。
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京都の料理研究家大原千鶴さん(あの、美山荘の次女)のお弁当、です。
美味しかった!


まぁ、そんなわけで、バイトまで雇って2階の梁の上までお掃除していた、というわけでした。浅井さんに「梁の色つやもきれいねー」とほめていただき、よっしゃー、という感じ!

一息つきたいところですが、野田雅巳さんの新曲が届いているので、次々譜読み。
ところどころ「難関」がありますが、ほんと、かなりいい感じの仕上がりなので、演奏するのが楽しみです。


北海道 その2 帯広へ。

kitaraの公演の後、帯広に寄って帰りました。

というのも、私の使っている平岡養一の木琴、当時のディーガン社の楽器をモデルに作られたマレテック社ボブ・ベッカーモデルの木琴、この初期の試作品を持っておられるマリンバ奏者の野田美佳さんが帯広におられる、ということで。
せっかく北海道に行くので、是非見せていただきたいと思い、数ヶ月前に、御連絡したみたところ、なんとその日は札幌まで車で4時間かけて聴きにきてくださるとのこと!
そして、よかったら、帯広まで同乗させてくださると!

美佳さんとは、この数ヶ月で、何度かメール等のやりとりをしていたので、なんだか初めてあったような気がせず、終演後はあつかましくも、楽器の片付け、梱包まで手伝っていただきました。ほんとに、助かりました。

で、すぐに帯広へ向けて出発すればよかったのですが、谷本さんから、今度谷本さんの大学に特別講師で来られるアートプロデューサーの漆さんという方が、kitaraのすぐそばで、事務所兼ご飯屋さんを始められた、という情報を得たので、のぞいてみることに。
おちゃ&めし「オノベカ」
美佳さんも誘ってちょっと遅いランチを食べに行きました。
初めて出会った人を、知らない土地の知らない店に誘うのは勇気がいりましたが、そういうことを許してくださいそうな美佳さん、に思えたので(笑)

ご飯を作っておられるお兄さんは、京都の「たん熊」で二年修行されたそうで、なかなか上品なお味の「カフェめし」でした。
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ここで、びっくりしたのが、その漆さんと美佳さんが偶然にも、以前一緒に仕事をされたことがあるお知り合いだったということ。「えっ、漆くん?!」って(笑)
私も、ダンサーのたまみちゃんとか、アサヒビールの加藤種男さんとか、共通の知人がいっぱいで、びっくりしました。さすがの私もちょっと躊躇しましたが...強引に誘ってよかったです!

で、帯広まで四時間のドライブ。いろいろお話していたらあっと言う間でした。で、その日、私は帯広駅近くのホテルに一泊。翌朝、ホテルまで迎えに来てくださり、観光スポットを通って、ご自宅へ。
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お宅に到着して、またここでびっくり。
おうちのお庭にバスがあるんです!
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中は、立派な宿泊施設になっていました!
ちょっと曇り空で残念でしたが、それでも充分北海道のスケールを楽しめました。バスを背にすると、こんな風景がひろがっています。
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で、肝心の木琴。
これは、ここに書き出すと、止まらなくなるのでまたの機会に。
貴重な「コロムビア・ミヤカワ」のマレットにも出会えたし、それはそれは楽しい時間でした。
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「私、ジョージ・ハミルトン・グリーン(→平岡養一より前の時代にアメリカで活躍した木琴の天才)と誕生日が同じなんです」と言うと、かなりうらやましがられました(笑)美佳さんはグリーンの大ファンなのです。こんなことで盛り上がれる友達はそうそういない!これからも、いろいろ木琴の情報交換をさせてもらえるよう、私の情報にも磨き?!をかけていきたいと思います。

この日のお昼もこんな気持ちのよいところへ案内していただき、あっという間に飛行機に乗る時間がきてしました。
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ほんとに名残惜しかったです。
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美佳さんのブログでこんな素敵に紹介してくださっています。
素敵な出会いがあると「がんばろう!」という気持ちになります。

北海道 その1

22日のお昼が本番なので、21日に札幌入りしてちかちゃんとリハの予定だったのですが、台風で飛行機が飛ばないかもしれない!ということで、急遽20日の最終便で札幌に入りました。ばたばたと飛び出して、iPhoneから更新しようと思ったら、できなくて...日があいてしました。
ちょうど本番の頃、札幌方面に台風直撃かという予想だったのですが、全てがうまくいった、というお天気になりました。

前日、夕方の空。
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前夜、ごちそうになりました、お寿司!
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当日のゲネプロ。
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撮影は篠原嬢(kitaraの担当、篠原さんは、本番で譜めくりもしてくださいました。なんというか、かわいらしい方で、ちかちゃんと「私達にはないよねー」を連発)

ちかちゃん撮影。
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本番前にkitaraの大野さんが「今日は、ロビーにおしゃれな方が多いです!」と。
なんだかうれしくなって演奏しました(笑)

終了後、篠原嬢と大野係長!
お世話になり、ありがとうございました!
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kitaraのある中島公園は緑が美しく、気持ちがいいです。
そんな中、今期間限定で、安田侃の彫刻が展示されていました。367で石の運搬にアタマを悩ませた経験から、どうも「設置経費」を考えてしまうワタシでありました(笑)
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もうすぐkitara

22日はkitaraでのコンサートです!
21日に現地でリハなので、21日午前着だと19日に楽器を発送しないといけません。
これが、なんとなく気ぜわしい理由。

一つずつエアキャップで包んで、7個の荷物。
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このエアキャップは使い捨てにすればいいようなものですが、大きなロールをいちいち買いにいくのが面倒なのと、なんとなくもったいないような気もするので、使いまわしています。
破れたところには、ツギをあてました。
ちょっと貧乏くさい?!(笑)
でも、その分丈夫になるので悪くないような気がします。
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今日は、私がそんなことをしている間に、アルバイトをお願いして367の撮影に向けて、大掃除。自分では間に合わない!
いつもありがとうね、絢ちゃん。
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シェードを一つずつ外して水洗いとか、計8時間の労働。ぱっと見たところ汚れていないように見えるんですが、やはり天井を張っていないので、いろいろ降ってきておりまして...(笑)
いくつかの困ったポイントのヘルプに黄瀬さんも。
胸ポケットにペンを指している友達はいるけど、歯ブラシはなかなかないですねー。細かい細工の仕事をするとき、埃を払う用、なんだそうです。
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みなさんに助けていただき、なんとかやっています。
台風に向かっていった、九州行きでは、なんと一度も自分の傘をささずにすんだけれど、北海道はどうだろ。のろのろ台風の予報の中、苦手な飛行機に乗るのはかなりの恐怖ですが...
乗りますよ!飛ぶ限り。

門司港にて

最近はシゴトで初めての方と会う前に、ネットで検索してどんな方か情報を得てから、というのがいわば礼儀のようになっているけれど、なかなかネットの中だけではわかりません。って、当たり前ですけど。
今回のトークでご一緒させていただいた、山田美也子さんとは、お目にかかって長年第一線で活躍されているわけがわかりました。さりげないですが、現場を仕切る気迫が違いますね(笑)もちろん知識や経験の豊富さはいうまでもありませんが、気配り、ですか。展示の着物のことまで気遣って現場の方に指示してくださってました。仕事の準備から、仕事中の言葉の選び方はもとより、なんというか本番中以外も最初から最後まで。とにかく、素晴らしい進行でした!
ミュージックアドヴァイザーをつとめておられる音楽評論家の奥田佳道さんは、なんとなく「ザ・クラシック!」なイメージがあって「親しく話せる雰囲気はないなぁ」と思っていたのですが...(笑)親しくお話しさせていただきました。よかったです!
お二人とも、歴史から何から、頭の中にいろいろなことがいっぱい詰まっておられる様子で、どんな話題でもオッケーな感じでした。

北九州国際音楽祭のスタッフの方にも何かとお気遣いいただき、和やかなトークショーとなりました。帰りは小倉までのタクシーチケットをお返しして在来線で。だって、この駅を利用したかった。
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雲はこんなに黒く低く垂れ込めていましたが気合いで?!もちました。
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黒川紀章設計の高層ビル、31階カフェからの眺め。
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オマケ。
「シュールにみえる看板。」実りのある学会になりますようにと祈ります。
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夜一人で迷い込んだ繁華街にて。
「めぐみママの誕生日、を祝う花輪。」
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木琴を持って。

ぎりぎりまで、何を弾こうか考えていたので、着物と一緒に送れなかった...。
卓上木琴を携えて北九州へ行って参ります。
以前共演させていただいた、打楽器奏者の藤井里佳さんが作ってくださった、木琴ケース。
どうしてこんなにかわいいのか眺めてみると、持ち手がかわいいんだな。
かわいすぎて、これを持って新幹線に乗るのはちょっとはずかしいかなあ。風呂敷に包もうか、いやこのままがかわいくていいか(笑)
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それにしても、台風は大丈夫かな...

実りの秋

以前、佐世保で知り合った和楽器のお店、前川楽器店の前川さんが京都に仕入れに来られるということで、367に立ち寄ってくださいました。
367には、九州からのお客さまが多いような(笑)
今日はご飯作る余裕ナシ。
仕出しのお店、松粂さんのお弁当。
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末富さんの御菓子は「実りの秋」でした。
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私に余裕がない時に来た方が美味しいものにありつけるって?!(笑)

27日、雑誌の撮影。現場メシを作ろうかと思っていたけれど、スタッフ含めご一行様10名と聞き、現場メシは早々にあきらめた。


コンサート告知

今日は、コンサート面とはまた別の紙面での取材に京都新聞の記者、松田さんが来られました。
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ずっとお会いしてなくて、2年ほど前に久しぶりにお目にかかったのですが、初めて取材してくださったのが、1994年、ということで、時の流れを感じました。

夕方、コミュニティーFMで、京フィルさんの枠の、短い番組を2本収録。
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京都にいながら、こんなところに、こんなスタジオ施設があるのを初めて知りました。

ところで、コイツは367の天敵。
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野良猫、なんですが、うちの北側の隣との境界が、どこかへ行く抜け道になっているようで、特に悪さをするわけではないけれど、いつも南天の下の玉砂利を蹴散らしてブロック塀に登る。
ふいに撮ったのがこの写真。改めてカメラを向けると、ポーズをとった(笑)
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梱包。

著名な作家先生なんかの講演だと、身一つで出かければいいと思うだけれど、私の場合、いろいろと準備があります。
18日の北九州。50分トーク、10分休憩、50分トーク。
うわぁーよくしゃべります、ワタシ(笑)
でも、キャスターの山田美也子さんが司会、とのことで安心です。

主催者さんからのリクエストにお応えし...
楽器や着物の写真をお見せするということで、スライドショーの準備。
そして、着物を展示するということで、展示の準備。
着物を展示する衣桁を発送するのに、梱包です。
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展示する着物を選んで、箱につめる。
あっ、その前に、アイロンという作業があるんですねー。
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卓上木琴でデモンストレーション。
うーん何を弾きましょうか...
という感じで、全く手ぶらというわけにはいきません。
ストアデポでこんなテープを買いました。
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なんとか「梱包するぞー!」という気分を盛り上げます。(笑)
次は、九州から帰ってきて、札幌に木琴を送る梱包です。FRAGILEいっぱい使おう!

みんな自転車

今日の午後は、自宅で取材2件。
京都新聞さんも自転車ですか。
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あれ、朝日新聞さんも自転車ですね。(笑)
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もちろん、京都音協の岸本さんも自転車でした。

夜は、英語の資料整理の手伝いに遊羽ちゃんが来てくれました。上桂から、自転車!
机を二つ向かい合わせに並べて、367を寺子屋風にレイアウトしてみました。
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そそっかしい。

前回のブログで、毎日新聞の連載、計4回と書いていましたが、計6回の間違いでした。
スミマセン。直しました。
私は、何を隠そう、そそっかしいのです...
子どもの頃、テストの問題を最後まで読まずに答えていたタイプです。
よく親に「ハヤガテン」と言われていたのですが、それは漢字で「早合点」と書く、と知った時は、子どもながらに、なるほどー、と感激しました。

なにはともあれ、連載の続きが楽しみです。
今日は、同じ毎日新聞でも京都支局へ。
考えてみれば、コンサートの取材はたいてい大阪本社か自宅なので、この建物ができて随分経つのに入るのは初めて。
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若林広幸設計のこのビル。
かっこよく写真を撮らないと、フツウの階段に写っちゃいますね。スミマセン、若林さん。

毎日新聞の連載

月に一回、6ヶ月、計6回ということで、終わるのは随分先のことのように思っていたのですが、すでにそのうちの3回が終了しました。
全国版ではありますが、地域によってモノクロのところとカラーのところがあるそうです。
それぞれクリックしていただければ3回分の記事をカラーで、ご覧いただけます。
最新の第3回は、実物の写真と、谷本さんのイラストを見比べるというおもしろさがあります。(笑)
記者の澤木さん、最終回をどうまとめられるかが楽しみです。

今月は、新聞取材やなんかがあと7つ。
来週末からの一週間、九州に行ってトークして、札幌に行って演奏して、帰ってきて枚方で講演する。あれ? 演奏会より講演が多い(笑)
367の雑誌撮影もあるので、念入りにお掃除もしなくっちゃ、です。
その前に、まずは練習!

シェード

自宅の改装は、とっくに終わったはず、なのですが、いくつかのこだわりポイントが「検討中」のままでした。
その一つ、ようやくイメージに合う、玄関の電気の傘が見つかりました。
100年ほど前のイギリスのものです。
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この手のものは、「花柄」が多く、でも、花はうちのイメージに合わないので、とにかく花が描かれていないものを探していました。
ようやくみつかり、まさに明かりが灯りました。

DM発送

ようやく秋らしくなってきたところで、10月のコンサートのご案内を発送しました。
京都音協の吉村さんといつも絢ちゃん。
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猛スピードで発送作業完了してました。

秋らしくなると、こういうものが美味しくなります。京都では「たぬきそば」というとコレです。お揚げさんとねぎ、あんかけにしょうがをのせたもの。
しょうがはいつも大盛り!です。
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黄瀬さんに。

自宅に新しく付けた建具(367で使わなかった2枚)に、引き手の付いていないところがあったので、黄瀬さんにお願いしておいたところ
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早速、作ってきて
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はめ込んでくださいました。
こういうのが家で作れるというのが、いくら考えてもすごい。

ついでに、平岡養一さんが使っておられたケースにガムテープでとめた、今にも崩れそうな所があったので、
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補修してもらいました。これまで、だましだまし使っていたのですが、これで安心して使えるようになりました。
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もうひとつついでに、明後日367の前の水道管の工事があるようなので、養生もしてもらいました。
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さらについでに、覚えかけの曲の暗譜と、書きかけの原稿をしあげてもらいたい気分でしたが「いいですよ」と言われると、それもちょっとコワイので(笑)自分でやっています!

ゆうちゃん

お手洗いに新しい花が入ると、お客さま、という367、です。
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月曜日、367に来てくれたのは19才の遊羽ちゃん。
今進めているシゴトで、能力の限界を超えた分量の英文著作を読みこなさねばならず、思わずヘルプ!をお願いしました。

私が中学の頃からマリンバを習っていた早坂さんのお嬢さんで、現在京都大学の英文科在学中。赤ちゃんの時、よく預かってお守りしましたっけ。(笑)かなり、感慨深いです。
ちょうど、烏丸五条の予備校で先生のアルバイトをしているというので、寄ってもらうことになりました。

ただ翻訳する、ということではなく、ちょっと複雑で国語の能力が必要なことにつきあってもらうのですが、最初の「業務説明」で興味をもってくれたみたいで、有り難いです。
有能な若者と接していると、それだけで嬉しくなってニコニコしてしまいます。



先週末。

いろいろありすぎて更新が滞ってしまいました。
昨日、進まなかった原稿を入稿して、ようやく一息。
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土曜日の岸和田での演奏会。
1932年の建物(渡辺節設計)は予想通り木琴にぴったりでした。
私の写真だとコレですが、実際はもっと素敵です!
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久々に、弾いていて「打たれても完投勝利するピッチャー」的気分になる演奏会でした。なんだか、ちょっと強くなったような。(笑)
主催者のみなさんもイメージ通りだったと喜んでくださりよかったです。
アンコールは急にチャールダシュをリクエストされ、私はレパートリーなのですぐに弾けるのですが、ピアノの松園さんは、いつも弾いているわけではないので楽譜もないし、無理?!と思ったのですが、涼しい顔で弾いてくれました。さすが作曲家。頭の中で反芻すればリハなし、楽譜なしでも全く大丈夫のようでした。
それにしても、いつも思うのですが、練習しなくて弾ける曲の拍手が一番大きいというのは、ある意味、理にかなっているような、理不尽なような。(笑)

翌日は、永江朗さんの新刊『そうだ、京都に住もう。』関連で、永江さんと京都マルイで対談。
永江さんにお会いすると思うと、私はなぜか小学校の時の「清潔検査」(=ハンカチ、ティッシュ、爪を整えているか)を思い出します。
清潔感かな。白は、ちゃんと白い、というイメージです。
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打ち上げも「下京と、中京と、上京の違い」など、京都のネタで盛り上がる。
そのうち、永江さんと、京都の町中で自転車ですれ違うのが楽しみです。


クロワッサン

本日発売『クロワッサン』9月10日号のCD紹介ページにコラムを書いています。
プロフィール写真はこちらにしてみました。
以前、コンサートチラシ用の写真を撮ったとき、平野さんと「エッセイスト用も撮っておこう!」と撮影した物です。(笑)
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ちなみに、今号のクロワッサンは「若い頃の小顔をめざす。」特集です!

