バッハとエノケン!
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10月になりました。
10月30日、昨秋に続いて、サントリーホールブルーローズで、リサイタルを開催します。
題して「通崎睦美木琴リサイタル〜バッハとエノケン」。
バッハからスタートする第1部は、バロック・古典派の音楽+高橋悠治作品を。第2部は、平岡養一(1907~1981)と同世代と生きたエノケンこと榎本健一(1904~1970)が歌ってヒットした『ベアトリ姐ちゃん』や『月光値千金』など、楽しいレパートリーを演奏します。平岡養一のレコードデビュー(1930)も、エノケンのデビュー(1922)も『カルメン』なんです。何かと重なるところがあります。
銀座の映画館「金春館」で、毎回映画が始まる前、楽士達によって演奏されていた『金春マーチ』も演奏します。平岡養一はこの曲の中間の部分で活躍する<木琴>に心惹かれ、木琴を始めました。8分の6拍子のレトロでかわいいマーチ。『金春マーチ』は平岡の原点ともいえる曲です。
バッハの『トリオ・ソナタ』と『金春マーチ』を同じ演奏会で聴く、ということもなかなかないと思います(笑)木琴で奏でる、その対照的な世界を是非是非お楽しみください。
コンサートの詳細、チラシのPDFはこちらから。
https://www.hirasaoffice06.com/concerts/view/576
「ぴあ」のサイト「poco a poco」には、このコンサートについて取材していただいた記事も載っています。
https://fan.pia.jp/piaclafan/news/detail/420/
京都では、平日昼の方の公演が人気なのですが、東京ではどうでしょう。
お友達なども誘っていただけると嬉しいです!
京都でのシリーズ「通崎睦美コンサート 今、甦る!木琴デイズ vo.22」のチケットも発売開始となりました。それにしても、谷本さんのデザインは、すごい!素敵です!
こちらは、古楽鍵盤奏者の上尾直毅さんをゲストに迎えてのコンサート。
珍しい楽器がいろいろ登場しますので、お楽しみに!
明後日から、仙台です。
「仙台クラシックフェスティバル」で、2公演。
私が演奏するのは、小さな会場のようで、早々に完売となっています。小さな会場でも完売は嬉しいですね。ありがとうございます。
今日は栗赤飯を食べました。秋です! 仙台では、何を食べよう(笑)