かわいい木琴コレクション
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東大阪市民美術センターにて、5月20日からはじまる「通崎好み選展・コレクションとクリエイション〜通崎好み」では、おもちゃの類も含め、コツコツ集めた日本/アメリカの木琴コレクションも披露する予定です。
これは、アメリカのもの。
箱からして、よくできたデザインです!
中を開けるとxylophoneとはいえ、木琴ではなく鉄琴ですが、なんともかわいい!
楽譜がついていて、色の通り叩けば曲が弾けます。これは「ロンドン橋」ですね。
こちらは、日本のおそらく昭和7〜8年頃、日本楽器(現・YAMAHA)製の木琴。
この当時から「シロホン」と呼ばれていたようです。
箱には、木琴が流行して粗悪な品が出回っているので、きちんとロゴを確かめて買ってください、という注意書きが書かれています。
調律は、半音高いですが、音階はほぼ正確です。
地域によってかなり差があるようですが、昨日の給食の話題からすると「一人に一台木琴を持って学校に通った!」とおっしゃる方は、脱脂粉乳をご存じの方と重なるのではないかと思います。私は昭和42年生まれなので、給食はビンの牛乳、音楽の授業はハーモニカからリコーダーでした。
昭和初期、あるいは昭和20〜30年代のように、もう一度木琴が流行するといいな、と思います。