早、5年。
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鬼門に植わっている南天。
そろそろ剪定しないと!と思って1週間ほど経ってしまいました。
爆発!勢いが凄いです。
お隣の白い壁を隠す役目も担っているので、上品に刈り込むわけにもいきません。
なので、自分でやっています。剪定とはいえない「植木のサンパツ」(笑)
連日、熊本地震被災地の映像を観ているせいか、出たばかりの芽を摘むのが心苦しいです。
自宅の向かいに、倉庫としての小さな家を手に入れリノヴェーション。その記録を一冊の本『天使突抜367』にまとめ、上梓したのは2011年3月。
東日本大震災で多くの方々、そして家屋が被災している様子をみて、なんともいえない複雑な気持ちになったことを思い出します。
早、5年。
きれいに片付いたはずの倉庫ですが、また一杯になってきました。
当初なかった楽器。
手前から
Deagan Super Lite-wate Xylophone No.834
Leedy Solo-Tone Monarch Marimba-Xylophone No.316
Deagan Artists’ Special Xylophone No.266
真ん中の楽器は、低音部がマリンバ、中・高音部が木琴という珍しい楽器です。
同業者に「珍しい楽器があるから、どうぞ観にきてね!」と話してもなかなか来てもらえないのですが(笑)昨秋、アメリカから名調律師、Willam Youhassさんがお越しくださいました。ビルさんは、フォール・クリークという鍵盤打楽器専門店のオーナーでしたが、今は若手に譲ってセミリタイア。元打楽器奏者であり、大学でも教えておられたという経歴の持ち主、ヴィンテージ楽器のリストアラー(修復師というのかな)としても、第一人者です。
先の写真、一番奥の楽器はフォールクリークで購入したもの。購入時からちょっと気になるところがありました。メールのやりとりではなかなか意思の疎通がむずかしかったのですが、実際にうちに来ていただき、いろいろなことが一気に解決。1つ、問題のあった鍵盤は、アメリカで造り直して送ってくださいました。先日届いたのですが、音を出す前から良い音が鳴ることが確信できる!という風格のあるもので感動しました。もちろん、実際の音は素晴らしかった。Billさんありがとう。
紹介してくださった、そして私の冗談かというくらい苦手な英語をフォローしてくださった木村百合香さんにも、ありがとう!
そうそう、調律用具が足りなくて、突然呼び出された黄瀬さん。
Billさんも絶賛の調律用具を、即席で製作。
世界に通用する黄瀬さん、でした(笑)
あらためて、多くの素晴らしいみなさんに扶けていただいているなあ、と実感。
いい音が出せるよう、がんばります!