自泉会館

夕方、京都音協の岸本さんとちょこっと10月リサイタルの打ち合わせ。
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岸本さんは仕事サクサク派なので、話が早くてストレスなし。ありがとうございます!です。
DMの発送準備もしないといけないのですが、とりあえず、週末の岸和田の演奏会が終わってから。

で、ひとつ、岸和田関連の情報。
会場となる自泉会館が、建築家渡辺節の設計であることは、前にも書きましたが、この渡辺節設計の別の建物が、ちょうどこの日27日に見学できるそうです。
大阪、本町にある「日本綿業倶楽部」。毎月第4土曜日に有料で開放されているそうですが、ちょうど27日がこの日にあたるということで!
これも何かのご縁?!ということで、建物見学と演奏会セットでいかがでしょうか。
事前申し込みが必要です。詳しくはこちら。
と書いたところで、新しい情報が。
すでに予約でいっぱいなんだそうです。
残念でしたが、またの機会に!


ツナ

特に自分から買って食べることがない食材。
ツナ。
今日、突然食べたくなって、ヨドバシカメラにインクを買いに行ったついでに地下のスーパーに立ち寄る。
ツナ缶って、なんとなく油や添加物など、毒々しい気がするのですが、こういうのがあったので、コレにしました。
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ツナって男子っぽいし、現場メシにも使えそう。って、もう現場は終わったけど(笑)
家に帰って調べてみると、いろいろこだわりのツナ缶もあるようで、また試してみようと思います。

ところで、日曜日、町内の地蔵盆の福引きで、掃除機があたりました。これが目玉の商品だったみたいなのですが、テント張りや提灯の設営など町内の活動に貢献していないので、なんだか申し訳ないです。
でも、「1」を引き当てるというのは、悪い気はしませんね(笑)
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それにしても、天使突抜一丁目にはお地蔵さんがないのに、地蔵盆の行事はあるのです。その昔、お地蔵さんがあると子どもに祟りがあったそうで、そのお地蔵さんは壬生寺にまつってあるらしい。でも、慣例的に町内会長さんのところには「お供」は持って行くんです。(笑)
もちろん、町内会費の一部とみなして使われます。
京都はいろいろありますね。


ねばねば。

一昨日は、松園くんと合わせ。
自分の練習が大変になることを忘れて?!「松園くんのピアノとならこの曲もいいかな」と初めての曲をプログラムに入れてみたりして、ちょっと大変なことになってます。(笑)
でも、合わせの練習は楽しいばっかり!
8月27日、岸和田での演奏会、是非お出かけください。
通崎睦美木琴コンサート「1932×1935」
岸和田市立自泉会館 16時開演
チケットは自泉会館072-437-3801 岸和田市商工会議所072-439-5023

で、書きかけの原稿と、練習のツメと、もうひとがんばり。
ねばりを出すため?!ねばねばうどんにしてみました。
いただきものの自家菜園で作られたモロヘイヤとおくらをきざんで、谷本さんのうめぼし、をのせてごまをふりました。
ここのところ、もうひとふんばりの連続なので、とりあえず食べ物から。納豆とか大和芋など、ねばりにこだわってます。(笑)
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ところで、昨日夕食の準備をする時間にふとテレビをつけたら、NHKの特集番組で「今年の五山送り火に被災地の松を燃やすかどうか...の問題」についての、検証のようなことをやっていました。最初から見られなかったのが残念。ゲストが山折哲雄(宗教学者)さんで、京都市の対応などはさておき(さておき、という言葉ではなかったですが)きちんと「東電が悪い」ということをおっしゃっていて、すっとしました。送り火は「宗教行事」でありながら「観光行事」の側面もあること。それから、国の責任、我々のあり方、に続いて、最終的には「文明」というものを見直すいいきっかけになった、という結論でした。
全然関係ないんですが、最近、よく街で山折先生を見かけます。この間も西洞院通りで見ました(笑)

南天

367に元々植わっていた南天。
これがジャングル?!のようになっていて、なんとかしなくては、ということで、昨日植木屋さんに来ていただきました。
鬼門に植えられた「難を転じる」南天なので、適当に刈るというのもどうかと。
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実は、よく人から「いい植木屋さん知ってる?」と尋ねられます。
なぜか...。
友達に植木屋さんがいそうに見えるのかな(笑)
うちには、そんな立派な庭もないので、知りません。
で、今回はネットで検索して見つけた「植繁」さんにお願いしてみました。
京都で三代目、金沢美術工芸大学を卒業して、おうちの仕事を継いでおられるという長尾さん、です。
「今なら大丈夫です」とすぐに来てくださいました。

この間、黄瀬さんと京都のスピードについて話していたのですが、やはりここも早い!
外からみると、京都はのんびりのイメージかもしれませんが、普段京都で過ごしていると、実はみんなすごく動いています。末富さんのご主人でさえ「電話より早いし、寄せてもろたわ」とうちまで来られるくらいなんで。電話より走ってきた方が早い、というのが京都です。それだけ狭い範囲で顔を見ながらの商売が成り立っているということでしょうか。

「南天一本の依頼ははじめて!」ということで、料金の方もお安くしてくださいました。
「おれにまかせとけ!」みたいな感じじゃなくて、意向を聞きながら剪定してくださり、さっぱりしました。
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長尾さんもさわやか系です。(笑)
注:まわりのミドリはおとなり、です。
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京都観光

昨日は、長崎からお客さま。
滋賀県におられるお嬢さんの所へ来られたとのことで、367にお立ち寄りくださいました。長崎で、おいしいお魚をごちそうになったので、ちょっと京都でお魚は出しにくい...
普通のいえのごはん、を召し上がっていただきました。
小さな黒豆をいれたご飯に、くみ上げ湯葉をのせてあんかけにした「くみあげ湯葉どんぶり」。ちょっと京都を意識してみました(笑)
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姉妹のような母と娘で京都観光、いいですね。
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月と大文字

特別な年の五山の送り火。

全体に火が付いた頃、月が顔を出し始め
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大と共にその姿が見え隠れ。
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大の火が消える時、月は再度力強い姿で現れました。明るい月でした。

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素晴らしい自然の演出に「芸術」のあり方を考えさせられるほどでした。

今年は、被災地の松を使うとか使わないとか、いろいろありましたが、いろんなことを「月」が引き受けてくれたというくらい、素晴らしい送り火でした。

コピーのバイト

先日とある所でお借りした、貴重な資料を片っ端からコピー。
絢ちゃんがバイトに来てくれました。
午前11時から午後5時まで、お昼休憩をはさんでハン六でコピーし続けてくれた絢ちゃん、お疲れ様でした。
ありがとう!
コピー枚数、880枚。
約5時間、ひたすらコピーして、コピー代が4400円。
なんだか、コピー代が安いような気がするね(笑)
終わり頃、持って帰るの重いかな、と覗きに行ったら、ハン六の店員さんにも「おつかれさまでした」と声をかけられていた絢ちゃんでした。


プロフィール写真

よく若い頃、ずっと同じ写真を使っておられるセンセイ方を見て「そりゃないでしょ」と思ったものですが、自分もこの年になると、ふと気づくと5年10年経っているということがしばしば、で、気をつけねばと思っています。
着物関係の講演でプロフィール写真をと言われ、コレを送ったのですが、若いかな五年前...。微妙なところのような...。
平野さん、また、そのうち撮影よろしくお願いします。
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ところで、紙焼きの写真を送って欲しいと言われ、あせりました。最近、メールでデータのやりとりしかしていないので、えっと...という感じです。
写真用の光沢紙がなかったので、写真屋さんでプリントして郵便で送る。なんだか、とても働いた気がします。(笑)


魚そうめん

そういえば、子どもの頃好物でした、魚そうめん。
しぶい?!(笑)
最近、自分で買って食べることはないな。
おいしいお魚屋さんの魚そうめんをいただいて、久しぶりに食す。
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この手の添付のつゆは、たいてい添加物がいっぱいで、使わずじまいとなるのですが、ついていたのは無添加「孝太郎の酢」製のつゆ。
ちょうど、この間お客さんがあった時に買っていたわさびもあり。
こういうことでかなり幸せな気分になれる私です。(笑)
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酢というよりは普通にお出汁の味で、隠し味に梅酢が入っているようでした。
ごちそうさまでした。

367で

猛暑日が続いています。
367の2階は窒息しそうに暑いですが、1階はかなり快適です。
ちょっと出て、帰ってきたら、散らかりぶりが「シゴトしてる」って感じで思わず写真に撮ってしまいました。(笑)
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367にいると、書くか寝るか、なので、原稿がはかどります。寝ると言っても布団も枕もないわけで....

今日の午後は、京都市社会教育委員の会議。お向かいの席は、新任の井上章一さん。茂山千三郎さんも出席で、顔ぶれ的に、なんだか関西テレビの会議に出席しているようでした。(笑)
今日の議題は、リニューアルした「京まなびネット」のことなど。

凄い!が迫る

最近うちに迷い込んできた?!学生が、今月東京で開催されるコンクールを受けるというので、課題曲のレッスンをしています。課題曲、なんていうのを弾いていると、自分も若者になったような気がします。(笑)
この間、ふと出てきた、林光さんが私のことに触れてくださっている日経新聞の記事を久しぶりに読みました。

「あまた存在するこのクニの輝かしい「女流」マリンバ奏者のなかで、「凄い!」が迫ってこない芸風の睦美さんと、なんとなくウマがあうことから、折りにふれてパートナーをつとめるようになった。」

よほど超越した演奏でない限り、コンクールにおいては「凄い!」が迫った方が勝ち進みやすいような気もするが... まぁいつも通り、でレッスンするかな。


本日の新入り

高さ5センチほど。
1890年頃、イギリスのものです。
銀の細工がきれいです。
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天使突抜のマンション建設

町内のマンション建設が始まり、家の前に大きな車が通るので危ないです。
騒音も、今のところ、まぁ我慢できる程度ですが、これからまだひどくなるのかな。
今日のぞくと、きれいに穴が掘られていました。
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うちの家の50メートルほど(?)北の大きな黒染工場もつぶされ、今日新聞折り込みに「10区画堂々誕生」とセンチュリー21の新築一戸建広告がはいっていました。ちなみに、ここは天使突抜ではなく「舟屋町」です。広告には書いていませんが、ほぼ向かいに銭湯がありますよ。(笑)

むかしばなし。

昨夜は、367に、ちょっと緊張するうれしいお客さま。
打楽器関係の先生と先輩計3名。
大フィルの坂上さん、村上さんと早坂さん。
いつも、お手洗いのカウンターには、野の花っぽいものを入れているのですが、昨日は、ちょっと華やかなお花を一輪飾ってみました。
黒い壁にはこういうのも悪くないかな。
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ところで、昨日、もう30年のおつきあいになりますね、と話していたのですが、よく考えると事の始まりは、中学校一年生の時の夏のキャンプ。
海も、キャンプも、気が進まなかったのですが、学校から全員参加だったので、仕方がないナーと出かけた丹後の由良。
鞄には、ブラームスのシンフォニーのスコア(楽譜)をしのばせいていました。自由時間、海に行く気もせず、一人木陰でスコアを読んでいたら「一人で何をしてるの?」と、アルバイトで来られていた大学生の先輩に声をかけられる。
これが、現在合唱界で活躍されている本山秀穀さん!大阪音大短大の副学長でもあります。もちろんその時は、まだ20才くらいでした。
本山さんが芸大生と聞き「クラシックオタク」の私には、本山さんがまさに白馬の王子に見えました(笑)
で、海がキライでクラシックが好きで、暇つぶしにスコアを読んでいるというような話をして、それからどうしたんだろう、正確には忘れたけど、おそらくワタシは本山さんの電話番号を聞き出した。(笑)
で、その後、一度芸大に連れて行ってもらい、芸大生にレッスンをしてもらう機会を得る。その時に教えてくださったのが、早坂さん。かっこよかったので、即弟子入りしました!

本山さんにはかわいがってもらい、自身がコーディネートされていたミュージカルのコンサート。その芸大生寄せ集めのオーケストラに打楽器が足りないと、エキストラによんでもらったこともありました。この時の指揮が、これまた、まだ芸大生だった佐渡裕さん。で、この時一緒に打楽器を演奏したのが村上さん。何もわからない中学生はお荷物だったかと思いますが、村上さんは、嫌な顔もせず、演奏から休憩時間まで、何かと面倒をみてくださいました。
本山さんから「これは仕事だから」と、いただいたこの時の1万円のギャラが、ある一つの原点かもしれません。

あらためて、諸先輩方に感謝。
というような、昔話も交え、昨夜はあっという間に6時間。
それにしても、30年も経つのか...


竹製手すり

母の歩行がいよいよ怪しくなってきたので、家のいろんなところに手すりをつけています。
介護用のものだと、やはり味気ないので、古い竹を使い、それに合う金物は黄瀬さんのお手製というちょっと贅沢な手すりです。
今日も、一階と二階の間の踊り場に手すりを追加してもらいました。
追加前。
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追加中。
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追加後。
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玄関の上がり口に付けた竹の余りを、うまく利用してくださいました。
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おまけに、端材で竹とんぼ。
アイディア、谷本さん。製作、黄瀬さん。だそうです。
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いろんな意味で、あつかった。

昨日は、1000人が集まる体育館で、林光さんとのコンサート。
お客さんは、全国から集まられた学校の音楽の先生。3日間にわたる音楽教育の会、全国大会という催しでの演奏。
熱気でクラクラしそうな体育館の舞台の上で、休憩なし90分の演奏でした。
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まもなく80才という林光さんがとにかく「平気」で、素晴らしいピアノを弾かれるので、私としては、弾くしかないです。(笑)
一緒に弾きながら、体力・知力全てにおいて、同じ人間という生き物として「出来」が違うと、つくづく感じました。ほんとに「人間」なのだろうか。宇宙人かもね。(笑)

いつも楽器を運搬してくださる赤帽の山田さんは、この20年近く毎回搬出時間より前に来て、演奏を聴いてくださるのですが、昨夜「今日はきつかったと思いますが、完璧でしたよ!」とメールが入っていました。
赤帽さんからの、お褒めメール。
まぁ、完璧かどうかは別として、こういうの、なんだか、なごむ。(笑)

昨日は、前日、同じ場所でコンサートをされていたピアニスト、志村泉さんともゆっくりお話しすることができ、うれしかったです。20年ほど前のCDですが「志村泉による三人展」。このCD、一柳慧「タイム・シークエンス」(1976)から、ほんとに素晴らしいので、80年代の現代音楽に興味がある方、あるいはつまらないと思っておられる方(笑)は、是非一度聴いてみてください。オトコマエなピアノ、です。




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通崎睦美リサイタル
木琴文庫vol.1
2011年10月13日(木)19時開演
京都府立府民ホールアルティ

谷本さんデザインのチラシが出来ました!
画像がきれいに読み込めていないのですが...文字情報はこちらのPDFで拡大してごらんいただけます!

文庫というと本のイメージ。それを残しつつ、木琴らしい軽やかで動きのあるイメージのデザインを、とお願いしました。
そんなんできるのかなーと思いながらお願いしたのですが(笑)見事にできました!
さっすが、谷本さん。

音楽家にとって「よいデザインのチラシ」とは、何を隠そう「練習をする気がおこるチラシ」です。

ところで、367に関する毎日新聞の連載。
この谷本デザインのカットには、こんな秘密があるんですよ。
全国版の掲載なので400万人の方がご覧になっているということになりますが、気づかれた方は何人おられるでしょう。
あっ、わたしですか?
言われるまで気づきませんでした。(笑)
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曇り空

夏の日差しかと思えば曇り空、このところ、そんな感じの繰り返しです。
でも、食卓は夏、です。
野菜炒めも夏色。
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ずいきの酢の物もかわいい。
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ただいま、宅急便で、林光さんから、マリンバとうた、の新曲譜面到着。明明後日本番。みんなちゃんと滑り込んで間に合いますね。(笑)


ACTUS

四条烏丸のビル、cocon烏丸に入っているアクタス。
http://www.actus-interior.com/
時間つぶしにふらっと入ることはあるけど、ほとんど買い物をしたことがありません。
おしゃれな家具や雑貨を扱っているのですが、ここに行くとつい「う〜ん、これなら黄瀬さんやまーくんに頼んだらすぐに作ってもらえそう」なんて思ってしまうのです。
「家で自分で作れるわ」というのなら別ですが、自分で作れるわけではないので、よく考えればおかしな話です。(笑)
で、先日、めずらしく買い物をしました。
スリッパラック。
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簡単な仕組みなので、これもすぐに作ってもらえそうな気もするのですが...たまにはね。


木琴とマリンバ

このところずっと木琴を弾いていたのですが、週末の本番はマリンバなので、今週はマリンバ、です。
木琴とマリンバは、楽器の高さも違うし、鍵盤の幅なども違うので、違う楽器と思えばそんなに演奏上の苦労はないのですが「同じ曲をそれぞれの楽器で弾く本番」が続くと、さすがに楽器の上で迷子になってしまいそうになります。

ところで、最近、いただきもので暮らしているツウザキ家、です。
隣のおじさんからいただいた、とうがらしをおじゃこと炊きました。
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きれいな桃にも癒されています。
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そうそう、唐辛子と言えば、辛い物好きの方には、コレがおすすめです。
孝太郎の酢の「とんがらし酢」
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特に、夏は、温かな料理からそうめんつゆにまで、何にでも入れていただいています。
さっぱりしておいしくて、ついたくさん食べてしまうので、一向に夏やせしないのは、コレのせい?(笑)

ザ・フォーク・クルセダーズ

以前、一緒に仕事をされていた港大尋さんと、加藤和彦さんのお宅にお邪魔した時にいただいた「ザ・フォーク・クルセダーズ」のゆかた反物。
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367への引っ越し仕分け作業で、これを仕立てて着ることは絶対なさそうだけど、処分するのもしのびない、とそのままになっていました。ふと、私の衣装を縫ってくださっている田中さんが加藤和彦の大ファンだったことを思い出し、連絡。
欲しい!と即返信あり。
で、今日とりに来られました。
こんなに喜んでいただいて、反物も喜んでいると思います。
絶対仕立てて着て、友達に自慢するそうです。
フォークルといえば「帰ってきたヨッパライ」「イムジン河」...60年代後半が青春、ですね。
ワタシその頃に生まれたので...(笑)
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ちょうど、お願いしていた物も出来上がり、持ってきてくださいました。気に入っているコートとジャケットの裏地のほつれ補修。
わからなく補修するのでもなく、全面つけかえるのでもなく、面白いつぎあてを!とお願いしておいたら、こんな具合になりました。
まずコートの裏地、裾。
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それから、ジャケット
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グレーの裏地でいい感じに補強できました。
これで、今年の冬も着られます!


