製作所日誌

2011年11月アーカイブ

綾瀬はるかちゃん

今、CMで綾瀬はるかちゃんがメテユンデのゆかたを着ている話は前に書きました。
おそらく、スタイリストさんの手持ちのものの貸し出しだろう、とは思っていましたが、犯人がわかりました(笑)
東京の古着やさん、着物スタイリストもしておられる、Ponia-ponの大野らふさんが、コーディネートされたそうです!
すごく苦労して作った配色だったので、うれしいです!
大野さん、ありがとうございました。

以前、宮崎あおいさんがメテユンデを撮影で着てくださった時は、男性ファンがそのゆかた一式を買い求めるというという面白い現象がおこりましたっけ。

ところで、今夜は、南座の顔見世。
やっぱり着物かなと思いますが、久しぶりすぎて、着付けに時間がかかりそう。
だれか、今すぐ、糸と針をもって「半襟つけ」に来て欲しい。
お裁縫キライ(笑)

御火焚きまんじゅう

基本的には京都から出たことがないので、これが京都ならではの風習なのか、それとも全国区のものなのか、よくわからないことがたくさんあります。
「御火焚きまんじゅう」はどうでしょう。
「おまんじゅう」と「みかん」と「おこし」がセットです!

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ライヴは楽しい。

今日は京都芸術センターで開催されたペトロフ・ピアノコンサートへ。「ピアニスト・文筆家」である、青柳いづみこさんの演奏会。いづみこさんは、池田逸子さんの紹介で知り合ったのですが、お祖父さまにあたるフランス文学の青柳瑞穂さんのエッセイを好きで読んでいたので、私の頭の中では、青柳瑞穂の孫。いづみこさんは、ピアニストの経歴も素晴らしいですが、吉田秀和賞や、講談社エッセイ賞受賞などいろいろ、文筆家としても活躍されています。
今日は、林光さんの作品も演奏されましたが、そういえば夏、光さんと食事しながら、いづみこさんの話をしたっけ、と思い出して、ちょっとほろっとしました。光さんは今病院のベッドの上。
いづみこさんは、かなり我が道を行く状態でしたが、それもまた楽し、というライヴでした。いづみこ×ペトロフピアノで聴く「亜麻色の髪の乙女(ドビュッシー)」は、今ここでしか聴けないもの、という一種の迫力がありました。なんというか、そういう演奏家にとっての武器、みたいなものがあるのは、素晴らしい。
共演されたバリトンの和田ひできさんも、素敵でした。
今日は、生の音楽はいいなーと、ものすごく当たり前な感想を持ちました(笑)

12月は、アルティにて、1日に山本裕樹ヴァイオリンリサイタル(伴奏は西脇千花さん)10日には西邑さんの新曲も演奏されるサラ・デイヴィス・ビュクナーピアノリサイタルがあります。
サラ・デイヴィス・ビュグナーさんについては、西邑さんの先生、という以外何も知らないのですが「100曲の協奏曲を含む幅広いレパートリーを持ち〜」というプロフィールにはびっくり。

2つとも、谷本さんデザインのチラシ。来年東京で開かれる千花ちゃんのリサイタルのチラシデザインも谷本さんです。楽しみです。みんな谷本デザインの魅力にとりこ、ですね(笑)
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人は死なない

昨日、茶道資料館でのコンサートが終わり、今秋の演奏関連はこれで一息。
12月からいよいよ冬、という感じ。

今日は、いくつか、そのままになっていた取材原稿の校正など。
PDFで届くと、iPhoneでも見られるし、ほんとに便利な時代です。
とはいえ、私の場合、プリントアウトして見るわけですが(笑)
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367が登場する『エクラ』(集英社)「樋口可南子のいいものを、すこし。」は、12月28日発売です。
校正が届くと、話したことと全然違うことが書かれていて「いらっ」とすることも多いけれど、清野さんの文章はパーフェクトで「ニコっ」。
367にたたずむ樋口可南子さんの美しい写真にもご期待ください!

