日記

ありがとうございました。

父の死去に際しましては、たくさんの方に、お悔やみをいただきありがとうございました。

あっという間に、二七日忌を迎えます。

こどもの頃から聞き慣れた「おたいや」という言葉ですが、恥ずかしながら漢字で「逮夜」と書くと、初めて知りました。子どもの頃からうちの家で行き交っていた色の名前「はとばむらさき」が、「鳩羽紫」だと知った時と同じくらい衝撃でした。まだまだ知らないことばかりです。

床の間には、父が好きだった観音さんのお軸を掛けています。

最近は、家族葬が主流になっていますが、形式を好んだ父なので(家族葬も一つの形式ですが)通常通り、皆さんにお参りしていただく通夜、葬儀を行いました。

懐かしい方、ご近所の方、また思いがけない方がお参りくださり、感激でした。

「派手なのは嫌いだけれど、華やかなのは好き」という父の微妙なセンスを思い、何かとわがままを言いましたが、こちらの気持ちを汲んでご対応くださった公益社さんには感謝しています。棺の周りは、ピシッと菊のみ。周りぐるっと、頂戴したお花。おかげさまで、よい感じの祭壇になりました。

父に着せる着物は、父が用意していたものを出してきましたが「えっ、半襟ついてない!」

私もバタバタしていたので、着付けの山﨑さんにお願いして、整えていただきました。

おにぎりを作って駆けつけてくれた山﨑さんに感謝!

着物の紐は、絹をあずきで染めて、父が自分で作っていたものを使いました。

それにしても、本当に、マメな人でした。

5月の末、声を掛けても目を開けない父に「誰かわかる?」と聞くと、かすれた声で「大事な娘」と応えました。

涙が溢れたのは、通夜でも葬儀でもなくこの時かなと思います。

若い頃は、随分神経質な性格でしたが、60歳頃から、私の多様な友人知人らと親しく接するようになり、何かが吹っ切れたように、頑固と社交好きが混じり合う独特の雰囲気を醸し出すようになりました。たぶん、父自身、人生楽しくなってきたのだと思います。皆さんに感謝です。

遺影は、2019年、父と散歩中にスマホで撮ったものを使いました。

生前、お世話になった皆様、親しくおつきあいくださった皆様、本当に有り難うございました。

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