愚痴です。

昨日は、早朝からの取材+撮影(←される方)。
気合いで午前4時半に起きて出かけた。
なのに!
待ち合わせ場所で、20分近く待たされる。こちらから電話するまで連絡もナシ。
午後の撮影で午前中の予定が押してくるというのならまだわかるけれど、朝一番でこれはナイ。早朝、野外での待ち合わせ。私が編集者なら、もし予期せぬ事情で1分でも遅れそうなら事前に電話するなー。
編集者が悪びれず現れたので、怒る気にもなれず、曖昧な笑顔でカメラにおさまる。あんまりブスっとしていても、読者に「ブス」と思われるのはワタシだし。(笑)
最初の依頼から、大丈夫かな、という感じだったので、そこでピンときて断らなかった自分の感覚が鈍っている、と反省。だって「○○を撮影するにはどこに許可がいりますかって」それを調べるのが編集者でしょう。考えてみれば可笑しい(笑)
他も何かとゆるゆる。普段から「これが普通」で進んでいるんだろうなという様子。
この東京の某出版社、つぶれなきゃいいけど。
なんて、嫌みの一つも言いたくなるね。

イラッとすることもあるけれど、ゆっこちゃんが褒めてくれたりしているので
気を取り直して、練習しよう!と思います。

今日のお昼ご飯。
隣のおじさんが貸し農園で作っているプチトマトを大量にいただいたので、ぐつぐつ煮て、トマトソースにしました。ちょっと酸っぱく、夏らしくて美味しかった。
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ブライトンのデザート

毎年恒例、ブライトンでのコンサートが終わりました。
心配された台風の影響もなく、たくさんの方にお越しいただきました。
ありがとうございました。
初演の「金魚の片想い」メインのウェーバー「コンチェルティーノ」、アンコールの一曲目が初めて弾く曲だったので、ふうっ、て感じです。

特別のデザート。
シロフォンにちなんで、言葉遊び「シロいシフォンケーキ」。
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初演曲にちなんだ五線の上の「きんぎょ草」。
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木琴の上を走るマレットのイメージ。
夏らしいマンゴのお菓子。
どれも、美味しくかわいらしいものでした。
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パティシエ前田さん、ありがとうございました!
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ピアノの西脇千花ちゃんのファンが増えているような手応え。
今回で、当摩ファンもできたようで、嬉しい限り。
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ワタシ、小さい(笑)

明日はブライトン。

今日、締め切りの原稿を入稿し、ほっ。
よく考えると、京都のことや着物のことなど、生活に根ざしたテーマの原稿依頼がほとんどで、音楽については、数えるほど。
今回は、おすすめのCDについて書きました。
メイン1枚プラス3枚のCDを紹介しています。
ツウザキさんのも1枚マスト!という編集部のうれしいお心遣いだったのですが、これをいれるバランスが意外にむずかしかったです。(笑)でも、しっかり入れさせていただきました!
『クロワッサン』8月25日発売号です。

明日は、ブライトンでのコンサート。
今日は、千花ちゃんと当摩さんも来てくださり、リハーサル。
今回、当摩泰久さんの「金魚の片思い」は、初演。
楽譜を見て想像していた音が、実際に鳴る瞬間は、わくわくします。
明日は、金魚をエレガントに泳がせたいと思います。
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おやつには、当摩作品にちなんだ千花ちゃんのおもたせをいただきました。金魚が泳いでいます。
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今、京都は雨は降っていませんが不気味な風が吹いています。明日台風がふといなくなるとよいのですが。
20時スタートです。是非お出かけください。



長刀鉾

いつもは五条通りのフレスコ(というスーパー)に行くのですが、今日はそろそろこんな時間かなと四条通りのフレスコへ。
ちょうど人波があったので、新町通りをのぞいてみると、ちょうど向こうから長刀鉾がやってきました。
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この細い道を通り抜ける巡行の帰り道、臨場感があっていいですね。
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お祭りだから。

実は切羽詰まったいろいろがあるのだけれど...
お祭りだから。
野菜の陰に鱧の天ぷらあり。
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鮎ご飯。
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ところで、これって甘くない?
「すくえなくても金魚あげます」
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屋台で、かなり斬新?!なディスプレイを見つけました。
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同じ品物でも、几帳面な店主の屋台は、こんなディスプレイ。(笑)
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実際に売っているのは、こんなきゅうりでした。
明日は、巡行。
熱中症に注意!です。
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そうだ、京都に住もう。

永江朗さんの新刊『そうだ、京都に住もう。』(京阪神エルマガジン社)が発売になりました。
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文章の中に「通崎睦美さん」「通崎さんのお父さん」までもが登場していて、うれしはずかしな感じです。

で、8月28日に四条河原町のFUTABA京都マルイ店にて、永江さんのサイン会&対談トークショーがあります。
対談のお相手は...
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えっ、ワタシです。(笑)

ツウザキさんの京都長屋再生術

本日から、毎日新聞にて「ツウザキさんの京都長屋再生術」連載がスタートしました。
月に1回、6ヶ月続きます。
こんなに大きなスペースです!
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右上、タイトルのカットは、谷本さん。
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記者の澤木さんと打ち合わせの際「谷本さんが描いてくれます!それが一番いいと思います!」と強引な提案をしてしまいました。(笑)
谷本さん、シゴトを増やしてすみませんでした。
次回は、8月11日の掲載です。
お楽しみに。
毎日新聞の澤木さん、引き続き楽しみにしております。
よろしくお願いいたします!

ヤスコちゃんのバッグ。

レッスンにきているヤスコちゃんがご主人の転勤で、広島に引っ越すことに。
さみしいなー。
先日、お世話になりましたって、手作りのバッグを持ってきてくれました。
私のマレットスタンドの箱が崩壊寸前なのを見るに見かねて作ってくれた(笑)心のこもったマレットスタンド用のバッグです。
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この手縫い部分が泣かせる。
いや、ほんとに泣かせる。
かわいくて、いい味出しています。
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ワカレのつもりで話していると「えー。センセイ、広島から来ますよー」って。
なんだか、うれしいねー。

鉾建て

昨夜は、遅くまで鉾建てが行われていました。
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うちのあたり、いよいよ渋滞の始まりです。(笑)
今年は、祇園祭宵山、巡行と週末にあたるので、すごい人手になるでしょう。

今日は、黄瀬さんとかつくんが、365最後の出勤。
建具に引き手を付けてもらいました。
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玄関チャイム「ピンポン問題」もなんとか解決し、電池のカヴァーを黄瀬さんに化粧してもらうことになりました。
あと、玄関の扉を残すのみです。
これは、まーくん製になる予定。

20日のブライトンでのコンサート。
この日のデザートが、演奏とコラボ、ということになっているのですが、こちらのリクエストに応えて試行錯誤を重ねてくださっているようで、楽しみです。それにしても、ブライトンのコンサートは今年で第16回。初回から毎年出演しているから、今年で16回目。実感があるような、ないような。



そういえば

さんざん、食事ネタを書いているけれど、そういえば朝食については、書いたことがなかったような。
うちは、毎朝パンとコーヒーです。
京都のパンの消費量は全国一!ですからね。

今日は「生きている珈琲」のコーヒーが楽しみで早起き。
気がつけば10年以上使っているマグカップにコーヒーをいれて飲む。
美味!
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ブランジェリー・マッシュ・キョウトのベーグル。
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にんじん、カリカリ。
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最近、いろんな方から家庭菜園でとれたお野菜をいただくので、何も買わずに生活できそうです。(笑)

生きている珈琲

スターバックスはそこそこ利用するけれど、でも、スタバのコーヒーはちょっと苦手。なので、スタバに行くとtazo teaのカモミール・ブレンドを頼むことが多い。
この写真は...長崎空港のスタバ(笑)
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ところで、今日、はじめての喫茶店に入りました。
なにやらこだわりの珈琲屋さんらしき看板が目にとまり、今朝でコーヒー豆がなくなったことを思い出したので。
その名も「生きている珈琲」。
四条通り、富小路と麩屋町の間、北側の地下にあります。

四条界隈は、ゆっくりできる喫茶店が少ないといわれているけれど、ここは図書室的にものんびりできそう。
時間がなかったので、豆だけ買って帰りました。
お店のお兄さんの説明ぶりに「あー珈琲が好きなんだろうな」という気持ちが伝わってきて、好感がもてました。
明日の朝が楽しみです。
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七夕

今日は、七夕なのに、雨です。
おうちで、星形のクッキーを焼いてみました。
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うそ、うそ、うそです!
たまには、そういうかわいいことを言ってみたいなー、と思いますが(笑)
いただいたクッキーをぱくぱく食べただけです。
あー、美味しかった。

今日の夕方は川島テキスタイルスクールで講義。
テキスタイル専門の学校で音楽家がテキスタイルの授業をするというのも可笑しな話ですが...(笑)
学生さんは、浴衣姿でした。
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教務の美女お二人が、なんとメテユンデをステキに着こなしてくださっており、感激。
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担当の野田涼美先生、お世話になりました。

授業で戸矢崎さんの帯をみんなに見せて説明して、家に帰ったら、戸矢崎さんから新作帯の図案が届いていて、びっくり。かわいいボタン柄、いい感じです!




コンクリートのマリンバ?!

神戸のマリンバ奏者佐藤梨栄さんより、コンクリートのマリンバを演奏されるとのご案内をいただきました。7月13日、午後2時と4時。JR大阪駅ノースゲートビルの2階アトリウム広場。
詳しくは、コンクリート工学会のHPで。
コンクリートのマリンバを作ろうと思った人と会ってみたい(笑)


金魚

365は完成したの?と尋ねられるのですが...
もう一息です!
ほとんど出来ているのですが、あと棚とか細かいのがいくつか。
川合さん作の拭き漆電話台とか、黄瀬さん塗装の鍵とか、ステキです。
母用に、介護用ではなく、煤竹の手すりもつけているので、またそのうちに紹介します。

ところで、365の建具。
引き手を見つけるとか言っている間に、日が経ってしまっていたのですが、今朝方「東寺にある!」という夢をみて目覚め、早朝、第一日曜に開催される東寺のがらくた市に出かけました。
家にあった2つの引き手がイメージにぴったりだったのですが、4つ必要なのでこれはつけられないと諦めていました。
しかし!
同じのが2つ、見つかりました!
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ちょっと傷があるけど、使っていたら傷くらいつくから、まぁ、いいか。
京都で有名な「室金物」でこの調子のものを4つ買うと、5万円くらい。私は、一つ500円で手に入れたので!(笑)
ちゃんと銘(というか店名)も入っています。

ついでに、夏らしいおちょこ、金魚の模様のを買いました。
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なます皿もお揃いで。
雑器が増えていきます。
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7月です、祇園祭です。

7月になりました。
先日から、祇園祭のお囃子の練習が始まっています。
鉾町によってちがいますが、鉾が建つまでの間、町内ビルの一室で練習されている町もあります。
おそらく建物内の反響が大きいからでしょう、鉦など、本番よりもよく響いて大きな音がします。
同じお囃子でも、サウンドが、ちょっと現代的に聞こえるのが面白い。
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一年の半分

6月30日。
あっという間に一年の半分が経ちました。
今日は、水無月をいただく日です。(って京都だけ?)
水無月の△は氷を表しています。あづきは邪気払いですね。
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ところで、367用にようやく手に入れました。
これ。
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これからは、複数のお客さんにもスムースにコーヒーが入れられます。いままで、お客さんがあると、あわてて、自宅に走っていたので。(笑)
無難な白がいいか、でも白はかえってういてしまいそうだし、茶色はなじみそうだけど中途半端かな。サイズと形はどうしようと、呻吟すること数ヶ月。(笑)
うん、結構かわいいと思います、と自画自賛。

もひとつところで。
先日、雑草のことを書いたら「かわいそうだけれど、迷わず引っこ抜くべき」とご教示いただきました。ありがとうございます。
なので、迷わず引っこ抜きました。
367初の雑草のみなさんには、並んでいただき、記念撮影をしました。
さよなら、雑草。
kusa.jpg
で、今度は、版築の壁が少しみどりになっているのですが、これは苔でしょうか?
わたしはどうしたらよいでしょうか。
よろしくお願いいたします。

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メテユンデ2011

まだ6月なのに、すっかり真夏のような日差しです。

夏といえば、ゆかた!です。

遅くなりましたが、以下、メテユンデ2011年のお知らせです。

今すぐなら、祇園祭に間に合うかも!

是非、今夏「あなただけの!メテユンデ」をお楽しみください。


2011年のメテユンデは「おあつらえ」です。

「他にはない花火の柄のゆかたが欲しい」「昨年買ったゆかたを新しい帯一本でがらっと違うイメージに着こなしにしたい」そんなちょっとわがままなご要望にお応えします。

ゆかたはインクジェットプリント、帯は西陣織の半幅です。

谷本天志、戸矢崎満雄、アーティストをご指名ください。

 

お問い合わせ meteyunde@j-spirit.com

 

 

ゆかたは、女性用・子ども用、帯は女性用半幅帯、男性用角帯。

ゆかたのみ、帯のみのご注文も承ります。

浴衣の生地は綿100%、縫製は京都にてミシンと手縫いの併用です。

S/M/Lの対応となりますが、別途料金にて細かい寸法指定でのお仕立ても承ります。

帯は、絹100%の西陣織です。同料金にて多少の長め、短めにも対応できます。

 

欲しいゆかた、帯のイメージをお聞かせください。

例えば、

「黒地で百合の大胆な柄のゆかたがほしい」

「小柄で子どもっぽく見られる私を少しおとなっぽく見せるゆかたが欲しい」

「帯だけ、さりげなくカレシとペアにしたい」

 

等、できるだけ具体的なご要望をお伝えください。

お写真などご要望に関する資料をお送りいただけると、よりご希望にそぐったものを提供できるかと思います。

 

1→柄と納期に関するご要望をお聞かせいただき、受注可能と判断した段階でご注文成立。お支払いをいただきます。これ以後のキャンセルはできません。

2→デザイン案を見ていていただき柄の検討、決定。

3→商品完成後、納品。

 

納期は、通常1ヶ月ですが、ご希望にそうよう、スケジュールを組むことも検討可能です。着用希望日をお知らせください。

 

ゆかた仕立て上がり 63000円(税込み)

帯 31500円(税込み)

版築前に

367のちいさな庭に、こんなのとか
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こんなのが、
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芽吹いていました。
これを雑草というのでしょうか...
とった方がいいのでしょうか...
せっかくなので、摘んでしまうのはかわいそうな気がするのですが。
私はどうしたらいいのでしょう...

アンティークの日傘

ずっと前に購入したアンティークの日傘。
一部ほつれていたので、張り替えようかと、先日、近所の手作り傘屋さん「Satou」へ。
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土日だけ開いているこのお店。
いつもは奥さんがおられるのだけれど「細かいことがわからないので」とのことで、昨日は職人さんであるご主人がわざわざお越しくださり、張り替えについて、説明してくださいました。
この傘は、こういうところとか、
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こんなところも、
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「傘屋さんも、感動!」という代物なのだそうです。なので、結局、ほつれのみ補修してそのまま使うことになりました。
その代わりに、そこまで貴重というわけではないけれど、そこそこ味のある傘を張り替えることにしました。


傘の布地は真っ黒にして、外側にミシン目ステッチを3本入れてもらうことに。で、家から糸を持ち出して色見本としてお渡しする。

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普段は「まっすぐが命!」の傘の三巻加工をされている佐藤さんですが、今回は、少し遊びのあるラインで、とお願いしました。最初は「やったことがない」とおっしゃっていたのですが、今回初挑戦してくださることに決定!

おまかせとか言いながら、4ミリと6ミリの幅で、2本は、まっすぐ、一本だけ少し回転させてということになりました。
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生地が傷んだら張り替えがきくので、よい傘の骨は、代々使えるそうです。
みんなに傘を大事に楽しく使って欲しいという思いなどもお話くださり、楽しい時間でした。

うちの家業も、風呂敷のはしっこの三巻加工をしているので、傘のはしっこの三巻加工職人佐藤さんとは、とても話が合うような気がしました。

直線がこだわりの職人さんによる曲線が楽しみです!(笑)

宴会場?!

