01
10月30日、サントリーホールブルーローズでのリサイタルが終わりました。
自分がやりたいと思っていたことが、8割方達成できた演奏会でした。
特に一番練習に時間をさいた「楽譜をなぞるだけなら初見で弾けるハイドン」については、「ハイドンがよかった」というお声をたくさんいただき、嬉しいことでした。
ピアノの松園洋二さんには、音楽の土台の部分をしっかり支えていただき感謝しかありません。
終演後、譜めくりのスペシャリスト神崎さんと三人で。

この衣裳は、よい発色の生地を買ってきて、縫製をしていただく田中英美さんと、どこかエノケンを意識しつつ、あーでもない、こーでもないと考えて作ったものです。
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28
京都コンサートホール30周年を記念して制作された『超楽器』が発売となりました。

キラキラした本です。
30年前と音楽に向き合う気持ちはそう変わっていないような気がしますが、自分が文章を書く仕事をするようになるとは、思ってもいませんでした。人生何があるかわかりませんね。
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21
昨日は、朝から12月のコンサートのリハーサルで、上尾直毅さんが拙宅までチェンバロを持ってきてくださいました。

両親が使っていた部屋を片付けたら、楽器がちょうど入りました。
チェンバロを車に積んで東京から来てくださったのですが、京都午前11時着。「何時に出たの?」「5時」。それで、なんだか軽々、平気そうなのですから、演奏もスゴイですが、体力もスゴイです。
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12
「せんくら」(仙台クラシックフェスティバル)から早1週間。
仙台の街は、活気があっていいですね!
「せんくら」には初めて参加しましたが、神尾真由子さんら一流ソリストの演奏から、子どものためのプログラムまで、とても充実した内容の音楽祭でした。
45分のプログラムが次から次へと繰り広げられるので、リハから本番までがバタバタ。珍しく写真を撮る余裕がなかったです。
が、前ノリで楽器を搬入、楽器置きっぱなしで2日間滞在しましたので、恒例の観光には出かけました(笑)
平岡養一のさんの蔵書にあったこの楽譜。山田耕筰『松島音頭』(昭和3年発行)。表紙の絵は恩地孝四郎、贅沢ですね。
はい、松島海岸へ、行って参りました!
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01
10月になりました。
10月30日、昨秋に続いて、サントリーホールブルーローズで、リサイタルを開催します。
題して「通崎睦美木琴リサイタル〜バッハとエノケン」。

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25
3泊4日の気仙沼、満喫して戻って参りました。
1日目の仕事は、移動と楽器の搬入。
京都から東京まで東海道新幹線。三井住友海上文化財団の宮下さん、水戸部さんと落ち合って「一ノ関」まで東北新幹線約2時間半。
駅まで迎えに来てくださった、気仙沼市民会館の館長、小松さんの運転で気仙沼へ。
山の中を走って、岩手県から宮城県へ。約1時間。
ホールで楽器を搬入、組み立てを行った後、お楽しみの夕食「旬彩料理鮮味」へ。
さすが、地元の秋刀魚は、油がのって美味でした。

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19
まだまだ30度予想の京都ですが、さすがに秋のシーズン到来、という感じです。
先週末は、久しぶりの舞鶴へ。

海と接していない京都市内に暮らしていると海をみただけで、テンションが上がります。
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09

9月12日、発売になります。
鈴木智彦著『ヤクザときどきピアノ 増補版』(筑摩書房)。
単行本を読売新聞の書評欄で紹介したご縁もあり、今回文庫の解説をご依頼いただきました。
人生初、文庫解説、です。
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04

夏休み中のこと。
私学の小学校の音楽の先生に向けての研修で、打楽器の指導をしました。
会場となったノートルダム学院小学校には、私たちの小学校の頃からは比べものにならない素晴らしい楽器が揃っていてびっくり。
まあ、私たちの小学校…といえば、もう半世紀も前のことですから、当たり前といえば当たり前でしょうけれど。
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