あと。
一冊、本を読んだ。
最近、資料の本ばかり読んでいるので、仕事じゃない本は久しぶりかも。東大病院循環器内科の稲葉さんからご紹介いただいたもの。
矢作直樹著『人は死なない』(バジリコ株式会社)
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東大医学部教授が「人は死なない」って何ですか?!ってタイトルです。9月1日初版で、今8刷なので、かなり関心が持たれている本のようです。

内容的には、現代医学の限界、代替治療のこと、そして宗教的な話、臨死体験など非日常のこと、いわゆる「スピリチュアル系」のお話し、などが、個人的な体験(これが凄い!)も踏まえて書かれています。

「実際の臨床医である私がこんなことを言うと顰蹙をかうかもしれませんが、実際の医療の現場ではわからないことだらけというのが本当のところです。」
「自分の身内は、絶対に東大病院に入院させたくない」という人が少なからずいた。(←平成11年の話)

等々、「あーあ、言っちゃった...」という話がたくさんでてきます。というか、東大医学部の教授が真面目に誠実に『白い巨塔』と正反対のことを語っている、というのが、この本の存在価値かもしれません。
あまり内容を書くとこれから読まれる方の楽しみを奪うので、やめておきますが、『白い巨塔』の次はどなたかに「矢作直樹物語」を書いてもらいたいくらいです。何よりも、飄々とコレを書いちゃう、矢作さんという人物が面白いのです。金沢大学を出られてから現在に至る道のりなど、関心があります。(笑)


マンション工事

今年の3月、こんな写真を撮っていたけど、震災の直後だったので、ブログに載せるのを躊躇していました。
天使突抜一丁目「カメラのとめはら」とその隣の蔵のある大きなおうちの解体。
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今日、窓をあけると、こんな人が!
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こんなことになってました。
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見る見る間に高くなっていきます、天使突抜のマンション。

どんな分野でも、自分が到底できそうもないことをたやすく(実際たやすいかどうかはわかりませんが....)やってのけている人を見ると、気持ちがいいです。お兄さん達、かっこいいです。

それにしても、マンションって「立ちはだかる」って感じです。うちの367の工事も漆のにおいなど大変だったので、何事もお互い様、とは思いますが、このビル全体が塗装される時のことを考えると、今から頭が痛くなります。

367の新発見!

367の2階は天井を張っていないこともあり、真夏はかなり室温があがり、冷房も効きません。でも、1階は冷房も効くし、快適です。

しかし、冬場。
1階は底冷えするし、2階はエアコンを入れても暖かい空気は上に上がってしまい、足元が、どうしようもなく寒いし....
そんな時には、ホット・カーペットがよさそうだけど、367に似合う物などあるわけないし、おしゃれな暖房器具ってどうしたものか...と悩んでいました。

で、今日新発見がありました。
暖かい空気は上にあがってくる!
だから、隙間スキスキの367は、一階の暖房を入れると二階が暖かくなるのです(笑!)
お客さまは、2階へどうそ。
そして、まず、とりあえずは締め切って、一階と二階両方のエアコンを入れる。部屋が暖まったところで、2階のエアコンをオフにする。これがコツ!

これで、真冬も367にお客さまを呼べそうです。
もう少し気温が下がるとどうかわかりませんが、とにかく、もうしばらくは大丈夫そうです。

中津にて

林光さんとの演奏を聴いてくださりご依頼くださった仕事で、大分県の中津まで行ってきました。
「自分が聴いてよかったので、他の人にも聴かせてあげたい」と演奏会をコーディネイトしてくださるのは、何よりうれしいことです。なんだか、張り切ってしまいます!
今回は、光さんとではなく、マリンバトリオでしたが、香織ちゃんも裕子ちゃんも、よい演奏をしてくれました!おつかれさまでした。

昨日本番だったのですが、今日は、裕子ちゃんも、香織ちゃんも、忙しくてすぐに帰ってしまったので、私一人のんびり(笑)
前夜の打ち上げで、中津の方に観光スポットを尋ねたところ「耶馬溪」と教えてくださったので、今日は、一人で耶馬溪に行ってきました。どうやって行くのかも調べずに、とりあえず駅まで行ってみたら、偶然にも「駅長おすすめ、JR九州のウォーキング」というイベントをやっていて、駅前から耶馬溪まで直通バス往復500円というのが出ていましたので、早速それに乗ってみました。
耶馬溪が何かよくわからずに行ったのですが、すばらしい景色でした。

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紅葉には少し早かったのですが、お天気に恵まれ最高でした!