最近、367がコンサート後の打ち上げ会場になっています。
西邑さんも聴きに来てくれて、その後、打ち上げの準備まで手伝ってくれて、ありがとうね。
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あっという間に、23時を過ぎ、それから絢ちゃんが洗いもの、楽器の組み立てまで手伝ってくれて、解散は25時でした。こちらも、ありがとうねー。
裕子ちゃんもですが、絢ちゃんもよく気が利きます。
お嫁さんにいかがでしょうか。(笑)

年3回お引き受けしている茶道資料館でのコンサート。
次回が最終、11月25日を予定しています。




タイトル

平岡養一関連で、新しいレパートリー。
平岡自身が
「日本狂詩曲」貴志康一・平岡養一
と記している作品。
よく考えると、果たして、これが正確にこの曲の成り立ちを表しているかどうか。

楽譜には
NIPPON RHAPSODY
from the original music of Koichi Kishi - as conceived by Yoichi Hiraoka
Arr. by Hans Spialek
と記されている。

調べてみると、平岡養一がヴァイオリンの辻久子が弾く貴志康一作品にピンときて、楽譜を借り、いくつかの作品をつなげて木琴用に自身でアレンジした。それをHans Spialekが木琴とオーケストラ版にアレンジした、というエピソードがある。
うーん。
このエピソードも踏まえて、この曲のタイトルと作曲・編曲者を日本語で書くと、どうなるのだろう...
オリジナルの楽譜も検証しながら、実際に誰が何を行ったのかを、考える。

貴志康一に「日本狂詩曲」という、この作品は存在しないのだから貴志の作曲ではなく、
「日本狂詩曲」〜貴志康一作品による
と記載するのが、正しいのではないか。
で、conceived by とあるので、おそらく平岡がアイディアを出して、それを譜面にしたのが、H.スピアレク。
だから、平岡養一とH.スピアレクの共同編曲となるのでは?

この結論に至るまで、結構時間がかかりました。
「日本狂詩曲」〜貴志康一作品による 平岡養一・H.スピアレク編曲
と書くことにしました。

平岡とスピアレクの間は「・」がいいのかな「/」がいいのかな、とまだ考えているワタシ。

8月27日の岸和田でのプログラムは、1部、2部、それぞれの終わりに「日本狂詩曲」と「ハンガリアン狂詩曲」をもってくる構成を考えました。
コンサートのタイトルは1932年の建物で1935年の木琴を弾くので「1932×1935」。
どうかな?


台車デビュー

今日の本番は、楽器の搬入経路がややこしそうだったので、367常設の「My台車」(左手前)を積んで行きました。
ばっちり活躍しました!
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絢ちゃんも、セッティングからアイロンあてまで、ばっちり活躍してくれました!
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本番の後、平佐さんと。
仕事のご用命はヒラサ・オフィスまで!
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この頃、食べ物に癒されています。(笑)
以前、野田さんに「食い気に走ったら終わり」と注意されました。
この間、田村&八尾さんとの海老。
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その後「うえと」
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パンチの効いた新生姜のカクテル。

今日は、絢ちゃんを強引に誘って全家福で「イカと季節野菜の炒め物」他いろいろ。
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先日は、西邑さんがリハーサルを聴きに来てくれて
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「現場」の分まで持ってきてくれたデザートの差し入れ。
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明日の本番、西邑さんアレンジのビートルズなどを弾きます。(満席。受け付け終了)
なんか、いいこと書いてくれていて、がんばらなくちゃという気分。

ここのところ、キャプション隅々まで読み込んでくださった記者さんの嬉しい取材があったり(右は編集者・神野さん)
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美味しい物をいただきながら、日々、駆け抜けています。
あっという間に日が経って、この間は、祇園祭のお囃子の練習が聞こえてきました。もうすぐ、7月か...
温泉でも行って、のんびりしたいなー。

力持ちっす。

この週末、自宅1階に置いていたモノ、いろいろ、処分しました。
私は、幼稚園の時「小学校に行っても勉強机はいらないから、ピアノ買って」と言ったらしい。
で、ピアノは買ってもらったけど、ほんとに勉強机を買ってもらえませんでした。で、しばらく、ちゃぶ台で勉強してました。(笑)でも、5年生くらいになって、かわいそうだと思ったのか、机を買ってもらえることになりました。
それで、子どもっぽいのはいや、ということで選んだ机。引き出しの上の板を手前に引っ張ると板が出てきて机になるタイプです。これも、行き場がなくリサイクルショップ(=ゴミ処分)へ。
さようなら。
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古い本箱も、さようなら。
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お兄さんが処分料を値引きしてくれたので、運ぶのを手伝ったら「おねえさん、力持ちっすねー」とびっくりされました。はい、マリンバの低音パイプよりは軽いですから。(笑)
日曜日は父の日ということで、姉も来ていたので、今井のお寿司。
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ピンポーン。

改装時に荷物を置かせていただいているお宅との約束期限がせまり、正式な引き渡し前ですが、とにかく引っ越しをスタートしました。
今回も、古建具の仕立て直しは、まーくんが担当。
ばっちり仕上げてくれています。
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引っ越しは、谷本さんと黄瀬さんも手伝ってくださり、ありがたい限り!うちの親は「もったいない...」と連発してました。(笑)

なかなかよいもの、だけどシミが出ていた箪笥もきれいに磨いて塗装してもらって、生まれ変わりました。
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昨日の大きな問題は、チャイムの音。
うちは、家業で動力ミシンを使っているし、私はマリンバを弾いているし、で「こんにちは」と言われても、聞こえないため、玄関を開けたらチャイムが鳴るようになっています。家業の関係で出入りがかなり頻繁なので、いちいち施錠しないのです。
それに加え「フツウのお客さん」がフツウにチャイムを押された時にも、もちろん鳴ります。
で、その鳴る範囲が1階と2階。
これが、電気系統的には、意外とややこしいのだそうです。なので、チャイムの機種の選択肢が少ない。

音を聴いて、びっくりしました。音楽がなるのです。
思わず「フツウのピンポーンでいいんですけど」といったのですが、それがない!
えっ?!
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一応「ピンポンコール」というのもあるのですが、これが「ミシー、ミシー、ソ♯ミー」となるので、うるさいのです。
パナソニックさん的にはさわやかな音色なんだと思いますが...
なにがうるさいか。
つまり「ミシー」だけの繰り返しだと、まだチャイム=「合図」としてとらえられるのだけれど、それがソ♯ミーと進行することで「ホ長調のⅠ」の和音が鳴り響くことになり「合図」ではなく「音楽」となるのです。
「そんな理屈を言うあんたがうるさい」と言われそうですが、音楽をやっている人ならわかってくれるはず。
メロディーコールというのは「ファ♯レラレミラー、ミファ♯ミラレー」とフツウにコンビニでもなっているメロディー。接続のテストをしているだけで、気が狂いそうになりました...(苦笑)
私は「ピンポーン」あるいは「ブー」だけが、いいです。
たしか、平林さんがパナソニック合唱団の伴奏をしていたはずなので、是非チャイム開発部長(そういう人いるのかなー)に一言、言っておいていただきたいものです。「好みに合わせてメロディーが切り替えられるって、好みがないから、むりむりむり。」
パナソニックさんの今後の開発に期待しつつ、とりあえず、電気屋「ホリテック」さんには、パナソニック以外で、違う物を探していただくことにしました。お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

自宅改装完成間近

ここのところ連日、夜9時、10時まで仕事してくださっています。
今日も、かつくんと黄瀬さんのコンビで仕事が続いています。
もう、完成間近です。
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玄関から見て、手前が家業の仕事場、トイレで仕切って奥が両親の寝室、その奥にミニキッチンと、ミニミニシャワー。トイレは寝室からでも仕事場からでも出入りできるように扉がつきます。
トイレの壁の紅殻の赤がきれいです。さすが谷本画伯!
お気づきでしょうか。壁のラインが斜めです!

ところで「佐世保バーガーは美味しかったですか。」とのメールをいただいております。(笑)
はい、美味しかったです。昼間にあいているお店ということで推薦していただいたヒカリ。おそらく、ハンバーガーという食べ物を20年くらいぶりに食べました。(笑)


佐世保にて、えっ!

佐世保の講演。
プロジェクターとMacの接続に不安があったので、先方の機器の写真を送っていただき、それをヨドバシカメラのお兄さんに見せて、DVIアダプタを購入し、持参したのに...
なんと、繋がりませんでした。
とほっ。
でも、Winをお借りして、データを移し替え、無事終了しました。
Macを持って行って何度か繋がらなかったことがあるので、念には念を入れたつもりだったのですが、やはりだめでした。でも、繋がらなくてもあせらない、というところに自分の成長を感じました。(笑)なんでも経験です!
アルカスSASEBOの石松さん、伊藤さん他スタッフのみなさん、ありがとうございました!
プロジェクターのテスト中。
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終了後は、アルカスのエグゼクティブプロデューサーの田中さんと佐世保文化協会会長の小西さんとご一緒させていただきました。
元NHKと元講談社編集部というおじさま二名。桑原武夫、貝塚茂樹...梅棹忠夫...と京都学派の話などで盛り上がる。私は聞いていただけですけれど(笑)楽しく美味しい時間でした。

翌日は、一人で佐世保を探索。
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こんな雰囲気の市場があって、おいしそうなものがいろいろ売っていた。
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京都ではあまり見かけない、新鮮そうなホルモン系の肉やさんが、多いように思いました。あと、鯨肉。京都とは「肉の文化」が違うな。

で、街を歩いていたら「ツウザキさん」と講演を聴きに来てくださっていた方から声をかけられ、美味しい佐世保バーガーのお店を教えてもらう。
夜しか開いてないけど、ここが一番美味しいですって。(笑)確かに、聞いてなければ通り過ぎてしまいそうなお店です。来年3月に演奏会で行った時、平林さんと一緒に出かけたいと思います。
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曇り空だったけれど、少しのんびりしてリフレッシュしました。
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帰りの飛行機は、女子高、修学旅行生の団体と乗り合わせる。私はなぜか、一番前で先生の隣の席。引率しているみたいで可笑しかったです。


岸和田1932年の建物でコンサート

8月、岸和田市立自泉会館での木琴コンサートのプログラムを決めないといけないのに、なかなか決められません。もう決めないと、さすがにまずい。そう思い続けているこの数日、特にこの一日、でした...
今回初めて、平岡養一も弾いていたらしい、ウェーバーのクラリネットのための小協奏曲をピアノ伴奏で弾いてみようかと思っているのですが、他の曲との相性がむずかしい。そんなことを考えていると、すぐに時間が経ってしまいます。

自宅の改装は追い込み。
みなさん、暗くなるまで残業ありがとうございます。
こんな色の相談。
さて、何がはじまるのでしょう!
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そんな合間に、明日の講演、黄瀬さん製のスイッチプレートの写真がなかった!と367に写しに行ったり。
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なんとなくバタバタしているけれど、明日の佐世保は、忘れ物がないように!と言い聞かせています。(笑)

佐世保のイメージ?!

火曜日は佐世保で講演なので、着物の用意。
講演をするのに着物で来てくださいと頼まれたわけでもないけれど、チラシは着物を着た写真だし、話題も着物なので、やっぱり素直に着物かな、というところ。
「佐世保のイメージで選びました!」
と見せたら、現場の谷本さんと黄瀬さんは「ん?」
佐世保なら、軍艦とかじゃないですか...と言われたのですが、軍艦の着物は持っていないので、海のイメージで許してください。(笑)
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帯や小物もセットして、半襟をつけます。
お裁縫は大嫌いです!
自宅の隣は、裁縫塾ですけど(笑)
でも「待ち針」という言葉はスキです。
針を、じっと待つ、針。風貌もかわいらしいし。
自分とは正反対のキャラクターです。(笑)
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367の鬼門の南天に花がさいて、ハチがたくさん来ていました。
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本日、塗り
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塗り
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のお二人には。

近所の餃子屋さんの餃子を定食で。

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作業が終わってからは、京都では有名な古い建具を扱っているお店、井川建具店さんの倉庫におじゃましました。
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これ、全部「戸」です。これの何倍もあります!

ヴィヴァルディの四季

平佐さんより、弦楽合奏との仕事。
ヴィヴァルディの「四季」から「2つの季節」を木琴で演奏可能かどうか、との問い合わせ。
えっ、弾いたことない。
弾けないものを弾けるというのは詐欺だけど、こういう場合「弾けません」あるいは「弾きません」とも言いたくないわけで...
耳馴染みはあるけれど、実際弾いたことはないので、まずはあわてて楽譜を購入して、弾いてみる。
原曲はヴァイオリンなので、ヴァイオリン独特の技巧の見せ場をどう処理するか少し問題はあるけれど、うん、なんとかなるかな、という感触。
一緒に舞台にのっている弦楽器の方々は、イヤというほどよくご存じの曲なので、そのみなさんの前でソロを弾くというのは、イタリア人が日本人を招いて「茶会」をするようなもの(笑)
でも、ちょっと今日弾いていると、木琴なりの魅力を出せそうな気がしてきたので、明日もう一度「季節」を検討して、お引き受けします、と返事するつもり。

今日の現場は、かつくんと黄瀬さん、谷本さん。
アスパラガスがあったので、ベーコンとレタスとマイタケと炒める。
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今日のイスは脚立じゃなくて、一斗缶。
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ご飯にのっているのは、満永さんの手作り。奄美のピーナッツみそ、です。
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黄瀬さんは、壁の下地。下地が美しく、上塗りするのがもったいないよう。

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今日の谷本さんは左官屋さん、です。かつくんが「さすが」ってつぶやいてました。
「さすが、左官屋さん!」じゃないですよ(笑)
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香港庭・萬楽

写しながら、おいしそうに撮るには絶対無理、と思っていました。
やっぱり無理でした(笑)
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昨夜、大学での講義の後、香港庭・萬楽にて、浜名湖の海苔と白子を使ったお料理、その他いろいろをいただきました。
中華料理に詳しいわけではないですが、素直に上品なお味で、美味しい!と思いました。
気取ってなくて、気が利いているという味付けには、なかなか出会えません。

現場など。

日が暮れるまで、現場のみなさん、ものすごい勢いで仕事してくださってます。
新築ではないので、細かいところのおさまり、その都度相談しながら。
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私も、毎日いろいろ。
昨日、今日と、リコーダーの本村さん、来宅。
10月のコンサートでは、木琴とのデュオで、バロックの小品(10分弱)と野田さんの新曲(12分ほど?)をお願いしています。今回は、その選曲と野田さんの新曲スケッチを試す。
リコーダーには、ソプラニーノ、ソプラノ、アルト、テナー、バスといろんな種類があって、それぞれに、一番きれいに鳴る音域があるので、そのあたりと音型の相性などをチェック。野田さんも、リコーダーの曲を書くことってそうそうないですからね。
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タイトル決まり。

10月13日、京都府立府民ホール「アルティ」で京都音協主催のコンサートがあります。
そのタイトルを、この1ヶ月くらい、なんとなく考えていたのですが、そろそろ締め切りとなり、気合いを入れて考えました。
思いつきました!
「木琴文庫」(モッキンブンコ)です。
今回は、クラシックの古典から現代曲(新曲)そして、気軽に楽しめるタイプの曲まで、好きなものをいわば無節操に並べる、というのがコンセプト(?!)。
文庫というのは、もともと蔵書蔵、そのコレクション。ちょっとした大事な物を入れる小箱も文庫(手文庫)といいます。
蔵書棚や、手文庫から好きな曲をひっぱりだしてきて、順番に演奏するっていうイメージ。
通崎睦美コンサート「木琴文庫 vol.1」ということで。

今日現場で、アイディアを披露したところ、谷本さんと黄瀬さんに「いいと思います」と言ってもらったので、決めました(笑)
チラシのデザインは、もちろん、谷本さんです!

脚立

今日はお約束のカレー。
サラダは「そらまめとパプリカ」オレンジのドレッシングでさっぱりと。
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三人がお行儀よく、脚立に腰掛けている食べている様子が、ほほえましいです。
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365・367

今日は365の引き渡し日!
しかしっ!
改装なので、壁や天井をめくると思わぬ物が出てきたりで工事が二週間伸びることになりました...。
今週末は、土日返上で工事が続きます。
今日は、壁の下地、パテ埋めの作業に、贅沢にも、黄瀬さんと谷本さんが出動!
すみません...
明日も、とのことで、今カレー作ってます...

パテ状態の壁はかわいくて、スキです。(笑)
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夕方は、367が新聞社の取材を受けました。
谷本さん、壁の成り立ちを説明中。
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なんと、367について、6回の連載が組まれる予定です!
詳細は情報解禁になったら、お知らせします!

講義の用意

先日、カメラマンの平野さんと「講義」の話で盛り上がる。
で、結論「講義はライブだ!」ということになりました。

でも、電話を切った後、私のはライブ過ぎるのではないか?!と反省して、今日は半日かかって資料の作り直し、一人撮影大会をしました。

で、何を撮影していたかというと...
これは現代美術作家草間彌生の「パンプキン」です。
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これは、草間彌生デザインの銘仙着物の柄です。
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というのは、冗談です(笑)
というような話が、特にデザインや着物に興味のない人にでも「へぇ〜」と言ってもらえるようにするための、資料作りです。
疲れた...
おおよそ3分の2まで進んだかな。
とりあえず、撮影を一段落して練習しようと思ったら、一時間も寝てしまいました....

