製作所日誌

2010年11月アーカイブ

12月4日の演奏会が近づいてきました。
15年ほど前から「弾きたい!」と思っていたヴィヴァルディの協奏曲を初めて弾きます。弾きたい!と思ったとき楽譜を買ってぱらぱらと弾いていたのですが、弦楽合奏との仕事というのもなかなかなくて、目先のことに追われ、弾きたいと思いながらそのままになっていた曲です。
このところバロックに目覚め、改めて考えると、マリンバではなく木琴にぴったり。
この曲は通称「ピッコロ協奏曲」と呼ばれていますが、当時は現在の「ピッコロ」が存在していないので、おそらくオリジナルは「ソプラニーノ・リコーダーのための協奏曲」ではないかと、言われています。で、バロック、リコーダーとくれば、本村睦幸さん!
昨日、ちょうど「関西レッスン」を兼ねてうちに合わせに来てくださった本村さんに無理を言って、レッスンしていただきました。私にとっては、願ってもないタイミング。(笑)
バロック独特の語法のようなこと、そしてリコーダーで演奏した場合の特色など。とても勉強になりました。

本村さんは全てにおいて論理的なので、レッスンがおもしろい。今年スタートされた「関西レッスン」。来年も季節に一度くらいは、と計画されていますので、アマチュアの方もプロの方も、そしてリコーダー奏者に限らず他の楽器でバロック作品を演奏される方にも、お薦めです。

この日のお昼は合同現場メシ。
本村さんには、ご飯の後、谷本さんとまーくんに、リコーダーを見せていただきました。
木で作った楽器はやはり興味深いようでした。
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さて、4日のコンサートですが、レパートリーを渡して、演奏する曲は弦楽アンサンブル側に選んでいただいたので、自分自身の企画だと、たぶん組み合わせないだろうな、というプログラムとなっています。バイキングで友達に盛ってもらったものを食べる、って感覚でしょうか。(笑)
ヴィヴァルディ全楽章の他、ロサウロのマリンバコンチェルト第1楽章、野田さんアレンジのパガニーニ、西邑さんアレンジのピアソラ、山田耕筰にチャルダシュ、ラフマニノフのヴォカリーズもあります。
盛りだくさんのプログラム、がっつり、弾きます!
なかなか弾く(聴く)機会のない曲もありますので、是非ご来聴ください。
高槻現代劇場、14時開演です。お問い合せは072-671-9999(高槻現代劇場)

話、飛びすぎですが...
この日のまーくんは、引き手をつけてくれていました。
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谷本さんは、ほんとに狭いスペースなのですが、版築前を素敵な庭に仕上げてくださいました。
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また、ほんとに話が飛びますが、今日は、オペラの衣装の打ち合わせ。私はちょっとしたヘルプ!で入っただけなのですが、谷本さんはすでにすごい仕事量をこなしておられます。すっかり道義さんのお気に入り!
出来上がりつつある衣装の写真をお見せしたいところですが、本番までがまん。
それにしても、京響の練習場に谷本さんが来て、みんなに「衣装の谷本さんです」と紹介されるのを見るのは、なんだか、愉快!
いつから「衣装の谷本」になったの?(笑)
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公演詳細はこちら
オペラ「イリス」衣装デザイン谷本天志です。
成蹊大の研究生さん達も、ばっちり仕事をこなしてました。



ブラームス

25日の夜はアルティに「山本裕樹×西脇千花」の演奏会に行く。
普段は敬遠気味の、ブラームスのヴァイオリンソナタ3曲、を聴く。
裕樹くんと千花ちゃんなので、聴きに行く。(笑)
ソナタ3曲がっつり、はツライかなと思っていたけど、とても清らかで新鮮なブラームスでした。ブラームスも演奏も、楽しめました。
千花ちゃんのドレスもきれいでよかった。
思い返せば、昨年のこのコンビの演奏を聴いて、千花ちゃんに「私も是非!」と伴奏をお願いしたのでした。今年は3回の本番でお世話になりました。来年は早速1月、そして5月、10月、再来年3月とお願いする予定になっています。楽しみです。

