製作所日誌

文化な日。

今日は戸矢崎さんと。

その1 
京都造形芸術大学 GALLERY RAKUへ「スティルライフ」展を、観に行く。

シャツの袖部分のみを大量に使って製作された「CENTER EAST+井上雅人」の作品写真を見た時「戸矢崎さん!」と思ったのでした。
80年代「同種の衣類」を大量に使った作品を製作しておられた戸矢崎さんがこの展覧会をご覧になると、どのような感想を持たれるのか。そのことに、とても興味があり、ブログでつぶやいてみたら、戸矢崎さんご本人がご連絡くださり、ご一緒することになりました。ブログでも、つぶやいてみるもんです。(笑)

ご参考まで、以下戸矢崎さんの作品。
これ以外にも軍手、ストッキングなどを使った作品があります。

ショーツをグラデーションに染め分けアクリルケースに詰める『グラデーションパンティ』
Tシャツを染め分けて床にしきつめる『海』

会場には、CENTER EAST(→ナカヒガシさん)もおられ、ちょっとした講評会みたいな感じになっていて、なんというか...おもしろかった。
初対面でも、自然につっこんだ話ができるというのは、アーティストとして、やはり何か同じよう方向を向いておられるんだろうな、とも感じた。
このユニット、またナカヒガシさんの今後の展開も楽しみです。
よい展覧会でした。

その2
ギャラリー素型へ
須藤玲子さん(「布」)の展覧会。
布が作品でありながら実用品であるという「スティルライフ」とは正反対の展覧会。

以前、マンダリンオリエンタルに宿泊したとき、このホテルのテキスタイルが不思議によくて、どこの何なんだろうと思って写真を撮っていたのでした。
戸矢崎さんから、マンダリンのテキスタイルは全て須藤さん、とうかがい納得!しました。
写真、iPhotoの中にありました。
sudo_.jpg
その3
なぜか?!盆栽を観に行きました。
戸矢崎さんの解説で、盆栽初体験。
おおよそのことがわかったような気になりました。
戸矢崎さんのお知り合い、盆栽界のアイドル河﨑仁美さん。
kawasakihitomi.jpg
着物の裾模様はもとより、紋も盆栽でした。
bonsai_mon.jpg
仁美さんの後ろにある松は、「徳川一八代 徳川慶朝公所蔵・五葉松」です。

盆栽の展示を見た後、販売コーナーを見ていると、おおよその「価値」がわかったような気がしました。
この世界、数十万とか、フツウなんですね。
bonsai_hanbai.jpg
3000円ほどの手のひらサイズのコーナーでひときわ光っているものの値段を見ると15000円とか。
やはりよいと思う物は高い!

昨日はNHKの収録、11時のヘアメイクスタートから21時の撮影終了まで...くたくたになってしまいましたが、今日は、良質な展覧会、そして戸矢崎さんの芸術論から恋愛論までを聞かせていただき、よい一日となりました!



2012年8月

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

筆記者

通崎睦美
製作所スタッフ
谷本天志(tanimoto)
戸矢崎満雄(toyazaki)
山崎暢子(yamazaki)
近藤あかね(kondo)

過去の日誌一覧

2009年9月以前の記事はこちらより閲覧できます。事情により、一部リンク切れや、正常に表示されない箇所があるかもしれません。あらかじめご了承ください。

2009年9月以前の日誌

メテユンデ 通崎睦美プロデュース ゆかたブランド METEYUNDE(メテユンデ)プロモーションサイト