マナビィ

今日は、京都市教育委員会の社会教育委員会議。
前回、議題になっていた、生涯学習のパンフレットのデザインを検討。私としては「谷本さんにお願いすればどうですか」と言いたいところですが(笑)おとなしく、出てきた中で検討する。
前回は、デザイン事務所から、いろいろと新しいキャラクターがプレゼンされていたけれど、ふと目にとまったハチの絵が結構よくて「新しいの考えなくて、今までのコレでいいんじゃないですか」と言いました。
聞いてみると、これは生涯学習のキャラクターで「マナビィ」。石ノ森章太郎のデザインなのだそうです。やはり、それなりのなりたちがあったんですね。
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今日、いわれなど、聞いたのですが、3本の触角は「学」の字の冠の「ツ」を表している。なるほどー。よく見ると、壺のもようもマナビィの「M」ですね。
で、この壺にはいっているのは、蜂蜜ではなく「マナ」なのだそうです。「マナ」とは旧約聖書「出エジプト記」にでてくる食べ物。イスラエルの民がシンの荒野で飢えた時、天から降ってきた食べ物を「これは何だろう」と言った。その「これはなんだろう」を意味するヘブライ語が「マナ」なんだそうです。なるほどー。「これはなんだろう」という探求心は、まなびの基本です。
で、家に帰って、早速「聖書」を開いて、出エジプト記を読んだところ、たしかに第16章に出てきました。「コエンドロの実のように白く、その味は密を入れたせんべいのようであった」。コエンドロとはコリアンダー。どんな味がしたのでしょう。
個人的には「マナ」と「まなび」を掛け合わせる言葉遊びのようなこと大好きですが、よく考えると特定宗教に通じるものをこういうキャラクターに忍び込ませていいのかなぁと素朴な疑問がわいてきます... 思わず、調べてみましたが、石ノ森章太郎さんには戒名があるので、キリスト教信者じゃなさそうです。(笑)



事件?!

367で事件がおこりました!
ん?かつくん?
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かつくん、だだだだいじょうぶでしょうか....
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「だいじょうぶじゃないみたいっす。井戸が生きてるみたいっす。」

一階のほんの一部分に湿気を感じ、かつくんにみてもらったところ、特定部分からの雨漏りや水漏れではなく、どうやら井戸の湿気が上がってきているもよう。
ちゃんと処理したんだけどね...
処理の前に、お祓いでお酒をまいたので、井戸が息を吹き返したのかも?!
まずは、緊急事態ではないことがわかったので、365が落ち着いてから対応してもらうことにしました。
夜の現場。
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写真がゆがんでいる?
いえ、玄関の戸を斜めに入れるというちょっとかわったデザインになっています。
今日は、黄瀬さんもヘルプにはいってくださり、天井も半分はれました。
お昼は、おうどん。
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現場はごはんもセットでね。
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明太子とかきんぴらごぼうとか、あるもの添えて、がっつり食べて、がっつり働いていただきました。

ところで、以前連載をしていた関係で、今も毎号届けてくださる繊研新聞社『季刊きもの』。今日届いた夏号をぱらぱらとめくっていると、『天使突抜367』を紹介してくださっていました。
ありがとうございます!
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きぬさや

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どっかん!と、採れたて「きぬさや」が届きました。
昼ご飯。
どうする?
いためる!

ベーコンとじゃがいもときぬさやとエリンギ。
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塩と「野菜畑のブイヨン」で少し味を付けて、マヨネーズと黒胡椒で仕上げました。
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まだまだ、あるので、同じもの作って、明日現場の息子に食べさせよう。

ところで、今日も、雨。
楽譜の整理をしています。
本棚に「怪しいゾーン」がありまして...
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事情があって、見て見ぬ振り出来なくなってきまして...
これらの封筒に何が入っているかというと。
例えば...

「とにかく林光の曲なんです、林光がいろいろなんです。」という中味?!です。
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地道にやってます。ほとんどが出版されていないコピーの譜面なので、たいへんです。
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野田さんだけでも、まだ途中だけれど、70曲以上を初演しているみたいです。
西邑ファイルも手強そうだー。高校生の頃から積み重ねてるからね。
自分のシゴトをきちんとまとめるというのが、どうも苦手で、よく「レパートリーは何曲くらいありますか」と尋ねられるけれど、よくわかりません...

お誕生日のケーキ

今日は、母の誕生日。
今は、現場に「息子」が二人いるので、大きなケーキを買ってきました。
苺のケーキがチョコレートのフリルで飾られている、エレガントなケーキです。
近所のケーキ屋さん「とむて」のもの。
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現場で食べるので、箱から出してこのままカットしてお皿にね。
ろうそくの立て方がむずかしい....
75才分のろうそく(大7+小5)を立てると、全く色気がなくなってしまいましたが、火を付けたらなんとか成り立ちました。(笑)
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ケーキ屋さんからの帰り。
天使突抜一丁目の売りに出ていた町家の戸が開いていました。
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瓦屋さんのおじさんによると、購入希望者が見学に来られているとのことでした。つぶされずに、住まわれるといいな。

と、思いながらケーキを食べ終わって玄関にいると、地図片手の二人連れのご婦人に「通崎睦美さんのお宅は...?」と声をかけられる。何度かに分けて東海道五十三次を歩くツアーで、東京から来られたのだとか。最後の自由時間「みんなは、御所などに行かれたけれど、私は天使突抜367を探しに来ました!」と。
先月出演したNHKラジオを聞かれて、どうしても来たかったのだそうです。「大阪から東京に移って40年になるけど、大阪弁しかしゃべれませーん」という「大阪のおばちゃん」でした。(笑)
「ホンモノに会えた!」と、あまりに喜んでくださるので、思わずまた367をご案内してしまいました。

男子のメロン

到来物のメロン。
現場にメロンは似合わないけど、四分の一をどかんと出せば、男子っぽいね。
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今日は玄関の仕切りが出来ていて、ちょっと部屋っぽくなってきました。
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夜、ひさしぶりに市バスに乗ったら(市バスで行けるところは、通常自転車)後ろの席から歌声が。
よく聴くと「おじいさんの古時計」。おそらく70代のおじいさんが、ちょうど聞こえるか聞こえないかくらいの大きさの声で、しっかり聴かせるように歌ってました。(笑)
「おじいさんの古時計」の次は「翼をください」。そして「さっちゃん」。なんとも、びみょーな選曲。次は何が来るかと耳をすましていたら、美空ひばりの「川の流れのように」が始まりました。
その次に何がくるか...気になりながら、降りました。(笑)



京都マルイ

もうそろそろすいているかなと、出かけたついでに、四条河原町阪急の後に入った、マルイに立ち寄りました。
本屋さんの「使い方」が面白いと聞いていたので。
なるほど、でした。
スタバでコーヒーを飲みながら「立ち読み」じゃなくて「座り読み」できるいうスタイルは、すでにお馴染みではあるけれど、デパート内のいろいろなところに、本が置かれていて、自由に読めるというのは、めずらしいかな。
フタバ書房さん、東京っぽい、って思いました。(笑)

この本屋さんの建築の棚で『ブータン伝統住居』という本を見つけました。
企画構成は、ブータン伝統住居実測調査団。千葉工業大学建築都市環境学科、古市徹雄研究室が問い合わせ先になっています。
『天使突抜367』を書くとき「版築」について、いろいろ調べたけれど、この本には行き着かなかった。なぜか...
367の小さな庭の壁「版築」はブータンの伝統的な工法なのです。この本にはたくさんの版築写真が出ています。説明をざっとみたところ、ワタシの書いたことに間違いはなかったようで、ほっ。
お金を持っていなかったので(自転車で出かける時、財布を確認せず、時々100円しかもってなかったりする....)次の機会に買いましょう。

そうそう、マルイに入っている雑貨やさんで、見慣れた刺繍のラインが。
広げて写真を写す勇気はなかった(笑)
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木部訓子さんの刺繍のTシャツや小物が並んでました。
知り合いの作品を思いがけず見つけるのは、うれしいです。

天使突抜案内

365の工事は「かつくん/まーくん」ではなく「かつくん/げんきくん」で行われています。
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この間「天使突抜367」を持って、この界隈を歩いておられたご夫婦?が、かつくんを見て「本に載っている人だ」とおっしゃってたそうです。でも、開いていたのはまーくんが載っているページだったらしい。(笑)

今日は、錦で酒屋を営んでいる、というおじさんが367を探しに来られていました。今、工事のため自宅玄関を開けっ放しにしているので、そういう方と出会いやすいのかも。
そのおじさん曰く、錦で道を尋ねられるのは「イノダコーヒー」「文化博物館」そして「天使突抜一丁目」なのだそうです。(→ちょっとおおげさだと思いますが・笑)。で、天使突抜だけ自分もわからず案内できないので、探しに来られたそうです。
と言われても...というところなのですが「音楽が大好きで、これまでに何度もコンサートに行っています。今度の茶道資料館にも行きます!」と。
こう言われると、弱いね。(笑)
つい367の中までご案内してしまいました。

京都現代写真作家展

この秋開催される、第13回京都現代写真作家展で、審査員をします。
「なぜ、ワタシが、写真展の審査員?!」なのですが、この公募展は、毎年、写真家のセンセイ方の他に、写真が専門分野ではない人が審査員に加わるそうです。
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大賞、準大賞、優秀賞、奨励賞の他「梅原猛賞」があります。
梅原先生が選ばれるのは、どんな写真でしょうか。
こちらにも、興味があります。
応募にご興味のある方はこちらまで。

竹選び

早朝、弘法さんに出かけたけれど、めずらしく買い物なし。
トピックスと言えば、NHKテレビ撮影中の樹木希林さんに出会ったことくらいかな。偶然、ディレクターが、以前ご一緒させていただいた佐藤健さんで、びっくり。「367」読んでますって、うれしい。

手ぶらで帰るのも寂しいので、昼ごはんのおかずに「しいたけ」。
1盛りを「山盛り」に、おまけしてもらった。
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午後は、かつくんと谷本さんと父と四人で、再び「竹平商店」へ。
お店は老舗の構えの大宮通り西側の他、向かいの東側にも倉庫があります。天井が高く、広くていいなーと別の部分でも盛り上がりました。周りに高層ビルが建つまでは五山の送り火が見えたという屋上にも上がらせていただきました。
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階段もいい感じ、とか。

谷本さんは、竹平商店の利田さんに「建築家さんですか」と間違われてました。(笑)
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膨大な量の竹を見せてもらって、これぞという一本を選び終え、時計を見ると、2時間も経っていました!
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長くて、車には乗せられないので、谷本さんが、かついで持って帰ってくれることに。
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重さはそうでもないけど、一人で竹をかついで歩くのは恥ずかしいかなーと思い、お伴しました。(笑)

谷本さん、何から何まで、ありがとうございました!

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毎日いろいろ。

一昨日は、神戸芸術工科大学大学院ご一行様、が367に来られました。
30名以上!なんとか入れました。
『天使突抜367』を熟読して来てくれた学生さんには「あっ、ほんもの」と喜んでいただきました!
留学生の方も数名。写真、撮り続けてました。(笑)
戸矢崎さんのブログに写真あり。

昨日は、大阪でのリサイタル。
先日、布屋さんでかわいい生地を見つけたので、田中さんにパンツを縫ってもらいました。出来上がったのが、前日。どうして、いつもギリギリ...
それは、私の頼むのが遅いからです!(笑)
だって、突然思いつくので...
共演の香織ちゃんが、このパンツを持ってくるかなと思っていたので、ぴったりでした!
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2部は、トリオでの演奏。
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ソロから始まって、デュオ、トリオ、そしてアンコールの最後はソロに戻って福島民謡「相馬流れ山」を演奏しました。
終わったら、かなりへとへと。打ち上げで、勢いよくビールを飲んだけれど、家に帰ったら体重が減っていました。(笑)

今日は、朝からレッスンをして、昼間、かつくんと父と3人で、玄関、そして室内の手すり用につける「竹」を探しに。
母に手すりが必要なのですが、介護用品ではちょっと味気ないので、竹を付けることにしました。
有名な銘竹問屋「竹平商店」。
実は、こちらの代表取締役「利田くん」とは、同級生。小学校の時、学習塾で一緒でした!
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いろいろと説明してもらいながら、あちこち見せていただきました。
こちらの煤竹は180年もの。
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変わったものも、いろいろ置いてあります。
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竹をとめる金具は、やっぱり黄瀬さん製かなー。
367はこだわったけれど、365は、そこそこに、と言っていたのにいつの間にか、こんなこと、に...ならないよう気をつけないと(笑)

365解体

今日から、自宅の一階改装工事のための解体が始まりました。
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ツウザキ家、家業の作業場「なんでもない空間」が、どのように生まれ変わるでしょうか。

解体はかつくんと、土木屋さんの神出さん。
明日は元樹くんも参加予定。
順調に進み、夜には、壁が。
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天井も。
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すっかり「現場」になっていました。

ところで、現場メシは?
ありません!
今日は、一日中練習。
そんな余裕はないので、ごめんねー。

天使突抜一丁目の町家

天使突抜一丁目の町家が売りに出ています!
土地面積75.34坪、建物面積66.19坪。
7480万です!
(すみしん不動産の新聞折り込み広告より)
壊されてまたマンションが建つと悲しいので、どなたか町家を探しておられる方、買ってください!

ただし!
すみしんに叱られるかもしれませんが...
隣のおばちゃんが、ハトにえさをやるので、鳥嫌いの方は住めません。
まず、隣のおばちゃんと交渉してから、すみしんと交渉されることをおすすめします(笑)

この間解体された天使突抜一丁目の町家と「カメラのとめはら」の跡地には、40戸のマンション「天使突抜」が建設予定です。
実は、その北隣の古家も解体されることになりそうです...
何が建つんでしょう。
なんだか、寂しいですね。



結婚式。

今日はいとこ、順子の結婚式。
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万博公園内の「迎賓館」。
「結婚雑誌」に出てきそうな結婚式でした。

私の友達は結婚率が低いし、結婚する人も豪華披露宴はしないパターンがほとんどなので、なんだか別世界に迷い込んだようでした(笑)
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披露宴は、新郎の勤務先が電通ということで、友人のスピーチなど、なにかとビジュアルにまとめてあるのが可笑しかった。ヘリコプターの中でプロポーズしたんだって。それも映像作品になってました。
新婦の勤務先は「日本生命」で、私の友達にはいない「OLさん」がたくさん。華やかでした。

華やかと言えば新婦の姉。
私の箪笥からいろいろ試着して選んだら、コレになりました。
新郎側より、親戚の数は少なかったけれど、着物の派手さでは圧倒してました。(笑)
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ケーキはお庭で。
初夏の気持ちのよいお天気が最高でした。
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明日は

明日は、いとこの結婚式。
母、姉、新婦の姉、自分と4人分の着物のセット。
着付けは、いつもお願いしている山崎さんに式場まで来てもらうことになっているので、今日うちで、持ち物のチェックをしてもらう。
姉のセット。帯揚げはおめでたく「松」。
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帯締め帯揚げなどはまあいいとして、足袋や帯枕などの小物、そしてバッグと草履...
金銀の扇子、うっかりしていました。
展覧会などが続くと、この手のセットは手慣れた感じなのですが、久しぶりだし。それに、マネキンに合わせるのではなく、相手が人間なので足袋のサイズとか...あぁーややこしぃ、でした。
山崎さんにお願いして、大正解。わがまま言って今日来てもらって、助かりました。

18日のコンサートに向けても、ひとつうまくいかなかったところが解消され、ほっ。譜面に工夫を施したら弾けるようになったという簡単なことなのですが、このような図形楽譜はソレが重要なのです。どうしたらよいか、と考えている時間の方が長い場合もあります。
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ところで、昨日、ご婦人方のお集まりで演奏...と書いてから、いつも見ているニューヨーク在住のマリンバ奏者ミカさんのブログを見ると、ミカさんもニューヨークでご婦人方のお集まり「日米婦人会」のスペシャルランチの会で演奏されるみたい。(笑)
ミカさんのエネルギーにはいつも圧倒されます。

ビートルズ。

演奏の仕事の中で「ご婦人方のお集まり」に呼ばれる、ということがよくあります。
ライオンズとかロータリーとかおじさま方の集まりとはちょっと違う感じ。

戦前生まれ中心の「ご婦人方」からは、たいてい「日本のうた」のリクエストがあるのだけれど、戦後生まれ中心の「ご婦人方」だと「日本のうた」はとりたててうれしくないのかなぁ。
そんな風に考えて、新しいレパートリーを開拓。「日本のうた」と「ユーミン」の間の世代で、多くの人が口ずさめる歌ってなんだろう、と西邑さんに相談。「ビートルズは?」ということになり、それに決定。
今日、マリンバトリオにアレンジされた西邑由記子編「Beatles' Hits」が出来上がってきました。
楽譜はPDFで、午前4時前の送信、38時間ぶりに寝るらしい...お疲れ様でした!

