びわ湖ホールリサイタル終了。

|

久しぶりに弾く曲や新曲など、結構ハードなプログラムでしたが、びわ湖ホールでのリサイタル、無事終了しました。緻密な譜面からちょっとした即興まで、港さんとのこの10年の積み重ねを感じた本番となりました。

実は、チケットがあまり売れていない、と聞いていたので「平日の午後だもんなあ...」と思っていたのですが、7月にはいって突然売れ出したそうで、結果たくさんの方が来て下さいました。これは、びわ湖ホールの公演としては異例のことだったようです。私自身ぎりぎりにならないとエンジンがかからない性分なのですが、聴きに来て下さるお客様も、同様なのでしょうか(笑)聴きに来てくださったみなさん、ありがとうございました。

びわ湖ホールの担当の方からのメールにはこんなことも書かれていました。

「おしゃれなお客様が多くて、私たちも楽しませてもらえたとロビーにいた職員が申しておりました」と。お客さまがほめられるとは!うれしいですね。(笑)

今回はびわ湖ホールの主催公演だったので、前日は、会場でリハーサルさせていただきました。この会場は、響きがよいと評判のホールです。確かに、弦楽器のソロなんかだと、最高なのだと思います。が、マリンバにとって、とりわけ今回のプログラムにとっては、響きすぎてむずかしい場所でした。普通に弾けば「自分の音」というより「ホールの音」になってしまいがちなのです。もちろん「ホールの音」はよい音なのですが、長い残響の心地よい音ばかりでは音楽が作れない。でも、そういう時こそ、燃えます(笑)

もちろん、時間がなければないなりに、対応するのが常ですが、前日のリハでは「納得のいくまでどうぞ使ってください」と、約束の18時を過ぎても、ホールスタッフのみなさん笑顔で対応してくださり、ドーナツの差し入れまで持ってきてくださり!その結果、自分なりのコレ、というポイントを見つけて演奏することができました。こんな風に対応していただけることはめったにないので、港さんと二人で、ほんとに感激しました。「笑顔とドーナツ」これ、大きかったです。びわ湖ホールスタッフのみなさんの「さりげない熱意」は最高!でした。

そうそう、館長さんも客席で聴いてくださり「アンコールの拍手、ああいうのはこのシリーズでめったにないです」って。

今回は、客席の評価が高かったような。(笑) 

終演後、楽屋にて港さんと。 撮影は、西邑さん!

mu_ohiro.jpg

通崎好み製作所からメールまたは郵便で楽しいお知らせをお送りします。ご希望の方はこちらからお申し込み下さい。

2009年9月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      
    通崎好み製作所SHOP
    melody name

筆記者

通崎睦美
製作所スタッフ
谷本天志(tanimoto)
戸矢崎満雄(toyazaki)
山崎暢子(yamazaki)
近藤あかね(kondo)

過去の日誌一覧

  • メテユンデ 通崎睦美プロデュース ゆかたブランド METEYUNDE(メテユンデ)プロモーションサイト