製作所日誌

2011年5月アーカイブ

事件?!

367で事件がおこりました!
ん?かつくん?
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かつくん、だだだだいじょうぶでしょうか....
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「だいじょうぶじゃないみたいっす。井戸が生きてるみたいっす。」

一階のほんの一部分に湿気を感じ、かつくんにみてもらったところ、特定部分からの雨漏りや水漏れではなく、どうやら井戸の湿気が上がってきているもよう。
ちゃんと処理したんだけどね...
処理の前に、お祓いでお酒をまいたので、井戸が息を吹き返したのかも?!
まずは、緊急事態ではないことがわかったので、365が落ち着いてから対応してもらうことにしました。
夜の現場。
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写真がゆがんでいる?
いえ、玄関の戸を斜めに入れるというちょっとかわったデザインになっています。
今日は、黄瀬さんもヘルプにはいってくださり、天井も半分はれました。
お昼は、おうどん。
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現場はごはんもセットでね。
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明太子とかきんぴらごぼうとか、あるもの添えて、がっつり食べて、がっつり働いていただきました。

ところで、以前連載をしていた関係で、今も毎号届けてくださる繊研新聞社『季刊きもの』。今日届いた夏号をぱらぱらとめくっていると、『天使突抜367』を紹介してくださっていました。
ありがとうございます!
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きぬさや

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どっかん!と、採れたて「きぬさや」が届きました。
昼ご飯。
どうする?
いためる!

ベーコンとじゃがいもときぬさやとエリンギ。
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塩と「野菜畑のブイヨン」で少し味を付けて、マヨネーズと黒胡椒で仕上げました。
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まだまだ、あるので、同じもの作って、明日現場の息子に食べさせよう。

ところで、今日も、雨。
楽譜の整理をしています。
本棚に「怪しいゾーン」がありまして...
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事情があって、見て見ぬ振り出来なくなってきまして...
これらの封筒に何が入っているかというと。
例えば...

「とにかく林光の曲なんです、林光がいろいろなんです。」という中味?!です。
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地道にやってます。ほとんどが出版されていないコピーの譜面なので、たいへんです。
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野田さんだけでも、まだ途中だけれど、70曲以上を初演しているみたいです。
西邑ファイルも手強そうだー。高校生の頃から積み重ねてるからね。
自分のシゴトをきちんとまとめるというのが、どうも苦手で、よく「レパートリーは何曲くらいありますか」と尋ねられるけれど、よくわかりません...

お知らせ

6月24日茶道資料館でのコンサート。
限定100名のところ、大幅増員で受け付けてくださっているそうですが、さすがに締め切りとのことです。明朝、あと2〜3人はいけるかな?(笑)
ご予定くださっていて、まだお申し込みでない方はお急ぎください。

限定100名をもう一つご案内。
こちらは、北九州です。
今年10月27,28日、北九州国際音楽祭にてコンサートの予定がありますが、その「プレ・トークショー」が、9月18日門司港旧税関であります。
レトロな建物のようで、私も楽しみです!
コンサートも古い建物、西日本工業倶楽部(国指定重要文化財・旧松本家住宅)にて。
コンサートの受付はもう少し後になります。
プレ・トークのお申し込み詳細はこちら。

お誕生日のケーキ

今日は、母の誕生日。
今は、現場に「息子」が二人いるので、大きなケーキを買ってきました。
苺のケーキがチョコレートのフリルで飾られている、エレガントなケーキです。
近所のケーキ屋さん「とむて」のもの。
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現場で食べるので、箱から出してこのままカットしてお皿にね。
ろうそくの立て方がむずかしい....
75才分のろうそく(大7+小5)を立てると、全く色気がなくなってしまいましたが、火を付けたらなんとか成り立ちました。(笑)
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ケーキ屋さんからの帰り。
天使突抜一丁目の売りに出ていた町家の戸が開いていました。
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瓦屋さんのおじさんによると、購入希望者が見学に来られているとのことでした。つぶされずに、住まわれるといいな。