はっきり言って、この仕事を引き受けた西邑さんは「ミスった...」と思ったことでしょう。(笑)
「ベートーヴェンをアレンジする」のが難しいくらい原曲の原色テイストが強い感じが、料理を難しくする。と西邑さんが自身のブログに書いていましたが、確かにビートルズの曲にはそういうところがあります。
この間、東北にちなんだ曲をと思って、野田さんに山田耕筰「松島音頭」のアレンジを頼んだのですが「これは完成されているから、触りにくい。民謡にしよう」ということで「相馬流れ山」を選んだのでした。曲のレベルが高いとか低いとかそういうことではなく、アレンジに向いているか向いていないか、という曲の個性もあります。

完成したのは、8分の間に10曲がちりばめられた力作、でした。
ちょっと前に、私が候補で出したみんなが知ってる「オブラディ・オブラダ」について「ベタすぎて恥ずかしい」と泣きのメール(笑)が入っていましたが、ちゃんと最後にもってきてにこやかに終わっているあたり「シゴトしてるなー」と思いました。(笑)
裏切らないアレンジ、です。
一般の方に聴いていただける最初のチャンスは、6月24日茶道資料館(京都)、あと10月北九州でも演奏予定です。

ところで、今日はかつくん&まーくんに手伝ってもらって、365一階の荷物を、工事期間中お借りしている数軒隣のお宅へ引っ越し。ややこしい雨模様のお天気でしたが、重いモノを運ぼうとしたほんの1分ほど、ふと雨があがってくれたり、ある意味、有り難いお天気でした。
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一階、家業の仕事場がしばし2階に引っ越し。和室に置くと、ミシンに風格が。(笑)
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あっという間に

あっという間にGWも終わり、もう10日。
仕事、家の用事...合間にちょっとおよばれ、など。
お料理屋さんでは、もう夏のお野菜「賀茂茄子」がでています!
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福島より

今日は、福島より嬉しいお客さま。
この間手に入れた小さな壺にお花を入れてみる。ほんとは「名もない草花」がいいのだと思うけれど、お花は育ててないし、近くに野山があるわけでもないので、お花屋さんに。
はかない雰囲気にするはずが、賑やかになっちゃいました。(笑)
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このところ、家の整理をしていて、探していたものを発見。タンバリン!
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たしか、高校生の時に買ったラディックのタンバリン。
この間、たまたまちょこっと使うことがあって、久しぶりに「あるはず」のところを探してもなくて、焦った...
中学から20才くらいまでは、マリンバ奏者ではなく打楽器奏者をめざしていたので、実は、かなり楽器を持っています。シンバルからスネアドラムにバスドラムなど、ほとんど後輩に貸したままで何がどこにあるか、もひとつ定かでない。返さなくてもいいから使ってちょうだい、と預けたままなので。(笑)30年近く前で、タンバリンやトライアングル、カスタネットあたりの「小物」はたしか1万円〜1万5千円くらいだったような記憶。お小遣いをためて、一つずつ買いそろえていったのでした。

特に中学生の頃はクラシックの中でもオーケストラが大好きでした。クラブも管弦楽部。自分のトライアングルを手に入れてニヤっとする中学生って...
中学2年の美術の課題で作った木箱にはマーラーの交響曲第二番のフレーズを彫ってました。かなりのオタクです。
これも出てきました。
ちなみに、側面にはそれぞれ「♯」と「♭」が踊っています。
美術の才能は....なさそうです(笑)
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こどもの日

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こどもの日にちなんで...
小学校たぶん4年生の通崎睦美さん。
子どもの頃は、大柄でした!
6年生からほとんど変わっていません(笑)

それにしても「立ち方」が今と同じなのが、可笑しい。

通崎商店

367の工事も一段落し、まもなく自宅365の改修にとりかかります。
母の足が不自由になってきたので、極力1階で生活できるようにするための改修工事です。
設計は、かつくん、一部デザイン谷本さん、です。

この機会に家全体の荷物を減らしたいので、屋根裏まで整理したりしています。
たぶん祖父の代、家業で使っていたこんなものをしまっていたこと、思い出しました。
古いぼて。
ふたに書いてあるので、文字が反対?
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ところで、あまり読みなおさずに、アップすることがあるので、後で「しまった!」と思う、「国語の問題」があります。
今、昨日の記事をみると「実用的な部分はさることながら」と書いていますが、何を考えていたのでしょうね。「さることながら」じゃなくて「もとより」です。なおしとこっと。
少し前の記事、赤帽を始められた新井さんも「変身」ではなく「転身」です。(笑)

うどんすき

昨夜は姉が来ていて、久しぶり家族4人で、権太呂のうどんすきを食べる。
まず、そばの実が入った豆腐。
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うどんすきは、蛤からスタート。
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活海老が元気良すぎて、押さえ込み。さすがに、ちょっとかわいそう。でも、美味しかった。
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このお姉さん。あまりに初々しく、かわいいので、思わず「取材」。
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奈良県出身。今年大学を卒業して、権太呂に入社したそうです。
本店に行けば会えます(笑)

今朝は、東寺のがらくた市へ。
知人に会い、お友達を紹介してもらう。「あっ、ツウザキさん。西岡くんから噂はきいてます」って、どんな噂?!
展覧会のカードをいただきました。
吉田佐和子銅版画展5月3日ー15日 ギャラリーマロニエ
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買い物は「五線と飛行機」模様のコップ。
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ああ無情。

この人は誰でしょう?
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学校教育に疑問を抱いていた通崎睦美さん(小学校6年生)です。(笑)

母が引き出しを整理していると、いろいろな可笑しいものが出てきます。

一年三組の時の「かんじちょう」。
斬新です(笑)
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読書日記もおもしろい。
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姉が「ああ無情」を読んだと言っているのを聞き、てっきり「アーム城」だと思っていたので本を手に取った時は、ほんとにびっくりしました。
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マス目のあるノートは子どもっぽいと思っていた小学2年生、でした。

リアル京都

昨日、産経新聞朝刊。
ライターの高橋マキさんの連載「高橋マキのリアル京都」の中で、先日のコンサートを取り上げてくださいました。人物紹介に、さりげなく367も紹介してくださっているのが、うれしいです(笑)
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今日も、読者の方からお葉書が届きました。本のタイトルがそのまま住所なので、出版社宛ではなく、直接来ます。(笑)
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「若者」はこのブログの問い合わせからメッセージを送ってくださる方が多いので、葉書は平均的に年齢層が高いです。
先日は、一句、添えられていました。
「平岡の 愛弟子木琴奏でしは
地名通りの 天使突抜」
愛弟子じゃないけど、うれしいですね。(笑)

買い物、など。

367で使うモノ、どんどん買い物しているように見えるかもしれませんが、実はなかなか買えないモノがいくつかあります。
その中の一つが、ちりとり、でした。
なんでもないブリキのちりとりを探していたのですが、なかなかこれといったものがなく、ようやく「まぁ、とりあえずこれでいいかな」というものを選んで、買いました。
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もうひといき上等で、さらにそっけないものがあればよかったのですが、まぁ、とりあえず、ということで。
525円(笑)

今日は、パウル・クレー展を観に行く。
新緑が美しい岡崎周辺。
一般客はそんなに多くなかったけれど、どこかの美術大学の学生さんが授業で来られていたようで、ノートと鉛筆を持った若者でいっぱいでした。
40代前後の大学教員と見られる男性が、学生の質問に自信に満ちあふれた大きな声で答えていて、うるさかった。貸し切りじゃないんですからねー。クレーについての理解以前に「鑑賞態度」という点で、この大学は教員が小学生以下だな、と思った。

ところで、帰り道でみつけた、こんなボード。
普通のおうちの前に立てかけられていました。
「く」がいいね。(笑)
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天神さんでスクープ?!

今日は、25日、天神さんの市の日です。
何年も骨董市とはご無沙汰していましたが367の工事を機に、市通いが復活しています。
今日は、露店のおばちゃんに「あんた、日本に帰ってきたん?」と声をかけられました。ずっと日本にいますけど(笑)
天神さんと弘法さんとは、同じ業者も多いですが、ちょっと味わいも違うので、気分が向けば両方出かけます。でも、弘法さんの方が家から近いのでメインは弘法さん、かな。
天神さんは、業者の車出入りの規制があって、スタートが遅い。なので、私としては、7時過ぎに現地にいれば余裕、です。

今日の買い物。
夏、風格のある葛のお菓子をのせると似合うと思う、ガラスのお皿。
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かわいい盃。
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ホーロー製のちりれんげ。
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1つ100円は安い!
「10買ったらいくら?」と尋ねると「1000円」。
「はい、わかりました」(笑)

今日の買い物のメインは、5センチにも満たない壺。
たぶん江戸初期の美濃(のはず)。
自信はないけど、惚れたので、買ってみた。
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367が出来てから、こういうものに目がいくようになりました。

ところで、今日は天神さんでスクープ映像を撮りました!
全国のまーくんファンのみなさん、ごめんなさい。(笑)
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偶然に。

367のちょっとした補修に来てもらう約束の谷本さんから「10分ほどで行きます」と電話があったので自宅を出たら「ツウザキさん!」と呼び止められる。
先日、尋ねてきてくださった「赤帽に華麗なる変身をとげられた元校長先生」が昨年度まで勤務されていた境島小学校の先生でした。会議に出席するため、群馬から京都に来られた帰り道に、天使突抜に立ち寄られたらしく、367の前で記念撮影され、帰途につかれるところだったとか。(笑)
それにしても、すっごい、タイミングでした。
(隣のおばちゃんによると、よく367の前で記念撮影しておられる方があるそうです)

早速、367へご案内。
このブログもみてくださっているようで...番犬もご存じでした。
改めて、先生方、それぞれのケイタイで記念撮影。
生タニモトさんにも会えて、ラッキーでしたね。(笑)
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ところで、元校長の新井さんとは、軽井沢で知り合ったのですが、その時の演奏会の写真がヒラサ・オフィスに眠っていることがわかり、ちょうど一昨日、送ってもらったのでした。
だって、撮影は、十文字美信。
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話題は飛びますが...
東日本大震災がおこって、比較的すぐ、一冊の本をamazonで購入しました。が、かなり注文が殺到していたようで、先日やっと届きました。
やっぱり「緊急重版出来!!」の帯が付いていました。
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番犬

「番犬が心細そう...」というお声を受けて、仲間を増やしました!
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これは、アンチモニーという素材にブロンズメッキされた、たぶん昭和初期のものです。
ということは、老犬...
ですが、がんばってもらいたいと思います。
ちなみに、手のひらにのるほどのサイズです。

今日は、弘法さん。
こんなものも見つけました。
「ヴァイオリンを弾く少年」
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これはmade in Japanで、輸出用の陶器製人形。
露店ならでは、間違ったような値段が付けられていました。私が「業者さん」だったら、箱ごと買い占めて10倍の値段で販売すると思います。←それでも安い!(笑)
そんなわけで「マンドリン五重奏?!」
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着物選び

今、多くの時間を過ごしている自宅三階の部屋は、楽譜や書類のこんなカタマリがいくつかあって、動かすとわからなくなる...
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という理由で、お客さんがあるからといってすぐには片付かない状態なのですが、367は、さすがにまだ整っています。(笑)

この間は、母のお友達がお孫さんを連れて来られ、367へご案内。
「どれ着る?」と好きな着物を選んで羽織ってみました。
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かわいいっ。

この間は、従姉妹がやってきました。
随分前のメテユンデの撮影で、モデルを頼んだ順子。
5月に結婚するということで「私の嫁入り道具」のはずの着物を「嫁入り道具」としてあげることにしました。ん?
お姉ちゃんの由利子(左)は『天使突抜一丁目』成人式の振り袖選びの場面で登場しています。もう、三十才。時の経つのは早いです。
両親が、私と姉のために買っていた着物、袖を通していないものを、この姉妹に、というわけです。
どちらがどちらを着るか、試着中。
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婚約者のタカノくんも無理矢理同行させられ、撮影係になってました。
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披露宴の時、由利子が着る着物も物色。姉だけど独身という立ち位置がむずかしいなー、などと言いながら、結局私のアンティークに決定。タカノくんは博報堂勤務なので、博報堂を意識して選びました。(笑)

『京の美 都の響』

「中川一政展」を見て、その後「ギャラリー鉄斎堂」に立ち寄る。
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どこから見ても「竹久夢二」な軸。
特に好きというわけでもないけれど、なんかちゃんと成り立っている感が、やっぱりスゴイなあと思う。
すみません、えらそうに...。(笑)
でも、いつも弾き慣れた曲を弾くむずかしさを感じているので、描き慣れたものを描き続けるむずかしさというのもあるのだろうな、と思う。
だから、描き慣れた感と緊張感のバランスにひしひしとプロを感じる、というわけです。

今、鉄斎堂では、近代絵画作品展という展示販売会をやっていて、いろんな掘り出し物の絵が見られます。
これは、何かの下絵らしいけれど、鏑木清方、ええなぁー、と思う。
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ところで、とある、どうみても5万円クラスの絵に9万円の値札。鉄斎堂の川崎さんに「どうしてこれが9万円?」と尋ねると、地方出身画家の作品は、その地方の方に「郷里の画家」として買ってもらえる事が多いので、値段が高く付けられるのだそうです。リアルな話です。そういう意味では「京都画壇」が一番損?!らしい。そう言われれば、そうですね。京都出身の日本画家なんて、すばらしい先人が多すぎる...。


そんなこんなやりとりをした後、コレを読み始めました。
毎日新聞大阪本社版の文化面に連載されていた「都の美〜京都芸大百三十年」が、澤木政輝著『京の美 都の響』(求龍堂)として刊行されました。
絵に対する批評的なものではなく、丹念に取材されたエピソードが満載なので、読みながら「へぇ〜、そうやったんやー」と連発してしまいます。(笑)
ご興味のある方は是非。
やはり表紙は麦僊ですね。


キゴト

郵便局に行く。
コンサートでお預かりした563,861円(先日このブログで金額報告した後、5000円を届けてくださった方があり、その分をプラス)を振り込む。
郵便局で「10万円以上は本人証明がいる。だから「キゴトコンサート」では、本人証明がむずかしい」と言われる。何を言われているのかさっぱりわからなかったけど、木琴→キゴトですね....。
義援金は、新聞での掲載を考え、私個人ではなくコンサート名義にしたかったので「あぁ、なんだかややこしい....」というやりとりになり、つい不機嫌な顔をしてしまいました。そしたら、臨機応変な対応に切り替えてくださいました。(苦笑)

京都芸術センターとの共催事業だったので、今日「報告書」を書き、提出。
これにて、催しは本当に「無事終了」となりました。
ご協力くださった皆様、本当にありがとうございました。

ところで、宴の後、こんな状態だった芍薬。
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綺麗に開きました。
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昨日は、367に群馬県伊勢崎市から境島小学校の元校長先生がお越しくださいました。以前、軽井沢で私の演奏を聴いてくださり、校長先生から直々に熱烈オファーを受けて(笑)全校三十数名の小学校で学校公演。その際、校長指令で?!教職員のみなさん、全員着物姿で出迎えてくださったのでした。
その、新井先生です。この春、教員生活を3年を残して退職され、ななななんと赤帽を始められるのだそうです。うーん、私の周りの人は、みんな「濃い」。学校の先生としては、やることは全て成し遂げたので悔いはなく、これからは、より自由に生きられるのだそうです。赤帽の車にも憧れておられたとか?!
群馬方面の方、あるいは群馬方面へお引っ越しされる方?!「赤帽・ふるさと運送」をよろしくお願いいたします。
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その前には、平佐さんが、10月のコンサートのちょっとした打ち合わせに。
ついさっきは、西岡さんがふらっと。
西岡さんは、戸矢崎さんの本のデザインを手がけておられます。詳細は、戸矢崎さんが最近始められたブログを。

このところ、倉庫367が立派な応接室となっています。

祝・367初宿泊

京都芸術センターでのコンサート。
お昼過ぎに会場に入って、芸術センターのスタッフの方と、絢子ちゃんと、ペトロフの会の小島さんもお越しくださり、会場作り。この日は主催者ということで、みなさんのご協力を得つつ、雑務も出来る限り引き受ける。日常にない仕事は楽しいので、ついつい張り切って椅子を並べる。(笑)
演奏会は、無事終了。
かつくんや元樹くんや黄瀬さんなどなど、椅子の片付けを手伝ってくださり、有り難い限り。

その後、367に移動して「軽く」打ち上げ。
のはずが...
これは、明朝の仕事の入り時間が早い平林さんなどが帰った後。何時頃かな。
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その後、電車のなくなる人達が帰って、電車がなくなってもまぁいいか、という人達が残る。(笑)
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作曲の西邑由記子さんと、私が中学生の時から大学入試の頃までマリンバを習っていた早坂雅子さん。共に酒豪でお二人はご近所。
ゆっこちゃんと早坂さんは「本音派」なので、話をしていても楽しい。
この時点で、裕子ちゃんは、すでに367に泊まることが決定。
私もまだここでは寝たことがないけれど「地鎮祭」もしたので、たぶん「何も出ない」ということで(笑)

この状態は、午前4時半でした!
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裕子ちゃんは、せっせと後片付けをしてくれました。
気の利く弟子の存在は、有り難いです。
どなたか、お嫁さんにいかがでしょうか。(笑)
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翌朝、朝食を届けると、食器も片付け、ほうきで掃除までしてくれていました。
机も運びます!
力もあります!
どなたか、ホントに、お嫁さんにいかがでしょうか。(笑)

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打ち上げの間に、絢ちゃんに手伝ってもらって募金の集計。この、一枚ずつ袋を開けてお金を取り出す作業が、準備から演奏、打ち上げまでで、一番疲れたかもしれません。一万円札から1円玉まで、実際にお金を触りながら、お金について、しみじみと考えました。

ちなみに、今回の募金先は、いろいろと考えて、私としてはかなり思い切ってスタンダードな路線にしました。被災地の地方自治体から、直接被災者へ届くということを確認し、みなさんへ報告できるという点を考慮して、募金者の名前と金額が掲載される地元新聞、京都新聞社を選びました。
明日にでも、届けたいと思います。

快く、場所の提供から当日の音響・照明までご協力くださった京都芸術センタースタッフのみなさん、チラシデザインの谷本さん、編曲の野田さん、ペトロフの会の小島さん、楽器運搬の赤帽・山田さん、当日手伝ってくれた絢ちゃん・靖子ちゃん・裕子ちゃんとイノウエさん。そしてなによりピアノの平林知子さん!ご来場くださったみなさん、ありがとうございました。

「募金を逡巡していたのでいい機会をありがとう」という声も聞こえてきて、今日はうれしい気分です。


相馬流れ山

昨夜、野田さんからFAX。
15日のためにアレンジされた福島民謡「相馬流れ山」。
うっ、譜割がややこしい...。
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それにしても、この震災がなければ、相馬の地名も知らなかったし、この曲も知らなかったし、こうしてこれを演奏することもなかったわけで。
せっかくなので、コンサートの最後に演奏しようと思います。コンサートは通常のリサイタルと同じ約二時間です。

このペースでいくと、たぶん、明日で札留めになりそうです。お申し込みいただいたみなさん、ありがとうございます。
せっかくなので、お断りしたくない!という思いがあり、もう少し席が増やせないか、明日芸術センターの方と打ち合わせてみるつもりです。

新しい曲といえば、先日当摩泰久さんから譜面が届きました!
かわいいタイトル、気に入っています。
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この夏には初演予定です。

日々。

普段のコンサートでは、主催者さんが集客してくださるので、本番、舞台に出るまで客席の様子がわからないことも多いのですが、15日のコンサートはワタシが主催者さん、なので広報係も自分でやっています。(笑)
「こんなの行くよ」とか「行けないけれど」と、情報を受け取った方が、ご自身のブログでコンサートのご紹介くださったりして、有り難いです。
ほんとにありがとうございます。
谷本さんのインパクトあるデザインのチラシのおかげで、たくさんの方にお申し込みいただいております。受付が混み合いそうなので、受付人員、一人プラスの手配をしました!
京都芸術センターは昭和6年の建物。
素敵なレトロな講堂で、椅子を並べるスタイルなので、客席数は融通が利きます。かなりいい感じにいっぱいになっておりますが、まだ少し入れそうですので、ご検討中の方は是非お運びください!

