トークイベントなど。
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昨夜は、年内で引退を表明されている指揮者・井上道義さん、公演前夜のトークイベントで、聞き手役を務めました。
1990年から8年間京都市交響楽団の音楽監督、常任指揮者を務められた道義さんは、京都の音楽ファンにとって、大変親しみのある指揮者のお一人。長く聴いておられる京都のファンから、「追っかけ」らしき方まで、和やかな雰囲気の会場でした。
道義さんのエッセイにも登場するので有名な話かと思っていたのですが、かつて道義さんが新進党の候補として京都市長選への出馬を考えられた話が、皆さんの印象に残ったようです。(小池百合子さんとのやりとりはこのトークならではだったのでは!)現在の京響指揮者、沖澤のどかさんを見いだされた時の話、ハイドンやモーツァルトの演奏に関する考えも興味深いものでした。個人的には「ツウザキは人生が肥大化することを拒否している。だからマリンバよりも木琴」という道義さんの分析に、言葉にすればそういうことか、と納得。
音楽観、人生観、ところどころをかいつまみ、奥行きをもってお話しいただけたかなと思います。
(写真は、お客様の許可を得ているものです)
明日は、「種谷睦子マリンバ75年の軌跡」いずみホールのステージで、種谷さんにインタビュー。また違った難しさがありそうですが、頭を切り替えてまいります。まずは、いずみホール朝9時集合に遅刻しないように行かなければ!
あっという間に1週間が経ちますが、和歌山県立図書館でのコンサート/資料展示も、よい時間となりました。企画にたずわっておられる岩橋和廣さんのノリのよい仕切りで、何かとスムースに運び助かりました。
お客様は、本当に熱心に聴いてくださいました。アンコールでは、この施設のセンター長・湯川徳之さん(大音ピアノ科卒)に伴奏でご登場いただき、大いに盛り上がりました。
これまでからスタッフとして手伝ったくれているののちゃん。車を手に入れて今回は、楽器運搬のデビュー。運搬から、ステマネ、譜めくりまで、なかなかの重労働ですが、しっかりこなしてくれて有り難い限りでした。
お土産に用意してくださった小鯛の笹寿司と、
和歌山の地ビール。
美味しくいただきました。
さて、先日出かけた、日本上陸60年を記念したグッチの展覧会。
意外なものがかわいかった。
観に来ている若い人達のファッション・チェックも楽しいものでした。
まもなく12月。
今年最後の月の仕事は、1日、こもれび書店でのトークイベントから始まります。
よくしゃべりますね(笑)