リサイタルが終わりました。
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10月30日、サントリーホールブルーローズでのリサイタルが終わりました。
自分がやりたいと思っていたことが、8割方達成できた演奏会でした。
特に一番練習に時間をさいた「楽譜をなぞるだけなら初見で弾けるハイドン」については、「ハイドンがよかった」というお声をたくさんいただき、嬉しいことでした。
ピアノの松園洋二さんには、音楽の土台の部分をしっかり支えていただき感謝しかありません。
終演後、譜めくりのスペシャリスト神崎さんと三人で。

この衣裳は、よい発色の生地を買ってきて、縫製をしていただく田中英美さんと、どこかエノケンを意識しつつ、あーでもない、こーでもないと考えて作ったものです。
第1部は、以前千本木晴さんに作ってもらったものをリメイクしました。
松園さんは、亡父のイッセイミヤケのシャツを制服のように着てくださっています。

会場には、あれっ、戸矢崎さん。
父の形見のポール・スミスのシャツを着て、聴きに来てくださっていました。
皆さんの愛のあふれる応援、有り難いことでした。

今回は、キッコーマン株式会社の広告協賛をいただきました。そのわけは、当日のパンフレットに(そのうち、公開します)広告のみならず、お土産用の協賛品も!

私が「有機しょうゆ」を使っているとお伝えしたところ、ちゃーんと「有機しょうゆ」をご用意くださいました。皆さん、とっても喜んでくださいました。キッコーマンさんの「神対応」に感動。
橋本五郎さんからのお花も嬉しいです!
嬉しいといえば、昨年末に指揮者を引退された井上道義さんが来てくださいました。
道義さんは、世間一般の評価に関わらず、ご自身の美意識で「良いものは良い、よくないものはよくない」とはっきりおっしゃいます。その美意識を信頼している私にとっては、とてもコワイお客さま。
今回は、アンコールまで楽しんでくださったようで、とっても嬉しかったです!
ブログでもご紹介くださいました。
それにしても「仲道・通崎・高市」(笑)
木琴がなかったら、自分の人生は全くつまらないものに終わっていただろうと思います。
道義さんは、20年前、私に木琴を勧めてくださった恩人、です。
写真は、仲良し、にしか見えませんが(笑)

平岡養一さんご親族をはじめ、ご来聴くださった皆々さまにも心からお礼申し上げます。ありがとうございました。