毎日いろいろあります。
箪笥の棚の調整が必要になり、7日は黄瀬さんとかつくんが来てくれました。
これで、地震がきても大丈夫なはず、となりました。
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久しぶりに現場メシ。
メニューは「焼き魚定食」。
この日は、まともな白和えを。(笑)
アスパラガスの白和え、でした。
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8日は、バプテスト病院の理事長山岡先生ご夫妻が、完璧なる予習の上、367にお越しくださいました。
「367検定」をしたら、たぶん一級合格だと思います。(笑)
お客さんがあると、お花を買いに行ったり、お香を選んだり、そういうのも楽しいです。
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後で、奥野史子さん&ねねちゃん・たいちゃんも合流。
歩いて行ける「トラットリア・マンマ・ディ・ブー」に移動して、お食事をいただきました。
二人がかわいいから、まるで子ども好きな人、のようになってました。(笑)
「子ども好きですか?」と尋ねられ、う〜んどうだろう。「子どもでも大人でも好きな人は好き、苦手な人は苦手かな...」と思う。
ご一緒させていただいた、バプテストのチャプレン(牧師)浜本さんとは、あまりたくさんお話ししていなかったような。後から考えると、人の話に耳を傾ける職業の人だからかな、なんて、妙に納得しました。

9日は、NHKのラジオ生放送。
打ち合わせはほとんどないので、後でああ言えばよかったとか、そういうことはあるのですが...約50分、楽しい時間でした。

なんだかバタバタしているのですが、出かけたついでに円山公園。
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今年のしだれ桜は、満身創痍の様相。
なんとか、お花はつけているのですが、やせ細った感じ。
カタチにはなっているのですが、よく見ると、これは、テグスのような糸にひっかけてうまくカタチが作ってあるのです。
この桜、数年前からかなり弱っているように思っていたけど、もう寿命なのかな。
がんばっている姿が痛々しく、せつない気分になりました。





15日コンサート予約スタート

15日のコンサートでは山田耕筰「松島音頭」と、もう一曲東北地方にちなんだ曲を。
ここから探して「相馬流れ山」という民謡を選びました。
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野田雅巳さんがこの日にむけてアレンジをしてくださっています。
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アイネ・クライネ・ナハトムジークやクライスラー作品など、耳馴染みのあるクラシックの小品と共に、楽しんでいただければと思います。


現在チラシ制作中!!!
電話予約と問い合わせは、都合により7日から受付ですが、メールによる先行予約をスタートします。
入場は無料ですが、整理番号が必要です。
必ず事前にご予約ください。

通崎睦美木琴コンサート 

通崎睦美(木琴)

平林知子(ピアノ)

2011年4月15日(金)18時半開場 19時開演

京都芸術センター 講堂 

お申し込み・お問い合わせ 

(株)ジェイ・スピリット

メール info@j-spirit.com

電話  075-255-4743 受付時間11時−18時(7日より、12日は休み)

お名前、人数、御連絡先をお知らせください。

整理番号をお伝えいたします。

 

3月11日の東日本大震災。ここ京都では、直接的な被害はありませんでしたが、連日報道される被災地の状況に、心が沈む毎日です。そんな中、皆で集い楽しいひとときを過ごせればと、コンサートを企画致しました。昭和6年に改築され今に生きる京都芸術センター(旧明倫小学校)で、昭和10年製、往年の名木琴奏者平岡養一が愛用した木琴の音色を。ピアノは大正時代、明倫学区の御有志によりこの小学校に寄贈された「ペトロフ」です。しばし、ほっこりとしていただき、そんな気分を「義援金」として被災地にお届けできればと思っております。みなさんのご来場をお待ちしております。通崎睦美

主催:通崎睦美 

共催:平林知子 京都芸術センター 

協力:明倫ペトロフの会 (株)ジェイ・スピリット 

 


松島音頭

15日のプログラムを考えています。
せっかくなので、1曲は東北地方にちなんだもの...と探していて、平岡養一のレパートリーに「松島音頭」があったことを思い出しました。
山田耕筰作曲「松島音頭」これは実際に平岡養一が使っていた昭和3年出版の楽譜です。
この松島の美しい景色も津波ですっかり姿を変えてしまったそうですが...
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平林さんの歯切れの良い音色がぴったりきそうな曲です。

小宴の前に

367の玄関のドア。
これは、『天使突抜367』の表紙の構図を想定して、デザインされたものです。
家の細部デザインと本のデザインが同じ谷本さんなので実現した、というちょっと他ではないものです。
普段は小さな引き戸をくぐって入りますが、大きな荷物を入れるときは、大きな戸が開きます。
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日曜日は、朝から小宴準備で何回も365(自宅)と367を行き来しました。
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二階はいっぱいになるだろうから、一階の土間に料理が置ける大きなテーブルを設置。
高くて大きなテーブルはないから、いすと机を使って、何とか工夫。この上にもう一つ板を置いて出来上がり。こういうのを運び入れる時は、大きいドアオープン!です。
で、ここには白いテーブルクロスがいるよなーと白い布を買いに行ったりして、またこの期に及んで「どの布がいいかなー」と迷っているうちに時間が経ってしまいました。(笑)

実は、キッチンのふきんかけと、お手洗いのタオルかけが、まだ付いていなかったのですが、この日に間に合うよう取り付けてもらいました。
棚の下に取り付けられたふきん掛け。マリンバの鍵盤とお揃いのローズウッド、谷本製。
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同じく、タオル掛け。
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番犬?!も、おとなしく、みなさんをお迎えしました!
ここがしばらくの指定席になりそうです。
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ただいま、番犬?!の愛称募集中。

367へ大集合!

昨日、松岡正剛さんが、京都新聞朝刊一面のコラムに『天使突抜367』を取り上げてくださいました。セイゴウさん、ありがとうございます!
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「彼女を扶ける(たすける)仲間の人柄ともども頼もしい。」その通りです!みなさん、ほんとに頼もしいです。

一昨日は、そんな頼もしい皆さんに、367へお集まりいただきました。

本当は、登場人物大集合にしたかったのですが、たぶん入りきれないので、まずは、第一回ということで。
谷本さんに「20人、入れるでしょうか」と尋ねると「ぎりぎり大丈夫だと思います」ということだったので、自分を入れて18人。
わーい、こんな感じになりました。
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正直言うと「うわっ、ほんとに、入れた!」(笑)

おもてなしは「現場メシ」とお誘いしたのですが、18人、まあ余裕を見て20人分の「現場メシ」。
前々日にメニューを考えていて、一人で20人分の料理など作ったことがないことに気がつきました。遅いっ。
でも、版築壁も、漆壁も、みんなやったことがないことに挑戦して出来た367なので、まぁ、いいか、ということでトライしました。
「サーモンの南蛮漬け」など、現場メシよりは、少しおすましなものも入れて。じゃないと、前日からの仕込みがムリ、ということで。
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現場メシでは、冷奴が活躍しましたが、豆腐をそのまま大鉢に盛るわけにもいかないので「おまめさんの白和え」。現場メシはいつも大盛りなので、一丁を6人で、という計算で3丁の水切りをして裏ごしを始めたところで、ほとんど「給食のおばさん」になってました。
「八寸」のように何品かを盛りつけて、一人ずつとも思ったのですが、机が狭いので、とにかくドン、好きなだけどうぞ、じゃないとこれもムリ。
それにしても、色気のない大盛りで、みんなに笑われました。
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メニューは、菜の花の辛子和えからカレーまで、そして本に出てくる「松原キムラ」のミンチカツなど、いろいろ。最初は写真を撮るつもりだったのですが、途中でそんな余裕はなくなりました。
(笑)

367自慢のかわいいキッチンも、よく考えれば2〜3人の方にお茶を出す、という程度の能力なわけで、洗いもの一つもかなり限界を超えていました。
でも、みんなに集まってもらって、うれしかった!もてなすつもりが、私が一番うれしかったかも、という感じ。5時から始まった小宴は、あっという間に10時半でした。
後から考えれば、せっかく集まったのに、どうして最後にみんなで記念撮影しなかったんだろう...とか、どうしてカレーのスプーンを用意してなかったんだろ(笑)とか「どうして○○○だったんだろ」という反省点がありますが、これはまたいずれみんなで集まりましょう!ということかな、と思うことにして、その時に向け、367を大事に使おうとあらためて思いました。

番外編。
午前12時半の図。
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設計のかつくんは、建築家の瀧澤さん(古材文化の会)に、こう言われました。
「美人の施主の奥さんと恋に落ちそうになるのをがまんする、という経験を2度ほど経れば、一人前の建築家になる」(かなり要約・笑)

午前2時半。
「ろれつの怪しい谷本さんの理路整然とした話を真剣に聞くかつくんの図」
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3月の天神さん

気分転換に、6時に起きて天神さんの市に行きました。
人も少ないし、なんだか、活気がなかったです。
お店の人曰く「みんなこの時期、地震で割れそうな物、買う気にならないんじゃないの」
なるほど。
諦めムードでした。
でも、やはり活気は大切ですから!
私は、ちょこちょこ、買いましたよ。

今日、初めて天神さんで店を出したという、妙にテンションの高いおじさん。
「1枚1000円、3枚2000円」のお皿を見ていると「全部、買ってくれるか?」と言うので「いくら?」と聞くと「全部なら3000円!」。
数えると、17枚。
どんな計算?
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ホーローのピッチャー。
70年代くらいかな。
ドレッシングなどいれるのにも使えそうです。
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で、ついに、コレを連れて帰ってきました。小さいのがいたので。
番犬にはならないサイズです!
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オーディション

今日は11時から、アゼリア推薦新人演奏会のオーディション。
客席中央の審査員席で、制限時間14分、24名の熱演を聴かせていただきました。
ふぅ〜。
主催者側の段取りがよく、何も考えず「はい、休憩」「はい、お昼ご飯」と言われるがままに動いてました。(笑)
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結果発表まではコメントできませんが、なかなか充実した時間でした。

これまで、何度かファッションショーの審査もやっていますが(笑)これは、応募の書類を見たり、時にはインタビューも交えて審査するのですが、音楽の場合は名前も経歴も完全に伏せてやります。だから、蓋を開けてびっくり、というところが面白い。

講評のため、久しぶりに鉛筆でたくさん字を書きました。それにしても、座りっぱなしだったので、かなり運動不足。

大掃除

367の工事が終わって一段落し、気が抜けてしまわないうちに、自宅1階の簡単な改装、の準備を始めました。
母の足の状態が悪くなり、スムースな歩行が難しくなってきたので、できるだけ一階で生活できるような空間に、ちょっとした改装、です。
それをふまえ、掃除というか、大整理大会。
私の着物類は、ほとんど367に引っ越したのですが、私のコレクションではない着物と帯(両親のもの、両親が私達姉妹に買ってくれたもの)というのが、まだ家に軽くたぶん百枚くらいあり....まずは、それらを整理。あと、いろいろ、いろいろ。

不要な物はどんどん捨てる、というつもりなのですが、捨てるにはしのびない、ちょっとしたもの、というのも出てきます。
今は天国にいる小百合ちゃんが小学生の頃、マリンバのレッスンの時作って持ってきてくれたビーズの「象とうさぎ」。「小百合ちゃんとの思い出」という感傷的な話ではなく、マレットを持った楽しそうな象とうさぎはかわいらしいし、デザイン的にもなかなか!です。
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自分の洋服類は処分済みだったのですが、こんなものが出てきました。20年ほど前に着ていたKENZOの麻のスーツ。このジャケットの下は、黒のミニスカートでした。で、ヒールの靴を履いていたような...(笑)
まだまだ、バブルな頃でした。
自分で思い出しただけでも、笑えてきます。
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第4位!

今日は、淡交社営業部の深田さんと川添さんと編集の神野さんとで京都の書店さんまわり。
待ち合わせて行った最初の書店、大垣書店三条店では「今週の話題の本」ということで、どどんと並べてくださっていました。
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四条店では、なんと今週の第4位!
全国第4位ではなく、大垣書店四条店での文芸第4位ですけど(笑)うれしいです!
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川添さん手作りのPOPも、かわいいです!
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ジュンク堂、談、ブックファーストやくまざわ書店、ふたば書店の各店舗でも目立つところに置いてくださっていて、ありがとうございます!です。
本は書店で、が基本ですが、京都では和雑貨のお店でも扱ってくださっています。
四条烏丸近くの「布屋みさやま」
独自のPOPで、かわいい小物と並べてくださっていました。
この本に、ふきんを付けてプレゼントする、とかそんな感じでしょうか。(笑)
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ここのオリジナルふきんはよく水を吸って使いやすそうです。
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夕方には終了。
367で一服。
昨日のブログのマーマレイドとお菓子を。
淡交社のみなさんは裏千家のお茶をばっちり(?)習っておられるので、いつもお行儀が抜群です。
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私も最初はお行儀よくお皿に盛って出したのですが、マーマレイドがオイシイと言うことで、瓶ごと、お好きなだけどうぞ、となりました。ところで、深田さんは、出張時、これまでで最高、一日にお抹茶14服をいただいたことがあるそうです。お菓子もついてきますからね、大変です。
淡交社はそもそも裏千家の出版社なので、お茶の先生関係とのおつきあいが多いのです。営業さんにも、いろいろなエピソードがあるものです。

なにはともあれ、祝・第4位!という気分で家に戻ったけれど、報道をみればシュンとなって「祝」と書くのは自粛だな、と思う。




落とし物

一昨日の夕方、家の前で「Japan Rail Pass」を拾った。
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外国人用、指定の期間中、JRなら新幹線も乗れるパス。45100円。13日が発行日で期限が26日だから、旅行を始めたばかりの人のものらしい。
The pass cannot be reissued if lost or stolenと書かれていたので、急いで届けてあげなくちゃ!
すぐに、交番に持って行けばよかったのですが、旅行者にとっては、交番に行くと手続きも大変だろうから、家から歩いて数秒の所に2軒、外国からの旅行者がよく利用するゲストハウスがある。そこに出向いて、落とした人がいないかを直接尋ねてみた。それで、落とし主がいなければ、交番に持って行こうと。パスには、名前もパスポートナンバーも書かれているので、簡単に照合できるだろう。
で、そのうちの一軒で「うちのお客さんです、ありがとうございます!」と言われ、よかったなぁーと安心していたのだけれど、翌日になってから「やっぱり違った」と。結局、私が交番へ届けることに。拾ってから、一夜明け、お昼前になっていました。どうして、しっかり確認せずに、いいかげんな返事をするのかなぁ。
命にかかわることはもとより、小さな落とし物一つでも、無責任な対応はいけません。根本は同じですから。
東京電力の会見を見ていて、やりきれない思いが交錯するワタシでした。
ーーーーーー
今日うれしかったのは、満永さんから届いた、たくさんのマーマレイド。
お父さんの勤務地、和歌山の新鮮な甘夏、じゃなくて、夏みかん製。(笑)
新鮮な手作りは、なによりです。
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これにつけて食べるんですって。
もちろん、こちらも手作り。
いいなー、こんなお母さんがいたら。
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たわいもない話、など。

普段テレビを見ないのですが、震災後はなんだか気になって、ついテレビの前に座ってしまいます。とはいえ、慣れないもので、何もせずにテレビの前にいるのは落ち着かず、ストレッチをしたり、腹筋したり。なんだか、身体が柔らかくなってきたような気がします。

阪神淡路大震災の時と比べると、京都ではそんなに揺れがなかったこと、また知り合いの数が圧倒的に少ないことで、今回は少し遠いところで起こった出来事という気がします。
でも、その分、少ない情報から、自分なりに現状を理解しようと想像力を駆使するので、余計に疲れるのかもしれません。

今できることは募金って感じですが、多くの金額ができるわけではないので、例えば確実に文化の復興に使ってもらえるところとか、考えてからにした方がよいのかな。
図書館も、美術館もなくなっているだろうし、京都芸大の先輩も在籍している仙台フィルも心配。こういう事、考え出すと、さっさと行動できなくなってしまいます...

