製作所日誌

北海道 その2 帯広へ。

kitaraの公演の後、帯広に寄って帰りました。

というのも、私の使っている平岡養一の木琴、当時のディーガン社の楽器をモデルに作られたマレテック社ボブ・ベッカーモデルの木琴、この初期の試作品を持っておられるマリンバ奏者の野田美佳さんが帯広におられる、ということで。
せっかく北海道に行くので、是非見せていただきたいと思い、数ヶ月前に、御連絡したみたところ、なんとその日は札幌まで車で4時間かけて聴きにきてくださるとのこと!
そして、よかったら、帯広まで同乗させてくださると!

美佳さんとは、この数ヶ月で、何度かメール等のやりとりをしていたので、なんだか初めてあったような気がせず、終演後はあつかましくも、楽器の片付け、梱包まで手伝っていただきました。ほんとに、助かりました。

で、すぐに帯広へ向けて出発すればよかったのですが、谷本さんから、今度谷本さんの大学に特別講師で来られるアートプロデューサーの漆さんという方が、kitaraのすぐそばで、事務所兼ご飯屋さんを始められた、という情報を得たので、のぞいてみることに。
おちゃ&めし「オノベカ」
美佳さんも誘ってちょっと遅いランチを食べに行きました。
初めて出会った人を、知らない土地の知らない店に誘うのは勇気がいりましたが、そういうことを許してくださいそうな美佳さん、に思えたので(笑)

ご飯を作っておられるお兄さんは、京都の「たん熊」で二年修行されたそうで、なかなか上品なお味の「カフェめし」でした。
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ここで、びっくりしたのが、その漆さんと美佳さんが偶然にも、以前一緒に仕事をされたことがあるお知り合いだったということ。「えっ、漆くん?!」って(笑)
私も、ダンサーのたまみちゃんとか、アサヒビールの加藤種男さんとか、共通の知人がいっぱいで、びっくりしました。さすがの私もちょっと躊躇しましたが...強引に誘ってよかったです!

で、帯広まで四時間のドライブ。いろいろお話していたらあっと言う間でした。で、その日、私は帯広駅近くのホテルに一泊。翌朝、ホテルまで迎えに来てくださり、観光スポットを通って、ご自宅へ。
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お宅に到着して、またここでびっくり。
おうちのお庭にバスがあるんです!
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中は、立派な宿泊施設になっていました!
ちょっと曇り空で残念でしたが、それでも充分北海道のスケールを楽しめました。バスを背にすると、こんな風景がひろがっています。
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で、肝心の木琴。
これは、ここに書き出すと、止まらなくなるのでまたの機会に。
貴重な「コロムビア・ミヤカワ」のマレットにも出会えたし、それはそれは楽しい時間でした。
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「私、ジョージ・ハミルトン・グリーン(→平岡養一より前の時代にアメリカで活躍した木琴の天才)と誕生日が同じなんです」と言うと、かなりうらやましがられました(笑)美佳さんはグリーンの大ファンなのです。こんなことで盛り上がれる友達はそうそういない!これからも、いろいろ木琴の情報交換をさせてもらえるよう、私の情報にも磨き?!をかけていきたいと思います。

この日のお昼もこんな気持ちのよいところへ案内していただき、あっという間に飛行機に乗る時間がきてしました。
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ほんとに名残惜しかったです。
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美佳さんのブログでこんな素敵に紹介してくださっています。
素敵な出会いがあると「がんばろう!」という気持ちになります。

2012年8月

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筆記者

通崎睦美
製作所スタッフ
谷本天志(tanimoto)
戸矢崎満雄(toyazaki)
山崎暢子(yamazaki)
近藤あかね(kondo)

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