チラシもプログラムも、谷本さん。
素敵でした。
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翌日は、久しぶりに京響の定期演奏会を聴きに行く。
お目当ては、吉松隆作曲、マリンバ協奏曲の初演。演奏は三村奈々恵さん。
マリンバ協奏曲が世に出るということ自体が貴重なことで、またオケの定期のソリストにマリンバ奏者が登場するということも稀なので、同業者としては、それだけで感慨深いものがありました。
この日のメインはブラームスの交響曲第2番。久しぶりに聴いて、はぁ、こんな曲だったのかと思う。
中学生の頃、ブラームスの交響曲が大好きだったけど、あれは、どこを好きだと思っていたのかなぁ。


天使突抜367 柱 お昼ご飯46

26日。
版築前の屋根。
つっかえ棒でしのいでいたのですが、黄瀬さん製の鉄柱がたちました。
つっかえ棒の状態。
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柱設置中。
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黄瀬さんはコーキングも丁寧です。
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仕上がりました。
ここは見えなくなる部分なのですが、そんなところもきれいに仕上げてもらえるのは気持ちがいいです。
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この日のお昼ごはんは、「冷蔵庫の中にあるもの→油揚げ・ほうれんそう・まいたけを入れたおうどん」。
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とりあえずな巻き寿司、付き。
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まーくんは、建具の調整をしてくれていました。
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キッチンにも扉が付きました!
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28日。
ずっと練習。
その合間に半襟を引っ越し。
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そして、367の前を掃き掃除。
きれいにすると、もともと植わっていた鬼門の南天をどうしよう...
と思う。
かなり激しく伸びています。
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天使突抜367 天神さんお買い物。

今日は、北野天満宮の露店「天神さん」の日で、早朝から出かけました。

この建具の「穴とへこみ」がうまるような引き手があればということで、気合いを入れていました。
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へこみ部分にぴったりのものが見つかりました!
かなりかわいい。値段もかわいい。
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電気の「碍子」この写真だと天井の梁についている部分、もあと4つ足りないのでした。
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碍子の山も見つけました!
他の店にもあったので、きれいなの、数が揃いました。

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電気の傘も、とびきり安かったので、自宅の方でも使えるかなと買っておきました。
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とっても面白い引き手を見つけたけれど、どこにもサイズが合わなさそうだったので、買うのは断念しました。
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それにしても、今日はよいお天気でとても気持ちよかったです。
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天使突抜367 クローゼット お昼ご飯45

ヴィヴァルディのコンチェルトは、フィギュアスケートで言うならば、トリプルアクセルのような大技は出てこないのですが、延々とストレートラインステップが続くようなところがあり、ちょっとひっかかるとアウト!
軽やかに弾ききりたいものです。

そんなことを練習しながら、現場に谷本さんが見えたので「そばめし」。
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今日の367は、1階エアコン下にクローゼットが出来ました。
上田さんのところの天井材を使った扉です。
すごくかっこよくて興奮。


天使突抜367 電気の傘

夕方、展覧会最終日「八木明 酒器展Ⅱ」に滑り込む。
DMの一文に「ロクロの超絶技巧者〜」と書かれていて、なんだか可笑しい。私も八木明さんの作品を見る度に「このロクロ、超絶技巧!」と思うから、全くその通りなんだけれど。(笑)

帰りに、まだ買いそろえられていない、電気の傘が気になり近くの骨董屋にふらっとはいる。
結構、いいなと思うのがあった。
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けど、58000円。
贅沢は敵。
今日も、MP810は応答なし。



天使突抜367 メテユンデの整理 

今日は、12月4日に弾く、ヴィヴァルディのコンチェルトを集中的に練習。

その合間に「メテユンデ」のゆかたの整理をする。
このブランドをプロデュースして8年になるので、保管しておくサンプルだけでもかなりの量になります。まぁ、そういうものを保管するための倉庫として367を手に入れたわけですが...(笑)
一階に棚を作ってゆかたを置くことになっているものの、保管する物の全体像がわかっているようなわかっていないような。なので、あらためて整理してみました。
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やはり、これらゆかただけで100枚ほどありました。
う〜ん。
帯や小物もあるので、大変です。
今は大きな段ボールに入れているのですが、大きい段ボール箱だと一人で持ち上げられないので、やはり15枚ずつくらい入る段ボールを準備した方がよさそうです。ということは、段ボールが7個ほど必要ということか。
近所に、段ボール箱を誂えてくれる箱屋さんがあるけれど、勝手に頼むと、他の個所とバランスが悪くなりそうなので、とにかく谷本さんの指示を待つことにします。
こんな感じで2階に待機。
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ブログを書いて、またヴィヴァルディに戻ります。

