日記

先週末の講演

先週末は、司馬遼太郎記念館で講演をしました。

講演内容は、特に司馬遼太郎と関係がなくてもよい、と言われたのですが「ああ、そうですか、わかりました」と言えない、悲しい性(笑)

平野一郎『鳥ノ遊ビ』の一部初演ほか、木琴演奏をはさみながら、1907年生まれの平岡養一と、1906年生まれの須田剋太(司馬遼太郎『街道をゆく』の挿絵画担当)の芸術家人生を比較し、そこに司馬遼太郎を絡ませるという、かなりアクロバティックな(笑)内容となりました。

須田剋太・小磯良平両画伯の「通崎睦美像」。そしてモデルになった際に着用していた着物実物。さらに、その着物を着用しているこんな写真等々も展示しました。

私は「いつも楽しそう」と言われ、つい抵抗したくなりますが、この写真を見ていると、そう言われても仕方がないなあと思います。3つ子の魂100まで(笑)

私の計画が「ほぼ当日発表」だったため(直前まで真剣に考えていたもので….)講演担当の学芸員、金成さんは不安に思っておられた様子ですが(笑)当日は、展示からPCの接続まで、完璧なフォローをしてくださり、おかげさまでスムースに事が運びました!

この2人の明治生まれの芸術家を語るのに「第2次世界大戦中の在り方」の話題は避けて通れません。決して他人事ではない昨今の時世が恐ろしいです。

人前で話しする仕事は、改めていろいろ勉強したり、考えたりできるの機会なので、私にとっても有り難いです。

司馬遼太郎記念館館長・上村洋行さんと副館長である奥さま、記念館会誌「遼」編集委員の西嶋大美氏と。

楽曲を読む - 演奏家は問いかける
たちばな教養学校 Ukon 第三期授業
9月7日(土)14:00 - 15:30|QUESTION 7F

通崎睦美コンサート 今、甦る!木琴デイズ vol.20
「古今東西 木琴傑作集」
5月31日(金)14:00開演 / 18:30開演
京都文化博物館 別館ホール

通崎睦美 木琴日和〜ギターと共に
4月27日(土)13:30開場 14:00開演
文化パルク城陽 チケット発売中

最新著書『天使突抜おぼえ帖』発売中

最新著書『天使突抜おぼえ帖』好評発売中

通崎睦美 最新著書

『天使突抜おぼえ帖』

集英社インターナショナルより
好評発売中

Amazonで購入

ニュースレター登録