日記

山本亡羊読書室

我が地元の京都新聞では、時々「全国紙だとこれは絶対一面に載らないよな」という記事が、華々しく一面のトップを飾ることがあります。

それが、事件や事故ではなく「金閣寺に雪が積もってきれいです」というような記事だと、とってもほのぼのとした気分になります。

今日の朝刊は、うちの近所の山本さんのお宅の土蔵から重文級の史料がざくざく出てきた、という記事でした。これはさすがに、全国紙でもどこかで取りあげられているのではないかと思いますが…(笑)分析に、10年はかかるそうです。

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徳川慶喜が江戸攻撃中止を求めた直筆哀訴状や、源氏物語の写本(13世紀)などは、素人がきいてもお宝間違いなし!と思える史料ですね。2011年から、松田清京都外大教授によって調査が始められ、現在仮目録ができているようです。

いやあ、松田先生、大変なお仕事だけれど、楽しかっただろうな。レヴェルは違いますが「ボロボロの紙に包まれた大正時代の古着が旧家から蔵出しされ、袖も通さずまっさらな状態で顔を出す」という場面を知っているので、蔵からまさに「掘り出された」松田先生の興奮を想像するだけで、ついつい興奮してしまいます!長年のホコリは、軍手をしていても爪の奥まで真っ黒になるんですよね〜

うちから徒歩スグのここのお宅は、子どもの頃から気になっていました。拙著『天使突抜一丁目』でも、ふれています(笑)

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佇まいが素敵で、時々撮影にも使わせていただいておりました!

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マリンバの生徒・満永小百合ちゃんにモデルになってもらった時も、ここで撮影したな、と思い出しました(『同朋』真宗大谷派発行・2003)。今は天国の住人になってしまった小百合ちゃん、高校2年生の頃。懐かしく思い出しました。

 

いまいち、まとまりに欠ける本日のブログですが… 久しぶりに、頑張り屋さんだった小百合ちゃんの写真をみると、練習しなければ!と思えてきましたので、これで終わります!

 

 

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