日記

緋国民楽派の演奏会/大石順教尼

今日は、10月30日「緋国民楽派 第13回作品演奏会」(すみだトリフォニーホール)で演奏する、萩京子作曲『「ユンヌ・ヴィ」〜大石順教尼の短歌による』の練習。

「ユンヌ・ヴィ」は、大石順教尼作の和歌を歌詞に、その人生を追ったバリトンとマリンバのための作品。大石順教(1888~1968)は、17歳の時養父がおこした「堀江六人斬事件」の巻き添えとなり両腕を失うも、口で筆をとり書画の勉強をはじめ、やがてその世界で認められるようになります。

後年、得度し菩薩行に一身を捧げた人生を書いた、このような本も出ています。

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萩さんの作品は、絶望の中にも決して光を失わない順教の精神がそこはかとなく聴こえてくる、やさしくも力強い音楽です。

今回共演するバリトンの大石哲史さんは、なんとこの大石順教のお孫さんにあたります。

「うちのばあちゃんの和歌が曲になりました。是非ご来聴ください」と語る大石さん(笑)

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私はもう一曲新曲初演を。こちらは、まだこれから譜面が届くもよう。譜面が届くまでは余裕ですが、いつから顔色が変わるでしょう(笑)その他、寺嶋陸也さん、吉川和夫さんと手練れの新作に加え、林光作品。聴き応えのある一夜になることと思います。

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チケットはこちらへのメールでも手配できますので、お気軽にメールください。

info@tsuuzakimutumi.com

週末は姉の誕生日で、祇園の「らく山」へ。

秋の味覚の数々を楽しみました。

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食欲の秋と芸術の秋、両輪でがんばります!

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