みんな下から眺めたり麓を歩いたりしているけれど、果たしてこの山は登れるのか?!
と思ったところ、入り口っぽいところを見つけたので登ってみました。
この山を越えるために、多くの人が命をおとす(コワイ....)と聞いた禅海和尚(この方です!)
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が、ノミと槌で30年かけて岩を掘り進んでトンネルを作ったそうです。
それが「青の洞門」と呼ばれ、そのトンネルを通るのが観光コースとなっています。
それにしても、この標識「現代人へ なにかを語る・青の洞門」「なにか」って...無料駐車場の看板に書くには、あまりに曖昧、あるいは哲学的?!で、笑っちゃいました。
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で、ピクニック気分で歩きはじめました!
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しかし、5分ほどたっても、人と出会わない。そのうち、道なき道っぽくなってきて。
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少し不安に感じ始めたところ、こんな看板が。
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「この先断崖絶壁です。」
え〜〜〜〜〜っ!
駐車場から、ほんの少し歩いたくらいで断崖絶壁に行けるなんて!
ほんとの断崖絶壁は通行止めになっているようでしたが、とりあえず行ける方面に行ってみることにしました。
下調べがないので、どこにたどり着くのか、かなりスリリングではありましたが、実際にはそんなに時間もかからず「窟」に到達しました。

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上を見上げると岩でした(笑)
ここから、少し進んでみると、さらにスリリング!
でも、地面には、前日の雨がまだ残っていたこともあり、普通の服と靴とバッグで、おそらくこの先は無理。まさに自分が「軽装備で登って滑落する人」に思えてきたので、引き返しました。

でも、誰にも会わず高いところでのんびりできて、最高でした!

駅に戻って、電車に乗る前に、もう一つのおすすめ、福沢諭吉記念館へ。
駅で、無料で自転車が借りられたので、すいすいでした。
「人の上に人を作らず...」で有名な福沢諭吉ですが、これまで「フツウの偉人」と思ってましたが、改めて資料をみてみると「かなりすごい偉人」だと思いました。いや「偉人」って呼ぶのがぴったりだ!と思いました。
それにしても、この諭吉先生の像。発注を受けた人は「胸から上をつくってください」と言われたのでしょうが、なんか空を飛んでいるみたいでかわいいです。胸からの下の部分が、台座に埋め込まれている方が、自然なのではないか、と思いますが、どうなんでしょう。
それにしては、台座が狭すぎるか(笑)
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中津の街は、そう広くないので、自転車で走っていると地図にのっているところ、どこへでも行けてしまいました。
中津城
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合元寺
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それにしても、人がいない。
こんな入り口の素敵なカフェも貸し切りで、贅沢な気分でした。
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全力で仕事をして、全力で観光をして(笑)
今日もがんばろう!という気分。

神戸ビエンナーレ2011

今日は、朝から練習をして、午後は戸矢崎さんの作品「銀の雨・金の環」を観に、神戸ビエンナーレ2011に出かけました。いくつかの会場で展示が行われているようですが、私はとにかく戸矢崎さんのを観る!という目的があったので「元町高架下会場」のみ。13の作品を観ました。

13作品には、はっきり言って、かなりレベルの差がありました。
この作品は、ダントツによかったと思います!ほんとに。
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戸矢崎さんですから、もちろん、全てボタンです。
近くによると、こんな感じ。
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この13の作品の会場は、空き店舗が利用されているのですが、やはり作品以前に、その空間の処理というのが大きくものをいう、というように思いました。そのまま生かして作品の一部と見立てるか、あるいは空間を作り込むか、等。
戸矢崎さんの作品は、吊されたり、並んだりしたボタンはもとより、丁寧に塗られたブルーの壁や床の色に「らしさ」を感じました。

