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ブログで時々紹介している催し、ギャラリー鉄斎堂「近代絵画作品展」。
11日(土)から26日(日)までの開催ですが、内覧会のような形で観せていただくことができます。
横山大観など、大家の作品から決して有名ではない画家の作品までが展示即売されています。触れるほどの距離に近づいて観られる上に、全てに価格(=画商の評価)がついているので、美術館でみるよりずっと楽しいです(笑)
今日、はっとした作品。林司馬(はやし・しめ 1906-1985)の軸。

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ブックカフェ&ギャラリー UNITE
http://www.unite-kyoto.jp
で開催中の、ヨーロッパのお鍋コレクション展「Nabe Quest 2015 : nabe-TEN」をのぞいてきました。コレクターは、画家であり、装幀家であり、文筆家でもある林哲夫さんの奥さま。壁には林さんの絵も展示されておりました。
あまり紹介すると楽しくないので、少しだけ。
フランスのメーカー、ル・クルーゼのお鍋は日本でも愛用者が多いですが、ここには、インダストリアル・デザインの巨匠レイモンド・ローウィ(RAYMOND LOEWY 1893-1986)による「コケル(Coquelle)」など、希少価値の高いものが並んでいます。

図録(冊子)も気が利いていてうれしいです!
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昨日のトークセッションはなかなか面白い経験でした。
これまでパネラーで出席する場合「おじさま方に混じって」というパターンがほとんどでしたが、今回の場合、進行役の橋本さん(ロームシアター京都プログラムディレクター)も含め、一回り下の世代の男性3名に囲まれる形。すなわち、自分がおばさん、なわけです(笑)こうなると、少しは発言の傾向もかわってきますね。そこが、面白い経験その1。
もうひとつは、パネラーの茂山童司さんは江戸時代から400年続く茂山千五郎家の14代目にあたる世代。http://www.soja.gr.jp
一方の細尾真孝さんは1688年創業、西陣織の老舗「細尾」の次期代表。http://www.hosoo.co.jp
お二人とも伝統をふまえながらも、京都、日本にこだわらず、世界を視野に入れた活動を展開されている方々。歴史のあるおうちに育たれ着々と実績を積んでおられるお二人、でも、自分より随分若い(笑)このあたりも、なかなか新鮮な経験でありました。
ロームシアターがどんな場所になれば、人が集まるか。
私は、自転車置き場の警備員さんが、いかにお客さんをもてなす心でその場に立つか、そんなことが大切じゃないか、というような話をしました。企画内容などはいうまでもないですが、やはり気持ちのいい場というのは、お客さんと直接接する現場にいる人が作っていくものですから。狭い京都の代表的交通手段は、自転車。ロームシアターの自転車置き場が全国的に有名になるくらい、感じよくなってもらいたいですね。アルバイトの募集では、条件に「音楽好き」を入れる。特典として「月に一枚は演奏会の招待券がもらえる」とか、そういうのどうかな。いい人材が集まりそうです(笑)
何はともあれ、来年1月オープン、ロームシアター京都に期待したいと思います!
さて、私は日曜日あたりから不覚にも風邪が忍び寄っている様子。絶対治すと決めて日曜日から禁酒(って、そんなに毎日飲み歩いているわけではないですが)しています。昨日の打ち上げも、楽しみにしていた会食も失礼して…. 家で練習しています。
今週末は横浜でマリンバでうたの伴奏をするという演奏会。
歌曲は曲が短いから、2公演でのべ約50曲!
頭がこんがらがりそうなので、こんな付箋を貼っています。
気になるところにlook!

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VOCA展開催中、上野の森美術館でのコンサートは、無事終わりました。
ご来聴くださったみなさま、共演のリコーダー鈴木俊哉さん、そして作品を提供してくださった作曲家の方々、お世話になったみなさまありがとうございました。
おそらく「平岡養一の木琴」を目当てに来てくださった方が「現代音楽は苦手なので、ちょっとビビっていたのですが、どの曲も楽しめました。」とメールくださったのは嬉しかったです。
当日は、美術館の来場者がはけた6時から30分間でセッティング、7時開演という超バタバタ。その後、打ち上げも楽しかったのだけど、その前がバタバタ過ぎて、写真を撮るのも忘れていました(笑)
ところで、昨日、京都市社会教育委員の会議で配られた冊子に印刷されていた高校生の油絵。(実際はカラー)

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「飛行機銘仙」(谷本天志デザイン)と、原画、そして谷本さんお手製飛行機の帯留め。
(写真:中川忠明)

2003年、居内商店で販売されていた谷本天志デザインの飛行機銘仙に、どうして見知らぬ色違いが誕生して「伊勢崎銘仙×nuno」のコラボで使われたのか。
これには、こんな事情がありました。
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06
昨日のブログに書いた「布」の布が本当に素晴らしくって、HPhttp://www.nuno.comを眺めていたところ衝撃が走りました。
えっ?!

「布」と伊勢崎銘仙がコラボ?!
それはいいとして、ここに使われている銘仙の生地は、2003年大阪の着物屋さん「居内商店」から依頼を受けて私がコーディネイト、谷本天志さんにデザインをお願いしてできた「飛行機銘仙」の色違いではないですか!
ほらっ。

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05
先日、戸矢崎満雄さんがFBで紹介しておられたジャケットがとても素敵だったので、どこのものかとお尋ねしたところ「布」の生地で誂えたとのこと。
http://www.nuno.com
先日、東京で時間ができたので、六本木アクシスの「布」にお邪魔して現物を見せていただきました。和紙で作ったその生地はとても素敵だったのですが、デザインのイメージがわかなかったので、こちらを入手しました。
同じ生地を白と黒で。

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3月14日午後7時より、上野の森美術館にて演奏会、ミュージアムコンサート「通崎睦美(木琴)〜現代美術と音楽が出会う時」があります。ゲストは、リコーダー奏者の鈴木俊哉さんhttp://www.tosiyasuzuki.comです。
http://www.tokyo-harusai.com/program/page_2450.html
俊哉さんとのリハーサルで写真を撮ったのですが、今はやりの「自撮り棒」などないので、楽器を入れられず、普通に楽しそうな写真になりました。実際、リハーサルが和気藹々と楽しかったので、まあいいでしょうか(笑)

美術館では、VOCA展開催中。
http://www.ueno-mori.org/exhibitions/main/voca/
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来年1月、京都会館の跡地に「ロームシアター京都」がオープンします。
今日は、そのオープニングプレ事業、トークイベント「京都における文化芸術と都市の未来」の打ち合わせに、担当の方がお越しになりました。
詳細はこちらから
http://www.kyoto-ongeibun.jp/rohmtheatrekyoto/topics.php#key1731

私より一回りほど若い世代の方だと、あまり「京都会館」の実感がないようで、思わず自分の年齢を感じてしまいました。私の音楽における「青春」は、ほとんどあのホールに詰まっていますからね(笑)
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