ということを考えつつ。
たわいもない話。

その1 私はよく道を聞かれる。あまりに聞かれるので、教えてあげたいそぶりをしているのかな、と思わなくもないのだけれど、今日は自転車を飛ばしていたところ、呼び止められた。「危ない」と注意されるのかとドキッとしたら、フツウに道を尋ねられた。う〜ん、私は余程、道を知ってそうな顔をしているのでしょうか...

その2 最近B4の書類を使う人が少なくなったせいか、B4サイズのクリアファイルが少ない。無印良品でも、A4とA3はあるのに、B4は生産されなくなった。楽譜はB4が多いので、不便。

その3 自分の部屋になんとなく置いていたテーブルを、367に引っ越してみた。
悪くはないと思うのだけれど、どうかな?
何も置かないのが一番すっきりしているけれど、実際に使い出すとやはり何か必要になってくる。
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歌舞伎。

「チケットあるけど、行かない?」と誘われ、南座にお芝居を観に行く。
新聞でもいい批評が載っていた出し物だったので「じゃぁ、行く」と、着物に着替えて出かける。
でも、私にとっては(誘ってくれたトモダチにとっても)全然面白くなかったです。
一人十五役の早替わりに宙乗り、と華やかな演出のはずなのに、いまいち華やかさや鮮やかさがない。キレがないのか、ばたばたするだけで全体的なテンポが悪いのか。もちろん、中には、いい役者さんもおられたけど...。演じる方にもいろいろ事情があるだろうから、ダメと一言ですますわけにもいかないけど...それにしてもなぁ、という感じ。まぁ「ライブ」に足を運んで「あーだ、こーだ」と言うのも芝居見物の楽しみかもしれません。

ところで、幕間にいただく南座のお寿司屋さん。
いつも決まったところから仕入れておられるため、地震の影響でお魚が入らないのだとか。
「え〜っ!」というと、急ぎでとりあえず、これなら、と。
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美味しかったです。(笑)
それにしても、いろいろなところで影響が出てくるものです。

震災被害の様子を見ていると、なにかできることはないのか、と思うのですが、普通の人にでも今すぐできるであろうこと。
「節電」「募金」「献血」。
そんなところのようです。
できることからやろうと思います。

あしたのジョー

昨日は、気分転換!
映画『あしたのジョー』を観に行った。
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実は、ボクシング好き。
以前テレビに、女子ボクシング、初代WIBA世界ミニマム級王者の袖岡裕子さんが出演されているのを観て、京都のジムでトレーナーをされていることを知り、そのジムに入会しました!
これは、うれしくて、かなり自分で言いふらした(笑)
同じ「ミット打ち」の練習でも、袖岡さんと他のトレーナーだと、ミットを構えるリズム感からして、全く違う。さすがチャンピオンって感じでした。
右ストレート「そう!その音!」と言われると「そうか」とわかる自分が可笑しかったです。
しばらくはがんばっていたのですが、子どもの頃のアキレス腱のケガが影響しているらしく、トレーニングすると「腓骨筋腱」という足首の腱がすぐ腫れるので、ジム通いを諦めました。
実は、結構その気になっていたので、残念でした。
しかし、パンチそのものはさておき、リングにあがっても、一分も経たないうちに息切れはするし....打楽器的すばしっこさを発揮する以前の問題が多すぎました。(笑)

というわけで「あしたのジョー」は「立つんだジョー」というセリフしかしらなかったので、フツウにボクシングの映画として、楽しみました。(たぶん、点数が甘いと思います...)
月並みな感想ではあるけれど、ボクシング選手役の二人の肉体改造ぶりには、惚れ惚れしました。
昭和の「どや街」のセットは、いかにもセットという感じではあるけど、がんばってました。クレジットに「塗装エイジング」と名前が出てきたので、黄瀬さんや川合さんみたいな人が、汚しの塗装をしてるんだろうなーと思いました。
最後に出てくる、亡くなった力石徹のグローブを包んでいる風呂敷。「う〜ん、一言相談してくれたら、もう少しそれなりの物を用意してあげたのになぁ」と残念。包み方も違和感あったし。原作では、どんな風呂敷が描かれていたんだろう、と確認したくなりました。(笑)


平日昼間、観客10名未満の映画館から帰ってきたら、地震の報道で、何が起こったのか把握するのに、1時間くらいテレビの前にいました。でも、まだほんとに何が起こったのか、よくわからないです。たくさんの方がいまだ動きがとれず、孤立されているようで、さぞかし夜は心細く怖かっただろうなと思います。屋上の上で手を振って助けをもとめている人をみると、テレビの中に手を突っ込んで助けてあげたいような気持ちになります。
本物の救助隊のみなさん、よろしくお願いいたします。
そして、菅総理も、ほんとによろしくお願いします。


兄弟弟子?!

今日の夕方は、ミカちゃんの次にヤスコちゃんのレッスン。
「音楽家になるためには、勉強も大事だよ、と言われているミカちゃん」の図。
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この二人は同じセンセイに習っているので「兄弟弟子」と言うことになりますが、ヤスコちゃんの方が新入りなので、ミカちゃんは確実に「自分が先輩」と思っている様子であった。(笑)
ミカちゃん、ヤスコちゃんは東京の音楽大学を卒業しているのだよー。

さぁ、いよいよ4月から、ミカちゃんも高校受験生です。音楽高校へ行くには、マリンバ、小太鼓、ピアノ、聴音、視唱、音楽理論、それから勉強の試験があるので、大変です。さぁ、どうするかなぁ。
高校に入った時には、担任の先生から、休みの日は、8時間練習、8時間勉強、8時間睡眠!と言われましたっけ。それは、練習ばっかりしてないで、勉強もしなさい、という意味でした...

確定申告完了!

確定申告。
例年通りプラス、今年は367関連でわからないことがあったので、ほぼ仕上がり状態で税務署に持って行く。
待ち時間ゼロ。
親切なお兄さんが、サクサクと仕上げてくれた。
とっても早いので「すごいですね〜」と言うと「足し算だけですから、たいしたことはありません」って。
仕事の早い人のセリフですねー
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下京税務署の今井さん、ありがとうございます!



郵便物

今日は、講演の仕事なので、着物で出勤。
明日は、新聞取材なので、着物で対応。
「通崎睦美さんは、着物で生活している」と勘違いしておられる方がおられますが、普段は服です、洋服!
最近は、取材の時は前もって記者の方に「洋服でいいですか。和服がいいですか」と尋ねることにしています。以前、洋服の写真を撮って帰ってデスクに叱られ、出直してこられた記者の方がおられたので(笑)

今日嬉しかったことは、初めて「天使突抜367」宛の郵便物を受け取ったこと。
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自宅(=天使突抜365)に届いたので、正確に言えば誤配ですが...(笑)

政治・文化セミナー

毎日いろいろなことが「勃発」するので、時々、ブログの更新が滞ってしまいます。

あっという間に2月も終わり、明日から3月。
そろそろ『天使突抜367』も、書店に並ぶかな。
たくさんの方にご予約いただき、感激でした!
ありがとうございました。
引き続き『天使突抜367』をよろしくお願いいたします。

ところで、明後日は、こんなセミナーでお話しをします。
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「よきものを長く使う〜アンティーク着物と長屋の話」というタイトルにしたのですが「よきもの」とは何であるか、というのは難しい話ですね。
私はインターネットなしでは、もはや生活できない...というような生活ですが、家の電話はいまだに、ダイヤル式の黒電話です。だって、こわれないんだもん、という理由です。(笑)
たしかに、びっくりするくらい長く大事に使ってはいるけれど、そんな場合の黒電話は「よきもの」といえるのかどうか...
まぁ、屁理屈はそこそこに(笑)楽しい90分にしたいと思います。

ちなみに同様の講演、6月に佐世保でも行います。
最近長崎とご縁があるようです!


西村鮮魚店

本が出来た!予約受付!と華々しく宣言すること。
今度、初めて木琴のための新曲を書いてくださる作曲家の当摩泰久さんに資料をそろえて送る、という地味ながらニタっとする作業、など日々いろいろ。
ちなみに当摩さんは西脇千花さんのお知り合い。
デザイナー岡本一宣さんのHPの音楽は当摩さん作曲、西脇さんの演奏、です。

で、21日からはリコーダーの本村さんと明日のコンサートのリハをしています。
前日は、オペラをみたわけですが、そのスケール感とは180度違う音楽です。
本村さんの清らかな音色に接すると「まじめに生きていこう」という気になります。(笑)
今回は、茶道資料館でのコンサートということで、プログラムには「ルネサンス小品集〜千利休の時代の音楽」と題して、スザートやダウランド、バッサーノなどの作品を入れています。勉強することが山積みです。(笑)
(コンサートはすでに満席に達しております。ありがとうございます。)

それはそうと、21日、本村さんと、うちのまあまぁ近所の「西村鮮魚店」に行きました。
お昼は全くフツウの魚屋さんなのですが、夜は息子さんにバトンタッチで、カウンターのみ、魚中心の飲食店に早変わり。ちょうど現在発売中の『週刊新潮』の中の「とっておき私の京都」で東儀秀樹さんによって紹介されています。

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ここの店主と同級生、という常連さんとのふとした会話から、店主とその常連さん共に、私が同志社中学校に教育実習に行っていた時の生徒であることが判明しました。
「あっ、4本もって弾いてた弾いてた!」と盛り上がりました。中学生にとって、四本のバチをもってマリンバを弾く教育実習生は、かなりインパクトがあったらしい。
何を隠そう、私は、中学・高校の音楽教師の免許をもっております。似合いませんけど...
まあそんなわけで、西村鮮魚店もよろしくお願いします。(笑)

平野愛さん

『天使突抜367』のカバー写真、その他コレ!という写真はカメラマン平野愛さんの撮影です。
実は、年内に撮影するはずだったのですが、撮影は1月の末になりました。
というのも、平野さんが原因不明の高熱、癌の疑い?!で入院生活を送ることになったのです!そんな、事の顛末は、見所・読みどころたっぷりの平野さんのブログ(2月1日)に詳しくあります。
こちらでも『天使突抜367』を、素敵に紹介してくださっています。


イリス本番

20日は、イリスの本番。
客席で聴かせていただきました。
この日の舞台は「名演」でした。
この「名演」は、曲そのものがもたらしたというよりは、マエストロ井上道義の世界がもたらしたというように感じました。
お客さんも、多くの方が感動されている様子で、少しですがお手伝いさせていただき身内気分の私にとっては、大変うれしかったです。
この感動には、最初と最後に出てくる合唱の「衣装」も、かなり大きな一役を買っているように思いました。
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この合唱の衣装は、谷本さんのデザインに基づいて、室田泉さん&室田さんの学生さん、卒業生の方が手袋に至るまで、手染めで仕上げられたものです。「太陽賛歌」を表す大胆な色使いもさることながら、東京公演と京都公演で合唱団が違うので、サイズにもうまく対応できるよう考えられたカタチは「さすが!」という感じでした。80人が照明の下に並ぶと、シルク素材のドレープ感も美しかったです。やはりよい素材を使って手間暇かけただけのことはありますね。衣装製作の若者達に拍手を送りました!
このオペラ、道義さんにはまた再演していただき、さらに進化させてもらいたいです。
イリス役の小川里美さんは、容姿も歌声も美しかったです!
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☆舞台の写真はゲネプロ時に撮影。

ところで、この日は、衣装デザイン谷本天志ということで、私も谷本さんデザインの着物を着ていったのですが(笑)この着物を着ると、いつも谷本デザインの、この帯。いろいろ合わせてはみるけれど、やはりこれが一番似合う。というわけで、帯締めだけアンティークの大胆なものに変えてみました。
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で、この格好でロビーにいると、知らない女性から「ツウザキムツミさんですよね」と声をかけられ「はい」と応えると。
「あの洗濯娘の衣装ってメテユンデのゆかたの柄ですよね」と言われました。
す、す、すごい!
見ている方は、見ておられるものです。
洗濯をする村娘達の衣装は、道義さんが気に入られたメテユンデのゆかたの柄を、みんなが並ぶと虹色になるようインクジェットで染め、このオペラのための製作したものでした!



イリスゲネプロ・本見本

昨日は、オペラ「イリス」のゲネプロ(最終リハーサル)。
「衣装さん」として行くのは、これが最初で最後でしょう。(笑)
たいていは、一階の楽屋なのですが、昨日は地下の衣装さんの楽屋へ。
何かあったらすぐ作業が出来るようミシンも持ち込まれています。
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明日井上道義指揮/京都市交響楽団、マスカーニ歌劇「イリス」の公演。まだ少しだけ残席があるそうです。
衣装的見所は、やはり谷本さんデザイン、室田さんら制作のコーラス80名の衣装、壮観です。
キョウト(という役柄名)の着物も谷本さんならでは。
吉原の場面の衣装は私もお手伝いさせていただきました。
イタリア語上演ですが、日本語の字幕が出ますので、初めての方もご安心を。

そんなこんなでバタバタして、夜になってしまいました。
谷本さんと神野さんで、『天使突抜367』できあがった「見本」を見る。
たしかに、本になりました!
あのぼろぼろの367が、よくぞここまで、というちょっとちがった意味での感激もあります。
机の上には、お茶ではなくワイン!
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多くの方に手にとっていただけるとうれしいです。引き続き予約受付中、よろしくお願いいたします!

大原和服専門学園

今日は、奈良にある大原和服専門学園の学校案内の冊子のための取材がありました。
大正13年から続く、歴史ある和裁、着物の学校だそうです。
若い理事長さんがとても一所懸命な方であること、学園寮の三食の給食が美味しそうなこと...学校に行ったことがあるわけではないのですが、良い学校な予感がしました。

カメラマンさんは、今日初めてお目にかかる、康輔さん。
(フジフォトハウスhttp://www.north5.com/fuji/
冊子の編集を請け負っておられる制作会社、ベックの方もいい感じの方で、楽しい取材でした。

そう、カメラマンといえば。
先日、書店で立ち読みしていたら「平野愛」さんの写真があったのですが、どうも「平野愛」さんの写真じゃない。平野さんがこんなタイプの写真を撮るかなぁ、と不思議に思ってよくよく見たら、そのかたは「平野愛」と書いて「ひらの・めぐみ」さんと読むカメラマン「平野愛」さんだったのでした。
なんてことはない出来事ですが、誰かに言いたくなった。(笑)





ご予約に感謝!本日の367

早速ご予約いただいているみなさま、ありがとうございます。
もちろん、これから千の単位で売れていかないと困るのですが、ここで最初にこうして一冊ずつ、メッセージ付きで申し込んでいただくというのは、著者のワタシにとって、大変贅沢でうれしいことです。(あっ、メッセージなしでもうれしいです!)
特典のポストカードのデザインも仕上がり、ただいま印刷中です。このポストカードは、宛名面にも、さすが谷本さん!な、デザインがされています。
お楽しみに!

367は本も出来て、家も完成のはずですが、まだちょこちょことありまして。
今日は、黄瀬さんがクローゼットの取っ手をつけにきてくださいました。
取っ手なし。
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取っ手あり!
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この取っ手そのものも、黄瀬さんのお手製、ローズウッド製です!
この扉にも
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コレが付きます。
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あと、この間あれっ?!と欠けてしまった箪笥の背の板。
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これも黄瀬さんに補強してもらいました。
修理中。
欠けたところをきれいにボンドで貼ってもらう、くらいに思って気軽に話したのですけれど、黄瀬さんは修理も丁寧でした。
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明日は、一つ取材がはいっているので、367の方で対応しようかな。
あっ、着る着物、決めなきゃ、です。

『天使突抜367』校了!

本日、大阪福島の図書印刷さんへ出張校正!
編集者、デザイナー、カメラマン、著者。
四名でおしかけることは、フツウないそうです。
色がなおっていなかったら「暴れる」という計画でしたが...
(うそうそ・笑)
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この間、お願いした場所、かなりばっちりなおっていました!
もう一息のところを細かくチェックして指示を出します。
表紙も!
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写真のチェックが終わった後、神野さんと最終の文字チェック。

校正は、これにて終了、校了です。
ふぅ〜!

後は、図書印刷の比嘉さんに託して帰りました。
真剣な表情の比嘉さん。
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あっ、笑うとかわいいです。
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というわけで、18日に見本ができあがり、25日に取次(→書店の問屋さんみたいなところ)搬入。
月末には書店に並びそうです。

お世話になった皆さん、ありがとうございました!
って、この挨拶は、少し気が早いでしょうか(笑)

校正し続けて。

自分の原稿を読み返し続け、さすがに疲れてきました...
でも、もう一息です。
原稿をチェックする男、神野慎一郎。
ただいま23時半、これから谷本さんちに自転車を飛ばします!
編集者って大変ですねー。
って、私のせいです。
すみません。
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今日の幸せ。
午前中、プリンターのインクがなくなり、京都駅前のヨドバシカメラへ。地下2階で、添加物・保存料無添加、天然酵母のパン屋さんを見つける。ここで買った、焼きたての「石窯塩パン」が美味しかった。


初稿。

『天使突抜367』の初稿があがってきました!
いろいろ、ばっちり、滑り込みで間