日記

木琴デイズvol.22 ~SDGsな衣装

通崎睦美コンサート「今、甦る!木琴デイズvol.22〜古楽器の音色に魅せられて」(ゲスト:上尾直毅さん)が終わりました。

今回は、木琴+チェンバロでの演奏の他、ミュゼット(フランスの宮廷で使われた小さなバグパイプ)や、バロックギター。

そして、リク(アラブ音楽で使われるタンバリン)

また最後に弾いた、ビーバー「描写的なソナタ」の「銃士隊」の場面では、フットペダルで太鼓を叩きながらのチェンバロ演奏

と、上尾さんには、八面六臂のご活躍をいただきました。

衣装を着てのリハーサル。いやいや、楽しく演奏いたしました。

上尾くん(←高校の後輩)ありがとう!

とはいえ、楽しいばかりではないのです、ね。

チェンバロはピアノのように大きな音がでません。

なので、ピアノと演奏する時が「mf(やや強く)」を中心にpppからfffまでの音量で弾いているとすると、チェンバロとは「p(弱く)」を中心にppppからmfまで。それだけでは面白くないので、時々f、ff、fffと、使い分けます。

そうしながら、バランスをとって200席の会場でうまく調和させるのは、至難のわざ。

というわけで、今回は前日から会場をかりてリハーサルしました。

実験の結果、

舞台の見場を良くするコンパネをはらず

いつもより、前に出してサイドの席も作るというように、設営しました。

通常は、場所(響き)を知っている会場だと安心なのですが、今回は場所を知っているからこそ心配という本番でした。でも、上尾さん、スタッフの皆さんにもご協力いただき、最善の響きで演奏することが出来たと思っています。

さて、今回の衣装。

既成のブラウスを買ってみたのですが、少し寂しい。

父の遺したたくさんの糸があるので、それをくるくるとまとめて置いてみると、なかなかカワイイ。というわけで、縫製の田中さんにくるくる置いた感じそのままをとめていただきました。

それから、着なくなった衣装のパンツの一部を、既成のパンツに貼り付けて「セットアップ感」を演出。はからずも、廃品利用?!今流行のSDGs(持続可能)な衣装となりました。

聴きに来てくださったみなさま、ありがとうございました。

来週、松井京都市長のラジオ番組「松井こうじのランチタイムカフェ」の収録がある関係で、市長さんも来てくださいました。

そうそう。

最近、聖教新聞に大きく取り上げられまして。

それを読まれた公明党の市会議員・西山のぶまささんもお越しくださいました。

私は、創価学会、公明党とは直接関係ないのですが「音楽は心に呼びかけ、共鳴と友情のハーモニーを響かせる。音楽は人と人を結び、世界に文化と平和の虹を架ける」という池田大作さんの理念で設立された民主音楽協会(通称、民音)には、大変お世話になっています。

1977年、平岡養一「木琴人生50年」全国93個所でのコンサートを主催したのは民音。10歳の私が70歳の平岡養一と共演したのは、その京都公演なのです。

と、少し話がそれましたが、ご来聴くださったみなさま、スタッフの皆さん、共演者の上尾直毅さん、ありがとうございました。

最後に、直前に「当日券でる?」と連絡があったので「じゃあ、撮影して」と急遽お願いした姫田蘭さん。東京から、ありがとうございました。

蘭さんが撮ると京都のなんでもない景色も素敵。

そして、私も、感じのよい人に写るのだ。

 

 

こどものための木琴デイズ in 立命館小学校
2/15(日) 午前の部 10:30開場 11:00開演 / 午後の部 13:30開場 14:00開演

木琴の風・春の声 フルート・ピアノと共に
高槻市生涯学習センター 2F多目的ホール
1/12(祝・月) 13:20開場 14:00開演
大人 3,000円 / 子ども 1,500円(小中学生)
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