ところで、プリンターの電源が入りません。
壊れたみたい。
この忙しいときに。
勘弁してほしい。
応答せよ、CanonMP810。

天使突抜367 弘法さんで、引き出しを

今日は弘法さん。
晴天の日曜日ということで、帰りがけの朝9時頃には、歩きづらいくらいの人手でした。

私は「今日は大きなものを買うから自転車には積めないのでタクシーでいきなさい」と夢の中で言われたような気がしたので、タクシーで行きました。いや、大きなものが買いたかっただけかもしれません。(笑)

今日、ねらっていたのは、家の小引き出しの棚の「余白」部分に入れる引き出し。
昨夜測っておいた寸法表を持って家を出る。
まず、見つけたいのは、幅23.5センチ以内、足袋が入れられるような長めの引き出し。
すぐに見つかりました!
幅を測ってみると、なんと23.5センチ。
買うしかないです。
裏には、明治16年に新調したという覚え書きがありました。
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こんな引き出しです。
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鍵の位置がオリジナルなのにビミョウにずれているのが愛嬌。もう一つ、この上におけるようなものも手に入れ、家に帰って左が空いていた棚のスペースに載せてみると、ばっちりでした!
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あと、この棚の一番上も、家にあった間に合わせのものを置いていたのですが、まさにぴったりサイズのものが手に入りました。
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これは、昔「露天商見習い」をしていた頃、店番をさせてもらっていた長島さんのところで見つけたので、とっても安くしていただきました。
余談ですが、この長島さんの店の隣は「鯛焼き屋」なので、夏はぶったおれそうに暑かった。ちなみに今でも、隣は「鯛焼き屋」です。

それから、367にぴったりの「ちりとり」も見つけました。
掃除するぞ〜という気分。
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これを持ってタクシーの所まで行く私はすごい、と思いました。
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これだけの荷物があることがわかっているのに、「すぐき」まで買っているワタシ。
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上賀茂から来られているこのおばあちゃん、今年も元気です。
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大工道具がたくさんでていたので、まーくんにおみやげでも、と思ったけど、全然わからないので、やめました。
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文化な日。

今日は戸矢崎さんと。

その1 
京都造形芸術大学 GALLERY RAKUへ「スティルライフ」展を、観に行く。

シャツの袖部分のみを大量に使って製作された「CENTER EAST+井上雅人」の作品写真を見た時「戸矢崎さん!」と思ったのでした。
80年代「同種の衣類」を大量に使った作品を製作しておられた戸矢崎さんがこの展覧会をご覧になると、どのような感想を持たれるのか。そのことに、とても興味があり、ブログでつぶやいてみたら、戸矢崎さんご本人がご連絡くださり、ご一緒することになりました。ブログでも、つぶやいてみるもんです。(笑)

ご参考まで、以下戸矢崎さんの作品。
これ以外にも軍手、ストッキングなどを使った作品があります。

ショーツをグラデーションに染め分けアクリルケースに詰める『グラデーションパンティ』
Tシャツを染め分けて床にしきつめる『海』

会場には、CENTER EAST(→ナカヒガシさん)もおられ、ちょっとした講評会みたいな感じになっていて、なんというか...おもしろかった。
初対面でも、自然につっこんだ話ができるというのは、アーティストとして、やはり何か同じよう方向を向いておられるんだろうな、とも感じた。
このユニット、またナカヒガシさんの今後の展開も楽しみです。
よい展覧会でした。