その後は、豊中で、バロック・ヴァイオリン奏者寺神戸亮さんと、大内山薫さんのデュオを聴く。
寺神戸さんはホントにすばらしい奏者です!CDいっぱい持っています(笑)古楽をやる人がみんな(というのは言い過ぎか)留学するデン・ハーグ音楽院の教授でもあります。
大内山さんは、京フィル団員時代を知っているのだけれど、彼女は京芸の博士課程を出た後、オランダで修行して、いつの間にか古楽の奏者に。師弟のデュオでした。いいな、いいな寺神戸さんとデュオができるなんて!と思いながら聴きました(笑)

神戸ビエンナーレ2011は、23日までです!
おまけに記念写真。嬉しそうな私です。
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今日は練習。

裕子ちゃんと香織ちゃんと土曜の本番の練習。
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思い返せば、裕子ちゃんは大学受験の時からうちに来ているので、かなり長いおつきあいです。あっという間に、間もなく20年?!
今では、すっかり頼っています(笑)
香織ちゃんは、裕子ちゃんの後輩で、裕子ちゃんに紹介されてうちにきて、こちらも結構長いですね。軽く10年くらい?!

それにしても、キミたち。
ご飯を食べたら、合わなかったところがばっちり合う、ってどういうことですかねー。

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今日は、少し余裕があったので、近所の小さな洋食屋さんで、ランチ。オードヴルと、ますのチーズカツレツ。ワインでも飲みたくなるね。

谷本邸。

半年ほど前になりますが...

谷本さんが家を買いました。
お〜っ!

谷本さんが家をこわしました。
お〜っ!

2トントラックなんと8台分の廃材を処分したあと、すっきりです。
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2階では、まーくんが、壁を作り始めています。
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谷本さんの寝室を紹介します。
あっ、予定地、です。
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全然頼まれてませんけど、また進捗状況報告します(笑)

陶画塾展

367の洗面鉢も焼いていただいた、陶芸家の近藤あかねさんが出品されている「陶画塾展」(ギャラリーマロニエ・15日ー20日・12時ー19時)を観てきました。
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陶芸家さんの絵の展覧会です。四君子や山水など水墨画で代表的なもの、絵付けに使われる文様などを基礎から勉強されているのだそうです。
例えば、あかねちゃんの絵、近くで見ると、こんな感じに書き込まれています。(許可を得て撮影)
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プロにむかっていまさら何を、というかんじですが、楽しく書いた感じがいきいきと好ましい、と感じる絵でした。

ちょうど同じ階で、室田さんの作品展示もありました!

ヴィヴァルディ、終了。

コンサートの前日は、東京でリハーサル。
ヴィヴァルディの四季。
バロックを勉強しはじめる前に頼まれていたら、おそらく軽くこなせていたと思うのですが、一歩踏み込んでしまっているので、これがなかなか、ハードル高かったです。
これまで、素通りできたところが素通りできなくなってしまっているので(苦笑)

東京ハルモニア室内オーケストラの中にもバロックを勉強されている方があったりで、練習では、こちらの音楽的提案を、前向きに聞き入れてくださいました。当たり前のように思えますが、いつもそんな風にいくとは限らないのです。特に、オケの方にとっては馴染みがあり、何度もこなしておられる曲の場合....。そんなこともあって、ほんとに幸せな時間でした。
先方からのリクエストとはいえ、実際に演奏してみて、木琴でのヴィヴァルディを面白いと思ってもらえた、その感触がうれしかったです。

コンサートでは、四季の他いろいろ、そしてアンコールではソロで「相馬流れ山」それから、このコンサートでは毎回演奏されているという矢代秋雄編曲「赤とんぼ」を演奏。この「赤とんぼ」のアレンジがかなり凝っていて、とてもきれいでした。手法が、ちょっと野田さんに似ているところがあって、そのことを野田さんにメールしたら、矢代秋雄は高校時代の野田さんの「アイドル」だったらしい。そして辿れば「孫弟子」に当たるらしい。やっぱり影響ってあるのかな。今回は、練習当日突然楽譜を渡されて演奏したのですが、とてもきれいなハーモニーなので、いつか機会があれば、もっと精度をあげて、演奏したい。もちろん、ヴィヴァルディも含めて。そんな風に思いました。

本番、自分では、いろいろありましたが、平佐さんに合格点をもらったので、とりあえず合格、です。よしっ!次に向けてがんばります。

今回は、移動も少々ややこしかったのですが、赤帽ふるさと運送さんに、お世話になりました。
初仕事で、いきなり、木琴の組み立ても手伝っていただきました。
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ステマネの巨漢!浅野さんもサクサク動いてくださり助かりました!
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メンバーのみなさんの写真がない、のですが...
主宰の西山さんはじめ、みなさんありがとうございました!