と、思いながらケーキを食べ終わって玄関にいると、地図片手の二人連れのご婦人に「通崎睦美さんのお宅は...?」と声をかけられる。何度かに分けて東海道五十三次を歩くツアーで、東京から来られたのだとか。最後の自由時間「みんなは、御所などに行かれたけれど、私は天使突抜367を探しに来ました!」と。
先月出演したNHKラジオを聞かれて、どうしても来たかったのだそうです。「大阪から東京に移って40年になるけど、大阪弁しかしゃべれませーん」という「大阪のおばちゃん」でした。(笑)
「ホンモノに会えた!」と、あまりに喜んでくださるので、思わずまた367をご案内してしまいました。

男子のメロン

到来物のメロン。
現場にメロンは似合わないけど、四分の一をどかんと出せば、男子っぽいね。
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今日は玄関の仕切りが出来ていて、ちょっと部屋っぽくなってきました。
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夜、ひさしぶりに市バスに乗ったら(市バスで行けるところは、通常自転車)後ろの席から歌声が。
よく聴くと「おじいさんの古時計」。おそらく70代のおじいさんが、ちょうど聞こえるか聞こえないかくらいの大きさの声で、しっかり聴かせるように歌ってました。(笑)
「おじいさんの古時計」の次は「翼をください」。そして「さっちゃん」。なんとも、びみょーな選曲。次は何が来るかと耳をすましていたら、美空ひばりの「川の流れのように」が始まりました。
その次に何がくるか...気になりながら、降りました。(笑)



京都マルイ

もうそろそろすいているかなと、出かけたついでに、四条河原町阪急の後に入った、マルイに立ち寄りました。
本屋さんの「使い方」が面白いと聞いていたので。
なるほど、でした。
スタバでコーヒーを飲みながら「立ち読み」じゃなくて「座り読み」できるいうスタイルは、すでにお馴染みではあるけれど、デパート内のいろいろなところに、本が置かれていて、自由に読めるというのは、めずらしいかな。
フタバ書房さん、東京っぽい、って思いました。(笑)

この本屋さんの建築の棚で『ブータン伝統住居』という本を見つけました。
企画構成は、ブータン伝統住居実測調査団。千葉工業大学建築都市環境学科、古市徹雄研究室が問い合わせ先になっています。
『天使突抜367』を書くとき「版築」について、いろいろ調べたけれど、この本には行き着かなかった。なぜか...
367の小さな庭の壁「版築」はブータンの伝統的な工法なのです。この本にはたくさんの版築写真が出ています。説明をざっとみたところ、ワタシの書いたことに間違いはなかったようで、ほっ。
お金を持っていなかったので(自転車で出かける時、財布を確認せず、時々100円しかもってなかったりする....)次の機会に買いましょう。

そうそう、マルイに入っている雑貨やさんで、見慣れた刺繍のラインが。
広げて写真を写す勇気はなかった(笑)
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木部訓子さんの刺繍のTシャツや小物が並んでました。
知り合いの作品を思いがけず見つけるのは、うれしいです。

天使突抜案内

365の工事は「かつくん/まーくん」ではなく「かつくん/げんきくん」で行われています。
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この間「天使突抜367」を持って、この界隈を歩いておられたご夫婦?が、かつくんを見て「本に載っている人だ」とおっしゃってたそうです。でも、開いていたのはまーくんが載っているページだったらしい。(笑)

今日は、錦で酒屋を営んでいる、というおじさんが367を探しに来られていました。今、工事のため自宅玄関を開けっ放しにしているので、そういう方と出会いやすいのかも。
そのおじさん曰く、錦で道を尋ねられるのは「イノダコーヒー」「文化博物館」そして「天使突抜一丁目」なのだそうです。(→ちょっとおおげさだと思いますが・笑)。で、天使突抜だけ自分もわからず案内できないので、探しに来られたそうです。
と言われても...というところなのですが「音楽が大好きで、これまでに何度もコンサートに行っています。今度の茶道資料館にも行きます!」と。
こう言われると、弱いね。(笑)
つい367の中までご案内してしまいました。

京都現代写真作家展

この秋開催される、第13回京都現代写真作家展で、審査員をします。
「なぜ、ワタシが、写真展の審査員?!」なのですが、この公募展は、毎年、写真家のセンセイ方の他に、写真が専門分野ではない人が審査員に加わるそうです。
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大賞、準大賞、優秀賞、奨励賞の他「梅原猛賞」があります。
梅原先生が選ばれるのは、どんな写真でしょうか。
こちらにも、興味があります。
応募にご興味のある方はこちらまで。

