日記

瀬戸内寂聴「ノーベル賞のこと」

日経新聞に連載を書くようになって、同じような文字数のコラムやエッセイが妙に気になります(笑)地元、京都新聞には平日夕刊に「現代のことば」、日曜朝刊には「天眼」というコーナーがあって、これはなかなかハズレがない。

今日瀬戸内寂聴さんがお書きになっていた「ノーベル賞のこと」も面白かった。

川端康成ノーベル賞発表の朝、同じアパートを仕事場にしていた円地文子さんに「こういう時、吾々はすぐにお祝いに駆けつけるのが礼儀です」と着替えを命ぜられ、二人で鎌倉の川端邸に駆けつけた。そこに三島由紀夫が現れた話。

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この話は、後に三島由紀夫の弟さんに「ノーベル賞を兄が貰っていたら、兄も川端さんも死んではいなかったと思います」といわれたことがショックで忘れられない、と締めくくられています。話の端々、なんとなく知っているようなことではありますが、その場におられた瀬戸内さんがご自身を主体にお書きになると、やはりせまってくるものがあります。さすがでございます。

 

さてさて、日経新聞の連載も全22回、無事に折り返しました。まだ12回、もう12回?!という感じですが、まだ書く話題には困っていない!

いかに、自分の周りに面白い方がいらっしゃるか、ということでしょうか。父など、緊急入院してまで、ネタを提供してくれましたから(笑)登場してくださったみなさま、ありがとうございます!

 

 

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木の音が踊る午後 通崎睦美、木琴の世界
刈谷市総合文化センター 小ホール
11/3日 (月・祝) 13:30開場 / 14:00開演
全席自由 500円 / 会場窓口、オンラインにてチケット発売中

通崎睦美の木琴日和
気仙沼市民会館(大ホール)
9/20日 (土) 13:30開場 / 14:00開演
全席自由 大人1,000円(当日1,500円)/ 高校生以下無料 / 会場、宮脇書店他でチケット発売中

通崎睦美の木琴日和 子どもミニコンサート
気仙沼市民会館(中ホール)
9/20日 (土) 13:30開場 / 14:00開演
入場無料(先着50組)

通崎睦美リサイタル バッハとエノケン
サントリーホール ブルーローズ(小ホール)
10/30日 (木) 13:30開場 / 14:00開演
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太白区文化センター|展示ホール(F)
[44] 10/4(土)開演13:00
[70] 10/5(日)開演15:30
一般1,500円(18才以下800円)
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