その2
ギャラリー素型へ
須藤玲子さん(「布」)の展覧会。
布が作品でありながら実用品であるという「スティルライフ」とは正反対の展覧会。

以前、マンダリンオリエンタルに宿泊したとき、このホテルのテキスタイルが不思議によくて、どこの何なんだろうと思って写真を撮っていたのでした。
戸矢崎さんから、マンダリンのテキスタイルは全て須藤さん、とうかがい納得!しました。
写真、iPhotoの中にありました。
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その3
なぜか?!盆栽を観に行きました。
戸矢崎さんの解説で、盆栽初体験。
おおよそのことがわかったような気になりました。
戸矢崎さんのお知り合い、盆栽界のアイドル河﨑仁美さん。
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着物の裾模様はもとより、紋も盆栽でした。
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仁美さんの後ろにある松は、「徳川一八代 徳川慶朝公所蔵・五葉松」です。

盆栽の展示を見た後、販売コーナーを見ていると、おおよその「価値」がわかったような気がしました。
この世界、数十万とか、フツウなんですね。
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3000円ほどの手のひらサイズのコーナーでひときわ光っているものの値段を見ると15000円とか。
やはりよいと思う物は高い!

昨日はNHKの収録、11時のヘアメイクスタートから21時の撮影終了まで...くたくたになってしまいましたが、今日は、良質な展覧会、そして戸矢崎さんの芸術論から恋愛論までを聞かせていただき、よい一日となりました!



天使突抜367 テレビ出演!

天使突抜367がテレビに出演します!
って、数秒だと思いますが...
でも、本当です。
ほらっ。
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今日、撮影がありました。
番組はNHK総合テレビ「あさイチ」です。
放送は12月2日8時15分から!

私もちらっとでます。(笑)

あっ、それから。
くれぐれも?!家はまだ完成しておりませんので...


今日は下駄の引っ越しをしました。
疲れました。
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どうしてこんなにたくさんあるのでしょう。
答えは、私が買ったからです...
ふぅ。

お昼ご飯。
お米をとりよせている農家からおいしそうなゴボウが届いたので。
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ゴボウ丼?!
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スープは大根と卵とお揚げ。
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天使突抜367は階段も整い、建具も揃ってきて、かなり完成に近づいてまいりました!
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天使突抜367 小引き出しも引っ越し

細々したことがいろいろあります。
今日は、こんな小引き出し達も引っ越ししました。
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これらには帯締めや帯揚げ、帯留めなどの他に、骨董市で買ったいろんなものが入っています。
たとえば、ガラスのペン。
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こんなかわいいレコードとか。
曲は「兎のダンス」。歌は「小鳩くるみ」。

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引き出しの中身については、落ち着いてから再度整理したいと思います!



今日のお昼は黄瀬さん一人でさみしく。
蕪の炊いたん。
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お皿が小さすぎて一緒にのりませんでした、生湯葉。
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炊き込みご飯。
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私はこれだけなのですが、よく考えるとメインディッシュがない、と気づき、近所のお店で焼きたて鯖を買ってきました。
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今日は、階段の蹴込みなど鉄部分が完成間近、になってきました。
下から三段目、一部木材がでているところは、測り間違えやりなおし、らしい。黄瀬さんにもそんな失敗があるとは、ほっとします。(笑)
それにしても、かっこいい階段になりました!
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スイッチ関係のプレートも出来ています。
ネジにもかなりのこだわりが。
今では売っていないネジをさらに加工したものです。

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私は、今日は初めての事をしました。
アコーディオンのレッスン。
えっ、アコーディオンも弾くの?ってそんなわけないでしょ。(笑)
アコーディオン奏者、御喜美江さんの愛弟子、松原智美ちゃんのレッスン。現在はドイツ在住の智美ちゃんですが、ちょうど大阪に帰省中ということで、14キロ!の楽器を背負ってうちまで来てくれました。
御喜さんは、常に他の楽器の奏者にレッスンを受けることを勧められるんだそうです。自分の弟子をかかえこみたがる先生も多い中で、それは素晴らしいなぁと思います。
それぞれの楽器には楽器特有の得手不得手があるので、それを熟知していると「楽器の都合」に合わせ、知らず知らずのうち、音楽的に妥協してしまっていることがあるのです。そこのところは、楽器の特性を知らない人の方が本質を指摘できる。
というわけで、大切なコンクールそしてドイツの大学の卒業試験に向けての演奏を聴かせていただきました。
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林光とベリオというかなり濃い内容の曲。思わず夢中になり、あっという間に3時間が経っていました。
若くて優秀な奏者との出会いは、こちらも刺激になります。御喜さん、ご指名ありがとうございました。


