日記

ペンティ・サマラッティ展など。

昨日は、何必館・京都現代美術館、北欧、光の調べ「Pentti Sammallahti展」(26日まで)に。

久し振りに、写真を観て感動しました。

美術作品を観ていると、「コンセプト(あるいは哲学)」「技術」「センス」、このどこかが突出して迫ってくるように感じるのですが、ペンティさんの作品はそれらが高いレベルで一体となりそこにある。

写真のことは全くわからないのですが、たぶんめちゃくちゃ上手いんだと思います(笑)

いろいろなことを教わったような、展覧会でした。お薦めです。

 

さて、先週末、テレビ朝日「題名のない音楽会」は、「知っているようで知らない楽器・木琴の音楽会」というテーマで放送されました。

私が関係していたわけではないのですが、色んな方が、様々なご感想を送ってくださり、楽しいことでした(笑)

番組の最後に平岡養一の言葉が紹介されていました。(テレビの画面より)

拙著からの引用?!あるいは、構成された方が、この曲集を所有されていたか。

こちらの文章の一部ですね。

紹介された文章に続く「自分の表現を持ち込まず、楽譜に従って弾けば、あなた自身の個性は自ずと演奏に表れるだろう」。

これは、大好きな一文です。

先の展覧会の図録にある学芸員・梶川由紀さんの文章には、「写真は撮るものではない、受け取るものだ」という彼の言葉が記されていましたが、当時の平岡さん、ペンティさん両者の考えは、どこか通じているように思いました。

番組は、木琴というくくりで、木琴には「シロフォン」(=木琴)と「マリンバ」という2つの違ったタイプの楽器があるというお話し。「木琴がうたう」タイプの曲がなくて、そこは残念でしたが、そもそも、平岡の木琴は、番組で紹介されていた楽器とは全くといっていいほど違う楽器ですから、あまり欲張るわけにもいかないでしょう。全体的には、手堅くまとめられ、テレビならではのわかりやすさがあって、よかったです!

ところで、うちの近所(烏丸高辻西)にマリンバ教室が!

看板を設置しておられるところ、一番にみつけたのが私でした(笑)

同志社女子大を卒業して打楽器奏者として活動されている畑中明香さんのお教室です。

マリンバ・木琴を楽しむ人が増えるといいですね。

★ 7月23日「こどものための木琴デイズ」。チラシには、チケットがセブンイレブンの店頭で「購入不可」とありますが、「購入可」の間違いです!よろしくお願いいたします。

楽曲を読む - 演奏家は問いかける
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