製作所日誌

マンション建設

天使突抜一丁目で売りに出ていた町家は、その後買い手がつき、念入りに改修されていました。この工事には「京町家作事組」が、関わっておられたので、水道屋さんとか、屋根屋さんとか367と同じ業者さんで「やぁーやぁー、どうも」という感じでした。(うちは作事組とは関係なかったのですが、かつくんが、作事組出入りの電気屋さんでバイトをしていたことがあり、そのつながりで、古い家が得意な業者さんにお世話になっていました。)
こちらの方は、どうやら年内引き渡しに間に合うような様子です。

それとは、対照的に、ちょうどその家の向かい。古い家を壊して建設中のマンション。
先日、こんな広告がとりつけられました。
kanewa.jpg
工期が遅れているとかなんとか、休日の作業も増えているようで、大変そうな内容を書いた言い訳のチラシが入っていました(笑)

この間、調べ物をしていて、ついつい笑ってしまった話。
1922年(大正11年)帝国ホテルの新館オープン。
ここは、フランク・ロイド・ライトの設計ですが、予算が当初の3倍の900万になり、工期も大幅に伸びたため、ライトは完成を待たずに解雇されたそうです。あーあ。
367は「お金がなくなったら終わり」という予算?!だったので、それがよかったですね。(笑)

2012年8月

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筆記者

通崎睦美
製作所スタッフ
谷本天志(tanimoto)
戸矢崎満雄(toyazaki)
山崎暢子(yamazaki)
近藤あかね(kondo)

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