日記

道義さんと。

昨日、西宮音楽協会30周年記念の催し、井上道義さんの講演(私は、お話の聞き手、そしてちょっと演奏)が終わりました。

講演の中でもご自身がお話されていましたが、道義さんは永遠の少年「14歳!」

私も、台本のあることはキライ、人の言われる通りはやりたくない、というタイプですが、遙かにそのスケールを上回る道義さんといると、つい「16歳」の世話焼きお姉さん、みたいになってしまいます(笑)

「道義くん、起きて!」みたいな。

トークは、台本を書いて進行される方からすると、100分の1くらいの打ち合わせでしたが、子どもの頃のことを始めとするご家族のプライヴェートなお話、指揮に関することはもとより、米国と北朝鮮の話題まで、幅広くうかがうことができました。

素敵なアンティークのテーブルと椅子は、会員の方の私物。わざわざ持ち込んでくださったものです。

中咽頭癌、放射線治療の影響で声が出づらい道義さんのサポート(=休憩)の意味合いも兼ねて、小さな木琴、そして小さなマリンバ(Deagan Xylorimba No.730)の音色もお聴きいただきました。

道義さんとは、サン・サーンスの「白鳥」を演奏。

「リハーサルしなくていいの?」「うん、いらない」とおっしゃるので、ぶっつけ本番でした(笑)リハーサルするとお互いの手の内がわかるから楽しくない、という感じでしょうか。やさしい曲ではありますが、瞬間瞬間の音楽で通じ合えるのは、本当に幸せなこと、でした。

思いがけないマリンバ奏者の仲間や、京芸時代の後輩、知り合いの新聞記者さん達、そしてこの日演奏した「鳥ノ遊ビ」の作曲者、平野一郎さんも聴きに来てくださいました。

「鳥ノ遊ビ」については、10分以上の現代曲を演奏する機会が作れず、委嘱したものの、まだ全曲初演ができていません。(ごめんね、平野くん)でも、寝かしておくよりはよいかなと、抜粋での再演率高し!この秋の「今、甦る!木琴デイズvol.10」でも、お聴きいただく予定です。

久しぶりの神戸。

サンドウィッチにも「阪神間」を感じました。

よくテレビで紹介される、アレですね。西宮音楽協会のみなさんお世話になりました。

聴きにきてくださったみなさん、ありがとうございました!

楽曲を読む - 演奏家は問いかける
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