ところで、箱根へは夜に移動したので、自分がどこにいるのか、いまちわからなかったのですが、朝起きて窓の外を見てびっくりしました。
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窓の外は、ゴルフ場でした!

本番の翌日は、ホール隣の、箱根ラリック美術館へ。ラリックは、いつも骨董屋さんで見ているので、つい値段を考えてしまうのは悪いクセ。展示物の中では、いわゆるラリックらしくないものが新鮮で面白かった。
その後、バスで芦ノ湖畔に出て、ロープウェイ、ケーブルカー、箱根登山鉄道と乗り継ぎ、小田原へ。途中、お茶を飲もうと立ち寄った箱根富士屋ホテル。
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このタイルの魚はなんでしょう。
鯉ですか???
思わず山崎暢子さんを思い出しました。山崎さん元気?
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と、まぁ、演奏会+観光シリーズ(ん?)
今週末、大分県中津へと続きます!

富士山!

この秋、最大の難関、ヴィヴァルディの四季が終わり、とりあえず、ほっ。
演奏会のいろいろは、また書くことにして、とにかく今日は休暇!

芦ノ湖からロープウェイに乗って素晴らしい富士山を見て、
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美味しい相模湾の「鯵丼」を食べて、
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リフレッシュ。

箱根の話もいろいろあるな。
また、書きます。
が、今夜は早く寝ます!

毎日新聞に版築

本日、毎日新聞朝刊に長屋再生シリーズの第5回が掲載されています。
今回は平野さん、撮り下ろし写真です。
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忘れ物なし?!

演奏家の人は「楽器」「楽譜」「衣装」「靴」...楽器によってその他いろいろ、忘れてはいけないものが、ある程度決まっていますが、私の場合、最近はコレ。

木琴は宅急便で対応するので、帰りの梱包用ガムテープです。
一回の梱包でコレ一本近く使います。
ちゃんと、入れたね。
よしっ!
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3分クッキング

昨日は、来週大分の仕事、マリンバトリオのリハーサル。
今回は、裕子ちゃんと香織ちゃんと3人でいきます。

基本的には、自分の聴いてもらいたい曲を並べるのですが、コンサートや催しによっては、主催者の方のリクエストをうかがいます。
で、今回は「3分クッキングの曲をお願いします」と言われていて...(笑)
まぁ、楽器紹介でやればいいかな、と思い、昨日そのつもりで音を出そうとしたら「あれっ?!」。
裕子ちゃんに「センセイ、それはNHKのきょうの料理のテーマで、3分クッキングだったらたぶんキューピー提供の番組です」と言われました。
電話で主催者さんと話していて、完全にすれ違っていた(笑)
思い込みはキケンですね。

あわてて、準備しました。
NHKのきょうの料理の音楽は、富田勲が昭和30年代につくったもの。木琴は安倍圭子先生が演奏されていたそうです。
3分クッキングの方は「おもちゃの兵隊の行進」です。こちらは、マリンバとは直接関係ないけれど、よくマリンバで演奏されます。
確かに、どちらの曲もマリンバ的。料理の、包丁でトントンやるイメージがマリンバや木琴のイメージとあうのでしょうか。

それから、全然関係のない話題ですが...
ビタミンガードのCMで綾瀬はるかちゃんが着ているゆかたは、メテユンデです!



25日茶道資料館

今日は、キタくんと25日の本番の合わせ。
いろいろパーカッションを持ってきてくれました。
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今日はじめて一緒に音を出して思ったこと。
キタくんは、耳も性格もよい人だ!

