製作所日誌

天使突抜367 スイッチなど。工事中の昼ご飯25

昨日は、黄瀬さんとまーくんで、鉄素材をはめるところの採寸、型紙作りが行われていました。
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階段の蹴込み(階段踏み板と踏み板の垂直の部分)や上がり框はないけど、上がり框の垂直の面にあたるところ、など。

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随分、漆の臭いも消えて、大丈夫そうなので、2階へもあがってみましたが、階段を上から見下ろしてもかっこいいです。
左手壁面上部は、もともと火袋の黒い壁(土)。その下部が漆で和紙を貼った部分。
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2階もこんな具合です。
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なかなか私のデジカメ写真ではかっこよさを伝えられませんので、そのうちカメラマン平野さんの写真で!

それにしても、この漆和紙の作業は、大変でした。ようやく川合さんのかぶれも、おさまってきたようでほっとしていますが、皮が一枚めくれたので、やけどの後のように、まだまだ痛々しいです。
時間差で、最初大丈夫だった、まーくんのかぶれが進行しているようで、こちらは心配です。

この日のごはんは「すき焼き丼」。
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ごぼうや糸蒟蒻なども入れようと思って買ってきたのですが、時間がなくなって、玉葱、ネギ、まいたけと牛肉。すきやきというよりは、牛丼プラス、という感じになりました。

黄瀬さん製、スイッチのプレートも完成しています。
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マリンバの鍵盤、ローズウッドを薄くに切って、こんな型にそって
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こんな機械で穴を開ける。
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角の処理などは手作業なので、かなり手の込んだスイッチプレートです。

今日は、さきほど谷本さんが来てくれました。
これから、近藤さんのところで素焼きできた洗面鉢の加工です。これはまだサンプル。どのようになるのか楽しみです。
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ところで、谷本さんは井上道義さん演出・指揮のオペラ、マスカーニ「イリス」の衣装のデザインもされています。
そちらもただいま進行中のようで、忙しそう。
2008年、同じ演目が上演された時の道義さんHPのメッセージには、こんなことが書かれていました。
「何より衣装デザインの谷本さんの発見は京都の通崎さんを取り巻く愛情ある世界に感謝だ。来年もお願いします。」
文章が道義流で少しわかりにくいですが(笑)道義さん、谷本さんと出会ってうれしかったんですね。
来年1月東京で、そして2月には、京都でも上演されます。

2012年8月

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筆記者

通崎睦美
製作所スタッフ
谷本天志(tanimoto)
戸矢崎満雄(toyazaki)
山崎暢子(yamazaki)
近藤あかね(kondo)

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