天使突抜367があわただしくなっております。
その理由は...数日後に発表します。

昨日は、谷本さんが1階の天井の色を揃えるように塗ってくれました。
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寒くなってきたので「大根のたいたん」とか、
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白菜と豚ミンチと生姜のごま油炒め。
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谷本さんに、谷本さんちの梅干しを。谷本さんはさすが、梅干しの食べっぷりが、いさぎよい。
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おつけものも、大根。
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アンティークの電気の傘も着々と揃ってきました。

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天使突抜367 階段かんな。

土曜日の夕方から原稿書きのスイッチがオンになり、書き続ける。朝起きて、一目散にPCに向かっていると、しゅんちゃんがくる。
私の眼鏡姿のぼぉーっとした姿に、日曜日なのにすみません、と恐縮してくれた。
今日は階段にそりが出ていたので、かんなで整える作業。
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さすが宮大工!見習い?!
途中からはまーくんも。
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谷本さんも瓦のエイジング作業。

町内のおばあちゃん特製おはぎをおやつにいただきました。

天使突抜367 着物の仕分け

12日、菅野さんに来ていただき、着物の仕分け作業でした。
その様子を平野さんが撮影。
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いやぁほんとに助かりました。
師匠にこんなことを頼むのもなぁーと思いながらお願いしたのですが、お願いしてよかったです。
一人でやるより、何十倍も速く適確に仕分けできたと思います。
10時からスタートして、終わったのは5時前だったでしょうか。結果、そんなに仕分けされず、ほとんどが箪笥に収まりました!
箪笥に収まらなかった仕分け分は「古着」として流通します。
解体屋さんも同級生でしたが、同級生には古着商もいます。おとうさんの跡を継いでがんばっているトモヤくんに電話して「たかみちくんの家のとなりのとなりのとなりまで、来てくれる?」とお願いすると、10分足らずでとんできてくれました。
トモヤくんの家で開かれている古着のせり市でお世話になります。
よろしくお願いします!
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師匠の菅野さんにカレーというわけにもいきませんから、今日の現場メシは「近辰」さんの仕出し。
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今日は、とっても素敵!なエアコンのカヴァーがとりつけられました。カヴァーの上部には古材が使用されています。
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「倉庫」として手に入れた古家でしたが、ますます「作品」になっていきます。


久々の給食

綾部市立東陵中学校での学校公演。
駅まで向かいに来てくださった教頭先生から「引っ越しおつかれさまです」と言われる。
ブログってそういうことだな、と思う。(笑)
先生のおすすめで、給食をいただく。
ハヤシライスとサラダ、チーズに牛乳。
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子どもの頃、給食が大嫌いで、毎日給食の時間が苦痛でした。何度、給食のおばさんのところに謝りに行ったことか。
今回は、謝りに行かず、ほぼ食べられました!
(牛乳はカバンの中にいれた・チーズは香織ちゃんにあげた・笑)
手入れの行き届いた木造の校舎、素敵な学校でした。
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翌日、場所を移動しての1日2公演はさすがに疲れましたが、ここでも歓迎してくださり、楽しい演奏会になりました。

香織ちゃんと裕子ちゃんもお疲れさまでした。
マリンバを積み込む図。
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天使突抜367 大きな変化!

天使突抜367に大きな変化が!
わかりますか?
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あっ、わからない?!
そうですね(笑)
変化の部分をアップにしてみましょう。
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はい、鍵がつきました!

