日記

昔のプログラム、宅孝二、井口基成…

古書店やオークションを利用して、平岡養一の古い資料を集める中で「もれなく付いてきた!」ものの中に、面白いものがあります。

例えば、昭和9年、宅孝二のピアノリサイタルのプログラム。

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ヒラオカのコンサートを見ていても思うのですが、当時のリサイタルは、オーケストラ伴奏が多かったようです。

これは、モーツァルトのコンチェルトを弾いて、次にオーケストラだけでラヴェル「死せる王女のための孔雀の舞」。孔雀の舞い?! 現在は「亡き王女のためのパヴァーヌ」と訳されていますね(笑)そして、オケとフォーレ「バラード」リスト「ハンガリア幻想曲」と続きます。

彩り鮮やか、宅孝二さんオトコマエ、「ヱビスビール」の広告もいいですね(笑)入場料一〜三円です。

それから、ピアニスト井口基成さんのプログラムも。

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こちらはちょっと渋めですが、漢字の字体がステキ。

エラールのピアノが使われているようです。

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こちらは、戦後ですが、よく見るとピアノが高木東六さんですね。

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『木琴デイズ』には、章扉以外写真を入れていないので、いずれ、このような楽しい写真満載の本を出してみたいですね。

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今、甦る!木琴デイズ vol.22 「古楽器の音色に魅せられて」
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