竹選び

早朝、弘法さんに出かけたけれど、めずらしく買い物なし。
トピックスと言えば、NHKテレビ撮影中の樹木希林さんに出会ったことくらいかな。偶然、ディレクターが、以前ご一緒させていただいた佐藤健さんで、びっくり。「367」読んでますって、うれしい。

手ぶらで帰るのも寂しいので、昼ごはんのおかずに「しいたけ」。
1盛りを「山盛り」に、おまけしてもらった。
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午後は、かつくんと谷本さんと父と四人で、再び「竹平商店」へ。
お店は老舗の構えの大宮通り西側の他、向かいの東側にも倉庫があります。天井が高く、広くていいなーと別の部分でも盛り上がりました。周りに高層ビルが建つまでは五山の送り火が見えたという屋上にも上がらせていただきました。
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階段もいい感じ、とか。

谷本さんは、竹平商店の利田さんに「建築家さんですか」と間違われてました。(笑)
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膨大な量の竹を見せてもらって、これぞという一本を選び終え、時計を見ると、2時間も経っていました!
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長くて、車には乗せられないので、谷本さんが、かついで持って帰ってくれることに。
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重さはそうでもないけど、一人で竹をかついで歩くのは恥ずかしいかなーと思い、お伴しました。(笑)

谷本さん、何から何まで、ありがとうございました!

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茶道資料館コンサート

6月24日18時半より、今年、2回目茶道資料館でのコンサートがあります。
今回は「マリンバアンサンブルの楽しみ」ということで、マリンバのデュオ・トリオ(通崎・今田香織・後藤ゆり子)で以下のプログラムを演奏します。
当日は、茶道資料館の入場料(一般500円)でコンサートが聴け、展示も見られます。
電話予約が必要です 075-431-6474
詳しくは、裏千家HPにてご覧ください。

1 タンブーラン   J.M.ルクレール

2 小品集   W.A.モーツァルト

3 「人形の舞曲」より   D.ショスタコーヴィチ(通崎・今田)

4 かわせみ    中国民謡/野田雅巳編

5 「ピクニック」より  Ⅳ    S.バーバー (通崎・今田)

6 オブリビオン    A.ピアソラ/野田雅巳編 (通崎・後藤)

7 Beatles' Hits    J.レノン&P.マッカートニー/西邑由記子編


今回は、できたてほやほやが2曲、野田さんのオブリビオン(マリンバ・デュオ)西邑さんのビートルズ・メドレー(マリンバ・トリオ)。

お客さんはもとより、編曲者にもニコッとしてもらえるような演奏がしたいものです。


毎日いろいろ。

一昨日は、神戸芸術工科大学大学院ご一行様、が367に来られました。
30名以上!なんとか入れました。
『天使突抜367』を熟読して来てくれた学生さんには「あっ、ほんもの」と喜んでいただきました!
留学生の方も数名。写真、撮り続けてました。(笑)
戸矢崎さんのブログに写真あり。

昨日は、大阪でのリサイタル。
先日、布屋さんでかわいい生地を見つけたので、田中さんにパンツを縫ってもらいました。出来上がったのが、前日。どうして、いつもギリギリ...
それは、私の頼むのが遅いからです!(笑)
だって、突然思いつくので...
共演の香織ちゃんが、このパンツを持ってくるかなと思っていたので、ぴったりでした!
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2部は、トリオでの演奏。
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ソロから始まって、デュオ、トリオ、そしてアンコールの最後はソロに戻って福島民謡「相馬流れ山」を演奏しました。
終わったら、かなりへとへと。打ち上げで、勢いよくビールを飲んだけれど、家に帰ったら体重が減っていました。(笑)

今日は、朝からレッスンをして、昼間、かつくんと父と3人で、玄関、そして室内の手すり用につける「竹」を探しに。
母に手すりが必要なのですが、介護用品ではちょっと味気ないので、竹を付けることにしました。
有名な銘竹問屋「竹平商店」。
実は、こちらの代表取締役「利田くん」とは、同級生。小学校の時、学習塾で一緒でした!
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いろいろと説明してもらいながら、あちこち見せていただきました。
こちらの煤竹は180年もの。
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変わったものも、いろいろ置いてあります。
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竹をとめる金具は、やっぱり黄瀬さん製かなー。
367はこだわったけれど、365は、そこそこに、と言っていたのにいつの間にか、こんなこと、に...ならないよう気をつけないと(笑)