鍵は、谷本さんが骨董屋でみつけてくれたもの。
建具に付いている方(写真では裏側なので見えない)はそのまま使えたのですが、鍵そのものの方は、建具の厚みの関係で長さがあわなかったので、谷本さんが長いのを作ってくれました!
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鍵を作るって?!
ウソみたいですけど、本当です。
さきほど、まーくんが鍵穴を開けてくれたので、さっそく鍵をしめて戻ってきました。

今日、私は、明日・明後日留守になるので、明明後日、朝からの「仕分け作業」に備え、箪笥の中を掃除して、箪笥敷きを設置。
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「仕分け作業」後に、ここに入れるか入れないか、着物達、運命の日はまもなくです。



天使突抜367 続・着物の引っ越し

今日は、朝から、
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昨夜準備した残りの着物を、せっせと367の階段下まで持って行く。

何度も階段をのぼったりおりたりしました。
運動になりました!

2階のキッチン。
昨日谷本さんに作業してもらったキッチン下の戸の塗装も仕上がり、設置されていました。
壁と同じ白でいいですか、と尋ねられ、汚れ目立ちますよね、とつぶやいていたら、きれいなグレーに仕上がっていました。
ここにも引き手など、入りますね。
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着物は12日、菅野さんに来ていただいて「仕分け作業」をします。今日箪笥の収納力を冷静に見てみると、これから100枚は「仕分け」した方がよさそうです。普段「コレクターではなく、着るために集めているので」と言っているので、まぁ、いいんです。
で、絶対に仕分けされない、谷本さんデザインの着物や帯を早速箪笥に収納しました。
記念すべき収納第一号は!
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あと、NHK「おしゃれ工房」出演の時に作ってもらったコレとか。
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これまで、どこに何が入っているかは、私の頭の中にしかなかったのですが、一応記録しておくことにしました。
本当は、写真付きだといいんでしょうが、とりあえず私がわかればいいので...

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天使突抜367 箪笥・着物の引っ越し

昨日は、箪笥の引っ越し。
箪笥を空にして、整理してから運び入れるので、この整理の方もなかなかに大変でした。
自宅のスペースが限られているので、一気に中の物を出して広げて整理するのは不可能。一棹整理をしては箪笥を動かし、そのスペースにまた着物を出して広げる。
2棹分の整理ができると367で作業中の谷本さんを呼んで一緒に運んでもらう、の繰り返しでした。
引っ越しにはコイツがとても役に立ちました。
本日デビュー「車辰」の台車です。
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黄瀬さんから「車のすべりが違う!」と聞いていましたが、ほんとに違う!
この写真は谷本さんですが、私でも箪笥を乗せて段差もなめらか、という優れものでした。
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家での着物の整理には、強力な助っ人を。
着物を集めはじめ、いろいろな催しで展示を始めた当初から手伝ってもらっている大西典子ちゃんに久々連絡し、お手伝いをお願いしました。
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私が箪笥の中のものを引っ張り出しておおよそ分けておき「この銘仙を15枚ずつくくって」という風にお願いする。これを夕方まで延々と。
例えばこんな銘仙の山。
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そうこうしている間に、367の2階が箪笥の山!になっていきます。
なかなかの迫力です。
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お昼ご飯、さすがに現場メシ作る余裕ナシ。

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そうこうしている間に、無事箪笥10棹が収まりました。
感動の瞬間!

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箪笥の引き出しの中には、こんなシールを見つけました。婚礼道具専門の京都のお店のもの、です。
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ほっと一息、典子ちゃんのおもたせ、おはぎを食べていたら
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黄瀬さんが現れる。
ちょうど良いところに!(笑)
まとめた着物を運ぶのを手伝ってもらいました。
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日が暮れる頃には、とりあえず作業終了。
今度は367に着物の山ができました。
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その後、一階の棚の、どこに何を入れるか。
黄瀬さんに棚板を設置してもらうために、相談する。
だいたいのところを決める。
谷本さんの書いたものを見ると、もうそれで出来上がったような気になるのですが(笑)これからです!
tana_keikaku.jpg7時を過ぎて解散し、その後食事をして、一人こつこつ後片付けと、まだまとめ残していた着物を整理。で、くたくたになりました。
みなさん、お疲れさまでした。ありがとうございました!


うそ、ついてました...

