日記

天使突抜考

うちの家の住所は「天使突抜一丁目」です。これはこの10年ほどですっかり有名になりました(笑)

京都には「突抜(つきぬけ)」がつく住所が30近くあるので、それ自体はめずらしくないのですが「天使突抜」っていうのが、かなりユニークですね。

これまで私は、自分なりに『京町鑑』(1762)や『京羽二重』(1685)に目を通したりして、豊臣秀吉が京都の都市改造の際に、うちの近所の五條天神宮(元の名前が「天使社」)を突き抜けて作った道なので「天使突抜」といわれるようになった、そんな説明でいいのかな、と思っていました。

ところが、今度NHK-BSの番組でそのあたりのお話しをすることになり、制作の方と話していると、豊臣秀吉より前からある、という説があるとか?!今、その論文『「突抜」考:歴史地理学的資料批判』足利健亮(1981)を読んでます。

おそらく、番組の中でこれに関することは一言なんですが、NHKの台本通りではなく、やはり自分の知識として、きちんと知っておきたいと思うので…と真面目なワタシ(笑)

それはさておき、部屋が泥棒に入られたみたいになっています…

来週収録なんですが、家のあたりを歩くだけなので、あまりがんばっておしゃれしましたって感じは格好悪いし、かといって、いつも着ているのだと「また、あれか」と言われそう(笑)放送は11月なので秋らしいのがいいですね。

箪笥の中を見ていると、秋らしい色の着物が一枚。ボタンみたい!ボタンと言えば戸矢崎さんですが、戸矢崎さんのデザインじゃなくて、昭和のはじめの着物です!かわいいけど、着るといまいち沈んじゃうんですよね。いろいろと悩ましい問題が次から次へ(笑)

 

 

木琴の風・春の声 フルート・ピアノと共に
高槻市生涯学習センター 2F多目的ホール
1/12(祝・月) 13:20開場 14:00開演
大人 3,000円 / 子ども 1,500円(小中学生)
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木琴 meets チェンバロ 2
11/15(土) Music Lab. 48番館サロン / 午前 10:30開場 11:00開演 / 午後 14:30開場 15:00開演
全席自由 4,000円(各回定員30名・要予約)
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今、甦る!木琴デイズ vol.22 「古楽器の音色に魅せられて」
12/6(土) 京都文化博物館別館ホール / 午前 11:00開場 11:30開演 / 午後 15:00開場 15:30開演
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