365解体

今日から、自宅の一階改装工事のための解体が始まりました。
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ツウザキ家、家業の作業場「なんでもない空間」が、どのように生まれ変わるでしょうか。

解体はかつくんと、土木屋さんの神出さん。
明日は元樹くんも参加予定。
順調に進み、夜には、壁が。
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天井も。
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すっかり「現場」になっていました。

ところで、現場メシは?
ありません!
今日は、一日中練習。
そんな余裕はないので、ごめんねー。

天使突抜一丁目の町家

天使突抜一丁目の町家が売りに出ています!
土地面積75.34坪、建物面積66.19坪。
7480万です!
(すみしん不動産の新聞折り込み広告より)
壊されてまたマンションが建つと悲しいので、どなたか町家を探しておられる方、買ってください!

ただし!
すみしんに叱られるかもしれませんが...
隣のおばちゃんが、ハトにえさをやるので、鳥嫌いの方は住めません。
まず、隣のおばちゃんと交渉してから、すみしんと交渉されることをおすすめします(笑)

この間解体された天使突抜一丁目の町家と「カメラのとめはら」の跡地には、40戸のマンション「天使突抜」が建設予定です。
実は、その北隣の古家も解体されることになりそうです...
何が建つんでしょう。
なんだか、寂しいですね。



結婚式。

今日はいとこ、順子の結婚式。
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万博公園内の「迎賓館」。
「結婚雑誌」に出てきそうな結婚式でした。

私の友達は結婚率が低いし、結婚する人も豪華披露宴はしないパターンがほとんどなので、なんだか別世界に迷い込んだようでした(笑)
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披露宴は、新郎の勤務先が電通ということで、友人のスピーチなど、なにかとビジュアルにまとめてあるのが可笑しかった。ヘリコプターの中でプロポーズしたんだって。それも映像作品になってました。
新婦の勤務先は「日本生命」で、私の友達にはいない「OLさん」がたくさん。華やかでした。

華やかと言えば新婦の姉。
私の箪笥からいろいろ試着して選んだら、コレになりました。
新郎側より、親戚の数は少なかったけれど、着物の派手さでは圧倒してました。(笑)
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ケーキはお庭で。
初夏の気持ちのよいお天気が最高でした。
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明日は

明日は、いとこの結婚式。
母、姉、新婦の姉、自分と4人分の着物のセット。
着付けは、いつもお願いしている山崎さんに式場まで来てもらうことになっているので、今日うちで、持ち物のチェックをしてもらう。
姉のセット。帯揚げはおめでたく「松」。
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帯締め帯揚げなどはまあいいとして、足袋や帯枕などの小物、そしてバッグと草履...
金銀の扇子、うっかりしていました。
展覧会などが続くと、この手のセットは手慣れた感じなのですが、久しぶりだし。それに、マネキンに合わせるのではなく、相手が人間なので足袋のサイズとか...あぁーややこしぃ、でした。
山崎さんにお願いして、大正解。わがまま言って今日来てもらって、助かりました。

18日のコンサートに向けても、ひとつうまくいかなかったところが解消され、ほっ。譜面に工夫を施したら弾けるようになったという簡単なことなのですが、このような図形楽譜はソレが重要なのです。どうしたらよいか、と考えている時間の方が長い場合もあります。
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ところで、昨日、ご婦人方のお集まりで演奏...と書いてから、いつも見ているニューヨーク在住のマリンバ奏者ミカさんのブログを見ると、ミカさんもニューヨークでご婦人方のお集まり「日米婦人会」のスペシャルランチの会で演奏されるみたい。(笑)
ミカさんのエネルギーにはいつも圧倒されます。

ビートルズ。

演奏の仕事の中で「ご婦人方のお集まり」に呼ばれる、ということがよくあります。
ライオンズとかロータリーとかおじさま方の集まりとはちょっと違う感じ。

戦前生まれ中心の「ご婦人方」からは、たいてい「日本のうた」のリクエストがあるのだけれど、戦後生まれ中心の「ご婦人方」だと「日本のうた」はとりたててうれしくないのかなぁ。
そんな風に考えて、新しいレパートリーを開拓。「日本のうた」と「ユーミン」の間の世代で、多くの人が口ずさめる歌ってなんだろう、と西邑さんに相談。「ビートルズは?」ということになり、それに決定。
今日、マリンバトリオにアレンジされた西邑由記子編「Beatles' Hits」が出来上がってきました。
楽譜はPDFで、午前4時前の送信、38時間ぶりに寝るらしい...お疲れ様でした!