今日は箪笥10棹と着物の引っ越しでした。
谷本さん、典子ちゃん、そして夕方には黄瀬さんも顔を出して下さり、無事完了しました。
昨夜遅くまで準備をし、今日は朝9時からスタート、とりあえず完了、解散した後、やり残した「家に残していく箪笥」の中の整理などをしていて、もうクタクタです。
なので、写真は後日。

一つ、今日、判明したこと。
わたし、うそをついていました... (苦笑)
雑誌などのインタビューで「着物や帯は何点くらいお持ちですか」と尋ねられ「4〜500点くらいでしょうか」と応えていたのですが、軽く600点以上あることが判明しました...
これは定番の質問なので、以前から、なんとなく気になってはいたものの、わざわざ数えるのも大変なので、控えめに申告していたのでした。
今日は、移動するのに、15枚ずつまとめて紐でしばっていったので、容易に数えることが出来ました。
いくら「違います」と言っても「銘仙着物コレクター」と言われるのですが、約600点のコレクションの中に銘仙着物が占める割合は3割弱なので、言われるならば「アンティーク着物コレクター」なんですよね、やっぱり。
これからは、具体的な数が言えそうです。
でもまだ「仕分け作業」が残っているので、結局4〜500枚でおさまるかな。


今日はいろんなものが取り付けられて随分家らしくなりました。
お手洗いもほぼ完成しています。
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ややこしいエアコンの取り付け工事もJoshinの業者さんが、がんばってくださって、ばっちり取り付けられました。
本格的な箪笥の引っ越しは明日ですが、今日仮に一棹入れてみました。
堀川くんの採寸、設計、黄瀬さんの緻密な製作の鉄枠に、感動的におさまりました!
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これから、エアコンを隠す欄間みたいなものを取り付けるとか、細かい作業が出てきます。
明日、箪笥10棹の引っ越し、がんばります!

今日のお昼は、隣が下宿屋さんだった頃の住人のお母さん、畑をされている喜多さんが送って下さった採れたて万願寺とうがらし。
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甘辛味、
牛肉とソテーにしてみました。
炒め中。
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最近もう冷や奴は寒いので、温かくした厚揚げを生姜と醤油で。
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白菜とベーコンのスープ。
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デザートも喜多さんのところのもの。とろとろに甘い柿を、スプーンですくって食べてもらいました。

キッチンの下には引き出しや引き戸がつきました。写真は谷本さん設置中の図。
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それから、天井の梁をもう一度きれいにしたりして、2階部分がかなり整ってきました。
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今日のおやつは懐かしの「ビスコ」。
「乳酸菌が一億個」というコピーに惹かれました。どれくらいすごいか、いまいちよくわかりませんが、とにかく「おいしくてつよくなる」らしいので。(笑)
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残業手当?!
配給「豆の炊いたん」。
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天使突抜367 版築前整備 お昼ご飯40

今日のお昼ご飯は!
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蓋をとると、はいおでん。
麩嘉さんの生麩で京都の秋を演出してみました。
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現場メシに生麩は不釣り合いですが、今日はお見合いなので。
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うそうそ。
右側のかつくんと黄瀬さんが「工事現場」左側の裕子ちゃんと香織ちゃんが「音楽現場」ということで、今日は「合同現場メシ」となりました。(笑)

黄瀬さんはエアコン取り付けようの棚設置。
しっかりと鉄で組まれました。
しかし、この写真をみると、もうすぐ仕上がる家とは思えませんねぇ...
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かつくんは、遅くまで版築前の整備をしてくれていました。
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天使突抜367 細かいところ、お昼ご飯39

今日は文化の日。
祭日ですが、朝、前のガレージを見るとかつくんと西出さんの車が止まっていました。
そして、谷本さんと、まーくんの自転車。
谷本さんが来てくれるということだったので、昨夜、カレーの支度をしかけて寝てしまったのですが、急遽増量しました。

