テーブルアートの世界
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小説家・田口ランディさんからご案内をいただき、現在京都高島屋で開催中の「今田美奈子お菓子とテーブルアート 華麗なる薔薇のおもてなし」展を観てきました。チラシからの情報だと、どうやら「お姫さま系」。どうも自分のキャラとは違うなあと思いつつ(笑)今田美奈子さんは、ランディさんのテーブル・マナーの先生。とてもチャーミングで素敵な方だとうかがい、とにかく出かけてみました。
なんでも、自分の目でみてみないとわかりませんね!
作者の銘が入った1750年代のコーヒー碗皿(セーブル窯・フランス)、たくさんのボンボニエールや銀器など、素晴らしいコレクションを楽しむことができました。一番感激したのは、陶器で作られた「恋文入れ」かな。スケールの大きな展示とうかがっていたのですが、ただただ細部を観ているだけで、閉店時間がきてしまいました。あっ、今田美奈子さんは1935年生まれ、私の愛器と同じ生年でした!
ところで、少し前に手に入れたランディさんの最新刊『いま幸せになっちゃえ!』(晶文社)。ご自身のお嬢さんにむけてつぶやかれたtwitter上の言葉をまとめた本です。「心のもちよう」に通じる本を読むのは、これもキャラとは違うなあと照れつつ手にしていたものです。
たしかに!
だから、こういうことなんですね。
こちらは、私も実践をすすめることです。
言葉の力はいうまでもないですが、本文の文字色、レイアウトなど隅々まで押しつけがましくないよう軽やかにデザインされているので、素直に読めるのかもしれません。
で、今日は最後に桜を1つ。
ヨーロッパスタイルの豪華なテーブル・アートを観た後ですが、家に帰るとやはり引き算系になってしまいますね(笑)
左京区「とま屋」のきんとん。