はっきり言って、この仕事を引き受けた西邑さんは「ミスった...」と思ったことでしょう。(笑)
「ベートーヴェンをアレンジする」のが難しいくらい原曲の原色テイストが強い感じが、料理を難しくする。と西邑さんが自身のブログに書いていましたが、確かにビートルズの曲にはそういうところがあります。
この間、東北にちなんだ曲をと思って、野田さんに山田耕筰「松島音頭」のアレンジを頼んだのですが「これは完成されているから、触りにくい。民謡にしよう」ということで「相馬流れ山」を選んだのでした。曲のレベルが高いとか低いとかそういうことではなく、アレンジに向いているか向いていないか、という曲の個性もあります。

完成したのは、8分の間に10曲がちりばめられた力作、でした。
ちょっと前に、私が候補で出したみんなが知ってる「オブラディ・オブラダ」について「ベタすぎて恥ずかしい」と泣きのメール(笑)が入っていましたが、ちゃんと最後にもってきてにこやかに終わっているあたり「シゴトしてるなー」と思いました。(笑)
裏切らないアレンジ、です。
一般の方に聴いていただける最初のチャンスは、6月24日茶道資料館(京都)、あと10月北九州でも演奏予定です。

ところで、今日はかつくん&まーくんに手伝ってもらって、365一階の荷物を、工事期間中お借りしている数軒隣のお宅へ引っ越し。ややこしい雨模様のお天気でしたが、重いモノを運ぼうとしたほんの1分ほど、ふと雨があがってくれたり、ある意味、有り難いお天気でした。
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一階、家業の仕事場がしばし2階に引っ越し。和室に置くと、ミシンに風格が。(笑)
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あっという間に

あっという間にGWも終わり、もう10日。
仕事、家の用事...合間にちょっとおよばれ、など。
お料理屋さんでは、もう夏のお野菜「賀茂茄子」がでています!
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福島より

今日は、福島より嬉しいお客さま。
この間手に入れた小さな壺にお花を入れてみる。ほんとは「名もない草花」がいいのだと思うけれど、お花は育ててないし、近くに野山があるわけでもないので、お花屋さんに。
はかない雰囲気にするはずが、賑やかになっちゃいました。(笑)
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このところ、家の整理をしていて、探していたものを発見。タンバリン!
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たしか、高校生の時に買ったラディックのタンバリン。
この間、たまたまちょこっと使うことがあって、久しぶりに「あるはず」のところを探してもなくて、焦った...
中学から20才くらいまでは、マリンバ奏者ではなく打楽器奏者をめざしていたので、実は、かなり楽器を持っています。シンバルからスネアドラムにバスドラムなど、ほとんど後輩に貸したままで何がどこにあるか、もひとつ定かでない。返さなくてもいいから使ってちょうだい、と預けたままなので。(笑)30年近く前で、タンバリンやトライアングル、カスタネットあたりの「小物」はたしか1万円〜1万5千円くらいだったような記憶。お小遣いをためて、一つずつ買いそろえていったのでした。

特に中学生の頃はクラシックの中でもオーケストラが大好きでした。クラブも管弦楽部。自分のトライアングルを手に入れてニヤっとする中学生って...
中学2年の美術の課題で作った木箱にはマーラーの交響曲第二番のフレーズを彫ってました。かなりのオタクです。
これも出てきました。
ちなみに、側面にはそれぞれ「♯」と「♭」が踊っています。
美術の才能は....なさそうです(笑)
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こどもの日

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こどもの日にちなんで...
小学校たぶん4年生の通崎睦美さん。
子どもの頃は、大柄でした!
6年生からほとんど変わっていません(笑)

それにしても「立ち方」が今と同じなのが、可笑しい。

通崎商店

367の工事も一段落し、まもなく自宅365の改修にとりかかります。
母の足が不自由になってきたので、極力1階で生活できるようにするための改修工事です。
設計は、かつくん、一部デザイン谷本さん、です。

