『谷崎潤一郎文学の着物を見る』
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ありそうでなかった本が出ました。
大野らふ+中村圭子編著『谷崎潤一郎文学の着物を見る』(河出書房新社)。
大野らふさんは、スタイリスト、ライターとしても活躍しておられる、アンティーク着物店「Ponia-pon」の店主。2003年に着物店を始められる前からの知り合いで、当時から古着の師匠、菅野さんの「兄弟弟子」ということで、親しくさせていただいておりました。
ライター・大野さんの取材をうけたこともあったなあ、と書棚を探してみると出てきました。
2002年のことでした。
最近、考えてみれば10年以上前、ということがよくあります。どうも、この時代の印象が強いようですが、今はあまりこういう格好はしておりません(笑)
さて、上記の大野さんの本。まだ手に取ったばかりですが、とっても面白そうです。
写真や挿絵など、図版が豊富。着物が1つのテーマではありますが、そこに偏りすぎていないので、特に着物には興味の無い文学好きの方にもお薦めできます。現在開催中、東京の弥生美術館での展覧会に合わせて作られた本なんですね。展覧会は、6月26日まで。
http://www.yayoi-yumeji-museum.jp
話題がとびますが、うちの木琴を弾く「M坊」に友達が出来ました。
Mika Stoltzmanさん、メキシコ演奏旅行のおみやげ「マリンバを弾く骸骨」。骸骨の人相が破壊力抜群ですが(笑)底知れぬ魔除けパワーがありそうです!