バッハ、そしてvan.エイクの作品や、A.Gomez「レインダンス」などに加え、港大尋「ロバートの薔薇」「フランク氏のひまわり」「クロード氏の野生のパンジー」を演奏予定。

小一時間のコンサートですが、なかなか濃い内容になりそうです。
11月25日、18時半開演(演奏は約40分の予定)
茶道資料館で開催中の展覧会「肥後松井家の名品・武家と茶」入館料で、コンサートをお聴きいただけます。先着順予約制。お申し込みは075-431-6474


パプリカを見て

うちの近所のスーパー、フレスコで売っているパプリカ。
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なんとなく誇らしげな感じで、大きく「オランダ産」と書いてあります。

オランダという文字を見ると、長くオランダに住んでおられたリコーダーの本村さんを思い浮かべます。本村さんと言えば、バロック!
今、ヴィヴァルディ(=バロック音楽)を練習しているので、スーパーに行ってパプリカを見ると、ドキッとします(笑)

12日に演奏する、ヴィヴァルディの「四季」。これをヴァイオリンではなく木琴で、弦楽合奏と演奏するというのは、なんといいますか...
フランス人が京都に来て、お家元のお茶会でお点前をする、くらい冒険感があります。「フランス人のやることも、結構面白い」と思ってもらえるか、どうか。
奇をてらうことなく、いくつもり。
なぜフランス人かって(笑)
アメリカでもなくアフリカでもなく、なんとなくそういう距離感かな、というところ。

疲れた時は、完走メダルをみて元気をだそう!
京都音協の岸本さん、大阪マラソン完走おめでとうございます!
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あっ、それから、ちょっとうれしいはなし。
先日のリサイタルで弾いた「日本狂詩曲〜貴志康一作品による」はオーケストラと木琴のためにアレンジされたもの。先日は、ピアノと弾きましたが、いつかオケとできたらな、と思っていたところ、その機会がめぐってきました。
平岡さんの楽譜をひっくり返して、スコアとパート譜を揃えて、本日発送。
よしっ!
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テキパキ。

雑用、というわけではないけれど、楽器に向かう以外の用事をテキパキこなそう!と心に決めて2日間ほどを過ごす。来年1月21日呉市、蘭島閣美術館でのコンサートの楽譜をコピー・製本して、平林さんに送る。この日は、西邑さんアレンジのナザレ、そして当摩泰久さんに委嘱している「アマリリス」のアレンジなど新しいレパートリーも演奏予定。
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あと、3月22日、埼玉会館ランチタイムコンサートのプログラムを決めて、ヒラサオフィスと千花ちゃんに知らせる。この日は、上記の2曲も演奏します。
そして、来週、東京でリハーサルの後、箱根までの楽器運搬を最終確認する。
これは、この春「赤帽」に転身された元境島小学校校長先生に依頼!楽器と一緒に箱根まで助手席に乗せていただくことになりました。これは先日届いた、いせさき新聞に「ふるさと運送」さんが、紹介された記事です。
「山田さんに負けないようがんばります」とメールいただきました。まず、木琴の組み立てから覚えていただきましょうか(笑)
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あと、来年3月、ご入院中の林光さんのかわりのピアノを松園さんにお願いしたりとか、いろいろ。
全て完了!と思ったところで、平佐さんから「チラシ用原稿、佐世保で演奏する楽しみなど、400字で大至急」とメールが届く。佐世保で演奏する楽しみか...ハンバーガーとか新鮮なお魚が楽しみとか、それもちょっと不謹慎なので(不謹慎、というか...ワタシの文章力で、それをセンス良く入れようと思うと、1時間余分にかかってしまう)聴き所など中心に佐世保のみなさんへのメッセージを書いて送る。
よしっ、と思ったら.....と続くのだけれど、とにかく完了。
箱根で弾く、ヴィヴァルディの四季「春」と「秋」の練習に集中しています。

あっ、今日、髪、切りました。
おかっぱじゃなくなりました。
11月10日、毎日新聞朝刊に写真が掲載されますので、お楽しみに!
髪を切ったニュースじゃないです。
連載中の「ツウザキさんの京都長屋再生術」記事の中です!(笑)


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筆記者

通崎睦美
製作所スタッフ
谷本天志(tanimoto)
戸矢崎満雄(toyazaki)
山崎暢子(yamazaki)
近藤あかね(kondo)

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2009年9月以前の日誌

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