この機会に家全体の荷物を減らしたいので、屋根裏まで整理したりしています。
たぶん祖父の代、家業で使っていたこんなものをしまっていたこと、思い出しました。
古いぼて。
ふたに書いてあるので、文字が反対?
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ところで、あまり読みなおさずに、アップすることがあるので、後で「しまった!」と思う、「国語の問題」があります。
今、昨日の記事をみると「実用的な部分はさることながら」と書いていますが、何を考えていたのでしょうね。「さることながら」じゃなくて「もとより」です。なおしとこっと。
少し前の記事、赤帽を始められた新井さんも「変身」ではなく「転身」です。(笑)

紙恭輔

調べ物をしていて、古本屋さんでこんなものに出会いました。
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「紙恭輔・帰還陣中作品発表会」
昭和19年4月22日、日比谷公会堂で、木琴奏者平岡養一が、紙恭輔の「管弦楽と木琴のための協奏曲」を演奏した時のプログラム。「非常ニ面白シ、感銘、」の書き込みあり。
戦時中に、オーケストラの新曲を集めた演奏会をやっていた日本文化って、何なんだ?!と思う。オーケストラは東京交響楽団。おそらく指揮は、紙恭輔自身。
メインは、交響組曲「ボルネオ」。ちょうどボルネオを日本軍が占領した時代なので、戦意高揚のための音楽会か?
私の手元にある、紙恭輔のスコアの最後には作曲年月日が昭和19年4月10日とあるけれど、平岡さんはいつ楽譜をもらったのかな、というのが同業者的には気になるところ。
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367玄関扉

今日は10時から4時過ぎまで、18日のコンサート、マリンバトリオのリハーサル。
最近、ピアノとのデュオが多く、マリンバトリオの編成は久しぶりです。

今回のプログラムの中の一曲、野田さんアレンジの「夏きらきら,あめ,あおぞら」という曲は、「夏」にまつわる日本のうたがメドレーがで出てきます。よく「日本の曲をお願いします」と頼まれるので、季節に合わせた「日本のうた」のレパートリーがあります。5月は微妙なところですが、季節は後戻りより先取りの方が気持ちがよいので、今回は「夏編」。このメドレーは「みかんの花咲く丘」でスタート。野田さんのなかなかゴージャスな編曲が、楽しめます。

ちょうど終わった頃、谷本さんが367へちょっとした補修に。
何が変わったかわかりますか?
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この写真じゃ、無理ですね。(笑)
この玄関は、通常、引き戸の部分をくぐってはいるのですが、足がすれる扉の下の部分の角が、すでに少し傷んできました。
今月は、神戸芸術工科大学の学生さんが30名ほど授業として367に来られることになっているので、その前に補修です。
ちょうど足がすれるところに、すっと一本、ローズウッドを入れてもらいました。
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実用的な部分はもとより、補修してよりかっこよくなる、というのは、さすが谷本さんです!

それはそうと、神戸芸術工科大学。
367で「367について」学生さんに講義することになっているのですが、30人、入って座れるのでしょうか...
喜んで、とお引き受けしたものの「観光バスで行きます」なんて聞くと、ちょっと心配になってきました。でも、20人の宴会ができたので、30人の講義はなんとかなるかな。
「4人ずつ縦8列に座ってくださーい」って感じでしょうか。(笑)

うどんすき

昨夜は姉が来ていて、久しぶり家族4人で、権太呂のうどんすきを食べる。
まず、そばの実が入った豆腐。
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うどんすきは、蛤からスタート。
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活海老が元気良すぎて、押さえ込み。さすがに、ちょっとかわいそう。でも、美味しかった。
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このお姉さん。あまりに初々しく、かわいいので、思わず「取材」。
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奈良県出身。今年大学を卒業して、権太呂に入社したそうです。
本店に行けば会えます(笑)

今朝は、東寺のがらくた市へ。
知人に会い、お友達を紹介してもらう。「あっ、ツウザキさん。西岡くんから噂はきいてます」って、どんな噂?!
展覧会のカードをいただきました。
吉田佐和子銅版画展5月3日ー15日 ギャラリーマロニエ
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買い物は「五線と飛行機」模様のコップ。
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2012年8月

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筆記者

通崎睦美
製作所スタッフ
谷本天志(tanimoto)
戸矢崎満雄(toyazaki)
山崎暢子(yamazaki)
近藤あかね(kondo)

過去の日誌一覧

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2009年9月以前の日誌

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