製作所日誌

ピンポーン。

改装時に荷物を置かせていただいているお宅との約束期限がせまり、正式な引き渡し前ですが、とにかく引っ越しをスタートしました。
今回も、古建具の仕立て直しは、まーくんが担当。
ばっちり仕上げてくれています。
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引っ越しは、谷本さんと黄瀬さんも手伝ってくださり、ありがたい限り!うちの親は「もったいない...」と連発してました。(笑)

なかなかよいもの、だけどシミが出ていた箪笥もきれいに磨いて塗装してもらって、生まれ変わりました。
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昨日の大きな問題は、チャイムの音。
うちは、家業で動力ミシンを使っているし、私はマリンバを弾いているし、で「こんにちは」と言われても、聞こえないため、玄関を開けたらチャイムが鳴るようになっています。家業の関係で出入りがかなり頻繁なので、いちいち施錠しないのです。
それに加え「フツウのお客さん」がフツウにチャイムを押された時にも、もちろん鳴ります。
で、その鳴る範囲が1階と2階。
これが、電気系統的には、意外とややこしいのだそうです。なので、チャイムの機種の選択肢が少ない。

音を聴いて、びっくりしました。音楽がなるのです。
思わず「フツウのピンポーンでいいんですけど」といったのですが、それがない!
えっ?!
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一応「ピンポンコール」というのもあるのですが、これが「ミシー、ミシー、ソ♯ミー」となるので、うるさいのです。
パナソニックさん的にはさわやかな音色なんだと思いますが...
なにがうるさいか。
つまり「ミシー」だけの繰り返しだと、まだチャイム=「合図」としてとらえられるのだけれど、それがソ♯ミーと進行することで「ホ長調のⅠ」の和音が鳴り響くことになり「合図」ではなく「音楽」となるのです。
「そんな理屈を言うあんたがうるさい」と言われそうですが、音楽をやっている人ならわかってくれるはず。
メロディーコールというのは「ファ♯レラレミラー、ミファ♯ミラレー」とフツウにコンビニでもなっているメロディー。接続のテストをしているだけで、気が狂いそうになりました...(苦笑)
私は「ピンポーン」あるいは「ブー」だけが、いいです。
たしか、平林さんがパナソニック合唱団の伴奏をしていたはずなので、是非チャイム開発部長(そういう人いるのかなー)に一言、言っておいていただきたいものです。「好みに合わせてメロディーが切り替えられるって、好みがないから、むりむりむり。」
パナソニックさんの今後の開発に期待しつつ、とりあえず、電気屋「ホリテック」さんには、パナソニック以外で、違う物を探していただくことにしました。お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

2012年8月

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筆記者

通崎睦美
製作所スタッフ
谷本天志(tanimoto)
戸矢崎満雄(toyazaki)
山崎暢子(yamazaki)
近藤あかね(kondo)

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