かつくんは西出さんの手伝いや、湯沸かしの設置等々。
まーくんは、お手洗いのカウンターに穴を開けて。
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水洗鉢の設置準備。
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古い黒い壁に墨を塗って化粧直し。
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階段の蹴込みは引き出しがついて収納になります。ここの調整なども。
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谷本さんもいろいろ細かい作業をしてくださってます。
玄関回りは、既存の物、新規の物、いろんな素材が入り交じっていますが、良い感じの色目でそろってきました。
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ところで、今日のカレー。
昨夜近所のスーパーで今シーズンはじめて海老芋を見たので、カレーに海老芋をのせてみました。
全然関係ない話ですが、今日、錦の八百屋で7万8千円の松茸をみつけました。「撮影はご遠慮下さい」と書いてありました。よくわかんない。

で、こちらのカレー、わけのわからない写真になってしまいましたが...
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お昼前に淡交社の編集者、神野さんが現れて一緒にご飯をたべました。
原稿に、さんざん現場メシの話を書いてるからねー。
それはそうと、全然原稿の催促がないので「よゆー」と思っていたら全く余裕ではなかった。神野さんが超多忙、その後体調不良へと移行していたから、だった。
今日の打ち合わせで、淡交社の「かんづめ」はホテルや素敵な一軒家ではなく「淡交社の会議室」だと知り、絶対拉致される前に書こうと思いました。

で、早速書こう!と思いながら、明日の昼ご飯に大根でも炊こうかと準備してしまいました。で、大根の葉っぱとおじゃこをごま油で炒める。明日新米の上にのっけて食べてもらいましょう。
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綾部と福知山

今日は朝から、香織ちゃんと裕子ちゃんで、マリンバトリオの練習。
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来週3公演。
綾部市立東綾中学校
福知山市立有仁小学校
福知山市立天津小学校
に行きます。

よく大人からは「知っている曲を」を言われますが、小学一年生が知っている曲の数なんてほんのわずかなわけですから「今日」聴いて初めて知ってくれればいい、と思っています。
後日送っていただく感想文ではフツウに「バルトークがよかった」とか「バーバーが楽しかった」とか、凝りに凝った野田さんアレンジの「しゃぼん玉」を絶賛する子どもとか、結構いますから。
とはいえ、今回も、土肥さんアレンジの「イッツ・ア・スモールワールド」や西邑さんアレンジの「崖の上のポニョ」も弾きます!

今日は、時間に余裕があったので、お昼は近所のお店でランチ。
自家製パン
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そして前菜のサラダ
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これだけでもかなり満足でした。
もちろん、パスタも食べたけど。


今日は、瓦の西出さんがはいってくださり、版築上の途中になっていたところを仕上げ。
せまいところは、かなり大変そうです。
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一部、古い瓦が揃わなかったので、なんとか古びたように見せることになりました。
今日、見てみると一部古びてました!
谷本さんの仕業?!
左手前のグレーに少し光っているのがもともとの色。
その隣のが上の段と色を揃えるためエイジングしたものです。
kawara_age.jpg
冷蔵庫もぴったりおさまりました。
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この空間におさまるようなサイズを探して、そしてきちんとおさまるように台を作っているので、おさまって当たり前なのですが、ぴったりにくると「お〜!」と歓声をあげたくなります。

換気扇も、デザイン的にはそこそこだけど、6480円だったので、これで上等です。(笑)
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かつくんの昼ご飯は生姜焼き定食。
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ご飯にはおいしい黒ごまをふっておきました。
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11月になって、間もなく着物の箪笥11棹の引っ越し準備です。現在うちにはそれプラス6棹あるので、そこに収まりきらないものは、思い切って「仕分け作業」することにしました。
民主党の蓮舫さんじゃないけど「必殺仕分け人」として古着の師匠、菅野さんに来てもらうようお願いしました。自分一人じゃだらだらしてしまうので、信頼できる人にすぱっとやってもらった方がいいのです。
いろいろなものが片付いていくのは、想像しただけで気持ちいいです。
と言いつつ、その場になると、菅野さんに厳しく仕分けられて、泣いてるかも(笑)






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筆記者

通崎睦美
製作所スタッフ
谷本天志(tanimoto)
戸矢崎満雄(toyazaki)
山崎暢子(yamazaki)
近藤あかね(kondo)

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